JP6694852B2 - コンクリート製ブロックの連結装置及び連結方法 - Google Patents

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この発明は、水路、擁壁等を敷設する際に使用するコンクリート製ブロックの連結装置及び連結方法に関する。
プレキャストコンクリート製品を敷設して水路や擁壁を構築する場合、整地された地盤面で製品同士の端面を引き寄せ、引き寄せた製品同士をなんらかの手段で連結する必要がある。この場合、ブロック部材の端面同士を引き寄せ、引き寄せから連結にそのまま作業をスムーズに行うことができれば、施工効率は格段に向上する。
従来提案された方法では、横長の板材の横方向の両端部付近に、コンクリート製品側面から突出させた突起と係合するための係合溝を有する接続板と、引き寄せを行うためのレバーからなる引き寄せ連結金具がある。この場合、レバーは力点となる棒状部の先端部に作用点となる支点部を有する作用点片を固定し、この作用点片に支点となる支点溝を有する支点片を枢着し、支点部を一方のコンクリート製品の突起に係合し、支点溝を他方のコンクリート製品の突起に係合し、棒状部を倒すように動かすことで支点片が作用点片に対して回動し、てこの作用で双方のコンクリート製品が引き寄せる。そして、接続板の両端部付近の係合溝に、双方のコンクリート製品の突起を係合させる(特許文献1、特許文献2)。また、レバーを棒状にするなど簡略化した提案もみられる(特許文献3、特許文献4、特許文献5)。
特許3980195号公報 特許4080097号公報 特許5941415号公報 特開2015−161101号公報 実用新案登録31559090号公報
てこの作用で引き寄せそのまま連結することは、側溝類のような製品に対して極めて簡便な方法である反面、ブロックの重量が大きいボックスカルバートや擁壁類では適用し難い。引き寄せ部材への負荷や引き寄せ時の製品の挙動を考えた場合、ウインチやボルトナットによって引き寄せる方法が採用されてきた。しかし、こうした手段では、引き寄せから連結にスムーズに移行することは難しく、引き寄せ手段と連結手段は二工程になる。
本発明は、上記の課題を解決するため、一工程でも引き寄せと連結を行えるコンクリート製ブロックの連結装置及び連結方法を提供することを目的としたものである。
また、引き寄せ連結の計画が単純化できるよう、製品の重量に対し適切な数を配置できるようにした他、接続後の連結性能が地震時でも損傷することのない信頼できるものものとしたコンクリート製ブロックの連結装置及び連結方法を提供することを目的としたものである。
上記の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、隣接するコンクリート製ブロックの端部側面に突設した双方の係止用ボルトと、一端付近に係止用ボルト孔を、他端付近に係入用凹部をそれぞれ備え、前記係止用ボルトに挿通し装着する接続プレートと、前記隣接するコンクリート製ブロックの対向する端面を引き寄せる一対の引寄せ部材と、前記一対の引寄せ部材を繋ぐ引寄せボルトとからなり、前記引寄せ部材は前記引寄せボルトの通し孔と前記係止用ボルトの係止孔とを備え、前記係止孔は前記係止用ボルトの頭部をスライドして係止できるように形成したことを特徴とするコンクリート製ブロックの連結装置である。
また、上記の目的を達成するため、本願の請求項2に係る発明は、前記一対の引寄せ部材は山形鋼で形成され、長手方向に立てて配設した前記山形鋼の正面壁及び側面壁の上下両端又は一端に補強壁を設置したことを特徴とするとしたものであり、また本願の請求項3に係る発明は、前記一対の引寄せ部材は山形鋼の正面壁及び側面壁の上下両端に補強壁を備え、該両補強壁の一端を前記正面壁の後方に延伸して、前記接続プレートの係入用凹部側での操作スペースを確保するための浮き足を設けたことを特徴とするものである。
そして、上記の目的を達成するため、本願の請求項4に係る発明は、前記一対の引寄せ部材の一方が、前記接続プレートの係入用凹部に前記係止用ボルトが挿入されたことを確認するための窓孔を前記山形鋼の正面壁又は側面壁の一方或いは両方に備えたことを特徴とするコンクリート製ブロックの連結装置である。
更に、上記の目的を達成するため、本願の請求項5に係る発明は、前記連結装置は、負担するコンクート製ブロックの自重2トン当たりに対し、連結部の左右2箇所以上設けられたことを特徴とするものであり、また、本願の請求項6に係る発明は、前記接続プレートは、前記係止用ボルト孔又は前記係入用凹部から端部までの短い方の距離(a)と、接続プレートの厚さ(t)と、使用する材質の短期許容せん断力(τ)とが、a × t×τ>10 kN を満足するものであることを特徴とするものである。
そして、上記の目的を達成するため、本願の請求項7に係る発明は、隣接する耐震上目地間の側面に突設された左右の係止用ボルトに、一端付近に係入用凹部を有する接続プレートの他端を仮固定し、前記左右の係止用ボルトの頭部に一対の引寄せ部材を係止し、該一対の引寄せ部材の通し孔に引寄せボルトを連通させ、ナットを介して所定の目地間隔となるまでコンクリート製ブロックを引き寄せ、前記接続プレートの係入用凹部を仮固定されていない側の係止用ボルトにはめ込んだ後、引寄せボルトのナットを緩めて取り外し、前記左右の引寄せ部材をその係止用ボルト孔においてスライドさせて取り外し、次いで左右の前記係止用ボルトを締め付けて前記接続プレートを固定することを特徴とするコンクリート製ブロックの連結方法である。
また、上記の目的を達成するため、本願の請求項8に係る発明では、前記一対の引寄せ部材が、隣接するコンクリート製ブロックの端部一側面において上下複数個配置され、左右のみならず、上下においても前記引寄せボルトを交互に締めることで引き寄せを行うコンクリート製ブロックの連結方法である。
本発明のコンクリート製ブロックの連結装置は、隣接するコンクリート製ブロックの側面に突設された双方の係止用ボルトに、一端付近に係止用ボルト孔を、他端付近に係入用凹部を有する接続プレートを装着するための一対の着脱式の引寄せ部材とからなっており、前記引寄せ部材が引寄せボルトと、該引寄せボルトの通し孔と前記係止用ボルトの係止孔とを備え、前記係止用ボルトの係止孔は前記係止用ボルト頭部をスライドして係止できるようにしたことから、ボルト又はナットを回して無理なく引き寄せができ、その状態を保ったまま接続プレートを係止できるため一工程での引き寄せ連結が可能となる。また、一対の着脱式の引寄せ部材は、山形鋼の正面壁及び側面壁の上下両端又は一端を補強壁で補強したものであるから、構造が簡単で且つ製造が極めて容易である。
また、本発明の前記一対の引寄せ部材は、前記山形鋼の上下両端を補強する補強壁の一端を正面壁後方に延伸することで、前記接続プレートの係入用凹部側で操作可能なスペースを確保するための浮き足を設けたものとしたから、接続プレートの操作が手動でも容易に行える。この場合、前記一対の引寄せ部材の一方に窓孔を形成することで、接続プレートの係入用凹部が係止用ボルトに確実に挿入されたことを確認できる。
更に、本発明のコンクリート製ブロックの連結装置は、負担する製品の自重2トン当たりに対し、部材断面の左右2箇所以上設けられようにしたため、引き寄せる製品の重量に応じてあらかじめ使用する個数を決定することができ、その結果製造時にコンクリートに埋め込む係止用ボルトの位置を設計できるため、製造が容易である。また、前記接続プレートの係止用ボルト孔または係入用凹部から端部までの短い方の距離(a)と、プレートの厚さ(t)と、使用する材質の短期許容せん断力(τ)とが、a × t×τ>10 kN を満足するものとすることで、地震時にも継手が損傷することはない。
本発明に係る連結装置の第一の実施例の組み立ての説明図である。 本発明に係る連結装置の第一の実施例の設置の説明図である。 本発明に係る連結装置の第一の実施例の引寄せの説明図である。 本発明に係る連結装置の第一の実施例の分解の説明図である。 本発明に係る連結装置の第二の実施例の引寄せの説明図である。 本発明に係る連結装置の第三の実施例の引寄せの説明図である。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。図において、Aは接続するコンクリート製ブロックで、Bは隣接する前記コンクリート製ブロックAの対向する面C間に配設した耐震上目地である。
1は接続するコンクリート製ブロックA,Aの端部側面に突設した左右一対の係止用ボルトで、コンクリート製ブロックAに埋め込まれた図示しないインサートにネジ込みによって設置されている。2は隣接するコンクリート製ブロックA,Aの対向する面Cを引き寄せた後、両ブロックA,Aを連結するための接続プレートで、横長方形状とした接続プレート2の一端付近には係止用ボルト孔3を、他端付近には係入用凹部4をそれぞれ備えている。
5は左右一対の着脱式の引寄せ部材で、前記コンクリート製ブロックA,Aの対向する面Cを引き寄せるための部材であって、山形鋼9で形成されており、山形鋼9を長手方向を縦にして形成した左右一対の引寄せ部材5,5は左右にネジが切られた長い引寄せボルト6によって繋がれている。
9Aは前記引寄せ部材5の正面壁、9Bは正面壁9Aと直交して正面壁9Aの右又は左側に起立する側面壁で、正面壁9Aには係止用ボルト1の係止孔7が、側面壁9Bには左右一対の引寄せ部材5,5を繋いでいる引寄せボルト6の通し孔8がそれぞれ形成されており、前記係止孔7は前記係止用ボルト1の頭部1Aをスライドして係止できるように形成されている。なお、図中10Bは正面壁9A及び側面壁9Bの下端に設置した下部補強壁である。
本発明に係る連結装置は、横引き工法やクレーン等での吊り上げ敷設によって、引き寄せるコンクリート製ブロックA,Aの対向する面C,C同士を向かい合わせて配置する。その後、左右のブロックA,Aに埋め込まれた図示しないインサートに係止用ボルト1をねじ込む。その際、図1ー1に示すように、一方の係止用ボルト1を接続プレート2の係止用ボルト孔3に通しておく。そして、係止用ボルト孔3を中心として反時計方向に回動させ、係入用凹部4が他方のコンクリート製ブロックに設置した係止用ボルト1の上方に位置するよう接続プレート2をセットする。
次いで、図1ー2に示すように、左右のコンクリート製ブロックA,Aの係止用ボルト1の頭部1A,1Aを一対の引寄せ部材5,5の正面壁9Aに形成した係止孔7,7に通し、引寄せ部材5をスライドして係止用ボルト1の頭部1Aを係止孔7に係止させ、その後係止用ボルト1を締め付ける。更に一対の引寄せ部材5の側面壁9Bに形成した通し孔8,8に長い引寄せボルト6を通し、左右両端からナット6A,6Aで締め付けて左右のコンクリート製ブロックA,Aの引き寄せを行う。
この操作は、コンクリート製ブロックAの反対側の側面でも行って、均等に引き寄せができるようにする。そして、図1ー3に示すように、左右のコンクリート製ブロックA,Aが引き寄せられた位置で係止用ボルト1,1を緩め、接続プレート2を係止用ボトル孔3を中心として右方向に回動させることで、係入用凹部4内に係止用ボルト1を押し込んで固定する。続いて、図1ー4に示すように、引寄せボルト6の左右両端のナット6A,6Aを緩め、一対の引寄せ部材5,5を取り外す。最後に左右の係止用ボルト1,1をインサートにねじ込んで接続プレート2をコンクリート製ブロックA,Aに固定し、両ブロックA,Aの連結を完了する。
図2に示すものは、一対の引寄せ部材15,15にあって、その正面壁19A及び側面壁19Bが図1に示す両引寄せ部材5,5と比較して上下方向に長い山形鋼19,19で形成されていると共に、正面壁19A及び側面壁19Bの上下両端に上部補強壁10A,下部補強壁10Bがそれぞれ設置されている。11は前記正面壁19A及び側面壁19Bの上下両端に設置した上部補強壁10A,下部補強壁10Bにあって、正面壁19A側の一端を正面壁19Aの後方へ延伸して形成した浮き足で、引寄せ部材15の背面側に形成した上下の浮き足11,11によって、引寄せ部材15の背面とブロックAとの間には接続プレート2の回動操作が可能なスペースSが確保される。
16は引き寄せボルトで、引寄せ部材15の一方にナット16Aが固定されているものを使用する場合の例であって、引き寄せボルト16は一端にボルトの頭部16Bが形成されており、他端は引寄せ部材15の装着が容易なように、端部と中部のネジ切り部との間の直径がやや細径になっている。
引き寄せの際、左右の係止用ボルト1を締め付けても、図2に示すように、引寄せ部材15の正面壁19Aの背面とブロックAとの間には上下の浮き足11,11によってスペースSが確保され、接続プレート2はこのスペースS内にあって引寄せ部材15の背面と接触していない。したがって、係止用ボルト1を緩めることなく接続プレート2の係入用凹部4を係止用ボルト1に固定することができる。なお、引寄せ部材15の係止孔7には係止用ボルト1の固定部7Aが係止孔7の左右についていることで、引寄せ部材15は接続プレート2の係止用ボルト孔3でも係入用凹部4側でも選択することなく使用でき、かつ山形鋼19の向きも自在に装着できる。
図3は、一対の引寄せ部材25A,25Bにあって、接続プレート2の係入用凹部4側に設置する一方の引寄せ部材25Bに窓孔12を形成したものである。すなわち、この窓孔12は山形鋼29の正面壁29A又は側面壁29Bの一方或いは両方に、接続プレート2の係入用凹部4が係止用ボルト1に挿入されたことを確認するためのものである。このような構成とすることで、操作状態が窓孔12を通して一目で判別でき、作業をスムーズに進めることができる。また、本実施例では、接続プレート2の係止用ボルト孔3側に装着する引寄せ部材25Aの通し孔8にナット20が溶接で固定されているため、接続プレート2の係入用凹部4側の引寄せ部材25Bでは、引寄せボルト26のボルト頭26Aをスパナで回すだけで引き寄せが可能であり、作業が簡便となる。
本発明に係る連結装置は、連結面のブロック断面が左右均等である場合、その左右に1個以上づつ装着することを念頭に設計されている。一つの連結装置は10kN の製品自重を受け持つことから、製品自重20kN 以下に対し、左右1個づつ装着するものとしている。連結面のブロック断面が左右均等でない場合でも、断面の大きい左右いずれかの断面に照らして均等な断面を想定し、自重も換算する。このようにすることで、必要な連結装置の個数が決定されるから、製造時に係止用ボルトをねじ込むためのインサートの個数も決定される。なお、連結断面上下における連結装置の取り付け位置は、重心位置ないしこれを跨いで配置することが施工上望ましい。
図1は、本発明の第1の実施例の連結装置による組み立て・設置・引き寄せ・分解の手順を図示したものである。この作業は、ブロック製品の連結面からみて左右2箇所以上で行うが、製品の自重に応じて配置される連結装置を一方の側面において複数個取り付ける場合、左右のみならず、上下においても前記引寄せボルトを交互に締めることで引き寄せを行う。
また、本発明の接続プレート2による連結状態にあって、製品目地部に地震等で引張応力が作用した場合、接続プレート2の係止用ボルト孔3または係入用凹部4から端部までの短い方の距離(a)が降伏するようにしている。すなわち、プレートの厚さ(t)と、使用する材質の短期許容せん断力(τ)とが、一個あたりの接続プレートが受け持つ製品自重10kN に対し、式〔a × t×τ>10 kN 〕を満足するするものとした。このようにすることで、継手部が製品の損傷前に破損することないものとした。
1 係止用ボルト
1A 係止用ボルトの頭部
2 接続プレート
3 係止用ボルト孔
4 係入用凹部
5・15・25A,25B 引寄せ部材
6・16・26 引き寄せボルト
6A・16A・20 ナット
7 係止孔
8 通し孔
9・19・29 山形鋼
9A/9B,19A/19B,29A/29B 正面壁/側壁壁
10 補強壁
10A 上部補強壁
10B 下部補強壁
11 浮き足
12 窓孔

Claims (8)

  1. 隣接するコンクリート製ブロックの端部側面に突設した双方の係止用ボルトと、一端付近に係止用ボルト孔を、他端付近に係入用凹部をそれぞれ備え、前記係止用ボルトを挿通し装着する接続プレートと、前記隣接するコンクリート製ブロックの対向する端面を引き寄せる一対の引寄せ部材と、該一対の引寄せ部材を繋ぐ引寄せボルトとからなり、前記引寄せ部材は前記引寄せボルトの通し孔と前記係止用ボルトの係止孔とを備え、該係止孔は前記係止用ボルトの頭部をスライドして係止できるように形成したことを特徴とするコンクリート製ブロックの連結装置。
  2. 前記一対の引寄せ部材は山形鋼で形成され、長手方向に立てて配設した前記山形鋼の正面壁及び側面壁の上下両端又は一端に補強壁を設置したことを特徴とする請求項1記載のコンクリート製ブロックの連結装置。
  3. 前記一対の引寄せ部材は山形鋼の正面壁及び側面壁の上下両端に補強壁を備え、該両補強壁の一端を前記正面壁の後方に延伸して、前記接続プレートの係入用凹部側での操作スペースを確保するための浮き足を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のコンクリート製ブロックの連結装置。
  4. 前記一対の引寄せ部材の一方が、前記接続プレートの係入用凹部に前記係止用ボルトが挿入されたことを確認するための窓孔を前記山形鋼の正面壁又は側面壁の一方或いは両方に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3迄のいずれか一つに記載のコンクリート製ブロックの連結装置。
  5. 前記連結装置は、負担するコンクート製ブロックの自重2トン当たりに対し、連結部の左右に2箇所以上設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4迄のいずれか一つに記載のコンクリート製ブロックの連結装置。
  6. 前記接続プレートは、前記係止用ボルト孔又は前記係入用凹部から端部までの短い方の距離(a)と、前期接続プレートの厚さ(t)と、使用する材質の短期許容せん断力(τ)とが、次式を満足するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項5迄のいずれか一つに記載のコンクリート製ブロックの連結装置。
    a×t×τ>10 KN
  7. 隣接する耐震上目地間の側面に突設された左右の係止用ボルトに、一端付近に係入用凹部を有する接続プレートの他端を前記係止用ボルトで仮固定し、前記左右の係止用ボルトの頭部に一対の引寄せ部材を係止し、該左右の引寄せ部材の通し孔に引寄せボルトを連通させ、ナットを介して所定の目地間隔となるまでコンクリート製ブロックを引き寄せ、前記接続プレートの係入用凹部を仮固定されていない側の係止用ボルトにはめ込んだ後、引寄せボルトのナットを緩めて取り外し、前記左右の引寄せ部材をその係止用ボルト孔においてスライドさせて取り外し、次いで左右の前記係止用ボルトを締め付けて前記接続プレートを固定することを特徴とするコンクリート製ブロックの連結方法。
  8. 前記一対の引寄せ部材が、隣接するコンクリート製ブロックの端部一側面において上下複数個配置され、左右および上下において前記引寄せボルトを交互に締めることで引き寄せを行うことを特徴とする請求項7記載のコンクリート製ブロックの連結方法。
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