JP4800320B2 - 閉塞キャップ - Google Patents

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Description

本発明は容器用の閉塞キャップ、特に容器の容器ネック部との係合のためのリング構造体に関する。
多くの閉塞キャップは開封証拠(tamper-evident)バンドを備えるが、これは閉塞キャップに固定されている。開封証拠バンドは、容器が既に開封されてしまっているか、あるいは手が加えられたことを明示するものである。そうした閉塞キャップは、通常、精密成形された一つまたは複数片のキャップを含むが、これは、通常、特別な容器を必要とする。そうした閉塞キャップを使用する目的は、購入に先立って、消費者に、容器パッケージはその当初の充填状態で密封されたままであることを保証することである。
開封証拠バンドを備えた、こうした閉塞キャップは、ある用途では有用であるが、ガラスまたはプラスチック容器内にパッケージされた製品、特にガラスまたはプラスチック容器内にパッケージされた危険な製品を含む多くの用途においては、ある欠点を有する。
第一に、従来公知の閉塞キャップは、ときどき、路面状況によって生じる調和振動、あるいは輸送中に生じ得る、その他の異常な運動形態によって「後戻り(back-off)」することが、すなわちネジが緩むことが知られている。ある一定以上の「後戻り」が生じると、閉塞キャップはそれが係合している容器に対して少なくとも部分的に非密着状態となることがある。それゆえ、輸送中に容器からキャップが「後戻り」するのを防止する構造をキャップが有していることが望ましい。
第二に、通常の開封表示(tamper indicating)閉塞キャップは、いったん容器が最初に開封されてしまうと、リングの形態の開封表示構造体が容器のネック部に沿って自在にスライドすることを可能とする。これは、容器の内容物を注ぐ際に、ユーザーの気をそらす可能性がある。閉塞キャップ構造体をボトルのネック部に対して固定することによって、ユーザーは、リングによって気をそらされる可能性を最小限に抑えながら、液体の注出に集中できる。
第三に、開封表示構造体はたいてい容器キャップの内側に配置され、容器を最初に開封するまでユーザーは認識できない。閉塞キャップとは別個に成形でき、しかもボトルのネック部との固定のためにキャップの内側にも、そして色によって容器内容物を大まかに表示するために閉塞キャップの外側にも、その両方に配置できるリング状構造体を提供することが望ましいであろう。
その上、上記利点を備えると同時に、容器はまだ開封されていないかあるいは手が加えられていないことを視覚的および聴覚的にユーザーに知らせる閉塞キャップを提供することが望ましいであろう。
要するに、上述したような閉塞体を使用する目的は、購入前にその当初の充填状態で容器が密封されたままであることをユーザーに保証し、漏れが生じた容器による汚染から保護し、そして容器の大体の内容物を指し示す色コード化構造体をキャップに設けることによって容器の大体の内容物を視覚的に点検することを可能にすることの望ましさに付随するものである。
本明細書で説明する実施形態は、上部および下部を備えるキャップ本体部を具備してなる容器用のキャップを例証するものである。下部はリング配置部材を形成する外周側壁を有する。本キャップはまたリングを有し、これは、リング配置部材と選択的に係合する外部材と、下部の内面近傍に配置された内部材とを含む。内部材は、内部にそして上方に延在しかつ第1の縁部にて終端をなしている少なくとも一つのタブを有する。内部材はまた、この内部材から内部に突出しかつ上記タブの第1の縁部上で第2の縁部にて終端をなしている少なくとも一つのフィンガー部材を有する。
本発明のさまざまな態様および利点は、添付図面を考慮して読むとき、本明細書に開示した実施形態に係る以下の詳細な説明から当業者には明らかとなるであろう。
本発明の特徴ならびに創意に富んだ形態は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、ならびに図面から一層明らかとなるであろう。
閉塞キャップアセンブリ18を、図1ないし図5に示すようなキャップ本体部20および図7ないし図10に示すような閉塞リング50を参照して説明する。キャップ本体部20および閉塞リング50を備えた閉塞キャップアセンブリ18は、図6および図12の実施形態に組み立てられた状態を示す。閉塞キャップアセンブリ18の容器30に関係する使用法を図13ないし図16に示す。図6にはキャップアセンブリ18の第1実施形態を図示しており、これは、キャップ本体部20と、異なる周方向長さのタブを有する閉塞リング50とを示している。閉塞リング50の他の実施形態も考えられるが、これには、図7〜図11(これは内部材54に沿って対称的に配置された等しい周方向長さのタブ58を示している)の第2実施形態と、図12(これは二つのフィンガー部材62間に周方向に配置されたタブ81を示している)の第3実施形態が含まされる。
キャップ本体部20は、閉塞キャップアセンブリ18の第1のコンポーネントを形成している。図1ないし図6に最もよく示されるように、それは上部22および下部24を含む。下部24は、リング配置部材26において終端をなしている外周側壁を有する。下部24は、図1に、上部22の半径方向外側にかつこの上部22から離れるように延在する一体成形スカートとして示されている。下部24はキャップ本体部20の内周面31に近接配置された隆起部79を含み、しかもそれは、以下でさらに詳しく説明するように、図15に示すごとく、リング50の内部材54と選択的に係合するよう構成されている。
掛止構造体28がキャップ本体部20の内周面31に配されており、しかもそれは通常、上部22と結合されるが、それはまた下部24の少なくとも一部を含んでいてもよい。掛止構造体28は、たとえば規格434および439ネジなどのようなネジを持つように示されている。だが、いかなるネジを使用することも、あるいはロック構造体を使用することもできる。掛止構造体28は、図14に示すように容器30の対応する構造体と係合する。容器30の規格ネジ32が、キャップ本体部20の掛止構造体28と係合状態で示されている。
ライナー34がキャップ本体部20の上部22の内面に配されており、これは、キャップアセンブリ18がその係合容器30に対して適切に締め込まれているとき、容器のリム36とシールを形成する。ライナー34は、ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいは適切なフッ素樹脂(たとえばETFEおよびPTFE)、あるいは蓋がされる容器30の見込まれる内容物に基づいて選択される類似の弾力性を備えたその他の高分子素材から形成可能である。ライナー34はシールを形成するための圧縮層を提供し、図14に示すように容器30の内容物からキャップアセンブリ18および容器30を保護する。カットされたライナーを図示しているが、他の公知のガスケットまたは成形プラスチックライナーを使用することもできる。
上部22の外周面38は、図4に示すように縦方向軸線B‐Bと平行に配された複数のリブ40を有する。このリブ40は把持構造体をもたらし、これによって、容器30を開閉する際に、概ね一定のトルクをキャップ本体部20に加えることができる。規制要求事項には狭い許容トルク範囲が記述されている。リブ40によって、トルクレンチがキャップ本体部20を「くわえる」ことが可能となり、そして組み立て中に一定の大きさのトルクを加えることが可能となる。リブ40は、このリブが均一に配置されていることによって、組み立て中にキャップ本体部20に加えられるトルクを試験するとき、トルクレンチの適切なフィット状態をもたらす。キャップ本体部20を把持するための、より深いリブ、さまざまな形状の窪み、さまざまな形状の外周面38からの突起、あるいはその他の適当な質感とされた面を含む、いかなる構造体を使用することもできることが予見される。キャップ本体部20の外周面38はまた、複数の側面を有する多角形を含む別な形状(図示せず)に形成することができる。
キャップ本体部20は、硬質あるいは半硬質高分子素材、たとえばポリイミド樹脂、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロン)などから、あるいはアルミニウムのような金属から形成できる。そして、それはさまざまな手法を用いて形成でき、好ましくは成形される。
閉塞リング50は密封キャップアセンブリ18の第2の構成要素である。リング自体の実施形態を図7ないし図11に、そして密封キャップ20に関連しては図6、図12、図14および図15に示す。図6にはキャップアセンブリ18の第1実施形態を図示するが、これは、キャップ本体部20および異なる周方向長さのタブを有する閉塞リング50を示している。閉塞リング50の他の実施形態が考えられ、このものは、図7ないし図11(内部材54に沿って対称的に配置された等しい周方向長さのタブ58を示している)に図示する第2実施形態および図12(二つのフィンガー部材62同士の間に周方向に配置されたタブ81を示している)に図示する第3実施形態を含む。閉塞リング50は、ポリプロピレンが好ましいが、可逆的に曲がり得る硬質素材、たとえばポリプロピレンあるいはポリエチレンあるいはその他の類似の高分子素材から形成できる。それはまた好ましくは成形されるが、さまざまな手法を用いて形成可能である。
閉塞リング50は、図15に示すように、キャップ本体部20のリング配置部材26と選択的に係合するよう構成された外部材52と、キャップ本体部の下部24の内面56の近傍に配置された内部材54とを具備してなる。複数の破断可能な接続部70が、容器30の最初の開封前には、選択的に外部材52を内部材54に固定している。
内部材54は、半径方向内側であってかつ上方に延在しかつ外縁部(外側端部)60にて終端をなしている、少なくとも一つのタブ58を有する。少なくとも一つのフィンガー部材62が、図15に示すように、内部材54から半径方向内側に突出し、かつタブ58の外縁部60の上で外縁部(外側端部)64にて終端をなしている。タブ58は、図示する実施形態では、外部材52の上側縁部(上側端部)61の下方で終端をなすように示されているが(図9)、ある実施形態では、タブ58は、それがフィンガー部材62の縁部64の下方に存在する限りは縁部61よりも上に延在していてもよい。すなわち、図9に示す実施形態のタブ58は上側縁部61の上方には延在しておらず、それゆえ図9では認識できない。他の実施形態(図示せず)では、タブ58は上側縁部61の上方に突出できるが、依然としてフィンガー部材62の縁部64の下方に存在することになる。
外部材52は、この外部材52の半径方向内側に突出する突起66を密封キャップの下部24の溝68と係合させることによって、キャップ本体部20のリング配置部材26の上で適所に固定される(図15)。突起66は外部材52に沿って周方向に配置され(図7)、しかも堅固な係合状態をもたらすサイズとなっているが、その一方で、なおかつ下部24の溝68と係合するよう適当な様式で撓むことができる。外部材52は、たとえば糊のような接着剤、音波溶着の使用を含むその他の手段、あるいはリング50の外部材52とリング配置部材26との間のタブと溝の取り替えによって適所に固定することができる。
以下でさらに詳しく説明するように、外部材52は、キャップ本体部20が容器30から取り外されるとき、この外部材52が内部材54から分離させられた後では、キャップ本体部20に取り付けられたままとなる。リング配置部材26の斜面69は、キャップ本体部20のリング配置部材26が図15に示すごとく分離された内部材54と干渉しなくなることを確実なものとすることで、キャップ本体部20を邪魔されることなく再び被せることができるよう構成されている。
上記のとおり、内部材54と外部材52とは、最初に容器30を開ける以前は、複数の破断可能な接続部70によって選択的に連結されている。各破断可能な接続部70は、その向き合う頂点が内部材54に対して連結された状態となった、外部材52に対して固定された三角形状タブの形態で示されている。複数の破断可能な接続部70は、好ましくは外部材52の周方向縁部72に沿って対称的に離間している。三角形状を採用し、破断可能な接続部の基部を外部材54に配置し、そして破断可能な接続部70の頂点を内部材54に取り付けたことによって、分離させたときに、破断可能な接続部70を外部材52側に残すことが可能となる。破断可能な接続部70の基部を外部材52に配置することによって、畝状の隆起部を有するキャップ本体部20を利用して、一層効率的な垂直分離が可能になる。各破断可能な接続部70は、この全ての破断可能な接続部70に均等化された力を加える、外部材52からの内部材54の垂直分離によって概ね同時に破断する。破断可能な接続部70が物理的に分断されたとき、それはユーザーに、容器30がそれ以前には開封されていなかったことを知らせる可聴信号を提供する。破断可能な接続部70は、円形、長円形、あるいは多角形を含む、さまざまなその他の形状を有することができる。こうした形状は、さらに目に付くように破断された状態の破断可能な接続部70を持つことを含む、さまざまな開封表示手法が望まれる場合に利用可能である。
容器30に対する密封キャップアセンブリ18のリング50の固定は、図14ないし図16に最もよく図示されている。内部材54は図示のとおり、フィンガー部材62およびタブ58によって、容器30の容器ネック部75に形成された移送ビード(transfer bead)76に対して適所に固定されている。さらに詳しく言うと、いったん閉塞リング50およびキャップ本体部20が係合すると、アセンブリ18が容器30の上に初めて配置される。掛止構造体28によって形成される機構を用いることで、それは下方に移動させられる。標準ネジが掛止構造体28に関して使用される場合、時計回りの回転はキャップを下方に移動させ、そして反時計回りの回転はキャップを上方に移動させる。タブ58は、フィンガー部材62が移送ビード76の上面74上に着座すると共にタブ58が移送ビード76の下面78に着座するまで移送ビード76を乗り越えて屈曲する。ゆえに、移送ビード76はタブ58とフィンガー部材62との間に捉えられる。ある実施形態では、フィンガー部材62による移送ビード76の上面74と、タブ58による移送ビード76の下面78との間の圧力によって、閉塞リング50が垂直方向に通例的に移動しないよう固定され、しかも閉塞リング50が容器30の移送ビード76に沿って回転するのが阻止される。
容器30は輸送中にぐるぐると旋回動作し、しかも振動を受けるので、ときどきキャップが「後戻り」することが知られている。ある一定以上の「後戻り」が生じると、キャップは、その係合している容器30に対して部分的に非密着状態となることがある。ゆえに、タブ58の縁部60は面78にかなりの力を加えて、そうした「後戻り」の可能性を最小限に抑える。タブ58は、依然として破断可能な接続部70によって内部材54と外部材52との間の適当な連結状態が維持されている間は、十分な長さおよび周方向の幅(長さ)を有し、必要な抵抗力を付与するようになっている。
通常、フィンガー62は移送ビード76の上面74上に着座する。それらは、閉塞リング50が実質的にさらに下方に移動するのを阻止する。ある実施形態では、容器30に対して密封キャップ18を過度に締め込んでしまう可能性を最小限に抑えるよう、かなりの力が加わるようにしてもよい。だが、そうした状況では、寸法公差が特に重要になる。だが、通常は、キャップ本体部20の上部22の内面のライナー34は、キャップを締め込むとき、使用者がキャップを過度に締め込んでしまうのを防止するようになっている。これは、キャップ本体部20の固定時に、容器リム36がライナー34と係合するときに実現される。図15に示すように、キャップ本体部20の下部24の隆起部79は、内部材54とつながり、内部材54を安定させ、そして外部材52への垂直力を最小限に抑えるよう構成されている。
図6ないし図12に示す実施形態では、内部材54は、この内部材54に沿って対称的に離間した、上方および内部に延在する四つのフィンガー62を有するものとして示されている。閉塞リング50は、この閉塞リング50を適所に保持するのに要する力の大きさに依存して、いかなる数のフィンガー部材62を備えていてもよい。さらに、移送ビード76の上面74に当接するには、フィンガー部材62が内側へ延在しているだけでよいことがまた予見される。
ほとんどの図示した実施形態では、二つの隣接するフィンガー部材62間で周方向に複数のタブ58が配置されている。第1実施形態では、図6に関して以下でさらに説明するように、ある程度不均一に間隔が置かれた、三つのそうしたタブ80,84および90が存在する。図7ないし図11に示す第2実施形態では、均等に間隔が置かれた三つのそうしたタブが存在する。図12に示す第3実施形態では、タブ81が二つのフィンガー部材62同士の間で周方向に配置されている。
タブ58の外縁部60を、図6に示すように異なる周方向長さを有するよう形成することも考えられる。第1のフィンガー部材88からの時計回り方向に関して、第1の上端縁部82を備えた第1のタブ80は第1のフィンガー部材88の近傍に存在する。第2のフィンガー部材88からの反時計回り方向に関して、第2の上端縁部86を備えた第2のタブ84は第2のフィンガー部材88の近傍に存在する。第3の上端縁部92を備えた第3のタブ90は第2のタブ84の近傍に存在する。第3の上端縁部92は周方向長さに関して第1の上端縁部82と概ね等しい。
図6に示すパターンは、破断可能な接続部70に対して等しい垂直力を加えることを可能とし、その一方でまた内部材に対してさらなる構造的剛性を提供することによって内部材54の望ましくない捩じれを最小限に抑えるので、破断可能な接続部70を破断するに当っては一般により有効である。特に、図6に示すパターンは、第1の円周方向に、概ね大形のタブ84と、第1の概ね小形のタブ90と、空所94と、第2の概ね小形のタブ80とを備える。破断可能な接続部70は、フィンガー部材62と概ね大形のタブ84との間に配されている。別の破断可能な接続部が、第1の概ね小形のタブ90と第2の概ね小形のタブ80との間に配されている。
ある危険な薬品が一緒に貯蔵されるか一つに混合されるとき、この薬品は混合には適さないかあるいは配合できないものであるために激烈な反応が生じ得る。配合禁忌薬品の類は、貯蔵時、危険等級に従って互いに隔離されるべきである。
閉塞本体部20と閉塞リング50とが別個に形成されるという事実は、異なる色の閉塞リング50が提供されるという、さらなる利点をもたらす。あるそうした工夫に関して、赤色は可燃性の液体と関連付けられ、青色は特に有毒な薬品と、黄色は酸化性の薬品と、白色は腐食性の薬品と、そして灰色は一般的な化学貯蔵品と関連付けられる。一群の薬品またはその他の液体製品のための他の配色は、特定の使用分野で、既に製品ラベルあるいは他のパッケージングにおいて一般に使用されている配色に基づき閉塞リング50に採用できる。
閉塞キャップ50は、各容器ラベルを点検するのに要する余分な時間を必要とせずに、特定の範囲内で容器の危険等級を点検する効果的な手法を提供するのに十分なほど目立つものである。閉塞リング50はまた、各容器30を取り出したり各ラベルを読んだりすることを要さずに、ユーザーが容器のパッケージの危険等級を点検できるようにするが、これは閉塞リング50の色が容器30の上面から認識できるからである。容器30の内容物を危険等級内でさらに明示するのに、その他の色を使用することができる。
キャップ本体部20の第2実施形態(図示せず)として、下部24を形成するスカートを持たないようにキャップ本体部20の上部22を成形することを伴うものが考えられる。下部24は、上部22とサイズおよび形状に関して極めて似通ったものとなるであろう。すなわちキャップ本体部20の外面は、下部24の半径方向長さと同じ半径方向長さを上部22において有するであろう。内部材54のためのスペースは、キャップ本体部20の上部22を、容器20のネジ山32との接触を可能とし、その一方で内部材54のために必要なスペースを提供するよう形成することによって画定されるであろう。これを実現する一つの手法は、キャップ本体部20の上部22を、その構成材の断面厚みがより大きなものとなるよう形成することである。
掛止構造体28によって形成される機構用の代替実施形態は、キャップアセンブリ18を、このキャップアセンブリ18が反時計回りに回転させられたとき下方に移動させることを、そしてキャップアセンブリ18を、このキャップアセンブリ18が時計回りに回転させられたとき上方に移動させることを伴う。掛止構造体28は、使用者が、キャップアセンブリ18を容器30の移送ビード76を越えて下方に押しやることと、時計回り方向あるいは反時計回り方向のいずれかにロックのためにひねることとを可能とするような構造を備えていてもよい。さらに、キャップアセンブリ18を容器30の移送ビード76を越えて下方に押しやることを可能とし、そして掛止構造を設けないことも考えられる。キャップアセンブリ18は、使用者が、それを上方に移動させることによって外される。
キャップアセンブリ18が容器30の容器ネック部75と選択的接触状態にある場合にキャップ本体部20を容器30から分離させる方法は、以下で説明するようなステップを含む。固定状態では、閉塞リング50の外部材52はキャップ本体部20と選択的接触状態にあり、しかも閉塞リング50の内部材54は容器ネック部75に対して固定されている。内部材54は、固定状態では容器ネック部75と選択的接触状態にある、少なくとも一つのタブ58と少なくとも一つのフィンガー部材62とを有する。タブ58は内部および上方に延在しかつ外縁部60にて終端をなしている。フィンガー部材62は内部材54から内側に突出し、しかもタブ58の外縁部60の上で外縁部64において終端をなしている。外部材52および内部材54は、破断可能な接続部70によって接続されている。破断可能な接続部70は内部材54と外部材52との間に配置されている。
反時計回り方向にキャップ本体部20をひねることによって、キャップ本体部20がネジ山に沿って上方に移動すると共に閉塞リング50に上向きの剪断力を伝達するとき、このキャップ本体部20の垂直移動によって破断可能な接続部70が破断する。外部材52は(溝68内の突出部66によって保持された状態で)上方に運ばれるが、内部材54は、以下でさらに説明するように、タブ58とフィンガー部材62との間の移送ビード76に対する係合によって上方に移動しないよう拘束される。この垂直力によって破断可能な接続部70は上向きの剪断力にさらされ、破断可能な接続部70の破断が可能となる。
本方法は、移送ビード76の上面74および下面78間にそれぞれフィンガー部材62とタブ58とを配置することによって、容器30の容器ネック部75上で閉塞リング50の内部材54が上方または下方に移動しないよう拘束することを含む。破断可能な接続部70が破断したとき、タブ58は内部材54が容器ネック部75を滑り上がるのを抑止し、その一方で、フィンガー部材62は内部材54が容器ネック部75を滑り落ちるのを抑止する。
本方法はさらに、キャップ本体部20が図16に示すごとく分離された後、閉塞リング50の内部材54を容器ネック部75の移送ビード76に対して拘束することを含む。タブ58の外縁部60は、移送ビード76の下面78と選択的接触状態にある。フィンガー部材62の外縁部64は、移送ビード76の上面74と選択的接触状態にある。
蓋がされる容器30は、ガラスから、あるいはさまざまな硬質高分子素材、あるいはアルミニウム、鉄などの金属から形成可能である。容器用の代表的な高分子素材は、ポリエチレン(LDPEまたはHDPE)、ポリプロピレン、フッ素重合体(たとえばETFE)およびフッ化ポリエチレンである。容器の一実施形態では、この容器は、外部ネジ山と共にネック部に掛止構造体(あるいは内面31の掛止構造体28に対して相補的なその他の構造体)を含むべきであり、しかも容器は、移送ビード76、あるいは内部材54のタブ58(およびもし存在するならばフィンガー62)と係合可能な他の構造体を有するべきである。移送ビード76が存在する場合、その外面および上面74が弧状であり、しかもその下面78は平坦でかつ(垂直線から)約30度以下の角度だけ(さらに好ましくは約20度以下の角度であり、最も好ましくは約10度ないし約15度の角度である)傾いていることが好ましい。
本発明について、上記実施形態を参照して、詳しく図示しかつ説明してきたが、これは本発明を実施するためのベストモードの実例に過ぎない。当業者にとっては、請求項の記載で規定される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書で説明した本発明の実施形態に対するさまざまな代替案を、本発明の実施に当って採用可能であることは明白であろう。請求項の記載が本発明の範囲を規定し、かつ請求項に記載の範囲内の方法および器具ならびにその等価物が請求項でカバーされることを意図する。本発明に関する上記説明は、本明細書で説明した要素の全ての新規な、そして非自明な組み合わせを含むものと理解されたい。しかも当該要素の新規な、そして非自明な組み合わせに対しては、本願または後願において権利主張が可能である。さらに、上記実施形態は例証であって、しかも単一の特徴部または要素は、本願または後願において権利主張されるかもしれない全ての可能な組み合わせにとって必須のものではない。
本発明の実施形態による閉塞キャップの上部斜視図である。 図1の閉塞キャップの上部平面図である。 図1の閉塞キャップの底部平面図である。 図1の閉塞キャップの側面図である。 図1の閉塞キャップの底部斜視図である。 本発明の第1実施形態による閉塞リングおよび閉塞キャップからなるアセンブリの図1における断面A‐Aに沿った斜視断面図であり、異なる周方向長さのタブを示している。 本発明の第2実施形態による閉塞リングの上部平面図であり、内部材に沿って対称的に配置された等しい周方向長さのタブを示している。 図7の閉塞リングの底部平面図である。 図7の閉塞リングの側面図である。 図7の閉塞リングの上部斜視図である。 図7の閉塞リングの底部斜視図である。 本発明の第3実施形態による閉塞リングおよび閉塞キャップからなるアセンブリの図1における断面A‐Aに沿った斜視断面図であり、フィンガー部材間に周方向に配置された一つのタブを示している。 本発明の一実施形態による閉塞キャップおよび閉塞リングからなるアセンブリの上部斜視図であり、容器に対して固定されたアセンブリを示している。 本発明の一実施形態による閉塞リングおよび閉塞キャップからなるアセンブリの図13における断面C‐Cに沿った側断面図であり、アセンブリが容器のネック部に螺着された後に容器のネック部に固定されたアセンブリを示している。 図14の閉塞リングおよび閉塞キャップからなるアセンブリの拡大側方断面図である。 本発明の一実施形態による閉塞リングの内部材および容器の上部斜視図であり、閉塞キャップがネジを緩めて外され、そして内部材のみが残っている状態で図14の閉塞リングの分離された内部材を示している。
符号の説明
18 閉塞キャップアセンブリ
20 キャップ本体部
22 上部
24 下部
26 リング配置部材
28 掛止構造体
30 容器
31 内周面
32 ネジ山
34 ライナー
36 リム
38 外周面
40 リブ
50 閉塞リング
52 外部材
54 内部材
56 内面
58 タブ
60 外縁部
61 上側縁部
62 フィンガー部材
64 外縁部
66 突起
68 溝
69 斜面
70 破断可能な接続部
72 周方向縁部
74 上面
75 容器ネック部
76 移送ビード
78 下面
79 隆起部
80,81,84,90 タブ
82 第1の上端縁部
86 第2の上端縁部
88 第1のフィンガー部材、第2のフィンガー部材
92 第3の上端縁部
94 空所

Claims (41)

  1. キャップ本体部と、リングと、を具備してなる容器用のキャップであって、
    前記キャップ本体部は上部および下部を含み、前記下部はリング配置部材を形成し、
    前記リングは、
    前記下部の外面近傍に配置されかつ前記リング配置部材と選択的に係合する外部材と、
    前記リング配置部材が、前記外部材と内部材との間に配置されるように、前記外部材の内側でかつ内部材の外側に配置された状態で前記下部の内面に近接配置された内部材であって、内側および上側に延在すると共に第1の縁部にて終端をなしている少なくとも一つのタブを有する内部材と、
    前記内部材から内部に突出すると共に前記タブの前記第1の縁部上で第2の縁部にて終端をなしている少なくとも一つのフィンガー部材と、を具備してなることを特徴とする容器用キャップ。
  2. 前記リング配置部材は、前記リングの前記外部材を選択的に受けるための溝を具備してなることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記外部材は、前記溝と係合する、内部に突出する要素を具備してなることを特徴とする請求項2に記載のキャップ。
  4. 前記リング配置部材は下部内側縁部に斜面を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のキャップ。
  5. 前記リングは、前記内部材と前記外部材との間に配置された、少なくとも一つの破断可能な接続部を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のキャップ。
  6. 前記破断可能な接続部は、前記外部材から前記内部材を垂直分離させることによって破断するようになっていることを特徴とする請求項5に記載のキャップ。
  7. 前記破断可能な接続部は略三角形タブであることを特徴とする請求項5に記載のキャップ。
  8. 前記破断可能な接続部の基部は前記外部材に対して取り付けられており、かつ前記破断可能な接続部の逆側に位置する先端部は前記内部材に対して取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載のキャップ。
  9. 前記リングの前記外部材は、前記破断可能な接続部が破断した後、前記リング配置部材と係合したままとなることを特徴とする請求項5ないし請求項8のいずれか一項に記載のキャップ。
  10. 前記破断可能な接続部は、前記キャップを取り外したとき可聴信号を発し、容器がまだ開封されていなかったことを知らせるようになっていることを特徴とする請求項5ないし請求項9のいずれか一項に記載のキャップ。
  11. 容器ネック部を有する容器に対して選択的に結合され、前記タブおよび前記フィンガー部材は前記リングの前記内部材を拘束し、前記タブは、前記破断可能な接続部が破断したときおよびその後、前記内部材が前記容器ネック部を滑り上がるのを抑止し、かつ前記フィンガー部材は、前記破断可能な接続部が破断した後、前記内部材が前記容器ネック部を滑り落ちるのを抑止するようになっていることを特徴とする請求項5、または請求項5を引用した場合の請求項6ないし請求項10のいずれか1項に記載のキャップ。
  12. 前記フィンガー部材は、このフィンガー部材を受けるよう構成された溝を有する容器ネック部と選択的に係合し、前記リングの前記内部材が前記容器ネック部の周りを回転するのを阻止するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のキャップ。
  13. 前記内部材の上面は、前記キャップ本体部の前記下部と選択的に係合するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1項に記載のキャップ。
  14. 前記タブは、輸送中、前記キャップが後戻りしないよう、それを固定するようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれか1項に記載のキャップ。
  15. 複数の前記タブおよび前記フィンガーは、前記リングの前記内部材に沿って周方向に、あるパターンで配置されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  16. 第1の周方向における前記パターンは、大形タブ、第1の小形タブ、空所および第2の小形タブを含むことを特徴とする請求項15に記載のキャップ。
  17. 破断可能な接続部は、前記フィンガーと前記大形タブとの間で周方向に配置されていることを特徴とする請求項16に記載のキャップ。
  18. 破断可能な接続部は、前記第1の小形タブと前記第2の小形タブとの間に配置されていることを特徴とする請求項16に記載のキャップ。
  19. 複数の破断可能な接続部は、前記リングに沿って周方向に、概ね対称的に間隔が置かれていることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載のキャップ。
  20. 複数のフィンガー部材およびタブは、前記内部材に沿って周方向に、概ね対称的に間隔が置かれていることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載のキャップ。
  21. 複数のタブは、二つのフィンガー部材間に周方向に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  22. 第1の周方向長さを持つ第1のタブは第1のフィンガー部材の近傍に存在し、かつ第2の周方向長さを持つ第2のタブは第2のフィンガー部材の近傍に存在することを特徴とする請求項21に記載のキャップ。
  23. 第3の周方向長さを持つ第3のタブは前記第2のタブの近傍に存在し、前記第3の周方向長さは概ね前記第1の周方向長さと等しいものであることを特徴とする請求項22に記載のキャップ。
  24. 前記リングは、前記容器の中味を大まかに示すために特定の色が付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項23のいずれか1項に記載のキャップ。
  25. 上部およびリング配置部材を形成する下部を含むキャップ用のリングであって、
    前記キャップと選択的に係合するよう構成された外部材と、
    前記外部材の半径方向内側に配置された内部材であって、前記外部材および前記内部材は、前記リング配置部材が、前記外部材と前記内部材との間に配置されるように、前記外部材の内側でかつ前記内部材の外側に配置された状態で前記リング配置部材を収容するよう構成されており、前記内部材は、内部および上方に延在する少なくとも一つのタブを有すると共に第1の縁部において終端をなしている内部材と、
    前記内部材から内部に突出すると共に前記タブの前記第1の縁部上で第2の縁部にて終端をなしている少なくとも一つのフィンガー部材と、を具備してなることを特徴とするキャップ用リング。
  26. 少なくとも一つの破断可能な接続部が、前記内部材と前記外部材との間に配置されていることを特徴とする請求項25に記載のリング。
  27. 前記外部材は、前記破断可能な接続部が破断した後に、前記キャップと係合したままとなることを特徴とする請求項26に記載のリング。
  28. 前記破断可能な接続部は、前記外部材から前記内部材を垂直分離させることによって破断するようになっていることを特徴とする請求項26または請求項27に記載のリング。
  29. 前記破断可能な接続部は略三角形タブであることを特徴とする請求項26ないし請求項28のいずれか1項に記載のリング。
  30. 複数の破断可能な接続部は、前記外部材に沿って周方向に、概ね対称的に間隔が置かれていることを特徴とする請求項26ないし請求項29のいずれか1項に記載のリング。
  31. 複数のフィンガー部材およびタブは、前記内部材に沿って周方向に、概ね対称的に間隔が置かれていることを特徴とする請求項25ないし請求項30のいずれか1項に記載のリング。
  32. 複数の前記タブは、二つのフィンガー部材間で周方向に配置されていることを特徴とする請求項25ないし請求項31のいずれか1項に記載のリング。
  33. 第1の周方向長さを有する第1のタブは第1のフィンガー部材の近傍に存在し、かつ第2の周方向長さを有する第2のタブは第2のフィンガー部材の近傍に存在することを特徴とする請求項25ないし請求項32のいずれか1項に記載のリング。
  34. 第3の周方向長さを有する第3のタブは前記第2のタブの近傍に存在し、前記第3の周方向長さは前記第1の周方向長さと概ね等しいものであることを特徴とする請求項33に記載のリング。
  35. リングを備えたキャップを容器から分離させる方法であって、前記キャップは前記容器の容器ネック部と選択的接触状態にあり、
    前記方法は、
    前記キャップと選択的接触状態で前記リングの外部材を供給するステップと、
    前記容器ネック部に対して前記リングの内部材を固定するステップであって、前記内部材は少なくとも一つのタブと少なくとも一つのフィンガー部材とを有し、前記タブは内側および上方に延在すると共に第1の縁部にて終端をなしており、前記フィンガー部材は前記内部材から内側に突出すると共に前記タブの前記第1の縁部上で第2の縁部にて終端をなしているものであるようなステップと、
    破断可能な接続部を用いて前記外部材と前記内部材とを接続するステップであって、前記破断可能な接続部は前記内部材と前記外部材との間に配置されたものであるようなステップと、
    前記容器ネック部によって前記内部材が保持されかつ前記外部材は前記キャップと共に前記容器ネック部から外れるように前記キャップをひねり、前記キャップの垂直移動によって前記破断可能な接続部を破断させるステップと、を具備することを特徴とする方法。
  36. 前記固定するステップは、前記破断可能な接続部が破断したとき前記内部材が前記容器ネック部を滑り上がるのを前記タブが抑止し、かつ前記破断可能な接続部が破断したとき前記内部材が前記容器ネック部を滑り落ちるのを前記フィンガー部材が抑止するよう、前記リングの前記内部材を前記フィンガー部材および前記タブによって拘束することを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  37. 前記固定するステップは、前記タブの前記第1の縁部は移送ビードの下面と選択的接触状態となり、前記フィンガー部材の前記第2の縁部は前記移送ビードの上面と選択的接触状態となるよう、前記リングの前記内部材を前記容器ネック部の前記移送ビードに対して拘束することを含むことを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. キャップ本体部とリングとを具備してなる容器用キャップであって、
    前記キャップ本体部は上部および下部を備え、前記下部はリング配置部材を形成し、
    前記リングは、
    前記リング配置部材と選択的に係合する前記下部の外面近傍に配置された外部材と、
    前記リング配置部材が前記外部材の内側でかつ内部材の外側に配置された状態で前記下部の内面に近接配置された内部材であって、内側および上方へ突出する複数の突出部を有する内部材と、
    前記外部材と前記内部材との間に配置された複数の破断可能な接続部と、を具備してなることを特徴とする容器用キャップ。
  39. 前記破断可能な接続部は、前記外部材から前記内部材を垂直分離させることによって破断するようになっていることを特徴とする請求項38に記載のキャップ。
  40. 前記破断可能な接続部は略三角形であることを特徴とする請求項38または請求項39に記載のキャップ。
  41. 前記破断可能な接続部は、前記外部材に沿って周方向に、概ね対称的に間隔が置かれていることを特徴とする請求項38ないし請求項40のいずれか1項に記載のキャップ。
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