JP6965348B2 - 吸引カテーテル - Google Patents

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Description

本発明は、吸引カテーテルに関する。
従来、血管などの脈管において狭窄あるいは閉塞が生じた場合、及び血栓により血管が閉塞してしまった場合の治療方法として、血栓を吸引して除去する治療法が有効である。このような治療法に使用するカテーテルは吸引カテーテルと呼ばれている。
吸引カテーテルを用いた治療では、吸引カテーテルを血管内の吸引対象部位近傍まで導くためにガイドワイヤを用いる。吸引カテーテルは、通常、吸引対象を吸引する吸引口を有する吸引ルーメンと、ガイドワイヤを挿入するためのガイドワイヤルーメンと、を有する。それゆえ、術者は、吸引カテーテルを血管内に挿入し血管内の吸引対象部位まで導くに際し、まず、ガイドワイヤを血管内に挿通し、ガイドワイヤの遠位側端部を吸引対象部位である血栓に保持させる。これにより、吸引カテーテルが吸引対象部位へ到達するためのガイドワイヤによる経路を確保する。その後、ガイドワイヤの手元側を吸引カテーテルのガイドワイヤルーメンの先端側に通して、吸引カテーテルを血管に挿入する。ガイドワイヤに沿って吸引カテーテルを血管内で移動させることにより吸引対象部位に到達させ、吸引口から血栓を吸引する。それゆえ、吸引カテーテルには、吸引する対象である異物が存在する病変部位への到達性と、対象物をできる限り多く吸引するための吸引性能とが同時に求められる。
従来の吸引カテーテルとして、例えば特許文献1及び2に記載された吸引カテーテルが挙げられる。特許文献1及び2記載の吸引カテーテルは、血栓などの異物を吸引するための吸引口が吸引カテーテルの軸線に対して傾斜して形成されている。
国際公開第2008/123521号 特開2004−222946号公報
ここで、吸引カテーテルの外径寸法を大きくし吸引口のサイズを大きくした場合、吸引カテーテルは、吸引性能が大きくなるが、細い血管からなる末梢部位まで挿入することが困難である。それゆえ、末梢到達性の観点から、吸引カテーテルの外径寸法を大きくするのには限界がある。また、末梢到達性に優れた吸引カテーテルでは、吸引口または吸引ルーメンの内径が比較的小さいため、末梢血管内の巨大血栓を除去することが困難である。
吸引カテーテルを血管内に挿入し血管内の吸引対象部位まで導くに際し、ガイドワイヤは、血管の中心部分ではなく、血管壁に沿って移動し、吸引対象部位である血栓に突き刺さることで遠位端が血栓に保持される。
特許文献1及び2に記載されているような、吸引口が吸引カテーテルの軸線に対して傾斜して形成された吸引カテーテルを用いて吸引動作をしたとき、血栓は、吸引口から良好に吸引される。しかし、吸引カテーテルにおいてガイドワイヤルーメンと吸引ルーメンとは、平行に配置されているため、吸引口から離れたガイドワイヤに引っ掛かっている血栓は、十分に吸引されない。それゆえ、特許文献1及び2に記載された従来の吸引カテーテルでは、血栓を十分に吸引することができないという問題がある。
本発明の一態様は、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓に対する吸引性能が向上した吸引カテーテルを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る吸引カテーテルは、遠位端に吸引部を有する吸引ルーメンを備えた吸引チューブを備え、前記吸引部は、前記吸引チューブの軸線に対して傾斜して形成された吸引口を有する吸引カテーテルであって、前記吸引部において、最も遠位端側の位置を第1位置とし、最も近位端側の位置を第2位置としたとき、前記軸線の方向を第1方向とし、前記第2位置を通過し前記軸線に対し垂直な線の方向を第2方向とし、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な方向を第3方向として、前記第2方向の前記第2位置側から見て、前記吸引口を形成するエッジの形状は、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ第1線に対して、非対称であることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓に対する吸引性能が向上するという効果を奏する。
本発明の実施形態の前提となる吸引カテーテルの概略構成を示し、(a)は、側面図であり、(b)はA−A線断面図である。 本発明の実施形態1に係る吸引カテーテルの概略構成を示し、(a)は、遠位端側から見た概略構成を示す正面図であり、(b)は側方から見た概略構成を示す側面図であり、(c)は、下側から見た概略構成を示す下面図である。 本発明の実施形態1に係る吸引カテーテルの変形例を示し、側方から見た概略構成を示す側面図である。 本発明の実施形態2に係る吸引カテーテルの遠位端側の概略構成を示し、(a)は、遠位端側から見た概略構成を示す正面図であり、(b)は側方から見た概略構成を示す側面図であり、(c)は、下側から見た概略構成を示す下面図であり、(d)は遠位端側から見た概略構成を示す斜視図であり、(e)は、遠位端側の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態2に係る吸引カテーテルの変形例を示し、遠位端側から見た概略構成を示す正面図である。
(本実施形態の前提となる吸引カテーテルの構成)
まず、本実施形態の前提となる吸引カテーテルの構成について、説明する。図1は、本実施形態の前提となる吸引カテーテル11の概略構成を示し、図1の(a)は、側面図であり、図1の(b)は断面図である。
図1の(a)に示されるように、吸引カテーテル11は、吸引ルーメンを構成する吸引チューブ1と、ガイドワイヤルーメンを構成するガイドワイヤチューブ2と、を備えている。吸引チューブ1の遠位端には、吸引部3が設けられている。この吸引部3は、血栓などの吸引対象を吸引するための吸引口3aを有する。吸引口3aは、吸引チューブ1の軸線に対して傾斜して設けられている。ここで、吸引カテーテルにおける吸引対象側を遠位端側、または遠位側とし、それと反対側を近位端側、または近位側とする。
ガイドワイヤチューブ2は、吸引チューブ1の吸引部3側、つまり遠位側に設けられている。また、ガイドワイヤチューブ2の遠位端は、吸引部3における最も遠位端側の位置(図2に示す最遠位端位置1a)よりも遠位側に位置している。また、ガイドワイヤチューブ2の長さは、例えば、120mmである。吸引チューブ1の長さは例えば140cm、チューブの直径は例えば1.1mmである。ガイドワイヤチューブの直径は、例えば0.4mmである。ガイドワイヤチューブ2の遠位端は、吸引部3における最も遠位端側の位置と同じ位置またはそれより近位側に位置していてもよい。
また、図1の(b)に示されるように、吸引チューブ1の壁部は、内層12、補強層13、及び被覆層14を備えた積層構造である。内層12を構成する樹脂は、フッ素系樹脂や高密度ポリエチレンが用いられる。内層12を構成する樹脂の具体例としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)等が挙げられる。
また、補強層13は、素線を交互に網目状に編んだ編組形状となっている。補強層13の素線の材質としては、例えばナイロン繊維等の合成繊維や、Ti−Ni、ステンレス鋼等の金属が挙げられる。
被覆層14は、内層12及び編組形状の補強層13を被覆する層である。被覆層14を構成する樹脂は、エラストマーが用いられる。被覆層14を構成する樹脂の具体例としては、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマー、ポリオレフィンエラストマー等が挙げられる。チューブの積層構造の総数、厚さ、材料は、必要な機能に応じて適宜設計することができる。例えば、1層のみの構造、内層12、補強層13、及び被覆層14が同じ材料である構造、補強層13のない構造なども本発明の実施形態として挙げられる。
〔実施形態1〕
本実施形態に係る吸引カテーテルは、図1に示された吸引カテーテル11における遠位端側の構造に特徴がある。図2の(a)は、本実施形態に係る吸引カテーテル10の遠位端側から見た概略構成を示す正面図である。図2の(b)は側方から見た概略構成を示す側面図である。図2の(c)は、下側から見た概略構成を示す下面図である。
吸引カテーテル10において、吸引部3は、吸引チューブ1の軸線Xに対して傾斜して形成された吸引口3aを有する。このため、吸引カテーテル10の遠位端側にある吸引部3には、最も遠位端側の最遠位端位置1a(第1位置)、及び最も近位端側の最近位端位置1b(第2位置)が存在する。
血管内で、ガイドワイヤはよく血管壁に沿って配置される。ガイドワイヤが血管壁に沿って配置される場合、ガイドワイヤチューブ2に隣接する最遠位端位置1aは、吸引口3aにおいて最も血管壁側に配される。一方、最近位端位置1bは、血管壁から最も遠い位置に配される。
吸引部3における最遠位端位置1a近傍の形状は、最近位端位置1bへ向けて下方へ傾斜した形状となっている。また、吸引部3における最近位端位置1b近傍の形状は、最遠位端位置1aへ向けて上方へ傾斜した形状となっている。最遠位端位置1aの近傍部分を鼻部とすると、最近位端位置1bの近傍部分は、顎部と捉えることができる。
また、本願明細書では、吸引チューブ1の軸線Xを基準として、吸引部3における最遠位端位置1a側を上側とし、上側と反対側を下側としている。なお、上側は、吸引カテーテル10におけるガイドワイヤチューブ2が設けられた側ともいえる。そして、ガイドワイヤチューブ2と反対側を下側といえる。
また、吸引チューブ1の軸線Xの方向を長手方向(第1方向)とし、吸引部3の最近位端位置1bを通過しかつ軸線Xに直交する直線の方向を上下方向(第2方向)とし、長手方向及び上下方向の両方に垂直な方向を幅方向(第3方向)としている。なお、上下方向は、最近位端位置1bを通過する軸線Xの垂線の方向であるともいえる。
本実施形態に係る吸引カテーテル10は、図2の(c)に示されるように、上下方向の下側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、最遠位端位置1aと最近位端位置1bとを結ぶ直線である仮想線C(第1線)を対称軸として非対称である。
ここで、仮想線Cを基準として区分されるエッジ3bの2つ部分を、第1エッジ3c及び第2エッジ3dとする。このとき、図2の(b)に示されるように、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、幅方向(第3方向)から見て、第1エッジ3cと第2エッジ3dとが少なくとも1部で重複しない部分がある。
図2の(a)〜(c)に示された吸引口3aのエッジ形状は、吸引チューブ1及びガイドワイヤチューブ2の溶着体や吸引チューブ1の遠位端部を切除し吸引口3aを形成するに際し、切除に使用する刃部材の移動方向等を設定することにより形成することが可能である。
例えば、吸引チューブ1に対し、ナイフ状の刃部材を、刃先を軸線Xに対して傾斜させた状態を維持して、仮想線Cに沿った軌道で遠位端側へ移動させることにより、吸引口3aが形成される。このとき、刃先を幅方向及び軸線Xの方向(長手方向)の両方に対して傾斜させた状態を維持して、仮想線Cに沿った軌道で遠位端側へ刃部材を移動させることにより、図2の(a)〜(c)に示された吸引口3aのエッジ形状が形成される。
また、図2の(a)〜(c)に示されるように、ガイドワイヤルーメンBを有するガイドワイヤチューブ2は、吸引チューブ1の軸線Xと平行になるように設けられている。そして、吸引カテーテル10を長手方向の遠位端側からみたとき(図2の(a)において)、ガイドワイヤチューブ2の軸線Y、最遠位端位置1a、及び最近位端位置1bが同一直線上に並ぶように配置されている。ここでいう「同一直線上」とは、軸線Y、最遠位端位置1a、及び最近位端位置1bの位置測定限界内で、軸線Y、最遠位端位置1a、及び最近位端位置1bが同一直線上に並ぶということを意味する。なお、ここでいう「位置測定限界」とは、軸線Y、最遠位端位置1a、及び最近位端位置1bの各位置を測定する測定手段の測定誤差の限界であり、測定手段の位置測定精度によって決定される。
ところで、吸引カテーテル10は、吸引チューブ1の軸線Xに対して傾斜して吸引口3aが設けられた構成である。このような構成では、上下方向の下側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が仮想線Cを対称軸として対称である場合(例えば特許文献1及び2に記載の構成の場合)、吸引口3aにおける吸引圧は、仮想線Cを対称軸として対称な分布となる。そして、最近位端位置1bでの吸引圧が最も高く、最遠位端位置1aでの吸引圧が最も低くなる。その結果、吸引口3aのエッジ3bに囲まれた領域において、仮想線Cの中点Oを通過し幅方向に延びる垂線Dを基準として、最遠位端位置1a側(上側)の領域と最近位端位置1b側(下側)の領域との間で吸引圧の差が生じる。なお、中点Oは、例えば、長手方向から見た吸引口3aのエッジ3bの形状が円である場合、当該延円の中心であるともいえる。
このような吸引圧の差が生じた状態で、例えば吸引口3aと同サイズであり、かつ繊維質が多い血栓が吸引口3aに吸引された場合について考える。この場合、吸引圧の差により、最近位端位置1b側の領域に存在する血栓が優先的に吸引され、最遠位端位置1a側の領域に存在する血栓は血管内に残存する。それゆえ、上下方向の下側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が仮想線Cを対称軸として対称である場合、最遠位端位置1a側の領域に存在する血栓が吸引されにくくなるため、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓に対する吸引性能が極めて低くなる。
そして、最近位端位置1bの領域に存在する血栓が吸引口3aからある程度吸引・除去されることにより、血管内に空間が生じる。このとき、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓は、この空間に移動し、吸引口3aにおける最近位端位置1b側の領域を介して、大きな塊となる。このため、このような大きな塊の血栓により、吸引ルーメンAが閉塞するおそれもある。
本実施形態に係る吸引カテーテル10によれば、図2の(b)及び(c)に示されるように、上下方向の下側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は仮想線Cを対称軸として非対称である。このため、吸引口3aでの吸引圧分布に乱れが生じる。それゆえ、吸引口3aでの吸引圧分布は、仮想線Cを対称軸として非対称となり、垂線Dを基準として、最遠位端位置1a側の領域と最近位端位置1b側の領域との間で吸引圧差が小さくなる。その結果、本実施形態に係る吸引カテーテル10では、従来の吸引カテーテルと比較して、吸引口3aにおける最遠位端位置1a側の領域での吸引圧が大きくなる。このため、最遠位端位置1a側に存在する血栓が吸引されやすくなり、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓に対する吸引性能が向上する。さらには、血栓による吸引ルーメンAの閉塞が生じにくい吸引カテーテル10を実現できる。
また、吸引口3aにおける最遠位端位置1a側の領域での吸引圧を大きくするために、第1エッジ3cの長さは、好ましくは第2エッジ3dの長さの1倍を超えて、3倍以下であり、より好ましくは、第2エッジ3dの長さの1.2倍以上、1.8倍以下である。
(変形例)
本実施形態に係る吸引カテーテル10の構成において、図2の(a)〜(c)に示す構成の変形例について説明する。図3は、この変形例としての吸引カテーテル10Aの側方から見た概略構成を示す側面図である。
吸引カテーテル10Aは、吸引口3aのエッジ3bの形状が図2の(a)〜(c)に示された構成と異なる。図3に示されるように、幅方向から見て、第1エッジ3c及び第2エッジ3dからなるエッジ3bの形状は、仮想線Cよりも近位端側へ湾曲した形状となっている。
このような構成とすることにより、吸引カテーテル10Aが上下方向の寸法が小さい細径であっても、血栓を吸引可能な吸引口3aの寸法を確保することができる。
〔実施形態2〕
以下、本発明の他の実施の形態について、詳細に説明する。図4は、本実施形態に係る吸引カテーテル10Bの遠位端側の概略構成を示し、図4の(a)は、遠位端側から見た概略構成を示す正面図であり、図4の(b)は側方から見た概略構成を示す側面図であり、図4の(c)は、下側から見た概略構成を示す下面図であり、図4の(d)は遠位端側から見た概略構成を示す斜視図であり、図4の(e)は、遠位端側の概略構成を示す断面図である。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態に係る吸引カテーテル10Bは、図4の(c)に示されるように、上下方向の下側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が仮想線Cを対称軸として非対称である点で実施形態1と同様である。
本実施形態に係る吸引カテーテル10Bは、図4の(a)に示されるように、長手方向の遠位端側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が仮想線Cを対称軸として非対称であり、エッジ3b上に湾曲部4a及び4bが設けられている点が実施形態1と異なる。湾曲部4a及び4bは、その周囲のエッジ3bよりも外側に湾曲した形状となっている。換言すれば、吸引カテーテル10を遠位端側からみた正面図を示す図4の(a)において、仮想線Cの中点Oとエッジ3bとの距離が、中点Oと最遠位端位置1aとの距離(仮想線Cの半分の長さに相当)よりも大きい部分が湾曲部4a及び4bとして設けられている。
さらに、遠位端側からエッジ3bを見た場合に、2つの湾曲部4a及び4bのうち一方の湾曲部4aは、仮想線Cの中点Oを通過する垂線Dを基準として、最遠位端位置1a側に配されている。また、他方の湾曲部4bは、垂線Dを基準として、最近位端位置1b側に配されている。湾曲部4bは、仮想線Cの中点Oを基準として、湾曲部4aと反対側に配されている。
また、図4の(b)〜(e)に示されるように、湾曲部4a及び4bは、吸引口3aから吸引チューブ1の吸引ルーメンAの側壁1cに亘って設けられている。図4の(c)及び(d)に示された構成から、湾曲部4a及び4bは、吸引ルーメンAの側壁1cに形成され、吸引口3aの遠位端側から近位端側へ長手方向に延びる凹部として捉えることができる。なお、この凹部としての湾曲部4a及び4bは、少なくとも最遠位端位置1aから最近位端位置1bまでの部分における吸引ルーメンAの側壁1cにわたって設けられていればよい。例えば、湾曲部4a及び4bは、最大、最近位端位置1bから近位端側へ10mmの位置までの吸引ルーメンAの側壁1cに設けられている。
本実施形態に係る吸引カテーテル10Bは、このような長手方向の遠位端側から見た吸引口3aのエッジ形状も考慮した構成となっている。
本実施形態に係る吸引カテーテル10Bによれば、図4の(a)に示されるように、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は仮想線Cを対称軸として非対称である。それゆえ、吸引口3aにおける吸引圧は、仮想線Cを対称軸として非対称な分布となる。このため、吸引口3aでは、仮想線Cにより区分された2つの領域A1及びA2間で吸引圧の差が生じる。
さらに、エッジ3bに外側に湾曲した湾曲部4a及び4bが形成されている場合、吸引口3aにおける吸引圧の分布は、湾曲部4a及び4bでの吸引圧が比較的高くなるような分布となる。本実施形態に係る吸引カテーテル10Bでは、湾曲部4aは、図4の(a)に示されるように、垂線Dを基準として最遠位端位置1a側(すなわち上側)に配されるので、吸引口3aにおける垂線Dよりも上側の領域での吸引圧を高くすることができる。その結果、垂線Dを基準として、最遠位端位置1a側の領域での吸引圧を高くでき、最遠位端位置1a側の領域と最近位端位置1b側の領域との吸引圧差を小さくすることができる。それゆえ、本実施形態に係る吸引カテーテル10Bは、従来の吸引カテーテルと比較して、吸引口3aにおける最遠位端位置1a側の領域から血栓が吸引されやすくなり、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓に対する吸引性能が向上する。さらには、血栓による吸引ルーメンAの閉塞が生じにくい吸引カテーテル10Bを実現できる。
ここで、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が仮想線Cを対称軸として対称である場合、エッジ3bに湾曲部4a及び4bが形成されていても、湾曲部4a及び4bにて吸引圧が比較的高くならない。この理由は、エッジ3bの形状が仮想線Cに対して対称であるために吸引圧分布に乱れが生じないからである。本実施形態に係る吸引カテーテル10Bでは、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状を仮想線Cに対して非対称の形状とすることにより、吸引口3aでの吸引圧分布に乱れを生じさせている。そして、このようにエッジ3bの形状を吸引圧分布に乱れを生じさせる形状とした上で、外側に湾曲した湾曲部4a及び4bをエッジ3bに形成することにより、垂線Dよりも上側の領域での吸引圧を高くしている。
図4の(a)〜(e)に示された構成では、2つの湾曲部4a及び4bがエッジ3bに形成されていた。しかし、本実施形態に係る吸引カテーテル10Bは、図4の(a)〜(e)に示された構成に限定されず、垂線Dよりも上側の領域での吸引圧を高く分布できる湾曲部の数及び配置であればよい。例えば、垂線Dを基準として最遠位端位置1a側の湾曲部4aのみがエッジ3bに形成された構成であってもよい。
また、湾曲部は、複数設けられてもよいが、好ましくは2つである。湾曲部が2つ設けられている場合、図4の(a)に示されている湾曲部4a及び4bの位置関係であることが好ましい。すなわち、湾曲部4bは、湾曲部4aから離れた位置に配されていることが好ましく、仮想線Cの中点Oを基準として、湾曲部4aと反対側に配されていることが特に好ましい。
(変形例)
本実施形態に係る吸引カテーテル10Bの構成において、図4の(a)〜(e)に示す構成の変形例について説明する。図5は、この変形例としての吸引カテーテル10Cの遠位端側から見た概略構成を示す正面図である。
図5に示されるように、吸引カテーテル10Cは、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が楕円形状である点が、図4の(a)〜(e)に示された構成と異なる。吸引カテーテル10Cでは、エッジ3bが形成する楕円における長軸Eの方向の頂点4c及び4dが上述した湾曲部として機能する。また、エッジ3bが形成する楕円の長軸Eと短軸Fとの交点は、最遠位端位置1aと最近位端位置1bとを結ぶ仮想線Cの中点Oと一致している。エッジ3bが形成する楕円形状は、長軸Eが仮想線Cと交差するように構成され、仮想線Cを対称軸として非対称である。そして、頂点4c及び4dのうち、頂点4cが垂線Dを基準として最遠位端位置1a側に配されている。
頂点4c及び4dが上述した湾曲部として機能することにより、垂線Dよりも最遠位端位置1a側の領域での吸引圧を高くでき、図4の(a)〜(e)に示された吸引カテーテル10と同様の効果を奏する。
また、吸引カテーテル10Aにおいて、エッジ3bが形成する楕円における長軸Eの長さ(長径)と短軸Fの長さ(短径)との比である長径/短径は、頂点4c及び4dが上述した湾曲部として機能する程度の比であればよい。具体的には、長径/短径は、11/9〜3/1であることが好ましく、3/2〜2/1であることがより好ましい。
また、仮想線Cに対する長軸Eの傾斜角度θは、頂点4c及び4dが上述した湾曲部として機能する程度の傾斜角度であればよい。具体的には、傾斜角度θは、5°〜85°であることが好ましく、5°〜45°であることがより好ましい。
なお、本実施形態に係る吸引カテーテル10Bは、例えば、次の製造方法により製造され得る。まず、吸引チューブ1となる吸引チューブ材料の遠位端側の開口が傾斜した吸引口3aになるように吸引チューブ材料の遠位端部を切除する。次いで、吸引口3aを有する吸引チューブ材料及びガイドワイヤチューブ2を従来の方法により溶着する。その後、この溶着体の吸引口3aから、図4の(a)または図5に示されたエッジ3bの形状の断面を有する筒状の金属芯材を吸引チューブ材料に挿入する。その後、吸引チューブ材料の融点以下で加熱加工及び冷却を施す。そして、上記金属芯材を吸引チューブ材料から引き抜くことにより、吸引口3aのエッジ3bに湾曲部4a及び4bが形成された吸引チューブ1を備えた吸引カテーテル10Bを得ることができる。例えば、図5に示される吸引カテーテル10Cを製造する場合、上記金属芯材として楕円形状の断面を有する筒状の部材を使用する。
〔まとめ〕
本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10は、遠位端に吸引部3を有する吸引ルーメンAを備えた吸引チューブ1を備え、吸引部3は、吸引チューブ1の軸線Xに対して傾斜して形成された吸引口3aを有する吸引カテーテル10であって、吸引部3において、最も遠位端側の最遠位端位置1aを第1位置とし、最も近位端側の最近位端位置1bを第2位置としたとき、軸線Xの方向を第1方向(長手方向)とし、前記第2位置を通過し軸線Xに対し垂直な線の方向を第2方向(上下方向)とし、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な方向を第3方向(幅方向)として、前記第2方向の前記第2位置側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ第1線(仮想線C)に対して、非対称である構成である。
上記の構成によれば、前記第2方向(上下方向)の前記第2位置(最近位端位置1b)側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状が前記第1線(仮想線C)に対して非対称であるので、吸引口3aでの吸引圧分布に乱れが生じる。このため、吸引口3aでの吸引圧分布は、前記第1線を対称軸として非対称となり、第1線(仮想線C)の中点Oを通過する垂線Dを基準として、最遠位端位置1a側の領域と最近位端位置1b側の領域との間で吸引圧差が小さくなる。それゆえ、上記の構成によれば、第1位置側の領域での吸引圧を高くできる。その結果、上記の構成によれば、従来の吸引カテーテルと比較して、最遠位端位置1a側に存在する血栓が吸引されやすくなり、ガイドワイヤに引っ掛かっている血栓に対する吸引性能が向上する。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10では、前記第1線を基準として区分される前記エッジ3bの2つの部分を第1エッジ3c及び第2エッジ3dとしたとき、前記吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、前記第3方向から見て、前記第1エッジ3cと前記第2エッジ3dとが少なくとも1部で重複しない部分がある構成であってもよい。
上記の構成によれば、前記第2方向の前記第2位置側から見たとき、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は前記第1線に対して非対称となるので、第1位置側の領域での吸引圧を高くできる。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10Bでは、前記吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、前記第3方向から見て、前記第1線よりも前記吸引チューブ1の近位端側へ湾曲した形状であることが好ましい。
これにより、吸引カテーテル10Bが上下方向の寸法が小さい細径であっても、血栓を吸引可能な吸引口3aの寸法を確保することができる。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10では、前記第1線を基準として区分される前記エッジの2つの部分を第1エッジ3c及び第2エッジ3dとしたとき、前記第1エッジ3cの長さは、前記第2エッジ3dの長さの1倍を超えて、3倍以下であることが好ましい。
上記の構成のように、第1エッジ3c及び第2エッジ3dの寸法を設定することにより、吸引口3aにおける前記第1位置側の領域での吸引圧を大きくすることができる。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10Bでは、前記第1方向の遠位端側から見て、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、前記第1線(仮想線C)を対称軸として非対称であり、かつ、周囲のエッジ3bよりも外側に湾曲した湾曲部4aが、前記第1線の中点Oを通過する垂線Dを基準として第1位置側に配されている構成であってもよい。
上記の構成によれば、吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は前記第1線を対称軸として非対称である。それゆえ、吸引口3aにおける吸引圧は、前記第1線を対称軸として非対称な分布となる。このため、吸引口3aでは、前記第1線(仮想線C)により区分された2つの領域A1及びA2間で吸引圧の差が生じる。
さらに、エッジ3bに外側に湾曲した湾曲部4aが形成されている場合、吸引口3aにおける吸引圧の分布は、湾曲部4aでの吸引圧が比較的高くなるような分布となる。上記の構成によれば、湾曲部4aは、垂線Dを基準として第1位置側(すなわち最遠位端位置1a側)に配されるので、吸引口3aにおける垂線Dよりも第1位置側の領域での吸引圧を高くすることができる。その結果、垂線Dを基準として、第1位置側の領域での吸引圧を高くでき、第1位置側の領域と第2位置側の領域との吸引圧差を小さくすることができる。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10Bでは、前記第1線の中点Oを基準として、前記湾曲部4aと反対側に他の湾曲部4bがさらに配されていてもよい。
上記の構成であっても、従来の吸引カテーテルと比較して、吸引口3aにおける最遠位端位置1a側の領域から血栓が吸引されやすくなる。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10Bでは、前記湾曲部4aは、少なくとも前記第1位置と前記第2位置との間の部分における前記吸引ルーメンAの側壁1cにわたって設けられている構成であってもよい。
上記の構成によれば、吸引口3aのエッジ3bだけでなく、吸引ルーメンAの側壁1cにまで湾曲部4aが設けられているので、第1位置側の領域での吸引圧をより確実に高くできる。
また、本発明の一実施形態に係る吸引カテーテル10Cでは、前記軸線Xの方向の遠位端側から見て、前記吸引口3aを形成するエッジ3bの形状は、楕円形状であり、該楕円の長軸方向(長軸Eの方向)の頂点4c及び4dのうち何れか(頂点4c)が前記垂線Dを基準として前記第1位置側に配された構成であってもよい。
上記の構成によれば、頂点4c及び4dが上述した湾曲部として機能することにより、垂線Dよりも最遠位端位置1a側の領域での吸引圧を高くできる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 吸引チューブ
1a 最遠位端位置(第1位置)
1b 最近位端位置(第2位置)
1c 側壁
2 ガイドワイヤチューブ
3 吸引部
3a 吸引口
3b エッジ
3c 第1エッジ
3d 第2エッジ
4a、4b 湾曲部
4c、4d 頂点
10、10A、10B、10C 吸引カテーテル
A 吸引ルーメン
B ガイドワイヤルーメン
C 仮想線(第1線)
D 垂線
X 軸線
O 中点

Claims (7)

  1. 遠位端に吸引部を有する吸引ルーメンを備えた吸引チューブを備え、
    前記吸引部は、前記吸引チューブの軸線に対して傾斜して形成された吸引口を有する吸引カテーテルであって、
    前記吸引部において、最も遠位端側の位置を第1位置とし、最も近位端側の位置を第2位置としたとき、
    前記軸線の方向を第1方向とし、前記第2位置を通過し前記軸線に対し垂直な線の方向を第2方向とし、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な方向を第3方向として、
    前記第2方向の前記第2位置側から見て、
    前記吸引口を形成するエッジの形状は、前記第1位置と前記第2位置とを結ぶ第1線に対して、非対称であるとともに、
    前記第1方向の遠位端側から見て、前記吸引口を形成するエッジの形状は、
    前記第1線を対称軸として非対称であり、かつ、
    周囲のエッジよりも外側に湾曲した湾曲部が、前記第1線の中心を通過する垂線を基準として前記第1位置側に配されていることを特徴とする吸引カテーテル。
  2. 前記第1線の中心を基準として、前記湾曲部と反対側に他の湾曲部がさらに配されていることを特徴とする請求項1に記載の吸引カテーテル。
  3. 前記湾曲部は、少なくとも前記第1位置と前記第2位置との間の部分における前記吸引ルーメンの側壁にわたって設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の吸引カテーテル。
  4. 前記軸線の方向の遠位端側から見て、
    前記吸引口を形成するエッジの形状は、楕円形状であり、該楕円の長軸方向の頂点のうち何れかが前記垂線を基準として前記第1位置側に配されたことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の吸引カテーテル。
  5. 前記第1線を基準として区分される前記エッジの2つの部分を第1エッジ及び第2エッジとしたとき、
    前記吸引口を形成するエッジの形状は、前記第3方向から見て、前記第1エッジと前記第2エッジとが少なくとも1部で重複しない部分があることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の吸引カテーテル。
  6. 前記吸引口を形成するエッジの形状は、前記第3方向から見て、前記第1線よりも前記吸引チューブの近位端側へ湾曲した形状であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の吸引カテーテル。
  7. 前記第1線を基準として区分される前記エッジの2つの部分を第1エッジ及び第2エッジとしたとき、
    前記第1エッジの長さは、前記第2エッジの長さの1倍を超えて、3倍以下であることを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の吸引カテーテル。
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