JP6978676B2 - リクライニング装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、本発明のリクライニング装置20を備えた車両用シート10は、着座者の座部を受けるシートクッション11と、このシートクッション11に対して傾動可能であって着座者の背部を受けるシートバック12とを備えている。
図5(B)は、図5(A)のC−C縦断面であり、リクライニング装置のロック状態の説明図である。図6(A)は、図5(A)中のスプリングの一部を除いた図であり、リクライニング装置のロック状態の説明図である。
実施形態のリクライニング装置20は、図6(A)に示されるように回転軸25が回転しない状態で、スプリング29に付勢され、一対のくさび状カム30A、30Bが外歯ボス部23cとブッシュ27とに同時に接触して内歯ボス部24cと外歯ボス部23cとの回転を規制するロック状態が保たれる。この際に、図5(B)に示されるようにスプリング29に押された一対のくさび状カム30A、30Bが、プレート28のカム押し翼28bA、28bBのテーパーの設けられた当接面28btに押し当たり、プレート28はくさび状カム30A、30Bから離れるYU方向へ押し上げる方向に付勢される。図7中に示されるように、プレート28は回転軸25によってYU方向、YD方向に移動可能に保持されると同時に、プレートスプリング22の付勢力によってYD方向、即ち、くさび状カム30A、30B側に押し下げられる。ここで、プレートスプリング22の付勢力はスプリング29よりも弱く設定されているため、スプリング29によってプレート28は押し上げられ、くさび状カム30A、30Bがカム押し翼28bA、28bBのテーパーの設けられた当接面28btに接した状態に保たれる。
図6(B)に示されるようにシートバック12をシートクッション11に対して傾動させるために上記傾動用モータの回転駆動に応じて回転軸25が時計方向に回転すると、図6(B)中のプレート28を拡大した図3(B)に示されるように、回転軸25の凸部25bAがプレート28の凹部28cAに、凸部25bBがプレート28の凹部28cBに当たり、回転軸25の回転に伴いスプリング29の付勢力に逆らいプレート28が時計方向に回転する。上述したようにくさび状カム30A、30Bがカム押し翼28bA、28bBのテーパーの設けられた当接面28btに接した状態に保たれるため、回転軸25の回転と同時に、図5(C)に示されるプレート28の一方のカム押し翼28bAのテーパーの設けられた当接面28btが一方のくさび状カム30A(くさび先端側が回転軸の時計回転方向に対向する側:回転抑止側)を内歯ボス部24cとブッシュ27との少なくとも一方から離間する方に押し、他方のくさび状カム30B(くさび先端側が回転軸の時計回転方向に向いている側:回転非抑止側)もスプリング29からの付勢力により外歯ボス部23cとブッシュ27との相対回転を可能にする。これにより、ブッシュ27が両くさび状カム30A、30Bに対して摺動してロック状態が解除され、この回転軸25の回転に応じて外歯歯車23および内歯歯車24が相対回動し、シートバック12がシートクッション11に対して傾動する。
(1)第1フレーム14が座部フレーム11aに連結されるとともに第2フレーム15が背部フレーム12aに連結されることに限らず、第1フレーム14が背部フレーム12aに連結されるとともに第2フレーム15が座部フレーム11aに連結されてもよい。
11…シートクッション
12…シートバック
14…第1フレーム
15…第2フレーム
20…リクライニング装置
22…プレートスプリング
23…外歯歯車
23a…外歯
23c…外歯ボス部
24…内歯歯車
24a…内歯
24c…内歯ボス部
25…回転軸
27…ブッシュ
28…プレート
28bA、28bB…カム押し翼
29…スプリング
30A…くさび状カム
30B…くさび状カム
Claims (5)
- シートクッションに対してシートバックを傾動可能に保持するシートのリクライニング装置であって、
シートクッションおよびシートバックのいずれか一方に固定される第1フレームと、
シートクッションおよびシートバックの他方に固定される第2フレームと、
前記第1フレームに連結されて外周面に外歯が形成され、内周面に軸方向と同軸の外歯ボス部を備える外歯歯車と、
前記第2フレームに連結されて外周面に前記外歯に噛合可能な内歯が形成され、内周面に軸方向と同軸の内歯ボス部を備える内歯歯車と、
前記外歯歯車に同軸的かつ回転自在に嵌合するとともに、前記外歯歯車および前記内歯歯車のいずれか一方を他方の歯車軸を中心に公転させる回転軸と、を備え、
前記内歯ボス部と前記外歯ボス部との間に介挿され、前記内歯ボス部側と前記外歯ボス部側とに同時に接触して前記内歯ボス部と前記外歯ボス部との回転を規制すると共に、前記内歯ボス部側と前記外歯ボス部側との少なくとも一方を摺動させ前記内歯ボス部と前記外歯ボス部との回転を許容する一対のくさび状カムと、
前記一対のくさび状カムを前記内歯ボス部側と前記外歯ボス部側とに同時に接触させる方に付勢するバネ材と、
前記回転軸の回転に伴い回転する円盤状部材であって、軸方向に延在し、前記一対のくさび状カムを前記内歯ボス部側と前記外歯ボス部側との少なくとも一方から非接触にする方向へ押す当接面にテーパーの設けられたカム押し翼を一対備える円盤状部材と、
前記円盤状部材を前記一対のくさび状カム側に押し当て、前記テーパーの設けられた当接面を前記一対のくさび状カムへ当接させる板バネであって、付勢力は前記バネ材よりも弱く設定されている板バネと、を備えることを特徴とするリクライニング装置。 - 請求項1のリクライニング装置であって、
前記外歯ボス部の内周面にブッシュが設けられ、
前記一対のくさび状カムは前記ブッシュに接触することを特徴とするリクライニング装置。 - 請求項1又は請求項2のリクライニング装置であって、
前記回転軸は、外周に少なくとも一対の凸部を備え、
前記円盤状部材は、中央に前記回転軸に挿通される開口と、前記凸部に係合する前記開口に繋がる凹部とを備える。 - 請求項3のリクライニング装置であって、
前記回転軸は、外周に軸方向対称位置に設けられた一対の凸部と、1の凸部とを備え、
前記円盤状部材は、前記1の凸部に係合する凹部を備える。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1のリクライニング装置であって、
前記バネ材は、線材から構成されるねじりバネから成る。
Priority Applications (1)
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JP2018011402A JP6978676B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | リクライニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018011402A JP6978676B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | リクライニング装置 |
Publications (2)
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JP2019127210A JP2019127210A (ja) | 2019-08-01 |
JP6978676B2 true JP6978676B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=67471787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018011402A Active JP6978676B2 (ja) | 2018-01-26 | 2018-01-26 | リクライニング装置 |
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JP2009138758A (ja) * | 2007-12-03 | 2009-06-25 | Toyota Boshoku Corp | 回転留め装置 |
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2018
- 2018-01-26 JP JP2018011402A patent/JP6978676B2/ja active Active
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