JP6978194B2 - 大扉装置 - Google Patents
大扉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6978194B2 JP6978194B2 JP2016231031A JP2016231031A JP6978194B2 JP 6978194 B2 JP6978194 B2 JP 6978194B2 JP 2016231031 A JP2016231031 A JP 2016231031A JP 2016231031 A JP2016231031 A JP 2016231031A JP 6978194 B2 JP6978194 B2 JP 6978194B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- large door
- partition
- outdoor side
- door device
- shutter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
そこで大扉の下部に、シャッター装置等の小型の開閉手段を設けることが提唱されている(例えば特許文献1、2参照。)。
請求項2の発明は、建物の開口部に建て付けられる大扉であって、該大扉は、左右支柱と上下梁とにより四周が囲撓され、上下梁のあいだは仕切り用横梁により上下に仕切られ、下梁の上側には、床部位に設けた走行レールを走行する走行輪を支持するための車輪用横梁が設けられ、開閉自在な開閉装置が、車輪用横梁の屋外側に配される状態で仕切り用横梁と下梁とのあいだに配設されていることを特徴とする大扉装置である。
請求項3の発明は、屋内外を仕切る仕切り材が、開閉装置と屋内外に並列するよう仕切り用横梁と下梁とのあいだに設けられていることを特徴とする請求項2記載の大扉装置である。
請求項4の発明は、車輪用横梁の屋外側端縁部は、下梁の屋外側端縁部に対して屋内側に偏倚しており、該偏倚したことにより生じる空間部位に開閉装置が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の大扉装置である。
請求項5の発明は、仕切り材は、仕切り用横梁と車輪用横梁とのあいだに設けられていることを特徴とする請求項3または4記載の大扉装置である。
請求項6の発明は、仕切り材は、採光性および/または通気性を備えていることを特徴とする請求項1、3または5記載の大扉装置である。
請求項7の発明は、仕切り材は、防鳥性、防虫性等の異物侵入防止機能をさらに備えていることを特徴とする請求項6記載の大扉装置である。
請求項8の発明は、開閉装置は、建築用のシャッター装置であり、下梁の屋外側部位の上端部には、左右に設けられるガイドレールに昇降案内されるシャッターカーテンの下端部の座板を受ける座板受けが設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1記載の大扉装置である。
請求項9の発明は、仕切り用横梁の下側部位は、仕切り用支柱により左右に複数の仕切り部が形成され、少なくとも一つの仕切り部に開閉装置と仕切り材が設けられていることを特徴とする請求項1または3乃至8の何れか1記載の大扉装置である。
請求項2の発明とすることにより、開閉装置は、仕切り用横梁と下梁とのあいだに設けられることになって強度アップが図れる状態で設けられることになる。しかも開閉装置は、床部に設けた走行レールを走行する走行輪が設けられる車輪用横梁の屋外側に配されることになって、下梁までという低い位置までの開閉ができることになって開閉面積を広く確保することができる。
請求項3の発明とすることにより、開閉装置と仕切り材とが屋内外に並列する状態で設けられることになって外観を損なうことがない。
請求項4の発明とすることにより、開閉装置が車輪用横梁に対して屋外側に設けられながら、該車輪用横梁が下梁に対して屋内側に偏倚することで形成される空間部位に設けられるため、開閉装置が下梁から屋外側に突出することなく設けられることになって外観性を損なうことがない。
請求項5の発明とすることにより、仕切り材の上下端部が、仕切り用横梁と車輪用横梁に支持されることとなって、走行輪の邪魔になることがない。
請求項6の発明とすることにより、開閉装置を開放した状態で採光および/または通気ができることになり、居住性が向上する。
請求項7の発明とすることにより、開閉装置を開放した状態でさらに採光、通気ができながら、鳥や虫等の異物侵入を防止でき、居住性が一段と向上する。
請求項8の発明とすることにより、開閉装置である建築用のシャッター装置の構成部材であるシャッターカーテンの最下端の座板が、下梁の屋外側部位の上端部に設けた座板受けに受けられることになって、座板の安定支持をすることができる。
請求項9の発明とすることにより、仕切り用横梁より下側の仕切り部位が左右方向に複数仕切られ、これら仕切られた仕切り部位から選択された状態で開閉装置と仕切り材とが設けられるため、需要者の要求に応じた開閉装置と仕切り材の設置が自由にできることになる。
尚、本実施の形態では、大扉1において、後述する外装材6が設けられる側が屋外側として説明するが、これに限定されるものでないことは勿論である。
また上梁3には左右一対のブラケット7が設けられ、該ブラケット7から上方に突出する支軸(縦軸)8aにローラ8が回転自在に軸支されているが、該ローラ8は、躯体天井部Cに設けた凹溝状の天井側ガイドレール9に転動自在に内嵌し、これによって大扉1の左右方向の走行ガイドと前後方向の倒れ止めをするようになっている。
前記車輪用横梁10の下端面には、屋内外(前後)に間隙を存するようにして前後一対のブラケット10aが垂設され、該ブラケット10aに屋内外方向を向いた支軸11aを介して走行輪11が屋内側に偏倚する状態で回動自在に軸支されているが、該走行輪11は、床面Fに対して凹設したガイド溝12に敷設した走行レール13に案内されて左右方向に走行するようになっている。
因みに走行輪11の支軸11aが、下梁4よりも上側に位置するように構成されていて前記第一スペースS1から視認できるようになっていると共に、走行輪11は、下梁4に設けた貫通孔4aを遊嵌状に貫通する構成になっていて、走行輪11の走行レール13に対する位置調節ができるように構成されており、これによって下梁4は、貫通孔4a部位を除いてウエブ4cにより塞がれた状態になっている。
該シャッター装置15は、左右仕切り用支柱14間、あるいは仕切り用支柱14と左右支柱2とのあいだに設けたシャッターケース16、該シャッターケース16内に内装される巻取りドラム17、該巻取りドラム17に巻装されるシャッターカーテン18、仕切り用支柱14、あるいは仕切り用支柱14に設けられるガイドレール19等の各種の部材装置によって構成されてた汎用のものであり、電動、手動のものが選択採用され、また軽量式、重量式の何れのものからも選択採用することができる。そして本実施の形態では、ガイドレール19は、左右支柱2(または仕切り用支柱14)に連結部材19a、19bを介して一体的に連結されている。
因みに開閉装置として用いられるシャッター装置15は、図3、4、6から明らかなように、シャッターケース16が、シャッターカーテン18が開閉移動する屋外側部位から、仕切り材22上方の屋内側部位にまで至るよう延出した状態で設けられた構成になっている。
また、図中、23は下梁4の屋外側フランジ4bの下端部と床面Fとを封止するため該フランジ4bに設けられる封止材である。尚、封止材23は、左右支柱2にも設けられていて、隣接する大扉1同士の隙間及び大扉1と躯体左右縦枠Xとのあいだの隙間を塞ぐようになっている。
さらに本実施の形態では、仕切り枠21の上端部はシャッターケース16の下面に取付けられる構成としているが、これに限定されるものでなく、シャッターケース16の屋内側面が大扉1の屋内側面にまで至らない場合、仕切り用横梁5に取付けてもよいことは言うまでもない。
そのうえ、仕切り枠21及び通気性等の機能を有する仕切り材22の下端部は、車輪用横梁10の屋内側部位に支持されるため、走行輪11の邪魔をすることなく取り付けられることになって、組付け性が向上する。
しかも、走行輪11の支軸11aは、シャッターカーテン18が開放した状態では、座板受け20の起立片20bの上側から視認できるようになっているため、支軸11a部位を注油する等のメンテナンス作業が容易にできることになる。
さらに仕切り材22は、仕切り枠21により仕切られた小スペースに設けられることになるため、一枚状に設けた広面積のものに比して強度アップが図れることになるが、仕切り材22を左右支柱2や仕切り支柱14に蝶番を介して開閉自在に取付けるようにしてもよいことは勿論である。
1a 屋外側面(下梁の屋外側端縁部)
2 左右支柱
3 上梁
4 下梁
4a 貫通孔
5 仕切り用横梁
6 外装材
10 車輪用横梁
10b 車両用横梁の屋外側端縁部
11 走行輪
11a 支軸
13 走行レール
14 仕切り用支柱
15 シャッター装置
18 シャッターカーテン
18a 座板
19 ガイドレール
20 座板受け
21 仕切り枠
22 仕切り材
S1 第一スペース
Claims (9)
- 建物の開口部に建て付けられる大扉であって、該大扉は、左右支柱と上下梁とにより四周が囲撓され、上下梁のあいだは仕切り用横梁により上下に仕切られ、
仕切り用横梁と下梁とのあいだに、屋内外を仕切る仕切り材が屋内側に、開閉自在な開閉装置が屋外側に並列するように設けられた構成にするにあたり、
前記開閉装置は、前記屋外側部位の開閉をするシャッターカーテンが巻装される状態で収納されるシャッターケースを備えて構成される建築用のシャッター装置であって、
前記シャッターケースは、シャッターカーテンが開閉移動する屋外側部位から仕切り材上方の屋内側部位にまで至るよう延出する状態で設けられ、
仕切り材が設けられる仕切り枠の上端部がシャッターケースの下面に取付けられることを特徴とする大扉装置。 - 建物の開口部に建て付けられる大扉であって、該大扉は、左右支柱と上下梁とにより四周が囲撓され、上下梁のあいだは仕切り用横梁により上下に仕切られ、
下梁の上側には、床部位に設けた走行レールを走行する走行輪を支持するための車輪用横梁が設けられ、開閉自在な開閉装置が、車輪用横梁の屋外側に配される状態で仕切り用横梁と下梁とのあいだに配設されていることを特徴とする大扉装置。 - 屋内外を仕切る仕切り材が、開閉装置と屋内外に並列するよう仕切り用横梁と下梁とのあいだに設けられていることを特徴とする請求項2記載の大扉装置。
- 車輪用横梁の屋外側端縁部は、下梁の屋外側端縁部に対して屋内側に偏倚しており、該偏倚したことにより生じる空間部位に開閉装置が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の大扉装置。
- 仕切り材は、仕切り用横梁と車輪用横梁とのあいだに設けられていることを特徴とする請求項3または4記載の大扉装置。
- 仕切り材は、採光性および/または通気性を備えていることを特徴とする請求項1、3または5記載の大扉装置。
- 仕切り材は、防鳥性、防虫性等の異物侵入防止機能をさらに備えていることを特徴とする請求項6記載の大扉装置。
- 開閉装置は、建築用のシャッター装置であり、下梁の屋外側部位の上端部には、左右に設けられるガイドレールに昇降案内されるシャッターカーテンの下端部の座板を受ける座板受けが設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1記載の大扉装置。
- 仕切り用横梁の下側部位は、仕切り用支柱により左右に複数の仕切り部が形成され、少なくとも一つの仕切り部に開閉装置と仕切り材が設けられていることを特徴とする請求項1または3乃至8の何れか1記載の大扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016231031A JP6978194B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | 大扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016231031A JP6978194B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | 大扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018087441A JP2018087441A (ja) | 2018-06-07 |
JP6978194B2 true JP6978194B2 (ja) | 2021-12-08 |
Family
ID=62493462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016231031A Active JP6978194B2 (ja) | 2016-11-29 | 2016-11-29 | 大扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6978194B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7145687B2 (ja) * | 2018-08-07 | 2022-10-03 | 清水建設株式会社 | 可動壁構造 |
-
2016
- 2016-11-29 JP JP2016231031A patent/JP6978194B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018087441A (ja) | 2018-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9027295B2 (en) | Sliding door and pivoting door for demountable wall system | |
JP6978194B2 (ja) | 大扉装置 | |
KR20160062513A (ko) | 투명 난간 중간 매입형 이중창호구조 | |
KR20110016751A (ko) | 확장형 발코니용 창문 및 난간구조 | |
KR20160120633A (ko) | 창호 시스템 | |
KR101678346B1 (ko) | 빗물 유입 방지용 방충망 구조 | |
JP5955025B2 (ja) | ルーバーシステム | |
JP5197450B2 (ja) | ガラリ戸付き建物 | |
JP3172548U (ja) | 換気機能付き内窓 | |
KR20170018264A (ko) | 창호 시스템 | |
JP6767736B2 (ja) | 可動ルーバーを含むルーバー構造体 | |
JP7463901B2 (ja) | 建物構造 | |
JP5266137B2 (ja) | ドア | |
JP5772768B2 (ja) | 外壁の開口部構造 | |
JP6730782B2 (ja) | 住宅 | |
JP2010071032A (ja) | ベランダの遮蔽装置 | |
JP7017615B2 (ja) | 壁面構造 | |
JP3162108U (ja) | 集合住宅における住戸のバルコニー構造 | |
EP3698003B1 (en) | Acoustic shutter assembly | |
JP2008280762A (ja) | ベランダ用手摺り | |
JP6791835B2 (ja) | 壁面構造 | |
JP6563824B2 (ja) | 二重窓 | |
JP6611304B2 (ja) | 開口部の耐震補強装置及び窓 | |
JPS601176Y2 (ja) | パネル工法用サッシ | |
JPH0415885Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201008 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201022 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210603 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210727 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6978194 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |