JP6965665B2 - リリーフ弁の開弁判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射システムのリリーフ弁が開弁していることを判定する装置に関する。
特許文献1には、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプと、燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器と、蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁と、を備える燃料噴射システムが開示されている。
燃料噴射システムでは、燃料ポンプと蓄圧容器との間に、燃圧が所定値よりも高圧となる場合に開弁するリリーフ弁が設けられている。蓄圧容器の圧力が所定値より高くなる異常状態では、リリーフ弁が開弁することで蓄圧容器を減圧する。
特許第3610894号公報
燃料ポンプが故障することで、燃料ポンプの吐出量が最大吐出量となるフル吐出異常が生じる場合がある。フル吐出異常は、例えば、燃料ポンプの吐出量を制御する調量弁の故障により生じる。フル吐出異常が生じると、蓄圧容器内の燃圧が所定値よりも大きくなることで、リリーフ弁が開弁状態となる。
ここで、蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサを設けておき、リリーフ弁が開弁している状態である開弁状態を圧力センサの検出値により判定することが考えられる。しかし、リリーフ弁が開弁することで、蓄圧容器内の燃圧はリリーフ弁の開弁時よりも低下している。そのため、圧力センサの検出値によりリリーフ弁の開弁状態を判定すると、リリーフ弁が開弁状態であっても、リリーフ弁が閉弁していると誤判定してしまうおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、リリーフ弁が開弁していることを適正に判定することができるリリーフ弁の開弁判定装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るリリーフ弁の開弁判定装置では、内燃機関の駆動軸の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプと、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁と、前記蓄圧容器内の検出圧を検出する圧力センサと、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁とを備え、前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用される。開弁判定装置は、前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧の変動を示す変動幅を取得する取得部と、取得された前記変動幅と所定の幅判定値との比較結果に基づいて、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、を備える。
燃料ポンプのフル吐出異常によりリリーフ弁が開弁状態になると、燃料ポンプによる燃料吐出に伴う燃圧上昇と、リリーフ弁が開弁していることに伴う燃圧低下とが共に生じる。そのため、蓄圧容器内に燃圧変動が生じ、この燃圧変動はリリーフ弁が閉弁している状態での燃料吐出に伴う燃圧上昇と燃料噴射弁による燃料噴射に伴う燃圧低下とにより生じる燃圧変動よりも大きくなる。この点、上記構成では、検出圧が開弁圧まで上昇したと判定された場合において、検出圧の変動を示す変動幅を取得する。そして、取得された変動幅と所定の幅判定値との比較結果に基づいて、リリーフ弁が開弁状態にあることを判定することとした。この場合、変動幅と幅判定値との比較結果により、リリーフ弁の開弁状態と閉弁状態とを明確に区別することができ、リリーフ弁の開弁状態を適正に判定することができる。
燃料供給システムの構成図。 デリバリパイプ内の燃圧変化を説明する図。 開弁判定処理を説明するフローチャート。 各諸条件と上昇時間判定値との関係性を説明する図。 各諸条件と幅判定値との関係性を説明する図。 本実施形態の作用を説明するタイミングチャート。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係るリリーフ弁の開弁判定装置が適用される燃料噴射システムについて、図面を参照しつつ説明する。図1では、燃料噴射システム10は、4気筒のエンジン100(内燃機関に相当)に適用されている。
シリンダブロック110の各気筒には駆動軸12に連結されたピストンが収容されている。また、各気筒は、吸気ポートを通じて流入空気が流れる吸気配管に接続されており、排気ポートを通じて排気ガスが排気される排気配管に接続されている。
本実施形態では、エンジン100は筒内噴射型(直噴型)であるため、気筒毎に燃料を噴射するインジェクタ62が設けられている、また、エンジン100のシリンダヘッドには、気筒ごとに点火プラグが取り付けられており、点火プラグの火花放電によって筒内の混合気が着火される。
駆動軸12の外周側には、駆動軸12が所定クランク角で回転するごとにパルス信号を出力する回転角センサ13が取り付けられている。回転角センサ13からのクランク角信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度Neが検出される。
燃料噴射システム10は、インジェクタ62に加えて、燃料タンク18と、高圧ポンプ30と、デリバリパイプ60と、ECU90とを備えている。高圧ポンプ30が燃料ポンプに相当し、デリバリパイプ60が蓄圧容器に相当し、インジェクタ62が燃料噴射弁に相当する。
燃料タンク18の内部には、燃料を吸入し、加圧した後に吐出する低圧ポンプ20が設けられている。低圧ポンプ20の出口は低圧側配管22に連通している。低圧ポンプ20により吐出される燃料の圧力は、レギュレータ等により調節されている。また、燃料タンク18の内部には、燃料温度を検出するための燃料温度センサ16が設けられている。また、燃料タンク18の内部には、燃料性状であるアルコール濃度を検出するためのアルコール濃度センサ17が設けられている。燃料温度センサ16及びアルコール濃度センサ17は、ECU90に接続されており、検出値をECU90に出力する。
高圧ポンプ30は、低圧側配管22から供給される燃料を高圧化して、高圧側配管44に吐出する。本実施形態では、高圧ポンプ30が燃料ポンプに相当する。
高圧ポンプ30のシリンダボディ32には、低圧室40及び加圧室42が形成されている。低圧室40は、低圧側配管22に連通しており、低圧側配管22を通じて供給される燃料を蓄える。低圧室40と加圧室42とが連通する通路には調量弁36が設けられている。調量弁36は、ECU90に接続されており、ECU90からの制御信号により低圧室40から加圧室42への燃料の供給量が調整される。
加圧室42には、往復動作により加圧室42内の圧力を変化させるプランジャ34が設けられている。プランジャ34における加圧室42と反対側の端は、カム14に連結されている。カム14はエンジン100の駆動軸12に連結されており、エンジン回転速度Neに応じて、カム14の回転速度が変化する。プランジャ34は、カム14の回転により上死点と下死点との間で往復動する。
加圧室42には、加圧室42内で加圧された燃料を吐出する吐出弁38が設けられている。吐出弁38の吐出口は、デリバリパイプ60に繋がる高圧側配管44に連通している。吐出弁38は、加圧室42から高圧側配管44へ燃料を流通させる逆止弁であり、加圧室42内の燃圧が所定の吐出圧以上になると開弁状態となる。
調量弁36が開弁状態となり、かつプランジャ34が上死点から下死点に向かって低下することにより、低圧室40内の燃料が加圧室42へ吸入される。調量弁36が開弁状態であり、プランジャ34が下死点から上死点に向かって上昇することで、加圧室42内の燃料が調量弁36を介して低圧室40へ戻される。そして、調量弁36が閉弁状態となり、プランジャ34の上昇が継続することで、加圧室42内の燃料が加圧される。加圧室42の燃圧が吐出圧以上となることで、吐出弁38による燃料の吐出が行われる。
高圧側配管44と連通するデリバリパイプ60は、高圧ポンプ30により吐出された燃料を加圧状態で蓄える。デリバリパイプ60には、燃料を噴射するインジェクタ62が連通している。
高圧側配管44には、デリバリパイプ60内の燃料を減圧するリリーフ弁80が設けられている。リリーフ弁80は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁する。
リリーフ弁80の入口側は、高圧側配管44と連通し、出口側は、戻り配管45を通じて低圧室40と連通している。リリーフ弁80が開弁状態となることで、高圧側配管44内の燃料がリリーフ弁80を通じて低圧室40へ戻り、デリバリパイプ60が減圧する。リリーフ弁80を開弁状態にする開弁圧は、例えば、デリバリパイプ60が劣化する前の耐圧(レール耐圧)よりも低くなるよう定められている。
デリバリパイプ60には、デリバリパイプ60の燃圧を検出する圧力センサ82が設けられている。圧力センサ82は、ECU90に接続されており、検出した燃圧(以下、検出圧Pmという)をECU90に出力する。なお、圧力センサ82は、高圧側配管44内の燃圧や、インジェクタ62内の燃圧を検出するものであってもよい。
ECU90は、CPU、ROM、RAM、駆動回路、入出力インターフェース等を備えるマイクロコンピュータである。ECU90は、デリバリパイプ60内の燃圧の目標値である目標燃圧と圧力センサ82により検出された検出圧Pm(検出圧)との偏差に基づいて、高圧ポンプ30の吐出量をフィードバック制御する。具体的には、目標燃圧に応じて、高圧ポンプ30が備える調量弁36の開弁期間を制御することにより、吐出弁38の吐出量を制御する。
上記構成の燃料噴射システム10において、デリバリパイプ60内の燃圧がリリーフ弁80を開弁させる異常高圧(開弁圧)まで上昇した場合に、リリーフ弁80が開弁することで、デリバリパイプ60の燃圧が低下する。図2(a)は、デリバリパイプ60内の燃圧変化の推移を示すタイミングチャートである。
図2(a)に示すように、時刻t1以前では、高圧ポンプ30が故障しておらず、デリバリパイプ60の燃圧が目標燃圧に近い値となるよう高圧ポンプ30の吐出量が制御されている。図2(b)に示すように、時刻t1以前では、高圧ポンプ30による燃料吐出に伴う燃圧上昇と、インジェクタ62による燃料噴射に伴う燃圧低下とが繰り返されることで、デリバリパイプ60内の燃圧が目標燃圧に保たれている。
時刻t1の直前において高圧ポンプ30が故障することで、高圧ポンプ30が最大吐出量で吐出を行うフル吐出異常となったとする。高圧ポンプ30からの1回の吐出量が、インジェクタ62の1回の燃料噴射量を上回り、高圧ポンプ30による吐出毎にデリバリパイプ60内の燃圧が上昇している。
時刻t2において、燃圧がリリーフ弁80の開弁圧P1に到達し、リリーフ弁80が開弁状態となっている。リリーフ弁80が開弁状態となることで、高圧側配管44の燃料が戻り配管45を通じて低圧室40に戻り、時刻t3において、デリバリパイプ60の燃圧の低下が生じる。
リリーフ弁80は、燃圧が開弁圧P1よりも低い閉弁圧となるまで開弁状態を維持するため、リリーフ弁80が開弁した後は、デリバリパイプ60内の燃圧低下が継続する。そのため、デリバリパイプ60内の燃圧は、リリーフ弁80の開弁圧P1よりも低い値となる。一方で、リリーフ弁80の閉弁状態においても、フィードバック制御による燃料吐出量の制限により、燃圧低下が生じる。そのため、検出圧Pmからでは、リリーフ弁80が開弁状態であるか閉弁状態であるかを区別することがむずかしい。
デリバリパイプ60が異常高圧となった後、リリーフ弁80が開弁状態となることで、高圧ポンプ30の燃料吐出に伴う燃圧上昇と、リリーフ弁80の開弁状態に伴う燃圧低下とが共に生じ、デリバリパイプ60内に燃圧変動が生じる(図2(c))。リリーフ弁80の開弁状態での燃圧変動は、閉弁状態での燃圧変動よりも大きくなる。そのため、リリーフ弁80の開弁状態では、デリバリパイプ60内の燃圧変動を示す変動幅W2(図2(c))が、閉弁状態での燃圧変動を示す変動幅W1(図2(b))よりも大きくなる。
本実施形態では、デリバリパイプ60内の燃圧変動を変動幅として取得し、取得した変動幅に基づいてリリーフ弁80の開弁状態と閉弁状態とを判定することとした。具体的には、ECU90は、デリバリパイプ60内の燃圧がリリーフ弁80の開弁圧まで上昇したことを判定し、判定後における変動幅と所定の幅判定値との比較結果に基づいて、リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する。
次に、ECU90により実施される、リリーフ弁80の開弁判定処理を、図3を用いて説明する。図3に示す開弁判定処理は、ECU90により所定周期で繰り返し実行される。
ステップS11では、検出圧Pmがリリーフ弁80を開弁させる高圧異常状態まで上昇しているか否かを判定する。本実施形態では、検出圧Pmをリリーフ弁80の開弁圧P1と比較する。ステップS11が燃圧判定部に相当する。
検出圧Pmが開弁圧P1よりも大きければステップS12に進む。ステップS12では、検出圧Pmが開弁圧P1よりも大きな値に維持される時間を判定する異常判定値TH1を設定する。本実施形態では、燃圧変化に影響を与える諸条件に基づいて、異常判定値TH1を設定している。具体的には、燃圧変化に影響を与える諸条件として、回転角センサ13により検出されるエンジン回転速度Neと、インジェクタ62の1回当たりの燃料噴射量を示す燃料噴射量Qと、燃料温度センサ16により計測された燃料温度Tempと、燃料に含まれるアルコール濃度ALCを示す燃料性状とを用いる。
図4は、各諸条件と異常判定値TH1との関係性を説明する図である。図4(a)は、横軸をエンジン回転速度Neとし、縦軸を異常判定値TH1とするグラフである。図4(b)は、横軸を燃料噴射量Qとし、縦軸を異常判定値TH1とするグラフである。図4(c)は、横軸を燃料温度Tempとし、縦軸を異常判定値TH1とするグラフである。図4(d)は、横軸をアルコール濃度ALCとし、縦軸を異常判定値TH1とするグラフである。
エンジン回転速度Neが小さいほど、インジェクタ62の燃料噴射の頻度が低くなるためデリバリパイプ60が高圧異常状態に維持され易くなる。そのため、図4(a)に示すように、エンジン回転速度Neが低いほど、異常判定値TH1が大きな値に設定される。
燃料噴射量Qが小さいほど、1回の燃料噴射での燃圧の低下量が小さくなり、デリバリパイプ60が高圧異常状態に維持され易くなる。そのため、図4(b)に示すように、燃料噴射量Qが小さいほど、異常判定値TH1が大きな値に設定される。
燃料温度Tempが高いほど、燃料の体積弾性係数が低くなり、デリバリパイプ60が高圧異常状態に維持され易くなる。そのため、図4(c)に示すように、燃料温度Tempが高いほど、異常判定値TH1が大きい値に設定される。
燃料に含まれるアルコール濃度が低いほど、燃料の体積弾性係数が低くなり、デリバリパイプ60が高圧異常状態に維持され易くなる。そのため、図4(d)に示すように、アルコール濃度が低いほど、異常判定値TH1が大きい値に設定される。
燃圧変化に対する影響は、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qが、燃料温度Temp及びアルコール濃度ALCよりも高くなる。そのため、本実施形態では、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qにおける異常判定値TH1の重み付けを大きくし、燃料温度Temp及びアルコール濃度ALCにおける異常判定値TH1の重み付けを小さくしている。
ステップS13では、異常判定カウンタCo1を増加させる。異常判定カウンタCo1は、検出圧Pmが開弁圧P1よりも大きな値を継続する時間を計測する値である。なお、ステップS11において、検出圧Pmが開弁圧P1以下であれば、ステップS14に進み、異常判定カウンタCo1を零にリセットする。
ステップS15では、待ち時間カウンタCo2が0以上であるか否かを判定する。待ち時間カウンタCo2は初期値が0である。待ち時間カウンタCo2が初期値である場合、ステップS15において否定判定し、ステップS16に進む。
ステップS16では、異常判定カウンタCo1をステップS12で設定した異常判定値TH1と比較する。異常判定カウンタCo1が異常判定値TH1以下であると判定すると、図3の処理を一旦終了する。そして、次回処理において、検出圧Pmが開弁圧P1よりも大きな値であれば、ステップS13において異常判定カウンタCo1を増加する。
一方、ステップS16において、異常判定カウンタCo1が異常判定値TH1よりも大きな値であると判定した場合、デリバリパイプ60が高圧異常状態であるため、ステップS17に進む。
ステップS17では、待ち時間カウンタCo2を増加させる。デリバリパイプ60内の燃圧が低下する期間では、リリーフ弁80が閉弁している状態でも、燃圧変動が大きくなる場合がある。そこで、ECU90は、検出圧Pmが開弁圧P1まで上昇したと判定してから所定の待ち時間の経過後の検出圧Pmをデリバリパイプ60内の収束燃圧として検出する。具体的には、待ち時間カウンタCo2によりデリバリパイプ60内の燃圧が収束するまでの時間をカウントする。
ステップS18では、待ち時間カウンタCo2が収束判定値TH2よりも大きいか否かを判定する。収束判定値TH2は、デリバリパイプ60内の燃圧が開弁圧P1から収束燃圧に低下するのに要する時間を示している。例えば、収束判定値TH2は、燃料温度や、燃圧性状に応じて、その値を変更すればよい。待ち時間カウンタCo2が収束判定値TH2以下であれば、図3の処理を一旦終了する。この場合、次回のステップS17の処理において、待ち時間カウンタCo2を増加する。
ステップS18において、待ち時間カウンタCo2が収束判定値TH2よりも大きければ、デリバリパイプ60内の燃圧が収束したとして、ステップS19に進む。
ステップS19では、検出圧Pmに基づいてデリバリパイプ60内の燃圧の変動幅Wを算出する。本実施形態では、エンジン回転速度Neに応じた、検出圧Pmの変動周期内での最大値と最小値とをそれぞれ取得し、取得した最大値から最小値を引いた値を変動幅Wとして算出する。例えば、変動周期内における検出圧Pmの最大値から最小値を引いた値を複数回算出し、算出した各値の平均値を変動幅Wとして算出するものであってもよい。ステップS19が取得部に相当する。
ステップS20では、変動幅Wを判定するための幅判定値TH3を設定する。本実施形態では、幅判定値TH3を、リリーフ弁80が閉弁していると想定した場合における、燃圧の推定変動幅により設定する。リリーフ弁80の閉弁状態では、デリバリパイプ60内の燃圧の変化状態は諸条件によって異なる。そのため、燃圧の変化態様に影響を与える諸条件を考慮して幅判定値TH3を設定する。具体的には、エンジン回転速度Neと、燃料噴射量Qと、燃料温度Tempと、燃料の性状(アルコール濃度ALC)とを諸条件として幅判定値TH3を設定する。
図5は、諸条件と幅判定値TH3との関係性を説明する図である。図5(a)は、横軸をエンジン回転速度Neとし、縦軸を幅判定値TH3とするグラフである。図5(b)は、燃料噴射量Qとし、縦軸を幅判定値TH3とするグラフである。図5(c)は、横軸を燃料温度Tempとし、縦軸を幅判定値TH3とするグラフである。図5(d)は、横軸をアルコール濃度ALCとし、縦軸を幅判定値TH3とするグラフである。
デリバリパイプ60内に脈動が生じる場合、変動幅(変動幅)は所定の回転速度N1で最大となる。そのため、図5(a)に示すように、回転速度N1での変動幅が最大となるように、エンジン回転速度Neに応じて、幅判定値TH3を設定する。
インジェクタ62の燃料噴射量Qが大きいほど、インジェクタ62の燃料消費に伴うデリバリパイプ60内の燃圧低下量が大きく、収束燃圧が低くなる。デリバリパイプ60内の収束燃圧が低いほど、単位時間当たりの燃料噴射量を示す燃料噴射率が小さくなり、燃料に生じる変動幅が小さくなる。そのため、図5(b)に示すように、燃料噴射量Qが大きいほど、幅判定値TH3を小さい値に設定する。
デリバリパイプ60の燃料温度Tempが高いほど、燃料の体積弾性係数が低くなり、高圧ポンプ30により吐出される燃料の吐出燃圧が低い値となる。吐出燃圧が低いほど、燃料に生じる変動幅が小さくなる。そのため、図5(c)に示すように、燃料温度Tempが高いほど、幅判定値TH3が小さい値に設定される。
燃料に含まれるアルコール濃度ALCが低いほど、燃料の体積弾性係数が低くなり、高圧ポンプ30により吐出される燃料の吐出燃圧が低い値となる。そのため、図5(d)に示すように、アルコール濃度ALCが低いほど、幅判定値TH3が小さい値に設定される。
燃圧変化に対する影響は、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qが、燃料温度Temp及びアルコール濃度ALCよりも高くなる。そのため、本実施形態では、幅判定値TH3の設定において、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qの幅判定値TH3に対する重み付けを、燃料温度Temp及びアルコール濃度ALCの幅判定値TH3に対する重み付けよりも高くしている。
図3に戻りステップS21〜S25では、ステップS19で算出した変動幅Wと、幅判定値TH3との比較結果を用いて、リリーフ弁80の開弁判定を行う。ステップS21〜S25が開弁判定部に相当する。
まず、ステップS21では、ステップS19で算出した変動幅Wが、ステップS20で設定した幅判定値TH3よりも大きいか否かを判定する。変動幅Wが幅判定値TH3よりも大きければ、ステップS22に進み、開弁判定用カウンタCo3を増加させる。開弁判定用カウンタCo3は、変動幅Wが幅判定値TH3よりも大きい値である時間を計測する値である。一方、変動幅Wが幅判定値TH3以下であれば、ステップS21に進み、開弁判定用カウンタCo3を零にリセットする。
ステップS24では、開弁判定用カウンタCo3が時間判定値TH4よりも大きいか否かを判定する。開弁判定用カウンタCo3が時間判定値TH4よりも大きければ、ステップS25に進み、リリーフ弁80が開弁状態であることを判定する。一方、開弁判定用カウンタCo3が時間判定値TH4以下であれば、リリーフ弁80の開弁状態を判定することなく、図3の処理を一旦終了する。
次に、図6を用いて本実施形態に係る作用を説明する。
図6は、開弁判定処理を示すタイムチャートである。なお、図6では、エンジン回転速度Neが一定に保たれるアイドリング状態での、燃圧の変化を示している。
時刻t21よりも前に高圧ポンプ30が故障しており、高圧ポンプ30がフル吐出異常となったとする。そのため、デリバリパイプ60内の燃圧が上昇し始める。また、高圧ポンプ30のフル吐出異常に伴い、デリバリパイプ60内の変動幅も大きくなっている。
時刻t22において、デリバリパイプ60の燃圧が開弁圧P1を超えると、リリーフ弁80が開弁状態となる。時刻t23において、異常判定カウンタCo1が異常判定値TH1よりも大きくなることで、デリバリパイプ60の高圧異常状態が判定される。そのため、待ち時間カウンタCo2の計測が開始される。
リリーフ弁80の開弁状態に伴う、デリバリパイプ60内の燃圧の低下が生じ、その後、燃圧が収束燃圧まで収束する。図6では、時刻t24において、待ち時間カウンタCo2が収束判定値TH2よりも大きくなることで、デリバリパイプ60内の燃圧変動を示す変動幅の計測が開始される。
時刻t24以後においても、変動幅が継続して幅判定値TH3よりも大きく、開弁判定用カウンタCo3が増加されている。そして、開弁判定用カウンタCo3が時間判定値TH4よりも大きくなることで、リリーフ弁80の開弁状態が判定される。
以上説明した本実施形態では以下の効果を奏する。
・ECU90は、検出圧がリリーフ弁80の開弁圧P1まで上昇したことを判定した場合に、検出圧Pmの変動を示す変動幅Wと幅判定値TH3との比較結果に基づいて、リリーフ弁80が開弁状態にあることを判定することとした。この場合、変動幅Wと幅判定値TH3との比較結果により、リリーフ弁80の開弁状態と閉弁状態とを明確に区別することができ、リリーフ弁80の開弁状態を適正に判定することができる。
・ECU90は、エンジン回転速度Neに基づいて、幅判定値TH3を設定することとした。この場合、エンジン回転速度Neに伴う燃圧の変動傾向に応じて、幅判定値TH3を設定でき、リリーフ弁80の開弁判定の精度を高めることができる。
・ECU90は、インジェクタ62による燃料噴射量Qに基づいて、幅判定値TH3を設定することとした。この場合、インジェクタ62による燃料噴射量Qに伴う燃圧の変動傾向に応じて、幅判定値TH3を設定でき、リリーフ弁80の開弁判定の精度を高めることができる。
・ECU90は、デリバリパイプ60の燃料温度Tempに基づいて、幅判定値TH3を設定することとした。この場合、燃料温度Tempに伴う燃圧の変動傾向に応じて、幅判定値TH3を設定でき、リリーフ弁80の開弁判定の精度を高めることができる。
・ECU90は、燃料のアルコール濃度ALCに基づいて、幅判定値TH3を設定することとした。この場合、燃料のアルコール濃度ALCに伴う燃圧の変動傾向に応じて、幅判定値TH3を設定でき、リリーフ弁80の開弁判定の精度を高めることができる。
・ECU90は、デリバリパイプ60の検出圧Pmが開弁圧P1まで上昇したと判定した場合において、検出圧Pmが収束した後に変動幅Wを取得する。そして、取得した変動幅Wに基づいて、リリーフ弁80が開弁状態にあることを判定することとした。この場合、リリーフ弁80の開弁状態と閉弁状態との間で燃圧変動の差が大きい期間で、リリーフ弁80の開弁判定を実施することができる。その結果、リリーフ弁80の開弁判定の精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
・図3のステップS21において、ECU90は、変動幅Wが幅判定値TH3よりも大きいと判定した場合に、ステップS25に進み、開弁判定を行ってもよい。
・ステップS20において、幅判定値TH3を設定する諸条件として、エンジン回転速度Ne及び燃料噴射量Qの少なくともいずれかを用いるものであってもよい。
・リリーフ弁80は、デリバリパイプ60に設けられていてもよい。
10…燃料噴射システム、12…駆動軸、30…高圧ポンプ、60…デリバリパイプ、62…インジェクタ、80…リリーフ弁、82…圧力センサ、100…エンジン。

Claims (5)

  1. 内燃機関(100)の駆動軸(12)の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプ(30)と、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器(60)と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(62)と、前記蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサ(82)と、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁(80)とを備え、
    前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用され、
    前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、
    前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧の変動を示す変動幅を取得する取得部と、
    前記変動幅が最大となる前記内燃機関の所定回転速度よりも低い回転速度では、該回転速度が高いほど幅判定値を大きく設定し、前記所定回転速度よりも高い回転速度では、該回転速度が高いほど幅判定値を小さく設定し、取得された前記変動幅が設定した前記幅判定値よりも大きいと判定した場合、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、
    を備えるリリーフ弁の開弁判定装置。
  2. 内燃機関(100)の駆動軸(12)の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプ(30)と、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器(60)と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(62)と、前記蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサ(82)と、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁(80)とを備え、
    前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用され、
    前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、
    前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧の変動を示す変動幅を取得する取得部と、
    前記燃料噴射弁の燃料噴射量が大きいほど幅判定値を小さく設定し、取得された前記変動幅が設定した前記幅判定値よりも大きいと判定した場合、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、
    を備えるリリーフ弁の開弁判定装置。
  3. 内燃機関(100)の駆動軸(12)の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプ(30)と、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器(60)と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(62)と、前記蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサ(82)と、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁(80)とを備え、
    前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用され、
    前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、
    前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧の変動を示す変動幅を取得する取得部と、
    前記蓄圧容器の燃料温度が高いほど幅判定値を小さく設定し、取得された前記変動幅が設定した前記幅判定値よりも大きいと判定した場合、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、
    を備えるリリーフ弁の開弁判定装置。
  4. 内燃機関(100)の駆動軸(12)の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプ(30)と、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器(60)と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(62)と、前記蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサ(82)と、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁(80)とを備え、
    前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用され、
    前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、
    前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧の変動を示す変動幅を取得する取得部と、
    前記燃料に含まれるアルコール濃度が低いほど幅判定値を小さく設定し、取得された前記変動幅が設定した前記幅判定値よりも大きいと判定した場合、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、
    を備えるリリーフ弁の開弁判定装置。
  5. 前記取得部は、前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧が収束した後に前記変動幅を取得し、
    前記開弁判定部は、前記検出圧が収束した後の前記変動幅に基づいて、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する請求項1〜4のいずれか一項に記載のリリーフ弁の開弁判定装置。
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