JP6968447B2 - エントランスパッキン - Google Patents
エントランスパッキン Download PDFInfo
- Publication number
- JP6968447B2 JP6968447B2 JP2019191924A JP2019191924A JP6968447B2 JP 6968447 B2 JP6968447 B2 JP 6968447B2 JP 2019191924 A JP2019191924 A JP 2019191924A JP 2019191924 A JP2019191924 A JP 2019191924A JP 6968447 B2 JP6968447 B2 JP 6968447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wellhead
- reinforcing
- reinforcing portion
- packing
- entrance packing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
坑口の周縁部または坑内の内壁面に配置され、掘削機が前記坑内を屈進する際に前記坑内を止水する環状のエントランスパッキンであって、
前記坑口の坑内側に位置する内パッキン板と、
前記坑口の坑外側に位置する外パッキン板と、
前記内パッキン板と前記外パッキン板との間に挟着された補強部材とを積層して構成された補強部を備え、
前記補強部は、
前記坑口に固定される第1補強部と、
前記第1補強部と接続される、1枚の第2補強部材が配置された第2補強部とから構成され、
前記第1補強部に配置される第1補強部材は複数枚備えられ、または前記第2補強部に配置される前記第2補強部材よりも厚みのある素材から成ることを特徴とする。
前記補強部よりも内径側に、前記補強部材を含まず前記掘削機と接触する非補強部が延在することを特徴とする。
これにより、地下水や土砂が坑内に発生しても、的確に止水することができる。
前記補強部が、前記補強部の内径側を前記坑口の坑内側または坑外側に屈曲させるための第1屈曲部が形成されていることを特徴とする。
これにより、掘削機の進行に追従させて傾斜し、摩擦力を減少させ、引きちぎれるなどの損傷を防止することができる。
前記第1屈曲部が、前記第1補強部と前記第2補強部との境界に形成されていることを特徴とする。
このように、第1屈曲部が強度の異なる第1補強部と第2補強部との境界に形成されていれば、屈曲しやすくなる。
前記補強部と前記非補強部との境界に、前記非補強部を前記坑口の坑内側または坑外側に屈曲させるための第2屈曲部が形成されていることを特徴とする。
これにより、確実に非補強部を屈曲させ、地下水や土砂が坑内に吐出された場合に的確に止水することができる。
前記非補強部が、前記外パッキン板の内径側のみに延在していることを特徴とする。
これにより、より非補強部が柔軟になり、第2屈曲部が屈曲しやすくなる。このため、非補強部をより容易にセグメントに密着させることができる。
また、第1補強部8aに2枚の第1補強部材16aが配置されているが、これに代えて、図5に示すように、第1補強部8aに第2補強部材16bよりも厚みのある素材から成る第1補強部材16aを配置してもよい。これによっても、エントランスパッキン4´が外縁に向かうほど強固になる構成を備え、高い止水性を実現することができる。
また、上述の実施の形態において、第1屈曲部18は、必ずしも第1補強部8aと第2補強部8bの境界に位置する必要はなく、第1補強部8aと第2補強部8bの境界の外径側または内径側に形成されていてもよい。
また、上述の実施の形態においては、フラップ6が略台形状である場合を例示しているが、フラップ6の形状はこれに限定されない。たとえば、矩形状、半円状、短冊状など、フラップにはさまざまな形状が存在するため、状況に応じて適切な形状のフラップを用いることができる。
4、4´、4´´ エントランスパッキン
6 フラップ
6a ヒンジ
8 補強部
8a 第1補強部
8b 第2補強部
10 非補強部
12 内パッキン板
14 外パッキン板
16 補強部材
16a 第1補強部材
16b 第2補強部材
18 第1屈曲部
20 第2屈曲部
22 発進立坑
24 掘削機
30 セグメント
102 発進立坑
104 坑壁
106 坑口
108 掘削機
110 エントランスパッキン
Claims (6)
- 坑口の周縁部または坑内に配置され、掘削機が前記坑内を屈進する際に前記坑内を止水する環状のエントランスパッキンであって、
前記坑口の坑内側に位置する内パッキン板と、
前記坑口の坑外側に位置する外パッキン板と、
前記内パッキン板と前記外パッキン板との間に挟着された補強部材とを積層して構成された補強部を備え、
前記補強部は、
前記坑口に固定される第1補強部と、
前記第1補強部と接続される、1枚の第2補強部材が配置された第2補強部とから構成され、
前記第1補強部に配置される第1補強部材は複数枚備えられ、または前記第2補強部に配置される前記第2補強部材よりも厚みのある素材から成ることを特徴とするエントランスパッキン。 - 前記補強部よりも内径側に、前記補強部材を含まず前記掘削機と接触する非補強部が延在することを特徴とする請求項1記載のエントランスパッキン。
- 前記補強部は、前記補強部の内径側を前記坑口の坑内側または坑外側に屈曲させるための第1屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項2記載のエントランスパッキン。
- 前記第1屈曲部は、前記第1補強部と前記第2補強部との境界に形成されていることを特徴とする請求項3記載のエントランスパッキン。
- 前記補強部と前記非補強部との境界には、前記非補強部を前記坑口の坑内側または坑外側に屈曲させるための第2屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のエントランスパッキン。
- 前記非補強部は、前記外パッキン板の内径側のみに延在していることを特徴とする請求項2〜5の何れか一項に記載のエントランスパッキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019191924A JP6968447B2 (ja) | 2019-10-21 | 2019-10-21 | エントランスパッキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019191924A JP6968447B2 (ja) | 2019-10-21 | 2019-10-21 | エントランスパッキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021067049A JP2021067049A (ja) | 2021-04-30 |
JP6968447B2 true JP6968447B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=75637830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019191924A Active JP6968447B2 (ja) | 2019-10-21 | 2019-10-21 | エントランスパッキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6968447B2 (ja) |
-
2019
- 2019-10-21 JP JP2019191924A patent/JP6968447B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021067049A (ja) | 2021-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06288194A (ja) | トンネル覆工構築方法 | |
JP6968447B2 (ja) | エントランスパッキン | |
JP6541547B2 (ja) | 坑口止水構造 | |
JP5176514B2 (ja) | セグメント、シールドトンネルの施工方法、及びシールドトンネル | |
JP6166501B1 (ja) | トンネル用ガイド部材 | |
KR102037135B1 (ko) | 지하구조물의 외방수용 겹침이음 설치형 보호방수시트 및 이를 이용한 지하구조물의 외방수공법 | |
JP5116013B2 (ja) | 矩形シールドマシンのエントランス構造 | |
JP7215252B2 (ja) | 合成セグメント | |
JP2018003264A (ja) | 管路連結部構造及びその構築方法 | |
JP6953225B2 (ja) | シールドトンネル間の連結構造及び連結方法 | |
JP4153636B2 (ja) | 立坑のトンネル坑口止水装置 | |
JP7393256B2 (ja) | インバート付き六角形セグメント及び六角形セグメントの接合構造 | |
JP2903002B2 (ja) | トンネルエントランス構造及びこれを用いたシールド工法 | |
JP7461270B2 (ja) | 立坑のエントランス止水構造 | |
JP4182004B2 (ja) | 剥落防止部材及びトンネル覆工の剥落防止構造並びにトンネル覆工の施工方法 | |
JP4142828B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JP2001040999A (ja) | シールド掘進機のテールシール | |
JP5620073B2 (ja) | セグメント及びトンネル施工方法 | |
JP2008063734A (ja) | トンネル用防水シート | |
JP3599394B2 (ja) | マンホール管側面坑口用の坑口止水器 | |
JP3022068B2 (ja) | シールド掘進機の中折構造 | |
JP2558857Y2 (ja) | 発進立坑用エントランス装置 | |
JP2662851B2 (ja) | 暗渠継手結合部の土砂侵入防止構造 | |
JP2000320293A (ja) | 可撓継手 | |
JP2014185715A (ja) | 管防蝕用ポリエチレンスリーブ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210928 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211020 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6968447 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |