JP6970046B2 - 宅配ボックスの錠装置 - Google Patents
宅配ボックスの錠装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6970046B2 JP6970046B2 JP2018064201A JP2018064201A JP6970046B2 JP 6970046 B2 JP6970046 B2 JP 6970046B2 JP 2018064201 A JP2018064201 A JP 2018064201A JP 2018064201 A JP2018064201 A JP 2018064201A JP 6970046 B2 JP6970046 B2 JP 6970046B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- posture
- unlocking
- door
- outer door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
室内側に荷物の取出口を備えた収納部と、
前記収納部の室外側に開閉可能に設けた外扉と、
を備えた宅配ボックスの錠装置は、
解錠位置と施錠位置の間で可動であり、外扉の内側面あるいは収納部側に設けられた施解錠操作部を備え、施解錠操作部が解錠位置にある時に解錠姿勢となり、施解錠操作部が施錠位置にある時に施錠姿勢となり、
前記施解錠操作部は、外扉の開放姿勢時に室外側から操作可能であり、外扉の閉鎖姿勢時に室内側から操作可能であり、
荷物投入後に、施解錠操作部を施錠位置として外扉を閉鎖することで、外扉が全閉する時に施錠状態となり、
荷物取出後に、施解錠操作部を解錠位置とすることで解錠状態となる、
宅配ボックスの錠装置、である。
1つの態様では、外扉の内側面には、前記施解錠操作部と、施解錠操作部が解錠位置にある時に解錠姿勢となり、施解錠操作部が施錠位置にある時に施錠姿勢となる係止片が設けられ、
収納部側には、前記外扉が閉鎖姿勢にある時に、施錠姿勢にある係止片が係止可能な被係止部が設けられ、
荷物投入後に、施解錠操作部を施錠位置として外扉を閉鎖することで、外扉が全閉する時に前記係止片が前記被係止部に係止して施錠状態となり、
荷物取出後に、施解錠操作部を解錠位置とすることで、前記係止片が解錠姿勢となって解錠状態となる。
なお、本発明は、施解錠操作部と係止片が収納部側、被係止部が外扉の内側面に設けられる場合も含み、また、施解錠操作部と係止片が同じ側(例えば、外扉の内側面)に設けられるものに限定されるものではなく、例えば、施解錠操作部と被係止部が同じ側(外扉の内面側あるいは収納部側)に設けられ、施解錠操作部の位置に応じて被係止部が施錠姿勢、解錠姿勢をとるようにして、他側の係止部が係脱するようにしてもよい。
施解錠操作部が解錠位置にある時には、解錠位置にある施解錠操作部によって解錠姿勢にある係止片の施錠姿勢への回動が規制されており、
施解錠操作部が施錠位置にある時には、施錠位置にある施解錠操作部と前記付勢力によって係止片の施錠姿勢が保持される一方、施錠姿勢にある係止片の解錠姿勢への回動が許容されており、
外扉が全閉する時に前記係止片の当接部が前記被係止部の被当接部に当接してガイドされることで、前記係止片が付勢力に抗して施錠姿勢から解錠姿勢へ回動し、前記当接部と前記被当接部との当接が外れると、前記係止片が付勢力によって施錠姿勢に復帰して施錠状態となる。
前記プレートには、前記被係止部が形成されている。
1つの態様では、前記被係止部は、前記プレートに形成された開口の下端に形成されている。
1つの態様では、前記プレートは、前記収納部の幅方向一側に位置して全高に亘って延びており、上下端部が前記収納部に固定されている。
前記プレートには、前記施解錠操作部を室内側に露出させる開口が形成されている。
1つの態様では、前記施解錠操作部は、外扉の内側面から室内側に向かって延びる操作レバーを備え、外扉の閉鎖姿勢において、前記操作レバーが前記開口から室内側に突出している。
前記施解錠操作部の開口は、前記被係止部の開口と共通の開口であってもよい。
前記施錠操作表示は、前記プレートによって隠蔽されることで、室内側から視認不可能である。
1つの態様では、外扉と内扉の開閉と施解錠は独立している。
1つの態様では、前記外扉は、下端側を回動支点として、上側が室外側に回動することで、荷物の投入口を形成する。
1つの態様では、前記錠装置の係止片、施解錠操作部は、外扉の内側面の幅方向の一端側の上方部位に配置されている。
1つの態様では、前記宅配ボックスは、玄関ドアに内蔵されている。
外扉の裏面側に錠装置を設け、外扉の室外側面部に一切の錠装置の要素が露出しないので、意匠性が良好である。
使用者が室内側から操作レバーを操作することで外扉を解錠姿勢とするようにしたので、例えば内扉の開放等によって意図せずに外扉の施錠状態が解除されることがなく、その点において防犯性が良好である。
室外側からの荷物投入後に施錠操作を行う操作部(操作レバー)と、室内側からの荷物取出し後に解錠操作を行う操作部(操作レバー)を共通の1つのレバーで構成したので、錠装置を構成する部品点数を削減することができ、シンプルな構成の錠装置を得ることができる。
図1は宅配ボックス内蔵玄関ドアの室外側正面図及び縦断面図、図2は宅配ボックス内蔵玄関ドアの室内側正面図である。玄関ドア1は、室外側面部10、室内側面部11、上端面12、下端面13、戸先側端面14、戸尻側端面15を備えた縦長方形状の扉体であり、高さ方向下半部位に宅配ボックス2が設けてある。宅配ボックス2は、玄関ドア1の室外側部位と室内側部位を連通するように設けられており、全閉姿勢にある玄関ドア1の室外側から荷物を投入して収納部に収納し、収納された荷物を室内側から取り出せるようになっている。宅配ボックス2は、いわゆる「前入れ後出し」の宅配ボックスである。
宅配ボックス2は、外扉4の閉鎖姿勢を保持する錠装置7を備えている。錠装置7は、外扉4のパネル40の裏面側に設けられ、解錠姿勢と施錠姿勢との間で回動可能な係止片70と、枠体3側に設けられ、施錠姿勢にある係止片70が係止する被係止部71と、を備えている。パネル40の裏面側には、さらに、回動係止片70を解錠姿勢から施錠姿勢の方向に回動するように付勢する付勢手段としてのスプリング72と、解錠位置と施錠位置との間で可動(上下動)の施解錠操作部73と、を備えている。施解錠操作部73は、水平状に延びる操作レバー730と、操作レバー730の基端側に設けれ、操作レバー730の操作と一体で(あるいは連動して)上下動する垂直状のスライダ731と、スライダ731の幅方向一側に形成された当接部732とを備えている。本実施形態では、垂直プレート状のスライダ731の幅方向一側の高さ方向中間部位を切り欠くことで、係止片70が挿通されており、係止片70の下側に位置する部位が当接部732となっている。図17上図は、切欠きにおける横断面であり当接部732が図示されており、図17下図は、切欠きの上側部位における横断面であり、当接部732は図示されていない点に留意されたい(異なる高さでの横断面図)。
2 宅配ボックス
3 枠体
38 縦枠
4 外扉
40 パネル
400 裏面(内側面)
5 収納ケース
6 内扉
7 錠装置
70 係止片
700 係止部
701 当接面
71 被係止部
711 ガイド部
72 スプリング
73 施解錠操作部
740 ケーシングの見付面
730 操作レバー
8 塞ぎ板
9 ガイド枠
A1 投入口の第1領域
A2 投入口の第2領域
B1 ボックス(荷物)
B2 ボックス(荷物)
S1 収納部の前側部位
S2 収納部の後側部位
Claims (7)
- 室内側に荷物の取出口を備えた収納部と、
前記収納部の室外側に開閉可能に設けた外扉と、
を備えた宅配ボックスの錠装置は、
解錠位置と施錠位置の間で可動であり、外扉の内側面あるいは収納部側に設けられた施解錠操作部を備え、施解錠操作部が解錠位置にある時に解錠姿勢となり、施解錠操作部が施錠位置にある時に施錠姿勢となり、
前記施解錠操作部は、外扉の開放姿勢時に室外側から操作可能であり、外扉の閉鎖姿勢時に室内側から操作可能であり、
荷物投入後に、施解錠操作部を施錠位置として外扉を閉鎖することで、外扉が全閉する時に施錠状態となり、
荷物取出後に、施解錠操作部を解錠位置とすることで解錠状態となる、
宅配ボックスの錠装置。 - 外扉の内側面には、前記施解錠操作部と、施解錠操作部が解錠位置にある時に解錠姿勢となり、施解錠操作部が施錠位置にある時に施錠姿勢となる係止片が設けられ、
収納部側には、前記外扉が閉鎖姿勢にある時に、施錠姿勢にある係止片が係止可能な被係止部が設けられ、
荷物投入後に、施解錠操作部を施錠位置として外扉を閉鎖することで、外扉が全閉する時に前記係止片が前記被係止部に係止して施錠状態となり、
荷物取出後に、施解錠操作部を解錠位置とすることで、前記係止片が解錠姿勢となって解錠状態となる、
請求項1に記載の宅配ボックスの錠装置。 - 前記係止片は、施錠姿勢と解錠姿勢の間で回動可能であり、付勢手段によって解錠姿勢から施錠姿勢へ回動する方向に付勢力が付与されており、
施解錠操作部が解錠位置にある時には、解錠位置にある施解錠操作部によって解錠姿勢にある係止片の施錠姿勢への回動が規制されており、
施解錠操作部が施錠位置にある時には、施錠位置にある施解錠操作部と前記付勢力によって係止片の施錠姿勢が保持される一方、施錠姿勢にある係止片の解錠姿勢への回動が許容されており、
外扉が全閉する時に前記係止片の当接部が前記被係止部の被当接部に当接してガイドされることで、前記係止片が付勢力に抗して施錠姿勢から解錠姿勢へ回動し、前記当接部と前記被当接部との当接が外れると、前記係止片が付勢力によって施錠姿勢に復帰して施錠状態となる、
請求項2に記載の錠装置。 - 前記収納部には、外扉が閉鎖姿勢にある時に前記係止片に対向するようにプレートが設けてあり、
前記プレートには、前記被係止部が形成されている、
請求項2、3いずれか1項に記載の錠装置。 - 前記プレートは、外扉が閉鎖姿勢にある時に前記施解錠操作部に対向しており、
前記プレートには、前記施解錠操作部を室内側に露出させる開口が形成されている、
請求項2〜4いずれか1項に記載の錠装置。 - 前記外扉の内側には、荷物投入時に室外側から視認可能な施錠操作表示が設けてあり、
前記施錠操作表示は、前記プレートによって隠蔽されることで、室内側から視認不可能であり、前記プレートには、荷物取出時に室内側から視認可能な解錠操作表示が設けてある、
請求項4、5いずれか1項に記載の錠装置。 - 前記プレートは、前記収納部の幅方向一側に位置して全高に亘って延びており、上下端部が前記収納部に固定されている、
請求項4〜6いずれか1項に記載の錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018064201A JP6970046B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 宅配ボックスの錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018064201A JP6970046B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 宅配ボックスの錠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019173446A JP2019173446A (ja) | 2019-10-10 |
JP6970046B2 true JP6970046B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=68168334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018064201A Active JP6970046B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 宅配ボックスの錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6970046B2 (ja) |
-
2018
- 2018-03-29 JP JP2018064201A patent/JP6970046B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019173446A (ja) | 2019-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5587502B2 (ja) | 収納式折戸装置 | |
JP2018525038A (ja) | 折り畳み式宅配ボックス | |
JP6781113B2 (ja) | ドア装置 | |
JP6970046B2 (ja) | 宅配ボックスの錠装置 | |
JP7082511B2 (ja) | 宅配ボックス | |
KR101318040B1 (ko) | 도서반납함 | |
JP6688827B2 (ja) | 収容ボックス | |
JPH08184236A (ja) | セキュリティボックスの施錠装置 | |
JP6169756B1 (ja) | 開き扉の施解錠機構 | |
JP6899260B2 (ja) | 宅配ボックス | |
JP2546812B2 (ja) | ドア装着型荷物受箱 | |
JPH063982Y2 (ja) | 開閉ボックス付きドア | |
JP7050379B1 (ja) | 宅配ボックス | |
JPH0142437B2 (ja) | ||
JP2601073Y2 (ja) | 荷物等自動受け渡しボックス | |
JP6397336B2 (ja) | ポスト | |
JP4464795B2 (ja) | 両開き扉付収納装置 | |
JP7016580B2 (ja) | 保管庫 | |
JP3238517U (ja) | 宅配ボックス | |
JP4470677B2 (ja) | 天板付き家具 | |
JP2007146564A (ja) | 引き戸及び引き戸用のロック装置 | |
JPH0711850A (ja) | ドア装着型荷物受箱 | |
JP2022188639A (ja) | ボックス装置 | |
JP2761343B2 (ja) | 宅配ボックスの開閉装置 | |
JP2021003285A (ja) | 宅配ボックス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201224 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211013 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6970046 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |