JP6977123B1 - ペット用玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者のペット用玩具を操作する技術が低くくても、十分にペットを喜ばせることができ、飼い主とペットの信頼関係をより良いものとすることができるペット用玩具を提供する。【解決手段】ペット用玩具1は、柔軟性および弾性を有し、側面から見て弓形に湾曲した棒状の軸部11と、軸部11の一端に設けられたペットを誘導する誘導体12と、軸部11の他方の一端に設けられた使用者が把持する把持部13とを有し、誘導体12は、湾曲して地面から遠ざかる方向に延びている軸部11の一端に設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、猫や犬などのペットと遊ぶ際に用いる玩具に関するものである。
従来より、エノコログサ(俗称:猫じゃらし)やボール、骨を模した玩具など、猫や犬などのペットと遊ぶ際には様々な玩具が用いられている。このような玩具は、飼い主とペットが交流する時間をより楽しいものとし、このような玩具を用いることで、飼い主とペットの信頼関係をより良いものとすることができる。
このような、飼い主とペットの信頼関係をより良いものとするためのペット用玩具に関する発明もされており、例えば、特許文献1には、使用者が把持する棒状とされたグリップ部と、グリップ部の先端に連結され、ペットを誘導する誘導体として作用する紐体とを有しており、紐体は、グリップ部より長尺であって、内部に長尺な内芯体と内芯体を外から囲う長尺な外套体とからなるペット用玩具が記載されている。
また、特許文献2には、線材の基部に把持部が形成され、線材の先端側にペット誘惑体が線材長手方向に移動自在に保持されているペット用玩具が記載されている。このペット用玩具には、ペット誘惑体に可撓性を有する羽根が具備されており、ペット誘惑体は線材廻りに回動自在に保持されている。なお、特許文献2に記載のペット用玩具は、線材の先端部にペット誘惑体とは別の固定ペット誘惑体が固着され、線材の固定ペット誘惑体よりも基端側にペット誘惑体が設けられている。
また、特許文献3には、スプリングの一端に犬猫の好む飾りを付けて、もう一端に持ち手を付けた犬猫用玩具が記載されている。
しかし、特許文献1〜3に記載の玩具は、主に使用者が当該玩具を操作するものであり、ペットが喜んで楽しい時間を過ごすことができるか否か、つまり飼い主とペットの信頼関係をより良いものとすることができるか否かは、使用者の技術に依るところがある。
そこで、本発明は、使用者のペット用玩具を操作する技術が低くくても、十分にペットを喜ばせることができ、飼い主とペットの信頼関係をより良いものとすることができるペット用玩具を提供する。
本発明のペット用玩具は、柔軟性および弾性を有し、側面から見て弓形に湾曲した棒状の軸部と、軸部の一端に設けられたペットを誘導する誘導体と、軸部の他方の一端に設けられた使用者が把持する把持部とを有し、誘導体は、湾曲して地面から遠ざかる方向に延びている前記軸部の一端に設けられている。このように、軸部が形成する弓形の弧の一端が延びる方向を、地面から遠ざかる方向、つまり重力が働く方向とは逆向きにすることにより、当該一端に設けられた誘導体には重力が作用する。当該重力が作用して下降する誘導体は、柔軟性および弾性を有する軸部に設けられているため、当該誘導体には元の高さの位置に戻ろうとする力が働く。さらに軸部は柔軟性および弾性を有しているため、当該誘導体に働く重力や弾性力などの略鉛直方向の力が一部略水平方向にも変わり、当該誘導体には上下左右の力が働き、上下左右にゆらゆらと動く。
また、把持部は、軸部が誘導体が設けられた一端に向かって延びる方向を定めつつ、軸部を固定するガイド部を有することが望ましい。これにより、軸部がガイド部を介して把持部にしっかりと固定される。
(1)本発明によれば、柔軟性および弾性を有し、側面から見て弓形に湾曲した棒状の軸部と、軸部の一端に設けられたペットを誘導する誘導体と、軸部の他方の一端に設けられた使用者が把持する把持部とを有し、誘導体は、湾曲して地面から遠ざかる方向に延びている前記軸部の一端に設けられている構成により、誘導体には重力や弾性力が作用して、当該誘導体は下降または上昇を繰り返す。また、誘導体に働く重力や弾性力などの略鉛直方向の力が一部略水平方向にも変わり、当該誘導体には上下左右の力が働き、上下左右にゆらゆらと動くため、使用者の技術レベルを問わず、誰でもまるで自然の生き物が動いているかのような誘導体の動きを実現することができる。そして、十分にペットを喜ばせることができ、飼い主とペットの信頼関係をより良いものとすることができる。
(2)また、把持部が、軸部が誘導体が設けられた一端に向かって延びる方向を定めつつ、軸部を固定するガイド部を有する構成により、軸部がガイド部を介して把持部にしっかりと固定されるため、誘導体自身の重量により誘導体が軸部と共に左右に倒れたり、誘導体が使用者の意図しない動きとなることを防ぐことができる。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明するが、以下に記載する構成要件の説明は、本発明の実施態様の一例(代表例)であり、本発明はその要旨を変更しない限り、以下の内容に限定されない。
[ペット用玩具]
図1は、発明の実施の形態に係るペット用玩具を示す概略構成図である。図1に示すように、ペット用玩具1は、柔軟性および弾性を有し、側面から見て弓形に湾曲した棒状の軸部11と、軸部11の一端に設けられたペットを誘導する誘導体12と、軸部11の他方の一端に設けられた使用者が把持する把持部13とを有する。
図1は、発明の実施の形態に係るペット用玩具を示す概略構成図である。図1に示すように、ペット用玩具1は、柔軟性および弾性を有し、側面から見て弓形に湾曲した棒状の軸部11と、軸部11の一端に設けられたペットを誘導する誘導体12と、軸部11の他方の一端に設けられた使用者が把持する把持部13とを有する。
軸部11は例えば銅線であり、柔軟性および弾性を有していれば材質や材料などに制限はない。誘導体12は、軸部11の一端に設けられる(つまり、軸部11で支えられる)。また、誘導体12は、軸部11がしなって、略鉛直方向に降下する程度の重量を有する。
ここで、誘導体12は、湾曲して地面から遠ざかる方向Cに延びている軸部11の一端に設けられている。図1に示す例では、誘導体12が設けられた軸部11の一端は、軸部11のうち弓形に湾曲して地面に最も近い位置にある部分(高さH1)よりも高い位置(高さH2)にある。
把持部13は、使用者がペット用玩具1を使用する際に手で握るグリップ部分である。把持部13は、軸部11の誘導体12が設けられていない方の一端に設けられる。また、把持部13は、ガイド部14を有する。ガイド部14は、軸部11が誘導体12が設けられた一端に向かって延びる方向を定めつつ、軸部11を固定する。
[ペット用玩具の動作]
使用者は、ペット用玩具1の把持部13を手で握り、誘導体12をペットに向けて使用する。上述したように、誘導体12は高さH1よりも高い位置に設けられているため、誘導体12には重力が作用する(つまり、下降する)。当該重力が作用して下降する誘導体12は、柔軟性および弾性を有する軸部に設けられているため、当該誘導体には元の高さ(高さH2)の位置に戻ろうとする力が働く(つまり、上昇する)。さらに軸部は柔軟性および弾性を有しているため、当該誘導体に働く重力や弾性力などの略鉛直方向の力が一部略水平方向にも変わり、当該誘導体には上下左右の力が働き、上下左右にゆらゆらと動く。
使用者は、ペット用玩具1の把持部13を手で握り、誘導体12をペットに向けて使用する。上述したように、誘導体12は高さH1よりも高い位置に設けられているため、誘導体12には重力が作用する(つまり、下降する)。当該重力が作用して下降する誘導体12は、柔軟性および弾性を有する軸部に設けられているため、当該誘導体には元の高さ(高さH2)の位置に戻ろうとする力が働く(つまり、上昇する)。さらに軸部は柔軟性および弾性を有しているため、当該誘導体に働く重力や弾性力などの略鉛直方向の力が一部略水平方向にも変わり、当該誘導体には上下左右の力が働き、上下左右にゆらゆらと動く。
このように、誘導体12は使用者が何ら操作をしなくても、上下左右運動を繰り返す。そして、この上下左右運動は重力や弾性力による動きであるため、使用者の技術レベルを問わず、誰でも同じ動きを実現することができる。よって、予め誘導体12の重量や軸部11の弾性力、高さH1,H2などを調整することで、誘導体12の動き幅や動く速さを調整することでき、まるで自然の生き物が動いているかのような誘導体12の動作を実現することができる。
ここで、誘導体12は、湾曲して地面から遠ざかる方向Cに延びている軸部11の一端に設けられており、かつある程度の重量を有するため、当該重量により誘導体12が軸部11と共に左右に倒れたり、誘導体12が使用者の意図しない動きとなりやすい。
そのため、把持部13は、軸部11が誘導体12が設けられた一端に向かって延びる方向を定めつつ、軸部11を固定するガイド部14を有することが望ましい。図2は、発明の実施の形態に係るペット用玩具のガイド部の一例を示す説明図である。図2に示す例では、ガイド部14は、軸部11を固定する溝部141と、軸部11が延びる方向を定める孔部142とを有する。
これにより、軸部11がガイド部14を介して把持部13にしっかりと固定され、誘導体12自身の重量により誘導体12が軸部11と共に左右に倒れたり、誘導体12が使用者の意図しない動きとなることを防ぐことができる。なお、ガイド部14は、軸部11の延びる方向を定めたり、固定するために、溝部141や孔部142と設着剤や溶接などにより固定されていてもよい。
図3は、発明の実施の形態に係るペット用玩具のガイド部の別の一例を示す説明図であり、(A)は正面から見た図、(B)は側面から見た図である。ここで、図3(A)に示すように、ガイド部14は、軸部11がぴったりと係合し、かつ軸部11を収容し得る十分な長さの溝部141を有することが望ましい。図3(B)に示すように、軸部11は側面から見て弓形に湾曲しているため、重力によりF1の方向へ力が働く。そこで、軸部11を孔部142に通すことにより、孔部142が支点となり、把持部13側では、F2の方向へ力が作用するようになる。この時、把持部13側に、軸部11がぴったりと係合し、かつ軸部11を収容し得る十分な長さの溝部141を設けることにより、このF2の方向へ作用する力を溝部141でしっかりと受け止めることができ、把持部13側で固定されている軸部11がずれることを防ぐことができる。
なお、図3においてはF2の方向に溝部141を有する構成となっているが、逆の構成、つまり把持部13をF2の方向に備える構成となっていてもよい。このように、溝部141は、図2に示すように把持部13の内部に設けてもよいし、図3に示すように把持部13の外部に設けてもよい。
以上のように、ペット用玩具1は使用者の技術レベルを問わず、まるで自然の生き物が動いているかのような誘導体12の動作を実現することができる。誘導体12はまるで自然の生き物が飛んでいるかのように動くため、誘導体12は蝶の形状など飛行する虫や鳥などの形状を模していることが望ましい。これにより、ペット用玩具1と戯れるペットは誘導体12が自然の生き物であるとより錯覚して喜んで遊び、飼い主とペットの信頼関係をさらに良いものとすることができる。
上述した本発明の実施態様はあくまで一例であり、例えば、軸部11や誘導体12が使用者の意図しない動きとならないように把持部13にしっかり固定されるのであれば、ガイド部14の形状や材質に制限はない。また、誘導体12の重量や形状、軸部11の弾性力や高さH1,H2などを調整することで、誘導体12がまるでゆらゆらと舞う蝶のように動いたり、時に急な水平移動をする蚊のように動いたりと、特定の生物を模すこともできる。もちろん、このような誘導体12の動きに加えて、使用者自身がペット用玩具1を操作して誘導体12にさらに動きを加えてもよい。
本発明は、猫や犬などのペットと遊ぶ際に用いる玩具として有用であり、特に、使用者のペット用玩具を操作する技術が低くくても、十分にペットを喜ばせることができ、飼い主とペットの信頼関係をより良いものとすることができるため、産業上有用である。
1 ペット用玩具
11 軸部
12 誘導体
13 把持部
14 ガイド部
141 溝部
142 孔部
C 軸部が延びる方向
F1,F2 力が働く方向
H1,H2 高さ
11 軸部
12 誘導体
13 把持部
14 ガイド部
141 溝部
142 孔部
C 軸部が延びる方向
F1,F2 力が働く方向
H1,H2 高さ
Claims (4)
- 柔軟性および弾性を有し、側面から見て弓形に湾曲した棒状の軸部と、
前記軸部の一端に設けられたペットを誘導する誘導体と、
前記軸部の他方の一端に設けられた使用者が把持する把持部とを有し、
前記誘導体は、湾曲して地面から遠ざかる方向に延びている前記軸部の一端に設けられているペット用玩具。 - 前記把持部は、前記軸部が前記誘導体が設けられた一端に向かって延びる方向を定めつつ、前記軸部を固定するガイド部を有する請求項1に記載のペット用玩具。
- 前記軸部は銅線である請求項1または2に記載のペット用玩具。
- 前記誘導体は蝶の形状を模したものである請求項1〜3のいずれか1項に記載のペット用玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020151492A JP6977123B1 (ja) | 2020-09-09 | 2020-09-09 | ペット用玩具 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60502138A (ja) * | 1983-08-18 | 1985-12-12 | ガルキ−ウイクズ,ジヨン | 子猫いじめ器 |
JP2018078845A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 株式会社ペッツルート | ペット用玩具 |
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2020
- 2020-09-09 JP JP2020151492A patent/JP6977123B1/ja active Active
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