JP6977198B1 - 同軸ケーブル - Google Patents

同軸ケーブル Download PDF

Info

Publication number
JP6977198B1
JP6977198B1 JP2021163787A JP2021163787A JP6977198B1 JP 6977198 B1 JP6977198 B1 JP 6977198B1 JP 2021163787 A JP2021163787 A JP 2021163787A JP 2021163787 A JP2021163787 A JP 2021163787A JP 6977198 B1 JP6977198 B1 JP 6977198B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rib
annular portion
hollow core
core body
coaxial cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021163787A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023054855A (ja
Inventor
毅安 中山
博人 今村
哲 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP2021163787A priority Critical patent/JP6977198B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6977198B1 publication Critical patent/JP6977198B1/ja
Priority to KR1020210183558A priority patent/KR102404372B1/ko
Priority to US17/745,118 priority patent/US11728069B2/en
Priority to CN202211171840.5A priority patent/CN115938676A/zh
Priority to DE102022125499.2A priority patent/DE102022125499A1/de
Publication of JP2023054855A publication Critical patent/JP2023054855A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/18Protection against damage caused by wear, mechanical force or pressure; Sheaths; Armouring
    • H01B7/24Devices affording localised protection against mechanical force or pressure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/18Coaxial cables; Analogous cables having more than one inner conductor within a common outer conductor
    • H01B11/1834Construction of the insulation between the conductors
    • H01B11/1839Construction of the insulation between the conductors of cellular structure
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B9/00Power cables
    • H01B9/04Concentric cables
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation

Landscapes

  • Communication Cables (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)

Abstract

【課題】安定した高周波伝送性能を維持しつつ、従来構造よりも側圧強度を高めた中空コア体を備えた同軸ケーブルを提供する。【解決手段】同軸ケーブル10を構成する中空コア体1は、内部導体12を絶縁被覆する内環状部2と、内環状部2から放射状に延びる複数のリブ部3と、リブ部3の外端に連結する外環状部4とが熱可塑性樹脂の一体構造になっており、内環状部2とリブ部3と外環状部4とによって囲まれた空隙部5を3箇所以上有し、リブ部3における外端の両側に外側補強部7が形成されており、リブ部3におけるリブ幅の最小値W1と、リブ部3におけるリブ幅の最大値W2との寸法比は、1:1.6〜1:3.0の範囲内である。【選択図】図5

