JP6975572B2 - 鋳型及び鋳造部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳造部品を成形する鋳型、及び鋳造部品の製造方法に関する。
特許文献1には、流体が流れる螺旋状のパイプ、及び発熱するシーズヒータが鋳造部品に鋳込まれた熱交換器が開示されている。
この種の熱交換器の製造時には、鋳型内にパイプ及びシーズヒータといった構造物が設置された後に、鋳型内に金属の溶湯が充填される。こうして充填された溶湯が凝固することで鋳造部品が形成される。鋳型内から取り出された鋳造部品には、パイプ及びシーズヒータが内蔵される。
実開昭47−30053号公報
しかしながら、上記鋳造部品が例えばダイキャスト工法によって形成される場合に、鋳型内に高速で射出される溶湯が構造物に当たると、溶湯流から受ける負荷によってパイプ等の構造物が変形するおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、鋳造部品に鋳込まれる構造物の変形を防止することを目的とする。
本発明のある態様によれば、構造物が設置された内部空間に加圧された溶湯が充填されることで鋳造部品を成形する鋳型であって、前記内部空間を形成する成形壁部と、前記成形壁部に開口して溶湯を前記内部空間に流入させる充填口と、を備え、前記構造物は、螺旋状部分を有する金属管であり、前記充填口の中心線が前記構造物の前記螺旋状部分の湾曲した表面に対して直角でない接触角をもって交差することを特徴とする鋳型が提供される。
又、本発明のある態様によれば、構造物が設置された鋳型の内部空間に加圧された溶湯を充填することで鋳造部品を成形する鋳造部品の製造方法であって、前記鋳型は、前記内部空間を形成する成形壁部と、前記成形壁部に開口して溶湯を前記内部空間に流入させる充填口と、を備え、前記構造物は、螺旋状部分を有する金属管であり、前記充填口の中心線が前記構造物の前記螺旋状部分の湾曲した表面に対して直角でない接触角をもって交差し、溶湯を前記充填口を通じて前記内部空間に充填する充填工程を備えることを特徴とする鋳造部品の製造方法が提供される。
上記態様によれば、充填口から内部空間に流入する溶湯流は、構造物の表面に沿って流入し、構造物の表面に直交する方向から当たることが抑えられる。これにより、溶湯流が構造物に与える負荷が小さく抑えられるため、構造物の変形を防止することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る鋳型を示す縦断面図である。 図2は、図1のII−II線に沿う縦断面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿う横断面図である。 図4は、鋳型の変形例を示す横断面図である。 図5は、鋳型の他の変形例を示す横断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1〜4は、本実施形態に係る鋳型30が適用される鋳造装置100を示す断面図である。なお、説明の簡略化のため、鋳造装置100は一部を省略して図示している。
ダイキャスト工法による鋳造装置100は、注入室6内に注入された溶湯を加圧する加圧部(ピストン)7と、加圧部7によって注入室6から流出する溶湯が充填される内部空間90を形成する鋳型30と、を備える。溶湯は、例えばアルミニウム合金等の金属が溶融したものである。後述するように、鋳型30では、内部空間90に充填された溶湯が凝固することによって鋳造部品70が成形される。
鋳型30は、固定型25と、成形後に取り外される可動型21、横スライド22、23及び中子24と、を備える。鋳型30では、固定型25に対して可動型21、横スライド22、23及び中子24が白抜き矢印で示す方向に移動して所定位置に保持されることによって、内部空間90が形成される。
鋳型30の内部空間90には、鋳造部品70に鋳込まれる構造物としてヒータ10が設置される。
ヒータ10は、通電によって発熱する発熱部(図示省略)と、発熱部を収容する金属管(パイプ)10aと、を備えるシーズヒータである。なお、ヒータ10は、これに限らず、例えばPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータなどであってもよい。
ヒータ10は、鋳型30に支持される固定部としての端部13、14と、端部13、14から延設される螺旋状の延設部15と、を有する。端部13、14の先端部には、電気配線が接続される端子16、17が設けられる。
延設部15では、金属管10aが中心線Oを中心として螺旋状に巻かれる。金属管10aは、図1、2に示すように、中心線O方向に巻かれる。金属管10aは、図3に示すように、中心線O方向から見て略円環状に巻かれる。
2本の端部13、14は、延設部15の両端から互いに略平行に並んで延在する。端部13、14は、図1に示すように、中心線Oと略直交するように形成される。端部13、14は、図2に示すように、内部空間90の対向する2つの隅部の近傍にそれぞれ設置される。
鋳造部品70は、延設部15が鋳込まれる筒状の筒部71と、端部13、14が鋳込まれる板状の蓋部72と、を有する。筒部71と蓋部72とは、一体に形成される。筒部71は、その外面から突出する複数のフィンを有する。なお、鋳造部品70は、蓋部72を有することなく、延設部15及び端部13、14が鋳込まれる一つのブロック状のものであってもよい。
鋳型30は、鋳造部品70を成形する成形壁部32と、ヒータ10の端部13、14を支持する孔状の支持部33、34と、を有する。
成形壁部32は、筒部71を成形する壁部分35と、蓋部72を成形する壁部分36と、筒部71と蓋部72とを接続する部位を成形する孔状の壁部分37、38と、を有する。
鋳型30は、内部空間90に開口する充填口42〜44と、充填口42〜44を介して注入室6と内部空間90とを連通する湯道40と、を有する。
内部空間90の下部に臨む下部充填口42は、壁部分36の下端面に開口する。下部充填口42から壁部分36内の内部空間90に充填される溶湯によって鋳造部品70の蓋部72が形成される。
内部空間90の側部に臨む充填口43、44は、壁部分35の側端面35aに開口する。充填口43、44から壁部分35内の内部空間90に充填される溶湯によって鋳造部品70の筒部71が形成される。
次に、鋳造装置100によって鋳造部品70を鋳造する工程について説明する。
まず、鋳型30の内部空間90にヒータ10を設置する設置工程を行う。この設置工程において、まず、可動型21にヒータ10を組み付ける。このときに、ヒータ10は、その端部13、14が孔状の壁部分37、38を通して孔状の支持部33、34に挿入されることで、内部空間90の所定位置に設置される。続いて、可動型21、横スライド22、23及び中子24を固定型25に組み付けて、内部空間90を形成する。
続いて、内部空間90に溶湯を充填する充填工程を行う。この充填工程において、まず、内部空間90に活性ガス(酸素)を充填する。続いて、注入室6内に高温の溶湯を注入し、加圧部7を駆動して溶湯を加圧する。これにより、注入室6から押し出される溶湯は、図1に矢印で示すように、湯道40を通じて充填口42〜44から内部空間90に流入する。このときに、溶湯は、充填口42〜44から高速の噴霧となって内部空間90に射出される。これに伴って、内部空間90では、活性ガスが金属の溶湯と結合することで真空状態となり、溶湯が隙間なく充填される。これにより、鋳造部品70に巣が生じることが防止される。なお、これに限らず、例えば、鋳型30にガス抜き孔を形成して、内部空間90に溶湯が充填されるのに伴って、内部空間90の空気が外部に排出されるようにしてもよい。
その後、鋳型30では、内部空間90に充填された溶湯が凝固することによって鋳造部品70が成形される。そして、可動型21、横スライド22、23及び中子24を鋳造部品70から離し、固定型25から鋳造部品70が取り外される。
以上のようにして、鋳造部品70が製造される。ヒータ10を内蔵した鋳造部品70は、ヒータユニットとしてタンク(図示省略)に組み付けられる。ヒータユニットは、ヒータ10が発生する熱が鋳造部品70を介してタンク内を循環する流体(媒体)に伝えられ、流体を加熱するようになっている。
次に、鋳型30の内部空間90に対するヒータ10及び充填口43、44の配置について説明する。
鋳型30の壁部分35及び充填口43、44は、内部空間90に射出される溶湯を所定の位置に導く堰を構成する。
充填口43、44は、図2に示すように、略矩形の流路断面形状を有する。充填口43、44は、ヒータ10の中心線O方向の開口幅が、中心線Oと直交方向の開口幅より大きいスリット状に形成される。
鋳型30は、スリット状の充填口43、44が中心線Oと平行に延在する構成に限らず、中心線O方向に複数の充填口が並んで形成される構成としてもよい。
図3において、対の充填口43、44の流路中心線F43、F44は、ヒータ10の中心線Oを挟み、中心線Oと直交する中央線Pに対して対称的に傾斜する。そして、充填口43、44は、それぞれの流路中心線F43、F44がヒータ10の中央部(中央線Pを含む部位)を避けてヒータ10と交差する。換言すると、充填口43、44は、それぞれの流路中心線F43、F44がヒータ10の湾曲した表面に接する接線Tに対して直角でない接触角θをもって交差する。なお、接触角θとは、充填口43、44の流路中心線F43、F44がヒータ10の表面に接する接線Tと交わる位置において接線Tとなす角度である。つまり、充填口43、44は、それぞれの流路中心線F43、F44がヒータ10の湾曲した表面に接する接線Tに対して直交しないように形成される。
対の充填口43、44は、図3に示すように、湯道40のチャンバ49から内部空間90にかけて次第に離れる方向に延在する。充填口43、44は、螺旋状のヒータ10の外周に沿って延在する。
充填口43、44は、ヒータ10の周りの間隙53、54にそれぞれ対向するように配置される。間隙53、54は、ヒータ10の外周と成形壁部32との間に形成される空間である。
これにより、充填口43、44から射出される溶湯は、間隙53、54を通じてヒータ10の湾曲した表面に沿って内部空間90に流入する。
以上のように、本実施形態によれば、ヒータ10が設置された内部空間90に溶湯を充填する充填口43、44を備える鋳型30が提供される。
上記溶湯充填時に、噴霧状の溶湯が充填口43、44から例えば50m/s程度の速度で内部空間90に流入する。充填口43、44から射出される高速の溶湯流がヒータ10の表面に接する接線Tに直交する方向から当たると、ヒータ10が受ける負荷が大きくなるため、ヒータ10が変形するおそれがある。
この対処方法として、本実施形態によれば、ヒータ10(構造物)は、鋳型30は、内部空間90を形成する成形壁部32と、成形壁部32に開口し、溶湯を内部空間90に流入させる充填口43、44と、を備える。そして、充填口43、44の流路中心線F43、F44がヒータ10の表面に対して直角でない接触角θをもって交差する構成とした。
このように構成することで、充填口43、44から射出される溶湯は、ヒータ10の表面に直交する方向から当たることが抑えられ、ヒータ10の表面に沿って内部空間90に流入する。これにより、溶湯流がヒータ10に与える負荷が小さく抑えられるため、ヒータ10の変形を防止することができる。そして、溶湯流がヒータ10の表面に沿って円滑に流入するため、溶湯が内部空間90の各部に隙間なく充填される。これにより、鋳造部品70は、内部に巣が生じることが防止され、品質の向上が図れる。
又、本実施形態によれば、対の充填口43、44どうしが溶湯を導く湯道40のチャンバ49から内部空間90にかけて次第に離れる方向に延在する構成とした。
このように構成することで、チャンバ49に対する充填口43、44の開口部の間隔が内部空間90に対する充填口43、44の開口部の間隔より小さくなり、チャンバ49の容積を小さくすることができる。これにより、溶湯がチャンバ49内で凝固した後に廃棄される材料を減らすことができる。
なお、鋳型30は、2本の充填口43、44を有する構成に限らず、1本の充填口を有する構成としてもよい。
又、本実施形態によれば、ヒータ10は、内部空間90に間隙53、54を形成する。充填口43、44は、間隙53、54にそれぞれ対向するように内部空間90に臨む構成とした。
このように構成することで、充填口43、44から間隙53、54に対向して内部空間90に射出される溶湯は、間隙53、54を通じて内部空間90の各部に流入する。これにより、高速の溶湯流がヒータ10に当たることが抑えられるため、ヒータ10が溶湯流から受ける負荷によって変形することが防止される。そして、溶湯流が間隙11を通じて円滑に流入するため、溶湯が内部空間90の各部に隙間なく充填される。これにより、鋳造部品70は、内部に巣が生じることが防止され、品質の向上が図れる。
又、本実施形態によれば、鋳型30は、複数の支持部33、34を備える。そして、ヒータ10は、複数の端部13、14の間にわたって延設部15が延設される構成とした。
このように構成することで、ヒータ10の延設部15は、複数の端部13、14に両持ち支持されるため、溶湯流によって生じる曲げ応力が小さく抑えられる。これにより、ヒータ10の変形を有効に防止できる。
こうして、本実施形態によれば、鋳型30を用いてヒータ10を鋳込んだ鋳造部品70を製造する鋳造部品70の製造方法を提供することができる。
又、本実施形態によれば、内部空間90に設置される構造物として、螺旋状の金属管10aを鋳込んだ鋳造部品70を製造する鋳造部品70の製造方法を提供することができる。
これにより、ヒータユニットは、変形しやすい螺旋状の金属管10aの形状が保たれ、所期の性能が得られる。
次に、図4に示す鋳型30の変形例について説明する。
鋳型30は、中心線Oと直交する方向(図4において上下方向)について、充填口43、44に比べて小さい開口幅を有する小充填口45を有する。
小充填口45は、充填口43、44と中心線Oに沿って直線上に並ぶ位置に開口するスリット状に形成される。
小充填口45の流路中心線F45は、中央線P上に延び、ヒータ10の表面上の接線Tに対して略直交する角度をもって交差する。つまり、小充填口45は、その流路中心線F45がヒータ10の表面に対して略直角の接触角をもって交差する構成とした。
このように構成することで、充填工程において、小充填口45から射出される溶湯流がヒータ10の中央部に当たる。溶湯流は小充填口45を通過して抵抗が付与されることで減速するため、小充填口45から射出される溶湯流がヒータ10の中央部に当たっても、溶湯流がヒータ10に与える負荷が小さく抑えられる。これにより、ヒータ10の変形を防止できる。
次に、図5に示す鋳型30の変形例について説明する。
対の充填口43、44は、図5に示すように、それぞれの流路中心線F43、F44がヒータ10の中心線Oを挟み、中心線Oと直交するヒータ10の中央線Pに対して略平行に延在する。
充填口43、44は、それぞれの流路中心線F43、F44がヒータ10の表面上の接線Tに対して直交しない角度で交差する。つまり、充填口43、44は、それぞれの流路中心線F43、F44がヒータ10の表面に対して直角でない接触角をもって交差する構成とした。
この場合にも、充填口43、44から射出される溶湯は、ヒータ10の表面に沿って内部空間90に流入する。これにより、ヒータ10が溶湯流から受ける負荷が小さく抑えられるため、溶湯流によってヒータ10が変形することが防止される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本発明は、ヒータを鋳込む鋳型として好適であるが、ヒータ以外の構造物を鋳込む鋳型にも適用できる。
本発明は、溶湯を加圧して鋳型に充填するダイキャスト工法による鋳造方法として好適であるが、他の鋳造方法にも適用できる。
10 ヒータ(構造物)
10a 金属管
30 鋳型
32 成形壁部
43、44 充填口
45 小充填口
53、54 間隙
70 鋳造部品
90 内部空間
F43、F44 充填口の流路中心線
T ヒータの表面に接する接線

Claims (5)

  1. 構造物が設置された内部空間に加圧された溶湯が充填されることで鋳造部品を成形する鋳型であって、
    前記内部空間を形成する成形壁部と、
    前記成形壁部に開口し、溶湯を前記内部空間に流入させる充填口と、を備え、
    前記構造物は、螺旋状部分を有する金属管であり、
    前記充填口の中心線が前記構造物の前記螺旋状部分の湾曲した表面に対して直角でない接触角をもって交差することを特徴とする鋳型。
  2. 請求項1に記載の鋳型であって、
    対の前記充填口どうしが溶湯を導く湯道から前記内部空間にかけて次第に離れる方向に延在することを特徴とする鋳型。
  3. 請求項1又は2に記載の鋳型であって、
    前記充填口は、前記構造物が形成する間隙に対向して前記内部空間に臨むことを特徴とする鋳型。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の鋳型であって、
    前記充填口に比べて小さい開口幅を有し、中心線が前記構造物の表面に対して直角の接触角をもって交差する小充填口を備えることを特徴とする鋳型。
  5. 構造物が設置された鋳型の内部空間に加圧された溶湯を充填することで鋳造部品を成形する鋳造部品の製造方法であって、
    前記鋳型は、
    前記内部空間を形成する成形壁部と、
    前記成形壁部に開口し、溶湯を前記内部空間に流入させる充填口と、を備え、
    前記構造物は、螺旋状部分を有する金属管であり、
    前記充填口の中心線が前記構造物の前記螺旋状部分の湾曲した表面に対して直角でない接触角をもって交差し、
    溶湯を前記充填口を通じて前記内部空間に充填する充填工程を備えることを特徴とする鋳造部品の製造方法。
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