JP6969116B2 - 接着性樹脂組成物及び積層体 - Google Patents
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Description
即ち、本発明は以下を要旨とする。
成分(A):ポリプロピレン系樹脂を、少なくとも1種の不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体で溶液中グラフト変性してなる変性ポリプロピレン系樹脂であって、変性量が1.5質量%以上の変性ポリプロピレン系樹脂
成分(B):エチレン単位含有量が10質量%以上で、曲げ弾性率が300MPa以下であるポリプロピレン系樹脂を、少なくとも1種の不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体で溶融グラフト変性してなる変性ポリプロピレン系樹脂であって、変性量が1.5質量%未満の変性ポリプロピレン系樹脂
成分(C):ポリプロピレン系樹脂
成分(D):エチレン・α−オレフィン共重合体
なお、本発明において、「〜」を用いてその前後に数値又は物性値を挟んで表現する場合、その前後の値を含むものとして用いることとする。
成分(A)の変性原料となるポリプロピレン系樹脂、成分(B)の変性原料となるポリプロピレン系樹脂、成分(C)のポリプロピレン系樹脂、積層体のポリプロピレン系樹脂層を構成するポリプロピレン系樹脂のMFRは、JIS K7210に従い、温度230℃、荷重2.16kg、10分の条件で測定される。成分(D)のエチレン・α−オレフィン共重合体のMFRはJIS K7210に従い、温度190℃、荷重2.16kg、10分の条件で測定される。
JIS K7112に従い、水中置換法で測定される。
JIS K7171−1994に準拠して測定される。
成分(A),(B)および樹脂組成物の変性量(グラフト率)は、赤外分光測定装置で測定した際の、後述の原料ポリプロピレン系樹脂にグラフトした不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体(以下、「不飽和カルボン酸成分」と称す場合がある。)の含有率を意味する。例えば、変性ポリプロピレン系樹脂を厚さ100μm程度のシート状にプレス成形したサンプル中の不飽和カルボン酸成分特有の吸収、具体的には1,900〜1,600cm−1(C=O伸縮振動帯)のカルボニル特性吸収を測定することにより求めることができる。変性量(グラフト率)は、上記の方法で、予め作成した検量線から求めることもできる。
本発明の接着性樹脂組成物は、下記成分(A)〜(D)を含み、これらの合計量100質量%に対して各成分の含有量が、成分(A)が0.5〜5質量%、成分(B)が5〜20質量%、成分(D)が0〜30質量%、残部が成分(C)であることを特徴とする。
成分(A):ポリプロピレン系樹脂を、少なくとも1種の不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体で溶液中グラフト変性してなる変性ポリプロピレン系樹脂であって、変性量が1.5質量%以上の変性ポリプロピレン系樹脂
成分(B):エチレン単位含有量が10質量%以上で、曲げ弾性率が300MPa以下であるポリプロピレン系樹脂を、少なくとも1種の不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体で溶融グラフト変性してなる変性ポリプロピレン系樹脂であって、変性量が1.5質量%未満の変性ポリプロピレン系樹脂
成分(C):ポリプロピレン系樹脂
成分(D):エチレン・α−オレフィン共重合体
本発明の接着性樹脂組成物に用いられる成分(A)である不飽和カルボン酸成分で溶液中グラフト変性した変性ポリプロピレン系樹脂の原料となるポリプロピレン系樹脂(以下「原料ポリプロピレン系樹脂(a)」と称す場合がある。)としては、プロピレンの単独重合体、或いはプロピレンを主成分としてプロピレン単位として95質量%以上含み、これと、エチレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン等のα−オレフィンとの共重合体が挙げられる。このような成分(A)であれば、特に高温時の接着性を保持する効果が大きいものとなる。
これらの不飽和カルボン酸成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。更には、ビニルトリメトキシシランなどのいわゆるビニルシラン類などを不飽和カルボン酸成分とともに併用することもできる。
成分(B)の原料として用いるポリプロピレン系樹脂(以下、「原料ポリプロピレン系樹脂(b)」と称す場合がある。)は、エチレン単位含有量が10質量%以上である必要がある。また、成分(B)の原料ポリプロピレン系樹脂は、エチレン及びプロピレン以外の第3のコモノマ―、例えば1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン・4−メチル−1−ペンテンなどのα−オレフィンや、その他のビニルモノマーに基づく単量体単位を含むものであってもよい。
α−オレフィン以外のその他のビニルモノマーとしては、アクリル酸、アクリル酸エチル等の不飽和カルボン酸及びその誘導体、酢酸ビニル等のビニルエステル、スチレン、メチルスチレン等の不飽和芳香族化合物等のその他のビニルモノマーの1種又は2種以上が挙げられる。
原料ポリプロピレン系樹脂(b)としては、ランダム共重合体であってもよく、ブロック共重合体であってもよい。
成分(C)は成分(A)及び成分(B)以外のポリプロピレン系樹脂であり、一般的な熱可塑性ポリプロピレン系樹脂を用いることができる。成分(C)のポリプロピレン系樹脂としては、例えばプロピレンホモ重合体、プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体、プロピレン・α−オレフィンブロック共重合体などが挙げられる。コモノマーとして用いるα−オレフィンとしては、例えば、1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン等の炭素数4〜20程度のα−オレフィンなどが挙げられる。コモノマーとして用いるα−オレフィンは1種であってもよく、2種以上を併用してもよい。
成分(D)のエチレン・α−オレフィン共重合体は、本発明の接着性樹脂組成物に接着性、機械的強度を付与するための成分である。
本発明の接着性樹脂組成物には、上記の各成分に加え、本発明の効果を著しく損なわない範囲で各種目的に応じ他の任意の添加剤や樹脂等(以下、これらを「その他の成分」と称す。)を配合することができる。その他の成分は、1種類のみを用いても、2種類以上を任意の組合せと比率で併用してもよい。
成分(A)、成分(B)、成分(C)及び成分(D)と、必要に応じて添加されるその他の成分を用いて、本発明の接着性樹脂組成物を製造するための配合方法は、溶融法、溶液法、懸濁分散法等があり、特に限定されない。実用的には溶融混練法が好ましい。
上記のようにして得られる本発明の接着性樹脂組成物のMFR(230℃、荷重2.16kg)は1〜10g/10分、特に2〜8g/10分であることが好ましい。接着性樹脂組成物のMFRが上記範囲であると良好な成形性、特に良好な共押出成形性が得られるため好ましい。
ここで、接着性樹脂組成物の不飽和カルボン酸成分の含有量は、前述の成分(A)、(B)の変性量と同様にして測定することができる。
本発明の積層体は、本発明の接着性樹脂組成物からなる層を含むポリプロピレン系樹脂層とガスバリア層とを有し、好ましくは、本発明の接着性樹脂組成物からなる層とガスバリア層とが直接接しているものである。
本発明の積層体における本発明の接着性樹脂組成物からなる層は通常接着層であり、その厚みとしては限定されるものではなく、用途や被接着層の種類等に応じて適宜決定されるが、通常1〜100μmの範囲であることが好ましく、更には2〜50μmの範囲であることが好ましく、特に3〜20μmの範囲であることが好ましい。
本発明において、ガスバリア層に用いられる樹脂としては、例えば、ポリアミド系樹脂、エチレン・ビニルアルコール共重合体(EVOH)が挙げられる。
ポリプロピレン系樹脂層は、本発明の接着性樹脂組成物からなる接着層のみからなるものであってもよく、その他のポリプロピレン系樹脂層との積層構造であってもよい。
本発明の積層体は、更にその他の層が積層されていてもよい。
その他の層としては特に制限されることはない。例えば、ポリカーボネート樹脂;ポリスチレン(GPPS)、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)、スチレン−アクリロニトリルグラフト共重合体(ABS樹脂)等のスチレン系樹脂等からなる樹脂層や、プロピレン系樹脂以外のオレフィン系重合体、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ポリオキシメチレンホモポリマー、ポリオキシメチレンコポリマー等のポリオキシメチレン系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂等のアクリル/メタクリル系樹脂などのその他の熱可塑性樹脂層などが挙げられる。
本発明の積層体が多層シートである場合、その総厚みは200〜5,000μmであることが好ましい。また、本発明の積層体が多層フィルムである場合、その総厚みは30〜200μmであることが好ましい。
本発明の積層体を製造する方法としては、従来より公知の種々の手法を採用することができる。例えば、押出機で溶融させた個々の溶融樹脂を多層ダイスに供給し、ダイスの中で積層する共押出法によるインフレーション成形、T−ダイ成形によるフィルム成形もしくはシート成形を行う方法が挙げられる。さらに、単体又は他樹脂との共押出しにより得られた本発明の接着性樹脂組成物フィルムと被着材フィルムとの熱ラミネート、ヒートシール等による積層法を用いることもできる。
上記の各層を構成する組成物の原料を予め溶融混練若しくはドライブレンドによって調製し、単軸、2軸などの押出成形法により押出し、フィードブロック、マルチマニフォールドダイなどで合流し積層構造にし、所定の形状のダイから押出して、冷却後、フィルム形状の場合は巻き取り機で巻き取る。共押出成形法における押出し温度は、ガスバリア層の樹脂の特性によって適時選択されるが、一般的に300℃以下に抑制するのが好ましい。フィルムの引き取り速度(m/h)は所望の厚みに応じて適時設定し、押出機の基材原料の吐出量(g/h)は、用いる原料の種類、目的とするフィルムの各層厚み等により適宜選択することが好ましい。冷却方法は公知の方法を採用することができるが、例として、ロール上へのキャスト冷却、ないしはエアナイフによる冷却、丸ダイスから押出してブローアップによる冷却などの方法により冷却して、積層体を得る。
本発明の接着性樹脂組成物は、ガスバリア性の樹脂に対して優れた接着強度特性を示す。このため、このような本発明の接着性樹脂組成物を接着層とする本発明の積層体は、優れた接着強度特性を示し、更に強度、耐熱性及びガスバリア性等にも優れたものとすることができる。従って、本発明の積層体は、ハム等の畜肉包装フィルム、ゼリーカップや米飯トレーなどの一般食品包装用材料に好適に使用することができる。
以下の諸例では次の原材料を使用した。
・A−1
以下の方法で製造した変性ポリプロピレンを成分(A)の変性ポリプロピレンA−1とした。
クロロベンゼン6Lに、プロピレン単独重合体(密度0.90g/cm3、MFR(230℃,荷重2.16kg)10g/10分)のパウダー5kg、無水マレイン酸500gを130℃で溶解させた。次いで、この溶液にジクミルペルオキシドのクロロベンゼン溶液(200g/400L)を加えた。さらに130℃で8時間反応を続け、次いで40℃まで冷却し、樹脂を析出させた。析出させた樹脂をろ過し、さらにアセトンで繰り返し洗浄し、90℃で減圧乾燥してグラフト量2.2質量%の変性ポリプロピレンA−1を得た。
<成分(B)>
・B−1
市販のプロピレン・エチレン共重合体(密度:0.874g/cm3、MFR(230℃,荷重2.16kg):3g/10分、曲げ弾性率:60MPa、エチレン単位含有量:11質量%)5kgに対し、無水マレイン酸50g及び有機化酸化物(日本油脂社製、パーブチルI)150gを加えて混合し、予め230℃に設定した二軸押出機に投入し、溶融混合してストランドカットによりペレット状の変性ポリプロピレン系樹脂B−1を得た。この変性ポリプロピレン系樹脂B−1の変性量は0.8質量%であった。
市販のプロピレン・エチレン共重合体(密度:0.9g/cm3、MFR(230℃,荷重2.16kg):2g/10分、曲げ弾性率:700MPa、エチレン単位含有量:3質量%)5kgに対し、無水マレイン酸50g及び有機化酸化物(日本油脂社製、パーブチルI)150gを加えて混合し、予め230℃に設定した二軸押出機に投入し、溶融混合してストランドカットによりペレット状の変性ポリプロピレン系樹脂b−1を得た。この変性ポリプロピレンの系樹脂b−1の変性量は0.8質量%であった。
・C−1
ポリプロピレン系樹脂として、日本ポリプロ株式会社製のノバテックPP EG7F(MFR(230℃、荷重2.16kg):2g/10分)を用いた。
・D−1
エチレン・α−オレフィン共重合体として、三井化学社のタフマー(登録商標)PO775(エチレン・プロピレン共重合体、MFR(190℃、荷重2.16kg)0.6g/10分、密度:0.860g/cm3)を用いた。
上記に記載した原材料を、それぞれ表−1に記載の配合量にてドライブレンドして混合し、単軸押出機(IKG社製、PSM50−32(1V)、D=50mmφ、L/D=32)を用い、設定温度210℃、スクリュー回転数60rpm、押出量20kg/hで溶融混練し、ストランドカットによりペレット状の接着性樹脂組成物を得た。
上記で得られた接着性樹脂組成物を接着層とし、以下の製造方法により多層積層体を得た。
プラ技研社製多層押出フィルム成形機(各層の押出機:40mmφ,450mm幅マルチマニフォールドダイス、リップ開度:0.5mm)を用いて、3種5層多層フィルムを得た。層構成は、ポリプロピレン層/接着層/EVOH層/接着層/ポリプロピレン層とし、各層厚みを35μm/10μm/10μm/10μm/35μmとし、多層フィルムの全厚みを100μmとした。成形温度は280℃、成形速度は20m/分とし、冷却は、冷却ロール(温度30℃)を用いた後、エアナイフ冷却を行うことにより実施した。なお、上記のポリプロピレン層、EVOH層には以下のものを用いた。
ポリプロピレン層:日本ポリプロ社製 ポリプロピレン系樹脂
ノバテック(登録商標)PP FW4B
EVOH:クラレ社製 クラレエバール F101A
上記で得られた多層フィルムを押出方向(MD方向)に幅15mmの短冊状に切り出して試験片とし、23℃雰囲気下、速度300mm/minにて180°ピール剥離試験を行い、接着強度を測定した。また、100℃における耐熱接着強度は、100℃に調整された恒温槽内で同様に試験を実施して測定した。ここで、接着強度は、EUOH層と接着層との界面における接着強度である。
なお、表−1には、前述の方法で測定した接着性樹脂組成物のMFR(230℃,荷重2.16kg)と、不飽和カルボン酸成分含有量(マレイン酸量)を併記した。
Claims (10)
- 下記成分(A)〜(D)を含み、これらの合計量100質量%に対して各成分の含有量が、成分(A)が0.5〜5質量%、成分(B)が5〜20質量%、成分(D)が5〜30質量%、残部が成分(C)である接着性樹脂組成物。
成分(A):ポリプロピレン系樹脂を、少なくとも1種の不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体で溶液中グラフト変性してなる変性ポリプロピレン系樹脂であって、変性量が1.5質量%以上の変性ポリプロピレン系樹脂
成分(B):エチレン単位含有量が10質量%以上で、曲げ弾性率が300MPa以下であるポリプロピレン系樹脂を、少なくとも1種の不飽和カルボン酸及び/又はその誘導体で溶融グラフト変性してなる変性ポリプロピレン系樹脂であって、変性量が1.5質量%未満の変性ポリプロピレン系樹脂
成分(C):ポリプロピレン系樹脂
成分(D):エチレン・α−オレフィン共重合体 - 接着性樹脂組成物のメルトフローレート(JIS K7210(230℃、荷重2.16kg))が1〜10g/10分で、不飽和カルボン酸成分の含有量が0.1質量%以上である、請求項1に記載の接着性樹脂組成物。
- 成分(A)の変性ポリプロピレン系樹脂の原料となるポリプロピレン系樹脂がプロピレンの単独重合体、或いはプロピレン単位含有量が95質量%以上のプロピレン・エチレン及び/又はプロピレン以外のα−オレフィン共重合体である、請求項1又は2に記載の接着性樹脂組成物。
- 成分(B)の変性ポリプロピレン系樹脂の原料となるポリプロピレン系樹脂がメルトフローレート(JIS K7210(230℃、荷重2.16kg))が0.5〜50g/10分で、密度0.860〜0.880g/cm3のプロピレン・エチレン共重合体である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の接着性樹脂組成物。
- 成分(C)を含み、成分(C)のポリプロピレン系樹脂がプロピレンホモ重合体、プロピレン・α−オレフィンランダム共重合体、プロピレン・α−オレフィンブロック共重合体の何れかであり、プロピレン単位の含有量が80質量%以上で、メルトフローレート(JIS K7210(230℃、荷重2.16kg))が1〜30g/10分である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の接着性樹脂組成物。
- 成分(D)のエチレン・α−オレフィン共重合体が、密度0.895g/cm3以下、メルトフローレート(JIS K7210(190℃、荷重2.16kg))が、0.2〜20g/10分である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の接着性樹脂組成物。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の接着性樹脂組成物からなる層を含むポリプロピレン系樹脂層とガスバリア層とを有する積層体。
- 前記ガスバリア層と前記接着性樹脂組成物からなる層とが接触している、請求項7に記載の積層体。
- 前記ガスバリア層が、エチレン・ビニルアルコール共重合体又はポリアミド系樹脂からなる層である、請求項7又は8に記載の積層体。
- 共押出成形体である、請求項7ないし9のいずれか1項に記載の積層体。
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