JP6389600B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
また、着座者の姿勢を保持するにあたり保護袋体のみで着座者の肩を押さえようとすると、着座者の肩を押さえるのに十分な大きさの保護袋体を用いることが必要となるため、保護袋体、及び同袋体を膨出させるための機構の大型化を招いてしまう。
上記の車両用シートによれば、袋体が膨出することで、シートバックの肩支持部のうち、車両用シートの幅方向外側にある一端部が幅方向内側にある他端部よりも前方に移動する。これにより、シートバックから着座者の肩に対して幅方向内側に向かう力が作用する。すなわち、着座者の肩がシートバックの肩支持部によって幅方向内側に押されるようになる。この結果、着座者の上体が幅方向にずれ動くのを抑制することが可能となり、以て着座者の姿勢が安定的に保持されるようになる。
また、上記の構成では、板状部材において、着座者の一方の肩の後方に位置する第1部分と他方の肩の後方に位置する第2部分とが、分離部を隔てて互いに分離している。このため、第1部分及び第2部分の各々を個別に変形させることが可能となり、換言すると、着座者の両肩の各々を個別に押さえることが可能となる。これにより、着座者の姿勢を安定的に保持するために着座者の肩を押さえる際の力を、左右の肩の各々に対して個別に調整することが可能となる。
上記の車両用シートによれば、袋体が膨出することで、シートバックの肩支持部のうち、車両用シートの幅方向外側にある一端部が幅方向内側にある他端部よりも前方に移動する。これにより、シートバックから着座者の肩に対して幅方向内側に向かう力が作用する。すなわち、着座者の肩がシートバックの肩支持部によって幅方向内側に押されるようになる。この結果、着座者の上体が幅方向にずれ動くのを抑制することが可能となり、以て着座者の姿勢が安定的に保持されるようになる。
また、上記の構成では、上下方向に沿って延出している板状部材のうち、着座者の肩を押さえるために動く部分(変形部)については、適切に肩を押さえられるように、より幅広な形状としている。一方で、変形部の下部に位置する延出部については、移動規制部との干渉を抑制するように、より幅狭な形状としている。この結果、板状部材と移動規制部との干渉を抑制しつつ、板状部材を通じて着座者の肩を適切に押さえることが可能となる。
上記の車両用シートによれば、袋体が膨出することで、シートバックの肩支持部のうち、車両用シートの幅方向外側にある一端部が幅方向内側にある他端部よりも前方に移動する。これにより、シートバックから着座者の肩に対して幅方向内側に向かう力が作用する。すなわち、着座者の肩がシートバックの肩支持部によって幅方向内側に押されるようになる。この結果、着座者の上体が幅方向にずれ動くのを抑制することが可能となり、以て着座者の姿勢が安定的に保持されるようになる。
また、上記の構成では、変形部の外縁のうち、幅方向外側の端部に位置する部分が、一般的な着座者の肩を想定して外側に向かって下がるように傾斜している。これにより、シートバックの肩支持部は、着座者の肩を包み込むように支持することとなり、着座者の姿勢がより一層安定するようになる。
上記の車両用シートによれば、袋体が膨出することで、シートバックの肩支持部のうち、車両用シートの幅方向外側にある一端部が幅方向内側にある他端部よりも前方に移動する。これにより、シートバックから着座者の肩に対して幅方向内側に向かう力が作用する。すなわち、着座者の肩がシートバックの肩支持部によって幅方向内側に押されるようになる。この結果、着座者の上体が幅方向にずれ動くのを抑制することが可能となり、以て着座者の姿勢が安定的に保持されるようになる。
上記の構成では、袋体の膨出に伴って着座者の肩に作用する力の作用範囲が、板状部材によって拡大することになる。さらに、板状部材が下方に延出しているため、袋体の膨出によって発生する上記の力の作用範囲がより一層拡大し、着座者の腰まで押さえることが可能となる。
上記の構成では、板状部材において、着座者の一方の肩の後方に位置する第1部分と他方の肩の後方に位置する第2部分とが、分離部を隔てて互いに分離している。このため、第1部分及び第2部分の各々を個別に変形させることが可能となり、換言すると、着座者の両肩の各々を個別に押さえることが可能となる。これにより、着座者の姿勢を安定的に保持するために着座者の肩を押さえる際の力を、左右の肩の各々に対して個別に調整することが可能となる。
上記の構成では、上下方向に沿って延出している板状部材のうち、着座者の肩を押さえるために動く部分(変形部)については、適切に肩を押さえられるように、より幅広な形状としている。一方で、変形部の下部に位置する延出部については、移動規制部との干渉を抑制するように、より幅狭な形状としている。この結果、板状部材と移動規制部との干渉を抑制しつつ、板状部材を通じて着座者の肩を適切に押さえることが可能となる。
上記の構成では、袋体の間に形成された隙間が位置しているスペースを利用してチューブ部材を配策することにより、シートバックの小型化を図ることが可能となる。
上記の構成では、変形部の外縁のうち、幅方向外側の端部に位置する部分が、一般的な着座者の肩を想定して外側に向かって下がるように傾斜している。これにより、シートバックの肩支持部は、着座者の肩を包み込むように支持することとなり、着座者の姿勢がより一層安定するようになる。
上記の構成では、袋体の膨出に伴って着座者の肩に作用する力の作用範囲が、板状部材によって拡大することになる。さらに、板状部材が下方に延出しているため、袋体の膨出によって発生する上記の力の作用範囲がより一層拡大し、着座者の腰まで押さえることが可能となる。
上記の構成であれば、シートバックから着座者の肩に対して作用する力が幅方向内側に向かう成分と下方に向かう成分とを有するようになる。つまり、着座者の肩は、幅方向内側に押されるとともに、下方にも押されることとなる。この結果、着座者の上体が上方にずれ動くのを抑制し、着座者の姿勢をより安定的に保持することが可能となる。
また、上記の構成では、一般的な着座者の肩を想定して外側に向かって下がるように袋体が配置されている。これにより、シートバックの肩支持部は、着座者の肩を包み込むように支持することとなり、着座者の姿勢がより一層安定するようになる。
また、上記の構成では、袋体の前方位置に、袋体よりも広い面積を有する板状部材が配置されている。この板状部材によって、袋体の膨出に伴って着座者の肩に作用する力の作用範囲が、板状部材を設けずに袋体のみを用いる構成と比較して拡大することになる。これにより、袋体が小型化しても着座者の肩を適切に押さえることが可能となる。
さらに、上記の構成では、袋体を支持する支持プレートが保持部によって保持されるので、袋体を所定位置にて適切に支持することが可能となる。
また、本発明によれば、着座者の上体が上方にずれ動くのを抑制することにより、着座者の姿勢がより安定的に保持されるようになる。
また、本発明によれば、一般的な着座者の肩を想定して外側に向かって下がるように袋体を配置することで、着座者の肩を包み込むように支持する結果、着座者の姿勢がより一層安定する。
また、本発明によれば、袋体の前方位置に板状部材を設けることで、袋体の膨出に伴って着座者の肩に作用する力の作用範囲が拡大する結果、袋体が小型化しても着座者の肩を適切に押さえることが可能となる。
また、本発明によれば、板状部材において、着座者の一方の肩の後方に位置する第1部分と他方の肩の後方に位置する第2部分とが個別に変形することにより、着座者の肩を押さえる際の力を、左右の肩の各々に対して個別に調整することが可能となる。
また、本発明によれば、板状部材がシートバックの幅方向端部に設けられた移動規制部と干渉するのを抑制しつつ、板状部材を通じて着座者の肩を適切に押さえることが可能となる。
また、本発明によれば、袋体の間に形成された隙間が位置しているスペースを利用してチューブ部材を配策することにより、シートバックをより小型化することが可能となる。
また、本発明によれば、板状部材の上端部に位置する変形部の外縁のうち、幅方向外側の端部に位置する部分が、外側に向かって下がるように傾斜していることで、着座者の肩を包み込むように支持する結果、着座者の姿勢がより一層安定するようになる。
また、本発明によれば、板状部材が下方に延出していることで、袋体の膨出によって発生する力の作用範囲がより一層拡大し、着座者の腰まで押さえることが可能となる。
また、本発明によれば、袋体を支持する支持プレートが保持部によって保持されることで、袋体が所定位置にて適切に支持されるようになる。
先ず、図1を参照しながら、本実施形態の車両用シート(以下、本シートS)について、その概略構成を説明する。図1は、本シートSの概略構成を示す図である。
次に、前述した肩支持部Sa1を備える本シートSのシートバックS1について、その内部構造を図2乃至5を参照しながら説明する。図2は、本シートSのシートバックS1のうち、シートバックフレームSf1の構成を示す図であり、シートバックフレームSf1を前方から見たときの図である。図3は、図2に図示のシートバックフレームSf1から板状部材を取り外した状態を図示している。図4は、支持プレートの取り付け位置についての説明図として、シートバックフレームSf1の上端部から支持プレートを取り外した状態を図示しており、同図には支持プレートの取り付け位置が破線にて示されている。図5は、図4中のA−A断面を示す図である。
なお、図示の都合上、図2乃至5に記載された各部品は、幾分簡略化されており、例えば、図5中、ピラー位置調整機構6については、その内部構造を省略して図示している。
各エアセル10は、樹脂プレート20の変形部21の後方に位置している。より厳密に説明すると、各エアセル10は、対応する変形部片25、26の後方に位置している。具体的には、一方のエアセル10は、一端側変形部片25の直ぐ後ろに位置し、他方のエアセル10は、他端側変形部片26の直ぐ後ろに位置している。そして、各エアセル10は、対応する変形部片25、26の後面に当接しながら膨出する。これにより、各変形部片25、26が変形し、シートバックS1中の肩支持部Sa1が着座者の肩を包み込むように押さえるようになる。
なお、一端側変形部片25とエアセル10との位置関係については、他端側変形部片26とエアセル10との位置関係を左右反転したものであるので、以下の説明では、一端側変形部片25とエアセル10との位置関係のみを説明することとする。
ちなみに、図7の(A)は、シートバックS1の肩支持部Sa1が着座者の肩を支持している様子を示した図であり、肩支持部Sa1を水平面で切断したときの断面を示した図である。
ちなみに、図7の(B)は、シートバックS1の肩支持部Sa1が着座者の肩を支持している様子を示した図であり、肩支持部Sa1を垂直面で切断したときの断面を示した図である。
上記の実施形態では、エアセル10を後方から支持する支持プレート11を設けていることとした。また、上記の実施形態では、ピラー位置調整機構6を保持するためにシートバックフレームSf1に取り付けられた角筒状の保持パイプ12に、支持プレート11を保持させることとした。ただし、エアセル10を保持する構成については、上記の実施形態に限定されず、他の実施形態も考えられる。以下では、エアセル10の保持に関する変形例について図8及び9を参照しながら説明することとする。図8及び9は、変形例に係る車両用シートの構成を示す図であり、いずれの図も、エアセル10を保持する構成が上記の実施形態とは異なるシートバックフレームSf1を図示している。
以上までに説明してきた車両用シートは、着座者が着座した際にシートバックS1の肩支持部Sa1が着座者の肩を包み込んで支持するものである。かかる構成を応用することにより、着座時に着座者の姿勢を矯正する車両用シート(以下、応用シートXS)も実現可能である。以下、本発明の応用例としての応用シートXSについて、その構成等を説明する。
応用シートXSは、上述した実施形態に係る車両用シート(すなわち、本シートS)の構成を踏襲しており、具体的に説明すると、シートバックXS1には、肩支持部Sa1に相当するショルダーサポートXa1が備えられている。このショルダーサポートXa1は、エアセル10を内蔵しており、エアセル10の膨出によって着座者の肩を幅方向内側且つ下方に押す機能を有する。
そこで、応用シートXSのオットマン部Xa5においては、図11及び図12に示すように、オットマン用エアセル30の前方に帯状の支持部材31を配置することとしている。図11及び図12は、着座者の脚の膝下部を支えるオットマン部Xa5についての説明図であり、シートクッションXS2を構成するクッションフレームXf2の前端部を側方から見たときの図である。
応用シートXSは、以上のようにエアセル内蔵の可動部を複数箇所に備えている。そして、応用シートXSに着座者が着座すると、各可動部が自動的に作動する。これにより、着座者の身体の背側部や大腿部が押圧され、着座者の姿勢が矯正されるようになる。換言すると、応用シートXSに着座することにより、着座者の骨格の曲がり状態がアクティブに補正されるようになる。ここで、骨格の曲がり状態とは、骨格の形状、骨格のずれや歪みなど、骨格の3次元構造に関する指標であり、本実施形態では、図13に示すように、骨格中の各領域(図中において記号A〜Gが付されている各領域)がなす円弧形状の曲率が曲がり状態に相当する。図13は、着座者の骨格の曲がり状態についての説明図である。
応用シートXSは、以上までに説明してきた構成によって、着座者の姿勢(換言すると、骨格の曲がり状態)を補正することが可能である。以下、応用シートXSによる着座姿勢の補正制御について詳しく説明する。
先ず、着座姿勢の補正制御を実行するシステムの構成について図17を参照しながら説明する。図17は、着座姿勢の補正制御を実行するシステムの構成を示すブロック図である。
着座姿勢の補正制御を実行するシステム(以下、制御システムCS)は、図17に示すように、上述したセンサ群と、コントローラ50と、応用シートXSに搭載されたエアセル内蔵の可動部と、可動部を駆動するための駆動機構と、によって構成されている。ここで、可動部とは、前述したショルダーサポートXa1、サイドサポートXa2、ランバーサポートXa3、クッションサイドサポートXa4、オットマン部Xa5である。
さらに、制御システムCSは、チルト機構55を更に備えている。このチルト機構55は、応用シートXSのシートクッションXS2、特に、着座者の大腿部を支持するクッション前端部分に搭載され、当該前端部分の座面角度を調整するものである。
次に、着座姿勢の補正制御の流れについて図18を参照しながら説明する。図18は、着座姿勢の補正制御の流れを示す概略図である。
着座姿勢の補正制御は、図18に示すように、クッション側制御処理S001、腰部制御処理S002、肩部制御処理S003、ヘッドレスト位置制御処理S004の順に進行する。以下、各制御処理について個別に説明する。
クッション側制御処理S001は、臀部から膝裏部に亘る範囲の圧力分布を最適化する制御処理(以下、座面圧分布最適化処理)と、着座者の重心位置を正規の位置に移動させる制御処理(以下、重心補正処理)とに分かれている。
座面圧分布最適化処理は、応用シートXSに着座者が着座した時点で座面圧分布、すなわち、臀部から膝裏部に亘る範囲の圧力分布を計測するところから始まる(S011)。計測後、コントローラ50が、座面圧分布の指標値を算出する(S012)。座面圧分布の指標値については、特に制限されるものではないが、一例を挙げて説明すると、計測した座面圧分布における最大圧力と最少圧力を特定し、両圧力の差分を算出する。
具体的に説明すると、重心補正処理は、応用シートXSに着座者が着座した時点で座面圧分布を計測するところから始まる(S021)。計測後、コントローラ50が、計測結果から座面圧バランス、換言すると重心のずれ量を算出する(S022)。
腰部制御処理S002は、着座者の背側の体圧分布を最適化する制御処理(以下、体圧分布最適化処理)と、着座者の重心位置を正規の位置に移動させる制御処理(以下、第2の重心補正処理)とに分かれている。
体圧分布最適化処理は、応用シートXSに着座者が着座した時点で着座者の背側の体圧分布を計測するところから始まる(S031)。計測後、コントローラ50が、ランバーサポートXa3のエアセル(腰用エアセル8)が所定量だけ膨出するようにコンプレッサ52や電磁弁54をコントロールする(S032)。これらの工程S031、S032(すなわち、背側の体圧分布の計測とランバーサポートXa3の作動)は、ランバーサポートXa3の作動限界に到達するまで、分かり易くは、腰用エアセル8の膨出量が最大となるまで繰り返される(S033)。
具体的に説明すると、第2の重心補正処理は、応用シートXSに着座者が着座した時点で着座者の背側の体圧分布を計測するところから始まる(S051)。計測後、コントローラ50が、計測結果から背骨の歪み具合(左右方向の曲がり具合)を算出する(S052)。
肩部制御処理S003は、補正された着座姿勢に合わせて着座者の肩を適切に支持するための処理であり、図25に示す手順にて実行される。図25は、肩部制御処理S003の手順を示す図である。
具体的に説明すると、肩部制御処理S003は、応用シートXSに着座者が着座した時点で着座者の肩付近の体圧分布を計測するところから始まる(S061)。計測後、コントローラ50が、計測結果から肩付近の体圧分布に関する指標値を算出する(S062)。肩付近の体圧分布に関する指標値については、特に制限されるものではないが、一例を挙げて説明すると、計測した体圧分布における平均値を算出する。
ヘッドレスト位置制御処理S004は、補正された着座姿勢に合わせて着座者の頭部を適切に支持するための処理である。本制御処理において、コントローラ50は、姿勢補正によって変動された各部の体圧分布に基づいて、ピラー位置調整機構51を制御する。この結果、ヘッドレストピラーhp及びこれに支持されるヘッドレストXS3の位置は、補正後の着座姿勢に応じて適切な位置に調整される。
なお、ヘッドレスト位置制御処理S004の手順、すなわち、ヘッドレストピラーhpの位置の調整手順については、特に言及しないが、着座者の頭部を好適に支持し得る位置に調整される限りにおいては自由に手順を決定することが可能である。
R1)S001、S003、S002、S004
R2)S001、S003、S004、S002
R3)S002、S003、S001、S004
R4)S002、S001、S003、S004
R5)S002、S003、S004、S001
R6)S003、S002、S001、S004
R7)S003、S001、S002、S004
R8)S003、S002、S004、S001
R9)S004、S003、S002、S001
上記の実施形態では、各種センサによる計測結果に基づいて着座者の姿勢を補正することが可能な車両用シート、すなわち、応用シートXSについて説明した。この応用シートXSを更に発展させた構成としては、各種センサによる計測結果に基づいてシートポジションやシート自体の状態が調整可能な構成が考えられる。以下では、かかる応用シートXSの発展構成について説明する。
シートポジション等の調整処理は、応用シートXSに搭載された各種センサによって着座者の身体情報を計測するところから始まる(S101)。この計測工程S101では、着座者の体重を応用シートXSに搭載されたウェイトセンサにより計測するとともに、着座者の体幅(胴部の横幅)を計測する。ここで、体幅の計測についいては、特に制限されるものではないが、一例を挙げると、着座者の体圧分布(特に腰椎又は骨盤付近の圧力分布)を計測した上で着座者とシートとの接触長さを求め、当該接触長さから体幅を決定することが考えられる。あるいは、シート前方に設置されたカメラにより着座者を撮像し、その画像を解析して体幅を決定することとしてもよい。
1)着座者が応用シートXSに着座した際に掛かる程度の荷重をウェイトセンサにより検知した時点
2)シートベルト装着判定用のセンサによりシートベルトの装着を検知した時点
3)車内に設置されたカメラにより応用シートXSに着座した着座者を検知した時点
4)シートクッションXS2の座面温度を温度センサにより監視し、当該座面温度の昇温速度が閾値以上であることを検知した時点
上記の1)〜4)に挙げたケースの他、車内に設けられた不図示のスイッチを着座者が操作したときに計測工程S101を実行することとしてもよい。
E1)応用シートXSに着座している着座者の足が車体フロアに着いているために体重が正確に計測されないこと
E2)着座者が着ている衣服により体重が正確に計測されないこと
E3)着座者が着ている衣服により体幅が正確に計測されないこと
E4)着座者の体幅、体重及び身長の関係が、体幅及び体重から身長を予測する式(相関式)に示す関係から外れたものであること
E5)着座者の身長と体格との関係が、身長から体格を予測する式(相関式)に示す関係から外れたものであること
E6)着座者の着座状態が正規の着座状態とは異なっていること
なお、補正量の算出方法については、静電容量センサ42の計測結果と補正量との相関を実験等により明らかにし、その相関式に静電容量センサ42の計測結果を代入することで補正量を算出するとよい。
なお、補正量の算出方法については、静電容量センサ42の計測結果と補正量との相関を実験等により明らかにし、その相関式に静電容量センサ42の計測結果を代入することで補正量を算出するとよい。
以上のように着座者のマニュアル操作を学習して次回以降の調整に反映することは、第5の誤差要因E5として挙げられた「着座者の身長と体格との関係が体格予測に用いられる相関式から外れていること」に対する措置としても採用されている。
2 側部フレーム
2a 側板、2b 前縁部
3 下部連結フレーム
4 側方エアセル
5 受圧プレート
5a 結合ワイヤ
6 ピラー位置調整機構
7 ピラー支持部
8 腰用エアセル
9 クッション用エアセル
10 エアセル
11 支持プレート
12 保持パイプ
13 取り付けブラケット
13a 基部、13b 側部
14 棒状部材
15 ワイヤ
16 受圧プレート
20 樹脂プレート
20a 切れ込み
21 変形部
22 延出部
23 溝
24 切り欠き
25 一端側変形部片
26 他端側変形部片
30 オットマン用エアセル
31 支持部材
31a 支持断片
40 形状センサ
41 体圧センサ
41a 検知部、41b 伝送路
42 静電容量センサ
50 コントローラ
51 ピラー位置調整機構
52 コンプレッサ
53 給気路
54 電磁弁
55 チルト機構
61 前後位置調整機構
62 高さ調整機構
63 クッション長さ調整機構
S 本シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
Sa1 肩支持部
Sa2 サイドサポート
Sf1 シートバックフレーム
C1,C2 チューブ部材
CS 制御システム
hp ヘッドレストピラー
XS 応用シート
Xf2 クッションフレーム
XS1 シートバック
XS2 シートクッション
XS3 ヘッドレスト
Xa1 ショルダーサポート
Xa2 サイドサポート
Xa3 ランバーサポート
Xa4 クッションサイドサポート
Xa5 オットマン部
XP1,XP2 パッド材
Pa1 平坦部、Pb1 隆起部、Pc1 吊り込み溝
Claims (10)
- 着座者を背側から支持するシートバックを備える車両用シートであって、
前記シートバックのうち、前記着座者の肩を支持する肩支持部が、流体が封入されることにより膨出する袋体を備えており、
該袋体が膨出することで、前記肩支持部のうち、前記車両用シートの幅方向外側にある一端部が前記幅方向内側にある他端部よりも前方に移動し、
前記シートバックは、前記袋体の前方位置に配置された板状部材を備えており、
前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで、前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように前記板状部材が変形することにより前記一端部が前記他端部よりも前方に移動し、
前記板状部材において、前記着座者の一方の肩の後方に位置する第1部分及び前記着座者の他方の肩の後方に位置する第2部分の双方の間には、該双方を分離するための分離部が形成されていることを特徴とする車両用シート。 - 着座者を背側から支持するシートバックを備える車両用シートであって、
前記シートバックのうち、前記着座者の肩を支持する肩支持部が、流体が封入されることにより膨出する袋体を備えており、
該袋体が膨出することで、前記肩支持部のうち、前記車両用シートの幅方向外側にある一端部が前記幅方向内側にある他端部よりも前方に移動し、
前記シートバックは、
前記袋体の前方位置に配置された板状部材と、
前記シートバックの前記幅方向における両端部に配置され、前記幅方向における前記着座者の移動を規制するための移動規制部と、を備えており、
前記板状部材は、
前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように変形する変形部と、
該変形部よりも下方に位置し、前記幅方向において前記移動規制部の間を通過するように下側に向かって延出した延出部と、を有し、
該延出部は、前記幅方向において前記変形部よりも狭く、かつ、前記幅方向の両端が前記移動規制部よりも内側に位置するように配置されていることを特徴とする車両用シート。 - 着座者を背側から支持するシートバックを備える車両用シートであって、
前記シートバックのうち、前記着座者の肩を支持する肩支持部が、流体が封入されることにより膨出する袋体を備えており、
該袋体が膨出することで、前記肩支持部のうち、前記車両用シートの幅方向外側にある一端部が前記幅方向内側にある他端部よりも前方に移動し、
前記シートバックは、前記袋体の前方位置に配置された板状部材を備えており、
該板状部材は、前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように変形する変形部を、上端部に備えており、
前記変形部の外縁のうち、前記幅方向外側の端部に位置する部分は、前記幅方向外側に向かうにつれて降下するように傾斜していることを特徴とする車両用シート。 - 着座者を背側から支持するシートバックを備える車両用シートであって、
前記シートバックのうち、前記着座者の肩を支持する肩支持部が、流体が封入されることにより膨出する袋体を備えており、
該袋体が膨出することで、前記肩支持部のうち、前記車両用シートの幅方向外側にある一端部が前記幅方向内側にある他端部よりも前方に移動し、
前記シートバックは、前記袋体の前方位置に配置された板状部材を備えており、
該板状部材は、
前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように変形する変形部と、
該変形部よりも下方に位置し、下側に向かって延出した延出部と、を有し、
前記変形部及び前記延出部は、連結して一体化されていることを特徴とする車両用シート。 - 前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで、前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように前記板状部材が変形することにより前記一端部が前記他端部よりも前方に移動し、
前記板状部材において、前記着座者の一方の肩の後方に位置する第1部分及び前記着座者の他方の肩の後方に位置する第2部分の双方の間には、該双方を分離するための分離部が形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記シートバックは、
前記シートバックの前記幅方向における両端部に配置され、前記幅方向における前記着座者の移動を規制するための移動規制部を備えており、
前記板状部材は、
前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように変形する変形部と、
該変形部よりも下方に位置し、前記幅方向において前記移動規制部の間を通過するように下側に向かって延出した延出部と、を有し、
該延出部は、前記幅方向において前記変形部よりも狭く、かつ、前記幅方向の両端が前記移動規制部よりも内側に位置するように配置されていることを特徴とする請求項1、3及び4のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記袋体は、前記幅方向に並んだ状態で2つ備えられており、
前記袋体へ供給される流体及び前記袋体から排出される流体の経路を形成するチューブ部材は、前記幅方向において2つの前記袋体の間に形成された隙間が位置している前記シートバックの中央部を通るように配索されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記板状部材は、前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように変形する変形部を、上端部に備えており、
前記変形部の外縁のうち、前記幅方向外側の端部に位置する部分は、前記幅方向外側に向かうにつれて降下するように傾斜していることを特徴とする請求項1、2及び4のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記板状部材は、
前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように変形する変形部と、
該変形部よりも下方に位置し、下側に向かって延出した延出部と、を有し、
前記変形部及び前記延出部は、連結して一体化されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両用シート。 - 前記袋体が膨出することで前記一端部が前記他端部よりも前方に移動する際、前記一端部中の上側部分が前記一端部中の下側部分よりも前方に移動し、
前記袋体は、該袋体において前記幅方向外側にある端が前記幅方向内側にある端よりも下方に位置するように設けられており、
前記シートバックは、
前記シートバックの骨格をなすシートバックフレームと、
該シートバックフレームに取り付けられ、前記袋体を後方から支持する支持プレートと、
前記シートバックフレームに取り付けられ、前記支持プレートの後面に当接して前記支持プレートを保持する保持部と、を有し、
前記袋体が前記板状部材の後面に当接しながら膨出することで、前記板状部材において前記一端部に対応する部分が前記他端部に対応する部分よりも前方に位置するように前記板状部材が変形することにより前記一端部が前記他端部よりも前方に移動し、
前記板状部材の前面の面積は、前記袋体における前記板状部材との当接面の面積よりも広いことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の車両用シート。
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