Description

本発明は、同軸ケーブルに関する。
従来、中空コア体を備えた同軸ケーブルが知られている(特許文献1:特許第5255529号公報)。
特許第5255529号公報
移動体通信機器に搭載されている電子機器は、高周波帯域での使用に伴って、小型化及び高密度化されている。それに伴って、電子機器に用いられる同軸ケーブルについても、これまで以上に高周波の帯域で使用されると共に、細径化が求められる。このような状況下、細径の同軸ケーブルを小型のアンテナ内部に配線する際に、側圧によっては中空コア体が潰れることがあることが最近になって判明した。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、安定した高周波伝送性能を維持しつつ、従来構造よりも側圧強度を高めた構成の中空コア体を備えた同軸ケーブルを提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決策により、前記課題を解決する。
本発明に係る同軸ケーブルは、内部導体を絶縁被覆する内環状部と、前記内環状部から放射状に延びる複数のリブ部と、前記リブ部の外端に連結する外環状部とが熱可塑性樹脂の一体構造になっており、前記内環状部と前記リブ部と前記外環状部とによって囲まれた空隙部を3箇所以上有する構成であって、前記リブ部における前記外端の両側に外側補強部が形成されており、前記リブ部におけるリブ幅は前記内環状部に近い位置で周方向の最小値になり、前記リブ部における前記リブ幅は前記外端で前記周方向の最大値になり、前記最小値と前記最大値との寸法比は、1:1.6〜1:3.0になっている構成の中空コア体を備え、前記中空コア体は、前記リブ部における前記内環状部に連結される内端の両側に、前記外側補強部よりも小さな内側補強部が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、安定した高周波伝送性能を維持しつつ、従来構造よりも側圧強度を高めた構成にできる。つまり、内部導体に電流が流れると当該内部導体の周囲に電界が形成される。このときの電界強度は、内部導体に近いほど強く、内部導体から遠ざかるにしたがい弱くなる。そこで、中空コア体の各リブ部における外端の両側に外側補強部を設けることで、絶縁被覆体として機能する中空コア体の強度を向上させることができる。尚且つ、内部導体近傍の誘電率は小さい状態のままで変化させずに済むので、安定した高周波伝送性能を維持できる。前記外側補強部の形状は、横断面視で、円弧形状、三角形状、三角形状を組み合わせた形状、その他既知の肉盛り形状が挙げられる
本発明によれば、安定した高周波伝送性能を維持しつつ、従来構造よりも側圧強度を高めた構成の中空コア体を備えた同軸ケーブルが実現できる。
図1は本発明の実施形態に係る中空コア体の第1例を模式的に示す横断面図である。 図2は本発明の実施形態に係る中空コア体の第2例を模式的に示す横断面図である。 図3は本発明の実施形態に係る中空コア体の第3例を模式的に示す横断面図である。 図4は本発明の実施形態に係る中空コア体の第4例を模式的に示す横断面図である。 図5は本発明の実施形態に係る中空コア体の第5例を模式的に示す横断面図である。 図6は同軸ケーブルの側圧試験を説明する説明図である。 図7Aは同軸ケーブルの第1例を示す概略の構造図であり、図7Bは同軸ケーブルの第2例を示す概略の構造図であり、図7Cは同軸ケーブルの第3例を示す概略の構造図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳しく説明する。本実施形態に係る中空コア体1を備えた同軸ケーブル10は、一例として、5G対応のアンテナ内部や6G対応のアンテナ内部に配線する信号伝送用ケーブルに適用される。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
[同軸ケーブル]
同軸ケーブル10について、図7A〜図7Cに基づいて以下に説明する。
図7Aは第1例の同軸ケーブル10Aであり、内部導体12を中空コア体1によって絶縁被覆し、中空コア体1の外周にシームレスの金属管17を設けて外部導体にした構成である。なお、上記構成に加えて、金属管17の外周に絶縁性のシースを設ける場合がある。
図7Bは第2例の同軸ケーブル10Bであり、内部導体12を中空コア体1によって絶縁被覆し、中空コア体1の外周に金属素線による編組線14を設けて外部導体にして、最外周には絶縁性のシース15を設けている。
図7Cは第3例の同軸ケーブル10Cであり、内部導体12を中空コア体1によって絶縁被覆し、中空コア体1の外周に金属箔13を螺旋巻きして当該金属箔13の外周に金属素線による編組線14を設けて外部導体にした構成である。最外周には絶縁性のシース15が配されている。
