JP6971138B2 - 配信状況管理装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、配信状況管理装置およびプログラムに関する。
従来技術によるメディア統合プラットフォームにおいて、コンテンツの配信状況を管理するための配信状況管理装置が設けられる場合がある。配信状況管理装置は、コンテンツの配信を受ける側の受信装置からの問い合わせに応じて、コンテンツの配信状況の一覧の情報を返す。配信状況一覧情報は、受信装置が特定のコンテンツの配信を受けるために必要な、コンテンツ所在情報(URL等)を含む。
また、従来技術において、複数の配信状況管理装置が分散連携動作する場合がある。つまり、複数の配信状況管理装置が相互に、保持・管理する配信状況の情報の同期を取ったり、コンテンツの配信を受ける側の受信装置が、複数の配信状況管理装置に対して配信状況を問い合わせたりすることができる。
特許文献1には、配信システムが記載されている。この配信システムにおいて、配信状況管理装置は、配信装置からコンテンツ配信方法を受信して記憶するとともに、受信装置からの要求に応じて、複数の配信方法を抽出し、提供する。また、受信装置は、コンテンツを指定して配信状況管理装置から複数の配信方法を取得するとともに、それらの方法の中から、所定の判定基準に基づいてコンテンツを受信するための受信方法を決定する。
特開2016−149624号公報
しかしながら、従来技術では、次のような問題が起こり得た。即ち、例えば震災等の災害時に、インターネット等の通信回線が輻輳し、通信速度が低速化したり、通信が切断されたりといった状況が生じる場合がある。通信回線がそのような状況になると、受信装置から配信状況管理装置にアクセスしにくくなり、コンテンツの所在情報を得られなくなることによって、コンテンツの配信を受けられなくなる。また、通信回線のそのような状況により、コンテンツの配信自体に必要な通信帯域を確保できない場合もあり得る。
本発明は、上記の課題認識に基づいて行なわれたものであり、災害等の緊急時においても、受信装置に対して、配信装置からのコンテンツの配信方法に関する情報を提供することのできる配信状況管理装置およびプログラムを提供しようとするものである。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様による配信状況管理装置は、外部から取得した情報と通信回線を監視した結果との少なくともいずれかに基づいて、緊急モードであるか通常モードであるかを判定する緊急モード判定部と、配信装置からコンテンツの配信方法に関する情報を受信する配信状況受信部と、受信装置からの配信状況の要求に応じて、複数の前記配信方法に関する情報を、配信状況一覧情報として前記受信装置に送信するコンテンツ配信状況通知部と、を具備する配信状況管理装置であって、前記コンテンツ配信状況通知部は、前記緊急モード判定部による判定結果が緊急モードであるか通常モードであるかに応じた前記配信状況一覧情報を前記受信装置に送信する、ことを特徴とする。
[2]また、本発明の一態様は、上記の配信状況管理装置において、前記コンテンツ配信状況通知部は、前記配信状況一覧情報において、緊急モード時用のコンテンツの前記配信方法に関する情報には緊急モード時用のコンテンツであることを示す情報を付加する、ことを特徴とする。
[3]また、本発明の一態様は、上記の配信状況管理装置において、前記コンテンツ配信状況通知部は、所定範囲内に閉じたネットワークであるローカルネットワークを経由した配信方法の情報を含んだ前記配信状況一覧情報を前記受信装置に送信する、ことを特徴とする。
[4]また、本発明の一態様は、上記の配信状況管理装置において、無線信号により、自装置の所在情報を近傍の前記受信装置に対して通知する自装置ロケーション通知部、をさらに具備することを特徴とする。
[5]また、本発明の一態様は、上記の配信状況管理装置において、前記自装置ロケーション通知部は、所定範囲内に閉じたネットワークであるローカルネットワークを経由して自装置にアクセスする方法を前記受信装置に対して通知する、ことを特徴とする。
[6]また、本発明の一態様は、コンピューターを、外部から取得した情報と通信回線を監視した結果との少なくともいずれかに基づいて、緊急モードであるか通常モードであるかを判定する緊急モード判定部と、配信装置からコンテンツの配信方法に関する情報を受信する配信状況受信部と、受信装置からの配信状況の要求に応じて、複数の前記配信方法に関する情報を、配信状況一覧情報として前記受信装置に送信するコンテンツ配信状況通知部と、を具備する配信状況管理装置であって、前記コンテンツ配信状況通知部は、前記緊急モード判定部による判定結果が緊急モードであるか通常モードであるかに応じた前記配信状況一覧情報を前記受信装置に送信する、配信状況管理装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、配信状況管理装置は、緊急時であるか否かに応じて異なる配信状況一覧情報を受信装置に対して提供することができる。これにより、受信装置は、緊急時であってもコンテンツの配信方法に関する情報を適切に取得できる。
本発明の一実施形態によるコンテンツ配信システムの装置構成を示す概略図である。 同実施形態による配信状況管理装置の概略機能構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態による受信装置の概略機能構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態によるコンテンツ配信システムの通常時における大まかな動作を示す概略図である。 同実施形態によるコンテンツ配信システムの緊急時における大まかな動作を示す概略図である。 同実施形態によるコンテンツ配信システムの通常時における処理のシーケンスを示すシーケンスチャートである。 同実施形態によるコンテンツ配信システムの緊急時における処理のシーケンスを示すシーケンスチャートである。
次に、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態によるコンテンツ配信システムの装置構成を示す概略図である。図示するように、コンテンツ配信システム1は、配信状況管理装置2と、配信装置3と、受信装置5とを含んで構成される。また、配信状況管理装置2と、配信装置3と、受信装置5とは、それぞれ、インターネット7およびローカルネットワーク8に接続される。配信状況管理装置2と、配信装置3と、受信装置5とは、インターネット7またはローカルネットワーク8を介して、相互に通信することができる。
本実施形態において、コンテンツとは、映像・音声等である。コンテンツは、映像のみで構成されていてもよいし、音声のみで構成されていてもよいし、映像と音声とで構成されていてもよい。また、コンテンツが、さらに付加的な情報(例えば、字幕テキスト等のテキストデータ)を含んでいてもよい。
配信状況管理装置2は、受信装置5からの要求に応じて、受信装置5にコンテンツの配信状況の情報を送信する。配信状況管理装置2が提供する配信状況一覧情報は、特定のコンテンツの複数の受信方法についての情報を含む。具体的には、配信状況一覧情報は、受信方法ごとに、所在情報(URL等)や、品質情報(映像のフレームレート、解像度、配信ビットレート等)や、配信を受けるために必要な資源(受信用プログラム等)の情報を含む。また、配信状況一覧情報は、配信スケジュール(日時)に関する情報を含んでもよい。また、上記の所在情報はコンテンツを受信するために用いることができる情報であり、通信による配信にも放送による配信にも付与される情報である。
また、配信状況管理装置2は、通常モードで動作するか緊急モードで動作するかを適宜判断し、各モードで動作する。具体的には、配信状況管理装置2は、インターネット7や専用通信回線(不図示)等を介して、外部装置から緊急情報を受信することができる。緊急情報は、地震等の災害が起こったことを通知するための情報である。また、配信状況管理装置2は、インターネット7を介して外部装置等との間で通信することなどにより、インターネット7による通信速度を監視する。これにより、配信状況管理装置2は、通信速度の極端な低下や、場合によっては通信断を検出することができる。配信状況管理装置2は、受信した緊急情報や、インターネット7の監視状況などに基づいて、緊急状態であるか否かを判断する。緊急状態であると判断される場合、配信状況管理装置2は、通常モードから緊急モードに移行して動作する。緊急状態が解消されると、配信状況管理装置2は、緊急モードから通常モードに復帰して動作する。
なお、配信状況管理装置2は、受信装置5に対しても、通常モードで動作中であるか緊急モードで動作中であるかを表す情報を送信する。
また、配信状況管理装置2は、自装置の所在情報(URL)等を受信装置5に対して報知する。この目的のため、配信状況管理装置2は、無線によるビーコン機能を有する。このように、配信状況管理装置2が周辺に対して無線信号で自URLを報知することにより、受信装置5は、配信状況管理装置2に対して配信状況一覧情報を要求することができる。
なお、配信状況管理装置2は、一例として、コンピューターを用いて実現可能である。
配信装置3は、コンテンツを配信する装置である。配信装置3は、インターネット7やローカルネットワーク8を介して、コンテンツを配信することができる。また、配信装置3は、コンテンツの配信状況の情報を所定のタイミングで(例えば、所定期間ごとに)配信状況管理装置2に送信する。
配信装置3は、一例として、コンピューターを用いて実現可能である。
なお、図1では、コンテンツ配信システム1内に配信装置3を1台だけ示しているが、実際には、コンテンツ配信システム1内に複数の配信装置3が存在していてよい。
受信装置5は、配信装置3に対してコンテンツの配信を要求し、配信されるコンテンツを受信する装置である。
なお、図1では、コンテンツ配信システム1内に受信装置5を1台だけ示しているが、実際には、コンテンツ配信システム1内に多数の受信装置5が存在していてよい。
具体的には、受信装置5は、配信状況管理装置2に対して、コンテンツの配信状況を問い合わせる。つまり、受信装置5は、配信状況一覧情報を配信状況管理装置2に対して要求する。そして、受信装置5は、配信状況管理装置2からコンテンツの配信状況一覧情報を受信する。受信装置5は、受け取った配信状況一覧情報を参照することによって受信方法を選択し、選択された受信方法によりコンテンツを受信する。具体的には、受信装置5は、インターネット7やローカルネットワーク8を経由してコンテンツを受信することができる。また、受信装置5は、放送信号によってコンテンツを受信することもできる。
なお、受信装置5は、配信状況管理装置2から、モード情報を受信することができる。これにより、受信装置5は、配信状況管理装置2が通常モードで動作しているか緊急モードで動作しているかを知る。受信装置5は、配信状況一覧情報に基づいてコンテンツの取得方法を選択する際、このモード情報に応じた判断を行ってもよい。
なお、受信装置5は、例えば、パーソナルコンピューター(PC)や、タブレット端末や、スマートフォン(スマホ)や、ウェアラブル端末等のコンピューターを用いて実現可能である。
インターネット7は、広域かつ公衆の通信ネットワークである。インターネット7は、配信状況管理装置2と配信装置3と受信装置5とを相互に接続する。また、インターネット7は、配信状況管理装置2や配信装置3や受信装置5と、コンテンツ配信システム1外の装置等との間を接続する。インターネット7は、例えば、有線および無線の通信媒体を組み合わせて実現される。
ローカルネットワーク8は、局所的な通信ネットワークである。ローカルネットワーク8は、配信状況管理装置2と配信装置3と受信装置5とを相互に接続する。ローカルネットワーク8は、例えば、無線通信を用いて実現される。ローカルネットワーク8により通信可能な範囲の距離は、例えば、数十メートルないしは数百メートルである。
次に、配信状況管理装置2の詳細な機能について説明する。
図2は、配信状況管理装置の概略機能構成を示す機能ブロック図である。図示するように、配信状況管理装置2は、緊急情報受信部21と、通信状態監視部22と、コンテンツ配信状況受信部23と、緊急モード判定部24と、緊急用情報記憶部25と、装置ロケーション通知部26と、緊急モード通知部27と、コンテンツ配信状況通知部28とを含んで構成される。
これらの各機能部は、例えば、電子回路を用いて実現される。また、各機能部は、必要に応じて、半導体メモリーや磁気ハードディスク装置などといった記憶手段を内部に備えてよい。また、各機能を、コンピューターおよびソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
緊急情報受信部21は、インターネット7等を介して、外部装置から緊急情報を受信する。ここで、緊急情報とは、例えば、Lアラート(災害情報共有システム)の情報や、緊急地震速報等である。緊急情報受信部21は、受信した緊急情報を、緊急モード判定部24に渡す。
通信状態監視部22は、インターネット7等の通信回線における通信状態を監視する。通信状態監視部22は、監視により、例えば災害時等に、通信の伝送速度の低下や通信接続断などを検出する。通信状態監視部22は、監視結果の情報を緊急モード判定部24に渡す。
緊急モード判定部24は、緊急情報受信部21および通信状態監視部22からの情報に基づき、緊急モードとするか通常モードとするかを判定する。即ち、緊急モード判定部24は、外部から取得した情報と通信回線を監視した結果との少なくともいずれかに基づいて、緊急モードであるか通常モードであるかを判定する。一例として、緊急モード判定部24は、緊急情報受信部21が緊急情報を受信した状態のとき、または通信状態監視部22が回線断あるいは所定レベル以下の速度への通信低速化を検知したとき、の少なくともいずれかの条件のとき、緊急モードとする。また、緊急モード判定部24は、緊急モード以外のとき、通常モードとする。緊急モード判定部24は、モード情報を出力する。モード情報は、その時点におけるモードが通常モードであるか緊急モードであるかを表す情報である。緊急モード判定部24は、判定結果であるモード情報を、緊急モード通知部27およびコンテンツ配信状況通知部28に渡す。
コンテンツ配信状況受信部23は、配信装置3から、コンテンツの配信状況の情報を受信する。この配信状況の情報は、配信スケジュールや、コンテンツのメタデータ等を含む情報である。つまり、コンテンツ配信状況受信部23は、配信装置3からコンテンツの配信方法に関する情報を受信する。コンテンツ配信状況受信部23は、受信した配信状況の情報を、コンテンツ配信状況通知部28に渡す。
緊急用情報記憶部25は、緊急モードで動作する際に配信状況管理装置2が参照すべき情報を記憶する。具体的には、緊急用情報記憶部25は、緊急時に代替し得るコンテンツ間の関係を記憶する。例えば、緊急用情報記憶部25は、被代替コンテンツを識別する情報と代替コンテンツを識別する情報との対を、複数、記憶することができる。代替コンテンツは、緊急モードでの動作時に、被代替コンテンツを代替し得るものである。一例として、被代替コンテンツが災害情報を報道するテレビ番組のコンテンツ(映像と音声とで構成される)であるとき、代替コンテンツの一例は災害情報を報道するラジオ番組のコンテンツ(音声のみで構成される)である。この例の場合、被代替コンテンツの内容と代替コンテンツの内容とは近い。一方で、被代替コンテンツを伝送するための帯域よりも狭い帯域で、代替コンテンツを伝送することが可能である。
