JP6966658B2 - 家禽の屠体から手羽先を切り離すための装置、方法、および配置構成 - Google Patents

家禽の屠体から手羽先を切り離すための装置、方法、および配置構成 Download PDF

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Description

本発明は、家禽の屠体から手羽先を切り離すための装置および方法に関する。本発明は、さらに、家禽の屠体から両側で手羽先を切り離すための配置構成および方法に関するものである。
そのような手羽の部位を切り離すための装置および方法は、例えば、特許文献1で知られている。手羽の部位は、家禽の手羽をその構成部位である家禽の手羽元、家禽の手羽中および手羽先と共に保持する手羽ホルダによって切断位置に運ばれて、両側で同時に回転ナイフによって切り離される。
家禽を切断するためのさらなる装置および方法は、特許文献2に開示されており、この場合、手羽または手羽の部位は、家禽の屠体の片側においてのみ、切り離される。
周知の装置および方法は、家禽の屠体の大きさおよび解剖学的構造が様々であるため、正確な切断経路および所定の分離位置の維持を必ずしも確保できるとは限らないか、またはこれに伴って装置の高い構築コストが必要になるという欠点がある。
国際公開第92/07470号 欧州特許出願公開第3205213号明細書
よって、本発明の目的は、家禽の屠体の大きさに大きく依存することなく高い精度で手羽先の分離プロセスを可能とする、可能な限り単純な構造の装置を提案することである。
この目的は、冒頭で記載した装置によって達成され、本発明による装置は、家禽の屠体を脚から吊り下げて、搬送ラインに沿って搬送方向に搬送するように構成された吊り下げコンベア装置と、搬送方向に延在するとともに家禽の屠体の下に配置されて、頸部および肩部領域をガイドするように構成された支持ガイドであって、家禽の屠体の頸部および肩部領域を支持するように構成された少なくとも1つの支持面を有する支持ガイドと、支持ガイドの側方に隣接して配置されて、家禽の屠体の手羽中および手羽先をガイドするように構成された手羽中ガイドと、固定配置されて、家禽の手羽元をプリテンション下で押さえるように構成された第1の押さえガイドと、搬送方向に第1の押さえガイドの下流に配置されて、家禽の手羽元を押さえるように構成された少なくとも2つのガイド要素を有する第2の押さえガイドであって、それらのガイド要素は復帰力に抗して撓んで動くことができるように配置されている、第2の押さえガイドと、第2の押さえガイドの領域で搬送ラインに沿って配置されて、手羽先を切り離すように構成された分離装置と、を備える。
これにより、分離装置によって分離切断を実施するために家禽の手羽が最適に予備位置決めおよび方向付けされることで、分離切断が高精度で実現するという利点が得られる。撓んで動くことができるように配置されるガイド要素によって、家禽の屠体の解剖学的構造および大きさに関わりなく、最適な方向付けおよび位置決め効果が常に得られる。
すなわち、ガイド要素は、自己調整するように構成される。これらは、復帰力の作用で、家禽の屠体の個々の解剖学的特徴に適応することで、最適な切断結果を得られるように家禽の手羽の上記の方向付けを常に確保する。
本発明の適切な実施形態は、ガイド要素の1つが、分離装置への入口で家禽の手羽元を押さえるためのプレガイド要素として構成されることを特徴とする。このようにして、家禽の手羽に必要な予備方向付けおよび予備位置決めが、特に単純な構造で実現される。分離装置の入口では、家禽の手羽はまだ分離装置の有効領域にないので、家禽の手羽の粗い予備方向付けで十分である。プレガイド要素の構造的単純性は、本発明による装置の低複雑度、ならびにそれに関連した信頼性の向上と同時に低い設備コストに関して、有益な効果がある。
本発明の好ましい発展形態は、ガイド要素の1つが、家禽の手羽中から手羽先を切り離すための分離装置の有効領域において家禽の手羽元を押さえるための分離ガイド要素として構成されることを特徴とする。分離ガイド要素は、分離装置による分離切断の直前または最中に、家禽の手羽の、広範囲の厳密な方向付けおよび位置決めを実現する。さらなる利点は、手羽先の分離中に、家禽の手羽は分離ガイド要素によって正確かつ厳密にガイドされるが、同時に、後続の家禽の屠体は、プレガイド要素によって既に予備位置決めおよび予備方向付けされることである。これにより、吊り下げコンベア装置によって搬送される2つの家禽の屠体の間の距離を最小化できることで、この装置および方法の全体的な性能を向上させることが可能である。本発明によれば、プレガイド要素による後続の家禽の屠体の予備方向付けは、分離装置内に現在ある家禽の屠体の誘導および方向付けに悪影響を及ぼさないので、手羽先の分離は、所望の精度で行われる。
本発明のさらなる好ましい発展形態によれば、第1の押さえガイド、手羽中ガイド、プレガイド要素、および分離ガイド要素は、それぞれ、少なくとも概ねL字形のプロファイルを有し、それぞれ、家禽の手羽元に対して重力の方向にガイド力を付与するための手羽元ガイド面と、家禽の手羽中に対して重力の方向に垂直にガイド力を付与するための手羽中ガイド面と、を有する。これにより、家禽の手羽のすべての部位を規定されたようにガイドして、分離装置により正確な分離切断を実施するために、常に同じ方向付けおよび予備位置決めを実現する。さらに、家禽の手羽をガイドする際に家禽の手羽の部位と上記ガイドとの間に必然的に生じる摩擦によって、家禽の手羽の全体が家禽の屠体の残り部分のわずかに後ろをたどることを確保することで、家禽の手羽の長さに関わりなく、家禽の手羽の所望の斜めの向きを実現し、このことは、分離装置により分離切断を実施する際の切断精度を高めるために、特に有益な効果がある。
本発明のさらなる適切な実施形態は、プレガイド要素が旋回アーム上に配置されて、旋回アームは、第1の押さえガイドの上方の第1の端領域を通る固定旋回軸の周りで旋回可能に構成されることを特徴とする。
有利には、これにより、家禽の屠体の解剖学的特徴に関わりなく、家禽の手羽元が確実にガイドされることが常に確保される。旋回アームの撓みが、家禽の手羽元の厚さに応じて自動的に設定されることで、実際の家禽の解剖学的構造に関わりなく、信頼性の高い誘導が常に確保される。
本発明の好ましい発展形態は、旋回アームがプレガイド要素と共に、第1のピボットジョイントを形成して、固定旋回軸の周りで旋回可能に配置されており、待機位置では、支持ガイドに向かって傾斜角αで傾斜した向きに設定されることを特徴とする。このようにして、プレガイド要素は、待機位置では、斜めに向いた進入面を形成する。家禽の手羽元は、その直径に応じて、早い遅いの差はあるが、いずれプレガイド要素に接触して、搬送プロセスが進むに従って、プレガイド要素を旋回アームと共に撓ませる。これにより、家禽の手羽の最適な予備方向付けおよび予備位置決めが常に実現する。
さらなる好ましい実施形態によれば、第1のピボットジョイントの旋回量を制限するために、プレガイド要素は、第1の押さえガイドに向いた端面に、傾斜角αを最大傾斜に制限するように構成された第1の対向面を有し、待機位置では、第1の押さえガイドの第1の端面と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接する。これにより、傾斜位置の程度を予め設定可能に構成することができる。様々に異なる対向面ジオメトリを対応して有する様々に異なるプレガイド要素を用いることにより、最大傾斜を、個々の製造プロセスに最適に適応させることができる。
本発明の適切な実施形態は、分離ガイド要素が、入口側において、第2のピボットジョイントを形成して、旋回可能な旋回軸の周りで旋回可能であるように、旋回アームの自由端に配置されることを特徴とする。これにより、一方で、プレガイド要素から分離ガイド要素への略シームレスな、誘導の移行が実現する。上記の機械的結合によって、プレガイド要素と分離ガイド要素のそれぞれの有効ガイド面が、同じ高さの遷移点に位置することで、ガイド力が中断することなく家禽の手羽元に作用する。他方で、分離ガイド要素は、第2のピボットジョイントによって、プレガイド要素からある程度切り離される。
本発明の有利な実施形態によれば、分離ガイド要素が、待機位置では、支持ガイドの支持面に少なくとも概ね平行な向きに設定されるように、分離ガイド要素は、旋回アームの自由端に配置される。
本発明の好ましい発展形態は、プレガイド要素が、分離ガイド要素に向いた端面に、第2の端面を有し、これは、所定の旋回角度βに達したときに、分離ガイド要素の入口側の第2の対向面と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接するように構成されていることで、分離ガイド要素は、第2のピボットジョイントをブロックして、プレガイド要素と共に、第1のピボットジョイントの周りで一緒に旋回可能な共通のレバーアームを形成することを特徴とする。この状態で、プレガイド要素と分離ガイド要素は、第1の固定旋回軸の周りで一緒に旋回する単一の共通のレバーアームを形成する。全体的なてこの作用によって、大幅に増加した接触力が家禽の手羽元に付与されることで、分離装置による分離切断の際に家禽の手羽の正確な位置決めが確保される。
本目的は、さらに、冒頭で記載した配置構成によって達成され、本発明による配置構成は、家禽の屠体から手羽先を切り離すための上記の特徴を有する装置を2つ含み、それらの装置は、順に互いに前後に配置されて、装置の1つは、右の手羽先を切り離すように構成され、他方の装置は、左の手羽先を切り離すように構成される。これに伴う利点は、本発明による装置に関連して既に詳細に説明されている。
さらに、本目的は、冒頭で記載した方法によって達成され、本方法は、以下のステップを含む。吊り下げコンベア装置によって、家禽の屠体を脚から吊り下げて、搬送ラインに沿って搬送方向に搬送するステップ、搬送方向に延在するとともに家禽の屠体の下に配置されて、家禽の屠体の頸部および肩部領域を支持するように構成された少なくとも1つの支持面を有する支持ガイドによって、頸部および肩部領域をガイドするステップ、支持ガイドの側方に隣接して配置された手羽中ガイドによって、家禽の手羽中および家禽の屠体の手羽先をガイドするステップ、固定配置された第1の押さえガイドによって、家禽の手羽元をプリテンション下で押さえるステップ、搬送方向に第1の押さえガイドの下流に配置されて、復帰力に抗して撓んで動くことができるように配置された少なくとも2つのガイド要素を有する第2の押さえガイドによって、家禽の手羽元を押さえるステップ、および、第2の押さえガイドの領域で搬送ラインに沿って配置された分離装置によって、手羽先を切り離すステップ。
繰り返しを避けるため、本発明による方法に関連して、既に本発明による装置に関連して詳細に説明された利点を参照する。それらは、以下で規定する本発明による方法にも同様に当てはまる。
本発明の適切な実施形態は、家禽の手羽元を押さえるためのプレガイド要素として構成されたガイド要素の1つによって、分離装置への入口で家禽の手羽元を予備方向付けすることを特徴とする。
本発明のさらなる好ましい実施形態によれば、家禽の手羽中から手羽先を切り離すための分離装置の有効領域において、分離ガイド要素として構成されたガイド要素の1つによって、家禽の手羽元を押さえる。
本発明の好ましい発展形態は、家禽の手羽元に対して重力の方向にガイド力を付与するとともに、家禽の手羽中に対して重力の方向に垂直にガイド力を付与し、手羽中ガイド、プレガイド要素、および分離ガイド要素は、それぞれ、少なくとも概ねL字形のプロファイルを有し、少なくとも概ね水平に向いた手羽元ガイド面と、それに対して少なくとも概ね垂直に向いた手羽中ガイド面と、を有して構成されていることを特徴とする。
本発明の効果的な発展形態は、第1の押さえガイドの上方の第1の端領域を通る固定旋回軸の周りで旋回する旋回アーム上に配置された、プレガイド要素が撓み旋回することにより、プレガイド要素によって家禽の手羽元を押さえることを特徴とする。
好ましい発展形態によれば、旋回アームはプレガイド要素と共に、第1のピボットジョイントを形成して、固定旋回軸の周りで旋回することで、待機位置では、支持ガイドに向かって傾斜角αで傾斜した向きに設定される。
好ましくは、プレガイド要素は、第1の押さえガイドに向いた端面に、傾斜角αを最大傾斜に制限するように構成された第1の対向面を有し、待機位置で、第1の押さえガイドの第1の端面と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接することで、第1のピボットジョイントの旋回量を制限する。
本発明の好ましい発展形態は、分離ガイド要素が、入口側において、旋回アームの自由端に旋回可能に配置されることで、分離ガイド要素は、第2のピボットジョイントを形成して、旋回可能な旋回軸の周りで旋回することを特徴とする。
さらに好ましくは、分離ガイド要素は、待機位置では、支持ガイドの支持面に少なくとも概ね平行な向きに設定される。
本発明のさらなる適切な実施形態は、分離ガイド要素が、所定の旋回角度βに達したときに、第2のピボットジョイントをブロックすることで、プレガイド要素と共に、第1のピボットジョイントの周りで一緒に旋回可能な共通のレバーアームを形成することを特徴とする。
本目的は、さらに、家禽の屠体から両側で手羽先を切り離すための、冒頭で記載した方法によって達成され、家禽の屠体から手羽先を切り離すための上記の方法を順に2回実施し、それらの方法ステップは、それぞれ、右の手羽先を切り離すために1回と、左の手羽先を切り離すために1回実施される。
本発明のさらなる好適または適切な特徴および実施形態は、従属請求項および説明から明らかになる。特に好ましい実施形態について、添付の図面を参照して、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明による装置の斜視図である。 図2は、図1に示す装置の詳細図である。 図3は、別の視点からの、図1に示す詳細図である。 図4は、図1〜3に示す装置を、家禽の屠体と共に示している。 図5は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図6は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図7は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図8は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図9は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図10は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図11は、家禽の手羽元が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図である。 図12は、本発明による配置構成の斜視図である。
本発明による装置および本発明による方法について、上記の図面を参照して説明する。繰り返しを避けるため、装置に関連した記載は、本発明による方法にも当てはまるので、以下では、本発明による装置とは独立に、本発明による方法の選択された態様に関してのみ記載する。
図1は、家禽の屠体11から手羽先20(図1には示していない)を切り離すための、本発明による装置の斜視図を示している。この装置は、家禽の屠体11を搬送ラインに沿って搬送方向13に搬送するように構成された吊り下げコンベア装置12を備える。図1には、例として、3つのシャックル14を示しており、これにより、家禽の屠体11を逆さまに吊り下げて、好ましくは胸部を前向きにして、搬送方向13に搬送する。
家禽の屠体11の頸部および肩部領域は、この目的で構成された支持ガイド15によってガイドされ、支持ガイドは、家禽の屠体11またはシャックル14の下に配置されて、搬送方向13に延在する。支持ガイド15は、家禽の屠体11の頸部および肩部領域を支持するように構成された少なくとも1つの支持面16を有する。
図4は、より明確にするために、一例として、吊り下げコンベア装置12により搬送方向13に搬送される家禽の屠体11を1つのみ示している。図4に示すように、本発明による装置は、支持ガイド15の側方に隣接して配置されて、家禽の手羽中および家禽の屠体11の手羽先20をガイドするように構成された手羽中ガイド17を備える。
家禽の手羽自体は、手羽元とも呼ばれる家禽の上側手羽19からなる。手羽中とも呼ばれる家禽の下側手羽は、家禽の手羽元19に隣接している。手羽先20は、家禽の手羽中に隣接している。
家禽の手羽の方向付けおよび位置決めのために、本発明による装置は、固定配置されて、家禽の手羽元19を押さえるように構成された第1の押さえガイド21を備える。第1の押さえガイド21は、家禽の手羽元19をプリテンション下でガイドするように構成されている。このために、第1の押さえガイド21は、逆さまに吊り下げられて搬送される家禽の屠体11の家禽の手羽元19の下側に案内接触する。
搬送方向13に第1の押さえガイド21の下流に、第2の押さえガイド22が配置される。第2の押さえガイド22は、家禽の手羽元19を押さえるように構成された少なくとも2つのガイド要素23を有する。ガイド要素23は、それぞれ、復帰力に抗して撓んで動くことができるように配置されている。すなわち、ガイド要素23は、固定配置されるのではなく、可動に配置される。従って、ガイド要素23は、家禽の手羽元19の1つが通過するときに、ある程度撓むことができるように構成される。ガイド要素23は、さらに、自動的に初期位置に戻ることで、筋および腱の伸長によって家禽の手羽に生じる対向力に抗して、家禽の手羽元19にガイド力を付与するように構成される。
復帰力は、例えば、ガイド要素23の自重によって発生させる。あるいは、ガイド要素23はバネ付勢される。また、復帰力を発生させるために、自重とバネ戻り要素の組み合わせを用いてもよい。オプションとして、ガイド要素23の自重を個々の要件に合わせて所望の復帰力に最適に適応させるために、(図示していない)追加の重錘要素をガイド要素23上に配置することが可能である。
第2の押さえガイド22の領域に、手羽先20を切り離すように構成された分離装置24が設けられる。分離装置24は、例えば、搬送方向13に先細りになるV字形の切断ギャップを形成する2つのナイフを有し、その切断ギャップに、家禽の手羽中と手羽先20との間の分離される領域が入り込み、最終的に、分離切断によって家禽の手羽中から手羽先20が切り離される。
あるいは、例えば回転円形ナイフなど、別のナイフ構成を用いてよい。
さらに、本発明による装置を、図2および3に拡大図で示している。図1〜4に示す装置は、いずれも、搬送方向13から見て右側の手羽先20を切り離すように、すなわち、解剖学的には左の手羽を切り離すように構成されている。これは、単に、より明確にするためにすぎない。しかしながら、本発明による装置は、基本的に、右側と左側の両方で手羽先20を切り離すように構成される。後述する本発明による配置構成を示す図12も参照する。
好ましくは、ガイド要素23の1つは、分離装置24への入口で家禽の手羽元19を押さえるためのプレガイド要素25として構成される。分離装置24への入口とは、家禽の手羽の部位が分離装置24に係合する手前の搬送ラインの領域である。従って、プレガイド要素25は、後の分離プロセスの高い信頼性および精度を確保するための、家禽の手羽の予備方向付けおよび予備位置決めのために構成される。
さらに好ましくは、ガイド要素23の1つは、家禽の手羽中から手羽先20を切り離すための分離装置24の有効領域において家禽の手羽元19を押さえるための分離ガイド要素26として構成される。分離装置24の有効領域とは、分離装置24の領域にある搬送ライン部分である。
好ましくは、第1の押さえガイド21、手羽中ガイド17、プレガイド要素25、および分離ガイド要素26は、それぞれ、少なくとも概ねL字形のプロファイルを有して形成される。従って、上記のガイドは、それぞれ、家禽の手羽元19に対して重力の方向にガイド力を付与するように構成された手羽元ガイド面27を有する。さらに、上記のガイドは、それぞれ、家禽の手羽中に対して重力の方向に垂直にガイド力を付与するための手羽中ガイド面42を有する。
本発明による装置の機能について説明するために、図5〜11は、それぞれ、(簡略化して円として断面で示す)家禽の手羽元19が通り抜けるときの、本発明による装置の概略図を示している。より明確にするために、家禽の手羽のさらなる部位は、図5〜11に示していない。
有利には、プレガイド要素25は、旋回アーム上に配置される。旋回アーム28は、固定旋回軸29の周りで旋回可能に構成される。旋回軸29は、第1の押さえガイド21の上方の第1の端領域30を通るように構成される。
図5は、家禽の手羽元19がまだプレガイド要素25の手前の領域にあるときのスナップショットを示している。旋回アーム28は、プレガイド要素25と共に、待機位置にあり、第1のピボットジョイント31を形成して、固定旋回軸29の周りで旋回可能に配置されており、待機位置では、支持ガイド15に向かって傾斜した向きに設定される。従って、旋回アーム28およびプレガイド要素25は、待機位置では、傾斜角αで傾斜した傾斜位置にあるように、旋回可能に配置される。
好ましくは、第1のピボットジョイント31は、旋回量の制限を有する。このために、プレガイド要素25は、第1の押さえガイド21に向いた端面に、第1の対向面32を有する。対向面32は、傾斜角αを最大傾斜に制限するように構成されており、待機位置では、第1の押さえガイド21の第1の端面33と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接する。
図7では、対向面32は、例えば傾斜面として構成される一方、第1の端面33は、垂直な面として構成されることを示している。垂直な第1の端面33に対する対向面32の傾斜角を予め選択することにより、最大傾斜角αを設定および予め規定することができる。好ましくは、対向面32の傾斜角は、最大傾斜に厳密に相当する。
有利には、分離ガイド要素26は、入口側において、第2のピボットジョイント36を形成して、旋回可能な旋回軸35の周りで旋回可能であるように、旋回アーム28の自由端34に配置される。従って、旋回軸35は、静止しているのではなく、旋回アーム28のそれぞれの位置に応じて、その位置が円弧上で変化する。
図6に示すように、家禽の手羽元19が、プレガイド要素25の入口領域に入ると、旋回アーム28は、プレガイド要素25と共に、撓み旋回する。従って、旋回可能な旋回軸35は、円弧上で上向きの動きを示す。その結果、分離ガイド要素26は、旋回点の周りで旋回動する。この旋回点は、分離ガイド要素26が支持面上に載ることによって、または家禽の手羽元19の上に載ることによって、形成される。従って、旋回点は、静止しているのではなく、位置が変化する。
さらに好ましくは、分離ガイド要素26が、図5に示す待機位置では、支持ガイド15の支持面16に少なくとも概ね平行な方向すなわち平行または略平行のいずれかに設定されるように、分離ガイド要素26は、旋回アーム28の自由端34に配置される。
有利には、プレガイド要素25は、分離ガイド要素26に向いた端面に、第2の端面38を有する。第2の端面38は、所定の旋回角度βに達したときに、分離ガイド要素26の入口側の第2の対向面39と、少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接するように構成されていることで、分離ガイド要素26は、第2のピボットジョイント36をブロックして、プレガイド要素25と共に、第1のピボットジョイント31の周りで一緒に旋回可能な共通のレバーアームを形成する。
すなわち、プレガイド要素25と分離ガイド要素26は、上記の旋回角度βに達するかそれを超えると、ポジティブ結合が生じて、第2のピボットジョイント36をブロックするように、相互に結合する。その後、プレガイド要素25と分離ガイド要素26は、第1の固定旋回軸29の周りで一緒に旋回する。
家禽の屠体を搬送方向13にさらに搬送するときの、プレガイド要素25および分離ガイド要素26の結果としての位置を、図8〜11に示している。
本発明は、さらに、家禽の屠体11から両側で手羽先20を切り離すための、図12に示す配置構成によって達成される。図12に示すように、本発明による配置構成は、家禽の屠体11から手羽先20を切り離すための2つの装置40、41を含む。装置40、41は、それぞれ、上記の特徴を有する。2つの装置40、41は、順に互いに前後に配置されて、装置40は、右の手羽先を切り離すように構成され、他方の装置41は、左の手羽先20を切り離すように構成される。2つの装置40、41が前後に配置される順序は任意であり、手羽先20は逆の順序で切り離されてもよい。

Claims (22)

  1. 家禽の屠体(11)から手羽先(20)を切り離すための装置であって、
    家禽の屠体(11)を脚から吊り下げて、搬送ラインに沿って搬送方向(13)に搬送するように構成された吊り下げコンベア装置(12)と、
    前記搬送方向(13)に延在するとともに前記家禽の屠体(11)の下に配置されて、頸部および肩部領域をガイドするように構成された支持ガイド(15)であって、前記家禽の屠体(11)の前記頸部および肩部領域を支持するように構成された少なくとも1つの支持面(16)を有する支持ガイドと、
    前記支持ガイド(15)の側方に隣接して配置されて、家禽の手羽中および前記家禽の屠体(11)の手羽先(20)をガイドするように構成された手羽中ガイド(17)と、
    固定配置されて、家禽の手羽元(19)をプリテンション下で押さえるように構成された第1の押さえガイド(21)と、
    前記搬送方向(13)に前記第1の押さえガイド(21)の下流に配置されて、前記家禽の手羽元(19)を押さえるように構成された少なくとも2つのガイド要素(23)を有する第2の押さえガイド(22)であって、前記ガイド要素(23)は復帰力に抗して撓んで動くことができるように配置されている、第2の押さえガイドと、
    前記第2の押さえガイド(22)の領域で前記搬送ラインに沿って配置されて、前記手羽先(20)を切り離すように構成された分離装置(24)と、を備える装置。
  2. 前記ガイド要素(23)の1つは、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)として構成されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ガイド要素(23)の1つは、前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)として構成されることを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の装置。
  4. 前記第1の押さえガイド(21)、前記手羽中ガイド(17)、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)、および前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、それぞれ、少なくとも概ねL字形のプロファイルを有し、それぞれ、前記家禽の手羽元(19)に対して重力の方向にガイド力を付与するための手羽元ガイド面(27)と、前記家禽の手羽中に対して重力の方向に垂直にガイド力を付与するための手羽中ガイド面(42)と、を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)は旋回アーム(28)上に配置されて、前記旋回アーム(28)は、前記第1の押さえガイド(21)の上方の第1の端領域(30)を通る固定旋回軸(29)の周りで旋回可能に構成されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記旋回アーム(28)は、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)と共に、第1のピボットジョイント(31)を形成して、前記固定旋回軸(29)の周りで旋回可能に配置されており、待機位置では、前記支持ガイド(15)に向かって傾斜角αで傾斜した向きに設定されることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記第1のピボットジョイント(31)の旋回量を制限するために、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)は、前記第1の押さえガイド(21)に向いた端面に、前記傾斜角αを最大傾斜に制限するように構成された第1の対向面(32)を有し、待機位置では、前記第1の押さえガイド(21)の第1の端面(33)と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接することを特徴とする、請求項6に記載の装置。
  8. 前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、入口側において、第2のピボットジョイント(36)を形成して、旋回可能な旋回軸(35)の周りで旋回可能であるように、前記旋回アーム(28)の自由端に配置されることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の装置 。
  9. 前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、待機位置では、前記支持ガイド(15)の前記支持面(16)に少なくとも概ね平行な向きに設定されるように、前記分離ガイド要素(26)は、前記旋回アーム(28)の前記自由端(34)に配置されることを特徴とする、請求項8に記載の装置。
  10. 前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)は、前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)に向いた端面に、第2の端面(38)を有し、前記第2の端面は、所定の旋回角度βに達したときに、前記分離ガイド要素(26)の入口側の第2の対向面(39)と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接するように構成されていることで、前記分離ガイド要素(26)は、前記第2のピボットジョイント(36)をブロックして、前記プレガイド要素(25)と共に、前記旋回アーム(28)が前記プレガイド要素(25)と共に前記固定旋回軸(29)の周りで旋回可能に形成される第1のピボットジョイント(31)の周りで一緒に旋回可能な共通のレバーアームを形成することを特徴とする、請求項8または9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 家禽の屠体(11)から両側で手羽先を切り離すための配置構成であって、請求項1〜10のいずれか一項に記載の、家禽の屠体(11)から手羽先(20)を切り離すため装置(40,41)を2つ含み、前記装置(40,41)は、順に互いに前後に配置されて、前記装置の1つ(40)は、右の手羽先を切り離すように構成され、他方の装置(41)は、左の手羽先(20)を切り離すように構成される、配置構成。
  12. 家禽の屠体(11)から手羽先(20)を切り離す方法であって、
    吊り下げコンベア装置(12)によって、家禽の屠体(11)を脚から吊り下げて、搬送ラインに沿って搬送方向(13)に搬送するステップと、
    前記搬送方向(13)に延在するとともに前記家禽の屠体(11)の下に配置されて、前記家禽の屠体(11)の頸部および肩部領域を支持するように構成された少なくとも1つの支持面(16)を有する支持ガイド(15)によって、前記頸部および肩部領域をガイドするステップと、
    前記支持ガイド(15)の側方に隣接して配置された手羽中ガイド(17)によって、家禽の手羽中および前記家禽の屠体(11)の手羽先(20)をガイドするステップと、
    固定配置された第1の押さえガイド(21)によって、家禽の手羽元(19)をプリテンション下で押さえるステップと、
    前記搬送方向(13)に前記第1の押さえガイド(21)の下流に配置されて、復帰力に抗して撓んで動くことができるように配置された少なくとも2つのガイド要素(23)を有する第2の押さえガイド(22)によって、前記家禽の手羽元(19)を押さえるステップと、
    前記第2の押さえガイド(22)の領域で前記搬送ラインに沿って配置された分離装置(24)によって、前記手羽先(20)を切り離すステップと、を含む方法。
  13. 前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)として構成された前記ガイド要素(23)の1つによって、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を予備方向付けすることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において、分離ガイド要素(26)として構成された前記ガイド要素(23)の1つによって、前記家禽の手羽元(19)を押さえることを特徴とする、請求項12または13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記家禽の手羽元(19)に対して重力の方向にガイド力を付与するとともに、前記家禽の手羽中に対して重力の方向に垂直にガイド力を付与することと、前記手羽中ガイド(17)、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)、および前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、それぞれ、少なくとも概ねL字形のプロファイルを有し、少なくとも概ね水平に向いた手羽元ガイド面(27)と、それに対して少なくとも概ね垂直に向いた手羽中ガイド面(42)と、を有して構成されていること、を特徴とする、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第1の押さえガイド(21)の上方の第1の端領域(30)を通る固定旋回軸(29)の周りで旋回する旋回アーム(28)上に配置された、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)が撓み旋回することにより、前記プレガイド要素(25)によって前記家禽の手羽元(19)を押さえることを特徴とする、請求項12〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記旋回アーム(28)は前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)と共に、第1のピボットジョイント(31)を形成して、前記固定旋回軸(29)の周りで旋回することで、待機位置では、前記支持ガイド(15)に向かって傾斜角αで傾斜した向きに設定されることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)は、前記第1の押さえガイド(21)に向いた端面に、前記傾斜角αを最大傾斜に制限するように構成された第1の対向面(32)を有し、待機位置で、前記第1の押さえガイド(21)の第1の端面(33)と少なくとも部分的にポジティブロックを形成して当接することで、前記第1のピボットジョイント(31)の旋回量を制限することを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、入口側において、前記第1の押さえガイド(21)の上方の第1の端領域(30)を通る固定旋回軸(29)の周りで旋回する旋回アーム(28)の自由端(34)に旋回可能に配置されることで、前記分離ガイド要素(26)は、第2のピボットジョイント(36)を形成して、旋回可能な旋回軸(35)の周りに旋回することを特徴とする、請求項14〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、待機位置では、前記支持ガイド(15)の前記支持面(16)に少なくとも概ね平行な向きに設定されることを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 前記家禽の手羽中から前記手羽先(20)を切り離すための前記分離装置(24)の有効領域において前記家禽の手羽元(19)を押さえるための分離ガイド要素(26)は、所定の旋回角度βに達したときに、前記第2のピボットジョイント(36)をブロックすることで、前記分離装置(24)への入口で前記家禽の手羽元(19)を押さえるためのプレガイド要素(25)と共に、前記旋回アーム(28)が前記プレガイド要素(25)と共に前記固定旋回軸(29)の周りで旋回可能に形成される前記第1のピボットジョイント(31)の周りで一緒に旋回可能なレバーアームを形成することを特徴とする、請求項19または20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 請求項12〜21のいずれか一項に記載の、家禽の屠体(11)から手羽先(20)を切り離すための方法を2回実施することにより、家禽の屠体(11)から両側で手羽先(20)を切り離すための方法であって、前記方法を、それぞれ、右の手羽先を切り離すために1回と、左の手羽先(20)を切り離すために1回実施する、方法。
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