内部導体12は、銅または銅合金、銅被覆鋼線、アルミニウムまたはアルミニウム合金、銅クラッドアルミニウム等の複合材料或いは、これらの材料にはんだ付け性に優れた金属がめっきされたものが適用される。一例として、内部導体12は銀メッキ軟銅線または軟銅線である。内部導体12は、単線に限られずに撚線を用いることができる。一例として、銅線を伸線加工して、断面が円形や楕円形などの丸形状の内部導体12にする。
中空コア体1は、溶融形成可能な絶縁性樹脂から構成されており、一例として、フッ素系樹脂またはポリオレフィン系樹脂である。
外部導体は、中空コア体1の外周に設けられた金属管17、または螺旋巻き若しくは縦添えされた金属箔13、緩衝用の樹脂テープ、または金属素線による編組線14若しくは金属素線による横巻き、或いはこれらを複合的に用いて構成されている。金属箔13は、ステンレス、ニッケル合金、銅または銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金、或いは、これらの複合材料などが用いられる。編組線14は、編組線であり、金属素線には、ステンレス、ニッケル合金、銅または銅合金、アルミニウムまたはアルミニウム合金、或いは、これらの複合材料などが用いられる。シース15は、外部と絶縁するための外皮であり、同軸ケーブル10における最も外側の層を構成している。シース15は、一例として、フッ素系樹脂のFEPにより構成されている。
上記構成以外の構成として、一例として、金属箔13は縦添えされる場合がある。一例として、金属素線による横巻きの場合がある。よって、外部導体は、中空コア体1の外周に設けられた金属管17、または螺旋巻き若しくは縦添えされた金属箔13、緩衝用の樹脂テープ、または金属素線による編組線14若しくは金属素線による横巻き、或いはこれらを複合的に用いて構成されている。
[中空コア体]
中空コア体1について、図1〜図5に基づいて以下に説明する。
図1は第1例の中空コア体1Aであり、内部導体12を絶縁被覆する内環状部2と、内環状部2から放射状に延びる複数のリブ部3と、リブ部3の外端に連結する外環状部4とが熱可塑性樹脂の一体構造になっている。中空コア体1Aは、内環状部2とリブ部3と外環状部4とによって囲まれた空隙部5が周方向に3箇所以上形成されている。この例では、6個所に空隙部5が形成されている。熱可塑性樹脂は、フッ素系樹脂またはポリオレフィン系樹脂である。好適なフッ素系樹脂としては、フッ素化樹脂共重合体(ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂:PFA)などが挙げられる。
図1に示す第1例の中空コア体1Aは、リブ部3における外端の両側の一点鎖線で囲んだ部分に、外側補強部7が形成されている。外側補強部7は、空隙部5の外周側の空間を狭くしており、横断面視で三角形状の肉盛りになっている。外側補強部7を形成する三角形状は、一辺の長さがリブ部3の柱状の全長に一致している。リブ部3におけるリブ幅は内環状部2に近い位置で周方向のリブ幅の最小値W1になっており、リブ部3におけるリブ幅は外端で周方向のリブ幅の最大値W2になっている。ここで、リブ幅の最小値W1とリブ幅の最大値W2との寸法比は、1:1.6〜1:3.0の範囲内である。
図2に示す第2例の中空コア体1Bは、リブ部3における外端の両側の一点鎖線で囲んだ部分に、外側補強部7が形成されている。外側補強部7は、空隙部5の外周側の空間を狭くしており、横断面視で三角形状の肉盛りになっている。そして、外側補強部7を形成する三角形状は、リブ部3における外側補強部7の空隙部5に接する一辺の長さがリブ部3の柱状の全長の0.5倍になっている。この点が第1例と異なっている。
図3に示す第3例の中空コア体1Cは、リブ部3における外端の両側の一点鎖線で囲んだ部分に、外側補強部7が形成されている。外側補強部7は、空隙部5の外周側の空間を狭くしており、横断面視で三角形状を2つ組み合わせた形状の肉盛りになっている。そして、外側補強部7を形成する三角形状を2つ組み合わせた形状は、リブ部3における外側補強部7の空隙部5に接する合計二辺の長さがリブ部3の柱状の全長の0.5倍になっている。この点が第1例と異なっている。
図4に示す第4例の中空コア体1Dは、リブ部3における外端の両側の一点鎖線で囲んだ部分に、外側補強部7が形成されている。外側補強部7は、空隙部5の外周側の空間を狭くしており、横断面視でR形状の肉盛りになっている。そして、外側補強部7を形成するR形状は、半径がリブ部3の柱状の全長の0.5倍になっている。この点が第1例と異なっている。
図5に示す第5例の中空コア体1Eは、リブ部3における外端の両側の一点鎖線で囲んだ部分に、外側補強部7が形成されている。そして、中空コア体1Eは、リブ部3における内環状部2に連結される内端の両側の破線で囲んだ部分に、内側補強部6が形成されている。外側補強部7は、空隙部5の外周側の空間を狭くしており、横断面視でR形状の肉盛りになっている。外側補強部7を形成するR形状は、半径がリブ部3の柱状の全長の0.5倍になっている。そして、内側補強部6は、空隙部5の内周側の空間を狭くしており、横断面視でR形状の肉盛りになっている。内側補強部6を形成するR形状は、外側補強部7を形成するR形状よりも小さなサイズになっている。横断面の断面積で比較すると、内側補強部6の大きさは、外側補強部7の大きさの0.2倍〜0.5倍である。この点が第1例と異なっている。
中空コア体1A〜1Eにおいて、空隙部5の数(リブ部3の数)は3以上であればよく、必要とされる中空率及び機械的特性などに応じて、適宜設定することができる。ただし、空隙部5の数(リブ部3の数)が10以上になると、物理的中空率が小さくなって電気的特性が低下する虞がある。このため、空隙部5の数(リブ部3の数)は、3〜9が好ましく、より好ましくは4〜8であり、特に好ましくは6である。
中空コア体1(中空コア体1A〜1E)において、内環状部2の厚さT1は15〜70μmであり、外環状部4の厚さT2は25〜80μmであり、リブ幅の最小値W1は25〜80μmであり、リブ幅の最大値W2は37〜240μmである。そして、各厚さの関係は、外環状部4の厚さT2は内環状部2の厚さT1よりも大きくなっており(T2>T1)、リブ幅の最大値W2はリブ幅の最小値W1よりも大きくなっており(W2>W1)、リブ幅の最大値W2は外環状部4の厚さT2と同じか大きくなっている(W2≧T2)。この構成により、細径の同軸ケーブル10としつつ、堅牢な構成にできるので、小型のアンテナ内部に配線する際に、側圧によって中空コア体1が潰れることが防止できる。したがって、5G対応のアンテナ内部や6G対応のアンテナ内部に配線する信号伝送用ケーブルに好適な構成にできる。
本実施形態に係る中空コア体1の製造方法は、中心孔と、当該中心孔を囲むようにその外縁に隣接して形成された内環状孔と、当該内環状孔の外周から放射状に延び前記内環状孔よりも幅広の3以上の所定形状孔と、当該所定形状孔の外端間を連結し前記内環状孔よりも幅広の外環状孔と、を備えるダイスを使用する。そして、前記中心孔に内部導体を挿通させながら、前記内環状孔、所定形状孔及び外環状孔から溶融樹脂を押出して、前記内部導体の周囲に、内環状部と、当該内環状部から放射状に延びるリブ部と、当該リブ部の外端を連結する外環状部と、前記内環状部、外環状部及びリブ部によって囲まれ長手方向に連続する空隙部とで構成される中空コア体1A〜1Eを形成する。
本実施形態に係る中空コア体1の製造方法によれば、電気的特性に影響する内側部分の厚さが薄くなり、電気的特性への影響が少ない外側部分の厚さが厚くなる。これにより、電気的中空率が高く、かつ機械的強度、特に側圧強度が優れた中空コア体1A〜1Eが得られる。したがって、安定した高周波伝送性能を維持しつつ、従来構造よりも側圧強度を高めた構成の同軸ケーブル10にできる。
[側圧試験]
続いて、上述の第5例に示す形状の中空コア体1Eを用いた同軸ケーブル10Bの実施例と、他社製品の同軸ケーブルの比較例とについて、図6に示す側圧試験を行った。試料数は各1個であり、リブの測定位置を異ならせて、実施例は6箇所で測定し、比較例は2箇所で測定した。測定タイミングは、側圧後の30分後に測定して基準値とし、側圧解放後の3分後に測定して変化値として、測定値の変化量を評価した。評価基準は、伝送損失の変化量が10%以内をOKとして、伝送損失の変化量が10%超をNGとした。また、インピーダンスの変化量が1Ω以内をOKとして、インピーダンスの変化量が10%超をNGとした。各試料の側圧試験の評価結果を表1に示す。
Figure 0006977198
表1に示すように、実施例は、伝送損失の変化量が10%以内であり、インピーダンスの変化量が1Ω以内であったので、良好な結果であった。一方、比較例は、伝送損失の変化量が10%超であり、インピーダンスの変化量が1Ω超であったので、劣化していることが明らかである。実施例は、リブ幅の最小値W1とリブ幅の最大値W2との寸法比は、1:1.6以上であった。一方、比較例は、リブ幅の最小値W1とリブ幅の最大値W2との寸法比は、1:1.4以下であった。
側圧試験の評価結果から、リブ幅の最小値W1とリブ幅の最大値W2との寸法比を1:1.6以上に規定することで、従来構造よりも側圧強度を高めた構成にできる。他方、空隙部5の物理的中空率を維持して電気的特性を維持するには、リブ幅の最小値W1とリブ幅の最大値W2との寸法比を1:3.0以下に規定することが好ましい。したがって、リブ幅の最小値W1とリブ幅の最大値W2との寸法比を、1:1.6〜1:3.0の範囲内にすることで、安定した高周波伝送性能を維持しつつ、従来構造よりも側圧強度を高めた構成にできることが判明した。
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
1、1A、1B、1C、1D、1E 中空コア体
2 内環状部
3 リブ部
4 外環状部
5 空隙部
6 内側補強部
7 外側補強部
10、10A、10B、10C 同軸ケーブル
12 内部導体
W1 リブ幅の最小値
W2 リブ幅の最大値

