JP5267324B2 - 移動体、補正値の算出方法、及びプログラム - Google Patents

移動体、補正値の算出方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、移動体、補正値の算出方法、及びプログラムに関する。
近年、ロボット技術の進展を背景として、ヒトの空間移動に用いられるロボットに係る技術も飛躍的に高度化している。移動体として活用されるロボットの筐体には、各種センサ、マイコン、電源、及びリンク機構等の様々な電気/機械コンポーネントが内蔵される。
このような移動型ロボットでは、移動時の安定性/安全性が強く要求される。ロボットの移動時の安全性/安定性を確保するために、各種センサの入力に基づいて、ロボットの姿勢制御を高精度に実行することが強く要求される。一般的に、移動体の姿勢制御には、角速度センサ(以下、ジャイロセンサと呼ぶこともある)及び加速度センサが用いられる。移動体の低コスト化を図るためには安価なジャイロセンサを活用することが要求される。
なお、安価なジャイロセンサでは、MEMS(Micro-Electro Mechanical Systems)が活用されている。具体的には、半導体プロセス技術を活用して、半導体、ガラス等の基板上に3次元構造を高精細に形成する。このようなジャイロセンサでは、一般的に、振動体の空間的な変位を電気的に検出することによって、ジャイロセンサが受けるコリオリの力を電気的に検出する。例えば、振動体を振動状態とし、振動体と検出電極間の容量値の変化を検出することによって、コリオリの力を電気的に検出する。なお、ジャイロセンサの具体的な構造、コリオリの力の検出方法は様々なタイプのものが開発されている。
特許文献1には、倒立車輪型の走行体が開示されており、特に、倒立車輪型の走行体の車体を後方に大きく傾斜させないでも急制動させる技術が開示されている。なお、特許文献2には、車椅子に関して、急傾斜地域や不整地でも安全且つ快適な姿勢を確保する技術が開示されている。
特開2007−203965号公報 特開2000−116718号公報
上述のように、移動体の低価格化を図るためには、安価なジャイロセンサを採用することが要求される。しかしながら、安価なジャイロセンサでは、その出力値が経時的に劣化してしまう場合がある。例えば、ジャイロセンサ内に組み込まれた振動体の振動の影響によって、ジャイロセンサ内の部品同士が部分的に磨耗し、ジャイロセンサの出力値に誤差が生じてしまうおそれがある。また、ロボットの筐体内に組み込まれた他の部品(例えば、熱源等)の影響によって、ジャイロセンサの出力値に誤差が生じてしまう場合がある。ジャイロセンサの出力値が劣化すると、移動体ロボットの姿勢制御を高精度に実現することが阻害されてしまう。
上述の説明から明らかなように、加速度センサの出力値に生じうる誤差の影響を低減して、移動体を高精度に制御することが強く要求されている。
本発明に係る移動体は、車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体であって、前記本体部の角速度を検出する検出部と、前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部と、前記検出部及び前記計測部の各出力に基づいて予め算出された補正値に応じて前記検出部の出力値に含まれる誤差を補正した条件で、前記車輪部と前記本体部間の相対位置を制御するための指令を生成する指令生成部と、を備える。この構成を採用することによって、加速度検出部の出力値に生じうる誤差の影響を低減して、移動体を高精度に制御することができる。
前記計測部の前記出力に基づいて前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出し、算出した当該タイミングに基づいて、前記検出部の前記出力値の変動を評価して前記補正値を算出する補正値算出部を更に備える、と良い。
前記補正値算出部は、固定状態の前記車輪部を回転中心として前記本体部が回転する期間に取得した前記検出部及び前記計測部の各出力に基づいて前記補正値を算出する、と良い。
前記補正値算出部は、少なくとも、前記本体部の慣性モーメント、前記車輪部と前記本体部間を相対的に移動させる駆動源の特性値、前記駆動源により生じるトルク、及び前記計測部の出力値から定まる角度値に基づいて、前記本体部に与えられる外力を推定する、と良い。
前記補正値算出部は、算出した前記外力の値が零になるタイミングを前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングとして検出する、と良い。
前記検出部は、前記本体部の加速度も検出し、前記指令生成部は、前記センサの出力に基づいて、前記本体部の姿勢を評価して前記本体部の姿勢角度を算出する第1演算部と、前記第1演算部及び前記計測部の各出力に基づいて、前記指令を生成する第2演算部と、を備える、と良い。
前記補正値算出部は、算出した前記タイミングに基づいて、前記第1演算部の出力値の変動を評価して前記補正値を算出する、と良い。
前記検出部は、コリオリの力を検出する機構を備える、と良い。
前記補正値を保持する補正値保持部を更に備える、と良い。
前記本体部は、実質的に一定の速度で前記車輪部を回転中心として回転する、と良い。
本発明に係る移動体は、車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体であって、前記本体部の角速度を検出する検出部と、前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部と、前記計測部の出力に基づいて前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出し、算出した当該タイミングに基づいて、前記検出部の出力値の変動を評価して、前記検出部の出力値に含まれる誤差を補正するための補正値を算出する補正値算出部と、を備える。
本発明に係る補正値の算出方法は、車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体に組み込まれた角速度センサ部の出力値を補正するための補正値の算出方法であって、固定状態の前記車輪部を回転中心として前記本体部が回転する期間に前記角速度センサ部の出力を取得し、固定状態の前記車輪部を回転中心として前記本体部が回転する期間に、前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部の出力を取得し、前記計測部の出力に基づいて前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出し、算出した当該タイミングに基づいて、前記角速度センサ部の出力値の変動を評価して、前記角速度センサ部の出力値を補正するための補正値を算出する。
本発明に係るプログラムは、車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体に組み込まれる角速度センサ部の出力値を補正するための補正値をコンピュータに算出させるプログラムであって、前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部の出力値に基づいて、前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出させ、算出した当該タイミングに基づいて、前記角速度センサ部の出力値の変動を評価して前記補正値を算出させる。
本発明によれば、加速度センサの出力値に生じうる誤差の影響を低減して、移動体をより高精度に制御することができる。
本発明の第1実施形態にかかる移動体の概略的な模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体の概略的なブロック図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体の通常動作を示す説明図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体の姿勢制御を示す説明図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体のオフセット値算出動作を示す概略的なフローチャートである。 本発明の第1実施形態にかかる移動体のオフセット値算出動作時に用いられる治具の概略的な斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体のオフセット値算出動作を示す概略的な模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体のエンコーダ部の出力値の時間変動を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体が算出した外力値の時間変動を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体が算出した姿勢角度の時間変動を示す模式図である。 本発明の第1実施形態にかかる移動体の補正値の算出方法を示す概略的な模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態は、説明の便宜上、簡略化されている。図面は簡略的なものであるから、図面の記載を根拠として本発明の技術的範囲を狭く解釈してはならない。図面は、もっぱら技術的事項の説明のためのものであり、図面に示された要素の正確な大きさ等は反映していない。同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略するものとする。上下左右といった方向を示す言葉は、図面を正面視した場合を前提として用いるものとする。
[第1実施形態]
以下、図1乃至図11を参照して本発明の第1実施形態について説明する。図1は、移動体の概略的な模式図である。図2は、移動体の概略的なブロック図である。図3は、移動体の通常動作を示す説明図である。図4は、移動体の姿勢制御を示す説明図である。図5は、オフセット値算出動作を示す概略的なフローチャートである。図6は、オフセット値算出動作時に用いられる治具の概略的な斜視図である。図7は、オフセット値算出動作を示す概略的な模式図である。図8は、エンコーダ部の出力値の時間変動を示す模式図である。図9は、移動体が算出した外力の時間変動を示す模式図である。図10は、移動体が算出した姿勢角度の時間変動を示す模式図である。図11は、補正値の算出方法を示す概略的な模式図である。
図1に示すように、倒立二輪型ロボット(以下、単にロボットと呼ぶこともある)100は、ヒトが搭乗する移動体であり、本体部50、及び一組の車輪(車輪部)51を有する。本体部50は、起立部50a、着座部50b、及び足台50cを有する。一組の車輪51は、車輪51a、及び車輪51bからなる。
本体部50には、各種センサ、マイコン、電源、及びリンク機構等の様々な電気/機械コンポーネントが内蔵される。着座部50bは、搭乗者が着座する部分である。起立部50aは、搭乗者の背中を受け止める部分である。足台50cは、搭乗者の足が置かれる部分である。車輪51a、車輪51bは、共通する軸線AX上に配置される。車輪51aの回転軸は、軸線AXに一致する。車輪51bの回転軸は、軸線AXに一致する。
図1に模式的に示すように、ロボット100は、モータ部53、コントローラ54、電源55、及び入力部56を有する。モータ部53は、車輪51a、車輪51bに対応して、モータ53a、及びモータ53bを有する。モータ53a、53bの回転軸は、軸線AXに一致するように配置されている。電源55の出力は、コントローラ54に供給される。また、電源55の出力は、必要に応じて、入力部56に供給される。コントローラ54の出力は、モータ部53に接続される。
コントローラ54は、入力部56からの入力値に応じて算出した指令値をモータ部53に供給する。モータ53aは、コントローラ54から供給される指令値に応じて、車輪51aを回転させる。モータ53bも、同様に、コントローラ54から供給される指令値に応じて、車輪51bを回転させる。
なお、入力部56は、角速度センサ、加速度センサ、操作子等の入力装置に相当する。また、モータ53a、モータ53bは、コントローラ54によって個別に制御される。車輪51a、51bの回転を個別に制御可能とすることによって、操縦者は、倒立二輪型ロボット100に搭乗した状態で空間内を任意の方向へ移動することができる。
倒立二輪型ロボット100の具体的な構成は任意である。車輪51は複数である必要はない。本体部50と車輪51間の連結方法は任意である。モータ53a、53bの配置位置は任意である。
図2を参照して、ロボット100の概略的なブロック図を示す。図2に示すように、ロボット100は、センサ部(検出部)10、エンコーダ部(計測部)15、指令値算出部(指令生成部)20、オフセット値算出部(補正値算出部)30、オフセット値格納部(補正値格納部)35、及び駆動部40を有する。なお、センサ部10、及びエンコーダ部15は、図1の入力部56に含まれる。駆動部40は、図1のモータ部53に相当する。指令値算出部20は、図1のコントローラ54に含まれる。なお、指令値算出部20、及びオフセット値算出部30は、ハードウェア/ソフトウェアのいずれでも実現可能である。より好適には、ハードディスク等のストレージに格納したプログラムをCPU(Central Processing Unit)で実行することによって、指令値算出部20及びオフセット値算出部30の機能を実現すると良い。
センサ部10は、角速度センサ部11、及び加速度センサ部12を有する。エンコーダ部15は、右輪エンコーダ16、及び左輪エンコーダ17を有する。指令値算出部20は、姿勢角度演算部(第1演算部)21、及び倒立制御演算部(第2演算部)22を有する。オフセット値算出部30は、外力推定実行部31、及びオフセット値演算実行部32を有する。駆動部40は、右輪駆動部41、及び左輪駆動部42を有する。なお、角速度センサ部11は、ジャイロセンサと呼ばれることもある。
はじめに、上述の各要素の接続関係について説明する。角速度センサ部11の出力は、姿勢角度演算部21に接続される。加速度センサ部12の出力は、姿勢角度演算部21に接続される。姿勢角度演算部21の出力は、倒立制御演算部22に接続される。倒立制御演算部22の出力は、右輪駆動部41及び左輪駆動部42に接続される。右輪エンコーダ16の出力は、倒立制御演算部22に接続され、また、外力推定実行部31に接続される。左輪エンコーダ17の出力は、倒立制御演算部22に接続され、また、外力推定実行部31に接続される。外力推定実行部31の出力は、オフセット値演算実行部32に接続される。また、オフセット値演算実行部32には、姿勢角度演算部21の出力も接続される。オフセット値演算実行部32の出力は、オフセット値格納部35に接続される。オフセット値格納部35の出力は、姿勢角度演算部21に接続される。
図3に示すように、ロボット100は、センシング(s101)、指令生成(s102)、ドライブ(s103)といった動作を順次実行する。具体的には、次のとおりである。
センサ部10は、所定のタイミングでセンシングする(s101)。角速度センサ部11は、角速度を取得する。加速度センサ部12は、加速度を取得する。エンコーダ部15は、車輪51の回転量を取得する。次に、指令値算出部20は、角速度センサ部11、加速度センサ部12、及びエンコーダ部15の出力値に応じて指令値を算出する(s102)。次に、駆動部40は、指令値算出部20からの出力値に応じて、車輪51a、51bを個別に回転制御する(s103)。ドライブ後のロボット100は、上述の説明と同様にして、センシング、指令生成、ドライブといった各動作を実行する。
このようなフィードバック動作を繰り返すことによって、ロボット100は、例えば、倒立状態を維持することができる。図4に模式的に示すように、ロボット100は、倒立状態を維持するために、ロボット100の固定軸AX2が鉛直方向に沿う軸線になす角度θ1の値を零(θ1=0°)となるように指令値を生成する。なお、操縦者が入力した方向指示を考慮して指令値を算出すれば、操縦者の意図した位置へロボット100を移動させることもできる。
本実施形態では、角速度センサ部11は、MEMS(Micro-Electro Mechanical Systems)を活用したセンサである。具体的には、角速度センサ部11は、半導体プロセス技術を活用して、半導体、ガラス等の基板上に3次元構造を高精細に形成して製造される。角速度センサ部11は、基板上に配置された振動体の空間的な変位を電気的に検出することによって、ジャイロセンサが受けるコリオリの力を電気的に検出する。例えば、角速度センサ部11は、振動体を振動状態とし、振動体と検出電極間の容量値の変化を検出することによって、コリオリの力を電気的に検出する。なお、ジャイロセンサの具体的な構造、コリオリの力の検出方法は任意である。
ロボット100の高精度な姿勢制御を実現するためには、ロボット100の固有軸AX2が鉛直方向に沿う軸線に一致したとき、角速度センサ部11の出力値は零に示すことが要求される。しかしながら、様々な要因によって、角速度センサ部11の出力値が経時的に劣化してしまう場合がある。角速度センサ部11の出力値に誤差が含まれると、ロボット100が鉛直方向に起立していると判断しているとき、実際には、鉛直方向上の位置からみて本体部50が斜め前又は斜め後ろに傾いた状態にあるおそれがある。このような場合、搭乗者は、ロボット100に搭乗して移動する際に、身体的なストレスを感じたり、自身の安定性を維持すること自体が難しくなってしまったりするおそれがある。また、加速度センサ部12の出力値が経時的に劣化することによって、ロボット100を定期的にメンテナンスする必要性が高まってしまうおそれがある。角速度センサ部11の交換が前提になると、ロボット100の管理コストが増大してしまうおそれがある。
本実施形態では、これらの点に鑑みて、角速度センサ部11の出力値を補正するための補正値を算出する。そして、算出した補正値に基づいて、角速度センサ部11の出力値に含まれる誤差の影響を低減する。具体的には、角速度センサ部11の出力値が補正値によって補正された条件で、駆動部40に伝達される指令値を算出する。これによって、角速度センサ部11の出力値に含まれる誤差によってロボット100の姿勢制御の精度が劣化してしまうことを抑制することができる。以下、上述の点を踏まえ、ロボット100の構成及び動作についてより具体的に説明する。
角速度センサ部11は、上述のように、MEMSを活用したセンサであり、角速度を検出して、これに応じた値を出力する。なお、角速度センサ部11は、アナログ値をデジタル値に変換してからデジタル値を出力するものとする。また、角速度センサ部11は、ロール、ピッチ、ヨーの3軸方向の回転を角速度として検出するものとする。
加速度センサ部12は、角速度センサ部11と同様に、MEMSを活用したセンサであり、加速度を検出して、これに応じた値を出力する。なお、加速度センサ部12は、アナログ値をデジタル値に変換し、A/D変換により生成したデジタル値を出力する。また、加速度センサ部12は、ロール、ピッチ、ヨーの3軸方向の加速度を検出するものとする。加速度センサ部12の原理は当業者にとって周知であり、説明は省略する。
姿勢角度演算部21は、角速度センサ部11及び加速度センサ部12から伝達される角速度値及び加速度値に基づいて姿勢角度を演算する。周知のように、加速度値の積分によって角度は算出される。加速度値の積分によって速度は算出される。ロボット100の進行方向は、加速度の値から算出される。姿勢角度演算部21は、これらの値から姿勢角度を算出する。姿勢角度演算部21によって現時点の姿勢角度が出力される点を考慮すると、センサ部10及び姿勢角度演算部21を包括してジャイロセンサユニットと把握することもできる。
なお、姿勢角度とは、鉛直方向に沿う軸線に対してロボット100の固有軸がなす角度を示し、図4に示すθ1に相当する。なお、図4では、y軸は鉛直方向に沿う軸線であり、軸線AX2がロボット100の固有軸に相当する。ロボット100は、固有軸に対応するフレーム棒52を有する。なお、姿勢角度の定義方法は任意であり、これを他の方法によって定義しても良い。
本実施形態では、姿勢角度演算部21は、オフセット値格納部35に格納されたオフセット値に応じて、角速度センサ部11の出力値に含まれる誤差を補正した条件で、姿勢角度を算出する。例えば、角速度センサ部11の出力値を積分して算出した角度値からオフセット値を減算する。これによって、角速度センサ部11の出力値に生じる誤差によって、ロボット100の姿勢制御の精度が劣化することを抑制することができる。なお、オフセット値格納部35にオフセット値格納されていないとき、姿勢角度演算部21は、オフセット値を考慮せずに、上述のように角速度値及び加速度値に基づいて姿勢角度を演算する。
倒立制御演算部22は、姿勢角度演算部21で算出した姿勢角度、及びエンコーダ部15からの出力値に基づいて、ロボット100を制御するための指令値を演算する。なお、倒立制御演算部22は、操縦者による操作子の出力値に応じて、ロボット100を前進等させることもできる。
倒立制御演算部22は、姿勢角度演算部21の出力に基づいて、ロボット100の現在の姿勢を検出する。倒立制御演算部22は、エンコーダ部15の出力に基づいて、車輪51の回転方向における本体部50と車輪51間の相対的な位置変化を検出する。
倒立制御演算部22の具体的な演算手順は任意である。例えば、倒立制御演算部22は、予め設定された目標値にセンサ部10の出力値が近付くように指令値を生成する。同様に、倒立制御演算部22は、予め設定された目標値にエンコーダ部15の出力値が近付くように指令値を生成する。具体例を挙げると、静止して倒立状態を維持するため、倒立制御演算部22は、角速度センサ部11の出力値=0、右輪エンコーダ16、左輪エンコーダ17の出力値=0となるように指令値を生成する。また、姿勢角度演算部21で算出した現在の姿勢角度が、図4に示すような場合、倒立制御演算部22は、車輪51a、51bを後ろに回転させる制御を実行する。また、倒立して前方に進行するためには、倒立制御演算部22は、角速度センサ部11の出力値=0、右輪エンコーダ16、左輪エンコーダ17の出力値=整数となるように指令値を生成する。なお、上述のように倒立制御演算部22の具体的な演算方法は任意であり、例えば、倒立制御演算部22は、姿勢角度演算部21、エンコーダ部15からの入力値を所定の関係式に入力することによって指令値を算出する。
右輪駆動部41は、倒立制御演算部22から伝達する指令値に応じて、任意の方向に任意の回転量だけ右車を回転させる。左輪駆動部42も、右輪駆動部41と同様に、倒立制御演算部22から伝達する指令値に応じて、任意の方向に任意の回転量だけ左輪を回転させる。
右輪エンコーダ16は、右輪の相対的な回転量を検出し、回転量に応じたカウント値を出力する。右輪エンコーダ16の具体的な構成は任意である。例えば、光学式又は磁気式エンコーダのいずれかを採用しても良い。光学式エンコーダの場合、右輪エンコーダ16は、車輪に設けられた回転体の外周領域に形成されたスリットの数を光学的に検出し、スリット数に応じたカウント値を出力する。磁気式エンコーダの場合、右輪エンコーダ16は、上述の回転体の外周領域に順次配置された磁石の個数を磁気的に検出し、磁石数に応じたカウント値を出力しても良い。
左輪エンコーダ17は、右輪エンコーダ16と同様である。ただし、右輪の回転量に変えて、左輪の回転量を検出する。
オフセット値算出部30は、後述の説明から明らかなように、エンコーダ部15から出力されるカウント値に基づいて本体部50が受ける外力の変化を推定し、この外力が零になるタイミングで姿勢角度演算部21の出力の変動を評価してオフセット値を算出する。オフセット値格納部35は、オフセット値算出部30が算出したオフセット値を格納する。オフセット値格納部35は、レジスタ等の一般的な記憶素子である。
次に、図5乃至図11を参照して、オフセット値の算出方法について説明する。これらの説明からオフセット値算出部30の動作は明らかになる。
なお、上述のように、安価な角速度センサ部11では、経時的に出力値に誤差が生じてしまうおそれがある。オフセット値は、角速度センサ部11の出力値の誤差による悪影響を回避するために算出される。従って、通常、オフセット値を算出する時点は、ロボット100の出荷後、相当期間が経過した後になる。但し、ロボット100の製造直後にオフセット値を求め、ロボット100の初期不良の有無を検査しても良い。つまり、オフセット値を算出する時点は任意である。
図5に示すように、まず初期設定をする(s201)。具体的には、図6に示す治具60によって図7に模式的に示すようにロボット100を固定する。
図6に示すように、治具60は、ベース板61、柱62、及び凸部63を有する。治具60は、例えば、金属等の成形により製造される。
図7に模式的に示すように、一対の治具60によって、ロボット100の車輪51を固定する。なお、車輪51には、凸部63を受け入れる凹部が設けられているものとする。なお、凸部63を角柱状に形成し、これに対応する凹部を車輪51に設けることによって、治具60と車輪51とを嵌め合いにより位置決めさせても良い。この場合には、車輪51を確実に固定状態にすることができる。
次に、回転指示をする(s202)。具体的には、例えばタイミングコントローラ等の指示に応じて、倒立制御演算部22は指令を生成し、駆動部40にトルクを生じさせる。この状態で、ヒトが本体部50から手を離すと、本体部50は、図7に模式的に示すように、最も後方に傾斜した位置から最も前方に傾斜した位置へ車輪51を回転中心として回転する。なお、本実施形態では、本体部50の回転速度が一定となるように、倒立制御演算部22は指令を生成するものとする。
次に、センシングをする(s203)。具体的には、回転指示の直後、タイミングコントローラの指示に応じて、角速度センサ部11は、センシングを開始する。加速度センサ部12も同様である。右輪エンコーダ16、及び左輪エンコーダ17も同様である。
次にオフセット値の算出処理を実行する(s204)。具体的には、次のとおりである。
まず、外力推定実行部31は、右輪エンコーダ16及び左輪エンコーダ17の一方または両方から出力されるカウント値に基づいて、次の式(1)により外力を推定する。ただし、各符号は、次のとおりである。τeは、駆動部40に発生するトルクである。Iは、本体部50の慣性モーメントである。qは、エンコーダ部15の出力値から算出された角度値である。Dは、モータの粘性係数(駆動部40の固有特性値)である。τaは、外力(外力トルク)である。
Figure 0005267324
エンコーダ部15から出力されるカウント値は、図8に示すように時間軸に沿って一定の割合で増加する。これは、上述のように、センシング期間、車輪51を回転中心として本体部50は一定の速度で回転するためである。各時点におけるカウント値から上述の角度値qが定まる。なお、角度値は、相対的な角度情報である。
駆動部に発生するトルクτeは、倒立制御演算部22で生成される指令値から算出される。本体部50の慣性モーメントI、モータの粘性係数Dは、予め既知である。
上述の値を式(1)に代入して算出処理することによって、外力τaが算出される。なお、カウント値は、時系列順に式(1)に代入するものとする。これによって外力τaの時間変化を計算することができる。つまり、図8に示すカウント値の時間変化に基づいて、図9に示す外力の時間変化を検出することができる。
外力の推定後、オフセット値を算出する。上述の外力の推定処理によって、図9に示す外力の時間変化を検出することができる。外力の値が零のとき、本体部50は、鉛直方向に沿う軸線上に位置することが判定できる。
他方、上述のセンシング時、図10に示すように角速度センサ部11及び加速度センサ部12の出力値に基づいて、姿勢角度演算部21は、姿勢角度を算出している。そして、姿勢角度演算部21の出力値は、オフセット値演算実行部32に供給される。
オフセット値演算実行部32は、図11に模式的に示すように、外力推定実行部31の出力値から外力が零になる時刻t1を算出し、また、時刻t1時の姿勢角度演算部21の出力値を算出する。オフセット値演算実行部32は、算出した時刻t1時の姿勢角度演算部21の出力値(図11では、−5度)をオフセット値とする。このようにして、エンコーダ部15及びセンサ部10の各出力値に基づいて、オフセット値が算出される。なお、オフセット値の算出方法は任意である。外力τaが零になる時刻と姿勢角度が0度になる時刻間の差分の算出に基づいてオフセット値を算出しても良い。
次に、オフセット値を格納する(s205)。具体的には、オフセット値演算実行部32は、算出したオフセット値をオフセット値格納部35へ転送する。オフセット値格納部35は、オフセット値演算実行部32から伝達したオフセット値を保持する。オフセット値格納部35にオフセット値が格納されることによって、姿勢角度演算部21は、上述のように、オフセット値によって角速度センサ部11の出力値に含まれる誤差を補正した条件で姿勢角度を算出する。
上述の説明から明らかなように、本実施形態では、角速度センサ部11の出力値が経時的に劣化するおそれがあることに鑑みて、角速度センサ部11に含まれる誤差を補正した条件で指令を生成して駆動部を駆動する。これによって、安価な角速度センサ部11を採用することができ、ロボット100の低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態では、鉛直方向に沿う軸線上に本体部50が位置するときに外力の値が零に近付くことに鑑みて、エンコーダ部15の出力値に基づいて外力を推定し、外力が零になる時刻に基づいて姿勢角度の時間変化を評価してオフセット値を算出する。これによって、既存のエンコーダ部15を活用して、オフセット値を算出することができ、別途新たなハードウェアを用意する必要性を解消することができる。この点は、コンパクト性も要求される倒立二輪型の移動体においては特に有利である。なお、姿勢角度が角速度に基づいて定まる点を考慮すれば、外力が零になる時刻に基づいて角速度センサ部11の出力値の変動を評価してオフセット値を算出する、とも把握することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。角速度センサ部11の具体的な構造は任意である。加速度センサ部12の具体的な構造も任意である。指令値算出部20の具体的な算出方法は任意である。オフセット値算出部30の具体的な算出方法は任意である。オフセット値格納部35は、着脱可能なメモリデバイスであっても良い。オフセット値算出部30をロボット100に組み込む必要はなく、それを外部のパソコンに格納し、外部のパソコンで実行しても良い。本体部50と車輪51間は、複数関節のリンク機構を介して接続しても良い。タイミングコントローラの搭載は任意である。オフセット値の算出動作を複数回実行し、これらの平均値を算出し、これをオフセット値格納部35に格納しても良い。また、上述の説明によれば、補正値をコンピュータに算出させるプログラムの内容も自明である。
100 倒立二輪型ロボット

10 センサ部
11 角速度センサ部
12 加速度センサ部

15 エンコーダ部
16 右輪エンコーダ
17 左輪エンコーダ

20 指令値算出部
21 姿勢角度演算部
22 倒立制御演算部

30 オフセット値算出部
31 外力推定実行部
32 オフセット値演算実行部

35 オフセット値格納部

40 駆動部
41 右輪駆動部
42 左輪駆動部

50 本体部
50a 起立部
50b 着座部
50c 足台

51 車輪
51a 車輪
51b 車輪

53 モータ部
54 コントローラ
55 電源
56 入力部

60 治具
61 ベース板
62 柱
63 凸部

Claims (14)

  1. 車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体であって、
    前記本体部の角速度を検出する検出部と、
    前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部と、
    前記計測部の出力値に基づいて前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出し、算出した当該タイミングに基づいて、前記検出部の出力値の変動を評価して、前記検出部の出力値にふくまれる誤差を補正するための補正値を算出する補正値算出部と、
    を備える移動体。
  2. 前記補正値に応じて前記検出部の出力値に含まれる誤差を補正した条件で、前記車輪部と前記本体部間の相対位置を制御するための指令を生成する指令生成部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の移動体。
  3. 前記補正値算出部は、固定状態の前記車輪部を回転中心として前記本体部が回転する期間に取得した前記検出部及び前記計測部の各出力に基づいて前記補正値を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の移動体。
  4. 前記補正値算出部は、少なくとも、前記本体部の慣性モーメント、前記車輪部と前記本体部間を相対的に移動させる駆動源の特性値、前記駆動源により生じるトルク、及び前記計測部の出力値から定まる角度値に基づいて、前記本体部に与えられる外力を推定することを特徴とする請求項3に記載の移動体。
  5. 前記補正値算出部は、算出した前記外力の値が零になるタイミングを前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングとして検出することを特徴とする請求項に記載の移動体。
  6. 前記検出部は、前記本体部の加速度も検出し、
    前記指令生成部は、前記検出部の出力値に基づいて、前記本体部の姿勢を評価して前記本体部の姿勢角度を算出する第1演算部と、前記第1演算部及び前記計測部の各出力に基づいて、前記指令を生成する第2演算部と、を備えることを特徴とする請求項に記載の移動体。
  7. 前記補正値算出部は、算出した前記タイミングに基づいて、前記第1演算部の出力値の
    変動を評価して前記補正値を算出することを特徴とすることを特徴とする請求項6に記載の移動体。
  8. 前記検出部は、コリオリの力を検出する機構を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の移動体。
  9. 前記補正値を保持する補正値保持部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の移動体。
  10. 前記本体部は、実質的に一定の速度で前記車輪部を回転中心として回転することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の移動体。
  11. 車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体に組み込まれた角速度センサ部の出力値を補正するための補正値の算出方法であって、
    固定状態の前記車輪部を回転中心として前記本体部が回転する期間に前記角速度センサ部の出力を取得し、
    固定状態の前記車輪部を回転中心として前記本体部が回転する期間に、前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部の出力を取得し、
    前記計測部の出力に基づいて前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出し、
    算出した当該タイミングに基づいて、前記角速度センサ部の出力値の変動を評価して、前記角速度センサ部の出力値を補正するための補正値を算出する、補正値の算出方法。
  12. 前記本体部の慣性モーメント、前記車輪部と前記本体部間を相対的に移動させる駆動源の特性値、前記駆動源により生じるトルク、及び前記計測部の出力値から定まる角度値に基づいて前記本体部に与えられる外力を推定することを特徴とする請求項11に記載の補正値の算出方法。
  13. 前記角速度センサ部は、コリオリの力を検出する機構を備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の補正値の算出方法。
  14. 車輪部に対して本体部の相対位置が制御された状態で空間移動する移動体に組み込まれる角速度センサ部の出力値を補正するための補正値をコンピュータに算出させるプログラムであって、
    前記車輪部の回転方向における前記本体部と前記車輪部との間の相対位置の変化を計測する計測部の出力値に基づいて、前記本体部が鉛直方向上に位置するタイミングを算出させ、
    算出した当該タイミングに基づいて、前記角速度センサ部の出力値の変動を評価して前記補正値を算出させる、プログラム。
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