JP6972847B2 - 印刷装置、リフィラブルカートリッジ、リフィラブルカートリッジの液体管理方法 - Google Patents

印刷装置、リフィラブルカートリッジ、リフィラブルカートリッジの液体管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、リフィラブルカートリッジ、リフィラブルカートリッジの液体管理方法に関する。
印刷装置に対してインクを連続的に供給可能に構成されたインク連続供給システムなどと呼ばれるインク供給装置や、インクを補充可能(リフィラブル(Refillable))に構成されたインク供給装置が知られている。
従来、例えば、特許文献1の印刷装置では、印刷装置側のインク貯蔵容器(リフィラブルカートリッジ)に対して、外部からインクを補充するために用いられるインクボトルが用意されている。このインクボトルには、インクの種類や容量等の情報を記憶するための不揮発性メモリーが備えられ、これらの情報に基づいて、補充するインクが使用可能であるか否かを検証したり、補充後のインク残量が十分であるかを検証したりしている。
特開2008−254395号公報
しかしながら、印刷装置は常に必要なタイミングで液体の補充は行っておらず、液体の沈降対策の撹拌などでリフィラブルカートリッジを印刷装置より抜き、再び元の印刷装置にリフィラブルカートリッジの装着を行っても、別の印刷装置で液体の補充や使用された可能性が存在したため、液体の補充をおこなう必要があった。そのため、印刷装置からリフィラブルカートリッジを抜き、そのまま元の印刷装置に装着を行ったとしても、不必要にも関わらず液体の補充を行っており、印刷効率の低下が起きてしまうという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る印刷装置は、ユニークIDと時刻情報とを含む第1識別情報を記憶する第1不揮発性メモリーを有するリフィラブルカートリッジ、を着脱可能な印刷装置であって、前記印刷装置に装着された前記リフィラブルカートリッジの前記ユニークIDと前記時刻情報とを含む第2識別情報を記憶する第2不揮発性メモリーと、印刷処理の制御を行う印刷処理制御部と、を含み、前記時刻情報は、前記印刷装置から前記リフィラブルカートリッジへの液体の操作を完了した際の時刻であり、前記印刷処理制御部は、前記リフィラブルカートリッジが前記印刷装置に装着された際に、前記第1識別情報と前記第2識別情報とを比較し、一致する場合は前記リフィラブルカートリッジに液体を補充せず、一致しない場合は前記リフィラブルカートリッジに液体を補充する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、第1不揮発性メモリーを有する着脱可能なリフィラブルカートリッジが印刷装置から抜かれ、再びリフィラブルカートリッジが装着された時、印刷処理制御部は、新たに装着されたリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーに記憶されている第1識別情報と、印刷装置の第2不揮発性メモリーに記憶されている、以前装着されていたリフィラブルカートリッジに関する情報である第2識別情報とを比較する。第1、第2識別情報は、ユニークID及び時刻情報等である。そして、第1識別情報と第2識別情報とが一致する場合、印刷処理制御部は、装着前後で他の印刷装置で使用されず同じリフィラブルカートリッジが戻されたと判定し、液体の補充を行わずに継続使用する。これによって、不必要なタイミングでの液体の補充が行われないので、印刷を早く再開することができる。したがって、印刷効率を向上させた印刷装置を提供することができる。
[適用例2]上記適用例に記載の印刷装置において、前記時刻情報には、前記リフィラブルカートリッジに前記液体と充填時刻を含むことが好ましい。
本適用例によれば、印刷処理制御部は、液体を充填した充填時刻を印刷装置の第2不揮発性メモリーとリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーとに記憶する。リフィラブルカートリッジが印刷装置に装着された時に、印刷処理制御部は、リフィラブルカートリッジに記憶された充填時刻と印刷装置に記憶された充填時刻とを比較することで、液体補給の要/不要を判断する。これにより、不必要なタイミングで液体が補充することを抑制することができる。
[適用例3]上記適用例に記載の印刷装置において、前記時刻情報には、前記リフィラブルカートリッジから前記液体を送出するための加圧をした加圧時刻を含むことが好ましい。
本適用例によれば、印刷処理制御部は、液体を送出するために加圧した加圧時刻を印刷装置の第2不揮発性メモリーとリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーとに記憶する。リフィラブルカートリッジが印刷装置に装着された時に、印刷処理制御部はリフィラブルカートリッジに記憶された加圧時刻と印刷装置に記憶された加圧時刻とを比較し、液体補給の要/不要を判断する。これにより、不必要なタイミングで液体が補充されることを抑制することができる。
[適用例4]上記適用例に記載の印刷装置において、前記時刻情報には、前記リフィラブルカートリッジ内の前記液体を撹拌した攪拌時刻を含むことが好ましい。
本適用例によれば、印刷処理制御部は、液体を撹拌した攪拌時刻を印刷装置の第2不揮発性メモリーとリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーとに記憶する。リフィラブルカートリッジが印刷装置に装着された時に、印刷処理制御部は、リフィラブルカートリッジに記憶された攪拌時刻と印刷装置に記憶された攪拌時刻とを比較し、液体補充の要/不要を判断する。これにより、不必要なタイミングで液体が補充されることを抑制することができる。
[適用例5]上記適用例に記載の印刷装置は、前記リフィラブルカートリッジが装着されるスロットと、警告を報知する報知部とを有し、前記第1識別情報及び前記第2識別情報には、前記リフィラブルカートリッジが装着されていた前記印刷装置及び前記スロットの位置情報を含み、前記印刷処理制御部は、前記リフィラブルカートリッジが前記印刷装置に装着された際に、前記第1識別情報と前記第2識別情報とを比較し、位置情報が一致しない場合に、前記報知部に装着位置が異なることを報知することが好ましい。
本適用例によれば、印刷装置は、報知部を有している。印刷処理制御部は、リフィラブルカートリッジが装着された印刷装置及びスロットの位置情報をリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーに記憶する。複数のスロットを有する印刷装置において、リフィラブルカートリッジが印刷装置に装着された時に、印刷処理制御部は、リフィラブルカートリッジに記憶された位置情報を確認する。そして、印刷処理制御部は、リフィラブルカートリッジが異なるスロットに装着された場合、リフィラブルカートリッジとスロットとの位置が異なることを報知部に報知する。これにより、リフィラブルカートリッジが異なるスロットに装着されることにより不必要なタイミングで液体が補充されることを抑制することができる。
[適用例6]本適用例に係るリフィラブルカートリッジは、ユニークIDと時刻情報とを含む第1識別情報を記憶する第1不揮発性メモリーを有し、印刷装置に着脱可能なリフィラブルカートリッジであって、前記印刷装置は、装着された前記リフィラブルカートリッジの前記ユニークIDと前記時刻情報とを含む第2識別情報を記憶する第2不揮発性メモリーと、印刷処理の制御をおこなう印刷処理制御部と、を含み、前記時刻情報は、前記印刷装置から前記リフィラブルカートリッジへの液体の操作を完了した際の時刻であり、前記リフィラブルカートリッジが前記印刷装置に装着された際に、前記印刷処理制御部によって前記第1識別情報と前記第2識別情報が比較され、一致する場合は前記液体が補充されず、一致しない場合は前記液体を補充される、ことを特徴とする。
本適用例によれば、第1不揮発性メモリーを有する着脱可能なリフィラブルカートリッジが印刷装置から抜かれ、再びリフィラブルカートリッジが装着された時、新たに装着されたリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーに記憶されている第1識別情報は、印刷処理制御部によって印刷装置の第2不揮発性メモリーに記憶されている、以前装着されていたリフィラブルカートリッジに関する情報である第2識別情報と比較される。第1、第2識別情報は、ユニークID及び時刻情報等である。そして、第1識別情報と第2識別情報が一致する場合、リフィラブルカートリッジは、印刷処理制御部によって、他の印刷装置で使用されずに装着されたと判定され、液体の補充がされずに継続使用される。これによって、不必要なタイミングでの液体の補充がされないので、印刷装置の印刷を早く再開させることができる。したがって、印刷効率を向上させることが可能なリフィラブルカートリッジを提供することができる。
[適用例7]本適用例に係るリフィラブルカートリッジの液体管理方法は、ユニークIDと時刻情報とを含む第1識別情報を記憶する第1不揮発性メモリーを有するリフィラブルカートリッジ、を着脱可能であり、印刷装置に装着された前記リフィラブルカートリッジの前記ユニークIDと前記時刻情報とを含む第2識別情報を記憶する第2不揮発性メモリーと、印刷処理の制御を行う印刷処理制御部と、を含む印刷装置の前記リフィラブルカートリッジの液体管理方法であって、前記時刻情報は、前記リフィラブルカートリッジが前記印刷装置から抜かれた際の時刻であり、前記リフィラブルカートリッジが、前記印刷装置に装着されたときに、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致するかを判定する判定工程と、前記第1識別情報と前記第2識別情報とが一致しない場合に、前記リフィラブルカートリッジに液体を補充する液体補充工程と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、リフィラブルカートリッジの液体管理方法は、リフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーに記憶された第1識別情報と、印刷装置の第2不揮発性メモリーに記憶された第2識別情報とが一致するかを判定する工程を有している。