Claims (1)

  1. 内部導体を絶縁被覆する内環状部と、前記内環状部から放射状に延びる複数のリブ部と、前記リブ部の外端に連結する外環状部とが熱可塑性樹脂の一体構造になっており、前記内環状部と前記リブ部と前記外環状部とによって囲まれた空隙部を3箇所以上有する構成であって、前記リブ部における前記外端の両側に外側補強部が形成されており、前記リブ部におけるリブ幅は前記内環状部に近い位置で周方向の最小値になり、前記リブ部における前記リブ幅は前記外端で前記周方向の最大値になり、前記最小値と前記最大値との寸法比は、1:1.6〜1:3.0になっている構成の中空コア体を備え、前記中空コア体は、前記リブ部における前記内環状部に連結される内端の両側に、前記外側補強部よりも小さな内側補強部が形成されていること
    を特徴とする同軸ケーブル。
JP2021163787A 2021-10-05 2021-10-05 同軸ケーブル Active JP6977198B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021163787A JP6977198B1 (ja) 2021-10-05 2021-10-05 同軸ケーブル
KR1020210183558A KR102404372B1 (ko) 2021-10-05 2021-12-21 동축 케이블
US17/745,118 US11728069B2 (en) 2021-10-05 2022-05-16 Coaxial cable
CN202211171840.5A CN115938676A (zh) 2021-10-05 2022-09-26 同轴电缆
DE102022125499.2A DE102022125499A1 (de) 2021-10-05 2022-10-04 Koaxialkabel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021163787A JP6977198B1 (ja) 2021-10-05 2021-10-05 同軸ケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6977198B1 true JP6977198B1 (ja) 2021-12-08
JP2023054855A JP2023054855A (ja) 2023-04-17

Family

ID=78815444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021163787A Active JP6977198B1 (ja) 2021-10-05 2021-10-05 同軸ケーブル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11728069B2 (ja)
JP (1) JP6977198B1 (ja)
KR (1) KR102404372B1 (ja)
CN (1) CN115938676A (ja)
DE (1) DE102022125499A1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103179A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Totoku Electric Co Ltd 高速差動伝送ケーブル
JP2009176737A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Vivant Medical Inc マイクロ波アンテナのための熱同調された同軸ケーブル
JP2011023205A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Ube Nitto Kasei Co Ltd 伝送ケーブル用中空コア体及びその製造方法並びに信号伝送用ケーブル
JP2013084500A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Totoku Electric Co Ltd 信号伝送ケーブル用中空絶縁電線

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2648719A (en) * 1946-10-21 1953-08-11 Telegraph Constr & Main Co Concentric electric cable with interlocking tubular supports
US3912850A (en) * 1973-10-01 1975-10-14 Bunker Ramo High frequency coaxial cable
JPS5255529Y2 (ja) 1975-01-21 1977-12-15
US5569876A (en) * 1993-05-17 1996-10-29 Podgorski; Andrew S. High voltage insulating structure
FR2747832B1 (fr) * 1996-04-23 1998-05-22 Filotex Sa Procede et dispositif de fabrication d'une gaine aeree en un materiau isolant autour d'un conducteur, et cable coaxial muni d'une telle gaine
WO2004013870A1 (ja) * 2002-08-06 2004-02-12 Ube-Nitto Kasei Co., Ltd. 細径同軸ケーブルおよびその製造方法
JP5297726B2 (ja) * 2008-03-25 2013-09-25 宇部日東化成株式会社 同軸ケーブル中空コア体の製造方法、同軸ケーブル中空コア体、並びに同軸ケーブル
FR2938111B1 (fr) * 2008-11-06 2012-08-03 Axoncable Fil electrique a gaine de ptfe a faible constante dielectrique, et ses procede et outil de fabrication
CN103827983A (zh) * 2011-10-04 2014-05-28 东京特殊电线株式会社 用于信号传输电缆的中空芯体
CN103918038A (zh) * 2011-11-09 2014-07-09 东京特殊电线株式会社 高速信号传输线缆
KR20160038331A (ko) * 2014-09-30 2016-04-07 엘에스전선 주식회사 동축 케이블
JP6551763B2 (ja) * 2018-07-17 2019-07-31 日立金属株式会社 同軸ケーブル及びそれを用いたケーブル
JP2020021701A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 東京特殊電線株式会社 多芯通信ケーブル
US10718918B1 (en) * 2018-09-26 2020-07-21 Superior Essex International LP Coaxial cable and method for forming the cable

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008103179A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Totoku Electric Co Ltd 高速差動伝送ケーブル
JP2009176737A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Vivant Medical Inc マイクロ波アンテナのための熱同調された同軸ケーブル
JP2011023205A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Ube Nitto Kasei Co Ltd 伝送ケーブル用中空コア体及びその製造方法並びに信号伝送用ケーブル
JP2013084500A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Totoku Electric Co Ltd 信号伝送ケーブル用中空絶縁電線

Also Published As

Publication number Publication date
KR102404372B1 (ko) 2022-06-02
CN115938676A (zh) 2023-04-07
US11728069B2 (en) 2023-08-15
JP2023054855A (ja) 2023-04-17
US20230105524A1 (en) 2023-04-06
DE102022125499A1 (de) 2023-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5421565B2 (ja) 同軸ケーブル
JP4493595B2 (ja) 発泡同軸ケーブルおよびその製造方法
JP5255529B2 (ja) 伝送ケーブル用中空コア体及びその製造方法並びに信号伝送用ケーブル
US9318238B2 (en) Hollow core body for signal transmission cable
JP7148011B2 (ja) 同軸ケーブル及びケーブルアセンブリ
JP5464080B2 (ja) 同軸ケーブルおよび多心同軸ケーブル
JP6977198B1 (ja) 同軸ケーブル
JP2007250235A (ja) 同軸ケーブル用中空コア体,同コア体の製造方法,同コア体を用いる同軸ケーブル
KR20140142671A (ko) 동축 전선 및 그의 제조방법
JP2007280762A (ja) ノンハロゲン同軸ケーブル及びこれを用いた多芯ケーブル
JP6572661B2 (ja) ジャンパ線
JP7265324B2 (ja) 絶縁電線、ケーブル
JP7340384B2 (ja) 屈曲性に優れる細径同軸ケーブル
JP5734155B2 (ja) 信号伝送ケーブル用中空絶縁電線
JP5910519B2 (ja) シールドケーブル
JP2011198487A (ja) 同軸ケーブル
JP2002352640A (ja) 極細同軸ケーブル
JP6901034B1 (ja) 同軸ケーブル及びケーブルアセンブリ
JP7474590B2 (ja) 多芯通信ケーブル
WO2022138898A1 (ja) 通信ケーブルおよびその製造方法
WO2022130801A1 (ja) 多芯平行ケーブル及びその製造方法
JP7081699B2 (ja) 同軸ケーブル及びケーブルアセンブリ
JP6640289B1 (ja) 同軸ケーブル
WO2022131258A1 (ja) 通信ケーブルおよびその製造方法
US20220028582A1 (en) High-frequency coaxial cable

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211013

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20211013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211026

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6977198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350