JP3172548U - 換気機能付き内窓 - Google Patents

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株式会社下森建装
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Abstract

【課題】既存の外窓枠や網戸枠をそのまま利用して簡単に取り付けることができ、換気のために外窓を開口した状態であっても人や害虫などの侵入を阻止でき、かつ、断熱効果、防音効果、紫外線カット効果、遮熱効果、冷房効果を高める機能を有する換気機能付き内窓を提供する。
【解決手段】換気窓付き内窓2を、外窓の外窓枠7の屋内側に固定した内窓枠6の屋内側に附設する。内窓2は、アルミニウム中空型材で構成した上枠、下枠および両縦枠を四周枠組みした二枚のサッシ枠5に各々透光性(透明)のガラスや樹脂等のパネル体4を組み込んだ引違式窓として構成し、この内窓2の上端側及び下端側の少なくとも二箇所にスライド式の換気窓3を設け、これらの換気窓3の開口面積は人が通過できない大きさとする。
【選択図】図1

Description

本考案は、屋外に面した出窓、外付け窓、半付け窓や内窓等の屋内側に取り付けられる換気機能を備えた内窓に関するものである。
従来、建物の外壁開口部に設けられて室内空間へ採光や通風、換気を行うためのサッシ窓が一般的に用いられている。サッシ窓は、外壁開口部に固定された窓枠とガラス板や障子が嵌め込まれたサッシ枠から構成され、サッシ枠が窓枠に対して開閉可能に支持された開き窓、引違い窓、片引き窓、上げ下げ窓等、種々の形式のものがある。近年、これらのサッシ窓は需要者からの断熱や遮音に対する機能性向上の要請から、気密性能に優れているため、窓を閉じた状態では室内外の換気がされ難い構造になっている。また、断熱効果、防音効果、紫外線カット効果、遮熱効果、冷房効果をさらに高めるために、既存の窓の室内側に取り付けられる複層窓(二重窓)もある。
このため、現在、特に都市部の住宅は高機密性となり風通しが悪く、夏期は窓を締め切り冷房しないと室内が外気温以上に上昇する傾向にある。さらに、昨今の経済情勢の悪化や計画停電による節電のため、需要者は冷房の使用控えや冷房設定温度の引き上げなどを余儀なくされているのが実情である。とくに、夏期の就寝時間帯にヒートアイランド現象の影響により室温が上昇し、体温調節機能の衰えた高齢者や病人が熱中症を発症するという由々しい事態も報告されている。
従来から引き戸式の窓や建物の出入口の開口枠には、換気および害虫等の侵入阻止のために引き戸の外側に網戸が付設される。また、換気のために引き戸を開放した状態でも、不審者の侵入や害虫等の侵入を阻止するために、既設の窓や出入口の開口枠に簡単に取り付けられ、かつ不要時には取り外しできる面格子付固定網戸なども提案されている。他にも、防犯上の観点から窓を閉じた状態でも換気が可能な換気機能を設けたサッシ窓がある。例えば、窓枠に換気ブレスを設けたり、窓枠やサッシの框自体に換気口を形成したものである。
同種の換気用窓としては、通風窓の窓枠に密着させて室内側から着脱自在に取り付けられる枠体と、枠体に組み込まれて枠体の開口部を閉塞可能な閉塞体とからなるもの(特許文献1参照。)、一つの開口部に連窓と連段窓を上下方向に組み合わせて配置するもの(特許文献2参照。)、換気用の小窓枠に網戸を取り付けるもの(特許文献3参照。)が知られている。一方、二重窓としては、複数の内窓固定枠を既設の窓枠に固定し、その内窓固定枠に内窓を組み込むもの(特許文献4)、室外窓と室内窓で構成されたものが知られている。
特開平6−240959号公報 特開2002−332777号公報 特開2007−162378号公報 特開2010−159559号公報 特表2011−508835号公報
しかしながら、一般的な戸建て住宅や集合住宅においては、換気機能を設けたサッシ窓などは予め設置されていない。また、網戸は付設されていても面格子が設置されていない場合が多い。また、面格子の設置により、火災や地震等の災害時に避難通路が確保し難くなるおそれがあり、そもそも建物の出入口に面格子は取り付けられないという制約がある。加えて、アルミサッシの溝幅等はメーカーやサッシの種類によって異なるため、溝幅に応じた専用の換気装置を製造する必要があり、汎用の窓枠が使用できず製造コストが嵩むという問題がある。
本考案は、上記従来技術の課題に鑑み、既存の外窓枠や網戸枠をそのまま利用して簡単に取り付けることができ、換気のために外窓を開口した状態であっても不審者や害虫などの侵入を阻止でき、かつ、断熱効果、防音効果、紫外線カット効果、遮熱効果、冷房効果を高める機能を有する換気機能付き内窓を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の換気機能付き内窓は、屋外に面する外窓の屋内側に取り付けられる内窓であって、当該内窓の少なくとも一部又は框に、スライド式、内倒し式又はルーバー式の換気窓を設けたことを第1の特徴とする。また、内窓の少なくとも上下二箇所に換気窓を設けたことを第2の特徴とする。さらに、内窓の換気窓がパンチングメタル張り又はガラリであることを第3の特徴とする。またさらに、内窓の窓枠とサッシ枠が建築用金属材料であることを第4の特徴とする。加えて、内窓の窓枠とサッシ枠が建築用非金属材料であることを第5の特徴とする。
本考案の換気機能付き内窓は以下のような優れた効果を奏する。
(1)換気のために既存の窓を開放した状態でも不審者の侵入を阻止でき、災害等は解錠することにより避難口となるため取り付け場所の制約がない。
(2)開口部を上下2箇所に設けた場合、空気の温度差を利用した重力換気を一つの窓で効率的に行うことができ、室外の風を自然に取り込むパッシブ空調が可能になる。
(3)既存の窓等の開口枠に簡単に取り付けることができる。
(4)断熱効果、防音効果、紫外線カット効果、遮熱効果、冷房効果を高める二重窓機能を有する。
本考案に係る換気機能付き内窓を室内側から見た状態を示す正面図である。 図1のX−X´線断面図である。 図1のY−Y´線断面図である。 内窓と窓額縁(外窓)との関係を示す分解斜視図である。
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案の実施の形態を説明する。
図1乃至図3に示すように、本考案に係る換気機能付き内窓2は、アルミニウム中空型材で構成した上枠、下枠および両縦枠を四周枠組みした二枚のサッシ枠5に各々透光性(透明)のガラス板や樹脂等のパネル体4を組み込んだ引違式窓として構成されている。そして、この内窓2の上端側及び下端側の少なくとも二箇所に二枚のガラス板を使って横方向に開閉するスライド式の換気窓3が設けられている。これらの換気窓3の開口面積は最大に開口しても人が通過できない大きさとされており、この開口部の高さは例えば15cm程度が好ましく、換気窓3を使って人が屋内に侵入できないようにされている。
また、本実施例の内窓2は、通気開口部としての換気窓3を上端部と下端部の2箇所に設けているため、空気の温度差を利用した重力換気を一つの窓で効率的に行うことができ、外気を自然に取り込むパッシブ空調が可能になる。また、換気窓3を完全に閉じた状態においては、二重窓機能が発揮され、断熱効果、防音効果、紫外線カット効果、遮熱効果、冷房効果を高めることができる。
本考案の換気窓付き内窓2は、既存の外窓1の内側に取り付けられるものであり、図4に示すように、外窓1の窓額縁7の屋内側に固定した屋内窓枠6と、屋内窓枠6の屋内側に附設する構成されている。このため、サッシ枠5を屋内窓枠6に嵌め込んでビス止め等の常法で固定するという簡単な作業で内窓3を取り付けることができる。さらに、サッシ枠5には屋内側に施錠機構8が設けられており、屋外からは解錠できない構造になっている。これにより、換気のために既存の外窓1を開放した状態でも、内窓2は施錠できるので不審者の侵入を阻止でき、網戸を併用することで害虫などの侵入も防止できる。また、火災や地震等の災害等は内窓2を解錠することにより避難口となる得るため取り付け場所の制約がない。
尚、本実施例では、換気窓3をスライド式としているが、窓の構造は、内倒し型、ルーバー式、パンチングパネル張りやガラリ構造としてもよく、内窓2の上下部のどちらか一方あるいは上下部両方に配置するものでよいし、内窓2の框に配置するものでもよい。この場合、上記パッシブ空調効果は得難いが、換気及び防犯効果は十分得ることができる。また、各窓枠及びサッシ枠の材料は通常はアルミニウム等の建築用金属を用いるが、設置条件や外観意匠等に応じて木質や樹脂等の非金属材料を使用するものでもよい。
1 外窓
2 内窓
3 換気窓
4 ガラス板や樹脂等のパネル体
5 サッシ枠
6 内窓枠
7 外窓枠
8 施錠機構

Claims (5)

  1. 屋外に面する外窓の屋内側に取り付けられる内窓であって、当該内窓の少なくとも一部又は框に、スライド式、内倒し式又はルーバー式の換気窓を設けたことを特徴とする換気機能付き内窓。
  2. 内窓の少なくとも上下二箇所に換気窓を設けたことを特徴とする請求項1記載の換気機能付き内窓。
  3. 内窓の換気窓がパンチングメタル張り又はガラリであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の換気機能付き内窓。
  4. 内窓の窓枠とサッシ枠が建築用金属材料であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の換気機能付き内窓。
  5. 内窓の窓枠とサッシ枠が建築用非金属材料であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の換気機能付き内窓。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015048601A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 禎宏 加藤 二重窓用内窓
CN105332616A (zh) * 2015-11-27 2016-02-17 苏州兴亚净化工程有限公司 一种洁净室用回风窗

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JP2015048601A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 禎宏 加藤 二重窓用内窓
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