第1識別情報と第2識別情報とが一致しない場合、リフィラブルカートリッジに液体を補充する液体補充工程を有している。着脱可能なリフィラブルカートリッジが印刷装置から抜かれ、再びリフィラブルカートリッジが装着された時、印刷処理制御部は、新たに装着されたリフィラブルカートリッジの第1不揮発性メモリーに記憶されている第1識別情報と、印刷装置の第2不揮発性メモリーに記憶されている、以前装着されていたリフィラブルカートリッジに関する情報である第2識別情報とを比較する。そして、リフィラブルカートリッジの第1識別情報と印刷装置の第2識別情報とが一致した場合、印刷処理制御部は、装着前後で他の印刷装置で使用されず、同じリフィラブルカートリッジが戻されたと判定し、液体の補充を行わずに継続使用する。これによって、不必要なタイミングでの液体の補充が行われないので、印刷を早く再開することができる。したがって、印刷装置の印刷効率を向上させることが可能なリフィラブルカートリッジの液体管理方法を提供することができる。
実施形態に係る印刷装置の構成例を示す斜視図。 リフィラブルカートリッジの外観を示す斜視図。 印刷装置の機能を説明するブロック図。 リフィラブルカートリッジの液体管理方法を説明するフローチャート。 変形例に係るリフィラブルカートリッジの液体管理方法を説明するフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせている。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る印刷装置100の構成例を示す斜視図である。本実施形態の印刷装置100は、4個のリフィラブルカートリッジ200A〜200D、4個のインクタンク300A〜300D、処理部110および操作部130を含み、画像データに基づいて、印刷媒体に液体としてのインクを液滴に吐出して文字や画像等を印刷するインクジェット方式のプリンターである。印刷装置100は、リフィラブルカートリッジ200A〜200Dが装着される4個のスロット230A〜230Dを有している。リフィラブルカートリッジ200A〜200Dは、印刷装置100のスロット230A〜230Dに着脱可能に構成されている。本実施形態の印刷装置100は、大容量のインクを収納するインクタンク300A〜300Dからリフィラブルカートリッジ200A〜200Dにインクが順次供給されることにより長時間の印刷動作が可能となっている。
尚、本実施形態の印刷装置100は図1の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実態が可能である。例えば、リフィラブルカートリッジ200A〜200D、スロット230A〜230Dおよびインクタンク300A〜300Dの個数は限定されない。
尚、以下の説明において、リフィラブルカートリッジ200A〜200D、スロット230A〜230D及びインクタンク300A〜300Dについて、個々の区別をする必要がない場合、適宜リフィラブルカートリッジ200、スロット230及びインクタンク300と記載する。
図2は、リフィラブルカートリッジの外観を示す斜視図である。図2に示すように、リフィラブルカートリッジ200は、第1不揮発性メモリー210およびインク収容部220を含む。第1不揮発性メモリー210は、記憶部213(図3参照)にデータを記憶し、通信相手とデータを送受信する記憶媒体である。この記憶部213には、ユニークIDと時刻情報とを含む第1識別情報が記憶される。
図1に戻り、印刷装置100は、リフィラブルカートリッジ200から、印刷部140(図3参照)へインクを加圧し送出させることで、インクが不足したリフィラブルカートリッジ200に対して、インクタンク300よりインクが補充される。これにより、印刷装置100は、印刷動作を継続することができる。
操作部130は、ユーザーが各種の指示や設定を行うための入力装置であり、また、ユーザーへ各種の通知を行うための表示部120を備えている。
処理部110は、何れも図示を略した、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー等のハードウェアを備える。また、ROMやフラッシュメモリーには種々のソフトウェアが記憶されており、ハードウェアおよびソフトウェアが協働することにより、種々の機能を実現している。
図3は、印刷装置100の機能を説明する機能ブロック図である。この図3では、リフィラブルカートリッジ200がスロット230に装着される際に機能する機能部を主に示している。
この印刷装置100は、印刷部140、処理部110、報知部170、通信部180,190、リフィラブルカートリッジ200およびスロット230を備える。処理部110には、印刷処理の制御を行う印刷処理制御部としての制御部150および第2不揮発性メモリーとしての記憶部160が含まれる。また、制御部150は、識別情報判定部151、識別情報処理部152およびインク補充量管理部153を備える。
リフィラブルカートリッジ200の第1不揮発性メモリー210は、通信部211、制御部212および記憶部213を備える。
印刷部140は、制御部150からの指示に基づき、リフィラブルカートリッジ200から供給されるインクを用いて指定された画像データを印刷媒体に印刷する。
記憶部160には、印刷装置100に装着されたリフィラブルカートリッジのユニークIDと時刻情報とを含む第2識別情報が記憶される。
時刻情報は、印刷装置100からリフィラブルカートリッジ200への液体としてのインク関連操作が完了した際の時刻である。詳しくは、時刻情報には、インクタンク300からリフィラブルカートリッジ200へのインクの充填が完了した充填時刻、リフィラブルカートリッジ200が加圧され印刷部140へインクが送出された加圧時刻およびリフィラブルカートリッジ200内のインクが撹拌された攪拌時刻等が含まれる。
これらの時刻情報を含む第2識別情報は、スロット230に装着されているリフィラブルカートリッジ200の第1不揮発性メモリー210(記憶部213)に、第1識別情報として同時に記憶される。
また、記憶部160には、インク収容部320を有するインクタンク300から、リフィラブルカートリッジ200に補充させたインク補充量がインク種毎に記憶される。
本実施形態の記憶部160には、フラッシュメモリーが採用されているので、印刷装置100の駆動状況によらず、記憶部160に記憶された情報は保持される。
通信部180および通信部190は、他の情報媒体と電気信号で情報を送受信する。具体的には、印刷装置100にリフィラブルカートリッジ200が装着され、印刷装置の通信部180と、リフィラブルカートリッジ200の通信部211とが通信できるようになった場合、リフィラブルカートリッジ200の記憶部213に記憶された第1識別情報を含む種々の情報が送受信され、識別情報処理部152に送られる。
インクタンク300は、第3不揮発性メモリー310を備え、第3不揮発性メモリーは、通信部311、制御部312および記憶部313を含む。第3不揮発性メモリー310を有するインクタンク300が印刷装置100に接続され、インクタンク300の通信部311と印刷装置100の通信部190とが通信できるようになった場合、インクタンク300の記憶部313に記憶された種々の情報が送受信され、インク補充量管理部153に送られる。
報知部170は、ユーザーに対して印刷装置100の発する警告を報知するものである。リフィラブルカートリッジ200が装着された際に、リフィラブルカートリッジ200に記憶されている第1識別情報と、印刷装置100に記憶されている第2識別情報とを比較し、ユーザーに対して種々のメッセージ等を表示する。本実施形態では、報知部170は、操作部130が備える表示部120を想定する。
スロット230は、リフィラブルカートリッジ200が装着されるホルダーである。スロット230は、装着されたリフィラブルカートリッジ200の通信部211と、印刷装置100の通信部180との電気的接続を行う。本実施形態では、スロット230には、スロット230A〜230Dの位置毎に位置情報が割り当てられ、リフィラブルカートリッジ200の装着されたスロット230を特定することができる。
次に、制御部150の各機能部について説明する。
識別情報処理部152は、リフィラブルカートリッジ200が印刷装置100に装着された際に、通信部180,211を介してリフィラブルカートリッジ200の記憶部213から、ユニークID、時刻情報、印刷装置及びスロット位置を含む第1識別情報を取得する。そして、取得した第1識別情報を、識別情報判定部151に送る。
制御部150の識別情報判定部151は、識別情報処理部152より送られてくる第1識別情報と、記憶部160に記憶されている第2識別情報とを比較することで、インク補充の要/不要を判断を行う。ここで、制御部150は、第1識別情報と第2識別情報とが一致しない場合、インクタンク300からリフィラブルカートリッジ200へインクの補充を実行し、一致する場合は、インクの補充を行わず、印刷動作を継続する。これにより、不必要なタイミングで液体が補充されることを抑制することができる。
インク補充量管理部153は、インクタンク300からリフィラブルカートリッジ200へ補充されたインクの量や、インクタンク300の記憶部313に記憶しているインク消費量等の情報も管理する。
図4は、リフィラブルカートリッジ200の液体管理方法を説明するフローチャートである。
ステップS10は、リフィラブルカートリッジ200の第1識別情報を取得する情報取得工程である。印刷装置100のスロット230にリフィラブルカートリッジ200が新たに(初めて)装着された時、制御部150の識別情報処理部152は、通信部180を介してリフィラブルカートリッジ200の記憶部213に記憶されている第1識別情報を取得する。
ステップS11は、第1識別情報と第2識別情報とが一致するかを判定する判定工程である。識別情報判定部151は、識別情報処理部152が取得したリフィラブルカートリッジ200の第1識別情報と、印刷装置100の記憶部160に記憶されている第2識別情報とを比較し、各識別情報が一致するかを判定する。なお、印刷装置100の記憶部160には、新たに装着されたリフィラブルカートリッジ200の前に装着されていたリフィラブルカートリッジ200に関する情報である第2識別情報が記憶されている。
ステップS12は、第1識別情報と第2識別情報とが一致しない場合(ステップS11:No)に、リフィラブルカートリッジに液体を補充する液体補充工程である。処理部110は、第1識別情報と第2識別情報とが一致しない場合、すなわち異なるインクカートリッジが装着された場合に、インクタンク300からリフィラブルカートリッジ200にインクを補充する。インク補充量管理部153は、インクタンク300よりリフィラブルカートリッジ200に補充したインク量を記憶部160に記憶する。
ステップS13は、識別情報を更新する情報更新工程である。識別情報処理部152は、インクタンク300からリフィラブルカートリッジ200へのインクの補充が完了した時刻情報を、印刷装置100の記憶部160及びリフィラブルカートリッジ200の記憶部213に記憶し、リフィラブルカートリッジ200の液体管理を終了する。これにより、第1、第2識別情報が更新される。
また、ステップS11において、第1識別情報と第2識別情報とが一致した場合(ステップS11:Yes)、すなわち同じリフィラブルカートリッジ200が装着された場合、インクの補充及び第1、第2識別情報の更新等は行わず、リフィラブルカートリッジ200の液体管理を終了する。これによって、不必要なタイミングでのインクの補充が行われないので、印刷を早く再開することができる。
以上述べたように、本実施形態に係る印刷装置100、リフィラブルカートリッジ200及びリフィラブルカートリッジ200の液体管理方法によれば、以下の効果を得ることができる。
印刷装置100のスロット230には、リフィラブルカートリッジ200が装着される。リフィラブルカートリッジ200が印刷装置から抜かれ、再びリフィラブルカートリッジ200が装着された時、制御部150は、リフィラブルカートリッジ200の記憶部213に記憶されている第1識別情報と、印刷装置100の記憶部160に記憶されている第2識別情報とを比較する。第1識別情報と第2識別情報とが一致する場合、印刷装置100は液体の補充を行わずに継続使用する。これによって、不必要なタイミングでの液体の補充が行われないので、印刷を早く再開することができる。したがって、印刷効率の向上した印刷装置100を提供することができる。
第1識別情報及び第2識別情報の時刻情報には、液体を充填した充填時刻、液体を送出するために加圧した加圧時刻、液体を撹拌した撹拌時刻が含まれている。リフィラブルカートリッジ200が印刷装置100に装着された後に、制御部150は、リフィラブルカートリッジに記憶された第1識別情報と印刷装置に記憶された第2識別情報とを比較することで、リフィラブルカートリッジ200へのインク補充の要/不要を判断する。これにより、不必要なタイミングで液体が補充されることを抑制することができる。
リフィラブルカートリッジ200は、印刷装置100のスロット230に装着される。リフィラブルカートリッジ200の記憶部213に記憶された第1識別情報は、制御部150によって印刷装置100の記憶部160に記憶された第2識別情報と比較される。第1識別情報と第2識別情報とが一致する場合、リフィラブルカートリッジ200は、液体の補充がされずに継続使用される。これによって、不必要なタイミングでの液体の補充がされないので、印刷を早く再開させることができる。したがって、印刷効率を向上させるリフィラブルカートリッジ200を提供することができる。
リフィラブルカートリッジ200の液体管理方法は、リフィラブルカートリッジ200の記憶部213に記憶された第1識別情報と、印刷装置100の記憶部160に記憶された第2識別情報とを比較し、一致するかを判定する工程を有している。識別情報が一致した場合、リフィラブルカートリッジ200には液体の補充が行われずに継続使用される。これによって、不必要なタイミングでの液体の補充が行われないので、印刷を早く再開することができる。したがって、印刷効率を向上させるリフィラブルカートリッジ200の液体管理方法を提供することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例)
図5は、変形例に係るリフィラブルカートリッジ200の液体管理方法を説明するフローチャートである。本変形例で説明するリフィラブルカートリッジ200の液体管理方法では、第1、第2識別情報に、リフィラブルカートリッジ200が装着された印刷装置100のスロットの位置情報が含まれている。第1識別情報と第2識別情報とが一致しない場合、ユーザーに警告を報知する工程があることが実施形態と異なっている。なお、図5に示すフローチャートのうち、ステップS20は実施形態で説明したステップS10と同じであり、ステップS21はステップS11と同じであり、ステップS24はステップS12と同じであり、ステップS25はステップS13と同じであるので、その説明は省略する。
ステップS22は、第1識別情報と第2識別情報との位置情報が一致しない場合(ステップS21:No)、その旨を報知部170で報知する報知工程である。処理部110は、装着されたリフィラブルカートリッジ200の第1識別情報と印刷装置100の第2識別情報とが一致しないこと、すなわち異なるスロットにリフィラブルカートリッジ200が装着されたことを報知部170に表示し、ユーザーに報知する。報知部170は、操作部130の表示部120を想定するが、これに限定されない。
ステップS23は、印刷継続の操作を受信したかを判断する判断工程である。ユーザーは印刷を継続するか否かの判断を行う。処理部110は、ユーザーによる印刷継続の入力操作を受信した場合(ステップS23:Yes)、ステップS24以降の工程に進む。処理部110は、印刷継続の入力操作を受信しなかった場合(ステップS23:No)、インクの補充及び第1、第2識別情報の更新等は行わず、リフィラブルカートリッジ200の液体管理を終了する。これにより、リフィラブルカートリッジが異なるスロットに装着されることにより不必要なタイミングでの液体が補充されることを抑制することができる。入力操作は、操作部130を想定するが、これに限定されない。
以上述べたように、本変形例によれば、実施形態での効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
リフィラブルカートリッジ200の液体管理方法において、識別情報が一致しない場合、リフィラブルカートリッジ200とスロット230との位置が異なることを報知部170に報知し、ステップS23で印刷継続の操作を受信したかを判定する。これによって、リフィラブルカートリッジ200が異なるスロットに誤装着されたことによる、不必要なタイミングでの液体の補充が行われないので、印刷を早く再開することができる。したがって、印刷効率の向上させるリフィラブルカートリッジ200の液体管理方法を提供することができる。
100…印刷装置、110…処理部、120…表示部、130…操作部、140…印刷部、150…印刷処理制御部としての制御部、151…識別情報判定部、152…識別情報処理部、153…インク補充量管理部、160…第2不揮発性メモリーとしての記憶部、170…報知部、180,190…通信部、200,200A〜200D…リフィラブルカートリッジ、210…第1不揮発性メモリー、211,311…通信部、212…制御部、213,313…記憶部、220,320…インク収容部、230,230A〜230D…スロット、300,300A〜300D…インクタンク、310…第3不揮発性メモリー。

Claims (1)

  1. ユニークIDと時刻情報とを含む第1識別情報を記憶する第1不揮発性メモリーを有す
    るリフィラブルカートリッジ、を着脱可能な印刷装置であって、
    前記印刷装置に装着された前記リフィラブルカートリッジの前記ユニークIDと前記時
    刻情報とを含む第2識別情報を記憶する第2不揮発性メモリーと、
    印刷処理の制御を行う印刷処理制御部と、
    を含み、
    前記時刻情報は、前記印刷装置から前記リフィラブルカートリッジへの液体の操作を完
    了した際の時刻および、前記リフィラブルカートリッジから前記液体を送出するための加
    圧をした加圧時刻を含み、
    前記印刷処理制御部は、
    前記リフィラブルカートリッジが前記印刷装置に装着された際に、前記第1識別情報と
    前記第2識別情報とを比較し、
    一致する場合は前記リフィラブルカートリッジに液体を補充せず、
    一致しない場合は前記リフィラブルカートリッジに液体を補充する、
    ことを特徴とする印刷装置。
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