JP6971821B2 - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6971821B2 JP6971821B2 JP2017236330A JP2017236330A JP6971821B2 JP 6971821 B2 JP6971821 B2 JP 6971821B2 JP 2017236330 A JP2017236330 A JP 2017236330A JP 2017236330 A JP2017236330 A JP 2017236330A JP 6971821 B2 JP6971821 B2 JP 6971821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- converter
- refrigerant flow
- power conversion
- conversion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
上記DC−DCコンバータは、主回路が構成されるDC−DCコンバータ本体(31)に半導体素子を含む発熱部(32、33)を有しており、
上記冷却部は、上記ケースの底壁部(C1)内に設けられた空間部(5A)を、上記ケースの一側壁(C2)側に開口する冷媒の流入口(52)及び流出口(53)を有する上記冷媒流路とし、
上記底壁部の内壁面(C3)に接して、上記一側壁側から上記リアクトル及び上記DC−DCコンバータ本体がこの順に配置されており、かつ、
上記DC−DCコンバータ本体は、上記発熱部が上記一側壁側に配置されると共に、上記発熱部を有する上記一側壁側の端部が、上記冷媒流路の直上に位置し、上記一側壁と反対側の端部は、上記冷媒流路の直上に位置しない、電力変換装置にある。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記電力変換装置に係る実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1、図2に示すように、本形態の電力変換装置1は、金属製のケースCの上半部内に、半導体モジュール2と、半導体モジュール2を冷却するための冷却器4を備えている。また、ケースCの下半部内に、半導体モジュール2に接続されるリアクトルL1と、DC−DCコンバータ3と、リアクトルL1及びDC−DCコンバータ3を冷却するための冷却部5を備えている。冷却部5には、冷却水等の冷却媒体が流通する冷媒流路51が設けられる。
式:ΔP=λ×(L/d)×(ρ×v2/2), λ=64/Re
式中、λ:摩擦係数、ρ:流体密度、v:平均流速、Re:レイノルズ数
上記式より、圧力損失ΔPは、管長Lに比例するので、管長Lを短くすることで、圧力損失ΔPを低減することができる。
電力変換装置に係る実施形態2について、図10、図11を参照して説明する。本形態の電力変換装置1の基本構成は、上記実施形態1と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。上記実施形態では、冷却部5により、リアクトルL1とDC−DCコンバータ3とを冷却する構成としたが、図10に示すように、複数のリアクトルL1、L2を有する構成に適用することもできる。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
電力変換装置に係る実施形態3について、図12〜図14を参照して説明する。本形態の電力変換装置1の基本構成は、上記実施形態1と同様であり、以下、相違点を中心に説明する。上記実施形態1では、昇圧部を構成するリアクトルL1が高さの低い偏平な形状を有しており、DC−DCコンバータ3と共に、積層構造体2Aの下方に配置したが、リアクトルL1の形状や大きさは任意であり、図12、図13に示すように、より高さが高い縦長形状のリアクトルL1を有することがある。この場合には、ケースCの高さを変更せずに、積層構造体2Aの冷媒導入管42と冷媒冷導出管43の間に、リアクトルL1が配置されるように、積層構造体2Aの形状を変更することができる。
図15に実施形態4として示すように、上記実施形態1の構成において、DC−DCコンバータ3をより高さが高い縦長形状とすることもできる。DC−DCコンバータ3の発熱部32、33が、リアクトルL1側の冷媒流路51の直上に配置される構成は同様である。この場合には、ケースCの積層構造体2Aの側方のスペースを有効利用することができ、他の部品構成や配置を変更することなく、冷却効率を向上させる同様の効果が得られる。
図16に実施形態5として示すように、上記実施形態1の構成において、ケースCの底壁部C1を、冷媒流路51の形状に沿う変形形状とすることもできる。DC−DCコンバータ3の発熱部32、33と反対側の端部においては、下方に冷媒流路51が形成されないので、その部位の底壁部C1を薄壁化して凹部C4を有する形状としてもよい。それ以外の構成は実施形態1と同様である。この場合には、例えば、凹部C4により外部に形成されるスペースに、他の車載部品等を配置することで、スペースを有効利用することができる。
L1、L2、L3 リアクトル
1 電力変換装置
2 半導体モジュール
3 DC−DCコンバータ
31 DC−DCコンバータ本体
32、33 発熱部
4 冷却器
5 冷却部
51 冷媒流路
Claims (6)
- 金属製のケース(C)内に、半導体モジュール(2)と、上記半導体モジュールを冷却するための冷却器(4)と、上記半導体モジュールに接続されるリアクトル(L1〜L3)と、DC−DCコンバータ(3)と、上記リアクトル及び上記DC−DCコンバータを冷却するための冷媒流路(51)を有する冷却部(5)とを備える電力変換装置(1)であって、
上記DC−DCコンバータは、主回路が構成されるDC−DCコンバータ本体(31)に半導体素子を含む発熱部(32、33)を有しており、
上記冷却部は、上記ケースの底壁部(C1)内に設けられた空間部(5A)を、上記ケースの一側壁(C2)側に開口する冷媒の流入口(52)及び流出口(53)を有する上記冷媒流路とし、
上記底壁部の内壁面(C3)に接して、上記一側壁側から上記リアクトル及び上記DC−DCコンバータ本体がこの順に配置されており、かつ、
上記DC−DCコンバータ本体は、上記発熱部が上記一側壁側に配置されると共に、上記発熱部を有する上記一側壁側の端部が、上記冷媒流路の直上に位置し、上記一側壁と反対側の端部は、上記冷媒流路の直上に位置しない、電力変換装置。 - 上記DC−DCコンバータ本体において、上記一側壁側の端部は、上記冷媒流路を上記内壁面に投影した領域(R)の内側に位置し、上記一側壁と反対側の端部は、上記領域の外側に位置する、請求項1に記載の電力変換装置。
- 上記半導体素子は、半導体スイッチング素子又はダイオードである、請求項1又は2に記載の電力変換装置。
- 上記発熱部は、上記主回路を構成するトランス(T)の一次側に接続される一次側半導体素子部(32)及び上記トランスの二次側に接続される二次側半導体素子部(33)を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
- 上記冷媒流路は、上記空間部内を区画する仕切壁(54)により上記流入口から上記流出口へ至るU字状流路として構成されており、上記一側壁と反対側の折り返し部において、上記冷媒流路は曲面状の流路壁を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力変換装置。
- 上記冷却器は、冷媒流路を形成する複数の冷却管(41)が、上記半導体モジュールと一体の積層構造体(2A)を構成し、上記積層構造体と上記底壁部の間に、上記DC−DCコンバータ本体が配置される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017236330A JP6971821B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017236330A JP6971821B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019106755A JP2019106755A (ja) | 2019-06-27 |
JP6971821B2 true JP6971821B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=67061526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017236330A Active JP6971821B2 (ja) | 2017-12-08 | 2017-12-08 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6971821B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7052531B2 (ja) | 2018-04-26 | 2022-04-12 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
JP7024592B2 (ja) | 2018-05-11 | 2022-02-24 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
WO2021106144A1 (ja) * | 2019-11-28 | 2021-06-03 | 三菱電機株式会社 | 充放電装置 |
JP7405025B2 (ja) * | 2020-07-01 | 2023-12-26 | 株式会社デンソー | 電気製品 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5644628B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2014-12-24 | 株式会社デンソー | スイッチング電源装置 |
JP6308109B2 (ja) * | 2014-11-18 | 2018-04-11 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
JP2017152612A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 株式会社デンソー | 電力変換装置 |
-
2017
- 2017-12-08 JP JP2017236330A patent/JP6971821B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019106755A (ja) | 2019-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6971821B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6540496B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP4506848B2 (ja) | 半導体モジュール | |
US8125078B2 (en) | Semiconductor element cooling structure | |
JP6631431B2 (ja) | 電力変換装置 | |
CA2575817A1 (en) | Cooling structure of power conversion equipment | |
JP2014103303A (ja) | 電力変換装置 | |
JP5803560B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2017152612A (ja) | 電力変換装置 | |
JP6136760B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP4715529B2 (ja) | パワー半導体素子の冷却構造 | |
JP2007173372A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2014138445A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2015136223A (ja) | 電力変換器 | |
JP2018042424A (ja) | 電力変換装置 | |
JP2019221129A (ja) | 電力変換装置 | |
JP5712750B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP3800938B2 (ja) | パワーモジュールの冷却装置 | |
JP6115430B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7039978B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7139603B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6648658B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6809563B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7379958B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP6350330B2 (ja) | 電力変換器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210921 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211005 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211102 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6971821 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |