JP2013169317A - 医療用機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カテーテル10は、長尺の管状部材50を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器である。管状部材50は、環状部52と、隣接する環状部52どうしを連結する梁状部53と、が長尺方向に繰り返して形成されている。環状部52は、隣接する他の環状部と対向する端面に凹欠部54が形成されている。そして、梁状部53の端部は凹欠部54の内側まで延伸して環状部52に接続されている。
【選択図】図3
Description
図1から図7を用いて本発明の第一実施形態にかかる医療用機器を説明する。本実施形態の医療用機器としてはカテーテルを例示するが、カニューレやガイドワイヤでもよい。
カテーテル10は、長尺の管状部材50を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器である。図5および図6に示すように、管状部材50は、環状部52と、隣接する環状部52どうしを連結する梁状部53と、が長尺方向に繰り返して形成されている。環状部52は、隣接する他の環状部と対向する端面55に凹欠部54が形成されている。そして、梁状部53の端部531、532は凹欠部54の内側まで延伸して環状部52に接続されている。
第一の操作線40aおよび第二の操作線40bの基端部44は回転子64に接続されている。回転子64が操作部本体62に対して正方向(図2(a)に示す時計回り)または逆方向(図2(a)に示す反時計回り)に回転することで、第一の操作線40aまたは第二の操作線40bが選択的に牽引される。操作部本体62には基準マーク63が形成されている。回転子64には角度検知用マーク65が付されており、回転子64を回転させることで角度検知用マーク65は基準マーク63に対して正逆方向にシフトする。したがって、角度検知用マーク65と基準マーク63との位置関係を目視することで、牽引されている操作線40およびその牽引長さを知ることができる。
図5は管状部材50を模式的に示す斜視図である。図6(a)は管状部材50の側面を長尺方向に沿って切った展開平面図である。同図の上縁および下縁が仮想的な切断線にあたる。図6(b)は同図(a)にて円Bで示した梁状部53近傍の拡大図である。
図8から図12を用いて本発明の第二実施形態にかかる医療用機器を説明する。医療用機器としては、第一実施形態と同様にカテーテルを例示する。
(1)長尺の管状部材を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器であって、
前記管状部材は、環状部と、隣接する前記環状部どうしを連結する梁状部と、が長尺方向に繰り返して形成されており、
前記環状部は、隣接する他の前記環状部と対向する端面に凹欠部が形成され、
前記梁状部の端部が前記凹欠部の内側まで延伸して前記環状部に接続されていることを特徴とする医療用機器;
(2)複数の前記梁状部が一の前記環状部の周方向に分散して形成されており、
前記複数の前記梁状部が互いに鏡面非対称形状であることを特徴とする上記(1)に記載の医療用機器;
(3)複数の前記梁状部が互いに回転対称形状である上記(2)に記載の医療用機器;
(4)前記環状部に形成された前記複数の前記梁状部の剛心と当該環状部の重心とが一致している上記(2)または(3)に記載の医療用機器;
(5)前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して交差している上記(1)から(4)のいずれかに記載の医療用機器;
(6)前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して湾曲している上記(5)に記載の医療用機器;
(7)湾曲した前記梁状部が、前記凹欠部の内縁に対して略直角に突出している上記(6)に記載の医療用機器;
(8)前記梁状部の前記端部と前記凹欠部の前記内縁とが滑らかに連続している上記(6)または(7)に記載の医療用機器;
(9)前記梁状部は、湾曲方向が複数箇所で反転するS字状の湾曲領域を含む上記(6)から(8)のいずれかに記載の医療用機器;
(10)前記凹欠部の非形成領域における前記環状部の長尺方向の長さ寸法が、隣接する前記環状部どうしの形成間隔よりも大きくかつ前記梁状部の延在長さよりも小さい上記(1)から(9)のいずれかに記載の医療用機器;
(11)前記管状部材の内部にメインルーメンが貫通して形成されたカテーテルである上記(1)から(10)のいずれかに記載の医療用機器であって、
前記医療用機器の遠位端部に先端部が係止された操作線をさらに備え、
前記操作線を牽引操作することで、隣接する前記環状部どうしが互いに傾斜して前記遠位端部が屈曲し、かつ、
前記遠位端部が所定の規制角度に達したときに、隣接する前記環状部の周縁どうしが近接または接触することにより屈曲が規制されることを特徴とする医療用機器;
(12)前記規制角度が60度以上180度以下である上記(11)に記載の医療用機器;
(13)前記操作線の前記先端部が、前記梁状部と異なる周回位置に係止されている上記(11)または(12)に記載の医療用機器;
(14)遠位側に位置する前記梁状部の形状と、近位側に位置する前記梁状部の形状とが互いに異なる上記(11)から(13)のいずれかに記載の医療用機器;
(15)遠位側に位置する前記梁状部は、近位側に位置する前記梁状部よりも幅長さ比が大きい上記(11)から(14)のいずれかに記載の医療用機器;
(16)前記環状部と前記梁状部とが同一の金属製のチューブに対して一体形成されたものである上記(1)から(15)のいずれかに記載の医療用機器。
12 内層
13、13a、13b サブルーメン
132 中空管
14 外層
15 メインルーメン
18 親水層
20 シース
22 遠位端部
26 近位端部
40、40a、40b 操作線
42 先端部
44 基端部
50 管状部材
52、52a、52b 環状部
52c 境界環状部
53、53a〜53g 梁状部
531、532 端部
54 凹欠部
55 端面
56 仮想端面
57 交点
58 内縁
59 仮想底部
60 操作部
62 操作部本体
63 基準マーク
64 回転子
65 角度検知用マーク
70 マーカー
80 コネクタ
DE 遠位端
NF 非形成領域
Claims (16)
- 長尺の管状部材を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器であって、
前記管状部材は、環状部と、隣接する前記環状部どうしを連結する梁状部と、が長尺方向に繰り返して形成されており、
前記環状部は、隣接する他の前記環状部と対向する端面に凹欠部が形成され、
前記梁状部の端部が前記凹欠部の内側まで延伸して前記環状部に接続されていることを特徴とする医療用機器。 - 複数の前記梁状部が一の前記環状部の周方向に分散して形成されており、
前記複数の前記梁状部が互いに鏡面非対称形状であることを特徴とする請求項1に記載の医療用機器。 - 複数の前記梁状部が互いに回転対称形状である請求項2に記載の医療用機器。
- 前記環状部に形成された前記複数の前記梁状部の剛心と当該環状部の重心とが一致している請求項2または3に記載の医療用機器。
- 前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して交差している請求項1から4のいずれか一項に記載の医療用機器。
- 前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して湾曲している請求項5に記載の医療用機器。
- 湾曲した前記梁状部が、前記凹欠部の内縁に対して略直角に突出している請求項6に記載の医療用機器。
- 前記梁状部の前記端部と前記凹欠部の前記内縁とが滑らかに連続している請求項6または7に記載の医療用機器。
- 前記梁状部は、湾曲方向が複数箇所で反転するS字状の湾曲領域を含む請求項6から8のいずれか一項に記載の医療用機器。
- 前記凹欠部の非形成領域における前記環状部の長尺方向の長さ寸法が、隣接する前記環状部どうしの形成間隔よりも大きくかつ前記梁状部の延在長さよりも小さい請求項1から9のいずれか一項に記載の医療用機器。
- 前記管状部材の内部にメインルーメンが貫通して形成されたカテーテルである請求項1から10のいずれか一項に記載の医療用機器であって、
前記医療用機器の遠位端部に先端部が係止された操作線をさらに備え、
前記操作線を牽引操作することで、隣接する前記環状部どうしが互いに傾斜して前記遠位端部が屈曲し、かつ、
前記遠位端部が所定の規制角度に達したときに、隣接する前記環状部の周縁どうしが近接または接触することにより屈曲が規制されることを特徴とする医療用機器。 - 前記規制角度が60度以上180度以下である請求項11に記載の医療用機器。
- 前記操作線の前記先端部が、前記梁状部と異なる周回位置に係止されている請求項11または12に記載の医療用機器。
- 遠位側に位置する前記梁状部の形状と、近位側に位置する前記梁状部の形状とが互いに異なる請求項11から13のいずれか一項に記載の医療用機器。
- 遠位側に位置する前記梁状部は、近位側に位置する前記梁状部よりも幅長さ比が大きい請求項11から14のいずれか一項に記載の医療用機器。
- 前記環状部と前記梁状部とが同一の金属製のチューブに対して一体形成されたものである請求項1から15のいずれか一項に記載の医療用機器。
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2012
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