JP5913001B2 - 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5913001B2
JP5913001B2 JP2012187416A JP2012187416A JP5913001B2 JP 5913001 B2 JP5913001 B2 JP 5913001B2 JP 2012187416 A JP2012187416 A JP 2012187416A JP 2012187416 A JP2012187416 A JP 2012187416A JP 5913001 B2 JP5913001 B2 JP 5913001B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external force
moving body
torque
driving
calculated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012187416A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014044625A (ja
Inventor
直行 武居
直行 武居
藤本 英雄
英雄 藤本
山口 宇唯
宇唯 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Institute of Technology NUC
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Nagoya Institute of Technology NUC
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya Institute of Technology NUC, Toyota Motor Corp filed Critical Nagoya Institute of Technology NUC
Priority to JP2012187416A priority Critical patent/JP5913001B2/ja
Publication of JP2014044625A publication Critical patent/JP2014044625A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5913001B2 publication Critical patent/JP5913001B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、移動体に作用する外力を推定し、移動体を最適に制御する移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラムに関するものである。
近年、環境内に存在する障害物等を回避しつつ、自律的に移動する移動体の開発が行われている。このような移動体においては、仮に、障害物などに接触した場合にその接触により生じる外力を推定し、その衝撃を緩和するなどの高い安全性の制御を行うことが望まれる。
例えば、トルクセンサなどによる人の入力と環境からの外力に対して、夫々コンプライアンス制御を行う走行車の制御方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−049523号公報
しかしながら、上記特許文献1に示す制御方法においては、例えば、環境内に存在する障害物等と接触したときに生じる外力を推定するための、複数のセンサなどが必要となりコスト増加に繋がる虞がある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、コスト低減をしつつ高い安全性が実現できる移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の駆動車輪を駆動させて移動を行う移動体を制御する移動体制御装置であって、前記各駆動車輪の回転情報を検出する回転検出手段と、前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、前記回転検出手段により検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出する摩擦トルク算出手段と、前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記駆動トルク算出手段により算出された駆動トルクと、前記摩擦トルク算出手段により算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力により前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出する外力算出手段と、前記外力算出手段により算出された外力に応じて、前記移動体の移動を制御する移動体制御手段と、を備えることを特徴とする移動体制御装置である。
この一態様において、前記外力算出手段は、前記駆動車輪の外力トルクと、移動体の重心位置に作用する外力との関係を示すヤコビ転置行列の疑似逆行列と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出することを特徴とする移動体制御装置。
この一態様において、前記外力算出手段は、下記(5)式を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力fハットを算出してもよい。但し、上記式において、rは前記各駆動車輪の半径であり、τハットは前記駆動車輪の外力トルクであり、一対の駆動車輪間の距離を2lとする。
この一態様において、前記摩擦トルク算出手段は、前記回転検出手段により検出された前記各駆動車輪の回転角速度に基いて、前記各駆動車輪の粘性摩擦トルク及びクーロン摩擦トルクを夫々算出し、該算出した各駆動車輪の粘性摩擦トルク及びクーロン摩擦トルクを加算して前記各駆動車輪の摩擦トルクを算出してもよい。
この一態様において、前記移動体の傾斜角を検出する傾斜角検出手段を更に備え、前記外力算出手段は、前記傾斜角検出手段により検出された移動体の傾斜角に基いて、前記移動体に作用する斜面方向の重力成分を算出し、前記算出した移動体の重心位置に作用する外力から前記算出した重力成分を減算してもよい。
この一態様において、前記移動体は一対の駆動車輪を駆動する一対の駆動手段を備えており、前記移動体制御手段は、前記前記外力算出手段により算出された外力の増加を抑制するように前記各駆動手段を制御してもよい。
他方、上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の駆動車輪を駆動させて移動を行う移動体を制御する移動体制御装置の制御方法であって、前記各駆動車輪の回転情報を検出するステップと、前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出するステップと、前記検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出するステップと、前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記算出された駆動トルクと、前記算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力によりに前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出するステップと、前記算出された外力に応じて、前記移動体の移動を制御するステップと、を含むことを特徴とする移動体制御装置の制御方法であってもよい。
また、上記目的を達成するための本発明の一態様は、複数の駆動車輪を駆動させて移動を行う移動体を制御する移動体制御装置の制御プログラムであって、前記各駆動車輪の回転情報を検出する処理と、前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出する処理と、
前記検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出する処理と、前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記算出された駆動トルクと、前記算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力により前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出する処理と、前記算出された外力に応じて、前記移動体の移動を制御する処理と、を含むことを特徴とする移動体制御装置の制御プログラムであってもよい。
さらに、上記目的を達成するための本発明の一態様は、移動体に設けられた複数の駆動車輪の回転情報を検出する回転検出手段と、前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、前記回転検出手段により検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出する摩擦トルク算出手段と、前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記駆動トルク算出手段により算出された駆動トルクと、前記摩擦トルク算出手段により算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力により前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出する外力算出手段と、を備えることを特徴とする外力推定装置であってもよい。
本発明によれば、コスト低減をしつつ高い安全性が実現できる移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る移動体の概略を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る移動体の概略的なシステム構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る移動体制御装置の概略的構成を示すブロック図である。 移動体を上方から見たときの移動体の座標系を示す図である。 移動体が傾斜面上に存在する場合の影響について説明するための図である。 本発明の一実施の形態に係る移動体制御装置の外力推定フローの一例を示すフローチャートである。 移動体の右前部に2回、所定の外力を付加したときの、移動体制御装置の外力算出部により算出された外力推定値の変化を示す図である。 移動体の右前部に2回、所定の外力を付加したときの、移動体座標系における移動体の重心位置の軌跡を示す図である。 移動体の右前部に2回、所定の外力を付加したときの、各駆動車輪の回転角速度の変化を示す図である。
実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る移動体制御装置10は、例えば、図1に示すような移動体1に搭載され、その移動を制御することができる。本実施の形態に係る移動体1は、例えば、移動体本体2と、移動体本体2に回転可能に設けられた左右一対の駆動車輪3L、3R及び前後一対の従動車輪4F、4Bと、を備える移動型ロボットとして構成されている。
図2は、本実施の形態に係る移動体の概略的なシステム構成を示すブロック図である。移動体1は、各駆動車輪3L、3Rを駆動する一対のモータ5L、5Rと、各モータ5L、5Rを駆動する一対のモータドライバ6L、6Rと、各モータ5L、5Rに電力を供給するバッテリ7と、バッテリ7と各モータドライバ6L、6Rとの間に設けられる絶縁パワースイッチ8と、バッテリ7から供給される直流電圧を変換するDC−DCコンバータ9と、各モータドライバ6L、6Rの駆動を制御する移動体制御装置10と、移動体制御装置10から出力されるデジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器12と、各駆動車輪3L、3Rの回転角度を検出する一対のエンコーダ13L、13Rと、各エンコーダ13L、13Rから出力される信号をカウントするカウンタ14と、移動体本体2の姿勢を検出する姿勢センサ15と、を備えている。
各モータ5L、5Rは、駆動手段の一具体例であり、例えば、各駆動軸が減速機などを介して各駆動車輪3L、3Rに夫々連結されている。各モータ5L、5Rは、各モータドライバ6L、6Rから出力される駆動信号に応じて、夫々独立して各駆動車輪3L、3Rを回転駆動することができる。これにより、移動体1は前後進、左右旋回、停止、加減速などの任意の走行を行うことができる。
各モータドライバ6L、6Rは、移動体制御装置10からDA変換器12を介して入力される制御電圧信号に応じた駆動電流信号を、各モータ5L、5Rに対して出力する。各モータ5L、5Rは、各モータドライバ6L、6Rから出力される駆動電流信号を用いて回転駆動し、各駆動車輪3L、3Rを回転させる。
バッテリ7は、例えばリチウムイオンバッテリなどが用いられており、一定の電力を蓄電することができる。バッテリ7は、絶縁パワースイッチ8、及び各モータドライバ6L、6Rを介して各モータ5L、5Rに電力を供給し、或いは、DC−DCコンバータ9を介してカウンタ14及び移動体制御装置10に対して電力を供給する。
絶縁パワースイッチ8は、例えば、ユーザがオンオフ切替え可能なスイッチであり、オン状態になるとバッテリ7から出力される電力を各モータ5L、5Rに供給可能な状態となる。これにより、移動体1は移動可能な状態となる。
DC−DCコンバータ9は、バッテリ7から出力される直流電圧を変換しカウンタ14及び移動体制御装置10に夫々出力する。
移動体制御部10は、例えば、制御処理、演算処理等と行うCPU(Central Processing Unit)10a、CPU10aによって実行される演算プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなるメモリ10b、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)10c、などからなるマイクロコンピュータを、中心にしてハードウェア構成されている。CPU10a、メモリ10b、及びインターフェイス部10cは、データバス10dなどを介して相互に接続されている。
移動体制御装置10は、DC−DCコンバータ9、DA変換器12、及びカウンタ14と、例えばUSB接続されている。移動体制御装置10は、例えば、カウンタ14から出力される信号と姿勢センサ15から出力される姿勢とに応じて生成した制御信号を、DA変換器12、各モータドライバ6L、6Rを介して各モータ5L、5Rに対して出力することでフィードバック制御を行う。
DA変換器12は、移動体制御装置10から出力されたデジタルの制御信号をアナログの制御信号に変換して、各モータドライバ6L、6Rあるいは絶縁パワースイッチ8に出力する。
各エンコーダ13L、13Rは、例えば、各モータ5L、5Rの駆動軸の回転をパルス状信号としてカウンタ14に対して出力する。カウンタ14は、各エンコーダ13L、13Rから出力されるパルス状信号をカウントし、そのカウント値を移動体制御装置10に対して出力する。移動体制御装置10は、カウンタ14から出力されるカウント値に基いて、各駆動車輪3L、3Rの回転角度、回転角速度、回転角加速度を算出することができる。
姿勢センサ15は、傾斜角検出手段の一具体例であり、例えば、ジャイロセンサや加速度センサなどから構成されており、移動体1の傾斜角度などの姿勢を検出することができる。
次に、上述のように構成された移動体を制御する移動体制御装置について詳細に説明する。図3は、本実施の形態に係る移動体制御装置の概略的構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る移動体制御装置10は、各モータドライバ6L、6Rを介して各モータ5L、5Rの制御を行う移動体制御部11と、各駆動車輪3L、3Rの回転角度を検出する回転角度検出部16と、各駆動車輪3L、3Rの駆動トルクを算出する駆動トルク算出部17と、路面と各駆動車輪3L、3Rとの間に生じる摩擦トルクを算出する摩擦トルク算出部18と、移動体1に対して作用する外力を算出する外力算出部19と、を備えている。
回転角度検出部16は、回転検出手段の一具体例であり、例えば、上述した各エンコーダ13L、13Rとカウンタ14とを用いて各駆動車輪3L、3Rの回転角度、回転角速度、回転角加速度を検出する。
ここで上記移動体1の座標系について考える。なお、移動体1が移動する空間を水平な平面上と仮定する。図4は、移動体を上方から見たときの移動体の座標系を示す図である。絶対座標系の原点から見た移動体1の座標をp=[pBx、PBy、PBθとする。pBx及びpByは移動体1の重心位置を中心とする移動体1の位置を示しており、pBθは移動体1の向き(角度)を示している。また、移動体1の左右駆動車輪3L、3Rの間隔を2lとし、各駆動車輪3L、3Rの半径をrとし、各駆動車輪3L、3Rの回転角度をθ=[θ、θとする。さらに、移動体1の進行方向をX軸とする移動体1の座標系を想定する。
上記のように想定した移動体1の座標系において、移動体1に作用する外力をf=[fBx、fBy、τとすると、絶対座標系ではf =R(pBθ)fと表わすことができる。なお、R(pBθ)はpBθだけ回転させる回転変換行列を表わしており、下記(1)式のように表現できる。但し、下記(1)式において、SpBθ=sin(pBθ)、CpBθ=cos(pBθ)とする。
Figure 0005913001
各駆動車輪3L、3Rが路面上を滑ることなく回転すると仮定する。この場合、左右駆動車輪3L、3Rの回転角速度(θの1階微分値)、(θの1階微分値)を用いて、移動体の速度(pBxの1階微分値)、(pByの1階微分値)、及び姿勢の角速度(傾斜角速度)(pBθの1階微分値)を求める為の下記(2)式が成立する。
Figure 0005913001
ところで、例えばデッドレコニング(Dead-Reckoning:DR)方式(又はオドメトリ)において、移動体の速度及び姿勢の角速度を積分することで移動体の自己位置を算出することができる。一方で、デッドレコニング方式を単に用いて自己位置を算出した場合、移動体の速度及び姿勢の角速度の誤差も積分されるため、最終的に算出された自己位置は絶対位置情報として精度上の問題が生じ得る。特に、移動体の旋回時には各駆動車輪と路面との間に滑りが生じるため、上記誤差はさらに大きなものとなる。
これに対し、上記(2)式における行列Jはヤコビ行列を表わしている。そこで、このヤコビ行列Jの転置行列J を用いて、移動体1の重心位置に作用する外力fBx、fBy、τと左右駆動車輪3L、3Rのトルクτ、τとの関係を示す下記(3)式を得ることができる。
Figure 0005913001
上記のように最終的に得られた(3)式は移動体1の向きpBθを含まない。このため、移動体1の座標系において、移動体1の重心位置に作用する外力fBx、fBy、τと左右駆動車輪3L、3Rのトルクτ、τとは、移動体1の向きpBθと無関係であることが分かる。すなわち、車輪トルクにおいて外力による外力トルクを推定できれば、上記(3)式を用いて移動体1の重心位置に作用する外力fBx、fBy、τを逆算することができる。
なお、この算出過程で、移動体1の向きpBθの影響を受けない(3)式を用いることから、デッドレコニング方式による積分誤差の影響を受けることもないため、高精度に移動体1の重心位置に作用する外力を求めることができる。但し、上記ヤコビ行列Jは正方でないため、後述の如く疑似逆行列を用いることになる。
ここで、各駆動車輪3L、3Rと路面との間の摩擦力と、路面から各駆動車輪3L、3Rに対し作用する外力と、を加味した各駆動車輪3L、3Rの運動方程式は、下記(4)式のように表わすことができる。
Figure 0005913001
なお、上記(4)式において、I及びIはそれぞれ各駆動車輪3L、3Rの等価慣性モーメント係数を示し、B及びBはそれぞれ各駆動車輪3L、3Rの粘性摩擦係数を示し、E及びEはそれぞれ各駆動車輪3L、3Rのクーロン摩擦係数を示している。
摩擦トルク算出部18は、摩擦トルク算出手段の一具体例であり、回転角度検出部16により検出された各駆動車輪3L、3Rの回転角速度(θの1階微分値)及び(θの1階微分値)を用いて、上記(4)式における摩擦項である粘性摩擦トルクB・(θの1階微分値)、B・(θの1階微分値)及びクーロン摩擦トルクEsgn(θの1階微分値)、Esgn(θの1階微分値)を夫々算出する。
なお、本実施の形態において、簡略化のため粘性摩擦及びクーロン摩擦を用いてモデル化した上記(4)式を示している。一方、例えば、減速機等の駆動系の特性により、各駆動車輪3L、3Rの正回転と逆回転で摩擦特性が異なる場合も存在する。その場合、実測などによって求めた特性を用いてもよい。
駆動トルク算出部18は、駆動トルク算出手段の一具体例であり、例えば、各モータドライバ6L、6Rに入力される制御電圧信号あるいは各モータドライバ6L、6Rから各モータ5L、5Rに出力される制御電流信号に基いて、上記(4)式における各駆動車輪3L、3Rを駆動する駆動トルクτ、τを夫々算出する。なお、駆動トルク算出部18は、各モータ5L、5R又は各駆動車輪5L、5Rに取付けられたトルクセンサを用いて各駆動車輪5L、5Rを駆動する駆動トルクτ、τを算出してもよい。
また、上記(4)式において、τLe及びτReはそれぞれ路面から各駆動車輪3L、3Rに作用する外力トルクを示している。なお、この外力トルクには、各モータ5L、5Rなどから伝達される駆動力によって生じる外力や移動体1が障害物等に衝突したときに生じる外力も含まれる。
外力算出部19は、外力算出手段の一具体例であり、上記(4)式を用いて外力トルクの推定値(以下、外力トルク推定値)τLeハット及びτReハットを夫々算出する。
ここで、外力算出部19は、まず、回転角度検出部16により検出された各駆動車輪5L、5Rの回転角加速度(θの2階微分値)及び(θの2階微分値)を用いて、各駆動車輪5L、5Rの等価慣性トルクI・(θの2階微分値)、I・(θの2階微分値)を算出する。そして、外力算出部19は、算出した各駆動車輪5L、5Rの等価慣性トルクI・(θの2階微分値)、I・(θの2階微分値)と、摩擦トルク算出部18により算出された粘性摩擦トルクB・(θの1階微分値)、B・(θの1階微分値)及びクーロン摩擦トルクEsgn(θの1階微分値)、Esgn(θの1階微分値)と、駆動トルク算出部17により算出された駆動トルクτ、τと、に基いて、上記(4)式を用いて、外力トルク推定値τLeハット及びτReハットを夫々算出する。なお、移動体1の加速度が低い状態のとき、外力算出部19は、上記(4)式において、各駆動車輪5L、5Rの等価慣性トルクI・(θの2階微分値)、I・(θの2階微分値)を含めずに(0として)、外力トルク推定値τLeハット及びτReハットを夫々算出してもよい。
さらに、上記(3)式を用いて、移動体1の重心位置に作用する外力の推定値を算出するための下記(5)式を導出することができる。
Figure 0005913001
なお、上記(5)式において、(・)は疑似逆行列を示しており、例えば、行列Aの疑似逆行列はA(AA−1となる。
ここで、上記(5)式において、外力のy成分fByは常時0となる。この外力のy成分fByは、各駆動車輪3L、3Rに対して横方向に作用する力成分であり、各駆動車輪3L、3Rの回転トルクに影響しないため、0となる。
外力算出部19は、上記算出した外力トルク推定値τLeハット及びτReハットと、上記(5)式とに基いて、移動体1の重心位置に作用する外力の推定値(以下、外力推定値)fハットを算出する。以上のようにして、移動体1の重心位置に作用する外力を、その外力を計測するための特別なセンサを用いること無く、移動体1の既存のセンサだけで算出することができる。したがって、そのセンサにかかるコストを低減できる。
次に、移動体1が傾斜面上に存在する場合について説明する。この場合、水平面上に存在する場合と比較して、移動体1にはさらに鉛直下向きの重力Mgが外力の一部として作用することとなる(図5)。外力算出部19は、例えば、姿勢センサ15により検出された加速度情報に基いて重力加速度gの斜面方向成分(重力加速度gを斜面に投影したベクトル成分)aを算出する。そして、外力算出部19は、上記のように算出した外力推定値から、外力に含まれる重力成分Maを減算する。このようにして、移動体1が水平面上に存在する場合だけでなく、斜面上に存在する場合でも、物体の接触に伴う正味の外力を、その外力を検出するための特別なセンサを用いることなく算出することができる。
移動体制御部11は、例えば、外力算出部19により算出された外力推定値を抑制するように移動体1のインピーダンス制御を行う。具体的には、移動体制御部11は、移動体1の速度目標値(Pの1階微分値)を、例えば、下記(6)式に示す仮想インピーダンスモデルに基いて算出する。なお、下記(6)式において、Mは移動体1の仮想質量であり、Dは移動体1の仮想の粘性摩擦であり、Pは移動体1の目標位置ベクトルであり、fは、外力算出部19により算出される移動体1に作用する外力ベクトル(外力推定値)であり、Vは仮想コンベアの速度ベクトルである。
Figure 0005913001
そして、移動体制御部11は、算出した移動体1の速度目標値(Pの1階微分値)に基いて、下記(7)式を用いて各駆動車輪3L、3Rの速度目標値(θWdの1階微分値)を算出する。
Figure 0005913001
移動体制御部11は、各駆動車輪3L、3Rの回転角速度が上記算出した各駆動車輪3L、3Rの速度目標値(θWdの1階微分値)となるように、各モータ5L、5Rのフィードバック制御を行う。これにより、移動体1に付加される外力の増加を緩和するように移動体1を高精度に制御することができ、高い安全性が実現できる。
次に、本実施の形態に係る移動体制御装置による外力推定フローについて説明する。図6は、本実施の形態に係る移動体制御装置の外力推定フローの一例を示すフローチャートである。
まず、DA変換器12及び各モータドライバ6L、6Rの初期化が行われる(ステップS101)。次に、DA変換器12から各モータドライバ6L、6Rへ、その中立点に相当する電圧を出力する(ステップS102)。さらに絶縁パワースイッチ8をオン状態とすることで、バッテリ7より各モータドライバ6L、6Rに対して電力が供給され、各モータドライバ6L、6Rがオン状態となる(ステップS103)。
各エンコーダ13L、13Rは、各駆動車輪3L、3Rが回転するとその回転に応じたパルス状信号をカウンタ14に出力する(ステップS104)。カウンタ14は、そのパルス状信号のカウント値を回転角度検出部16に出力する。
回転角度検出部16は、カウンタ14から出力されるカウント値を各駆動車輪3L、3Rの回転角度、回転角速度、回転角加速度に変換する(ステップS105)。
外力算出部19は、各駆動車輪3L、3Rの等価慣性モーメントと、摩擦トルク算出部により算出された粘性摩擦トルク及びクーロン摩擦トルクと、駆動トルク算出部により算出された駆動トルクと、に基いて、上記(4)式を用いて、外力トルク推定値を算出する(ステップS106)。
外力算出部19は、上記算出した外力トルク推定値と、上記(5)式と、に基いて、移動体1の重心位置に作用する外力推定値を算出する(ステップS107)。外力算出部19は、本外力推定処理を終了するか否かを判定し(ステップS108)、終了しない場合、上記(ステップS105)の処理に戻る。
次に本実施の形態に係る移動体制御装置によるシミュレーション結果について説明する。本シミュレーションにおいて、移動体1の中央部、右前部、及び左前部を夫々2回手を触れて所定の外力を付加している。図7は、移動体の右前部に2回、所定の外力を付加したときの、移動体制御装置の外力算出部により算出された外力推定値の変化を示す図である。図8は、移動体の右前部に2回、所定の外力を付加したときの、移動体座標系における移動体の重心位置(x、y)の軌跡を示す図である。図9は、移動体の右前部に2回、所定の外力を付加したときの、各駆動車輪の回転角速度の変化を示す図である。
図7に示すように、最初の1秒間は移動体1の加速の影響で外力推定値が大きくなっている。しかしながら、その後、2〜4秒間、及び7〜10秒間の一定速移動中において、外力推定値は略0となっている。一方、上記外力を付加した4〜7秒間、及び10〜13秒間においては、外力推定値が負方向に大きくなっている。このとき、図9に示すように、いずれの場合も、その外力付加時の衝撃はほとんど感じられず、移動体1はスムーズに停止できていることが分かる。
また、図8に示すように、移動体制御装置10はx方向に付加された外力を推定し、移動体1の直進を停止させ、外力の付加が無くなる移動体1の直進を再開させている。これは、移動体制御装置10が移動体1に付加された外力を的確に推定し、移動体1を停止させているためである。
以上、本実施の形態に係る移動体制御装置10において、移動体1の重心位置に作用する外力を、その外力を計測するための特別なセンサを用いること無く、移動体1の既存のセンサだけで算出することができる。したがって、コスト低減に繋がる。さらに、移動体制御装置10は、上述のようにして算出した外力を緩和するように移動体1を高精度に制御することで、移動体1の安全性を向上させることができる。すなわち、コスト低減をしつつ高い安全性が実現できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
また、本発明は、例えば、上記図6に示す処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1 移動体
2 移動体本体
3L、3R 駆動車輪
4F、4B 従動車輪
5L、5R モータ
6L、6Rモータドライバ
7 バッテリ
8 絶縁パワースイッチ
9 DC−DCコンバータ
10 移動体制御装置
11 移動体制御部
12 DA変換器
13L、13R エンコーダ
14 カウンタ
15 姿勢センサ
16 回転角度検出部
17 駆動トルク算出部
18 摩擦トルク算出部
19 外力算出部

Claims (9)

  1. 複数の駆動車輪を駆動させて移動を行う移動体を制御する移動体制御装置であって、
    前記各駆動車輪の回転情報を検出する回転検出手段と、
    前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、
    前記回転検出手段により検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出する摩擦トルク算出手段と、
    前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記駆動トルク算出手段により算出された駆動トルクと、前記摩擦トルク算出手段により算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力により前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出する外力算出手段と、
    前記外力算出手段により算出された外力に応じて、前記移動体の移動を制御する移動体制御手段と、
    を備えることを特徴とする移動体制御装置。
  2. 請求項1記載の移動体制御装置であって、
    前記外力算出手段は、前記駆動車輪の外力トルクと、移動体の重心位置に作用する外力との関係を示すヤコビ転置行列の疑似逆行列と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出することを特徴とする移動体制御装置。
  3. 請求項2記載の移動体制御装置であって、
    前記外力算出手段は、下記式を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力fハットを算出することを特徴とする移動体制御装置。
    Figure 0005913001
    但し、上記式において、rは前記各駆動車輪の半径であり、τハットは前記駆動車輪の外力トルクであり、一対の駆動車輪間の距離を2lとする。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の移動体制御装置であって、
    前記摩擦トルク算出手段は、前記回転検出手段により検出された前記各駆動車輪の回転角速度に基いて、前記各駆動車輪の粘性摩擦トルク及びクーロン摩擦トルクを夫々算出し、該算出した各駆動車輪の粘性摩擦トルク及びクーロン摩擦トルクを加算して前記各駆動車輪の摩擦トルクを算出することを特徴とする移動体制御装置。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の移動体制御装置であって、
    前記移動体の傾斜角を検出する傾斜角検出手段を更に備え、
    前記外力算出手段は、前記傾斜角検出手段により検出された移動体の傾斜角に基いて、前記移動体に作用する斜面方向の重力成分を算出し、前記算出した移動体の重心位置に作用する外力から前記算出した重力成分を減算することを特徴とする移動体制御装置。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の移動体制御装置であって、
    前記移動体は一対の駆動車輪を駆動する一対の駆動手段を備えており、
    前記移動体制御手段は、前記前記外力算出手段により算出された外力の増加を抑制するように前記各駆動手段を制御することを特徴とする移動体制御装置。
  7. 複数の駆動車輪を駆動させて移動を行う移動体を制御する移動体制御装置の制御方法であって、
    前記各駆動車輪の回転情報を検出するステップと、
    前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出するステップと、
    前記検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出するステップと、
    前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記算出された駆動トルクと、前記算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力によりに前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出するステップと、
    前記算出された外力に応じて、前記移動体の移動を制御するステップと、
    を含むことを特徴とする移動体制御装置の制御方法。
  8. 複数の駆動車輪を駆動させて移動を行う移動体を制御する移動体制御装置の制御プログラムであって、
    前記各駆動車輪の回転情報を検出する処理と、
    前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出する処理と、
    前記検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出する処理と、
    前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記算出された駆動トルクと、前記算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力により前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出する処理と、
    前記算出された外力に応じて、前記移動体の移動を制御する処理と、
    を含むことを特徴とする移動体制御装置の制御プログラム。
  9. 移動体に設けられた複数の駆動車輪の回転情報を検出する回転検出手段と、
    前記各駆動車輪を駆動するための駆動トルクを算出する駆動トルク算出手段と、
    前記回転検出手段により検出された各駆動車輪の回転情報に基いて、駆動系に内在する摩擦及び路面と前記各駆動車輪との間に生じる該各駆動車輪の摩擦トルクを算出する摩擦トルク算出手段と、
    前記各駆動車輪の慣性トルクと、前記駆動トルク算出手段により算出された駆動トルクと、前記摩擦トルク算出手段により算出された摩擦トルクと、前記各駆動車輪の運動方程式と、に基いて前記移動体に付加された外力により前記駆動車輪に生じる外力トルクを算出し、該算出した駆動車輪の外力トルクと、前記駆動車輪の外力トルクと移動体の重心位置に作用する外力との関係を示す式と、を用いて前記移動体の重心位置に作用する外力を算出する外力算出手段と、
    を備えることを特徴とする外力推定装置。
JP2012187416A 2012-08-28 2012-08-28 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム Active JP5913001B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012187416A JP5913001B2 (ja) 2012-08-28 2012-08-28 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012187416A JP5913001B2 (ja) 2012-08-28 2012-08-28 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014044625A JP2014044625A (ja) 2014-03-13
JP5913001B2 true JP5913001B2 (ja) 2016-04-27

Family

ID=50395833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012187416A Active JP5913001B2 (ja) 2012-08-28 2012-08-28 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5913001B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016063411A1 (ja) * 2014-10-24 2016-04-28 エー・アンド・エー株式会社 移乗機
JP2016170616A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 トヨタ自動車株式会社 接触外力算出システム、転がり抵抗トルク検出方法
CN110018634B (zh) * 2019-04-28 2021-11-16 北京控制工程研究所 一种提升控制力矩陀螺带宽的自适应框架控制系统及方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004049523A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Keio Gijuku 走行車の制御方法および装置
JP2007087145A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Matsushita Electric Works Ltd 移動装置
JP4490997B2 (ja) * 2007-07-18 2010-06-30 株式会社東芝 移動ロボット
JP5242342B2 (ja) * 2008-10-31 2013-07-24 株式会社東芝 ロボット制御装置
JP5267324B2 (ja) * 2009-05-21 2013-08-21 トヨタ自動車株式会社 移動体、補正値の算出方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014044625A (ja) 2014-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101156822B1 (ko) 이동체 및 이동체의 제어 방법
US9452532B2 (en) Robot, device and method for controlling robot, and computer-readable non-transitory recording medium
TWI634885B (zh) 用於控制行走輔具的方法
JP6332018B2 (ja) 搬送ロボット、及びその制御方法
JP2006136962A (ja) 移動ロボット
JP2006282160A (ja) 全方向移動ロボット及び該ロボットの全方向移動駆動機構
US9474678B2 (en) Pushcart
US11975787B2 (en) Control device for mobile body
JP5913001B2 (ja) 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム
WO2014162605A1 (ja) 移動体
JP4625859B2 (ja) 倒立振子型移動機構
WO2014170747A2 (en) Moving body control device, moving body control method, and control program
TWI382833B (zh) 行走輔助系統
JP6468127B2 (ja) 全方位移動体、その制御方法及びプログラム
US20160296411A1 (en) Hand-propelled vehicle
JP5659710B2 (ja) 車両
JP7429902B2 (ja) 自走式ロボット
JP5927032B2 (ja) 倒立振子型車両
KR101477972B1 (ko) 전방향 이동가능 청소로봇
JP2012240661A (ja) 移動体
JP6225869B2 (ja) 倒立二輪型移動体システム
JP2011173453A (ja) 車両の走行制御システム
CN110371170B (zh) 智能助力装置、系统以及用于控制其提供助力的方法
JP6233265B2 (ja) 倒立二輪型移動体システム
JP2011063120A (ja) 倒立型移動体、その制御方法及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5913001

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250