装置ロケーション通知部26(「自装置ロケーション通知部」とも呼ぶ)は、無線信号により、自装置(配信状況管理装置2)の識別情報や所在情報(URL)を外部に発信するものである。具体的には、装置ロケーション通知部26は、無線信号により、自装置の識別情報や所在情報(URL)を近傍の受信装置5に対して通知する。装置ロケーション通知部26は、例えば、Bluetooth Low Energy(ブルートゥース・ロー・エナジー、BLE)の規格を用いて、無線信号を発信する。この無線信号は、ビーコン信号として機能する。受信装置5は、この無線信号を受信すると、信号に含まれる所在情報を抽出することにより、発信元の配信状況管理装置2にアクセス可能となる。
なお、装置ロケーション通知部26は、少なくとも緊急モードの時には、ローカルネットワーク8を経由して自装置にアクセスする方法(URL等の所在情報)を受信装置5に対して通知する。これにより、インターネット7が輻輳している場合にも、受信装置5は配信状況管理装置2にアクセスでき、配信状況一覧情報を取得することが可能となる。
緊急モード通知部27は、緊急モード判定部24からモードの判定結果(モード情報)を受け取り、そのモード情報を受信装置5に通知する。モード情報は、通常モードであるか緊急モードであるかを示す情報である。
コンテンツ配信状況通知部28は、コンテンツ配信状況受信部23から、配信情報の情報を受け取り、蓄積・管理する。また、コンテンツ配信状況通知部28は、緊急モード判定部24から、その時点におけるモード情報を受け取り、管理する。モード情報は、その時点において通常モードであるか緊急モードであるかを表す情報である。また、コンテンツ配信状況通知部28は、緊急用情報記憶部25を参照することにより、被代替コンテンツと代替コンテンツとの組み合わせを把握する。そして、コンテンツ配信状況通知部28は、受信装置5からのコンテンツを指定した要求に応じて、当該コンテンツに関する配信状況一覧情報を受信装置5に対して返送する。なお、コンテンツ配信状況通知部28は、コンテンツ配信状況受信部23から受け取った配信情報と、現時点でのモード情報とに基づいて配信状況一覧情報を作成する。また、緊急モード時においては、コンテンツ配信状況通知部28は、緊急用情報記憶部25を参照し、代替コンテンツの配信状況に関する情報を配信状況一覧情報内に含める。
例えば、上記の代替コンテンツは、緊急モード時用のコンテンツである。また、代替コンテンツに限らず、配信装置3が緊急モード時用のコンテンツを配信するようにしてもよい。コンテンツ配信状況通知部28は、配信状況一覧情報において、緊急モード時用のコンテンツの配信方法に関する情報には緊急モード時用のコンテンツであることを示す情報を付加する。
また、コンテンツ配信状況通知部28は、所定範囲内に閉じたネットワークであるローカルネットワーク8を経由した配信方法の情報を含んだ配信状況一覧情報を受信装置5に送信するようにしてもよい。配信装置3がローカルネットワーク8を経由したコンテンツの配信を行う場合、配信状況一覧情報は、ローカルネットワーク8を経由した配信方法の情報を含む。
以上説明したように、コンテンツ配信状況通知部28は、受信装置5からの配信状況の要求に応じて、複数の配信方法に関する情報を、配信状況一覧情報として受信装置5に送信する。また、コンテンツ配信状況通知部28は、緊急モード判定部24による判定結果が緊急モードであるか通常モードであるかに応じた配信状況一覧情報を受信装置5に送信するものである。つまり、コンテンツ配信状況通知部28は、緊急モードであるか通常モードであるかに依って異なる配信状況一覧情報を送信する。しかしながら、緊急モードである場合と通常モードである場合とで、同じ配信状況一覧情報となることもあり得る。
次に、受信装置5の詳細な機能について説明する。
図3は、受信装置の概略機能構成を示す機能ブロック図である。図示するように、受信装置5は、放送受信部51と、通信受信部52と、コンテンツ配信状況受信部53と、コンテンツ受信制御部54と、コンテンツ取得方法決定部55と、コンテンツ要求処理部56と、ユーザー状況受信部57と、端末機能情報取得部58と、コンテンツ提示部59とを含んで構成される。
受信装置5の各機能部もまた、配信状況管理装置2と同様に、例えば電子回路を用いて実現される。また、各機能を、コンピューターおよびソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
コンテンツ要求処理部56は、ユーザーからのコンテンツ再生の要求を受け付け、要求されたコンテンツの配信状況の情報を配信状況管理装置2に要求する。
コンテンツ配信状況受信部53は、コンテンツ要求処理部56からの要求に応じて配信状況管理装置2から送信される配信状況一覧情報を受信する。コンテンツ配信状況受信部53は、受信した配信状況一覧情報をコンテンツ取得方法決定部55に渡す。
