JP6975062B2 - スプライシング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スプライシング装置に関するものである。
スプライシング装置は、多数の部品を収容するキャリアテープのスプライシングに用いられる。スプライシング装置は、一対のキャリアテープの端部を突き合わせた状態でスプライシングテープを貼り付けるけることにより、一対のキャリアテープをスプライシングする。特許文献1には、スプライシング処理において、弾性を有するゴムシートを取り付けられた一対の押付板でスプライシングテープを表面側および裏面側から押し付けることにより、スプライシングテープの貼り付けを図る構成が開示されている。
国際公開第2014/102965号
ところで、スプライシング処理において押付板によりスプライシングテープに付与される押付力が不足すると、スプライシングテープの接着が不十分となるおそれがある。このような押付力の不足は、スプライシングテープの長手方向において部分的に発生することがある。そのため、スプライシング装置には、スプライシングテープ全体に適度な押付力を付与することが求められる。
本明細書は、スプライシング処理においてスプライシングテープ全体に適度な押付力を付与可能にして、スプライシングの安定化を図ることができるスプライシング装置を提供することを目的とする。
本明細書は、一対のキャリアテープをテープ搬送路に沿って互いに接近させる方向に搬送するキャリアテープ搬送装置と、前記一対のキャリアテープに跨って貼り付けられるスプライシングテープを所定の間隔で表面に配列された供給テープを搬送する供給テープ搬送装置と、前記テープ搬送路において所定の位置関係となるように位置決めされた前記一対のキャリアテープに対して前記スプライシングテープを貼り付け可能に搬送された前記供給テープの背面側に配置される押付部材と、前記押付部材を前記供給テープの背面に押し付けた状態で前記スプライシングテープの長手方向の一端から他端まで移動させることによって、前記一対のキャリアテープに前記スプライシングテープを貼り付ける駆動装置と、を備え、前記押付部材は、前記駆動装置によって移動する際に前記供給テープの背面に接触する接触部を設けられたアームを有し、前記駆動装置は、前記アームを前記供給テープの背面に平行な軸周りに回転可能に且つ前記スプライシングテープの長手方向に移動可能に支持するスプライシング装置を開示する。
このような構成によると、スプライシングテープは、押付部材が供給テープをキャリアテープ側に押し付けた状態で、スプライシングテープの一端から他端まで移動する。これにより、スプライシング装置は、スプライシングテープ全体に亘って適度な押付力を付与し、接着状態に偏りがなく均一に貼り付けを行うことができる。よって、スプライシングの安定化を図ることができる。
実施形態におけるスプライシング装置の概要を模式的に示す正面図である。 キャリアテープを示す平面図である。 供給テープを示す平面図である。 テープ貼付装置の初期状態を示す正面図である。 押付部材が揺動した状態を示す側面図である。 テープ貼付装置によるスプライシングテープの貼り付け始めの状態を示す正面図である。 テープ貼付装置によるスプライシングテープの貼り付け終わり状態を示す正面図である。
以下、スプライシング装置を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。スプライシング装置は、一対のキャリアテープの端部を突き合わせた状態でスプライシングテープを表面および裏面の少なくとも一方に貼り付けるけることにより、一対のキャリアテープをスプライシングする。一対のキャリアテープは、例えば一方が使用途中の旧テープであり、他方が補給用の新テープである。
1.スプライシング装置10の構成
スプライシング装置10は、図1に示すように、装置本体11と、上部カバー12と、キャリアテープ搬送装置13と、切断装置14と、供給テープ搬送装置20と、テープ貼付装置30と、制御装置70とを備える。装置本体11は、全体形状としては直方体形状に形成される。装置本体11は、長手方向(図1の左右方向)の両側に、キャリアテープ90(図2を参照)を挿入される挿入口111がそれぞれ形成される。
2つの挿入口111は、装置本体11の内部に形成されたテープ搬送路112により互いに連通する。テープ搬送路112は、スプライシング装置10の左右方向に延伸する溝である。テープ搬送路112は、それぞれの挿入口111から挿入されたスプライシングの対象である一対のキャリアテープ90を支持する。フレーム113は、板状に形成された固定部材である。
上部カバー12は、装置本体11に対して上下移動することにより開閉するカバー部材である。上部カバー12は、閉状態においてテープ搬送路112の上面を構成する。上部カバー12は、開状態においてスプライシングされた一対のキャリアテープ90を取り出し可能に開放する。
キャリアテープ搬送装置13は、2つの挿入口111から挿入された一対のキャリアテープ90をテープ搬送路112に沿って互いに接近させる方向に搬送する。ここで、キャリアテープ90は、図2に示すように、多数の部品93を収納するテープ部材である。キャリアテープ90は、ベーステープ91と、カバーテープ92とを有する。ベーステープ91には、幅方向(図2の上下方向)の中央部に、部品93を収納するキャビティ911が形成される。
また、ベーステープ91には、幅方向の一方側の縁部に送り穴912が形成される。送り穴912は、ベーステープ91の長手方向に一定の間隔で形成される。送り穴912は、キャリアテープ搬送装置13のスプロケット131の歯と係合し、キャリアテープ90の搬送に用いられる。カバーテープ92は、薄い膜状に形成される。カバーテープ92の幅方向の両端部は、ベーステープ91の上面に接着される。これにより、カバーテープ92は、キャビティ911の開口部を閉塞する。
キャリアテープ搬送装置13は、スプロケット131を回転させて、一対のキャリアテープ90をテープ搬送路112に沿って搬送する。これにより、キャリアテープ搬送装置13は、キャリアテープ90の切断箇所を切断位置Pcに位置決めする。また、キャリアテープ搬送装置13は、切断された一対のキャリアテープ90を互いに接近させる方向に搬送し、一対のキャリアテープ90のそれぞれの端部をスプライシング位置Psに位置決めする。上記の「スプライシング位置Ps」は、一対のキャリアテープ90をスプライシングにより連結する位置である。
切断装置14は、それぞれの挿入口111から挿入された一対のキャリアテープ90を所定の切断箇所で切断する。本実施形態において、切断装置14は、テープ搬送路112上の2箇所の切断位置Pcに対応してそれぞれ配置されたカッター141により、一対のキャリアテープ90を一連の動作で切断する。切断装置14は、切断処理により発生するキャリアテープ90の不要部分をダクト(図示しない)から廃棄する。
供給テープ搬送装置20は、供給テープ80(図3を参照)を搬送する。ここで、供給テープ80の表面には、一対のキャリアテープ90に跨って貼り付けられるスプライシングテープ81が所定の間隔で配列される。供給テープ80は、例えば紙材により形成される。供給テープ80の表面には、スプライシングテープ81を保持する粘着面が形成される。供給テープ80は、リール85にロール状に巻かれている。
供給テープ搬送装置20は、供給テープ80をリール85から繰り出し、供給テープ80を搬送経路に沿って搬送する。供給テープ搬送装置20は、キャリアテープ搬送装置13によりテープ搬送路112において所定の位置関係となるように位置決めされた一対のキャリアテープ90に対してスプライシングテープ81を貼り付け可能に搬送する。供給テープ搬送装置20の詳細構成については後述する。
テープ貼付装置30は、一対のキャリアテープ90の表面にスプライシングテープ81を貼り付ける。具体的には、テープ貼付装置30は、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90の表面にスプライシングテープ81を押し付ける。これにより、スプライシングテープ81は、所定の押付力が加えられて一対のキャリアテープ90に接着した状態となる。その後に、スプライシングテープ81は、供給テープ80から剥離されて、スプライシングされた一対のキャリアテープ90とともにスプライシング装置10から取り出される。テープ貼付装置30の詳細構成については後述する。
制御装置70は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置70は、予め設定されたプログラムやパラメータに基づいて、スプライシング処理を実行する。制御装置70は、スプライシング処理において、各種センサから出力される情報に基づいて、キャリアテープ90の搬送量や切断箇所などを適宜設定し、供給テープ搬送装置20やテープ貼付装置30の動作を制御する。
2.供給テープ搬送装置20の詳細構成
供給テープ搬送装置20は、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90に対して、スプライシングテープ81を貼り付け可能に位置決めするように供給テープ80を搬送する。供給テープ搬送装置20は、図4に示すように、リールホルダ21、支持ローラ22、中間ローラ23、テンショナー24、ドッグ25、駆動ローラ26、従動ローラ27、リンク機構28、およびセンサ29を備える。なお、図4は、板状のフレーム113を破線にて示し、フレーム113の両側に配置された構成部材を実線にて示す(図6および図7において同じ)。
リールホルダ21は、フレーム113の一方の垂直面(以下、「前面」と称する)に固定される。リールホルダ21は、弾性部材(図示しない)の弾性力によりリール85の内周面を外周側に押圧する。リールホルダ21は、リール85との間に発生する摩擦力によりリール85の回転を制限する。リール85は、供給テープ80に上記の摩擦力を超える張力が付与されるとリールホルダ21に対して回転する。これにより、供給テープ80がリール85から繰り出される。支持ローラ22、中間ローラ23、テンショナー24は、後述するテープ貼付装置30の押付部材40とともに供給テープ80の搬送経路を形成する。
