JP6960116B2 - コンクリート体の修復方法およびコンクリート体の連結構造 - Google Patents
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Description
この実施形態にかかるコンクリート体の修復方法である建物の基礎の修復方法について説明していく。ここで、図1に示すように、建物の基礎101と基礎102が対向配置に離間して設けられているとし、上記基礎101が変状を生じたコンクリート体であり、基礎102が他のコンクリート体であるとする。この修復方法では、上記基礎101に対し、当該基礎101の変状(水平ずれ、はらみ)の方向と反対のA方向に力を付与することになる。具体的には、上記基礎101と上記基礎102との間の床下となる箇所においてタイロッド等からなる連結棒材1を渡し、上記連結棒材1に生じさせた引っ張り力によって上記基礎101を修復する。
1a :高ナット
2 :剛体部材
3 :爪付きジャッキ(横押装置)
4 :板材
11 :鋼鈑
12 :鋼板
13 :ナット
15 :ナット
31 :底部
32 :ピストン
33 :爪部
101 :基礎(コンクリート体)
102 :基礎(コンクリート体)
111 :擁壁(コンクリート体)
112 :擁壁(コンクリート体)
B :移動スペース
Claims (7)
- 変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とする基礎または擁壁であるコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他の基礎または擁壁であるコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復することを特徴とするコンクリート体の修復方法。
- 変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復するに際し、上記変状の修復対象とするコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該コンクリート体の近傍の土を取り除くことを特徴とするコンクリート体の修復方法。
- 変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復するに際し、上記変状を生じたコンクリート体に対して上記他のコンクリート体が反対方向に変状している場合、上記修復対象とするコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該コンクリート体の近傍の土を取り除いて修復を完了した後に土を戻し、上記他のコンクリート体の変状方向と反対側に存在する当該他のコンクリート体の近傍の土を取り除いて当該他のコンクリート体の修復を行うことを特徴とするコンクリート体の修復方法。
- 変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に、螺子部を有する連結棒材である連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復し、上記螺子部に螺合されたナットによって修復状態を固定することを特徴とするコンクリート体の修復方法。
- 変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復した後、上記連結材の破断による当該連結材の上記コンクリート体からの飛び出しを防止する処理を行うことを特徴とするコンクリート体の修復方法。
- 変状を生じたコンクリート体を変状の方向と反対の方向に力を付与して修復する修復方法であって、変状の修復対象とするコンクリート体と、上記反対の方向の側に存在する他のコンクリート体との間に連結材を渡し、上記連結材に生じさせた引っ張り力によって上記修復対象とするコンクリート体を修復する方法であり、上記変状の修復対象とするコンクリートと上記他のコンクリート体は同一建物の基礎であることを特徴とするコンクリート体の修復方法。
- 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のコンクリート体の修復方法において、上記変状の修復対象とするコンクリート体に、上記連結材を引っ張る力を発生させる横押装置をセットすることを特徴とするコンクリート体の修復方法。
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