JP6963189B2 - 座席装置 - Google Patents
座席装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6963189B2 JP6963189B2 JP2019118057A JP2019118057A JP6963189B2 JP 6963189 B2 JP6963189 B2 JP 6963189B2 JP 2019118057 A JP2019118057 A JP 2019118057A JP 2019118057 A JP2019118057 A JP 2019118057A JP 6963189 B2 JP6963189 B2 JP 6963189B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- air cell
- recess
- cushion material
- path forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/90—Details or parts not otherwise provided for
- B60N2/914—Hydro-pneumatic adjustments of the shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
上記の構成では、クッション材の底部には凹部が均等に設けられている。このような構成では、クッション材の撓み易さを一層向上させることが可能となる。
上記の構成では、複数の袋体が互いに連通しており、各袋体は、仕切り部を挟んで並ぶ2つ以上の膨出部を有する構造となっている。このような構造であれば、2つ以上の膨出部が並ぶ方向に沿って膨出するため、袋体の膨出方向を適切に規制することが可能となる。また、袋体が均等に配置されているため、乗物用シートの硬度を部分的に調整する際にバランスよく調整することが可能となる。
また、上記の座席装置において、複数の前記袋体は、シート幅方向において並んで配置されていると良い。
また、上記の座席装置において、前記流体供給機構は、複数の前記袋体への流体供給路を形成している供給路形成部材を有し、前記供給路形成部材は、前記クッション材のシート幅方向における中央部分に配置されていると良い。
また、上記の座席装置において、前記流体供給機構は、複数の前記袋体への流体供給路を形成している供給路形成部材を有し、複数の前記袋体は、ユニットとして一体化されており、前記供給路形成部材は、前記ユニットのシート幅方向における中央部分に設けられていると良い。
また、上記の座席装置において、前記流体供給機構は、複数の前記袋体への流体供給路を形成している供給路形成部材を有し、複数の前記袋体は、ユニットとして一体化されており、前記供給路形成部材は、複数の前記袋体のうち、前記ユニットの中央部分に設けられた袋体と連結されていると良い。
また、上記の座席装置において、前記凹部の上方部分は、膨出した前記袋体の形状に沿うように上方へ向かうに従って幅狭となっていると良い。
また、本発明によれば、クッション材の底部に凹部を均等に設けることで、クッション材の撓み易さをより向上させることが可能となる。
また、本発明によれば、2つの膨出部が並ぶ方向に沿って各袋体が膨出するため、膨出方向を適切に規制することが可能となる。また、袋体が均等に配置されているため、乗物用シートの硬度を部分的に調整する際にバランスよく調整することが可能である。
先ず、本実施形態に係る座席装置(以下、本装置100)の概略構成について説明する。本装置100は、図1に図示の乗物用シート1と、図2に図示のエアセル20と、図3及び4に図示の流体供給機構30と、を主な構成要素とする。図1は、本実施形態に係る乗物用シート1の斜視図である。図2は、エアセル20の外観を示す模式側面図である。図3は、流体供給機構30の構成を示すブロック図である。図4は、流体供給機構30の構成機器のうち、エア供給ポンプ31、バルブユニット32及びチューブ33を示す図である。
次に、本装置100の構成機器である乗物用シート1、エアセル20及び流体供給機構30について、それぞれの構成例を説明する。
乗物用シート1は、図1に示すように鞍乗り型のシートであり、基本構成については一般的な乗物用シートと同様である。具体的に説明すると、乗物用シート1は、図5に図示のクッション材2を図6に示すようにボトムプレート3上に載置して表皮材4によって覆うことで構成されている。図5は、クッション材2を示す斜視図である。図6は、乗物用シート1の模式断面図であり、図5のA−A断面を示す図である。
エアセル20は、伸縮性に富む材質、例えばポリエチレンやポリウレタン等の樹脂材料からなる袋体であり、圧縮空気が封入されることで膨出し、封入された空気が排気されることで収縮する。また、本実施形態に係るエアセル20は、図2に示すように上下2段構造の袋体となっている。
流体供給機構30は、複数のエアセル20の各々に対して圧縮空気を供給するものである。また、本実施形態において、流体供給機構30は、複数のエアセル20のうち、一部のエアセル20に対して圧縮空気を供給することで、一部のエアセル20のみを膨出させることが可能である。さらに、流体供給機構30は、圧縮空気の供給先を切り替えることで、膨出させるエアセル20を変えることが可能である。以下、流体供給機構30の詳細構成について図3、4及び8を参照しながら説明する。
次に、本装置100の動作例について説明する。具体的には、ECU34によるバルブユニット32の制御、すなわち、乗物用シート1各部の硬度調整の流れ(以下、硬度調整フロー)について図11を参照しながら説明する。図11は、硬度調整フローの流れを示す図である。なお、以下では、乗員が一人のみであるケース、すなわち、乗物用シート1のうち、前側の着座部1aのみに乗員が着座しているケース(以下、本ケース)を具体例に挙げて説明することとする。
以下では、本発明の座席装置に関する他の実施形態(以下、変形例)について図15〜図20を参照しながら説明する。図15は、変形例に係るクッション材102の底部、及び、当該底部に配置された各機器を示す図である。なお、図15では、機器の配置を示す都合上、後述するカバー部材140の図示を省略している。図16は、後述するエアセルユニット120を示す平面図であり、図17は、エアセルユニット120の分解図である。図18A〜図18Cは、エアセルユニット120の組み立て手順を示す図である。なお、エアセルユニット120の組み立て状態は、図18A、図18B、図18Cの順に遷移する。図19Aは、図16中の範囲Xの拡大図である。図19Bは、図19AのX−X断面を示す模式図である。図20は、図15中に図示した変形例に係る乗物用シート101における断面、具体的には図中のA−A線に相当する断面の図である。なお、図20では、矢印にて乗物用シート101の厚み方向を示している。
上記の実施形態では、主として本発明の座席装置の一例について説明した。しかし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明には、当然ながらその等価物が含まれることになる。
1a、1b 着座部
1c 非着座部
2 クッション材
2a、2b 臀部支持部分(着座部に位置する部分)
2c 非支持部分(着座部から外れた部分)
2x 底部
3 ボトムプレート
4 表皮材
10 凹部
20 エアセル(袋体)
21 上側膨出部(膨出部)
22 下側膨出部(膨出部)
23 括れ部(仕切り部)
24 投入口
25 連絡部
26 エアセル群
30 流体供給機構
31 エア供給ポンプ(圧縮空気生成装置)
32 バルブユニット(切り替え装置)
33 チューブ(流体供給路形成部材)
34 ECU(制御装置)
34a メモリ
35 センサ
36 峠道スイッチ
100 本装置(座席装置)
100X 第二の座席装置
101 乗物用シート
102 クッション材
102a,102b 臀部支持部分
102c 傾斜部分
103 収容空間
104 空洞
120 エアセルユニット
121,122 エアセル(袋体)
123 ベース部分
124 流路形成材
124a 隆起部
124b 平坦部
125 差込口
130 筒状体
140 カバー部材
201 第1シート
202 第2シート
203 第3シート
204 第4シート
210 溶着具
211 中子
212 ガイド
Claims (9)
- 底部に複数の凹部が設けられたクッション材を有する乗物用シートと、
流体が封入されることで膨出する複数の袋体と、
複数の前記袋体に対して流体を供給する流体供給機構と、を備え、
複数の前記凹部の一部は、前記クッション材のうち、前記乗物用シートにおいて乗員の臀部が載る着座部に位置する部分の前記底部に設けられており、
複数の前記袋体の各々は、複数の前記凹部のうち、対応する前記凹部内で膨出し、
前記流体供給機構は、一部又は全部の前記袋体に対して流体を供給することで、一部又は全部の前記袋体を膨出させ、流体の供給先を切り替えることで、膨出させる前記袋体を変えることとし、
複数の前記袋体の各々は、仕切り部を挟んで並んだ2つ以上の膨出部を有しており、前記クッション材の前記底部に設けられており、
前記2つ以上の膨出部は、それぞれ大きさが異なっており、
前記2つ以上の膨出部のうち最も小さい膨出部は、前記クッション材の底面よりも前記クッション材の乗員側に配置されており、
前記2つ以上の膨出部が前記凹部内で膨出した際に、前記最も小さい膨出部よりも下側に位置する下側膨出部は、前記凹部の深さ方向及び幅方向において前記最も小さい膨出部よりも大きくなるように膨出し、
前記最も小さい膨出部は、前記凹部の上面に当接するように膨出し、
前記下側膨出部は、前記凹部の内側面に当接するように膨出することを特徴とする座席装置。 - 前記クッション材のうち、前記着座部に位置する部分の前記底部に形成された前記凹部は、互いに隣り合う前記凹部同士の間隔が均一となるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の座席装置。
- 複数の前記袋体の各々は、互いに隣り合う前記袋体同士の間隔が均一となるように配置されており、
複数の前記袋体の各々において2つ以上の前記膨出部の内部が互いに連通していることを特徴とする請求項1又は2に記載の座席装置。 - 前記2つ以上の膨出部は、同一鉛直面上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の座席装置。
- 複数の前記袋体は、シート幅方向において並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の座席装置。
- 前記流体供給機構は、複数の前記袋体への流体供給路を形成している供給路形成部材を有し、
前記供給路形成部材は、前記クッション材のシート幅方向における中央部分に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の座席装置。 - 前記流体供給機構は、複数の前記袋体への流体供給路を形成している供給路形成部材を有し、
複数の前記袋体は、ユニットとして一体化されており、
前記供給路形成部材は、前記ユニットのシート幅方向における中央部分に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の座席装置。 - 前記流体供給機構は、複数の前記袋体への流体供給路を形成している供給路形成部材を有し、
複数の前記袋体は、ユニットとして一体化されており、
前記供給路形成部材は、複数の前記袋体のうち、前記ユニットの中央部分に設けられた袋体と連結されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の座席装置。 - 前記凹部の上方部分は、膨出した前記袋体の形状に沿うように上方へ向かうに従って幅狭となっていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の座席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021169132A JP2022001490A (ja) | 2015-11-19 | 2021-10-14 | 座席装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015226976 | 2015-11-19 | ||
JP2015226976 | 2015-11-19 | ||
JP2016203700A JP6547720B2 (ja) | 2015-11-19 | 2016-10-17 | 座席装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016203700A Division JP6547720B2 (ja) | 2015-11-19 | 2016-10-17 | 座席装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021169132A Division JP2022001490A (ja) | 2015-11-19 | 2021-10-14 | 座席装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019156400A JP2019156400A (ja) | 2019-09-19 |
JP6963189B2 true JP6963189B2 (ja) | 2021-11-05 |
Family
ID=59015430
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016203700A Active JP6547720B2 (ja) | 2015-11-19 | 2016-10-17 | 座席装置 |
JP2019118057A Active JP6963189B2 (ja) | 2015-11-19 | 2019-06-26 | 座席装置 |
JP2021169132A Pending JP2022001490A (ja) | 2015-11-19 | 2021-10-14 | 座席装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016203700A Active JP6547720B2 (ja) | 2015-11-19 | 2016-10-17 | 座席装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021169132A Pending JP2022001490A (ja) | 2015-11-19 | 2021-10-14 | 座席装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP6547720B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019069107A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | テイ・エス テック株式会社 | シート装置 |
JP7502661B2 (ja) | 2019-06-28 | 2024-06-19 | テイ・エス テック株式会社 | 跨座式シート |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587245A (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-17 | 株式会社ミツオ ジヤパン | マツサ−ジ装置 |
JP2002017506A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-01-22 | Yamaha Motor Co Ltd | 移動体用シート |
JP2005125861A (ja) * | 2003-10-22 | 2005-05-19 | T S Tec Kk | 座席装置 |
JP6195472B2 (ja) * | 2013-05-27 | 2017-09-13 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シートのクッション材構造 |
JP2014083916A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-12 | Toyota Motor Corp | 車両用シート |
-
2016
- 2016-10-17 JP JP2016203700A patent/JP6547720B2/ja active Active
-
2019
- 2019-06-26 JP JP2019118057A patent/JP6963189B2/ja active Active
-
2021
- 2021-10-14 JP JP2021169132A patent/JP2022001490A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017100703A (ja) | 2017-06-08 |
JP2022001490A (ja) | 2022-01-06 |
JP6547720B2 (ja) | 2019-07-24 |
JP2019156400A (ja) | 2019-09-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11613193B2 (en) | Seat apparatus | |
JP2022001490A (ja) | 座席装置 | |
WO1987002230A1 (en) | Air support for chair, chair utilizing said air support and method of producing the same | |
US10369913B2 (en) | Seat assemblies with adjustable side bolster cushions | |
US9308956B2 (en) | Seat for two-wheeled vehicle | |
TW201410528A (zh) | 可充氣的座椅及使用方法 | |
JP6389600B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2018039298A (ja) | 車両用シート | |
WO2022209494A1 (ja) | 跨座式シート | |
JP6712352B1 (ja) | 車両用シート | |
CN110774948A (zh) | 一种座椅舒适性调节装置及汽车座椅 | |
JP2002272563A (ja) | エアー座布団及びエアー座布団を備えた椅子 | |
US11712986B2 (en) | Seat adjustment device | |
JP4010557B1 (ja) | クッション | |
CN211765115U (zh) | 一种座椅舒适性调节装置及汽车座椅 | |
JP2005053262A (ja) | 格納シート | |
JP4074375B2 (ja) | 着座姿勢保持可能な車両用座席 | |
JP6404198B2 (ja) | 着座具 | |
JP5580649B2 (ja) | エアクッション | |
WO2020192176A1 (zh) | 一种上曲面型气垫、鞍座、座垫、靠背及气垫的制造方法 | |
JP6323198B2 (ja) | 座席 | |
JP2022056313A (ja) | 乗物用シート | |
JPH0549522A (ja) | クツシヨン構造 | |
CN115891797A (zh) | 一种气动囊体及汽车座椅 | |
CN117644809A (zh) | 车辆地垫和车辆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200602 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210224 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210624 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210914 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210927 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6963189 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |