JP2013169317A - 医療用機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐キンク性や耐圧性などの基本性能を低下させることなく屈曲性を向上することができる医療用機器を提供する。
【解決手段】カテーテル10は、長尺の管状部材50を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器である。管状部材50は、環状部52と、隣接する環状部52どうしを連結する梁状部53と、が長尺方向に繰り返して形成されている。環状部52は、隣接する他の環状部と対向する端面に凹欠部54が形成されている。そして、梁状部53の端部は凹欠部54の内側まで延伸して環状部52に接続されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、カテーテルやガイドワイヤなど体腔内に挿入して用いられる長尺の医療用機器に関する。
この種の技術に関し、特許文献1に記載のカテーテルは、金属製の直管にスリットを所定間隔ごとに開口形成することにより円周要素(環状部)と軸方向連結要素(梁状部)とを一体形成した管状部材を備えている。また、特許文献2のガイドワイヤもまた、金属製の管状部材に多数のスリット(スロット)を開口形成することで、リング(環状部)とその連結部分(梁状部)を一体形成してなる。このガイドワイヤでは、スリットの形成位置を周方向にずらしていくことで、ガイドワイヤの屈曲特性を周方向に均一化することが図られている。
これらの医療用機器は、金属製の環状部が連設されていて管状部材の折れ曲がりが生じにくいため耐キンク性に優れ、また梁状部の撓み変形が容易であることから屈曲性に優れるとされている。
特開2003−144554号公報 特表2005−533594号公報
近年、血管内治療を目的とする極細のカテーテル(マイクロカテーテル)にみられるように医療用機器の精細化が進められている。このため、医療用機器には柔軟な屈曲性が益々求められている。ここで、特許文献1および2の医療用機器において屈曲性を高めるためには、環状部を細幅化したり環状部どうしの間隔を広げたりするなどして梁状部の長さを増すことも考えられるところではあるが、この場合には耐キンク性が低下して問題となる。管状部材の内部を薬液等の流体が流通する場合には、その供給圧に対する耐圧性が低下することも問題となる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、耐キンク性や耐圧性などの基本性能を低下させることなく屈曲性を向上することができる医療用機器を提供するものである。
本発明の医療用機器は、長尺の管状部材を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器であって、前記管状部材は、環状部と、隣接する前記環状部どうしを連結する梁状部と、が長尺方向に繰り返して形成されており、前記環状部は、隣接する他の前記環状部と対向する端面に凹欠部が形成され、前記梁状部の端部が前記凹欠部の内側まで延伸して前記環状部に接続されていることを特徴とする。
上記発明にかかる管状部材は、環状部に凹欠部が形成されて梁状部の端部がその内側まで延伸している。これにより、環状部の幅および環状部どうしの間隔を維持しつつ梁状部の長さを従来の医療用機器よりも長くすることができる。このため、耐キンク性や耐圧性に寄与する環状部の剛性を損なうことなく梁状部の撓み変形が容易となる。
なお、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
本発明によれば、耐キンク性や耐圧性などの基本性能を低下させることなく良好な屈曲性を有する医療用機器が提供される。
本発明の第一実施形態のカテーテルの全体平面図である。 (a)はカテーテルの偏向状態を示す全体平面図である。(b)は(a)と逆向きの偏向状態を示す全体平面図である。 第一実施形態のカテーテルの遠位端部を示す拡大断面図である。 図3のIV-IV断面図である。 第一実施形態の管状部材を模式的に示す斜視図である。 (a)は第一実施形態の管状部材の展開平面図である。(b)は(a)の拡大図である。 第一実施形態の管状部材の屈曲状態を模式的に示す平面図である。 本発明の第二実施形態のカテーテルの遠位端部を示す拡大断面図である。 図8のIX-IX断面図である。 第二実施形態の管状部材を模式的に示す斜視図である。 (a)は第二実施形態の管状部材の展開平面図である。(b)は(a)の拡大図である。 第二実施形態の管状部材の屈曲状態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
<第一実施形態>
図1から図7を用いて本発明の第一実施形態にかかる医療用機器を説明する。本実施形態の医療用機器としてはカテーテルを例示するが、カニューレやガイドワイヤでもよい。
はじめに、本実施形態のカテーテル10の概要について説明する。
カテーテル10は、長尺の管状部材50を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器である。図5および図6に示すように、管状部材50は、環状部52と、隣接する環状部52どうしを連結する梁状部53と、が長尺方向に繰り返して形成されている。環状部52は、隣接する他の環状部と対向する端面55に凹欠部54が形成されている。そして、梁状部53の端部531、532は凹欠部54の内側まで延伸して環状部52に接続されている。
次に、本実施形態のカテーテル10について詳細に説明する。
カテーテル10は、長尺のチューブ状のシース20と、その基端側に設けられて操作線40(第一の操作線40aまたは第二の操作線40b)を牽引する操作を行う操作部60と、を備えている。
操作部60は、シース20の近位端部26に接続されている操作部本体62と、この操作部本体62に対して正逆方向に回転可能かつ移動可能に設けられた回転子64と、を含む。
第一の操作線40aおよび第二の操作線40bの基端部44は回転子64に接続されている。回転子64が操作部本体62に対して正方向(図2(a)に示す時計回り)または逆方向(図2(a)に示す反時計回り)に回転することで、第一の操作線40aまたは第二の操作線40bが選択的に牽引される。操作部本体62には基準マーク63が形成されている。回転子64には角度検知用マーク65が付されており、回転子64を回転させることで角度検知用マーク65は基準マーク63に対して正逆方向にシフトする。したがって、角度検知用マーク65と基準マーク63との位置関係を目視することで、牽引されている操作線40およびその牽引長さを知ることができる。
コネクタ80はシース20のメインルーメン15(図3を参照)と連通している。コネクタ80にはシリンジ(図示せず)が装着されて、メインルーメン15に薬液が供給される。
図3はシース20の遠位端部22の縦断面図であり、図4は図3のIV-IV断面図である。これらの図に示すように、シース20は、最内層にあたる内層12、中間層にあたる外層14、および最外層にあたる親水層18を積層した積層管状体である。これらの三層のうち外層14がもっとも肉厚であり、外層14の内部には管状部材50が埋設されている。
内層12の内腔はカテーテル10のメインルーメン15である。内層12には、一例として、フッ素系の熱可塑性ポリマー材料を用いることができる。より具体的には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂(PFA)などを用いることができる。内層12にフッ素系樹脂を用いることにより、メインルーメン15を通じて造影剤や薬液などを患部に供給する際のデリバリー性が良好となる。
外層14には熱可塑性ポリマーが広く用いられる。一例として、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のほか、ポリエチレン(PE)、ポリアミド(PA)、ナイロンエラストマー、ポリウレタン(PU)、エチレン−酢酸ビニル樹脂(EVA)、ポリ塩化ビニル(PVC)またはポリプロピレン(PP)などを用いることができる。
親水層18には、ポリビニルアルコール(PVA)やポリビニルピロリドンなどの親水性材料を用いることができる。親水層18は、シース20の遠位側の一部のみに形成されている。
シース20の先端には白金などのX線不透過材料からなる環状のマーカー70が配置されている。マーカー70の形状は特に限定されないが、環径(図3の上下寸法)に比べて肉厚(同図の左右寸法)は小さい。これにより、体腔内のカテーテル10にX線を照射した場合にマーカー70の位置および向きが確認される。これにより、カテーテル10の先端位置および偏向方向を検知することができる。
外層14にはサブルーメン13が長尺方向に沿って通孔形成されている。本実施形態のカテーテル10では、複数のサブルーメン13がメインルーメン15の周囲に配置されている。サブルーメン13には操作線40(第一の操作線40aおよび第二の操作線40b)が摺動可能に挿通されている。より具体的には、本実施形態の外層14には、少なくとも二つのサブルーメン13a、13bが、メインルーメン15の周囲に180度対向して通孔形成されている。サブルーメン13a、13bはシース20の長尺方向に沿って延在している。
外層14には中空管132が埋設されている。中空管132には、サブルーメン13a、13bを構成する内腔が貫通形成されている。内腔の径は操作線40の外径よりも大きい。中空管132は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、PIもしくはPTFEなどの樹脂材料からなる。操作線40との摺動性から、特にPEEKが好適に用いられる。
操作線40は樹脂材料または金属材料からなる細線である。具体的には、PEEK、PPS、PBT、PIもしくはPTFEなどの樹脂材料、またはステンレス鋼、耐腐食性被覆した鋼鉄線、チタンもしくはチタン合金などの金属線からなる。本実施形態の操作線40は、極細の金属細線を互いに撚り合わせた撚り線である。
操作線40の先端部42はシース20の遠位端部22のいずれかの部位に対して係合している。操作線40の基端部44を牽引した際に遠位端部22に屈曲力を付与するかぎりにおいて、先端部42の係合態様は特に限定されず、遠位端部22に対して固着してもよく、または非固着でもよい。ここで、カテーテル10の遠位端部22とは、カテーテル10の遠位端DEを含む所定の長さ領域をいう。また、外層14に対して先端部42を埋め込んで固定してもよく、マーカー70に対して先端部42を溶接または接着接合してもよい。本実施形態では、操作線40の先端部42をマーカー70に溶接する場合を例示する。このほか、先端部42を管状部材50の遠位部に固定してもよい。
なお、第一の操作線40aと第二の操作線40bとは、二本の個別の細線であることに限られず、一本の細線を遠位端部22または近位端部26の一方で折り返してU字状にして用いてもよく、または一連のループ状にして用いてもよい。したがって、一本の細線における二つの部分領域を、第一の操作線40aおよび第二の操作線40bと呼称してもよい。この場合、第一の操作線40aと第二の操作線40bの先端部42は合わせて一つであってもよい。また、操作線40の本数は三本以上でもよい。
シース20の基端は操作部本体62に固定され、操作線40の先端部42はシース20の遠位端部22に係合している。このため、操作線40(第一の操作線40aまたは第二の操作線40b)の基端部44をそれぞれ牽引すると、シース20の遠位端部22は当該操作線40の側に撓んで屈曲する。具体的には、第一の操作線40aを牽引すると、当該操作線の先端部42が固定された図3の上方に向かって遠位端部22は屈曲する。そして、第二の操作線40bを牽引すると、当該操作線の先端部42が固定された図3の下方に向かって遠位端部22は屈曲する。なお、シース20および管状部材50の動作に関し、屈曲と湾曲とを区別しない。
(管状部材について)
図5は管状部材50を模式的に示す斜視図である。図6(a)は管状部材50の側面を長尺方向に沿って切った展開平面図である。同図の上縁および下縁が仮想的な切断線にあたる。図6(b)は同図(a)にて円Bで示した梁状部53近傍の拡大図である。
本実施形態のカテーテル10は、特徴的な形状をもつ管状部材50を外層14に埋設することにより、シース20の耐圧性および耐キンク性を高めつつも高い屈曲性を実現している。
すなわち、本実施形態の医療用機器は、管状部材50の内部にメインルーメン15が貫通して形成されたカテーテル10である。
管状部材50は、ステンレス鋼やニチノール(ニッケル・チタン合金)などの金属製のチューブをレーザー加工またはダイヤモンドカッターなどのダイシング装置で切削加工した、いわゆるハイポチューブである。本実施形態の管状部材50は両端が開口しているが、本実施形態に代えてガイドワイヤとして本発明を実施する場合には、管状部材50の先端は閉塞されていてもよい。
本実施形態では、シース20の全長に亘って管状部材50が埋設されている状態を例示するが、本発明はこれに限られない。シース20の遠位側の一部長さにおいてのみ管状部材50を埋設してもよい。また、複数本の管状部材50をシース20の長尺方向に直列的に並べて埋設してもよい。
管状部材50は、多数の環状部52と、隣接するこれらの環状部52どうしを連結する梁状部53とが長尺方向、すなわちカテーテル10の長軸方向、に繰り返して形成されている。環状部52と梁状部53とは同一の金属製のチューブに対して一体形成されたものである。
環状部52の端面55には凹欠部54が形成されている。凹欠部54が端面55に形成されているとは、本実施形態のように環状部52の端面55の周囲における部分領域が全肉厚に亘って所定深さまで切り欠かれている場合のほか、当該部分領域が薄肉化されている場合を含む。
梁状部53の端部531、532は、凹欠部54の内側まで延伸して環状部52に接続されている。端部531が凹欠部54の内側まで延伸しているとは、図6(b)に示すように、凹欠部54の近傍両側における端面55どうしを結んだ仮想端面56と梁状部53との交点57に比べて、端部531が凹欠部54の内側にあることをいう。端部532に関しても同様である。
隣接する環状部52どうしは、二本の梁状部53によって連結されている。これらの梁状部53は、ともに長尺方向に直線状に延在している。二本の梁状部53は環状部52の周囲に180度対向して配置されている。また、図6(a)に示すように、長尺方向(同図の左右方向)に隣接する梁状部53どうしは直線状に並んでいる。なお、本実施形態の変形例として、長尺方向に隣接する梁状部53どうしを環状部52の周囲に所定角度だけずらして形成することにより、一連の梁状部53を螺旋状に配置してもよい。
本実施形態の管状部材50においては、複数の梁状部53は一の環状部52の周方向に分散して形成されており、これらの複数の梁状部53は互いに回転対称形状であり、かつ鏡面対称形状である。
環状部52に形成された当該複数の梁状部53の剛心と当該環状部52の重心とは一致している。ここでいう梁状部53の剛心とは、管状部材50に対してシース20の軸直交方向に剪断力を付与した場合の、梁状部53の長さ領域における対抗力の中心である。
図6(b)に示すように、梁状部53の端部531、532とは、凹欠部54の内縁58のうち梁状部53を挟む両側を結んだ仮想底部59と、梁状部53の中心線CBとの交点をいう。梁状部53の端部531、532と凹欠部54の内縁58とは滑らかに連続している。これにより、後記のように梁状部53が撓んで環状部52どうしが傾斜する場合に梁状部53の端部531、532に発生する応力集中を緩和することができる。
本実施形態の梁状部53は、端部531、532の近傍を除いて幅寸法が均一な帯状をなしている。凹欠部54は略矩形をなしている。
凹欠部54の非形成領域NFにおける環状部52の長尺方向の長さ寸法L1は、隣接する環状部52どうしの形成間隔L2よりも大きく、かつ梁状部53の延在長さLBよりも小さい。環状部52における凹欠部54の非形成領域NFとは、環状部52の周回方向に隣接する梁状部53どうしの中間領域をいう。環状部52どうしの形成間隔L2とは、隣接する環状部52どうしの近接縁間距離である。また、梁状部53の延在長さLBとは、端部531から端部532に至る梁状部53の経路長である。
梁状部53の長さについて説明する。管状部材50の遠位側(図6(a)の左側)から近位側に至るまで、各環状部52を接続する梁状部53の長さは均一でもよく、または連続的もしくは不連続的に長さが変化してもよい。本実施形態の管状部材50では、遠位側に位置する環状部52aどうしを接続する梁状部53aに比べて、基端側に位置する環状部52bどうしを接続する梁状部53bは短い。言い換えると、遠位側に位置する梁状部53aは、近位側に位置する梁状部53aよりも幅長さ比が大きい。梁状部53の幅長さ比とは、梁状部53のアスペクト比であり、当該梁状部53の延在長さLBを、梁状部53の平均幅で除したものである。細長い梁状部53ほど幅長さ比は大きい。
本実施形態のように、近位側の梁状部53bの幅長さ比を小さくすることで捩り剛性が向上する。このため、本実施形態のカテーテル10は、シース20全体に関する良好なトルク伝達性と、遠位端部22の柔軟な曲げ剛性とを両立することができる。
また、環状部52どうしの形成間隔に関し、図6(a)に示すように本実施形態の管状部材50では、遠位側に位置する環状部52aどうしの形成間隔L2は、近位側に位置する環状部52bどうしの形成間隔L3よりも大きい。管状部材50の近位端から遠位端に向かって形成間隔はL3からL2に徐々に長くなってもよく、または段階的に(不連続に)変化してもよい。本実施形態の管状部材50においては、境界環状部52cを境として、その遠位側に環状部52aおよび梁状部53aが形成され、近位側に環状部52bおよび梁状部53bが形成されている。
本実施形態の管状部材50は、近位側の梁状部53bに比べて遠位側の梁状部53aは長いため曲げ変形が容易であり、環状部52aは柔軟に揺動する。ここでいう梁状部の曲げ変形とは、相対向して配置された一対の梁状部を包含する平面に対して当該梁状部が起立する方向(図3、図4における上下方向)に曲がることをいう。
遠位側の環状部52aどうしの形成間隔L2は、近位側の環状部52bの形成間隔L3より大きい。このため、遠位側の環状部52aは、隣接する他の環状部に対して大きな傾斜角度で屈曲することができる。逆に、近位側の環状部52bは、梁状部53bが短くて曲がりにくい。また環状部52bの形成間隔L3が小さいため、環状部52bが僅かな屈曲角度となっただけで、隣接する他の環状部と端面55どうしが干渉する。このため、管状部材50の遠位端に曲げモーメントを付与した場合、遠位側の環状部52aの屈曲角度は、近位側の環状部52bの屈曲角度よりも大きくなる。
なお、図3に示すように環状部52どうしの間に外層14の樹脂材料が入り込んでいる場合にも上記の傾向は変わらない。各環状部52が傾斜して、その間の樹脂材料が等しい応力で圧縮される場合、樹脂材料の変位量は環状部52どうしの形成間隔に比例する。このため、環状部52どうしの形成間隔が大きい遠位側は、近位側に比べて環状部52の屈曲角度が大きくなるからである。したがって、本実施形態の管状部材50の屈曲形態を定性的に説明するにあたっては外層14の影響を無視することができる。後述する図7および図12においても外層14の影響を排除して管状部材50の屈曲形態を説明する。
図3に示すように、操作線40の先端部42はシース20に対して軸心から径方向にオフセットした位置に係合しているため、操作線40(たとえば第一の操作線40a)を矢印のように牽引すると、当該操作線の先端部42にはモーメントが付与される。
操作線40の先端部42は、梁状部53と異なる周回位置に係止されている。このため、操作線40を牽引した場合に、梁状部53には座屈ではなく曲げが発生し、シース20を好適に屈曲させることができる。より具体的には、シース20の遠位端部22は、当該先端部42の側(たとえば矢印に示す方向F:図3)に倒れるようにして屈曲する(図2(a)を参照)。そして、牽引する操作線の選択を変更することで、遠位端部22の屈曲方向は反転する(図2(b)を参照)。
すなわち、本実施形態のカテーテル10は、遠位端部22に先端部42が係止された操作線40を備え、この操作線40を牽引操作することで、隣接する環状部52どうしが互いに傾斜して遠位端部22が屈曲する。そして、遠位端部22が所定の規制角度に達したときに、隣接する環状部52の周縁どうしが近接して外層14の樹脂材料が圧縮され、または環状部52の周縁どうしが接触することにより、屈曲は規制される。
ここで、遠位端部22の規制角度とは、個々の環状部52どうしの傾斜角度を積算した管状部材50の全体の屈曲角度の上限を意味する。本実施形態のカテーテル10においては、この規制角度が60度以上180度以下であることが好ましい。これを60度以上とすることで、分岐する体腔(たとえば血管)を種々に選択してシース20を進入させることが可能となる。また、これを180度以下とすることで、シース20の遠位端DEが体腔内壁と不測に衝突することが抑制される。
図7は、このような管状部材50の屈曲状態を模式的に示す平面図である。同図は、図2(a)の遠位端部22の屈曲状態に対応している。境界環状部52cよりも遠位側に位置する複数個の環状部52aは互いに傾斜して端面55どうしが当接することにより、それぞれ規制角度に達した状態にある。これらの環状部52aにより、管状部材50には略90度の屈曲角度が実現されている。一方、境界環状部52cよりも近位側の環状部52bは形成間隔L3(図6(a)を参照)が小さいため、傾斜角は実質的にゼロに制限されている。このため、本実施形態の管状部材50およびこれを含むシース20の遠位端部22は、境界環状部52cを開始点として遠位端DEに向けて屈曲する。本実施形態のカテーテル10は遠位端部22の屈曲の開始点が特定されているため、分岐する体腔を選択して遠位端DEを進入させる操作を行うにあたり、カテーテル10の進入深さの位置調整が容易となる。
<第二実施形態>
図8から図12を用いて本発明の第二実施形態にかかる医療用機器を説明する。医療用機器としては、第一実施形態と同様にカテーテルを例示する。
本実施形態のカテーテル10は、管状部材50における梁状部53の形状および配置を工夫することにより、シース20の曲げ剛性をさらに低減して柔軟な屈曲を可能にしたものである。
