JP6971866B2 - シールドトンネルと支保工の仮設構造 - Google Patents
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前記鋼製セグメントの主桁の内空側に、曲率を有する受け桁が固定され、該受け桁に前記支保工が固定されており、
前記主桁には第一のせん断キーが取り付けられ、前記受け桁には第二のせん断キーが取付けられ、双方が係合して係合部を形成しており、
前記支保工から前記受け桁に伝達される軸力のうち、シールドトンネルの周方向の軸力分力に起因するせん断力を、該係合部を介して前記主桁に伝達していることを特徴とする。
<道路トンネルの分合流部の仮設構造(全体構成)>
はじめに、図1を参照して、実施形態に係るシールドトンネルと支保工の仮設構造を備える、道路トンネルの分合流部の仮設構造の全体構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るシールドトンネルと支保工の仮設構造を有する、道路トンネルの分合流部の仮設構造を説明する断面図である。図1に示すように、道路トンネルの分合流部の仮設構造は、地中に間隔を置いて併設施工された、相対的に小断面のランプトンネル100と、相対的に大断面の本線トンネル200と、ランプトンネル100と本線トンネル200の上方において双方のトンネル間に架け渡されたパイプルーフ300と、を有する。また、ランプトンネル100と本線トンネル200の下方位置には、双方のトンネル間に跨る先行仮設下部受け400をさらに有する。また、ランプトンネル100と本線トンネル200はともに、トンネル内において、パイプルーフ300との交差位置を起点として鉛直方向に延設する支保工60(鉛直支保工)を有し、以上で説明した各構成が仮設構造の基本構成となる。なお、ランプトンネル100と本線トンネル200の下方位置においても、一点鎖線で示す下方のパイプルーフ300Aを必要に応じて施工してもよく、下方のパイプルーフ300Aが施工される場合はこれも仮設構造の構成要素となる。なお、図示例のパイプルーフ300、300Aは曲線状であるが、直線状のパイプルーフであってもよい。
次に、図2及び図3を参照して、本発明の実施形態に係るシールドトンネルと支保工の仮設構造を説明する。図2は、パイプルーフと到達側トンネルの接続部であって、かつシールドトンネルと支保工の仮設構造を拡大した断面図であり、図3は、係合部を示す斜視図である。なお、図2,3では、シールドトンネル200の上方位置と支保工60との接続箇所における仮設構造900を取り上げて示しているが、シールドトンネル200の下方位置と支保工60との接続箇所における仮設構造や、シールドトンネル100の上方位置及び下方位置と支保工60との接続箇所における仮設構造も同様の構成を有している。
Claims (3)
- 曲率を有する鋼製セグメントから形成されるシールドトンネルにおいて、仮設時に、該シールドトンネルの上方位置と下方位置に跨る鉛直方向に延設する支保工にて該シールドトンネルを支持する際に形成される、シールドトンネルと支保工の仮設構造であって、
前記鋼製セグメントの主桁の内空側に、曲率を有する受け桁が固定され、該受け桁に前記支保工が固定されており、
前記主桁には第一のせん断キーが取り付けられ、前記受け桁には第二のせん断キーが取付けられ、双方が係合して係合部を形成しており、
前記支保工から前記受け桁に伝達される軸力のうち、シールドトンネルの周方向の軸力分力に起因するせん断力を、該係合部を介して前記主桁に伝達していることを特徴とする、シールドトンネルと支保工の仮設構造。 - 前記周方向の軸力分力に起因するせん断力の作用方向の上流側に前記第二のせん断キーが配設され、下流側に前記第一のせん断キーが配設されていることを特徴とする、請求項1に記載のシールドトンネルと支保工の仮設構造。
- 2つのシールドトンネルが、少なくともそれらの上方においてパイプルーフにて接続されている多連円弧状の大断面トンネルにおいて、前記上方位置が前記シールドトンネルと前記パイプルーフの接続箇所もしくは接続箇所の近傍にあることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシールドトンネルと支保工の仮設構造。
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