JP6977438B2 - 内装袋付容器および蓋体付容器 - Google Patents
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以下、図1乃至図6Dを参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから適宜変更し誇張して示すことがある。
まず図1乃至図6Dを参照して、蓋体付容器10の概略を説明する。図1は、蓋体付容器10を示す側断面図であり、図2A〜図2Fは、発熱インクから形成された線状開封部を示す図であり、図3はフィルム材の積層体を示す断面図であり、図4A〜図4Fはハーフカットから形成された線状開封部を示す図であり、図5はフィルム材の積層体を示す断面図であり、図6A〜図6Dは線状ヒートシール部を示す図である。
図1に示すように、容器20は、収納部25を画成する胴部21と、胴部21の上部に一周にわたって連接されたフランジ部22と、を含む。胴部21は、例えば、底面21aと、底面21aの外縁に沿って一周にわたって広がるよう底面21aから立設された側面21bと、を含む。底面21aには、上方へ隆起した隆起部が形成されていてもよい。フランジ部22は、胴部21の側面21bの上縁に連設され、外側に向かって水平方向に延びている。なお本明細書において、「側面」、「上部」、「上縁」や後述する「上面」、「下面」、「水平方向」などの用語は、容器20の収納部25が上方に開口するように蓋体付容器10が載置されている状態を基準として蓋体付容器10、容器20、フィルム材11および蓋体30やそれらの構成要素の位置や方向を表すものである。また、「外側」とは、平面視における容器20の収納部25の中心から遠ざかる側である。また、後述する「内側」とは、容器20の収納部25の中心に近づく側である。
蓋体30は容器20の収納部25を覆うように容器20のフランジ部22に設けられる。この場合、蓋体30は上面31aと側面31bとを有する胴部31と、胴部31の下端に設けられ、容器20のフランジ部22に重なる追加フランジ部32と、追加フランジ部32に連接され、フランジ部22に勘合する嵌合部36とを有する。そして胴部31は容器20と反対側へ引込んで追加収納部38を形成している。
フィルム材11は、図1に示すように、蓋体30の追加収納部38を覆うよう追加フランジ部32に配置され、接合部35によって追加フランジ部32の下面に接合されている。フィルム材11の上面11Aは、追加フランジ部32の下面に接合され得るよう構成されている。
接合部35は、蓋体30の追加フランジ部32の下面とフィルム材11の上面11Aとを接合して蓋体30の追加収納部38を外部から封止する。図2A〜図2Fに示すように、接合部35は、蓋体30の追加フランジ部32の下面とフィルム材11の上面11Aとの間に、平面視において追加収納部38を囲むように一周にわたって連続的に形成されている。接合部35は、蓋体30またはフィルム材11の少なくともいずれかを少なくとも部分的に溶融させることによって形成されたものであってもよい。また、接合部35は、接着剤などの、蓋体30およびフィルム材11とは別個の構成要素によって形成されたものであってもよい。接合部35を蓋体30とフィルム材11との間に形成することにより、蓋体30の追加収納部38を外部から封止することができる。
次に図2A〜図2Fおよび図3により、フィルム材11に設けられた開封部8について説明する。
次に図4A〜図4Fおよび図5により、フィルム材11に設けられた開封部の変形例について説明する。
次に図7A、図7Bおよび図8により、本発明の第2の実施の形態について説明する。
蓋40は、容器20の収納部25を覆うようフランジ部22の上面に配置され、接合部55によってフランジ部22の上面に接合されている。蓋40の下面42は、フランジ部22の上面に接合され得るよう構成されている。蓋40は、後述のように内装袋5と一体に成形され、蓋40の下面42を構成するシーラント層45と、シーラント層45に接着剤層46を介して積層された基材層44と、を少なくとも含む(図7A、図7B参照)。
接合部55は、フランジ部22の上面と蓋40の下面とを接合して容器20の収納部25を外部から封止する。接合部55は、フランジ部22の上面と蓋40の下面との間に、平面視において収納部25を囲うように一周にわたって連続的に形成されている。接合部55は、容器20又は蓋40の少なくともいずれかを少なくとも部分的に溶融させることによって形成されたものであってもよい。また、接合部55は、接着剤などの、容器20および蓋40とは別個の構成要素によって形成されたものであってもよい。接合部55を蓋40とフランジ部22との間に形成することにより、容器20の収納部25を外部から封止することができる。
次に追加内容物5aを収納した内装袋5について説明する。
5 内装袋
5a 追加内容物
8 開封部
10 蓋体付容器
10A 内装袋付容器
11 フィルム材
13 線状開封部
14 線状開封部
15 線状ヒートシール部
20 容器
21 胴部
22 フランジ部
25 収納部
30 蓋体
31 胴部
32 追加フランジ部
35 接合部
36 嵌合部
40 蓋
48 密閉部
49a、49b 側部
50 巻体
50A 軟質性フィルム
51 折畳み部
55 接合部
Claims (6)
- 内容物を露出した状態で収納する収納部を画成する胴部と、前記胴部の上部に連接されたフランジ部とを含む容器と、
前記容器の前記収納部を覆うよう配置され、追加フランジ部を有するとともに、前記フランジ部に取り付けられた蓋体とを備え、
前記蓋体は前記容器と反対側へ引込んで、追加内容物を収納する追加収納部を形成し、前記追加フランジ部に前記追加収納部を密封するフィルム材が接合され、このフィルム材は加熱されて前記追加収納部の内圧が高まった際、開封して前記追加内容物を前記容器側へ排出する開封部を有し、
前記開封部は発熱インクから形成された線状開封部またはハーフカットから形成された線状開封部を有し、かつ平面視でH字状の形状を有する、蓋体付容器。 - 前記内容物としてごはん、お粥、麺類、焼物、揚物の少なくともいずれかが用いられる、請求項1記載の蓋体付容器。
- 前記追加内容物として、調味料、具材、ソースの少なくともいずれかが用いられる、請求項1または2記載の蓋体付容器。
- 内容物を露出した状態で収納する収納部を画成する胴部と、前記胴部の上部に連接されたフランジ部とを含む容器と、
前記容器の前記収納部を覆うよう、前記フランジ部の上面に配置されたフィルムからなる蓋とを備え、
前記フランジ部の上面と前記蓋の下面との間に、前記フランジ部の上面と前記蓋の下面との間を接合する接合部が形成され、
前記蓋の一部が前記蓋から上方へ突出して形成された一対の側部を有し、追加内容物を収納する内装袋が設けられ、
前記一対の側部は、前記蓋側の端部が密閉されて、前記内装袋を密閉する密閉部を形成し、
前記内装袋は加熱されて内圧が高まった際、前記密閉部が開封して前記追加内容物を前記容器側へ排出する、内装袋付容器。 - 前記内容物としてごはん、お粥、麺類、焼物、揚物の少なくともいずれかが用いられる、請求項4記載の内装袋付容器。
- 前記追加内容物として、調味料、具材、ソースの少なくともいずれかが用いられる、請求項4または5記載の内装袋付容器。
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