JP6967396B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具 Download PDF

Info

Publication number
JP6967396B2
JP6967396B2 JP2017155369A JP2017155369A JP6967396B2 JP 6967396 B2 JP6967396 B2 JP 6967396B2 JP 2017155369 A JP2017155369 A JP 2017155369A JP 2017155369 A JP2017155369 A JP 2017155369A JP 6967396 B2 JP6967396 B2 JP 6967396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
translucent member
unit
projection lens
lamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017155369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019036402A (ja
Inventor
浩哉 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2017155369A priority Critical patent/JP6967396B2/ja
Priority to CN201810836513.4A priority patent/CN109386807B/zh
Priority to CN201821202003.3U priority patent/CN208606109U/zh
Publication of JP2019036402A publication Critical patent/JP2019036402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6967396B2 publication Critical patent/JP6967396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/25Projection lenses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2107/00Use or application of lighting devices on or in particular types of vehicles
    • F21W2107/10Use or application of lighting devices on or in particular types of vehicles for land vehicles

Description

本願発明は、プロジェクタ型の前照灯ユニットを備えた車両用灯具に関するものである。
従来より、投影レンズの後方側に配置された光源からの出射光を、投影レンズを透して前方へ照射することにより、前照灯用配光パターンを形成するように構成された前照灯ユニットを備えた車両用灯具が知られている。
「特許文献1」には、このようなプロジェクタ型の前照灯ユニットに対して標識灯ユニットが並んで配置された車両用灯具が記載されている。
特開2014−56769号公報
前照灯ユニットと標識灯ユニットとが並んで配置された車両用灯具において、標識灯ユニットが前照灯ユニットと同様の意匠で見えるようにすれば、これにより車両用灯具の見映えを高めることができる。
これを実現するため、プロジェクタ型の前照灯ユニットと並んで配置される標識灯ユニットの構成として、前照灯ユニットの投影レンズと同様の投影レンズを備えた構成とすることが考えられる。
しかしながら、このような構成にした場合には、投影レンズの光学的作用によって標識灯用配光パターンを形成することが困難なものとなってしまい、また灯具全体の重量が大きなものとなってしまう。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、前照灯ユニットと標識灯ユニットとが並んで配置された車両用灯具において、灯具全体の重量を大きくすることなく標識灯用配光パターンを形成可能とした上で、その見映えを高めることができる車両用灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、標識灯ユニットとしてリフレクタおよび透光部材を備えた構成とした上で、その透光部材の構成に工夫を施すことにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る車両用灯具は、
前照灯ユニットと標識灯ユニットとが並んで配置された車両用灯具において、
上記前照灯ユニットは、投影レンズの後方側に配置された第1光源からの出射光を上記投影レンズを透して前方へ照射することにより前照灯用配光パターンを形成するように構成されており、
上記標識灯ユニットは、第2光源からの光をリフレクタで反射させて透光部材を透して前方へ照射することにより標識灯用配光パターンを形成するように構成されており、
上記投影レンズは、凸曲面状の前面形状を有しており、
上記透光部材は、凸曲面状の前面形状を有しており、かつ上記投影レンズよりも小さい屈折力を有しており、
上記透光部材は、灯具正面視において上記投影レンズと同様の外形形状かつ同様の大きさを有している、ことを特徴とするものである。
上記「車両用灯具」は、前照灯ユニットと標識灯ユニットとが並んで配置された構成となっているが、その際、両ユニットの具体的な配置は特に限定されるものではなく、例えば左右方向に並んで配置された構成や上下方向に並んで配置された構成等が採用可能である。
上記「第1光源」および「第2光源」の各々の種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオード等の発光素子や光源バルブ等が採用可能である。
上記「前照灯ユニット」は、第1光源からの出射光を投影レンズに直接入射させる構成となっていてもよいし、第1光源からの出射光をリフレクタで反射させてから投影レンズに入射させる構成となっていてもよい。
上記「前照灯用配光パターン」は、前照灯の機能上形成される配光パターンを意味するものであって、例えばロービーム用配光パターンやハイビーム用配光パターン等が採用可能である。
上記「標識灯用配光パターン」は、標識灯の機能上形成される配光パターンを意味するものであって、例えばクリアランスランプ用配光パターン、フロントターンシグナルランプ用配光パターン、デイタイムランニングランプ用配光パターン等が採用可能である。
上記「投影レンズ」は、凸曲面状の前面形状を有していれば、その具体的な構成は特に限定されるものではない。
上記「透光部材」は、凸曲面状の前面形状を有しているが、この前面形状を構成する凸曲面の具体的な形状は特に限定されるものではない。また、上記「透光部材」は、投影レンズよりも小さい屈折力を有していれば、両凸レンズ、平凸レンズ、凸メニスカスレンズ、素通しレンズ、凹メニスカスレンズのいずれであってもよい。
本願発明に係る車両用灯具は、投影レンズの後方側に配置された第1光源からの出射光を投影レンズを透して前方へ照射する前照灯ユニットと、第2光源からの光をリフレクタで反射させて透光部材を透して前方へ照射する標識灯ユニットとが並んで配置された構成となっているが、前照灯ユニットの投影レンズは凸曲面状の前面形状を有しており、一方、標識灯ユニットの透光部材は凸曲面状の前面形状を有しておりかつ投影レンズよりも小さい屈折力を有しているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、標識灯ユニットは、その透光部材が投影レンズの前面形状と同様、凸曲面状の前面形状を有しているので、複数の投影レンズが並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を得ることができ、これにより車両用灯具の見映えを高めることができる。
その際、標識灯ユニットは、その透光部材が前照灯ユニットの投影レンズよりも小さい屈折力を有しているので、そのリフレクタからの反射光を標識灯用配光パターンに適した拡散角度で照射する構成とすることが容易に可能となり、また透光部材の軽量化を図ることができる。
このように本願発明によれば、前照灯ユニットと標識灯ユニットとが並んで配置された車両用灯具において、灯具全体の重量を大きくすることなく標識灯用配光パターンを形成可能とした上で、その見映えを高めることができる。
上記構成において、透光部材として、その前面形状を構成する凸曲面の曲率半径が、投影レンズの前面形状を構成する凸曲面の曲率半径に対して、0.8〜1.2倍の値に設定された構成とすれば、複数の投影レンズが並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を十分に確保することができ、これにより車両用灯具の見映えを一層高めることができる。
上記構成において、第2光源として複数の発光素子が車幅方向に並んで配置された構成を有するとともに、リフレクタとして複数の反射面が車幅方向に並んで配置された構成を有するものとすれば、リフレクタからの反射光の左右方向の拡散角度を大きくすることが容易に可能となり、これにより標識灯用配光パターンに適した拡散照射光を得ることが容易に可能となる。
その際、複数の発光素子が同一の基板に搭載された構成とすれば、各発光素子の位置精度を高めることができ、かつ灯具構成を簡素化することができる。
上記構成において、透光部材の前面の外周縁部に、リフレクタからの反射光を側方へ向けて偏向出射させるレンズ素子が形成された構成とすれば、標識灯ユニットからの照射光の左右方向の最大拡散角度をより大きくすることができ、これにより標識灯用配光パターンに適した拡散照射光を得ることが一層容易に可能となる。
上記構成において、複数の標識灯ユニットが配置された構成とすれば、数多くの投影レンズが並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を高めることができ、これにより車両用灯具の見映えを一層高めることができる。
本願発明の一実施形態に係る車両用灯具を示す正面図 図1のII−II線断面図 図1のIII−III線断面図 図1のIV−IV線断面図 上記車両用灯具からの照射光により形成される配光パターンを示す図であって、(a)は前照灯用配光パターンを示す図、(b)は標識灯用配光パターンを示す図 上記実施形態の第1変形例を示す、図3と同様の図 上記実施形態の第2変形例を示す、図3と同様の図 上記実施形態の第3変形例を示す、図4と同様の図 上記実施形態の第4変形例を示す、図3と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る車両用灯具10を示す正面図である。また、図2は、図1のII−II線断面図であり、図3は、図1のIII−III線断面図であり、図4は、図1のIV−IV線断面図である。
これらの図において、Xで示す方向が灯具としての「前方」(車両としても「前方」)であり、Yで示す方向が「前方」と直交する「左方向」(車両としても「左方向」であるが灯具正面視では「右方向」)であり、Zで示す方向が「上方向」である。これら以外の図においても同様である。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用灯具10は、車両の左前端部に設けられる灯具であって、ランプボディ12とこのランプボディ12の前端開口部に取り付けられた素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に、前照灯ユニット20と2つの標識灯ユニット40A、40Bとが車幅方向に並んで配置された状態で組み込まれた構成となっている。
上記灯室内には、前照灯ユニット20および標識灯ユニット40A、40Bの前方近傍において、これらを囲むように形成されたエクステンションパネル16が配置されている。このエクステンションパネル16には、前照灯ユニット20および各標識灯ユニット40A、40Bの前方に位置する部分に、それぞれ同一サイズの円形開口部16a、16b、16cが形成されている。
まず、右端部(すなわち車幅方向内側)に位置する前照灯ユニット20の構成について説明する。
この前照灯ユニット20は、前照灯用配光パターンとしてロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンとを選択的に形成するための灯具ユニットであって、いわゆるプロジェクタ型の灯具ユニットとして構成されている。
具体的には、この前照灯ユニット20は、図2に示すように、投影レンズ22と、この投影レンズ22の後側焦点Fよりも後方側に配置された第1光源24と、この第1光源24から出射した光を投影レンズ22へ向けて反射させるリフレクタ26と、第1光源24と投影レンズ22との間に配置されたシェード28とを備えた構成となっている。
投影レンズ22は、その後側焦点Fを含む焦点面である後側焦点面上に形成される第1光源24の光源像を、反転像として灯具前方の仮想鉛直スクリーン上に投影するようになっている。
この投影レンズ22は、無色透明の両凸レンズであって、灯具正面視において円形の外形形状を有している。この投影レンズ22の前面22aを構成する球面状の凸曲面は、その後面22bを構成する球面状の凸曲面よりも小さい曲率半径で形成されている。そして、この投影レンズ22は、その外周フランジ部22cにおいてレンズホルダ32に支持されており、このレンズホルダ32はベース部材34に支持されている。
エクステンションパネル16は、投影レンズ22の外周フランジ部22cの前方近傍に位置するようにして配置されており、その円形開口部16aにおいて投影レンズ22の前面22aを露出させるようになっている。
第1光源24は白色発光ダイオードであって、横長矩形状の発光面を有している。この第1光源24は、その発光面を光軸Ax1上において上向きにして配置された状態でベース部材34に支持されている。
リフレクタ26は、第1光源24を上方側から覆うように配置された状態で、その下端縁においてベース部材34に支持されている。このリフレクタ26の反射面26aは、投影レンズ22の光軸Ax1と同軸の長軸を有するとともに第1光源24の発光中心を第1焦点とする略楕円面状の曲面で構成されており、その離心率が鉛直断面から水平断面へ向けて徐々に大きくなるように設定されている。そしてこれにより、リフレクタ26は、第1光源24からの光を鉛直断面内においては後側焦点Fのやや前方に位置する点に収束させるとともに水平断面内においてはその収束位置を前方側に変位させるようになっている。
シェード28は、リフレクタ26で反射した第1光源24からの光の一部を遮光した上で、この遮光した光を上向きに反射させる上向き反射面28aを有している。そして、この上向き反射面28aで反射した光を投影レンズ22に入射させて、これを下向き光として投影レンズ22から出射させるようになっている。
このシェード28の上向き反射面28aは、光軸Ax1よりも左側(灯具正面視では右側)に位置する左側領域が光軸Ax1を含む水平面で構成されており、光軸Ax1よりも右側に位置する右側領域が、短い斜面を介して左側領域よりも一段低い水平面で構成されている。この上向き反射面28aの前端縁は、後側焦点Fを通るようにして左右両側へ延びている。
シェード28は、可動式のシェードとして構成されている。すなわち、このシェード28は、アクチュエータ30の駆動によって上下方向に移動し得るように構成されており、これにより、リフレクタ26で反射した第1光源24からの光の一部を遮光する遮光位置(図中実線で示す位置)と、この遮光を解除する遮光解除位置(図中2点鎖線で示す位置)とを採り得るようになっている。このアクチュエータ30は、図示しないビーム切換えスイッチの操作が行われたときに駆動するようになっている。
次に、2つの標識灯ユニット40A、40Bの構成について説明する。
中央に位置する標識灯ユニット40Aは、標識灯用配光パターンとしてクリアランスランプ用配光パターンを形成するための灯具ユニットである。また、左端部(すなわち車幅方向外側)に位置する標識灯ユニット40Bは、標識灯用配光パターンとしてフロントターンシグナルランプ用配光パターンを形成するための灯具ユニットである。
これら2つの標識灯ユニット40A、40Bは、いずれもいわゆるバラボラ型の灯具ユニットであって、略同様の構成を備えている。そこで、まず標識灯ユニット40Aの具体的な構成について説明する。
この標識灯ユニット40Aは、図1、3および4に示すように、3つの第2光源44Aと、これら3つの第2光源44Aからの光を前方へ向けて反射させるリフレクタ46Aと、このリフレクタ46Aの前方に配置された透光部材42Aとを備えた構成となっている。
3つの第2光源44Aはいずれも白色発光ダイオードであって、矩形状の発光面を有している。これら3つの第2光源44Aは、車幅方向に等間隔をおいて配置されており、その発光面を下向きにした状態で共通の基板48に支持されている。なお、各第2光源44Aは、前照灯ユニット20の第1光源24に比して点灯時の明るさがかなり小さいものとなっている。
リフレクタ46Aは、3つの第2光源44Aの下方に配置されており、灯具正面視において、透光部材42Aをちょうど覆う程度の大きさを有する矩形状の反射面形状を有している。
このリフレクタ46Aは、3つの第2光源44Aの各々の下方に位置する3つの反射面46Aaを有している。各反射面46Aaは、灯具正面視において縦横格子状に区分けされた複数の縦長矩形状のセグメントに反射素子46Asが割り付けられた構成となっている。
各反射面46Aaを構成する複数の反射素子46Asは、該反射面46Aaの上方に位置する第2光源44Aの発光中心を焦点とするとともに該発光中心を通るようにして前後方向に延びる軸線を中心軸とする回転放物面を基準面とする凹曲面で構成されている。その際、この基準面を構成する回転放物面は、上段に位置するセグメントにおいては小さな焦点距離で形成されており、下段側に変位するにしたがって次第に大きな焦点距離となるように形成されている。
そしてこれにより、各反射面46Aaにおいては、複数の反射素子46Asの各々により、各第2光源44Aからの光を灯具正面方向を中心にして上下方向および左右方向に拡散反射させるようになっている。その際、各反射素子46Asは、第2光源44Aからの光を上下方向よりも左右方向により大きく拡散反射させるようになっている。
透光部材42Aは、無色透明の部材であって、灯具正面視において前照灯ユニット20の投影レンズ22と同様の外形形状を有している。
この透光部材42Aは、その前面42Aaが凸曲面状に形成された凸メニスカスレンズとして構成されており、投影レンズ22よりも小さい屈折力を有している。
その際、この透光部材42Aの前面42Aaを構成する凸曲面は、投影レンズ22の前面22aを構成する凸曲面と同一の曲面形状を有している。また、この透光部材42Aの後面42Abを構成する凹曲面は、投影レンズ22の後面22bを構成する凸曲面を前後に反転させたような曲面形状を有している。
この透光部材42Aは、投影レンズ22の外周フランジ部22cと同様の外周フランジ部42Acを有しており、この外周フランジ部42Acにおいて図示しない支持部材に支持されている。
エクステンションパネル16は、透光部材42Aの外周フランジ部42Acの前方近傍に位置するようにして配置されており、その円形開口部16bにおいて透光部材42Aの前面42Aaを露出させるようになっている。
この標識灯ユニット40Aにおいては、その透光部材42Aが凸メニスカスレンズ状に形成されていることから、リフレクタ46Aの各反射面46Aaで反射した各第2光源44Aからの光は、やや光軸Ax2寄りの方向に偏向出射することとなる。
次に、左端部(すなわち車幅方向外側)に位置する標識灯ユニット40Bの構成について説明する。
この標識灯ユニット40Bは、図1に示すように、中央に位置する標識灯ユニット40Aと同様、3つの第2光源44Bと、これら3つの第2光源44Bからの光を前方へ向けて反射させるリフレクタ46Bと、このリフレクタ46Bの前方に配置された透光部材42Bとを備えた構成となっている。
その際、この標識灯ユニット40Bにおいても、その透光部材42Bの前面42Baを構成する凸曲面は、透光部材42Aの前面42Aaを構成する凸曲面および投影レンズ22の前面22aを構成する凸曲面と同一の曲面形状を有している。
ただし、この標識灯ユニット40Bは、フロントターンシグナルランプ用配光パターンを形成するため、3つの第2光源44Bがいずれもアンバー色発光ダイオードで構成されている点で標識灯ユニット40Aの構成とは異なっている。
これら3つの第2光源44Bは共通の基板48に支持されているが、この基板48は標識灯ユニット40Aにおける3つの第2光源44Aを支持している基板が車幅方向外側に延長して形成されたものとなっている。
図5は、車両用灯具10から前方へ照射される光により灯具前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。
その際、図5(a)に示す配光パターンは、前照灯ユニット20からの照射光によって形成される前照灯用配光パターンとしてのロービーム用配光パターンPLおよびハイビーム用配光パターンPHであり、図5(b)に示す配光パターンは、標識灯ユニット40Aからの照射光によって形成される標識灯用配光パターンとしてのクリアランスランプ用配光パターンPCである。
図5(a)において実線で示すロービーム用配光パターンPLは、シェード20が遮光位置にあるときに形成される前照灯用配光パターンであって、左配光のロービーム用配光パターンとして形成されている。
このロービーム用配光パターンPLは、H−V(灯具正面方向の消点)を鉛直方向に通るV−V線を中心として左右方向に拡がる横長の配光パターンとして形成されており、その上端縁に左右段違いのカットオフラインCL1、CL2を有している。このカットオフラインCL1、CL2は、V−V線を境にして左右段違いで水平方向に延びており、V−V線よりも右側の対向車線側部分が下段カットオフラインCL1として形成されるとともに、V−V線よりも左側の自車線側部分が、この下段カットオフラインCL1から傾斜部を介して段上がりになった上段カットオフラインCL2として形成されている。
このロービーム用配光パターンPLにおいて、下段カットオフラインCL1とV−V線との交点であるエルボ点Eは、H−Vの0.5〜0.6°程度下方に位置している。
図5(a)において2点鎖線で示すハイビーム用配光パターンPHは、シェード20が遮光解除位置にあるときに形成される前照灯用配光パターンであって、ロービーム用配光パターンPLをそのカットオフラインCL1、CL2よりも上方側まで拡張したような形状を有する配光パターンとして形成されている。
図5(b)に示すクリアランスランプ用配光パターンPCは、H−Vを中心として上下方向にある程度拡がるとともに左右方向に大きく拡がる横長の配光パターンとして形成されている。
なお本実施形態においては、標識灯ユニット40Bからの照射光によって、標識灯用配光パターンとしてフロントターンシグナルランプ用配光パターン(図示せず)が形成されるようになっている。このフロントターンシグナルランプ用配光パターンは、クリアランスランプ用配光パターンPCと略同様の拡がりを有するアンバー色の配光パターンとして形成されるようになっている。
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る車両用灯具10は、投影レンズ22の後方側に配置された第1光源24からの出射光を投影レンズ22を透して前方へ照射する前照灯ユニット20と、第2光源44Aからの光をリフレクタ46Aで反射させて透光部材42Aを透して前方へ照射する標識灯ユニット40Aとが車幅方向に並んで配置された構成となっているが、前照灯ユニット20の投影レンズ22は凸曲面状の前面形状を有しており、一方、標識灯ユニット40Aの透光部材42Aは凸曲面状の前面形状を有しておりかつ投影レンズ22よりも小さい屈折力を有しているので、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、標識灯ユニット40Aは、その透光部材42Aが投影レンズ22の前面形状と同様、凸曲面状の前面形状を有しているので、複数の投影レンズ22が車幅方向に並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を得ることができ、これにより車両用灯具10の見映えを高めることができる。
その際、標識灯ユニット40Aは、その透光部材42Aが前照灯ユニット20の投影レンズ22よりも小さい屈折力を有しているので、そのリフレクタ46Aからの反射光を標識灯用配光パターンに適した拡散角度で照射する構成とすることが容易に可能となり、また透光部材42Aの軽量化を図ることができる。
このように本実施形態によれば、前照灯ユニット20と標識灯ユニット40Aとが並んで配置された車両用灯具10において、灯具全体の重量を大きくすることなく標識灯用配光パターンを形成可能とした上で、その見映えを高めることができる。
さらに本実施形態においては、標識灯ユニット40Aと並んで標識灯ユニット40Bが配置された構成となっているので、投影レンズ22が車幅方向に3つ並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を得ることができ、これにより車両用灯具10の見映えを一層高めることができる。
特に本実施形態においては、標識灯ユニット40A、40Bにおける透光部材42A、42Bの前面42Aa、40Baを構成する凸曲面が、前照灯ユニット20における投影レンズ22の前面22aを構成する凸曲面と同一の曲面形状を有しているので、投影レンズ22が車幅方向に3つ並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を高めることができ、これにより車両用灯具10の見映えをより一層高めることができる。
しかも本実施形態においては、各標識灯ユニット40A、40Bの第2光源44A、44Bとして、3つの発光素子が車幅方向に並んで配置された構成を有しており、また、各標識灯ユニット40A、40Bのリフレクタ46A、46Bとして、3つの反射面46Aa、46Baが車幅方向に並んで配置された構成を有しているので、各リフレクタ46A、46Bからの反射光の左右方向の拡散角度を大きくすることが容易に可能となり、これにより標識灯用配光パターンに適した拡散照射光を得ることが容易に可能となる。
その際、標識灯ユニット40Aにおいては、その第2光源44Aとしての3つの発光素子が同一の基板48に搭載されているので、各発光素子の位置精度を高めることができ、かつ灯具構成を簡素化することができる。しかも本実施形態においては、標識灯ユニット40Bの第2光源44Bとしての3つの発光素子もこの基板48に搭載されているので、灯具構成を一層簡素化することができる。
なお、このようにする代わりに、各標識灯ユニット40A、40B毎に基板が配置された構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、各標識灯ユニット40A、40Bにおける透光部材42A、42Bの前面42Aa、40Baを構成する凸曲面が、前照灯ユニット20における投影レンズ22の前面22aを構成する凸曲面と同一の曲面形状を有しているものとして説明したが、透光部材42A、42Bとして、その前面形状を構成する凸曲面の曲率半径が投影レンズ22の前面形状を構成する凸曲面の曲率半径に対して0.8〜1.2倍の値に設定された構成とすれば、投影レンズ22が3つ並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を十分に確保することが可能である。
上記実施形態においては、各透光部材42A、42Bの前面形状を構成する凸曲面および投影レンズ22の前面形状を構成する凸曲面がいずれも球面で構成されているものとして説明したが、これらが非球面で構成されている場合には、その最小曲率半径(通常は光軸Ax1、Ax2上において曲率半径が最小となる)を用いて曲率半径の比較を行うようにすればよい。
上記実施形態においては、前照灯ユニット20が、第1光源24からの出射光をリフレクタ26で反射させて投影レンズ22に入射させるように構成されているものとして説明したが、第1光源24からの直射光を投影レンズ22に入射させる構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、標識灯ユニットとして2つの標識灯ユニット40A、40Bが配置されているものとして説明したが、1つまたは3つ以上の標識灯ユニットが配置された構成とすることも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図6は、本変形例に係る車両用灯具の標識灯ユニット140Aを示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の標識灯ユニット140Aの基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、その透光部材142Aの構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
本変形例の透光部材142Aは、灯具正面視において上記実施形態の透光部材42Aと同様の外形形状を有しており、その外周フランジ部42Acと同様の外周フランジ部142Acを有している。
一方、本変形例の透光部材142Aは、その前面142Aaを構成する凸曲面が上記実施形態の透光部材42Aの前面42Aaを構成する凸曲面と同一の曲面形状を有しているが、その後面142Abは前面142Aaに対して肉厚一定となる凹曲面で構成されている。すなわち、上記実施形態の透光部材42Aが凸メニスカスレンズ状に形成されているのに対し、本変形例の透光部材142Aは素通しレンズ状に形成されている。
この標識灯ユニット140Aにおいては、その透光部材142Aが素通しレンズ状に形成されていることから、リフレクタ46Aの各反射面46Aaで反射した各第2光源44Aからの光は、透光部材142Aをそのまま素通りして前方へ照射されることとなる。
本変形例においても、標識灯ユニット140Aは、その透光部材142Aが投影レンズ22の前面形状と同一の前面形状を有しているので、複数の投影レンズ22が並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を得ることができる。
その際、標識灯ユニット140Aは、その透光部材142Aが前照灯ユニット20の投影レンズ22よりも小さい屈折力(屈折力ゼロ)を有しているので、そのリフレクタ46Aからの反射光を標識灯用配光パターンに適した拡散角度で照射する構成とすることが容易に可能となる。
しかも、本変形例の構成を採用することにより、透光部材142Aの一層の軽量化を図ることができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図7は、本変形例に係る車両用灯具の標識灯ユニット240Aを示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の標識灯ユニット240Aの基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、その透光部材242Aの構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
本変形例の透光部材242Aも、灯具正面視において上記実施形態の透光部材42Aと同様の外形形状を有しており、その外周フランジ部42Acと同様の外周フランジ部242Acを有している。
一方、本変形例の透光部材242Aは、その前面242Aaを構成する凸曲面が上記実施形態の透光部材42Aの前面42Aaを構成する凸曲面(図中2点鎖線で示す凸曲面)よりも曲率半径が大きい値に設定されており、その後面242Abは前面242Aaに対して肉厚一定となる凹曲面で構成されている。
その際、この透光部材242Aの前面242Aaを構成する凸曲面の曲率半径R2は、上記実施形態の透光部材42Aの前面42Aaを構成する凸曲面の曲率半径R0に対して、R2=1.1×R0程度の値に設定されている。
本変形例においても、標識灯ユニット240Aは、その透光部材242Aが投影レンズ22の前面形状と同様、凸曲面状の前面形状を有しているので、複数の投影レンズ22が並んで配置されているように見えるという意匠上の効果を得ることができる。
その際、標識灯ユニット240Aは、その透光部材242Aが前照灯ユニット20の投影レンズ22よりも小さい屈折力(屈折力ゼロ)を有しているので、そのリフレクタ46Aからの反射光を標識灯用配光パターンに適した拡散角度で照射する構成とすることが容易に可能となる。
しかも、本変形例の構成を採用することにより、透光部材242Aのより一層の軽量化を図ることができる。
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
図8は、本変形例に係る車両用灯具の標識灯ユニット340Aを示す、図4と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の標識灯ユニット340Aの基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、その透光部材342Aの構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
本変形例の透光部材342Aは、上記実施形態の透光部材42Aと同様の構成を有しているが、その前面342Aaの外周縁部に、リフレクタ46Aからの反射光の一部を側方へ向けて偏向出射させるレンズ素子342Asが形成されている点で、上記実施形態の場合と異なっている。
レンズ素子342Asは、光軸Ax2の左右両側において外周フランジ部342Acから光軸Ax2側に多少離れた位置に、光軸Ax2を中心にして円弧状に延びるようにして複数本形成されている。
各レンズ素子342Asは、楔状の水平断面形状を有しており、その外周側の壁面が光軸Ax2と略平行に延びるとともにその内周側の壁面が光軸Ax2から離れる方向へ傾斜して延びるように形成されている。
そして本変形例においては、透光部材342Aの後面342Abの左右外周縁部において透光部材342Aに入射したリフレクタ46Aからの反射光を、その前面342Aaの左右外周縁部に形成されたレンズ素子342Asにおいて1〜2回全反射させた後、該レンズ素子342Asから光軸Ax2に対して大角度をなす方向へ向けて偏向出射させるようになっている。
本変形例の構成を採用することにより、標識灯ユニット340Aからの照射光の左右方向の最大拡散角度をより大きくすることができ、これにより標識灯用配光パターンに適した拡散照射光を得ることが一層容易に可能となる。
次に、上記実施形態の第4変形例について説明する。
図9は、本変形例に係る車両用灯具の標識灯ユニット440Aを示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の標識灯ユニット440Aの基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、その第2光源44Aの配置ならびにそのリフレクタ446Aおよび透光部材442Aの構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
本変形例においては、第2光源44Aが上記実施形態の場合よりも下方側に変位した状態で配置されている。具体的には、本変形例の第2光源44Aは、透光部材442Aの光軸Ax2とその真上の外周フランジ部442Acとの中間の高さ位置に配置されている。
本変形例のリフレクタ446Aも、上記実施形態のリフレクタ46Aと同様、第2光源44Aの下方に配置されているが、その反射面446Aaを構成する複数の反射素子446Asは上下3段にわたって形成されている。
複数の反射素子446Asは、上記実施形態の場合と同様、第2光源44Aの発光中心を焦点とするとともに該発光中心を通るようにして前後方向に延びる軸線を中心軸とする回転放物面を基準面とする凹曲面で構成されており、その回転放物面は、上段に位置するセグメントにおいては小さな焦点距離で形成されており、下段側に変位するにしたがって次第に大きな焦点距離となるように形成されている。
ただし、本変形例の反射面446Aaは、下段に位置する反射素子446Asと中段に位置する反射素子446Asとの間に、第2光源44Aからの出射光を透光部材442Aの上部領域へ向けて斜め上向きに反射させる上向き反射素子446As1が形成された構成となっている。
本変形例の透光部材442Aは、上記実施形態の透光部材42Aと同様の構成を有しているが、その後面442Abの外周縁部に、上向き反射素子446As1からの反射光を光軸Ax2寄りの方向へ向けて偏向入射させるレンズ素子442Asが形成されている点で、上記実施形態の場合と異なっている。
レンズ素子442Asは、外周フランジ部442Acにおける光軸Ax2の真上に位置する部分から下方に多少離れた位置において水平方向に延びるように複数本形成されている。
各レンズ素子442Asは、楔状の鉛直断面形状を有しており、その下壁面が略水平方向に延びるとともにその上壁面が後方斜め下方向に傾斜して延びるように形成されている。
そして本変形例においては、透光部材442Aの後面442Abの上部領域に到達した上向き反射素子446As1からの反射光を、レンズ素子442Asから光軸Ax2寄りの方向へ向けて透光部材442Aに偏向入射させて、その前面442Aaから略水平面に沿った方向へ向かう光として出射させるようになっている。
本変形例の構成を採用することにより、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、本変形例のリフレクタ446Aは、透光部材442Aの略下半部に位置するように配置されているので、透光部材442Aの上部領域にはリフレクタ446Aからの反射光が到達せず、このままでは透光部材442Aの上部領域からの前方照射光が得られなくなってしまう。
しかしながら本変形例においては、リフレクタ446Aの反射面446Aaに形成された上向き反射素子446As1からの反射光が、透光部材442Aの上部領域に到達してレンズ素子442Asから偏向入射し、その前面442Aaから略水平面に沿った方向へ向かう光として出射するようになっているので、透光部材442Aの略全領域が発光して見えるようにすることができる。
また、透光部材442Aの後面442Abの上部領域に複数のレンズ素子442Asが形成されていることによって、透光部材442Aの上部領域の後方に配置された第2光源44Aおよび基板48が透光部材442Aの前方側から見えにくくなるようにすることができ、これにより標識灯ユニット440Aの見映えが損なわれてしまうのを未然に防止することができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10 車両用灯具
12 ランプボディ
14 透光カバー
16 エクステンションパネル
16a、16b、16c 円形開口部
20 前照灯ユニット
22 投影レンズ
22a、42Aa、42Ba、142Aa、242Aa、342Aa 前面
22b、42Ab、142Ab、242Ab、342Ab、442Ab 後面
22c、42Ac、142Ac、242Ac、342Ac、442Ac 外周フランジ部
24 第1光源
26、46A、46B、446A リフレクタ
26a、46Aa、446Aa 反射面
28 シェード
28a 上向き反射面
30 アクチュエータ
32 レンズホルダ
34 ベース部材
40A、40B、140A、240A、340A、440A 標識灯ユニット
42A、42B、142A、242A、342A、442A 透光部材
44A、44B 第2光源
46As、446As 反射素子
48 基板
342As、442As レンズ素子
446As1 上向き反射素子
Ax1、Ax2 光軸
CL1 下段カットオフライン
CL2 上段カットオフライン
E エルボ点
F 後側焦点
PC クリアランスランプ用配光パターン(標識灯用配光パターン)
PH ハイビーム用配光パターン(前照灯用配光パターン)
PL ロービーム用配光パターン(前照灯用配光パターン)
R0、R2 曲率半径

Claims (7)

  1. 前照灯ユニットと標識灯ユニットとが並んで配置された車両用灯具において、
    上記前照灯ユニットは、投影レンズの後方側に配置された第1光源からの出射光を上記投影レンズを透して前方へ照射することにより前照灯用配光パターンを形成するように構成されており、
    上記標識灯ユニットは、第2光源からの光をリフレクタで反射させて透光部材を透して前方へ照射することにより標識灯用配光パターンを形成するように構成されており、
    上記投影レンズは、凸曲面状の前面形状を有しており、
    上記透光部材は、凸曲面状の前面形状を有しており、かつ上記投影レンズよりも小さい屈折力を有しており、
    上記透光部材は、灯具正面視において上記投影レンズと同様の外形形状かつ同様の大きさを有している、ことを特徴とする車両用灯具。
  2. 上記透光部材は、該透光部材の前面形状を構成する凸曲面の曲率半径が、上記投影レンズの前面形状を構成する凸曲面の曲率半径に対して、0.8〜1.2倍の値に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
  3. 上記第2光源は、複数の発光素子が車幅方向に並んで配置された構成を有しており、
    上記リフレクタは、複数の反射面が車幅方向に並んで配置された構成を有している、ことを特徴とする請求項1または2記載の車両用灯具。
  4. 上記複数の発光素子が同一の基板に搭載されている、ことを特徴とする請求項3記載の車両用灯具。
  5. 上記透光部材の前面の外周縁部に、上記リフレクタからの反射光を側方へ向けて偏向出射させるレンズ素子が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の車両用灯具。
  6. 上記標識灯ユニットが複数個配置されている、ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の車両用灯具。
  7. 上記前照灯ユニットおよび上記標識灯ユニットの前方近傍にエクステンションパネルが配置されており、
    上記エクステンションパネルにおける上記前照灯ユニットおよび上記標識灯ユニットの前方に位置する部分に、それぞれ同一サイズの開口部が形成されている、ことを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の車両用灯具。
JP2017155369A 2017-08-10 2017-08-10 車両用灯具 Active JP6967396B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017155369A JP6967396B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 車両用灯具
CN201810836513.4A CN109386807B (zh) 2017-08-10 2018-07-26 车辆用灯具
CN201821202003.3U CN208606109U (zh) 2017-08-10 2018-07-26 车辆用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017155369A JP6967396B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019036402A JP2019036402A (ja) 2019-03-07
JP6967396B2 true JP6967396B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=65417425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017155369A Active JP6967396B2 (ja) 2017-08-10 2017-08-10 車両用灯具

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6967396B2 (ja)
CN (2) CN208606109U (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6967396B2 (ja) * 2017-08-10 2021-11-17 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP7273540B2 (ja) 2019-02-28 2023-05-15 キヤノン株式会社 通信装置及びその通信方法、情報処理装置及びその制御方法、及び、プログラム
CN212226934U (zh) * 2019-08-05 2020-12-25 株式会社小糸制作所 车辆用灯具
JP2022052186A (ja) * 2020-09-23 2022-04-04 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2022068971A (ja) * 2020-10-23 2022-05-11 株式会社小糸製作所 車両用灯具
WO2024065628A1 (zh) * 2022-09-30 2024-04-04 珠海水立方照明科技有限公司 一种车灯光学系统

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3732295B2 (ja) * 1996-12-27 2006-01-05 株式会社小糸製作所 車輌用標識灯
JP3904760B2 (ja) * 1999-05-17 2007-04-11 株式会社小糸製作所 車両用標識灯
JP3919655B2 (ja) * 2002-12-02 2007-05-30 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2009093807A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Yamaha Motor Co Ltd 車両用灯具及びそれを備えた車両
JP5497471B2 (ja) * 2010-02-17 2014-05-21 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2013016400A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯
JP6052569B2 (ja) * 2012-01-25 2016-12-27 スタンレー電気株式会社 車両用灯具ユニット
CN104364579B (zh) * 2012-06-05 2016-10-12 株式会社小糸制作所 车辆用灯具
JP6134111B2 (ja) * 2012-09-13 2017-05-24 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP2014075271A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具
TWM472012U (zh) * 2013-09-11 2014-02-11 Coplus Inc 複合式車燈
JP6774755B2 (ja) * 2015-11-20 2020-10-28 株式会社小糸製作所 車両用灯具および車両灯具システム
JP6967396B2 (ja) * 2017-08-10 2021-11-17 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
CN208606109U (zh) 2019-03-15
JP2019036402A (ja) 2019-03-07
CN109386807B (zh) 2022-06-03
CN109386807A (zh) 2019-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6967396B2 (ja) 車両用灯具
JP7022068B2 (ja) 車両用灯具
JP6448250B2 (ja) 車両用灯具
JP4068387B2 (ja) 光源ユニット
JP4205048B2 (ja) 車両用前照灯
JP4615417B2 (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP4080780B2 (ja) 光源ユニット
JP5752982B2 (ja) 車両用照明灯具
JP4717696B2 (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP6448944B2 (ja) 車両用灯具
JP2007080606A (ja) 車両用前照灯の灯具ユニット
JP2008226788A (ja) 車両用灯具ユニット
JP5717565B2 (ja) 車両用照明灯具
JP2016039021A (ja) 車両用灯具
JP2015115276A (ja) 車両用灯具
JP6538515B2 (ja) 車両用灯具
JP6605252B2 (ja) 車両用灯具
JP2019036564A (ja) 車両用灯具
WO2020203641A1 (ja) 車両用灯具
JP6935266B2 (ja) 車両用灯具
JP5865041B2 (ja) 車両用照明灯具
JP2019021543A (ja) 車両用灯具
JP6266332B2 (ja) 車両用灯具
JP4647650B2 (ja) 光源ユニットおよび車両用灯具
JP2021086703A (ja) 車両用灯具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211020

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211025

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6967396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150