JP6964007B2 - 歩行誘導装置 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行誘導装置に関する。
従来から、下記特許文献1に示されるような歩行誘導装置が知られている。この歩行誘導装置では、フレームの下端部に回転軸を介して車輪が連結され、フレームの上端部に使用者が把持するグリップが連結されている。
そして、使用者がグリップを把持しながら歩行することで、歩行誘導装置により使用者の歩行を誘導することができる。また、車輪がフレームに対して回転軸回りに回動することで、使用者の進路に合わせてフレームに対する車輪の向きを変更することができる。
特開2014−236903号公報
しかしながら、前記従来の歩行誘導装置では、フレームの下端部に連結された回転軸回りに、車輪が、フレームに対して回動可能とされている。このため、車輪が接地する地面からの粉塵が回転軸に進入しやすく、長期間の使用において、フレームに対する車輪の向きを円滑に変更できなくなるおそれがあった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、長期間の使用においても、車輪の向きを円滑に変更することができる歩行誘導装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る歩行誘導装置は、一方向に延びる中心軸を有し、かつ前記中心軸に沿って長く形成されたフレームと、前記フレームの一方側の端部に連結されたフォークと、前記フォークに回転自在に支持された車輪と、前記フレームの他方側の端部に支持され、前記フレームに対して、前記中心軸回りに回動可能とされたハンドルと、前記フレームに設けられ、前記ハンドルを回動させる操舵機構と、前記フレームに設けられ、進行方向前方の障害物を検出する障害物検出センサと、前記フレームに設けられ、前記障害物検出センサによる検出結果に基づいて、前記操舵機構を制御する制御部と、を備え、前記操舵機構は、前記ハンドルを回動させるモータと、前記モータに電力を供給する内部電源と、を備え、前記モータおよび前記内部電源は、前記フレームにおける使用者側に、前記一方向に沿って直線状に並べられて配置されていることを特徴とする。
このように、上記構成では、フレームに設けられた操舵機構が、フレームの他方側の端部に支持されたハンドルを、フレームに対して中心軸O1回りに回動させる。すなわち、ハンドルとフレームとが相対回転することで、フレームの一方側の端部に支持された車輪の、ハンドルに対する向きが変更される。
したがって、例えばフレームの中心軸が延びる一方向を上下方向に沿って配置して、この歩行誘導装置を使用した場合には、車輪の向きを変更させる際にフレームに対して回動する部分を、地面から離間して配置することが可能になる。
これにより、フレームに対して回動する部分に地面からの粉塵が進入するのを抑制することができ、長期間の使用においても、車輪の向きを円滑に変更することができる。
また、モータおよび内部電源が、フレームにおける使用者側に配置されている。このため、例えばフレームの一方側の端部に位置する車輪を、ハンドルよりも進行方向前方に位置する姿勢で、この歩行誘導装置を使用した場合には、フレームの下側に、モータおよび内部電源を配置することが可能になる。
これにより、フレーム、モータ、および内部電源の重心を下げることができ、安定した状態にすることができる。
さらに、モータおよび内部電源が、フレームの中心軸が延びる一方向に沿って直線状に並べられて配置されている。このため、モータおよび内部電源が、フレームに対して一方向と交差する方向にかさばるのを抑制し、歩行誘導装置をコンパクトな構成とすることができる。
また、前記歩行誘導装置は、前記車輪に設けられ、前記車輪を制動するブレーキ機構を備え、前記制御部は、前記障害物検出センサによる検出結果に基づいて、前記ブレーキ機構を制御してもよい。
この場合には、歩行誘導装置がブレーキ機構を備え、制御部が、障害物検出センサによる検出結果に基づいて、ブレーキ機構を制御する。これにより、ブレーキ機構が車輪を制動することで、使用者の安全性を向上することができる。
また、前記歩行誘導装置における前記障害物検出センサは、前記フレームに固定された支持ブロックと、前記支持ブロックに支持されるとともに、地面までの距離を測る2つの画像センサと、を備え、前記2つの画像センサは、進行方向に間隔をあけて配置されてもよい。
この場合には、支持ブロックにより支持された2つの画像センサが、進行方向に間隔をあけて配置されている。このため、例えばフレームの中心軸が延びる一方向を上下方向に対して傾斜して配置して、この歩行誘導装置を使用した場合には、2つの画像センサが上下方向に間隔をあけて配置されることとなる。
ここで、2つの画像センサを上下方向に間隔をあけて配置すると、上下方向にずれた2枚の画像を得ることができ、横方向に延びる被検出物までの距離が異なることを認識することができる。
これにより、2つの画像センサにより、使用者の前方に位置する横方向に延びる構造物を精度よく検出することができる。したがって、段差や壁や柵等といった、使用者の歩行を顕著に妨げる障害物を精度よく検出することで、使用者の安全性をより一層効果的に向上することができる。
また、前記歩行誘導装置は、前記内部電源から前記ハンドルに向けて延びるとともに、前記ハンドル側の端部が自由端とされた棒状の操舵量提示部を備え、前記操舵量提示部における前記ハンドル側の端部は、前記ハンドルに近接する位置まで延びてもよい。
この場合には、例えば使用者が前方に注意を払っていることで、車輪の向きを視認できない状態であっても、操舵量提示部を、ハンドルの回動に合わせて使用者の手に接触させやすくすることが可能になる。
これにより、使用者が、操舵量提示部が手に対して接触する方向から、ハンドルに対して車輪の向きが変更したことを確実に把握することができる。
また、前記歩行誘導装置における前記車輪の回転軸は、前記中心軸に対して、進行方向前方側に位置してもよい。
この場合には、フレームの中心軸が車輪の回転軸からずれているので、車輪の回転軸回りにフレームを回動させた際に、フレームが前後方向に大きく回動するのを抑えることができ、歩行誘導装置の操作性を向上することができる。
本発明によれば、長期間の使用においても、車輪の向きを円滑に変更することができる。
本発明の一実施形態に係る歩行誘導装置の側面図である。 図1に示す歩行誘導装置のハンドル周辺の拡大図である。 図1に示す歩行誘導装置の車輪周辺の拡大図であって、フォークを仮想線で示した図である。 図1に示す歩行誘導装置において、ハンドルが回動した状態を示す図である。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係る歩行誘導装置1について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る歩行誘導装置1は、例えば盲目者等の歩行に際して支援が必要な使用者が使用することで、使用者の歩行を誘導する。以下の説明において、使用者の進行方向前方を単に前方といい、進行方向後方を単に後方という。また、使用者が立位した状態における上下方向を単に上下方向という。
歩行誘導装置1は、一方向Xに延びる中心軸O1を有し、かつ前記中心軸O1に沿って長く形成されたフレーム10と、フレーム10の一方側の端部に、回転自在に支持された車輪20と、フレーム10の他方側の端部に支持され、フレーム10に対して、中心軸O1回りに回動可能とされたハンドル30と、を備えている。
フレーム10は、例えば金属パイプ等により形成されている。車輪20の回転軸O2は、フレーム10の中心軸O1に対して前方側にずれた位置に配置されている。車輪20の回転軸O2は、フレーム10の中心軸O1と直交する向きに延びている。
フレーム10の一方側の端部にはフォーク11が連結されている。フォーク11は、表裏面が車輪20の回転軸O2に沿う方向を向く支持板11Aを備えている。支持板11Aは、車輪20の回転軸O2に沿う方向に間隔をあけて一対配置されている。一対の支持板11A同士の間に車輪20が配置されている。
車輪20の回転軸O2は、一対の支持板11A同士の間に挟まれながら、回転自在に支持されている。これにより、車輪20がフレーム10に回転自在に支持されている。
フォーク11には、車輪20の回転数を検出する回転数センサ(図示せず)が設けられている。
一方の支持板11Aの表裏面のうち、車輪20側を向く裏面には、直交方向に向けて突出する支持軸11Bが形成されている。支持軸11Bの先端と、車輪20と、の間には隙間が設けられている。
ハンドル30は、例えば金属パイプに対する曲げ加工等により形成されている。フレーム10およびハンドル30の外径は互いに同等となっている。
ハンドル30は、側面視でL字状をなしている。ハンドル30は、一方向Xに延びるステム31と、ステム31の端部から、フレーム10の中心軸O1に対して車輪20と反対側に延びるグリップ32と、を備えている。グリップ32はステム31に対して直角に延びている。
グリップ32は、使用者が歩行に際して把持する部分である。すなわち、中心軸O1に対してグリップ32側が、使用者側となる。
図2に示すように、ステム31のうち、グリップ32部と反対側の端部は、フレーム10の内側に挿通されている。ステム31は、フレーム10に対して中心軸O1回りに回動可能に支持されている。
ステム31の外周面のうち、フレーム10と一方向Xに連なる部分には、第1ギア31Aが設けられている。第1ギア31Aは、ステム31の外周面に直接形成してもよいし、ステム31の外周面に筒状のギア部材を外嵌してもよい。
フレーム10には、ハンドル30を回動させる操舵機構40が設けられている。操舵機構40は、ハンドル30を回転させるモータ41と、モータ41に電力を供給する内部電源42と、を備えている。
モータ41および内部電源42は、フレーム10における使用者側に、一方向Xに沿って直線状に並べられて配置されている。
モータ41は、フレーム10の一方側の端部における外周面のうち、中心軸O1に対して使用者側に位置する部分に固定されている。モータ41は、シャフト41Aが一方向Xにおけるハンドル30側を向くように配置されている。
モータ41のシャフト41Aには、第2ギアが設けられている。第2ギアは、ハンドル30のステム31における第1ギア31Aと係合している。
内部電源42は、筒状のカバー43に収容された状態で、フレーム10の外周面のうち、モータ41よりも一方向Xに沿う車輪20側に配置されている。
内部電源42には二次電池が用いられ、必要に応じて外部電源からの電力により充電することができる。内部電源42はモータ41と図示しない配線により電気的に接続されている。
図4に示すように、モータ41のシャフト41Aが回転すると、第2ギアの回転に伴って、第1ギア31Aが中心軸O1回りに回動することで、ステム31およびグリップ32が、フレーム10に対して中心軸O1回りに回動する。
このため、ハンドル30のグリップ32が、フレーム10に対して延びる向きが変更することで、使用者に対する車輪20の回転方向が変更する。これにより、車輪20を操舵することができる。
また、図2に示すように、フレーム10には、前方の障害物を検出する障害物検出センサ50が設けられている。
障害物検出センサ50は、フレーム10に固定された支持ブロック51と、支持ブロック51に支持されるとともに、地面までの距離を測る2つの画像センサ52と、を備えている。2つの画像センサ52は、進行方向に間隔をあけて配置されている。
また、図3に示すように、車輪20には、車輪20を制動するブレーキ機構60が設けられている。
ブレーキ機構60は、リニアアクチュエータ61と、リニアアクチュエータ61の駆動により車輪20におけるホイールの内面に当接するブレーキパッド62と、を備えている。
リニアアクチュエータ61は、フォーク11の支持板11Aの内面に固定されている。ブレーキパッド62は、フォーク11の支持板11Aの内面に形成された支持軸11Bにより回動自在に支持されている。
ブレーキパッド62における、車輪20と反対側に位置する部分に、リニアアクチュエータ61のロッドが図示しないバネを介して接続している。リニアアクチュエータ61のロッドが車輪20におけるホイールの内面に向けて変位すると、ブレーキパッド62が支持軸11B回りに回動し、車輪20におけるホイールの内面に押圧されることで、車輪20を制動することができる。
図2に示すように、歩行誘導装置1はまた、フレーム10に設けられた制御部70を備えている。制御部70は、障害物検出センサ50による検出結果に基づいて、操舵機構40およびブレーキ機構60を制御する。制御部70は、支持ブロック51の内部に設けられている。制御部70は、歩行誘導装置1の姿勢角(ピッチ、ロール、ヨー)を検出する姿勢角センサ(図示せず)を有している。
制御部70は、障害物検出センサ50、操舵機構40のモータ41、およびブレーキ機構60のリニアアクチュエータ61と電気的に接続されている。制御部70は、回転数センサにより歩行誘導装置1の移動速度を把握するとともに、姿勢角センサからの信号や、障害物検出センサ50からの検出結果に基づいて、前方の状況を認識する。制御部70は、これらの情報に基づいて、歩行誘導装置1を制動又は操舵する。
歩行誘導装置1はまた、内部電源42からハンドル30に向けて延びるとともに、ハンドル30側の端部が自由端とされた棒状の操舵量提示部80を備えている。
操舵量提示部80は例えば弾性を備えた合成樹脂材料により形成されている。操舵量提示部80は、内部電源42を収容するカバー43のうち、一方向Xの他方側の端部に取付けられている。図示の例では、操舵量提示部80の端部は、カバー43の内側に挿通されている。
操舵量提示部80は、ハンドル30が回動した際に、使用者の手に接触する。すなわち、ハンドル30が回動した際には、使用者がハンドル30を把持していることで、フレーム10および車輪20が、ハンドル30に対して中心軸O1回りに相対的に回動することとなる。
このとき、内部電源42のカバー43に取付けられた操舵量提示部80が、フレーム10とともにハンドル30に対して回動することで、操舵量提示部80におけるハンドル30側の端部が、使用者の手に接触する。これにより、操舵量提示部80が接触した方向に、車輪20が向いたことを使用者が認識する。
ここで、操舵量提示部80におけるハンドル30側の端部は、ハンドル30に近接する位置まで延びている。図示の例では、操舵量提示部80は、ハンドル30のグリップ32に一方向Xに沿って近接する位置まで延びている。
このため、使用者がグリップ32を把持した際に、使用者の手に接触しやくなっている。
次にこの歩行誘導装置1の使用方法について説明する。
使用者が歩行誘導装置1を使用する際には、グリップ32を把持した状態で、車輪20がグリップ32よりも前方に位置するように歩行誘導装置1を配置する。すなわち、フレーム10は、一方向Xの一方側から他方側に向かうに従い漸次、後方に向けて延びるように傾斜した姿勢となる。
そして使用者の前方への歩行に伴って、車輪20が前方に向けて回転して、使用者の歩行を誘導する。
前方の障害物を障害物検出センサ50が検出した際には、制御部70がブレーキ機構60を駆動して制動することができる。この際、画像センサ52が、上下方向に間隔をあけて配置されているので、横方向に延びる特徴をもつ障害物が精度よく検出される
また、制御部70が操舵機構40を駆動して、使用者の進路を変更する。
制御部70が制動するか操舵するかについては、前方の障害物の状態により、任意に選択することができる。また、下り坂のように歩行誘導装置1の自重により前方への移動速度が上昇する場合には、制御部70が、回転センサにより検出した移動速度に基づいて、車輪20を緩やかに制動してもよい。
以上説明したように、フレーム10に設けられた操舵機構40が、フレーム10の他方側の端部に支持されたハンドル30を、フレーム10に対して中心軸O1回りに回動させる。すなわち、ハンドル30とフレーム10とが相対回転することで、フレーム10の一方側の端部に支持された車輪20の、ハンドル30に対する向きが変更される。
したがって、例えばフレーム10の中心軸O1が延びる一方向Xを上下方向に沿って配置して、この歩行誘導装置1を使用した場合には、車輪20の向きを変更させる際にフレーム10に対して回動する部分を、地面から離間して配置することが可能になる。
これにより、フレーム10に対して回動する部分に地面からの粉塵が進入するのを抑制することができ、長期間の使用においても、車輪20の向きを円滑に変更することができる。
また、歩行誘導装置1がブレーキ機構60を備え、制御部70が、障害物検出センサ50による検出結果に基づいて、ブレーキ機構60を制御する。これにより、ブレーキ機構60が車輪20を制動することで、使用者の安全性を向上することができる。
また、支持ブロック51により支持された2つの画像センサ52が、進行方向に間隔をあけて配置されている。このため、例えばフレーム10の中心軸O1が延びる一方向Xを上下方向に対して傾斜して配置して、この歩行誘導装置1を使用した場合には、2つの画像センサ52が上下方向に間隔をあけて配置されることとなる。
ここで、2つの画像センサ52を上下方向に間隔をあけて配置すると、上下方向にずれた2枚の画像を得ることができ、横方向に延びる被検出物までの距離が異なることを認識することができる。
これにより、2つの画像センサ52により、使用者の前方に位置し、横方向に延びる構造物を精度よく検出することができる。したがって、段差や壁や柵等といった、使用者の歩行を顕著に妨げる障害物を精度よく検出することで、使用者の安全性をより一層効果的に向上することができる。
また、モータ41および内部電源42が、フレーム10における使用者側に配置されている。このため、例えばフレーム10の一方側の端部に位置する車輪20を、ハンドル30よりも進行方向前方に位置する姿勢で、この歩行誘導装置1を使用した場合には、フレーム10の下側に、モータ41および内部電源42を配置することが可能になる。これにより、フレーム10、モータ41、および内部電源42の重心を下げることができ、安定した状態にすることができる。
また、モータ41および内部電源42が、フレーム10の中心軸O1が延びる一方向Xに沿って直線状に並べられて配置されている。このため、モータ41および内部電源42が、フレーム10に対して一方向Xと交差する方向にかさばるのを抑制し、歩行誘導装置1をコンパクトな構成とすることができる。
また、例えば使用者が前方に注意を払っていることで、車輪20の向きを視認できない状態であっても、操舵量提示部80を、ハンドル30の回動に合わせて使用者の手に接触させやすくすることが可能になる。
これにより、使用者が、操舵量提示部80が手に対して接触する方向から、ハンドル30に対して車輪20の向きが変更したことを確実に把握することができる。
また、フレーム10の中心軸O1が車輪20の回転軸O2からずれているので、車輪20の回転軸O2回りにフレーム10を回動させた際に、フレーム10が前後方向に大きく回動するのを抑えることができ、歩行誘導装置1の操作性を向上することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、制御部70により制御されるブレーキ機構60を備えている構成を示したが、このような態様に限られない。歩行誘導装置1はブレーキ機構60を備えなくてもよい。
また、上記実施形態では、障害物検出センサ50が2つの画像センサ52を備え、2つの画像センサ52が進行方向に間隔をあけて配置された構成を示したが、このような態様に限られない。
2つの画像センサ52が、使用者に対して横方向に間隔をあけて配置されてもよいし、画像センサ52は1つであってもよい。また障害物検出センサ50としては、測長センサやLIDAR等の画像センサ52以外のセンサであってもよい。
また、上記実施形態では、操舵機構40のモータ41および内部電源42が、フレーム10における使用者側に、一方向Xに沿って直線状に並べられて配置されている構成を示したが、このような態様に限られない。モータ41および内部電源42は直線状に並べなくてもよく、これらの位置関係は任意に変更することができる。
また、上記実施形態では、内部電源42からハンドル30に向けて延びる操舵量提示部80を備えている構成を示したが、このような態様に限られない。歩行誘導装置1は操舵量提示部80を備えなくてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 歩行誘導装置
10 フレーム
20 車輪
30 ハンドル
40 操舵機構
41 モータ
42 内部電源
50 障害物検出センサ
51 支持ブロック
52 画像センサ
60 ブレーキ機構
70 制御部
80操舵量提示部
O1 中心軸
O2 回転軸
X 一方向

Claims (5)

  1. 一方向に延びる中心軸を有し、かつ前記中心軸に沿って長く形成されたフレームと、
    前記フレームの一方側の端部に連結されたフォークと、
    前記フォークに回転自在に支持された車輪と、
    前記フレームの他方側の端部に支持され、前記フレームに対して、前記中心軸回りに回動可能とされたハンドルと、
    前記フレームに設けられ、前記ハンドルを回動させる操舵機構と、
    前記フレームに設けられ、進行方向前方の障害物を検出する障害物検出センサと、
    前記フレームに設けられ、前記障害物検出センサによる検出結果に基づいて、前記操舵機構を制御する制御部と、を備え
    前記操舵機構は、前記ハンドルを回動させるモータと、
    前記モータに電力を供給する内部電源と、を備え、
    前記モータおよび前記内部電源は、前記フレームにおける使用者側に、前記一方向に沿って直線状に並べられて配置されていることを特徴とする歩行誘導装置。
  2. 前記車輪に設けられ、前記車輪を制動するブレーキ機構を備え、
    前記制御部は、前記障害物検出センサによる検出結果に基づいて、前記ブレーキ機構を制御することを特徴とする請求項1に記載の歩行誘導装置。
  3. 前記障害物検出センサは、前記フレームに固定された支持ブロックと、
    前記支持ブロックに支持されるとともに、地面までの距離を測る2つの画像センサと、を備え、
    前記2つの画像センサは、進行方向に間隔をあけて配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歩行誘導装置。
  4. 前記内部電源から前記ハンドルに向けて延びるとともに、前記ハンドル側の端部が自由端とされた棒状の操舵量提示部を備え、
    前記操舵量提示部における前記ハンドル側の端部は、前記ハンドルに近接する位置まで延びていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の歩行誘導装置。
  5. 前記車輪の回転軸は、前記中心軸に対して、進行方向前方側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の歩行誘導装置。
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