コンテンツ取得方法決定部55は、コンテンツ配信状況受信部53から渡される配信状況一覧情報に基づいて、コンテンツを取得するための方法を決定する。具体的には、コンテンツ取得方法決定部55は、配信状況一覧情報に含まれる配信方法の中から状況に応じて取得に適した方法を選択する。配信方法を選択するための基準は、例えば、コンテンツ配信の伝送レートや、受信装置5が持つ機能(特定のコンテンツを受信する機能を有するか否か)や、外部電源から電力が供給されている状態であるか否か、などといったものである。コンテンツ取得方法決定部55は、決定した取得方法を、コンテンツ受信制御部54に通知する。
コンテンツ受信制御部54は、コンテンツ取得方法決定部55から取得方法についての情報を受け取り、その取得方法でコンテンツを受信するための制御を行う。具体的には、コンテンツ受信制御部54は、放送信号でコンテンツを受信する場合には、放送受信部51が所望のチャンネルの放送信号を受信するよう制御する。即ち、コンテンツ受信制御部54は、放送されるコンテンツのURLあるいはチャンネル番号等を指定して、放送受信部51がその放送コンテンツを受信するよう指示する。また、コンテンツ受信制御部54は、通信でコンテンツを受信する場合には、通信受信部52が所望のコンテンツの信号を受信するよう制御する。即ち、コンテンツ受信制御部54は、決定した取得方法に対応するURLを指定して、通信受信部52がそのコンテンツを受信するよう指示する。コンテンツ受信制御部54は、放送受信部51あるいは通信受信部52から、受信したコンテンツを受け取り、コンテンツ提示部59に渡す。
放送受信部51は、放送信号によりコンテンツを受信する。具体的には、放送受信部51は、コンテンツ受信制御部54によって指定された放送コンテンツの信号を受信し、信号の復調および復号等の処理を行い、得られたコンテンツのデータをコンテンツ受信制御部54に渡す。
通信受信部52は、通信によりコンテンツを受信する。具体的には、通信受信部52は、コンテンツ受信制御部54によって指定された放送コンテンツの信号を受信し、信号の復調および復号等の処理を行い、得られたコンテンツのデータをコンテンツ受信制御部54に渡す。
コンテンツ提示部59は、復号済みのコンテンツをコンテンツ受信制御部54から受け取り、そのコンテンツを、ユーザーが視聴可能(あるいは聴取可能)な形態で出力する。具体的には、コンテンツに映像が含まれる場合、コンテンツ提示部59は、その映像を画面に表示する。また、コンテンツに音声が含まれる場合、コンテンツ提示部59は、その音声をスピーカー等から出力する。さらにコンテンツに付加的な情報(例えば、字幕テキスト等)が含まれる場合、コンテンツ提示部59は、そういった付加的な情報を、ふさわしい形で出力する。
ユーザー状況受信部57は、ユーザーからの操作等により、ユーザーの状況を受け付け、コンテンツ取得方法決定部55に渡す。
端末機能情報取得部58は、自装置(受信装置5)が有する機能に関する情報を取得し、コンテンツ取得方法決定部55に渡す。端末機能情報取得部58は、例えば、自装置が、テレビ放送を受信する機能を持っているか否か、ラジオ放送を受信する機能を持っているか否か、所定の解像度の映像を表示する機能を持っているか否か、特定のプロトコルによる配信を受信する機能を持っているか否か、などといった情報を、端末機能情報として取得する。
図4は、コンテンツ配信システム1の通常時における大まかな動作を示す概略図である。
通常時において、コンテンツ配信システム1における装置間のやりとりは、以下の通りである。配信装置3は、インターネット7経由あるいはローカルネットワーク8経由でコンテンツを配信する(図中のT06,T07)とともに、配信状況の情報を配信状況管理装置2に送信する(T01)。配信状況管理装置2は、配信装置3から受け取った配信状況の情報を管理する。受信装置5は、配信状況管理装置2に対して、配信状況を問い合わせる(T04)。配信状況管理装置2は、受信装置5からの問い合わせに応じて、配信状況一覧情報を受信装置5に送信する(T05)。受信装置5は、受け取った配信状況一覧情報に基づいて、適宜、配信方法を選択する。なお、受信装置5が、放送信号を受信する機能を有していてもよい(T08)。また、配信状況一覧情報が、放送信号を直接受信する方法についての情報を含んでいてもよい。受信装置5は、配信状況一覧情報に基づいて選択した方法を用いて、コンテンツを受信する。
図5は、コンテンツ配信システム1の緊急時における大まかな動作を示す概略図である。
緊急時において、コンテンツ配信システム1における装置間のやりとりは、以下の通りである。配信装置3は、インターネット7経由あるいはローカルネットワーク8経由でコンテンツを配信するとともに、配信状況の情報を配信状況管理装置2に送信する(T01)。ただし、緊急時には、インターネット7を介した通信が低速化したり通信接続が切断されたりする場合もある(T10)。配信状況管理装置2は、配信装置3から受け取った配信状況の情報を管理する。配信状況管理装置2は、外部装置から緊急情報を受信する場合がある(T02)。また、配信状況管理装置2は、例えばインターネット7における通信状況を監視することにより、緊急状況であることを検知する場合もある。これらに基づき、配信状況管理装置2は、通常モードから緊急モードにモードを切り替える場合がある。受信装置5は、配信状況管理装置2に対して、配信状況を問い合わせる(T04)。配信状況管理装置2は、受信装置5からの問い合わせに応じて、配信状況一覧情報を受信装置5に送信する(T05)。緊急モード時には、配信状況管理装置2は、通常モード時には用いる配信方法の情報を配信状況一覧情報内に含めず、配信状況一覧情報を受信装置5に渡す場合がある。また、緊急モード時には、配信状況管理装置2は、通常のコンテンツを代替する緊急時用のコンテンツの受信方法の情報を配信状況一覧情報内に含めて受信装置5に渡す場合がある。また、配信状況管理装置2は、外部装置から受信した緊急情報を、適宜、配信装置3に通知する(T03)。受信装置5は、受け取った配信状況一覧情報に基づいて、適宜、配信方法を選択する。緊急モード時には、受信装置5は、配信状況一覧情報に基づいて緊急時に特に適した配信方法を選択する場合がある。その一例として、受信装置5は、ローカルネットワーク8経由でのコンテンツ配信を選択する。なお、受信装置5が、放送信号を受信する機能を有していてもよい(T08)。また、配信状況一覧情報が、放送信号を直接受信する方法についての情報を含んでいてもよい。受信装置5は、配信状況一覧情報に基づいて選択した方法を用いて、コンテンツを受信する。本図に示す例では、受信装置5は、緊急時に特に適した配信方法であるローカルネットワーク経由での配信(T07)を優先的に選択する。
次に、通常時および緊急時のそれぞれにおける、コンテンツ配信システム1での処理シーケンスについて説明する。
図6は、コンテンツ配信システム1の通常時における処理のシーケンスを示すシーケンスチャートである。なお、同図では、4台の配信装置3(それぞれ、配信装置A,B,C,Dと呼ぶ)が稼働していることを前提とし、そのうち配信装置AおよびDだけを図示している。以下、この処理のシーケンスを説明する。
ステップS10において、配信装置Aは、配信状況管理装置2に対して、自己が配信するコンテンツに関して配信状況の情報を送信する。配信状況管理装置2は、受信した配信状況の情報を記憶手段に書き込む。なお、他の配信装置3からも、適宜、配信状況の情報を送信する。
ステップS11において、受信装置5は、ユーザーの操作による、コンテンツαの配信要求を受け付ける。
ステップS12において、受信装置5は、配信状況管理装置2に対して、コンテンツαに関する配信状況の情報の取得を要求する。
ステップS13において、配信状況管理装置2は、ステップS12における受信装置5からの要求に応じて、コンテンツαの配信状況一覧情報を受信装置5に送信する。この配信状況一覧情報は、配信方法A,B,Cに関する情報のリストである。配信方法A,B,Cは、それぞれ、配信装置A,B,Cからの配信に対応する。受信装置5は、この配信状況一覧情報を受信する。
ステップS14において、受信装置5は、受信した配信状況一覧情報を基に、コンテンツαを受信するために用いる配信方法を選択する。ここでは、一例として、配信方法Aを選択する。受信装置5は、配信状況一覧情報に基づいて、配信方法Aの受信環境をセットアップする。具体的には、受信装置5は、配信方法Aに専用の受信プログラムが必要な場合には、そのプログラムを起動する。また、受信装置5は、配信方法Aに対応したコンテンツαの所在情報を把握する。
ステップS15において、受信装置5は、上記所在情報を用いて、配信装置Aにコンテンツαの取得を要求する。
ステップS16において、配信装置Aは、受信装置5からの要求に応じて、コンテンツαを配信する。
ステップS17において、受信装置5は、受信したコンテンツαを再生する。つまり、受信装置5は、受信したコンテンツαをデコードし、映像や音声として出力する。
図7は、コンテンツ配信システム1の緊急時における処理のシーケンスを示すシーケンスチャートである。
同図に示すシーケンスの前提として、配信装置A,B,Cは映像によるコンテンツαを配信するもので、配信装置Dは音声によるコンテンツβを配信するものである。
音声コンテンツβは、映像コンテンツαと関連付けられるものである。配信状況管理装置2の緊急用情報記憶部25は、映像コンテンツαと音声コンテンツβとを関連付けて記憶する。つまり、緊急時において、音声コンテンツβは、映像コンテンツαの代替コンテンツになり得るものであることを表す情報を、緊急用情報記憶部25は記憶している。
以下、この処理のシーケンスを説明する。
ステップS20において、配信状況管理装置2は、外部装置から緊急情報を受信する。緊急情報は、緊急状況であることを示す情報である。一例として、緊急情報は大規模災害の発生を表す。
ステップS21において、配信状況管理装置2は、ステップS20で受信した緊急情報に基づき、通常モードから緊急モードへの切り替えを行う。
ステップS22において、受信装置5は、ユーザーの操作による、コンテンツαの配信要求を受け付ける。
ステップS23において、受信装置5は、配信状況管理装置2に対して、コンテンツαに関する配信状況の情報の取得を要求する。
ステップS24において、配信状況管理装置2は、ステップS23における受信装置5からの要求に応じて、コンテンツαの配信状況一覧情報を受信装置5に送信する。図6に示した場合と異なり、配信状況管理装置2は、緊急モードで動作している。したがって、配信状況管理装置2が送信する配信状況一覧情報は、図6のステップS13で説明した配信状況一覧情報とは、以下の点において異なる。即ち、本ステップで送信される配信状況一覧情報は、方法Aを含まず、方法Dを含む。方法Dは、緊急コンテンツβを配信装置Dから配信するものである。前述の通り、コンテンツβは、要求されているコンテンツαとは異なるものであるが、コンテンツαを代替し得るものであり、ネットワークに対する負荷が軽い。
例えば、コンテンツαが映像と音声とで構成されるコンテンツであるのに対して、コンテンツβが音声のみで構成されるコンテンツであってもよい。この場合、コンテンツβを配信する際の伝送レートは、コンテンツαを配信する際の伝送レートよりも低い。
また、例えば、方法Dが、インターネット7経由でコンテンツを配信するものではなく、ローカルネットワーク8経由でコンテンツを配信するものであてもよい。この場合、緊急状況により輻輳しているインターネット7の伝送速度低下の影響を受けずに、コンテンツを配信することができる。
ステップS25において、受信装置5は、受信した配信状況一覧情報を基に、コンテンツを受信するために用いる配信方法を選択する。ここでは、一例として、受信装置5は、配信方法Dによりコンテンツβを受信することを選択する。受信装置5は、配信状況一覧情報に基づき、配信方法Dによりコンテンツβを受信するための所在情報を把握する。
ステップS26において、受信装置5は、上記所在情報を用いて、配信装置Dにコンテンツβの取得を要求する。
ステップS27において、配信装置Dは、受信装置5からの要求に応じて、コンテンツβを配信する。
ステップS28において、受信装置5は、受信したコンテンツβを再生する。つまり、受信装置5は、受信したコンテンツαをデコードし、出力する。
次に、本実施形態のユースケースについて説明する。
<第1のユースケース>
通常時において、ユーザーの操作に基づき、受信装置5は、ニュースコンテンツαの配信状況を配信状況管理装置2に問い合わせる。コンテンツαは、リアルタイム配信中である。配信状況管理装置2は、配信方法A(放送信号による配信)、および配信方法B(通信(インターネット経由)による配信)の2つを含む配信状況一覧情報を、受信装置5に回答する。受信装置5は、自装置の機能に関する情報を取得する。その結果、受信装置5は、放送受信機能を持たないことが判明する。したがって、受信装置5は、配信方法Bによる配信を要求する。受信装置5は、配信方法Bに対応する配信装置3からコンテンツを受信し、再生する。これにより、受信装置5のユーザーは、当該ニュースコンテンツαを視聴できる。
インターネット回線断の状態において、配信状況管理装置2が緊急時であることを検知し、緊急モードへの切り替えを行う。配信状況管理装置2は、緊急モードであることを、配信装置3および受信装置5に通知する。配信装置3は、ローカルネットワーク8から接続するための所在情報(URL)を配信状況管理装置2に通知する。つまり、配信装置3は、ローカルネットワーク8を介してコンテンツを配信する。ユーザーの操作に基づき、受信装置5は、ニュースコンテンツαの配信状況を配信状況管理装置2に問い合わせる。コンテンツαは、リアルタイム配信中である。配信状況管理装置2は、配信方法A(放送信号による配信)、配信方法B(通信(インターネット経由)による配信)、配信方法C(通信(ローカルネットワーク経由)による配信)の3つを含む配信状況一覧情報を、受信装置5に回答する。受信装置5は、自装置の機能に関する情報を取得する。その結果、受信装置5は、放送受信機能を持たないことが判明する。また、受信装置5は、インターネット7での通信ができないことを検知する。したがって、受信装置5は、配信方法Cによる配信を要求する。受信装置5は、配信方法Cに対応する配信装置3からローカルネットワーク8経由でコンテンツを受信し、再生する。これにより、受信装置5のユーザーは、当該ニュースコンテンツαを視聴できる。
<第2のユースケース>
通常時におけるコンテンツ配信システムの動作は、第1のユースケースの通常時における動作と同一である。
そして、インターネット回線断の状態において、配信状況管理装置2が緊急時であることを検知し、緊急モードへの切り替えを行う。配信状況管理装置2は、緊急モードであることを、配信装置3および受信装置5に通知する。配信装置3は、ローカルネットワーク8から接続するための所在情報(URL)を配信状況管理装置2に通知する。つまり、配信装置3は、ローカルネットワーク8を介してコンテンツを配信する。ユーザーの操作に基づき、受信装置5は、ニュースコンテンツαの配信状況を配信状況管理装置2に問い合わせる。コンテンツαは、リアルタイム配信中である。配信状況管理装置2は、配信方法A(放送信号による配信)、配信方法B(通信(インターネット経由)による配信)、配信方法C(通信(ローカルネットワーク経由)による配信)、配信方法D(ラジオ放送である代替コンテンツβの、放送信号による配信)、配信方法E(ラジオ放送である代替コンテンツβの、通信(ローカルネットワーク経由)による配信)の5つを含む配信状況一覧情報を、受信装置5に回答する。受信装置5は、自装置の機能に関する情報を取得する。その結果、受信装置5は、テレビおよびラジオのいずれの放送受信機能をも持たないことが判明する。また、受信装置5は、インターネット7での通信ができないことを検知する。したがって、受信装置5は、配信方法Cと配信装置Eとを比較する。受信装置5は、その時点でバッテリーによる駆動の状態にあるため、バッテリー消費を削減する目的で、映像ではなく音声メディアのみによる配信を優先する。即ち、受信装置5は、配信方法Eによる配信を要求する。受信装置5は、配信方法Eに対応する配信装置3からローカルネットワーク8経由でコンテンツを受信し、再生する。これにより、受信装置5のユーザーは、当該ニュースコンテンツαを視聴できる。
なお、ここで、配信装置3は、代替コンテンツβのラジオ放送を受信し、そのコンテンツをローカルネットワーク8経由で配信している。
なお、上述した実施形態における配信状況管理装置や、配信装置や、受信装置の機能の少なくとも一部をコンピューターで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリー等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、一時的に、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、例えば、コンテンツの配信(災害時等における情報の周知を含む)のために利用することができる。但し、本発明の利用範囲はここに例示したものには限られない。
1 コンテンツ配信システム
2 配信状況管理装置
3 配信装置
5 受信装置
7 インターネット
8 ローカルネットワーク
21 緊急情報受信部
22 通信状態監視部
23 コンテンツ配信状況受信部(配信状況受信部)
24 緊急モード判定部
25 緊急用情報記憶部
26 装置ロケーション通知部(自装置ロケーション通知部)
27 緊急モード通知部
28 コンテンツ配信状況通知部
51 放送受信部
52 通信受信部
53 コンテンツ配信状況受信部
54 コンテンツ受信制御部
55 コンテンツ取得方法決定部
56 コンテンツ要求処理部
57 ユーザー状況受信部
58 端末機能情報取得部
59 コンテンツ提示部

Claims (6)

  1. 外部から取得した情報と通信回線を監視した結果との少なくともいずれかに基づいて、緊急モードであるか通常モードであるかを判定する緊急モード判定部と、
    配信装置からコンテンツの配信方法に関する情報を受信する配信状況受信部と、
    受信装置からのコンテンツの配信状況の要求に応じて、当該特定のコンテンツの複数の前記配信方法に関する情報を、配信状況一覧情報として前記受信装置に送信するコンテンツ配信状況通知部と、
    を具備する配信状況管理装置であって、
    前記コンテンツ配信状況通知部は、前記緊急モード判定部による判定結果が緊急モードであるか通常モードであるかに応じた前記配信状況一覧情報を前記受信装置に送信する、
    ことを特徴とする配信状況管理装置。
  2. 前記コンテンツ配信状況通知部は、前記配信状況一覧情報において、緊急モード時用のコンテンツの前記配信方法に関する情報には緊急モード時用のコンテンツであることを示す情報を付加する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の配信状況管理装置。
  3. 前記コンテンツ配信状況通知部は、所定範囲内に閉じたネットワークであるローカルネットワークを経由した配信方法の情報を含んだ前記配信状況一覧情報を前記受信装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配信状況管理装置。
  4. 無線信号により、自装置の所在情報を近傍の前記受信装置に対して通知する自装置ロケーション通知部、
    をさらに具備することを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の配信状況管理装置。
  5. 前記自装置ロケーション通知部は、所定範囲内に閉じたネットワークであるローカルネットワークを経由して自装置にアクセスする方法を前記受信装置に対して通知する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の配信状況管理装置。
  6. コンピューターを、
    外部から取得した情報と通信回線を監視した結果との少なくともいずれかに基づいて、緊急モードであるか通常モードであるかを判定する緊急モード判定部と、
    配信装置からコンテンツの配信方法に関する情報を受信する配信状況受信部と、
    受信装置からのコンテンツの配信状況の要求に応じて、当該特定のコンテンツの複数の前記配信方法に関する情報を、配信状況一覧情報として前記受信装置に送信するコンテンツ配信状況通知部と、
    を具備する配信状況管理装置であって、
    前記コンテンツ配信状況通知部は、前記緊急モード判定部による判定結果が緊急モードであるか通常モードであるかに応じた前記配信状況一覧情報を前記受信装置に送信する、
    配信状況管理装置として機能させるためのプログラム。
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