JP3238517U - 宅配ボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量且つ簡単な構成の宅配ボックスを提供する。【解決手段】宅配ボックス1Aは、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2、蓋体5、及び施錠装置6を備え、収容体4、3、2の内部の収容空間に宅配物が収容可能である。第2の収容体3と第1の収容体2との間に第1のスライドガイド機構9が、第3の収容体4と第2の収容体3との間に第2のスライドガイド機構8が、設けられている。第1のスライドガイド機構9は、第1の収容体2の両側部に設けたスライドガイド長孔9aと、第2の収容体3の両側部に設けたところのスライドガイド長孔9aとスライド可能に係合するガイド片9bと、で構成されている。第2のスライドガイド機構8は、第2の収容体3の両側部に設けたスライドガイド長孔8aと、第3の収容体4の両側部に設けたところのスライドガイド長孔8aとスライド可能に係合するガイド片8bと、で構成されている。【選択図】図1B
Description
本考案は、宅配物の受取人が不在であっても宅配物を受け取り、安全に保管できる安価な宅配ボックスに関する。
従来、内部に宅配物が収容可能な宅配ボックスとして、下記特許文献1に記載され技術が公知である。特許文献1に示された宅配ボックスは、角筒状に形成された第1収容体と、前面が開口する箱状に形成された第2収容体と、第1収容体の一方端部にヒンジされ該第1収容体の前面開口を開閉可能に設けられた蓋体と、第1収容体の左右それぞれの側部外面と第2収容体の左右それぞれの側部との間に設けられたガイドレールと、第1収容体に対して蓋体を施錠する施錠装置とを備えている。
この宅配ボックスのガイドレールは、第2収容体に固着される固定レールと、第1収容体の側板に固着される可動レールと、固定レールと可動レールとの間に配置された中間レールとによって構成されている。
このように構成されたガイドレールでは、固定レール内を中間レールが摺動すると共に、中間レール内を可動レールが摺動し、中間レールと可動レールとが二段階で引き出される。
しかし、特許文献1では、ガイドレールが、固定レールと、可動レールと、固定レールと可動レールとの間に配置された中間レールとによって構成されているので、宅配ボックスが重くなり且つ構成が複雑となり、製作コストが高くつくという問題があった。
本考案は、上記事実に鑑みなされたもので、上記技術より軽量且つ簡単な構成の宅配ボックスを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本願考案の請求項1に係る宅配ボックスは、後部側に被取付体に対する取付手段を有し、前部側を開口させたところの箱状を呈した第1の収容体と、前記第1の収容体の前記前部側に配置され、前記第1の収容体に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第2の収容体と、前記第2の収容体の前部側に開閉可能に取り付けられた蓋体と、前記蓋体と前記第2の収容体との間に設けられ、操作部を備えた施錠装置と、前記第1の収容体と前記第2の収容体との間に設けたスライドガイド機構と、を有し、前記スライドガイド機構は、前記第1の収容体の両側部に設けたスライドガイド長孔又はスライド溝と、前記第2の収容体の両側部に設けたところの前記スライドガイド長孔又は前記スライド溝とスライド可能に係合するガイド片とで構成され、前記施錠装置は、常時開放状態にあるが、前記操作部に対して所定の操作がされることで施錠され、鍵を用いることによって開錠されるように構成されていることを特徴とする。
本願考案の請求項2に係る宅配ボックスは、後部側に被取付体に対する取付手段を有し、前部側を開口させたところの箱状を呈した第1の収容体と、前記第1の収容体の前記前部側に配置され、前記第1の収容体に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第2の収容体と、前記第2の収容体の前部側に配置され、前記第2の収容体に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第3の収容体と、前記第3の収容体の前部側に開閉可能に取り付けられた蓋体と、前記蓋体と前記第3の収容体との間に設けられ、操作部を備えた施錠装置と、前記第1の収容体と前記第2の収容体との間、及び前記第2の収容体と前記第3の収容体との間に設けたスライドガイド機構と、を有し、前記スライドガイド機構は、前記第1の収容体の両側部に設けたスライドガイド長孔又はスライド溝と、前記第2の収容体の両側部に設けたところの前記スライドガイド長孔又は前記スライド溝とスライド可能に係合するガイド片と、前記第2の収容体の両側部に設けたスライドガイド長孔又は前記スライド溝と、前記第3の収容体の両側部に設けたところの前記スライドガイド長孔又は前記スライド溝とスライド可能に係合するガイド片と、で構成され、前記施錠装置は、常時開放状態にあるが、前記操作部に対して所定の操作がされることで施錠され、鍵を用いることによって開錠されるように構成されていることを特徴とする。
本願考案の請求項3に係る宅配ボックスは、前記取付手段は、少なくとも1つの磁石、複数の取付ネジ、又は、複数の釘であることを特徴とする。
本願考案の請求項4に係る宅配ボックスは、前記ガイド片は、独立の部材で構成され且つ前記第2の収容体及び又は第3の収容体に取り付けられる。
請求項1の考案によれば、上記技術の宅配ボックスより軽量且つ簡単な構成で製作コストの安価な宅配ボックスを提供することができる。
請求項2の考案によれば、上記技術の宅配ボックスより軽量且つ簡単な構成で且つ請求項1の考案より収容空間を大きくすることができる宅配ボックスを提供することができる。
請求項3の考案によれば、取付手段は、少なくとも1つの磁石、複数の取付ネジ、又は、複数の釘であるので、宅配ボックスを、被取付体に固定することができる。
請求項4の考案によれば、ガイド片が損傷しても、これを交換することができる。
以下、添付した図面を参照して本考案の実施形態を詳細に説明する。
本願明細書並びに実用新案登録請求の範囲に記載された第1の収容体、第2の収容体、第3の収容体、蓋体、施錠装置、スライドガイド機構等の用語は、実施例に挙げた形態や構造に限定されない。以下に記載したものよりさらに広い概念を包含している。
図面によれば図1A~図1Dにおいて、実施例1の宅配ボックス1Aは、後部側に被取付体10(図3(a)~図3(c)も参照)に対する取付手段7を有し、前部側を開口させたところの箱状を呈した第1の収容体2と、第1の収容体2の前部側に配置され、第1の収容体2に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第2の収容体3と、第2の収容体3の前部側に配置され、第2の収容体3に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第3の収容体4と、を備えている。
また、宅配ボックス1Aは、第3の収容体4の前部側に開閉可能に取り付けられた蓋体5と、この蓋体5と第3の収容体4との間に設けられ、操作部(例えば、後述する摘み6a)を備えた施錠装置6と、を有する。
ここで、第1の収容体2の後部側は、第1の収容体2に対する第2の収容体3の配置位置とは反対側である。
第2の収容体3の後部側とは、第2の収容体3に対する第3の収容体4の配置位置とは反対側である。
第3の収容体4の後部側とは、第3の収容体4に対する第2の収容体3の配置位置側である。
なお、第1の収容体2、第2の収容体3、及び第3の収容体4の各々の前部と後部との間の方向が前後方向である。
第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2の内部の収容空間に宅配物が収容可能である。
図4(a)及び図4(b)にも示すように、第2の収容体3は、第1の収容体2に対し嵌縮可能に配置され、第3の収容体4は、第2の収容体3に対し嵌縮可能に配置されている。より具体的には、第2の収容体3の内側は、第1の収容体2の外側に隣接し、第3の収容体4の内側は、第2の収容体3の外側に隣接する。よって、第3の収容体4の内寸は、第2の収容体3の外寸より大きい。第2の収容体3の内寸は、第1の収容体2の外寸より大きい。よって、第3の収容体4は、第2の収容体3の外側に隣接した状態で、第2の収容体3に対して相対的にスライド移動できるように配置されている。第2の収容体3は、第1の収容体2の外側に隣接した状態で、第1の収容体2に対して相対的にスライド移動できるように配置されている。
第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2は、薄板(例えば、鉄板)で形成されている。
第3の収容体4は、4個の側面4hと、4個の側面4hの各々の前側端に4個のフランジ4c、4d(図1C参照)と、を備えている。具体的には、横長矩形状の薄板を角筒状に形成することにより4個の側面4hを形成し、この筒の4個の側面4hの各々の前側端を、宅配ボックス1Aの中側に直角に折り曲げることにより、4個のフランジ4c、4dを形成している。
蓋体5は、第3の収容体4の左右の側面の前側の上端付近に、軸5a(例えば、ピン)を介して、開閉可能に、第3の収容体4に取り付けられている。蓋体5は、横長矩形状の薄板の右側、下側、及び左側の端部を若干の長さだけ後側に折り曲げた折り返し部5c、5d、5e(図1D参照)と、当該薄板の折り曲げた折り返し部5c、5d、5e以外の部分の前面部5bと、を有する。
蓋体5の前面部5bの外周は、第3の収容体4の4個のフランジ4c、4dの外周より若干大きい。よって、蓋体5が第3の収容体4の前側の開口を閉じると、第3の収容体4の4個のフランジ4c、4dは、蓋体5の前面部5bの内面に当接する。同様に、蓋体5の折り返し部5c、5d、5eの内側は、第3の収容体4の右側の側面、下側の側面、及び左側の側面に当接する。
第3の収容体4の下側の側面の前側には、貫通孔4i(図1C参照)が形成されている。蓋体5の下側の折り曲げた折り返し部5dには、貫通孔5fが形成されている。蓋体5が上記のように第3の収容体4の開口を閉じると、折り返し部5dは、第3の収容体4の下側の側面の下に入り、蓋体5の貫通孔5fの上に、第3の収容体4の貫通孔4iが位置する。
図1Dに示すように、第1の収容体2は、後部側に、前述したように、被取付体10(図3(a)~図3(c)も参照)に対する取付手段7を有する。被取付体10は、玄関のドア、または家の壁または塀である。取付手段7は、被取付体10が磁性体である場合は、少なくとも1つの磁石であり、被取付体10が磁性体でない場合は、複数の取付ネジ、或は複数の釘である。なお、図1Dに示す例は、被取付体10は、磁性体のドアであり、取付手段7は、第1の収容体2の後部側の取り付けられた上下左右に1個、合計4個の磁石である。取付手段7は、フック等で構成し、宅配ボックス1Aを被取付体10に引っ掛けるようにしてもよいが、取付手段7が、磁石、取付ネジ、或は釘である場合には、宅配ボックス1Aを被取付体10に固定することができる。
宅配ボックス1Aは、第1の収容体2と第2の収容体3との間に設けた第1のスライドガイド機構9と、第2の収容体3と第3の収容体4との間に設けた第2のスライドガイド機構8と、を有する。具体的には、図1A~図1D、図4(a)、及び図4(b)に示すように、第1のスライドガイド機構9は、第1の収容体2の両側部に設けたスライドガイド長孔9aと、第2の収容体3の両側部に設けたところのスライドガイド長孔9aとスライド可能に係合するガイド片9bと、で構成されている。第2のスライドガイド機構8は、第2の収容体3の両側部に設けたスライドガイド長孔8aと、第3の収容体4の両側部に設けたところのスライドガイド長孔8aとスライド可能に係合するガイド片8bと、で構成されている。
より詳細には、図2(a)に示すように、第3の収容体4の側面のガイド片8bは、第3の収容体4の側面の後側から延長する延長部8b1と、延長部8b1の先端から内側に折り曲げた折り返し部8b2と、を備える。
図2(b)に示すように、第2の収容体3の左右の側面には、矩形のスライドガイド長孔8aが形成されている。矩形のスライドガイド長孔8aの長辺は、前後方向に沿って形成され且つ所定の長さである。スライドガイド長孔8aは、前側に前端8Ef、後側に後端8Ebがある。第2の収容体3の側面のガイド片9bは、第2の収容体3の側面の後側から延長する延長部9b1と、延長部9b1の先端から内側に折り曲げた折り返し部9b2とを備える。
図2(c)に示すように、第1の収容体2の左右の側面には、矩形のスライドガイド長孔9aが形成されている。矩形のスライドガイド長孔9aの長辺は、前後方向に沿って形成され且つ所定の長さである。スライドガイド長孔9aは、前側に前端9Ef、後側に後端9Ebがある。
第3の収容体4は、第2の収容体3の外側に隣接し、第3の収容体4の側面のガイド片8bの折り返し部8b2は、第2の収容体3の側面のスライドガイド長孔8aにスライド可能に係合する。スライドガイド長孔8aの短辺の長さは、折り返し部8b2の上下方向の長さと一致又は若干長い。第3の収容体4が、第2の収容体3の外側に隣接した状態で、前後方向に移動する場合、第3の収容体4の折り返し部8b2は、第2の収容体3のスライドガイド長孔8aに係合した状態でスライドガイド長孔8aに沿って、スライド移動する。よって、第3の収容体4の側面のガイド片8bと第2の収容体3の側面のスライドガイド長孔8aとにより、第3の収容体4の前後方向のスライド移動がガイドされる。第3の収容体4の側面のガイド片8bと第2の収容体3の側面のスライドガイド長孔8aとにより第2のスライドガイド機構8が構成される。
第2の収容体3は、第1の収容体2の外側に隣接し、第2の収容体3の側面のガイド片9bの折り返し部9b2は、第1の収容体2の側面のスライドガイド長孔9aにスライド可能に係合する。スライドガイド長孔9aの短辺の長さは、折り返し部9b2の上下方向の長さと一致又は若干長い。第2の収容体3が、第1の収容体2の外側に隣接した状態で、前後方向に移動する場合、第2の収容体3の折り返し部9b2は、第1の収容体2のスライドガイド長孔9aに係合した状態でスライドガイド長孔9aに沿って、スライド移動する。よって、第2の収容体3の側面のガイド片9bと第1の収容体2の側面のスライドガイド長孔9aとにより、第2の収容体3の前後方向のスライド移動がガイドされる。第2の収容体3の側面のガイド片9bと第1の収容体2の側面のスライドガイド長孔9aとにより第1のスライドガイド機構9が構成される。
図2(a)~図2(c)には、理解しやすいように、第1のスライドガイド機構9及び第2のスライドガイド機構8が第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2に1段しか開示されていない。しかし、実施例1では、図4(a)及び図4(b)に示すように、第1のスライドガイド機構9及び第2のスライドガイド機構8は、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2に、上下に2段備える。
上記のように第2の収容体3のスライドガイド長孔8aの前後方向の長さは所定の長さであるので、第3の収容体4は、第2の収容体3に対して、前後方向に所定の長さだけ移動することが可能である。第3の収容体4が第2の収容体3に対して、最も閉じた状態(図1A参照)から、前方向に所定の長さだけ移動すると、第3の収容体4の折り返し部8b2は、第2の収容体3の前端8Efに当接し、第3の収容体4は、第2の収容体3に対して相対的に、前方向に移動できなくなる。この状態で第3の収容体4を更に前方向に移動させると、第3の収容体4の移動に伴い、第2の収容体3も前方向に移動する。反対に、第3の収容体4が第2の収容体3に対して、最も開いた状態(図1B参照)から、後方向に所定の長さだけ移動すると、第3の収容体4の折り返し部8b2は、第2の収容体3の後端8Ebに当接し、第3の収容体4は、第2の収容体3に対して相対的に、後方向に移動できなくなる。この状態で第3の収容体4を更に後方向に移動させると、第3の収容体4の移動に伴い、第2の収容体3も後方向に移動する。
上記のように第1の収容体2のスライドガイド長孔9aの前後方向の長さは所定の長さであるので、第2の収容体3は、第1の収容体2に対して、前後方向に所定の長さだけ移動することが可能である。第2の収容体3が第1の収容体2に対して、最も閉じた状態(図1A参照)から、前方向に所定の長さだけ移動すると、第2の収容体3の折り返し部9b2は、第1の収容体2の前端9Efに当接し、第2の収容体3は、第1の収容体2に対して相対的に、前方向に移動できなくなる。この状態で第2の収容体3を更に前方向に移動させると、第2の収容体3の移動に伴い、第1の収容体2も前方向に移動する。反対に、第2の収容体3が第1の収容体2に対して、最も開いた状態(図1B参照)から、後方向に所定の長さだけ移動すると、第2の収容体3の折り返し部9b2は、第1の収容体2の後端9Ebに当接し、第2の収容体3は、第1の収容体2に対して相対的に、後方向に移動できなくなる。この状態で第2の収容体3を更に後方向に移動させると、第2の収容体3の移動に伴い、第1の収容体2も後方向に移動する。
図3(a)に示すように、4個の磁石のような取付手段7により宅配ボックス1Aを磁性体の被取付体10に固定し、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2の収容空間を最大限拡張した状態から、第3の収容体4を後方向に所定の長さだけ移動すると、図3(b)に示すように、第2の収容体3のほとんどが第3の収容体4に収容される。この状態で第3の収容体4を更に後方向に移動させると、第3の収容体4の移動に伴い、第2の収容体3も後方向に移動し、図3(c)に示すように、第1の収容体2のほとんどが第2の収容体3に収容され、ほとんどの第1の収容体2が収容された第2の収容体3のほとんどが第3の収容体4に収容される。即ち、第1の収容体2のほとんど及び第2の収容体3のほとんどが第3の収容体4に収容される(図1Aも参照)。
図5(a)に示すように、施錠装置6は、常時開放状態にあるが、施錠装置6の操作部、例えば、摘み6aに対して所定の操作がされると、施錠され、鍵6bを用いることによって開錠されるように構成されている。より詳細には、施錠装置6は、鍵6bが挿入可能に構成された摘み6aと、回転板体6fと、摘み6aの回転に伴って回転すると共に、鍵6bが非挿入の状態で摘み6aが右(又は左)方向に所定角度回転すると、摘み6aを回転不能にし、且つ、回転不能な状態の摘み6aに鍵6bが挿入されると、摘み6aを左(又は右)方向に回転可能にする施錠部6eと、摘み6aの回転に回転板体6fを連動させる連動部6gと、を備える。回転板体6fは、所謂、止め金である。
施錠部6eは筒体6cに回転可能に収容される。筒体6cは、蓋体5の前面部5bに挿入され、筒体6cの外周にはネジ山が形成され、ナット6d1及びナット6d2により、前面部5bに固定される。連動部6gは、例えば、ナットである。
施錠部6eの先端(図5(a)の右側方向)には、ネジ溝が形成され且つ回転板体6fが挿入され、回転板体6fは、連動部6gにより、施錠部6eに固定されている。回転板体6fは施錠部6eに固定されているので、摘み6aの回転に伴って施錠部6eが回転すると、回転板体6fも同方向に回転する。
蓋体5が上記のように第3の収容体4の開口を閉じると、蓋体5の貫通孔5fの上に、第3の収容体4の貫通孔4iが位置する。
施錠装置6は、蓋体5の所定位置に、装着されている。所定の位置は、摘み6aが回転不能な状態の場合、回転板体6fの先端部が、蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iを介して、宅配ボックス1Aの外部に露出する位置(図5b実線参照)である。
次に、実施例1の宅配ボックス1Aの動作を説明する。
宅配物が収容されるように、受取人は、宅配ボックス1Aを、図3(a)~図3(c)に示すように、被取付体10に固定し、施錠装置6を開錠しておく。施錠装置6が開錠の状態の場合では、回転板体6fは2点鎖線の位置(図5(b))に位置する。よって、回転板体6fの先端部は、蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iに挿入されていない。よって、蓋体5は、第3の収容体4に対して、開くことができる。なお、受取人は、宅配ボックス1Aの第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2の内部の収容空間を、図1Aに示すように、最大限縮小しておいても、図1Bに示すように、最大限拡張しておいてもよい。
宅配物の宅配員は、宅配の際、蓋体5を、第3の収容体4に対して、開き、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2の内部の収容空間に宅配物を置こうとする。収容空間が、例えば、最大限縮小されており(図1A及び図3(c))、宅配物の大きさが当該縮小された収容空間には収容できない大きさの場合、宅配員は、第3の収容体4を、例えば、図1Cに示すように、収容空間が最大限拡張されるまで、前方向に引き出す。
第3の収容体4の前方向の移動に伴って上記のように、第2の収容体3も前方向に移動される。
第3の収容体4の及び第2の収容体3の移動は、第1のスライドガイド機構9及び第2のスライドガイド機構8により、ガイドされる。即ち、図2(a)~図2(c)に示すように、ガイド片8bの折り返し部8b2がスライドガイド長孔8aに沿って移動し、ガイド片9bの折り返し部9b2がスライドガイド長孔9aに沿って移動する。
ガイド片8bの折り返し部8b2がスライドガイド長孔8aの前端8Efに位置し、ガイド片9bの折り返し部9b2がスライドガイド長孔9aの前端9Efに位置すると、第3の収容体4の及び第2の収容体3の移動ができなくなり、収容空間は最大限拡張される。
宅配物の宅配員は、収容空間に宅配物を置く。
宅配物を収容空間に置いた宅配員は、蓋体5により収容空間を閉じ、施錠装置6の摘み6aを右方向に所定角度回転させる。施錠装置6の摘み6aを右方向に所定角度回転させると、回転板体6fは、蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iに挿入され、その先端が宅配ボックス1Aの外部に露出する(図5(b)実線も参照)。
このように回転板体6fが蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iに挿入されると、蓋体5を開けようとしても、蓋体5は、蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iに挿入されている回転板体6fにより、蓋体5の開方向の移動が規制され、蓋体5を開くことができない(施錠状態)。また、摘み6aは回転不能となるので、回転板体6fは、蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iから退避不能となる。よって、宅配物は、宅配ボックス1Aに、安全に収容される。
宅配物の受取人が宅配ボックス1Aから宅配物を取り出す場合には、まず、鍵6bを摘み6aに挿入する。鍵6bが摘み6aに挿入されると、摘み6aは、回転不能な状態から、左方向に回転可能となる。そこで、受取人は、摘み6aを左方向に所定角度回転させる。
摘み6aが左方向に所定角度回転すると、回転板体6fは、蓋体5の貫通孔5f及び第3の収容体4の貫通孔4iから退避する(開錠状態)。よって、蓋体5を開くことができる。
受取人は、蓋体5を開き、宅配物を宅配ボックス1Aから取り出す。
以上説明したように実施例1の宅配ボックスでは、第3の収容体及び第2の収容体の前後方向の移動をガイドするスライドガイド機構として、スライドガイド長孔と当該スライドガイド長孔にスライド可能に係合するガイド片とを備えるようにしている。よって、上記技術のような、スライドガイド機構として、固定レール、可動レール、及び中間レールによって構成されたガイドレールを有する宅配ボックスに比較すると、宅配ボックスを軽量化し且つ簡単な構成にすることができる。つまり、実施例1によれば、従来技術より軽量且つ簡単な構成の宅配ボックスを提供することができる。
また、実施例1では、摘みを回転することにより施錠することができる。よって、鍵を用いない宅配員であっても、宅配物を宅配ボックスに収容した後、施錠することができる。
更に、実施例1では、スライドガイド機構のスライドガイド長孔を、収容体の左右の側面に設けているので、上側の側面に設ける場合に比較して、宅配ボックスの内部に雨が侵入しにくくすることができる。
加えて、実施例1では、宅配ボックスを磁石によりドアに固定するので、宅配ボックスをドアの好きな位置に自由に固定することができる。よって、例えば、宅配ボックスを、内部に雨がより侵入しにくい位置(より高い位置)に置くことができる。より高い位置であれば、屋根の近くになり、内部に雨がより侵入しにくくなる。
次に、実施例2を説明する。実施例2の宅配ボックスの構成は、実施例1の構成とほぼ同様であるので、同様の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について説明する。
実施例1の宅配ボックス1A(例えば、図1B参照)は、第1のスライドガイド機構9(9a、9b)及び第2のスライドガイド機構8(8a、8b)を、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2の左右の側面に、上下に2段備える。
図6には、実施例2の収容空間を最大限拡張した宅配ボックス1Bの全体斜視図が示されている。
実施例2の宅配ボックス1Bは、第2の収容体3と第1の収容体2との間の第1のスライドガイド機構9(9a、9b)を、上下に2段備えるが、第3の収容体4と第2の収容体3との間の第2のスライドガイド機構8(8a、8b)を、1段のみ備える点で相違する。
また、図2(a)に示すように、実施例1の宅配ボックス1Aの第1のスライドガイド機構9(9a、9b)及び第2のスライドガイド機構8(8a、8b)では、第3の収容体4の右側の側面は平面である。
これに対し、図7(a)に示すように、実施例2の宅配ボックス1Bの第3の収容体4の右側の側面には、第2の収容体3のスライドガイド長孔8aに対応する高さに、矩形状の孔4jと、内側にねじ溝が形成されている円状の孔4kとが形成されている点で相違する。
図2(a)に示すように、実施例1の宅配ボックス1Aの第2のスライドガイド機構8(8a、8b)では、第3の収容体4の右側の側面のガイド片8bは、延長部8b1と折り返し部8b2とを備える。
これに対し、図7(b)及び図7(c)に示すように、実施例2の宅配ボックス1Bの第3の収容体4の右側及び左側の側面には、取り外し可能なガイドアタッチメント部材8Bが設けられている。ガイドアタッチメント部材8Bは、基板8dと、基板8dの前後方向の両端に設けられた突起8e、ガイド片8fと、基板8dを第3の収容体4の右側の側面に固定する固定部材8cと、を備えている。ガイド片8fは、第3の収容体4とは独立の部材で構成されている。
基板8dの前方向の端に設けられた突起8eは、第3の収容体4の右側の側面に形成されている矩形状の孔4jに嵌る。基板8dの後方向の端に設けられたガイド片8fは、第3の収容体4の右側の側面の後側の端より後側に位置し、第2の収容体3のスライドガイド長孔8aにスライド可能に係合する。ガイド片8fの長さは、ガイド片8fが第2の収容体3のスライドガイド長孔8aに係合するように、第3の収容体4及び第2の収容体3の厚さより長い。一方、基板8dが第3の収容体4の右側の側面に固定された場合、突起8eの先端は、第3の収容体4の右側の側面の内面に一致する。よって、第3の収容体4が、第2の収容体3に対して、後側に移動しても、第2の収容体3の右側の側面の前側の端が突起8eの先端に衝突することがない。
固定部材8cは、例えば、外周に、上記円状の孔4kの内側に形成されたねじ溝に対応するねじ山が形成されたボルト等である。
なお、実施例2の宅配ボックス1Bの第2の収容体3と第1の収容体2との間の第1のスライドガイド機構9(9a、9b)は、前述した実施例1と同様である。
実施例2によれば、実施例2の宅配ボックス1Bでは、第3の収容体4と第2の収容体3との間の第2のスライドガイド機構8(8a、8b)を1段のみ備えるので、実施例1より軽量且つ簡単な構成の宅配ボックスを提供することができる。
また、実施例2の宅配ボックス1Bは、取り外し可能なガイドアタッチメント部材8Bを備える。実施例1の宅配ボックス1Aのガイド片8bの折り返し部8b2が損傷、例えば、欠けると、スライドガイド機構としての機能を果たすことができない。しかし、実施例2の宅配ボックス1Bのガイドアタッチメント部材8Bのガイド片8fが欠けても、ガイドアタッチメント部材8Bを交換すれば、ガイド機能を継続させることができる。
第2の収容体3の側面にも孔4jと孔4kとを形成し、第1のスライドガイド機構9のガイド片9bに代えて、第2の収容体3に、ガイドアタッチメント部材8Bを取り外し可能に設けてもよい。
次に、実施例3を説明する。実施例3の宅配ボックスの構成は、実施例1の構成とほぼ同様であるので、同様の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について説明する。
実施例1の宅配ボックス1A(例えば、図1B参照)では、蓋体5は、軸5aを介して、開閉可能に、第3の収容体4に取り付けられている。
図8には、実施例3の収容空間を最大限拡張した宅配ボックス1Cの全体斜視図が示されている。
実施例3の宅配ボックス1Cでは、蓋体5は、一対のヒンジ5hを介して、開閉可能に、第3の収容体4に取り付けられている。
蓋体5は、横長矩形状の薄板の上側の端部を若干の長さ後側に折り返し部5gと、当該折り返し部5g以外の部分の前面部5bと、を有する。
蓋体5の折り返し部5gは、第3の収容体4の上側の側面の前側端の上に当接されている。一対のヒンジ5hの各々は、蓋体5の折り返し部5gと第3の収容体4の上側の側面の前側とに固定されている。
実施例1~実施例3では、宅配ボックス1A~1Cは、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2を備えている。本考案はこれに限定されない。例えば、宅配ボックスは、第1に、第3の収容体4を省略し、第2の収容体3及び第1の収容体2のみを備えたり、第2に、第3の収容体4、第2の収容体3、及び第1の収容体2の他に、少なくとも1つの収容体(例えば、第4の収容体)を備えたり、してもよい。なお、この第2の場合、第4の収容体は、第3の収容体4の前部側に配置され、第3の収容体4に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させている。第3の収容体に対する第4の収容体の構成と同様の第5の収容体、第4の収容体に対する第5の収容体の構成と同様の第6の収容体等を備えてもよい。
実施例1~実施例3では、蓋体5の下端側を上方向に持ち上げることにより、蓋体5を開ける。本考案はこれに限定されない。例えば、軸5a(例えば、図1A参照)又はヒンジ5h(図8参照)を、第1に、下側に取り付け、蓋体5の上端側を下方向に下げたり、第2に、左側又は右側に取り付け、蓋体5の右端側又は左端側を左方向又は右方向に回転させたりすることにより、蓋体5を開けるようにしてもよい。
実施例1~実施例3では、スライドガイド機構は、スライドガイド長孔と当該スライドガイド長孔にスライド可能に係合するガイド片とを備える。本考案はこれに限定されない。例えば、収容体を肉厚の板(例えば、プラスチック又は木板等)で形成し、収容体に、スライドガイド長孔に代えて、スライドガイド溝を形成してもよい。スライドガイド溝は、収容体の外から内側に進むに従って徐々に広がる形状にすると共に、スライドガイド溝にスライド可能に係合するガイド片も、ガイド溝の形状に対応する形状にしてもよい。
実施例1~実施例3の施錠装置6は、操作部の一例としての摘み6aを右(又は左)方向に所定角度回転すると、摘み6aを回転不能にし、施錠する構成である。本考案はこれに限定されない。例えば、操作部の他の例としてのシリンダーを押し込むと施錠されるシリンダー式のプッシュ錠でもよい。
実施例1~実施例3では、宅配ボックス1A~1Cの第1の収容体2、第2の収容体3、及び第3の収容体4は、この順に内寸が大きくなる。本考案はこれに限定されない。例えば、第1の収容体2、第2の収容体3、及び第3の収容体4は、この順に内寸が小さくなったり、第1の収容体2及び第3の収容体4の寸法は、同じであるが、第2の収容体3の寸法より小さかったり大きかったりしてもよい。例えば、第1の収容体2及び第3の収容体4の寸法が、同じで、第2の収容体3の寸法より小さい場合、第2の収容体3に設けられたガイド片の向きは、内から外に向く。
実施例1~実施例3では、宅配ボックス1A~1Cでは、突起を、第3の収容体4及び第2の収容体3の各々の側面の後側の端に設けている。本考案はこれに限定されない。例えば、後側収容体2及び第2の収容体3の各々の側面の前側の端に設けてもよい。この場合、ガイド溝は、第3の収容体4及び第2の収容体3の各々に形成する。
実施例1~実施例3では更に、施錠装置の回転板体の少なくとも施錠した際に外部に露出する部分の色を、収容体と異なる色、例えば、補色(反対色)の色にしたり、当該外部に露出する部分に、メッセージ、例えば、「荷有ります」等を記載したりしてもよい。これにより、受取人は、宅配ボックスに宅配物(「荷」)が有ることを理解しやすくなる。
実施例1~実施例3では更に、移動する収容体の下側の側面にキャスターを取り付けるようにしてもよい。
本考案は、以上のように構成したので、従来技術のものより軽量且つ簡単な構成とし、安価に製作できると共に、宅配物を受け取り、安全に保管にすることができる宅配ボックスを提供できるものである。
1A~1C 宅配ボックス
2 第1の収容体
3 第2の収容体
4 第3の収容体
5 蓋体
6 施錠装置
6a 操作部(摘み)
7 取付手段
8、9 スライドガイド機構
8a、9a スライドガイド長孔
8b、9b ガイド片
8B ガイドアタッチメント部材
2 第1の収容体
3 第2の収容体
4 第3の収容体
5 蓋体
6 施錠装置
6a 操作部(摘み)
7 取付手段
8、9 スライドガイド機構
8a、9a スライドガイド長孔
8b、9b ガイド片
8B ガイドアタッチメント部材
Claims (4)
- 後部側に被取付体に対する取付手段を有し、前部側を開口させたところの箱状を呈した第1の収容体と、
前記第1の収容体の前記前部側に配置され、前記第1の収容体に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第2の収容体と、
前記第2の収容体の前部側に開閉可能に取り付けられた蓋体と、
前記蓋体と前記第2の収容体との間に設けられ、操作部を備えた施錠装置と、
前記第1の収容体と前記第2の収容体との間に設けたスライドガイド機構と、
を有し、
前記スライドガイド機構は、前記第1の収容体の両側部に設けたスライドガイド長孔又はスライド溝と、前記第2の収容体の両側部に設けたところの前記スライドガイド長孔又は前記スライド溝とスライド可能に係合するガイド片とで構成され、
前記施錠装置は、常時開放状態にあるが、前記操作部に対して所定の操作がされることで施錠され、鍵を用いることによって開錠されるように構成されていることを特徴とする、
宅配ボックス。 - 後部側に被取付体に対する取付手段を有し、前部側を開口させたところの箱状を呈した第1の収容体と、
前記第1の収容体の前記前部側に配置され、前記第1の収容体に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第2の収容体と、
前記第2の収容体の前部側に配置され、前記第2の収容体に対し嵌縮可能に配置されたところの同じく箱状を呈しその前部側と後部側を開口させた第3の収容体と、
前記第3の収容体の前部側に開閉可能に取り付けられた蓋体と、
前記蓋体と前記第3の収容体との間に設けられ、操作部を備えた施錠装置と、
前記第1の収容体と前記第2の収容体との間、及び前記第2の収容体と前記第3の収容体との間に設けたスライドガイド機構と、
を有し、
前記スライドガイド機構は、前記第1の収容体の両側部に設けたスライドガイド長孔又はスライド溝と、前記第2の収容体の両側部に設けたところの前記スライドガイド長孔又は前記スライド溝とスライド可能に係合するガイド片と、前記第2の収容体の両側部に設けたスライドガイド長孔又は前記スライド溝と、前記第3の収容体の両側部に設けたところの前記スライドガイド長孔又は前記スライド溝とスライド可能に係合するガイド片と、で構成され、
前記施錠装置は、常時開放状態にあるが、前記操作部に対して所定の操作がされることで施錠され、鍵を用いることによって開錠されるように構成されていることを特徴とする、
宅配ボックス。 - 前記取付手段は、少なくとも1つの磁石、複数の取付ネジ、又は、複数の釘であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の宅配ボックス。
- 前記ガイド片は、独立の部材で構成され且つ前記第2の収容体及び又は第3の収容体に取り付けられる、請求項1または請求項2に記載の宅配ボックス。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022001832U JP3238517U (ja) | 2022-06-02 | 2022-06-02 | 宅配ボックス |
Publications (1)
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JP3238517U true JP3238517U (ja) | 2022-07-29 |
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Family Applications (1)
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JP2022001832U Active JP3238517U (ja) | 2022-06-02 | 2022-06-02 | 宅配ボックス |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3238517U (ja) |
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2022
- 2022-06-02 JP JP2022001832U patent/JP3238517U/ja active Active
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