JP6954759B2 - 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 - Google Patents
合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6954759B2 JP6954759B2 JP2017087469A JP2017087469A JP6954759B2 JP 6954759 B2 JP6954759 B2 JP 6954759B2 JP 2017087469 A JP2017087469 A JP 2017087469A JP 2017087469 A JP2017087469 A JP 2017087469A JP 6954759 B2 JP6954759 B2 JP 6954759B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- synthetic resin
- closing
- container
- resin cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 title claims description 31
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 title claims description 31
- 235000013361 beverage Nutrition 0.000 title claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 30
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 13
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 235000014171 carbonated beverage Nutrition 0.000 description 1
- 235000013353 coffee beverage Nutrition 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 235000015203 fruit juice Nutrition 0.000 description 1
- 229920001903 high density polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004700 high-density polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000007641 inkjet printing Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 235000013616 tea Nutrition 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sealing Of Jars (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
図8は、閉止装置の一例を示す図である。この図に示す閉止装置のキャップ41は、天板部2と、その周縁から垂下した筒部3とを備えている。天板部2には、容器20の口元部21に嵌入して口元部21の内面に当接する内側シール突起4と、口元部21の開口端面に当接する開口端シール突起5とが形成されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ナール凸部の構成によらず、巻締め状態の確認が容易となるキャップ、このキャップを用いた閉止装置、および飲料入り閉止装置を提供することを目的とする。
前記閉栓表示マークは、前記主部と前記タンパーエビデンスリング部にまたがって形成されていることが好ましい。
前記閉栓表示マークは、下方に向けて幅が狭くなる形状であることが好ましい。
前記複数の閉栓表示マークの少なくとも一部は、周方向の位置が、前記単ネジの下端部の周方向の位置と一致することが好ましい。
本発明は、飲料が充てんされた容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた飲料入り閉止装置であって、前記合成樹脂製キャップが上述の構成を有する飲料入り閉止装置を提供する。
よって、ナール凸部の構成にかかわらず、閉栓状態におけるキャップの閉栓表示マークと容器の位置表示との位置ずれを小さくでき、巻締め状態の確認を容易にすることができる。
以下の説明において、「上」および「下」は図1における上下方向に応じて定められる。上下方向および高さ方向は、キャップ1の中心軸C1に沿う方向である。中心軸C1周りの方向(筒部3の周方向)を「キャップ周方向」ということがある。C2は容器20の中心軸である。中心軸C1と中心軸C2とは一致する。
キャップ1は、円形の天板部2と、その周縁から垂下した筒部3とを備えている。図4に示すように、天板部2には、容器20の口元部21に嵌入して口元部21の内面21aに当接する内側シール突起4と、開口端面21bに当接する開口端シール突起5とが形成されている。
複数の単ネジ10aは、開口端側の端部である上端部10bの高さが互いにほぼ等しくされている。また、下端部10cの高さも互いにほぼ等しくされている。複数の単ネジ10aは、キャップ周方向に一定角度ごとに形成されることが好ましい。キャップ1では、3つの単ネジ10aはキャップ周方向に120°ごとに形成されている。そのため、3つの単ネジ10aの下端部10cはキャップ周方向に120°間隔で位置している。
係止突起11は、例えば起伏可能な板状とされ、TEリング部9の内周面から径方向内方に突出して形成されている。
上部領域13は、主部8の上端から下部にかけての領域であって、主部8の全周にわたる一定高さ範囲の領域である。上部領域13は、複数の第1ナール領域15と、複数の第2ナール領域16とを有する。第1ナール領域15および第2ナール領域16は、キャップ周方向の一部領域であり、キャップ周方向に交互に配置されている。第1ナール領域15の外径は、第2ナール領域16の外径より大きい。
第2ナール領域16は、ほぼ全域が、第1ナール領域15に比べて低い位置(中心軸C1に近い位置)にあるため、第1ナール領域15に対して凹状に形成されている。
ナール部12は、上下方向に延在する複数のナール凸部17からなる。ナール凸部17は、第1ナール領域15に形成された複数の第1ナール凸部17Aと、第2ナール領域16に形成された複数の第2ナール凸部17Bとを含む。第1ナール凸部17Aの突出高さ(第1ナール領域15からの高さ)と、第2ナール凸部17Bの突出高さ(第2ナール領域16からの高さ)とは互いに同じであることが好ましい。
上部領域18は、TEリング部9の上部の領域であって、全周にわたる一定高さ範囲の領域である。上部領域18は、高さ方向にほぼ一定の外径を有する領域であり、その外径は主部8の下部領域14の外径と同じであることが好ましい。上部領域18は、ナール部が形成されておらず、凹凸がない円筒面となっている。
上部領域18と、主部8の下部領域14とは、互いに連なって形成された面一の領域である。
上縁31は、例えば下部領域14の上縁14aと同じ高さ位置にある。閉栓表示マーク30の下端である頂部33は上部領域18にある。頂部33は、例えば上部領域18の下縁18aに近い高さ位置にある。
なお、閉栓表示マーク30は、キャップ周方向の位置についてネジ部10の下端部10cとの対応関係が明らかであればよく、閉栓表示マーク30のキャップ周方向の位置と下端部10cとのキャップ周方向の位置とが一致していなくてもよい。
キャップ1は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料で構成することができる。
ネジ部22は、複数の単ネジ22aからなる多条ネジである。単ネジ22aの数、すなわちネジ部22の条数は、2または3が好ましく、特に3とすると開栓が容易となるため好適である。複数の単ネジ22aは、開口端面21b側の端部である上端部の高さが互いにほぼ等しくされている。また、下端部の高さも互いにほぼ等しくされている。複数の単ネジ22aは、キャップ周方向に一定角度ごとに形成されることが好ましい。例えば、単ネジ22aの数が3である場合には、単ネジ22aはキャップ周方向に120°ごとに形成されていることが好ましい。
位置表示25は、キャップ1の側方から視認できればその形状は特に限定されないが、例えばフランジ部24の上面に形成された凹部によって形成することができる。位置表示25は、例えば、平面視においてフランジ部24の周縁部から中心軸C2に向けて徐々に幅が狭くなる略扇形に形成することができる。位置表示25の数は、キャップ1の閉栓表示マーク30の数と同じとすることができる。
さらに、ナール部12とは高さ位置が異なる下部領域14に閉栓表示マーク30が形成されているため、ナール部12の凹凸が閉栓表示マーク30の視認しやすさに影響を及ぼすことはない。よって、巻締め状態の確認をいっそう容易にすることができる。
キャップ1が未開栓であるときには、TEリング部9が主部8に連結しているため、閉栓表示マーク30の上部と下部との周方向位置は互いにほぼ一致しているが、開栓後、再び口元部21に装着されたキャップ1は、TEリング部9が主部8から切り離された状態にあるため、閉栓表示マーク30の上部と下部との周方向位置が不一致となりやすい。
そのため、閉栓表示マーク30の上部と下部との周方向位置が一致しているかどうかを確認することにより、キャップ1が開栓済みであるかどうかを容易に判別することができる。
例えば、キャップの閉栓表示マークおよび容器の閉栓表示マークは、キャップの側方から見て識別可能であればその構成は凹部に限らない。例えばキャップの閉栓表示マークは凸部であってもよいし、筒部の外周面に形成された、凹凸のない着色領域であってもよい。容器の閉栓表示マークは、凸部であってもよいし、フランジ部に形成された、凹凸のない着色領域であってもよい。
図5は、図1に示す閉栓表示マーク30の第1変形例である閉栓表示マーク30Aを示す図であり、閉栓表示マーク30Aは、頂部33が上部領域18に達しておらず、全体が下部領域14内にある点で図1(B)に示す閉栓表示マーク30と異なる。
図6は、図1に示す閉栓表示マーク30の第2変形例である閉栓表示マーク30Bを示す図である。閉栓表示マーク30Bは円形とされている。図7は、図1に示す閉栓表示マーク30の第3変形例である閉栓表示マーク30Cを示す図である。閉栓表示マーク30Cは矩形とされている。
2 天板部
3 筒部
7 ブリッジ
8 主部
9 TEリング部(タンパーエビデンスリング部)
10 ネジ部
10a 単ネジ
10c 下端部
11 係止突起
12 ナール部
13 上部領域(主領域)
14 下部領域
20 容器
21 口元部
23 係止段部
25 位置表示
Claims (5)
- 容器の口元部に装着される合成樹脂製キャップであって、
天板部とその周縁から垂下した筒部とを備え、
前記筒部が、主部と、ブリッジによって前記主部に連結されたタンパーエビデンスリング部とに区画され、
前記主部の内周面に、複数の単ネジからなる多条ネジであるネジ部が設けられ、
前記タンパーエビデンスリング部に、開栓の際に前記口元部の係止段部に係止して前記タンパーエビデンスリング部の移動を阻止する複数の係止突起が設けられ、
前記主部の外周面の主領域には、ナール部が形成され、
前記筒部の外周面に、前記合成樹脂製キャップを前記口元部に巻き締めた状態で前記容器の位置表示に並ぶ複数の閉栓表示マークが形成され、
前記複数の閉栓表示マークは、前記複数の単ネジにそれぞれ対応した位置に形成されており、
前記閉栓表示マークは、前記主部の外周面の、前記ナール部より低く位置する下部領域と、前記タンパーエビデンスリング部の外周面の上部領域との間にまたがって形成されており、前記主部の前記下部領域と前記タンパーエビデンスリング部の前記上部領域とは、高さ方向に一定の外径を有し、互いに面一に並んでおり、
前記閉栓表示マークの上端は前記主部の前記下部領域内に位置し、前記閉栓表示マークの下端は前記タンパーエビデンスリング部の前記上部領域内に位置する、合成樹脂製キャップ。 - 前記閉栓表示マークは、下方に向けて幅が狭くなる形状である請求項1に記載の合成樹脂製キャップ。
- 前記複数の閉栓表示マークの少なくとも一部は、周方向の位置が、前記単ネジの下端部の周方向の位置と一致する請求項1または2に記載の合成樹脂製キャップ。
- 飲料が充てんされる容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた閉止装置であって、
前記合成樹脂製キャップは、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載された合成樹脂製キャップであることを特徴とする閉止装置。 - 飲料が充てんされた容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた飲料入り閉止装置であって、
前記合成樹脂製キャップは、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載された合成樹脂製キャップであることを特徴とする飲料入り閉止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017087469A JP6954759B2 (ja) | 2017-04-26 | 2017-04-26 | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017087469A JP6954759B2 (ja) | 2017-04-26 | 2017-04-26 | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018184197A JP2018184197A (ja) | 2018-11-22 |
JP6954759B2 true JP6954759B2 (ja) | 2021-10-27 |
Family
ID=64356963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017087469A Active JP6954759B2 (ja) | 2017-04-26 | 2017-04-26 | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6954759B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0912046A (ja) * | 1995-06-29 | 1997-01-14 | Shibasaki Seisakusho:Kk | 閉止装置 |
JPH1111504A (ja) * | 1997-06-26 | 1999-01-19 | Suntory Ltd | 瓶の封緘構造 |
JP2004244074A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Alcoa Closure Systems Japan Ltd | キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料 |
JP5371138B2 (ja) * | 2008-09-19 | 2013-12-18 | 日本山村硝子株式会社 | キャップ |
-
2017
- 2017-04-26 JP JP2017087469A patent/JP6954759B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018184197A (ja) | 2018-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11814224B2 (en) | Closure with hinge | |
RU2388672C2 (ru) | Контейнер для напитков | |
US20210039840A1 (en) | Closure | |
EP2114786B1 (en) | A tamper evident closure cap and a combination of the cap and a container neck | |
JP4800320B2 (ja) | 閉塞キャップ | |
US20220267065A1 (en) | Tethered, Hinged Closure | |
US20150251827A1 (en) | Closure with spring loaded tether docking | |
RU2701589C2 (ru) | Укупорочное средство с индикацией несанкционированного вскрытия | |
EP3670377B1 (en) | Capping device that is affixed to the neck of a container | |
US20150129534A1 (en) | Closure capsule for containers | |
US11807434B2 (en) | Two-piece cap | |
EP2925626B2 (en) | Tamper evident closure | |
WO1999012815A2 (en) | Tamper evident plastic closure | |
EP2380820B1 (en) | A closure assembly | |
US10562681B2 (en) | Dispensing closure for a fluid container | |
JP6954759B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
JP6180687B1 (ja) | 合成樹脂製キャップ及び容器 | |
JP4615304B2 (ja) | キャップおよび容器ならびに閉止装置 | |
GB2277320A (en) | Container and tamper evident closure. | |
JP6163367B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
JP6954760B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
JP4265705B2 (ja) | 容器 | |
JP7198494B2 (ja) | 液体用収納容器 | |
JP5000335B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 | |
RU2317238C2 (ru) | Навинчивающаяся крышка для емкости |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190222 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210316 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210517 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210831 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6954759 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |