JP6803676B2 - 歩行支援装置 - Google Patents
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Description
(1) 前記基部フレームの進行方向の先端部に、前記操作フレームの基端部を連設した。
(2) 前記基部フレームの進行方向の先端部に第一車軸支持具を設け、前記第一車軸支持具の両端部に前輪を取り付けし、かつ、前記前輪の車軸が、前記基部フレームの進行方向の先端よりも進行方向側に位置するように、前記前輪を取り付けた。
(3) 前記基部フレームに対して、前記前輪の車軸が傾動可能となるように、前記第一車軸支持具を形成した。
(4) 前記基部フレームの進行方向で後端部に、ストッパー部を形成した。
(5) 前記基部フレームの下面側に、第二車軸支持具の基端部を、略平行に配置した前側の縦軸と後側の縦軸を介して取り付け、かつ前記第二車軸支持具の先端部に後輪を取り付けた。
(6) 前記後輪は、前記ストッパー部の直下でかつ所定間隙を空けて配置し、さらに前記後輪の車軸が前後方向で前記ストッパー部の中間付近に位置するように形成した。
(7) 前記ストッパー部は、使用者が前記把持部から下方に押圧することにより、前記間隙を無くして前記後輪の上部を押圧して、前記後輪の回転を規制するように形成した。
(1) ストッパー部の進行方向側に前記第二車軸支持具の基端部を設け、前記第二車軸支持具の先端部を進行方向の反対側に配置する。
(2) 前記基部フレームに、進行方向側に短い縦軸の上端部、他側に長い縦軸の上端部をそれぞれ取り付けた。
(3) 前記両縦軸の下端部に、前記第二車軸支持具の基端部を、上下移動可能で、かつ前記第二車軸支持具が進行方法と反対側に向けて下がり勾配となるように取り付けした。
(4) 前記両縦軸に、前記第二車軸支持具を前記基部フレームから離れる方向に付勢するスプリングばねを取り付けた。
(5) 後輪の車軸の長さ方向で、前記基部フレームの幅より前記後輪の幅を充分に長く形成した。
また、垂直部7の上部で後側の面に、水平方向に出没する係止突部8を取り付け、係止突部8は、常時は、パイプ内に装着したバネ(図示していない)により突出するように付勢され、バネに抗して押されると垂直部7の側面と面一に引っ込むようになっている。
また、水平部3の前側の端部付近(または水平部3と中間部4の境界付近)と、立ち上がり部6(または垂直部7の下側)との間に、斜めの補強材18の下端部18bと上端部18aを固定する。
また、連結部11には上下に所定間隔で並べた調整透孔14、14を形成し(この実施形態は5個)、調整透孔14は、基部フレーム2の係止突部8を挿入できる大きさで形成する。また、連結部11の下端部外周側に、垂直部7の外周に嵌装して連結部11と垂直部7とを動かないように固定できる筒状の保持筒15を、ねじ込んで、かつ連結部11の下縁より下方に突出させて取り付けてある。
ここで、ボルト31の軸に対して、貫通孔24a、24bの径は大きく形成され、貫通孔24a、24b内でボルト31が移動できるように形成され(図7(c))、フレーム1(基部フレーム2、操作フレーム10)が傾斜移動した場合であっても、第一車軸28が水平を保つように形成されている。なお、ここで、同じような作用させるために、ボルト31、31を緩く基部フレーム2に取り付けることもできる(図示していない)。
辺部23bと辺部23cとが重なった位置の貫通孔24に第一車軸28を配置する。第一車軸28の外周側で、第一車軸支持片21と第一車軸支持片21の間に、筒状(中心軸に孔が空いた円柱状)の弾性軸受け26を取り付けてある。また、第一車軸28の外周側で、第一車軸支持片21、21の外側にも、筒状の弾性軸受け27をそれぞれ取り付ける。弾性軸受け27の外側で、第一車軸28にワッシャ29を取り付けて、ワッシャー29、29で、弾性軸受け27、第一車軸受け片21、弾性軸受け26、第一車軸受け片21、弾性軸受け27を挟んだ状態とする。
ここで、弾性軸受け26、27は略同一断面形状で、軸受けとしてある程度の硬さや強度を有し、かつフレームの傾斜を吸収できるある程度の柔らかさと反発性を合わせもつ材質が好ましく、例えば、エステル系ポリウレタン製を採用するが、同様の性質を有する他の材料を採用することもできる。また、弾性軸受け26は弾性軸受け27より、軸方向の長さを長く形成する。
また、第一車軸28で、両ワッシャー29、29の外側に、幅L1、外径D1の前輪30、30を取り付ける(図4)。また、ワッシャー29は、前輪30をその位置に保持するナットにより、その位置で第一車軸28の軸方向で位置を保つように取り付けられている。
また、第一車軸受け21、21の貫通孔24の内径は、第一車軸28が回転できるように第一車軸28の外径より大きく形成されている。なお、貫通孔24の内径は、第一車軸受け21に対して第一車軸38が、さらに軸をずらして大きく斜めに移動できるように、第一車軸28の外径より十分大きく形成することもできる(図示していない)。
また、弾性軸受け26、27の内径は、第一車軸28の外径よりやや大きく形成され(貫通孔24の内径より小さい)、第一車軸受け21に対して第一車軸28が、軸をずらして斜めに移動できるように取り付けられる。
また、前記において、第一車軸受け片21と基部フレーム2との取り付けは通常は動かないよう固定するが、ボルトナットを緩めに取り付けて、基部フレーム2に対して第一車軸受け片21が若干動くように設定することもできる。この場合には、基部フレーム2がより大きく傾斜した場合であっても、より確実に2つの前輪30、30が接地して、前輪30、30の一方が浮き上がらないようにすることができる。
また、操作フレーム10が傾動して(図3(a)(b))、基部フレーム2がより大きく傾斜した場合であっても、確実に2つの前輪30、30が接地して、前輪30の一方が浮き上がらないようにすることができれば、第一車軸受け片21、21を省略して、基部フレーム2に直接に前輪30の車軸28を固定することもできる(図示していない)。
また、基板41は、前縁41aが幅狭で後縁41bが幅広の台形状で、後縁41bの幅の間隔を保って、第二軸受け片45、45が平行に後側に向けて続いている。第二軸受け片45、45はほぼ同じ高さで形成されている。また、基板41の前縁41aの幅、第二軸受け片45の前側の高さで、前方覆い部材48が連設され、前方覆い部材48は前方に向けて徐々に幅及び高さを窄めて、先端部48aは球面状に形成される(図8)。
各ボルト53、54の軸は略平行に配置され、前側のボルト53より後側のボルト54が長く形成され、第二車軸支持具40(基板41、第二車軸受け片45)は、後側に向けて下がり勾配で配置される。また、基板41の上面41aと基部フレーム2の間で、前後ボルト53、54にスプリング55、56をそれぞれ嵌装する。スプリング55、56も、前側のボルト53のスプリング55を短く、後側のボルト54側のスプリング56を長く形成し、スプリング55、56は常時は反発する方向に付勢してある(図6(a)(b))。
また、後輪50の幅L2は、ストッパー58の径L3(後輪50の幅方向の長さ)は、L3より十分大きく形成して、ストッパー58が確実に後輪50に当接できるように形成されている。
また、基部フレーム2の後端にリアランプ59を取り付ける。リアランプ59は、スイッチ兼用で押すと「消灯状態、点滅状態、点灯状態」を切り替えることができ、点灯状態及び点滅状態で、例えば赤色に発光する。
また、使用者が、把持グリップ13を下方に押すように力を解除すれば、スプリング55、56により、後輪50の回転が確保される。
この場合、例えば、ステンレス材などの金属板を、基部フレーム3(後端側)の外形に応じた内径を有する部分筒状の屈曲板からストッパー58aを形成することもできる(図10(b))。この場合、ストッパー58aを基部フレーム3の後端部側下面に固定して、後輪50の上側を押圧できるように取り付ける(図10(a))。また、ストッパー58aは、取付状態(図10(a))で上下反転した状態で、斜視図を示してある(図10(b))。また、このように構成すれば、簡易な形状となり、また交換も容易となる。
また、反射円を前側に向けた反射板17に代えて、あるいは、反射面を前側に向けた反射板17と共に反射面を後側に向けた反射板17aを取り付けることもできる(図10(a))。この場合、基部フレーム3の後端部側で、ストッパー58aに隣接した前側に、基部フレーム3の後端部側より上方に反射板が位置するように設ける(図10(a))。また反射面を後側に向けた反射板17aを取り付けた場合、リアランプ59は省略することもできる(図示していない)。
2 フレームの基部フレーム
3 水平部(基部フレーム)
4 中間部(基部フレーム)
5 屈曲部(基部フレーム)
6 立ち上がり部(基部フレーム)
7 垂直部(基部フレーム)
8 係止突部(基部フレーム)
10 フレームの操作フレーム
11 連結部(操作フレーム)
12 操作部(操作フレーム)
13 把持グリップ(操作フレーム)
14 調整透孔(操作フレーム)
15 保持筒(操作フレーム)
17、17a 反射板
18 補強材(フレーム)
20 第一車軸支持具
21 第一車軸支持具の第一車軸受け片
22、22a、22b 角部(第一車軸受け片)
23a、23b、23c 辺部(第一車軸受け片)
24、24a、24b 貫通孔(第一車軸受け片)
25 残余開口(第一車軸受け片)
26、27 第一車軸支持具の弾性軸受け
28 第一車軸
29 第一車軸支持具のワッシャー
30 前輪
31 ボルト
40 第二車軸支持具
41 第二車軸支持具の基板
42 前貫通孔(基板)
43 後貫通孔(基板)
45 第二車軸支持具の第二軸受け片
46 軸貫通孔(第二軸受け片)
48 第二車軸支持具の前方覆い材
50 後輪
50a 後輪の上端
50b 後輪の後端
51 第二車軸
53、54 ボルト
55、56 スプリング
58、58a ストッパー
59 リアランプ
60 歩行支援装置
62 地面
Claims (2)
- 横方向に配置した基部フレームの進行側に前輪、他側に後輪を有し、前記基部フレームに、操作者の把持部を有する操作フレームを形成して、以下のように構成したことを特徴とする歩行支援装置。
(1) 前記基部フレームの進行方向の先端部に、前記操作フレームの基端部を連設した。
(2) 前記基部フレームの進行方向の先端部に第一車軸支持具を設け、前記第一車軸支持具の両端部に前輪を取り付けし、かつ、前記前輪の車軸が、前記基部フレームの進行方向の先端よりも進行方向側に位置するように、前記前輪を取り付けた。
(3) 前記基部フレームに対して、前記前輪の車軸が傾動可能となるように、前記第一車軸支持具を形成した。
(4) 前記基部フレームの進行方向で後端部に、ストッパー部を形成した。
(5) 前記基部フレームの下面側に、第二車軸支持具の基端部を、略平行に配置した前側の縦軸と後側の縦軸を介して取り付け、かつ前記第二車軸支持具の先端部に後輪を取り付けた。
(6) 前記後輪は、前記ストッパー部の直下でかつ所定間隙を空けて配置し、さらに前記後輪の車軸が前後方向で前記ストッパー部の中間付近に位置するように形成した。
(7) 前記ストッパー部は、使用者が前記把持部から下方に押圧することにより、前記間隙を無くして前記後輪の上部を押圧して、前記後輪の回転を規制するように形成した。 - 以下のように構成したことを特徴とする請求項1に記載の歩行支援装置。
(1) ストッパー部の進行方向側に前記第二車軸支持具の基端部を設け、前記第二車軸支持具の先端部を進行方向の反対側に配置する。
(2) 前記基部フレームに、進行方向側に短い縦軸の上端部、他側に長い縦軸の上端部をそれぞれ取り付けた。
(3) 前記両縦軸の下端部に、前記第二車軸支持具の基端部を、上下移動可能で、かつ前記第二車軸支持具が進行方法と反対側に向けて下がり勾配となるように取り付けした。
(4) 前記両縦軸に、前記第二車軸支持具を前記基部フレームから離れる方向に付勢するスプリングばねを取り付けた。
(5) 後輪の車軸の長さ方向で、前記基部フレームの幅より前記後輪の幅を充分に長く形成した。
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