JP6980337B2 - 吸着式冷凍システム、および吸着式冷凍システムを備える車両用の空調装置 - Google Patents
吸着式冷凍システム、および吸着式冷凍システムを備える車両用の空調装置 Download PDFInfo
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Description
温度に応じて冷媒の吸着/脱着が可能な吸着材が内部に設けられた複数の吸着器と、
前記吸着材から脱着した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮により液化した前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、を有する吸着式冷凍システム
であって、
前記複数の吸着器は、水平方向に並べて配置されていると共に、
前記凝縮器と前記蒸発器は、重力方向における前記複数の吸着器の下方に配置されてお
り、
前記重力方向から見て前記凝縮器と前記蒸発器は、前記複数の吸着器を、当該複数の吸
着器の並び方向に横切る向きで設けられており、
前記凝縮器と前記蒸発器は、前記並び方向における一方の端に位置する吸着器から、他
方の端に位置する吸着器まで及ぶ範囲に少なくとも設けられており、
前記複数の吸着器の各々では、
前記重力方向から見て前記蒸発器と重なる領域に、前記蒸発器と前記吸着器とを1対1で接続する第1接続管が接続されていると共に、
前記重力方向から見て前記凝縮器と重なる領域に、前記凝縮器と前記吸着器とを1対1で接続する第2接続管が接続されており、
前記凝縮器と前記蒸発器とを接続する第3接続管が、前記凝縮器と前記蒸発器から見て、前記複数の吸着器とは反対側に設けられていることを特徴とする吸着式冷凍システムとした。
図1は、本実施形態にかかる吸着式冷凍システム2を備える車両用の空調装置1の概略図である。図1の(a)は、吸着式冷凍システム2を通常冷房モードで使用している場合の冷媒M1や、熱交換媒体M2、M3、M4の流れを説明する図であり、図1の(b)は、空調装置1が備える制御装置9を説明する図である。
なお、図1の(a)では、吸着器5の吸着コア51に保持された吸着材Sを一部のみ示している。
流路R1を通流する空気Airのうち、ヒータコア12を通過する空気Airは、ヒータコア12内での熱交換媒体M3との熱交換により加熱される。
また、クーラコア11を通過する空気Airは、クーラコア11内での熱交換媒体M4との熱交換により冷却される。
接続管21A、21Bには、それぞれ専用の開閉弁22A、22Bが設けられており、制御装置9による開閉弁22A、22Bの開閉操作により、エバポレータ3と吸着器5A、5Bとの連通/遮断が切り替えられる。
接続管23A、23Bには、それぞれ専用の開閉弁24A、24Bが設けられており、制御装置9による開閉弁24A、24Bの開閉操作により、コンデンサ4と吸着器5A、5Bとの連通/遮断が切り替えられる。
吸着器5では、吸着コア51の内部を、循環路6側から供給された冷却用の熱交換媒体M2と、循環路7側から供給された加熱用の熱交換媒体M3のうちの一方が通流する。
そのため、吸着器5(5A、5B)の吸着コア51の上流側と下流側には、各吸着器5(5A、5B)の吸着コア51の接続先を、循環路6と循環路7との間で切り替える切替弁81、82が設けられている。
また、吸着コア51が、加熱用の熱交換媒体M3が通流する循環路7に接続されると、吸着コア51で保持された吸着材Sは、吸着コア51を通流する加熱用の熱交換媒体M3との熱交換で加熱される。
そして、コンデンサ4に供給された気体状の冷媒M1は、コンデンサ4のコア4aを通流する熱交換媒体M2との熱交換で冷却されて、気体状態から液体状態に凝縮する。
この連絡路25は、コンデンサ4のコア4aを収容する容器45の底と、エバポレータ3のコア3aを収容する容器35の底に接続されている。
連絡路25の途中には、冷媒M1を減圧する膨張弁26が設けられており、膨張弁で減圧された低温低圧の冷媒M1は、エバポレータ3に再び供給されて、エバポレータ3内で蒸発するようになっている。
そして、エバポレータ3と吸着器5(5A、5B)とを接続する接続管21(21A、21B)と、吸着器5(5A、5B)とコンデンサ4とを接続する接続管23(23A、、23B)と、コンデンサ4とエバポレータ3とを連絡させる連絡路25と、から冷媒M1の循環路を形成している。
そして、この循環路に沿って吸着式冷凍システム2(吸着式冷凍サイクル)が形成されている。
る。
そのため、熱交換器60での熱交換で冷却された熱交換媒体M2が、循環路6を通って吸着器5(5A、5B)側に供給される。
このバイパス路61は、循環路6におけるコンデンサ4の下流側と、循環路6における切替弁82の下流側とに、切替弁85、86を介して接続されている。
そのため、吸着器5(5A、5B)の吸着コア51に、冷却用の熱交換媒体M2を供給する必要がない場合には、制御装置9が切替弁85、86を操作して、コンデンサ4を通過した熱交換媒体M2を、吸着器5(5A、5B)側に供給させずに、熱交換器60側に循環させる。
そのため、エンジンENGの排熱で加熱された高温の熱交換媒体M3が、循環路7を通って、吸着器5(5A、5B)側に供給されるようになっている。
この排熱回収器16では、循環路7を通流する熱交換媒体M3と、排気ガス管15から排出される高温の排気ガスとの熱交換により、熱交換媒体M3の加熱が行えるようになっている。
この流路72には、熱交換器70(ラジエータ)と、図示しないポンプと、が設けられている。そして、吸着器5(5A、5B)側に熱交換媒体M3を供給する必要がない場合には、制御装置9が切替弁87、88を操作して、熱交換媒体M3を流路72側のみ通流させる。
制御装置9が切替弁83、84を操作して、切替弁81側から供給された熱交換媒体の供給先を、バイパス路71に切り替えると、供給された熱交換媒体が、吸着器5Bを通らずに、切替弁82側に到達するようになっている。
図2の(a)は、吸着式冷凍システム2の構成要素である吸着器5(5A、5B)と、エバポレータ3と、コンデンサ4との配置を説明する斜視図であり、(b)は、分解斜視図である。
図3は、吸着式冷凍システム2の各構成要素の配置を説明する図であって、図2の(a)における面Aに沿って、吸着器5Bと、エバポレータ3と、コンデンサ4とを切断した断面図である。
図4は、吸着式冷凍システム2の各構成要素の配置を説明する図である。図4の(a)は、図3におけるA−A断面図であり、図4の(b)は、図3におけるB−B断面図である。なお、図4の(a)では、吸着器5Aにおいて、エバポレータ3で蒸発させた気体状の冷媒M1を吸着材Sに吸着させる吸着工程を実施しており、図4の(b)では、吸着器5Bにおいて、吸着材Sに吸着された冷媒M1を、吸着材Sから脱着させる脱着工程を実施している。
この容器55は、吸着コア51を囲む周壁部56と、この周壁部56の長手方向の一端を封止する第1壁部57と、他端を封止する第2壁部58と、を有している。
これら導入管510と排出管511は、長手方向の一端510a、511aが封止された管状部材であり、長手方向の他端510b、511b側は、第1壁部57を貫通して、容器55の外部に位置している。
そして、通流管512、512と、伝熱フィン513との間には、吸着材Sが充填されている。
これら接続口562a、562bは、容器55の長手方向(図3における左右方向)に間隔をあけて設けられており、本実施形態では、第1壁部57と第2壁部58の近傍にそれぞれ開口している。
そして、これらエバポレータ3とコンデンサ4は、吸着器5A、5Bの並び方向(図4における左右方向)に沿う向きで、それぞれ設けられている。
エバポレータ3とコンデンサ4は、コア3aから延びる配管31、32と、コア4aから延びる配管41、42を、それぞれ同じ方向に向けて配置されている。
これら配管31、32と、配管41、42は、吸着器5の並び方向(図5における左右方向)に沿って、吸着器5Bから離れる方向に引き出されている。
さらに、コンデンサ4と重なる領域に、接続管23A、23Bとの接続口562b、562bが開口している。
エバポレータ3では、接続口562a、562aの直下の位置に、接続管21A、21Bとの接続口351、351が設けられている。
コンデンサ4では、接続口562b、562bの直下の位置に、接続管23A、23Bとの接続口451、451が設けられている。
そして、接続管21A、21B、23A、23Bの外周には、開閉弁22A、22B、24A、24Bの駆動装置(モータM)が付設されている。
さらに、モータMは、接続管21A、21B、23A、23Bにより、吸着器5(5A、5B)と、エバポレータ3およびコンデンサ4との間に形成された重力方向の隙間Sa(図3参照)内に配置されている。
エバポレータ3の容器35は、重力方向に所定高さh1で形成されており、コンデンサ4の容器45は、重力方向に所定高さh2で形成されている。
そのため、エバポレータ3とコンデンサ4とを、接続管21A、21B、23A、23Bを介して、吸着器5(5A、5B)に接続すると、エバポレータ3側の容器35の底壁352のほうが、コンデンサ4側の容器45の底壁452よりも下方に位置している。
(1)温度に応じて冷媒M1の吸着/脱着が可能な吸着材Sが内部に設けられた複数の吸着器5(5A、5B)と、
吸着材Sから脱着した冷媒M1を冷却して凝縮させるコンデンサ4(凝縮器)と、
凝縮により液化した冷媒M1を蒸発させるエバポレータ3(蒸発器)と、を有する吸着式冷凍システム2であって、
複数の吸着器5(5A、5B)は、水平方向に並べて配置されていると共に、
コンデンサ4とエバポレータ3は、重力方向(鉛直方向)における複数の吸着器5(5A、5B)の下方に配置されており、
重力方向から見てコンデンサ4とエバポレータ3は、複数の吸着器5(5A、5B)を、複数の吸着器5(5A、5B)の並び方向に横切る向きで設けられており、
コンデンサ4とエバポレータ3は、並び方向における一方の端に位置する吸着器5Aから、他方の端に位置する吸着器5Bまで及ぶ範囲に少なくとも設けられている構成とした。
これに対して、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)とが水平方向に離れて配置されていると、重力方向から見てコンデンサ4とエバポレータ3は、水平方向に並んだ複数の吸着器5(5A、5B)に重なる領域を持たずに配置される。
そのため、重力方向から見てコンデンサ4とエバポレータ3を、水平方向に並んだ複数の吸着器5(5A、5B)に重なる領域Rを持って配置することでコンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な水平方向の範囲を、重なる領域Rを持たずに配置した場合よりも、重なる領域Rの分だけ狭くできる。
これにより、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な水平方向の範囲が抑えられるので、吸着式冷凍システム2の小型化が可能になる。
(2)コンデンサ4とエバポレータ3は、水平方向に並んで配置されている。
これにより、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な空間の容積を減らすことが可能になり、吸着式冷凍システム2の小型化が可能になる。
(3)複数の吸着器5(5A、5B)の各々では、
重力方向から見てエバポレータ3と重なる領域に、エバポレータ3と吸着器5(5A、5B)とを1対1で接続する接続管21(21A、21B)(第1接続管)が接続されている。
重力方向から見てコンデンサ4と重なる領域に、コンデンサ4と吸着器5(5A、5B)とを1対1で接続する接続管23(23A、23B)(第2接続管)が接続されている。
これにより、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な水平方向の範囲が、接続管21(21A、21b)と接続管23(23A、23B)を設けるために広がることを好適に防止できる。
(4)接続管21(21A、21B)と接続管23(23A、23B)のうちの少なくとも接続管23(23A、23B)は、重力方向に沿う向きで設けられている。
また、吸着式冷凍システム2の停止時や、吸着器5(5A、5B)における脱着工程の終了時に、吸着器5(5A、5B)内に生じた液体状の冷媒(結露)や、接続管23(23A、23B)内に生じた液体状の冷媒(結露)を、液体状の冷媒の自重でコンデンサ4に戻すことができる。
そのため、結露している液体状の冷媒の気化のために、より多くの熱と時間が必要となるので、吸着工程の立ち上がりが遅れてしまう。
上記のように構成することで、吸着器5(5A、5B)内に結露した液体状の冷媒を、吸着器5(5A、5B)内から接続管23(23A、23B)内に自重で排出させることができるので、吸着工程の立ち上がりが遅れる事態の発生を好適に防止できる。
これにより、エバポレータ3やコンデンサ4への液体状の冷媒の戻りが良くなるので、エバポレータ3内に貯留させておく液体状の冷媒の総量を減らすことが可能になる。そうすると、エバポレータ3の容積をより小さくすることが可能となり、これにより、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な空間の容積を減らすことが可能になる。
(5)接続管21(21A、21B)と接続管23(23A、23B)は、長手方向の途中位置に開閉弁22(22A、22B)、24(23A、24B)を有する直線状の配管である。
接続管21(21A、21B)と接続管23(23A、23B)とにより、吸着器5(5A、5B)と、コンデンサ4およびエバポレータ3との間に、重力方向の隙間Saが形成されている。
開閉弁22(22A、22B)、24(23A、24B)の駆動装置であるモータMは、重力方向から見て複数の吸着器5(5A、5B)と重なる領域R内で、吸着器5(5A、5B)とコンデンサ4およびエバポレータ3との間の隙間Saに配置されている。
よって、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な水平方向の範囲や重力方向の範囲を広げることなく、モータMを配置できる。
(6)コンデンサ4の容器45の底壁452(下部)と、エバポレータ3の容器35の底壁352(下部)と、を接続する連絡路25(第3接続管)が設けられている。
連絡路25は、重力方向から見て複数の吸着器5(5A、5B)と重なる領域Rに設けられている。
コンデンサ4の容器45内の空間と、エバポレータ3の容器35内の空間とが、連絡路25を介して連絡可能である。
(7)連絡路25は、コンデンサ4とエバポレータ3から見て、複数の吸着器5(5A、5B)とは反対側に設けられている。
(8)吸着器5(5A、5B)は、吸着コア51を収容する容器55を有している。
容器55は、吸着コア51の外周を、間隔をあけて囲む周壁部56と、周壁部56の長手方向の一端を封止する第1壁部57と、周壁部56の長手方向の他端を封止する第2壁部58と、を有している。
吸着器5(5A、5B)では、吸着コア51から延びる熱交換媒体の導入管510と排出管511が、第1壁部57を容器55の長手方向に貫通して、吸着器5(5A、5B)の外部で熱交換媒体の切替弁81、82にそれぞれ接続されている。
コンデンサ4とエバポレータ3は、重力方向から見て、複数の吸着器5(5A、5B)と、吸着器5(5A、5B)の各々から延びる導入管510および排出管511とが位置する範囲と重なる領域R内に少なくとも設けられている。
よって、複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な水平方向の範囲を最大限利用して、コンデンサ4とエバポレータ3を設けることができる。
(9)重力方向から見て、コンデンサ4のコア4a(凝縮コア)を収容する容器45の長手方向と、エバポレータ3のコア3a(蒸発コア)を収容する容器35の長手方向とが、吸着器5の容器55の長手方向に対して交差、より好ましくは直交している。