支持ローラ22は、フレーム113に回転可能に設けられる。支持ローラ22は、軸部221および一対のフランジ部222を有する。軸部221は、供給テープ80の背面に接触して、供給テープ80を支持する。一対のフランジ部222は、軸方向に互いに離間して軸部221に設けられる。一対のフランジ部222は、軸部221が供給テープ80の背面に接触している際に、軸部221に対する供給テープ80の軸方向への移動を規制する。中間ローラ23は、支持ローラ22の上方において、フレーム113に回転可能に設けられる。中間ローラ23は、供給テープ80の表面に接触して、供給テープ80を支持する。
テンショナー24は、供給テープ80に接触した状態で所定方向に移動することにより供給テープ80の搬送経路の長さを変更し、供給テープ80の張力を規定値に維持する。本実施形態において、テンショナー24は、旋回プレート241と、可動ローラ242と、コイルばね243とを有する。旋回プレート241は、細長い板状部材であり、回転軸241aを中心に回転可能にフレーム113に設けられる。
旋回プレート241の回転軸241aとは反対側の端部には、可動ローラ242が回転可能に設けられる。可動ローラ242は、フレーム113に対して所定方向に移動する可動部材である。本実施形態において、可動ローラ242は、旋回プレート241の回転に伴って回転軸241aを中心に回転する。可動ローラ242は、供給テープ80の背面に接触して、供給テープ80を支持する。コイルばね243の一端は、フレーム113に固定される。コイルばね243の他端は、旋回プレート241の長手方向の中間部分に固定される。
旋回プレート241は、コイルばね243の弾性力により回転軸241a周りの一方向(図4の時計回り)に付勢される。旋回プレート241は、供給テープ80に接触する可動ローラ242を介して回転力を付与されると、コイルばね243の弾性力に抗して回転する。このような構成により、テンショナー24は、可動ローラ242の円弧状の移動軌跡上の位置に応じた張力を供給テープ80に付与する。換言すると、供給テープ80の張力は、テンショナー24によって所定範囲に収まるように調整される。
ドッグ25は、フレーム113に設けられた貫通孔を通り、フレーム113の厚み方向(図4の前後方向)に移動可能に設けられる。ドッグ25は、弾性部材(図示しない)の弾性力によりフレーム113の前面から突出する位置に保持される。ドッグ25は、旋回プレート241が回転軸241a周りの所定角度まで回転した場合に旋回プレート241に接触して、フレーム113の他方の垂直面(以下、「背面」と称する)側に押圧される。制御装置70は、ドッグ25が押圧されて移動したことをマイクロセンサ(図示しない)により検出した場合に、テンショナー24の可動ローラ242が規定位置まで移動したものと認識する。
駆動ローラ26は、フレーム113の背面に設けられた駆動源(図示しない)により回転する。従動ローラ27は、リンク機構28により支持され、駆動ローラ26に対して接近および離間可能に設けられる。リンク機構28は、弾性部材の弾性力により従動ローラ27の外周面を駆動ローラ26の外周面に押圧する。このような構成により、供給テープ搬送装置20は、駆動ローラ26と従動ローラ27との間に供給テープ80を挟み込んだ状態で駆動ローラ26を回転させて、供給テープ80を引き込むようにして搬送する。
センサ29は、フレーム113の前面に設けられる。センサ29は、搬送される供給テープ80に貼り付けられたスプライシングテープ81を検出する。制御装置70は、センサ29による検出信号に基づいて、スプライシングテープ81の前端と後端の位置を認識し、供給テープ搬送装置20による供給テープ80の搬送状態を管理する。制御装置70は、例えばスプライシング処理において、スプライシング位置Psに位置決めされた一対のキャリアテープ90の継ぎ目にスプライシングテープ81の長手方向の中央が位置するように、供給テープ80の動作を制御する。
3.テープ貼付装置30の詳細構成
テープ貼付装置30は、上記のように、一対のキャリアテープ90の表面にスプライシングテープ81を貼り付ける。ここで、スプライシング装置としては、例えばキャリアテープ90およびスプライシングテープ81を上下方向から押付板などにより挟み込むタイプがある。このようなタイプでは、キャリアテープ90の凹凸や押付板の傾きなどに起因して、スプライシングテープ81に付与される部分ごとの押付力に偏りが発生するおそれがある。
本実施形態のスプライシング装置10のテープ貼付装置30は、スプライシングテープ81全体に適度な押付力を付与するために、スプライシングテープ81の一端から他端に向かって徐々に押付力を付与する部位を移動する構成を採用する。これにより、キャリアテープ90の表面が平面状でない場合にも対応したスプライシングを可能とし、スプライシングの安定化を図っている。テープ貼付装置30は、図4に示すように、押付部材40および駆動装置50を備える。
押付部材40は、テープ搬送路112において所定の位置関係となるように位置決めされた一対のキャリアテープ90に対してスプライシングテープ81を貼り付け可能に搬送された供給テープ80の背面側に配置される。駆動装置50は、押付部材40を供給テープ80の背面に押し付けた状態でスプライシングテープ81の長手方向の一端から他端まで移動させる。これにより、駆動装置50は、一対のキャリアテープ90にスプライシングテープ81を貼り付ける。
本実施形態において、押付部材40は、アーム41および押付ローラ42を有する。アーム41は、細長い板状に形成される。押付ローラ42は、アーム41の端部に回転軸42aを中心に回転可能に設けられる。押付ローラ42は、押付部材40が駆動装置50によって移動する際に供給テープ80の背面に接触して回転する接触部である。
本実施形態において、駆動装置50は、アーム41を供給テープ80の背面に平行な回転軸41a周りに回転可能に支持する。また、駆動装置50は、アーム41をスプライシングテープ81の長手方向(図4の左右方向)に移動可能に支持する。具体的には、駆動装置50は、カム51、カムフォロア52、連結部材53、第一コイルばね54、第二コイルばね55、および調整装置56を有する。
カム51は、カム面511を形成される。カム51は、フレーム113に回転軸51aを中心に回転可能に設けられ、フレーム113の背面に設けられた駆動源(図示しない)により回転する。カムフォロア52は、回転するカム51のカム面511に沿って移動する。連結部材53は、カムフォロア52と押付部材40のアーム41を連結する。連結部材53は、全体形状としてはU字状に形成される。連結部材53は、カム51の回転軸51aに平行な回転軸53aを中心に回転可能に設けられる。
連結部材53の一端は、フレーム113の背面側においてカムフォロア52を回転軸52a周りに回転可能に支持する。連結部材53のうちフレーム113により支持される軸部は、フレーム113を貫通する。連結部材53の他端は、フレーム113の前面側においてアーム41を回転軸41a周りに回転可能に支持する。
第一コイルばね54の一端は、フレーム113に固定される。第一コイルばね54の他端は、連結部材53の中間部分に固定される。連結部材53は、第一コイルばね54の弾性力により回転軸53a周りの一方向(図4の反時計回り)に付勢される。これにより、連結部材53は、カムフォロア52をカム51のカム面511に付勢するように支持する。
第二コイルばね55の一端は、連結部材53に固定される。第二コイルばね55の他端は、押付部材40のアーム41の端部に固定される。アーム41は、第二コイルばね55の弾性力により回転軸41a周りの一方向(図4の反時計回り)に付勢される。これにより、第二コイルばね55は、スプライシング処理において、押付部材40の押付ローラ42が供給テープ80の背面を押し付けるようにアーム41を回転させる付勢力を付与する(図6および図7を参照)。
調整装置56は、第二コイルばね55がアーム41に付与する付勢力を調整する。具体的には、調整装置56は、第二コイルばね55が連結部材53とアーム41に両端を固定された際の初期長さを設定したり、第二コイルばね55のうち弾性変形可能な部分の長さを設定したりすることにより、第二コイルばね55がアーム41に付与する付勢力を調整する。なお、第二コイルばね55の一端または他端の固定位置を変更したり、第二コイルばね55をばね定数の異なる他のものに変更したりすることによっても上記の付勢力を調整することが可能である。
ここで、スプライシング処理において、スプライシング位置Psに位置決めされたキャリアテープ90は、搬送方向に平行な軸周りに傾いたり捩れたりすることがある。このようなキャリアテープ90の傾きや捻れは、キャリアテープ90の表面に貼り付けられるスプライシングテープ81への押付力に偏りを発生させる原因となり得る。そこで、本実施形態では、上記のようなスプライシングテープ81の幅方向における押付力の偏りの発生を抑制すべく、押付部材40を揺動させる構成を採用する。
具体的には、駆動装置50は、図5に示すように、押付ローラ42がスプライシングテープ81の幅方向に所定の角度範囲Afにおいて揺動可能にアーム41を支持する。なお、図5は、アーム41の揺動可能な角度範囲を誇張して示している。詳細には、連結部材53は、アーム41との間に規定の隙間Cfをあけて、回転軸41aを中心に回転可能にアーム41を支持する。さらに、連結部材53は、キャリアテープ90の搬送方向(図5の前後方向)において、揺動可能に支持する。このとき、アーム41の揺動の中心は、アーム41を支持する部位と押付ローラ42との間に位置する。
上記のような構成によると、アーム41は、スプライシング処理において供給テープ80の背面に押し付けられ、仮にキャリアテープ90に傾きや捻れがあった場合に、押付ローラ42を介してキャリアテープ90から受ける反力によって揺動する。これにより、押付ローラ42は、供給テープ80の背面に面接触する状態を維持される。結果として、スプライシングテープ81の幅方向における押付力の偏りの発生を抑制することができ、スプライシング処理の安定化を図ることができる。
4.スプライシング装置10によるスプライシング処理
スプライシング装置10によるスプライシング処理について、図4−図7を参照して説明する。スプライシング処理は、主として、一対のキャリアテープ90を切断する切断処理と、切断後のキャリアテープ90にスプライシングテープ81を貼り付ける貼付処理と、スプライシング後の取り出し処理とにより構成される。以下では、スプライシング処理における貼付処理について説明する。
ここで、一対のキャリアテープ90の端部がスプライシング位置Psに位置決めされているものとする。この状態で、供給テープ搬送装置20の駆動により供給テープ80が搬送方向に移動される。制御装置70は、センサ29による検出信号に基づいて、スプライシングテープ81の前端と後端の位置を認識する。そして、制御装置70は、一対のキャリアテープ90の継ぎ目にスプライシングテープ81の長手方向の中央が位置するように、供給テープ搬送装置20に供給テープ80を搬送させる。
これにより、直後に実行される貼付処理において使用されるスプライシングテープ81がキャリアテープ90の搬送方向に位置決めされる。制御装置70は、カム51を低速回転させる。これにより、連結部材53およびアーム41が回転軸53a周りに一体的に回転し、図6に示すように、供給テープ80の背面に接触した押付ローラ42が供給テープ80をキャリアテープ90に押し付けた状態となる。
なお、上記の開始状態では、リール85から繰り出された供給テープ80は、押付ローラ42、支持ローラ22、中間ローラ、可動ローラ242、駆動ローラ26、および従動ローラ27に接触し、これらにより搬送経路を形成される。このとき、供給テープ80のうち一対のキャリアテープ90に対向する部位は、押付ローラ42により押し付けられた部位を除いて、一対のキャリアテープ90に非接触となるように維持される。また、開始状態では、テンショナー24を構成する可動ローラ242は、可動域における最下位置にある。
制御装置70は、カム51をさらに回転させる。これにより、連結部材53がさらに回転するとともに、アーム41が回転軸41a周りに回転する。このとき、第二コイルばね55の伸びた長さに応じた弾性力がアーム41に付与される。これにより、押付部材40は、アーム41の回転軸41aを支点とし、アーム41に付与される弾性力に応じた押付力を供給テープ80の背面側からスプライシングテープ81に付与する。
そして、駆動装置50は、図7に示すように、押付部材40の押付ローラ42を供給テープ80の背面に押し付けた状態でスプライシングテープ81の長手方向の一端から他端まで移動させる。これにより、一対のキャリアテープ90とスプライシングテープ81は、テープ搬送路112の底面と押付ローラ42との間に挟まれる。このとき、押付ローラ42は、供給テープ80の背面に対して転がりながら押付力を付与する。結果として、一対のキャリアテープ90の表面にスプライシングテープ81が貼り付けられた状態となる。
なお、押付部材40が供給テープ80の背面に押し付けられた状態で移動する際に、支持ローラ22は、供給テープ80の背面に押付ローラ42よりもアーム41の移動方向(図6の左右方向)の前側で接触して、供給テープ80を支持する。これにより、供給テープ80の張力に応じて押付ローラ42が供給テープ80から受ける反力を一定以下まで低減できる。これにより、押付ローラ42が供給テープ80の背面に付与する押付力を適切に維持できる。本実施形態において、支持ローラ22は、押付ローラ42が所定位置まで移動した時点で供給テープ80の背面とは非接触の状態となる(図7を参照)。
また、押付部材40が供給テープ80の背面に押し付けられた状態で移動する際に、アーム41は、キャリアテープ90に傾きや捻れがあった場合に、傾きなどに応じて連結部材53に対して揺動する。これにより、押付ローラ42は、供給テープ80の背面に面接触し、スプライシングテープ81の幅方向において均一な押付力をスプライシングテープ81に付与する。
ここで、上記の開始状態から終了状態まで移行する期間において、一対のキャリアテープ90から離間した搬送経路を形成された供給テープ80が下方に押し付けられる。そのため、搬送経路の形状を維持すると仮定すると、供給テープ80の張力は、押付部材40の押し付けによって過大となるおそれがある。そこで、供給テープ搬送装置20は、テンショナー24の動作によって供給テープ80の張力を規定値に維持する。
具体的には、供給テープ80の張力が増加すると、図7に示すように、旋回プレート241は、可動ローラ242を介して上方に引き上げられる方向の作用力を供給テープ80から受ける。これにより、旋回プレート241は、コイルばね243の弾性力に抗して回転軸241aを中心に回転する。可動ローラ242は、旋回プレート241の回転に伴って移動する。そうすると、供給テープ80の搬送経路のうち中間ローラ23、可動ローラ242、駆動ローラ26、および従動ローラ27により形成されるV字状の経路の長さが短縮される。
テンショナー24は、上記のように供給テープ80に接触して搬送経路を形成する可動ローラ242を円弧軌跡に沿った所定方向に移動させることにより搬送経路の長さを変更し、供給テープ80の張力を既定値に維持する。これにより、貼り付け処理における供給テープ80の張力が既定値に維持されるため、スプライシングの安定化を図ることができる。なお、上記の張力の「既定値」には、ある程度の範囲が含まれる。
また、テープ貼付装置30の駆動装置50が押付部材40をスプライシングテープ81の長手方向の一端から他端まで移動させている期間において、供給テープ搬送装置20は、供給テープ80の搬送を停止する。具体的には、供給テープ搬送装置20は、上記の期間においては、駆動ローラ26を回転させず、駆動ローラ26と従動ローラ27との間に挟み込んだ供給テープ80の引き込みを行わない。よって、押付ローラ42から駆動ローラ26までの搬送経路における供給テープ80の張力は、テンショナー24により調整される。
テープ貼付装置30の終了状態では、図7に示すように、一対のキャリアテープ90の搬送方向において押付ローラ42が規定位置まで移動され、これに伴ってテンショナー24の旋回プレート241が所定角度まで回転する。そして、所定角度まで回転した旋回プレート241に接触したドッグ25がフレーム113の背面側に押圧される。制御装置70は、ドッグ25が押圧により移動したことをマイクロセンサにより検出すると、駆動装置50により押付部材40がスプライシングテープ81の長手方向の他端まで移動され、テープ貼付装置30が終了状態に移行したものと認識する。
制御装置70は、テープ貼付装置30が終了状態となった後に、さらにカム51を回転させるとともに、供給テープ搬送装置20による供給テープ80の搬送を開始する。これにより、テープ貼付装置30の各部材が概ね逆順で動作する。結果として、図4に示すように、押付部材40および駆動装置50が初期位置に復帰するように移動する。このとき、押付部材40は、逆方向に移動しながら供給テープ80の背面に接触し、スプライシングテープ81を一対のキャリアテープ90に押し付ける。
押付部材40が初期位置まで復帰すると、一対のキャリアテープ90に貼り付けられたスプライシングテープ81は、供給テープ80の表面から剥離される。また、供給テープ搬送装置20は、テンショナー24を初期状態に復帰させるとともに、供給テープ80を初期の搬送経路となるように適切な長さを搬送して停止する。制御装置70は、上記のようにスプライシングテープ81の貼付処理が終了すると、スプライシング後の取り出し処理を実行する。具体的には、制御装置70は、上部カバー12を閉状態から開状態へと切り換えて、装置本体11からスプライシングされた一対のキャリアテープ90を取り出し可能にする。
5.実施形態の構成による効果
実施形態におけるスプライシング装置10は、キャリアテープ搬送装置13と、供給テープ搬送装置20と、押付部材40と、駆動装置50とを備える。キャリアテープ搬送装置13は、一対のキャリアテープ90をテープ搬送路112に沿って互いに接近させる方向に搬送する。供給テープ搬送装置20は、一対のキャリアテープ90に跨って貼り付けられるスプライシングテープ81を所定の間隔で表面に配列された供給テープ80を搬送する。
押付部材40は、テープ搬送路112において所定の位置関係となるように位置決めされた一対のキャリアテープ90に対してスプライシングテープ81を貼り付け可能に搬送された供給テープ80の背面側に配置される。駆動装置50は、押付部材40を供給テープ80の背面に押し付けた状態でスプライシングテープ81の長手方向の一端から他端まで移動させることによって、一対のキャリアテープ90にスプライシングテープ81を貼り付ける。
このような構成によると、スプライシング装置10は、スプライシングテープ81全体に亘って適度な押付力を付与し、接着状態に偏りがなく均一に貼り付けを行うことができる。よって、スプライシングの安定化を図ることができる。また、スプライシングテープ81の長手方向における高さの変化に倣って押付部材40が昇降する。よって、スプライシングテープ81を貼り付けられるキャリアテープ90の面に凹凸がある場合に、本構成の適用は特に有用である。
6.実施形態の変形態様
6−1.駆動装置50について
実施形態において、駆動装置50の連結部材53は、図5に示すように、押付ローラ42が所定の角度範囲Afにおいて揺動可能にアーム41を支持する構成とした。上記の角度範囲Afは、例えばスプライシング処理の対象であるキャリアテープ90の種類に応じて適宜設定してもよい。また、例えばキャリアテープ90が薄いタイプであり表面の凹凸が僅かなどの事情がある場合には、駆動装置50は、押付ローラ42が揺動しないようにアーム41を支持する構成としてもよい。
実施形態において、駆動装置50は、カム51およびカムフォロア52を含むカム機構を有する構成とした。これに対して、駆動装置50は、押付部材40を供給テープ80の背面に押し付けた状態でスプライシングテープ81の長手方向の一端から他端まで移動させることができる機構であれば、例えば1以上のサーボモータにより押付部材40を動作させてもよい。但し、装置構成の簡易化や制御負荷の軽減の観点からは、実施形態にて例示した態様が好適である。
6−2.供給テープ搬送装置20について
実施形態において、供給テープ搬送装置20は、駆動装置50が押付部材40をスプライシングテープ81の長手方向の一端から他端まで移動させている期間において、供給テープ80の搬送を停止する構成とした。このとき、供給テープ80の張力は、テンショナー24の動作により既定値に維持される。
これに対して、供給テープ搬送装置20は、テンショナー24によらず、駆動ローラ26を適宜方向に回転させることによって、供給テープ80の張力を規定範囲に収まるように維持してもよい。具体的には、実施形態の態様においては押付部材40の移動量に応じて増加する供給テープ80の張力を低減するように、駆動ローラ26を逆転させて供給テープ80をリール85側に戻す。このような構成によると、テンショナー24を省略することができる。但し、制御負荷の軽減の観点からは、実施形態にて例示した態様が好適である。
実施形態において、制御装置70は、押付部材40がスプライシングテープ81の貼り付けを終了する位置まで移動したテープ貼付装置30の終了状態を、テンショナー24に連動するドッグ25の移動を検出することにより認識する構成とした。そして、供給テープ搬送装置20は、テープ貼付装置30が終了状態になった場合に、供給テープ80の搬送を再開する。これに対して、制御装置70は、カム51の回転角や押付部材40の位置を検出し、その検出結果に基づいて供給テープ搬送装置20による搬送の開始時期を設定してもよい。
また、実施形態において、供給テープ搬送装置20は、押付部材40の移動中に押付ローラ42よりも前側で供給テープ80の背面に接触する支持ローラ22を備える構成とした。支持ローラ22は、フレーム113に回転可能に設けられる他に、押付部材40のアーム41や連結部材53に設けられる構成としてもよい。これにより、実施形態と同様の効果を奏する。また、中間ローラ23の位置によっては支持ローラ22を省略することも可能である。
6−3.押付部材について
実施形態において、押付部材40は、供給テープ80の背面に接触する接触部として、回転する押付ローラ42を有する構成とした。押付部材40は、供給テープ80を一対のキャリアテープ90側に押し付け可能であれば、複数の押付ローラ42を有する構成としてもよい。また、押付部材40は、供給テープ80の背面を摺動するタイプの接触部を有する構成としてもよい。但し、押付部材40と供給テープ80との間の摩擦を低減して、スプライシングの安定化を図る観点からは、実施形態にて例示した態様が好適である。
6−4.その他
実施形態において、スプライシング装置10は、スプライシングテープ81を一対のキャリアテープ90の表面に貼り付ける構成とした。これに対して、スプライシング装置は、スプライシングテープ81を一対のキャリアテープ90の裏面に貼り付けるように、同様の構成をテープ搬送路112の下方に備える構成としてもよい。このような構成においても実施形態と同様の効果を奏する。
10:スプライシング装置、 11:装置本体、 112:テープ搬送路、 13:キャリアテープ搬送装置、 20:供給テープ搬送装置、 22:支持ローラ、 24:テンショナー、 242:可動ローラ(可動部材)、 30:テープ貼付装置、 40:押付部材、 41:アーム、 42:押付ローラ(接触部)、 50:駆動装置、 51:カム、 52:カムフォロア、 53:連結部材、 55:第二コイルばね、 56:調整装置、 80:供給テープ、 81:スプライシングテープ、 90:キャリアテープ、 Af:(揺動可能な)角度範囲

Claims (11)

  1. 一対のキャリアテープをテープ搬送路に沿って互いに接近させる方向に搬送するキャリアテープ搬送装置と、
    前記一対のキャリアテープに跨って貼り付けられるスプライシングテープを所定の間隔で表面に配列された供給テープを搬送する供給テープ搬送装置と、
    前記テープ搬送路において所定の位置関係となるように位置決めされた前記一対のキャリアテープに対して前記スプライシングテープを貼り付け可能に搬送された前記供給テープの背面側に配置される押付部材と、
    前記押付部材を前記供給テープの背面に押し付けた状態で前記スプライシングテープの長手方向の一端から他端まで移動させることによって、前記一対のキャリアテープに前記スプライシングテープを貼り付ける駆動装置と、
    を備え
    前記押付部材は、前記駆動装置によって移動する際に前記供給テープの背面に接触する接触部を設けられたアームを有し、
    前記駆動装置は、前記アームを前記供給テープの背面に平行な軸周りに回転可能に且つ前記スプライシングテープの長手方向に移動可能に支持するスプライシング装置。
  2. 前記駆動装置は、
    前記接触部が前記供給テープの背面を押し付けるように前記アームを回転させる付勢力を付与する弾性部材と、
    前記弾性部材が前記アームに付与する付勢力を調整する調整装置と、
    を有する請求項に記載のスプライシング装置。
  3. 前記駆動装置は、前記接触部が前記スプライシングテープの幅方向に所定の角度範囲で揺動可能に前記アームを支持する、請求項1または2に記載のスプライシング装置。
  4. 前記スプライシング装置は、前記供給テープの背面に前記接触部よりも前記アームの移動方向の前側で接触して、前記供給テープを支持する支持ローラをさらに備える、請求項1−3の何れか一項に記載のスプライシング装置。
  5. 前記駆動装置は、
    カム面を形成されたカムと、
    回転する前記カムの前記カム面に沿って移動するカムフォロアと、
    前記カムフォロアを前記カム面に付勢するように支持するとともに、前記カムフォロアと前記押付部材を連結する連結部材と、を有し、
    前記駆動装置は、前記カムを一方向に回転させることによって、前記押付部材を前記スプライシングテープの一端から他端まで移動させた後に初期位置まで復帰させる、請求項1−の何れか一項に記載のスプライシング装置。
  6. 一対のキャリアテープをテープ搬送路に沿って互いに接近させる方向に搬送するキャリアテープ搬送装置と、
    前記一対のキャリアテープに跨って貼り付けられるスプライシングテープを所定の間隔で表面に配列された供給テープを搬送する供給テープ搬送装置と、
    前記テープ搬送路において所定の位置関係となるように位置決めされた前記一対のキャリアテープに対して前記スプライシングテープを貼り付け可能に搬送された前記供給テープの背面側に配置される押付部材と、
    前記押付部材を前記供給テープの背面に押し付けた状態で前記スプライシングテープの長手方向の一端から他端まで移動させることによって、前記一対のキャリアテープに前記スプライシングテープを貼り付ける駆動装置と、
    を備え、
    前記駆動装置は、
    カム面を形成されたカムと、
    回転する前記カムの前記カム面に沿って移動するカムフォロアと、
    前記カムフォロアを前記カム面に付勢するように支持するとともに、前記カムフォロアと前記押付部材を連結する連結部材と、を有し、
    前記駆動装置は、前記カムを一方向に回転させることによって、前記押付部材を前記スプライシングテープの一端から他端まで移動させた後に初期位置まで復帰させるスプライシング装置。
  7. 前記供給テープ搬送装置は、前記供給テープに接触した状態で所定方向に可動部材を移動させることにより前記供給テープの搬送経路の長さを変更し、前記供給テープの張力を規定値に維持するテンショナーを備える請求項1−の何れか一項に記載のスプライシング装置。
  8. 前記供給テープ搬送装置は、前記テンショナーの前記可動部材が規定位置まで移動した場合に、前記駆動装置により前記押付部材が前記スプライシングテープの長手方向の他端まで移動されたものとして、前記供給テープの搬送を開始する、請求項に記載のスプライシング装置。
  9. 一対のキャリアテープをテープ搬送路に沿って互いに接近させる方向に搬送するキャリアテープ搬送装置と、
    前記一対のキャリアテープに跨って貼り付けられるスプライシングテープを所定の間隔で表面に配列された供給テープを搬送する供給テープ搬送装置と、
    前記テープ搬送路において所定の位置関係となるように位置決めされた前記一対のキャリアテープに対して前記スプライシングテープを貼り付け可能に搬送された前記供給テープの背面側に配置される押付部材と、
    前記押付部材を前記供給テープの背面に押し付けた状態で前記スプライシングテープの長手方向の一端から他端まで移動させることによって、前記一対のキャリアテープに前記スプライシングテープを貼り付ける駆動装置と、
    を備え
    前記供給テープ搬送装置は、前記供給テープに接触した状態で所定方向に可動部材を移動させることにより前記供給テープの搬送経路の長さを変更し、前記供給テープの張力を規定値に維持するテンショナーを備え、
    前記供給テープ搬送装置は、前記テンショナーの前記可動部材が規定位置まで移動した場合に、前記駆動装置により前記押付部材が前記スプライシングテープの長手方向の他端まで移動されたものとして、前記供給テープの搬送を開始するスプライシング装置。
  10. 前記供給テープ搬送装置は、前記駆動装置が前記押付部材を前記スプライシングテープの長手方向の一端から他端まで移動させている期間において、前記供給テープの搬送を停止するとともに前記テンショナーにより前記供給テープの張力を規定値に維持する、請求項7−9の何れか一項に記載のスプライシング装置。
  11. 前記押付部材は、前記駆動装置によって移動する際に前記供給テープの背面に接触して回転する押付ローラを有する、請求項1−10の何れか一項に記載のスプライシング装置。
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