JP7047293B2 - リリーフ弁の開弁判定装置 - Google Patents
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Description
以下、第1実施形態に係るリリーフ弁の開弁判定装置が適用される燃料噴射システムについて、図面を参照しつつ説明する。図1では、燃料噴射システム10は、4気筒のエンジン100(内燃機関に相当)に適用されている。
TH1=Tb×Ct×Cp×Cf … (1)
ステップS35の処理が終了すると、図3のステップS15に進む。
第2実施形態では第1実施形態と異なる構成を中心に説明する。なお、同一の符号を付した箇所は同一の箇所を示し、その説明は繰り返さない。
上記式(2)において、TqはPEの算出周期でのインジェクタ62の燃料噴射量による燃料消費量である。また、Kは燃料の体積弾性係数であり、Aは調整値であり、Vは高圧側配管44及びデリバリパイプ60の合計容積である。なお、デリバリパイプ60の容積と比較して高圧側配管44の容積を無視できる場合は、デリバリパイプ60の容積をVとしてもよい。
・ECU90は、圧力低下パラメータとして、燃圧低下期間におけるデリバリパイプ60内の圧力低下の傾きを取得するものであってもよい。この場合、図3のステップS13において、ECU90は、第1燃圧から第2燃圧を引いた値を、実測時間で割ることで、圧力低下の傾きを算出すればよい。これ以外にも、燃圧低下量を、低下に要した時間で割ることで、圧力低下の傾きを算出してもよい。
Claims (2)
- 内燃機関(100)の駆動軸(12)の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプ(30)と、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器(60)と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(62)と、前記蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサ(82)と、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁(80)とを備え、
前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用され、
前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、
前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧が上昇から低下に転じた後の圧力低下の傾き又はその相関値を示す圧力低下パラメータを取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記圧力低下パラメータと所定の比較値とを比較し、その結果に基づいて、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、
を備えるリリーフ弁の開弁判定装置であって、
前記圧力低下パラメータは、前記燃圧が所定圧まで低下するのに要する時間であり、
前記比較値は、
前記内燃機関の回転速度が高く、前記燃料噴射弁の噴射量が多いほど、小さい値に設定される基本値と、
前記蓄圧容器内の燃料温度が高いほど、大きい値に設定される温度補正値と、
前記検出圧が高いほど、小さい値に設定される燃圧補正値と、
前記燃料に含まれるアルコール濃度が高いほど、小さい値に設定される性状補正値と、
を乗算することにより算出される判定値である、リリーフ弁の開弁判定装置。 - 内燃機関(100)の駆動軸(12)の回転により駆動され、燃料を高圧化して吐出する燃料ポンプ(30)と、前記燃料ポンプから吐出される高圧燃料を蓄える蓄圧容器(60)と、前記蓄圧容器内の高圧燃料を噴射する燃料噴射弁(62)と、前記蓄圧容器内の燃圧を検出する圧力センサ(82)と、前記蓄圧容器、又は前記燃料ポンプから前記蓄圧容器までの高圧配管に設けられ内部の燃圧が異常高圧になることに伴い開弁するリリーフ弁(80)とを備え、
前記リリーフ弁は、所定の開弁圧まで燃圧が上昇することで開弁し、その開弁状態で前記開弁圧よりも低圧側の所定の閉弁圧まで燃圧が低下することで閉弁するものである燃料噴射システムに適用され、
前記圧力センサにより検出された検出圧が前記開弁圧まで上昇したことを判定する燃圧判定部と、
前記検出圧が前記開弁圧まで上昇したと判定された場合において、前記検出圧が上昇から低下に転じた後の圧力低下の傾き又はその相関値を示す圧力低下パラメータを取得する取得部と、
前記リリーフ弁が閉弁されている状態で、前記燃料ポンプによる燃料吐出が停止され、かつ前記燃料噴射弁による燃料噴射が実施されると想定した場合における前記蓄圧容器内の燃圧の推定挙動を算出する推定挙動算出部と、
前記取得部により取得された前記圧力低下パラメータと所定の比較値とを比較し、その結果に基づいて、前記リリーフ弁が開弁状態にあることを判定する開弁判定部と、
を備えるリリーフ弁の開弁判定装置であって、
前記圧力低下パラメータは、前記燃圧が上昇から低下に転じた後の圧力低下期間における前記検出圧であり、
前記推定挙動算出部は、
前記内燃機関の回転速度が高く、前記燃料噴射弁の噴射量が多いほど、小さい値に設定される燃料消費量と、
前記蓄圧容器内の燃料温度が低く、前記燃料に含まれるアルコール濃度が高いほど、高い値に設定される体積弾性係数と、
を乗算した乗算値を、前記蓄圧容器内の体積により除算して、前記蓄圧容器内の燃圧の減圧量を算出することにより、前記圧力低下期間における前記推定挙動を算出し、
前記比較値は、前記圧力低下期間における前記推定挙動から算出される前記蓄圧容器内の推定燃圧である、リリーフ弁の開弁判定装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017178303A JP7047293B2 (ja) | 2017-09-15 | 2017-09-15 | リリーフ弁の開弁判定装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019052609A JP2019052609A (ja) | 2019-04-04 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025102A (ja) | 2008-06-16 | 2010-02-04 | Hitachi Ltd | 内燃機関の制御診断装置 |
JP2017082695A (ja) | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社デンソー | 内燃機関の始動制御装置 |
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- 2017-09-15 JP JP2017178303A patent/JP7047293B2/ja active Active
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JP2017082695A (ja) | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社デンソー | 内燃機関の始動制御装置 |
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