図8および図10に示すように、本実施形態の梁状部53はS字状である。したがって、梁状部53の延在方向は、長尺方向(図8、図10の左右方向)に対して交差している。すなわち、梁状部53の少なくとも一部長さは、長尺方向に対して直交する成分をもっている。これにより、操作線40の先端部42に付与される牽引力が梁状部53の延在方向に直線的に負荷されることが確実に防止される。これにより、梁状部53には座屈が生じることなく曲げ変形が発生する。このため、操作線40の先端部42の位置と梁状部53との位置関係によらず管状部材50が良好に屈曲する。なお、説明のため図10では図中手前側の梁状部53(53a、53c、53e、・・・)のみを図示し、図中奥行側の梁状部(53b、53d、53f、・・・、図11(a)を参照)に関しては図示省略している。
そして、本実施形態の梁状部53の延在方向の少なくとも一部は、長尺方向に対して湾曲している。より具体的には、本実施形態の梁状部53は、湾曲方向が複数箇所で反転するS字状の湾曲領域を含んでいる。このように梁状部53の湾曲方向が反転していることにより、操作線40の牽引力によって梁状部53が押し縮められたときに、梁状部53の両端の間、すなわち隣接する環状部52どうしの間に捩れが発生することが防止される。このため、操作線40を牽引した際に、シース20および管状部材50は当該操作線40の先端部42の側に好適に屈曲する。なお、梁状部53がS字状の湾曲領域を含むとは、湾曲方向が2箇所以上で反転していることを意味し、W字状や波形を含む。
図9は図8のIX-IX線断面図である。図11(a)は本実施形態の管状部材50の側面を長尺方向に沿って切った展開平面図であり、同図(b)は梁状部53の近傍に関する拡大図である。図9および図11各図に示すように、環状部52の周囲には複数の梁状部53(53a、53b)が分散して配置されており、またこれら複数の梁状部53a、53bは、互いに回転対称形状である。
これら複数の梁状部53a、53bは、一の環状部52の周方向に分散して形成されている。梁状部53c〜53fも同様である。梁状部の本数は特に限定されず、複数本が好ましく、3本以上でもよい。これらの梁状部は、環状部52の周方向に均等に配置されていてもよく、不等間隔でもよい。本実施形態では、2本の梁状部53a、53bが環状部52の周囲における180度回転対称の位置および形状で配置されている。これら複数の梁状部53a、53bは、互いに鏡面非対称形状である。すなわち、図11(a)の展開平面図において梁状部53a、53bのS字の湾曲方向は一致しており、かかる展開平面図を筒状に曲成した管状部材50においては梁状部53a、53bは互いに反転して鏡面非対称形状となる。ここで、2本の梁状部が鏡面非対称形状であるとは、これらの梁状部の間を通り、かつ管状部材50の軸心に平行な平面に関して、当該2本の梁状部が鏡面対称ではないことを意味する。
本実施形態のように、梁状部53aと梁状部53bとが鏡面非対称形状であることにより、屈曲方向に起因する管状部材50の曲げ剛性の不均一さが低減される。ここで、一対の梁状部53a、53bが仮に鏡面対称形状であった場合、当該鏡面の面直方向(図10の左右方向)に管状部材50を屈曲させようとすると管状部材50の屈曲が阻害される。梁状部53a、53bの一方に圧縮歪み、他方にこれと釣り合う引張歪みが生じるため、管状部材50の曲げ剛性が高くなるからである。これに対し、本実施形態のように梁状部53aと梁状部53bとが鏡面非対称形状であると管状部材50の屈曲は阻害されない。上記鏡面の面直方向に管状部材50を屈曲させる場合であっても、対向する梁状部53a、53bの圧縮と引張とが釣り合わないため、これらの梁状部に曲げ歪みが発生するためである。これにより、その他の屈曲容易な方向への曲げ剛性と総合して鑑みるに、本実施形態の管状部材50は屈曲方向ごとの曲げ剛性の不均一さが低減されて曲げ剛性に関する角度依存性が抑制されている。
なお、本実施形態のカテーテル10に関しては、環状部52の周囲に3本以上の梁状部53が形成されていてもよい。この場合において、梁状部53が互いに鏡面非対称形状であるとは、そのうちの2本の梁状部のペアの総てに関して上記の関係が成立していることをいう。
本実施形態の管状部材50において、環状部52に形成された複数の梁状部53の剛心と当該環状部52の重心とは一致している。
図11(b)に示すように、本実施形態の環状部52もまた、隣接する他の環状部と対向する端面55に凹欠部54が形成されており、梁状部53の端部531、532は凹欠部54の内側まで延伸して環状部52に接続されている。また、湾曲した梁状部53は、凹欠部54の内縁58に対して略直角に突出している。本実施形態における梁状部53の端部531、532は、第一実施形態と同様に、凹欠部54の内縁58のうち梁状部53を挟む両側を結んだ仮想底部59と、梁状部53の中心線CBとの交点をいう。
本実施形態の凹欠部54は半円形状である。このため、梁状部53の湾曲形状に沿って環状部52(内縁58)と梁状部53とが所定の間隙を保つことができるとともに、梁状部53と内縁58とが略直角となる。また、梁状部53の端部531、532と凹欠部54の内縁58とは滑らかに連続している。
本実施形態の管状部材50もまた、凹欠部54の非形成領域における環状部52の長尺方向の長さ寸法L1が、隣接する環状部52どうしの形成間隔L2よりも大きく、かつ梁状部53の延在長さLBよりも小さい。これにより、環状部52どうしの近接縁間距離を抑制して管状部材50(シース20)の耐キンク性や耐圧性を維持しつつ、管状部材50の良好な屈曲性を得ることができる。
図12は、本実施形態の管状部材50の屈曲状態を模式的に示す平面図である。本実施形態の管状部材50は、境界環状部52cを境として、その遠位側に湾曲した梁状部53aが形成され、近位側に直線状の梁状部53gが形成されている。すなわち、本実施形態の管状部材50は、遠位側に位置する梁状部53a〜53f(図11(a)を参照)の形状と、近位側に位置する梁状部53gの形状とが互いに異なる。
そして、遠位側に位置する梁状部53aは、近位側に位置する梁状部53gよりも幅長さ比が大きい。これにより、境界環状部52cよりも近位側の環状部52bの屈曲が小さく抑制される一方、境界環状部52cを開始点として遠位端DEに向けて、隣接する環状部52aどうしが十分に屈曲する。これにより、図2(a)、(b)に示したように、実質的に遠位端部22のみを屈曲させることができる。
上記実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)長尺の管状部材を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器であって、
前記管状部材は、環状部と、隣接する前記環状部どうしを連結する梁状部と、が長尺方向に繰り返して形成されており、
前記環状部は、隣接する他の前記環状部と対向する端面に凹欠部が形成され、
前記梁状部の端部が前記凹欠部の内側まで延伸して前記環状部に接続されていることを特徴とする医療用機器;
(2)複数の前記梁状部が一の前記環状部の周方向に分散して形成されており、
前記複数の前記梁状部が互いに鏡面非対称形状であることを特徴とする上記(1)に記載の医療用機器;
(3)複数の前記梁状部が互いに回転対称形状である上記(2)に記載の医療用機器;
(4)前記環状部に形成された前記複数の前記梁状部の剛心と当該環状部の重心とが一致している上記(2)または(3)に記載の医療用機器;
(5)前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して交差している上記(1)から(4)のいずれかに記載の医療用機器;
(6)前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して湾曲している上記(5)に記載の医療用機器;
(7)湾曲した前記梁状部が、前記凹欠部の内縁に対して略直角に突出している上記(6)に記載の医療用機器;
(8)前記梁状部の前記端部と前記凹欠部の前記内縁とが滑らかに連続している上記(6)または(7)に記載の医療用機器;
(9)前記梁状部は、湾曲方向が複数箇所で反転するS字状の湾曲領域を含む上記(6)から(8)のいずれかに記載の医療用機器;
(10)前記凹欠部の非形成領域における前記環状部の長尺方向の長さ寸法が、隣接する前記環状部どうしの形成間隔よりも大きくかつ前記梁状部の延在長さよりも小さい上記(1)から(9)のいずれかに記載の医療用機器;
(11)前記管状部材の内部にメインルーメンが貫通して形成されたカテーテルである上記(1)から(10)のいずれかに記載の医療用機器であって、
前記医療用機器の遠位端部に先端部が係止された操作線をさらに備え、
前記操作線を牽引操作することで、隣接する前記環状部どうしが互いに傾斜して前記遠位端部が屈曲し、かつ、
前記遠位端部が所定の規制角度に達したときに、隣接する前記環状部の周縁どうしが近接または接触することにより屈曲が規制されることを特徴とする医療用機器;
(12)前記規制角度が60度以上180度以下である上記(11)に記載の医療用機器;
(13)前記操作線の前記先端部が、前記梁状部と異なる周回位置に係止されている上記(11)または(12)に記載の医療用機器;
(14)遠位側に位置する前記梁状部の形状と、近位側に位置する前記梁状部の形状とが互いに異なる上記(11)から(13)のいずれかに記載の医療用機器;
(15)遠位側に位置する前記梁状部は、近位側に位置する前記梁状部よりも幅長さ比が大きい上記(11)から(14)のいずれかに記載の医療用機器;
(16)前記環状部と前記梁状部とが同一の金属製のチューブに対して一体形成されたものである上記(1)から(15)のいずれかに記載の医療用機器。
10 カテーテル
12 内層
13、13a、13b サブルーメン
132 中空管
14 外層
15 メインルーメン
18 親水層
20 シース
22 遠位端部
26 近位端部
40、40a、40b 操作線
42 先端部
44 基端部
50 管状部材
52、52a、52b 環状部
52c 境界環状部
53、53a〜53g 梁状部
531、532 端部
54 凹欠部
55 端面
56 仮想端面
57 交点
58 内縁
59 仮想底部
60 操作部
62 操作部本体
63 基準マーク
64 回転子
65 角度検知用マーク
70 マーカー
80 コネクタ
DE 遠位端
NF 非形成領域

Claims (16)

  1. 長尺の管状部材を備え体腔内に挿入して用いられる医療用機器であって、
    前記管状部材は、環状部と、隣接する前記環状部どうしを連結する梁状部と、が長尺方向に繰り返して形成されており、
    前記環状部は、隣接する他の前記環状部と対向する端面に凹欠部が形成され、
    前記梁状部の端部が前記凹欠部の内側まで延伸して前記環状部に接続されていることを特徴とする医療用機器。
  2. 複数の前記梁状部が一の前記環状部の周方向に分散して形成されており、
    前記複数の前記梁状部が互いに鏡面非対称形状であることを特徴とする請求項1に記載の医療用機器。
  3. 複数の前記梁状部が互いに回転対称形状である請求項2に記載の医療用機器。
  4. 前記環状部に形成された前記複数の前記梁状部の剛心と当該環状部の重心とが一致している請求項2または3に記載の医療用機器。
  5. 前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して交差している請求項1から4のいずれか一項に記載の医療用機器。
  6. 前記梁状部の延在方向が、長尺方向に対して湾曲している請求項5に記載の医療用機器。
  7. 湾曲した前記梁状部が、前記凹欠部の内縁に対して略直角に突出している請求項6に記載の医療用機器。
  8. 前記梁状部の前記端部と前記凹欠部の前記内縁とが滑らかに連続している請求項6または7に記載の医療用機器。
  9. 前記梁状部は、湾曲方向が複数箇所で反転するS字状の湾曲領域を含む請求項6から8のいずれか一項に記載の医療用機器。
  10. 前記凹欠部の非形成領域における前記環状部の長尺方向の長さ寸法が、隣接する前記環状部どうしの形成間隔よりも大きくかつ前記梁状部の延在長さよりも小さい請求項1から9のいずれか一項に記載の医療用機器。
  11. 前記管状部材の内部にメインルーメンが貫通して形成されたカテーテルである請求項1から10のいずれか一項に記載の医療用機器であって、
    前記医療用機器の遠位端部に先端部が係止された操作線をさらに備え、
    前記操作線を牽引操作することで、隣接する前記環状部どうしが互いに傾斜して前記遠位端部が屈曲し、かつ、
    前記遠位端部が所定の規制角度に達したときに、隣接する前記環状部の周縁どうしが近接または接触することにより屈曲が規制されることを特徴とする医療用機器。
  12. 前記規制角度が60度以上180度以下である請求項11に記載の医療用機器。
  13. 前記操作線の前記先端部が、前記梁状部と異なる周回位置に係止されている請求項11または12に記載の医療用機器。
  14. 遠位側に位置する前記梁状部の形状と、近位側に位置する前記梁状部の形状とが互いに異なる請求項11から13のいずれか一項に記載の医療用機器。
  15. 遠位側に位置する前記梁状部は、近位側に位置する前記梁状部よりも幅長さ比が大きい請求項11から14のいずれか一項に記載の医療用機器。
  16. 前記環状部と前記梁状部とが同一の金属製のチューブに対して一体形成されたものである請求項1から15のいずれか一項に記載の医療用機器。
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