JP6979818B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
シートを搬送する搬送路を横切るように光を照射する発光手段と、
前記発光手段に対向して設けられ、前記光を反射する反射部材と、
前記反射部材からの反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段により受光された反射光の光量に基づきシートの有無を判定する判定手段と、
前記反射部材の反射率に基づき前記受光手段の受光ゲインを第一ゲインから第二ゲインへ増加させるゲイン制御手段と、
前記反射部材に対して空気を送る送風手段と、
プリントが終了してからの経過時間を計時する計時手段と、
を有し、
前記ゲイン制御手段は、前記経過時間が所定時間となったときに前記受光手段の受光ゲインを前記第二ゲインから前記第一ゲインへ低下させることを特徴とする画像形成装置を提供する。
図面を参照しながら、画像形成装置の一例として電子写真方式のカラーレーザビームプリンタが説明される。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、本発明に係る画像形成装置はカラーレーザビームプリンタのみに限定するものではなく、複写機、ファクシミリ等、他の画像形成装置であってもよい。
図1に示された画像形成装置100は本体に対して着脱自在なプロセスカートリッジ5Y,5M,5C,5Kを備えている。なお、参照番号に付与されているY,M,C,Kの文字はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー色を示しており、各色に共通する事項が説明される際には省略される。プロセスカートリッジ5はトナー容器23、感光体ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ3、クリーニング部材4、廃トナー容器24を有している。また、プロセスカートリッジ5は露光器7と共に画像形成部101を形成している。
図2(A)、図2(B)はシートセンサ31の斜視図である。図2(A)と図2(B)はシートセンサ31に対する視点が異なっている。なお、シートセンサ31の向きを理解しやすくするために方向を示す矢印x、y、zが付与されている。矢印zは画像形成装置100の高さ方向を示し、定着装置17におけるシートPの搬送方向と平行となっている。
図4はシートセンサ31の冷却機構の断面図である。図4において矢印は空気の流れを示している。排気ガイド39は冷却ユニット32から吹き出された空気を第一ガイド36へ誘導する。排気ガイド39と第一ガイド36は通風路40を形成している。図4が示すように、基板35は通風路40内に配置されている。また、第一ガイド36の第一部材41と発光部33との間には排気ガイド39から侵入してきた空気が通過するための隙間が設けられている。この隙間を通過する空気によって発光部33が冷却される。さらに、この隙間を通過した空気は、断面形状が台形となる遮光部材47の一部を構成する壁によって反射部材38へ誘導される。反射部材38に空気が送風されることで、反射部材38の反射面に紙くずなどが付着しにくくなる。また、低湿な空気が送風されることで反射部材38近傍の水蒸気が拡散し、結露を減少させやすくなる。このように、定着装置17の外部に配置された冷却ユニット32からの風を発光部33に導くことで発光部33を冷却するとともに、送風された空気によって反射部材38をクリーニングすることができる。
図5(A)は冷却ユニット32の駆動回路を示している。この駆動回路は降圧コンバータである。CPU26は冷却ユニット32を駆動するためにPWM信号を出力する。PWM信号は制限抵抗R1を介してトランジスタTr1のベースに入力される。PWM信号がHiレベルになるとトランジスタTr1はONする。トランジスタTr1がONすると、基準電圧Vccを抵抗R2、R3により分圧して生成された電圧がトランジスタTr2のベースに印加され、トランジスタTr2がONする。トランジスタTr2がONすると、基準電圧VccからトランジスタTr2およびコイルL1を介して電解コンデンサC1へチャージ電流が流れる。PWM信号がLowレベルになると、トランジスタTr1がオフとなり、それによってトランジスタTr2もオフする。これにより、コイルL1、電解コンデンサC1および回生ダイオードD1のルートで電流が流れる。PWM信号がON/OFFを繰り返すことでPWM信号のONデューティに応じた電圧が電解コンデンサC1の両端に生成される。この電圧は基準電圧Vccよりも低い電圧である。この電圧が冷却ユニット32にモータに印加され、モータが回転する。モータに印加される電圧に応じてモータの回転数が決定される。
反射部材38が結露すると反射率が低下し、受光部34での受光量が減少し、シートPの検知精度が低下する。そこで、受光量の減少分を考慮して、受光部34の受光ゲインを常に高い値に設定することが考えられる。これにより、反射部材38に結露が生じたり、紙くずが付着したりしても、受光部34はシートPの有無に応じた検知電圧を出力できるようになる。しかし、受光部34の受光ゲインを高く設定すると、画像形成装置100の近傍で発生したノイズの影響をフォトトランジスタTr4が受けやすくなる。つまり、ノイズによってフォトトランジスタTr4がオンしてしまい、CPU26への入力電圧がほぼ0Vになってしまう。よって、シートPが有るにも関わらず、CPU26はシートPが無いと誤って判定してしまう。したがって、CPU26は、反射部材38に結露が生じて受光量が低下していなければ受光ゲインを低くし、受光量が低下すれば受光ゲインを高くしてもよい。たとえば、シートPが無い条件において、CPU26は受光部34の受光ゲインを第一ゲインに設定し、シートPの検知を実行する。CPU26は入力ポートに入力された電圧が予め定められた閾値を超えていれば、受光量が低下したと判定する。
実施例2は実施例1を改良したものである。実施例2では第二ゲインG2の値が、加熱ローラ18の温度または加熱ローラ18に設けられたヒータ30の温度に応じて決定される。加熱ローラ18やヒータ30の温度は結露のしにくさの尺度となる。したがって、結露しにくい状況では受光部34の受光ゲインの値を低くすることで、より耐ノイズ性に優れたロバストなシート検知が実現される。
実施例3は実施例1の構成に発光部33の発光量を変更する構成が追加されている。実施例2の構成に発光部33の発光量を変更する構成が追加されてもよい。実施例3ではCPU26から発光部33に駆動信号としてPWM信号が出力される。受光部34の受光ゲインとともに、発光部33の発光量を変化させることで発光部33の劣化を軽減しつつ、耐ノイズ性の高いシート検知が実現される。
図12はCPU26が記憶装置60に記憶されている制御プログラムを実行することで実現する機能を示している。以下では図12を参照しながら上記の実施例から導かれる技術思想が説明される。なお、記憶装置60はRAMやROMなどのメモリを有しており、制御プログラム、変換式、変換テーブルおよび閾値などを保持している。
Claims (15)
- シートを搬送する搬送路を横切るように光を照射する発光手段と、
前記発光手段に対向して設けられ、前記光を反射する反射部材と、
前記反射部材からの反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段により受光された反射光の光量に基づきシートの有無を判定する判定手段と、
前記反射部材の反射率に基づき前記受光手段の受光ゲインを第一ゲインから第二ゲインへ増加させるゲイン制御手段と、
前記反射部材に対して空気を送る送風手段と、
プリントが終了してからの経過時間を計時する計時手段と、
を有し、
前記ゲイン制御手段は、前記経過時間が所定時間となったときに前記受光手段の受光ゲインを前記第二ゲインから前記第一ゲインへ低下させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記送風手段は、前記画像形成装置において画像形成が開始される場合に、前記反射部材への送風を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記送風手段から吹き出されるか、または、前記送風手段により吸引される空気が前記反射部材に吹き当たるように前記反射部材に前記空気を導く通風路をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- シートを搬送する搬送路を横切るように光を照射する発光手段と、
前記発光手段に対向して設けられ、前記光を反射する反射部材と、
前記反射部材からの反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段により受光された反射光の光量に基づきシートの有無を判定する判定手段と、
前記反射部材の反射率に基づき前記受光手段の受光ゲインを第一ゲインから第二ゲインへ増加させるゲイン制御手段と、
前記シートに転写されたトナー画像に対して熱を加えることで前記トナー画像を前記シートに定着させる定着手段と、
前記定着手段の温度を計測する温度計測手段と、
前記温度に応じて前記第二ゲインの値を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記温度計測手段は、前記画像形成装置が画像の形成を開始したときに前記温度を計測することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記発光手段、前記受光手段および前記反射部材は前記定着手段の内部または近傍に配置されていることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
- 前記反射部材の雰囲気温度を計測する温度計測手段と、
前記雰囲気温度に応じて前記第二ゲインの値を決定する決定手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記温度計測手段は、前記画像形成装置が画像の形成を開始したときに前記雰囲気温度を計測することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記搬送路において対向して設けられ、前記シートをガイドする第一ガイド部材および第二ガイド部材をさらに有し、
前記発光手段および前記受光手段は、前記第一ガイド部材に固定されており、
前記反射部材は、前記第二ガイド部材に固定されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記発光手段と前記受光手段との間に設けられた遮光部材をさらに有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記発光手段の光量を制御する光量制御手段をさらに有し、
前記光量制御手段は、前記反射部材の結露が始まるときから、前記受光手段により受光された反射光の光量が許容限度を下回るときまでの期間におけるいずれかのタイミングに、前記発光手段の光量を第一光量から第二光量へ増加させることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記反射部材の結露を検知する結露検知手段をさらに有し、
前記結露検知手段での検知結果に基づいて、前記反射部材の結露が始まるときから、前記受光手段により受光された反射光の光量が許容限度を下回るときまでの期間を決定することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記受光手段は、
受光素子と、
前記受光素子と前記判定手段との間に接続された可変抵抗と、を有し、
前記ゲイン制御手段は、前記可変抵抗の抵抗を変更することで前記受光ゲインを制御することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記可変抵抗は、
並列に接続された少なくとも二つの抵抗と、
前記少なくとも二つの抵抗のうち少なくとも一つの抵抗に直列に接続されたスイッチ素子と、を有し、
前記ゲイン制御手段は、前記スイッチ素子を制御することで、前記少なくとも二つの抵抗の合成抵抗値を変更することで前記受光ゲインを制御することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。 - 前記ゲイン制御手段は、前記受光手段の受光量に基づき前記受光手段のゲインをさらに増加させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017142001A JP6979818B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2017142001A Active JP6979818B2 (ja) | 2017-01-19 | 2017-07-21 | 画像形成装置 |
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2017
- 2017-07-21 JP JP2017142001A patent/JP6979818B2/ja active Active
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