これにより、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A、5B)の設置に必要な水平方向の範囲が抑えられるので、吸着式冷凍システム2の小型化が可能になる。
図6から図8は、変形例にかかる吸着式冷凍装置を説明する図である。
図6の(a)は、吸着式冷凍システム2Aの構成要素の配置を説明する図であって、吸着器5(5A、5B、5C、5D)と、エバポレータ3とを、接続管21の部分で切断した断面図である。図6の(b)は、各吸着器5(5A、5B、5C、5D)が、側壁部561を互いに接触させて配置された吸着式冷凍システム2Bの断面図である。
図7は、コンデンサ4とエバポレータ3とを連絡する連絡路25の配置が異なる吸着式冷凍システム2Cの断面図である。
例えば、図6の(a)に示すように、合計4つの吸着器5(5A、5B、5C、5D)を備える吸着式冷凍システム2Aとしても良い。
この場合には、2つの吸着器5(5B、5D)において、吸着材Sに冷媒M1を吸着させる吸着工程を行う一方で、残りの2つの吸着器5(5A、5C)において、吸着材Sから冷媒M1を脱着させる脱着工程と行うことができる。
これにより、エバポレータ3での冷媒M1の蒸発量を増やすことや、蒸発速度を速くすることができるので、冷却効率の向上が期待できる。
このように構成すると、重力方向から見て、複数の吸着器5(5A〜5D)と、エバポレータ3とコンデンサ4とが重なる領域Rを、より広く確保できる。
これにより、吸着器5の総数を増やした場合において、コンデンサ4とエバポレータ3と複数の吸着器5(5A〜5D)の設置に必要な水平方向の範囲が、水平方向に広くなりすぎることを好適に防止できる。よって、冷却効率を向上させつつ、吸着式冷凍システム2の小型化が可能になる。
そのため、図6の(b)に示すように、水平方向で隣接する吸着器5同士を、互いの側壁部561、561同士を接触させて設けた構成の吸着式冷凍システム2Bとしても良い。
(10)複数の吸着器5(5A〜5D)が、容器55を構成する周壁部56の側壁部561、561を互いに接触させた状態で、水平方向(並び方向)に並んでいる。
各吸着器5(5A〜5D)の吸着コア51は、当該吸着コア51を囲む周壁部56との間に間隔をあけて設けられている。
これにより、複数の吸着器5(5A〜5D)の並び方向の範囲をより狭くすることが可能であるので、エバポレータ3とコンデンサ4と複数の吸着器5(5A〜5D)の設置に必要な水平方向の範囲であって、複数の吸着器5(5A〜5D)の並び方向の範囲を抑えることができる。
よって、コンデンサ4とエバポレータ3と連絡する連絡路25を、コンデンサ4の下方に配置しつつ、エバポレータ3の高さh1とコンデンサ4の高さh2の差分の高さh3内に納めた吸着式冷凍システム2Cとしても良い。
このように構成すると、吸着式冷凍システム2Cの各構成要素を設ける際に、必要となる重力方向の範囲が広がることを、好適に防止できる。
これら吸着コア51(51A、51B)は、熱交換媒体の導入管510を、重力方向における下側、熱交換媒体の排出管511を、重力方向における上側に向けて、互いに平行に設けられている。
そのため、吸着コア51A側の導入管510から吸着コア51A内に導入された熱交換媒体は、吸着コア51Aを通過した後に、吸着コア51A側の排出管511から排出される。そして、吸着コア51A側の排出管511から排出された熱交換媒体は、連絡管515を通って、吸着コア51B側の導入管510に供給されて、吸着コア51B内に導入される。そして、吸着コア51Bを通過した後に、吸着コア51B側の排出管511から排出される。
これにより、2つよりも多く吸着器5を有している吸着式冷凍装置よりも、吸着式冷凍装置を小型化できる。
(11)吸着器5(5A、5B)が、それぞれ2つの吸着コア51(51A、51B)を有しており、切替弁81側から供給された熱交換媒体が、吸着コア51Aと吸着コア51Bとを順番に通って、切替弁82側に排出される。
よって、良好な吸着性能と脱着性能を発揮可能な吸着式冷凍装置を、吸着式冷凍装置の設置に必要が容積を抑えつつ提供でき、この吸着式冷凍装置を有する車両用の空調装置は、車両への搭載性に優れた空調装置となる。
よって、本願発明は、
(10)上記した構成の少なくとも1つの構成を備える吸着式冷凍システム2を備える車両用の空調装置1であって、エバポレータ3での冷媒M1の蒸発潜熱を用いて冷却した熱交換媒体M4により、空調用の空気Airを冷却する構成の空調装置1としても特定できる。
11 クーラコア
12 ヒータコア
13 循環路
16 排熱回収器
15 排気ガス管
2、2A、2B、2C、2D 吸着式冷凍システム
21(21A、21B) 接続管(第1接続管)
22(22A、22B) 開閉弁
23(23A、23B) 接続管(第2接続管)
24(24A、24B) 開閉弁
25 連絡路
26 膨張弁
3 エバポレータ(蒸発器)
3a コア(蒸発コア)
31、32 配管
35 容器
351 接続口
352 底壁
4 コンデンサ(凝縮器)
4a コア(凝縮コア)
41、42 配管
45 容器
451 接続口
452 底壁
5(5A、5B、5C、5D) 吸着器
51(51A、51B) 吸着コア
510 導入管
511 排出管
512 通流管
513 伝熱フィン
515 連絡管
55 容器
56 周壁部
561 側壁部
562 底壁部
562a 接続口
562b 接続口
563 上壁部
57 第1壁部
58 第2壁部
6 循環路
60 熱交換器
61 バイパス路
7 循環路
70 熱交換器
71 バイパス路
72 流路
81〜88 切替弁
9 制御装置
Air 空気
ENG エンジン
M モータ
M1 冷媒
M2 熱交換媒体
M3 熱交換媒体
M4 熱交換媒体
R 領域
R1 流路
S 吸着材
Sa 隙間
Claims (10)
- 温度に応じて冷媒の吸着/脱着が可能な吸着材が内部に設けられた複数の吸着器と、
前記吸着材から脱着した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮により液化した前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、を有する吸着式冷凍システムであって、
前記複数の吸着器は、水平方向に並べて配置されていると共に、
前記凝縮器と前記蒸発器は、重力方向における前記複数の吸着器の下方に配置されており、
前記重力方向から見て前記凝縮器と前記蒸発器は、前記複数の吸着器を、当該複数の吸着器の並び方向に横切る向きで設けられており、
前記凝縮器と前記蒸発器は、前記並び方向における一方の端に位置する吸着器から、他方の端に位置する吸着器まで及ぶ範囲に少なくとも設けられており、
前記複数の吸着器の各々では、
前記重力方向から見て前記蒸発器と重なる領域に、前記蒸発器と前記吸着器とを1対1で接続する第1接続管が接続されていると共に、
前記重力方向から見て前記凝縮器と重なる領域に、前記凝縮器と前記吸着器とを1対1で接続する第2接続管が接続されており、
前記凝縮器と前記蒸発器とを接続する第3接続管が、前記凝縮器と前記蒸発器から見て、前記複数の吸着器とは反対側に設けられていることを特徴とする吸着式冷凍システム。 - 温度に応じて冷媒の吸着/脱着が可能な吸着材が内部に設けられた複数の吸着器と、
前記吸着材から脱着した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、
前記凝縮により液化した前記冷媒を蒸発させる蒸発器と、を有する吸着式冷凍システムであって、
前記複数の吸着器は、水平方向に並べて配置されていると共に、
前記凝縮器と前記蒸発器は、重力方向における前記複数の吸着器の下方に配置されており、
前記重力方向から見て前記凝縮器と前記蒸発器は、前記複数の吸着器を、当該複数の吸着器の並び方向に横切る向きで設けられており、
前記凝縮器と前記蒸発器は、前記並び方向における一方の端に位置する吸着器から、他方の端に位置する吸着器まで及ぶ範囲に少なくとも設けられており、
前記蒸発器の前記重力方向の高さは、前記凝縮器の前記重力方向の高さよりも高くなっており、
前記凝縮器と前記蒸発器とを接続する第3接続管が、前記重力方向から見て前記複数の吸着器と重なる領域における前記凝縮器の下方で、前記蒸発器と前記凝縮器の前記重力方向の差分の高さ内に設けられていることを特徴とする吸着式冷凍システム。 - 前記凝縮器と前記蒸発器は、水平方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸着式冷凍システム。
- 前記複数の吸着器の各々では、
前記重力方向から見て前記蒸発器と重なる領域に、前記蒸発器と前記吸着器とを1対1で接続する第1接続管が接続されていると共に、
前記重力方向から見て前記凝縮器と重なる領域に、前記凝縮器と前記吸着器とを1対1で接続する第2接続管が接続されていることを特徴とする請求項2に記載の吸着式冷凍システム。 - 前記第1接続管と前記第2接続管のうちの少なくとも前記第2接続管は、前記重力方向に沿う向きで設けられていることを特徴とする請求項1または請求項4に記載の吸着式冷凍システム。
- 前記第1接続管と前記第2接続管は、長手方向の途中位置に開閉弁を有する直線状の配
管であり、
前記第1接続管と前記第2接続管とにより、前記複数の吸着器と、前記凝縮器および前記蒸発器との間に、前記重力方向の隙間が形成されており、
前記開閉弁の駆動装置は、前記重力方向から見て前記複数の吸着器と重なる領域内で、前記隙間に配置されていることを特徴とする請求項1、請求項4、請求項5のうちの何れか一項に記載の吸着式冷凍システム。 - 前記吸着器は、吸着コアを収容する容器を有しており、
前記容器は、
前記吸着コアの外周を、間隔をあけて囲む周壁部と、
前記周壁部の長手方向の一端を封止する第1壁部と、
前記周壁部の長手方向の他端を封止する第2壁部と、を有しており、
前記吸着器では、
前記吸着コアから延びる熱交換媒体の導入管と排出管が、前記第1壁部を前記長手方向
に貫通して、前記吸着器の外部で熱交換媒体の切替バルブにそれぞれ接続されており、
前記凝縮器と前記蒸発器は、前記重力方向から見て、前記複数の吸着器と、前記吸着器
の各々から延びる前記導入管および前記排出管とが位置する範囲と重なる領域内に少なく
とも設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸着式冷凍システ
ム。 - 前記複数の吸着器は、前記周壁部を互いに接触させた状態で、前記並び方向に並んでい
ることを特徴とする請求項7に記載の吸着式冷凍システム。 - 前記重力方向から見て、
前記凝縮器の凝縮コアを収容する容器の長手方向と、前記蒸発器の蒸発コアを収容する
容器の長手方向とが、前記吸着器の前記容器の長手方向に対して交差していることを特徴
とする請求項7または請求項8に記載の吸着式冷凍システム。 - 請求項1から請求項9の何れか一項に記載の吸着式冷凍システムを備える車両用の空調装置であって、
前記蒸発器での前記冷媒の蒸発潜熱を用いて空調空気を冷却する車両用の空調装置。
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JP2017096081A JP6980337B2 (ja) | 2017-05-12 | 2017-05-12 | 吸着式冷凍システム、および吸着式冷凍システムを備える車両用の空調装置 |
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JP2017096081A JP6980337B2 (ja) | 2017-05-12 | 2017-05-12 | 吸着式冷凍システム、および吸着式冷凍システムを備える車両用の空調装置 |
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JP2018194195A JP2018194195A (ja) | 2018-12-06 |
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2017
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