JP5000335B2 - 合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 - Google Patents
合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5000335B2 JP5000335B2 JP2007059128A JP2007059128A JP5000335B2 JP 5000335 B2 JP5000335 B2 JP 5000335B2 JP 2007059128 A JP2007059128 A JP 2007059128A JP 2007059128 A JP2007059128 A JP 2007059128A JP 5000335 B2 JP5000335 B2 JP 5000335B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- cap
- side fitting
- synthetic resin
- mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、キャップの緩みによる密封性低下を防ぐことができる合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置を提供することを目的とする。
前記金属製容器の口元部には、前記合成樹脂製キャップを開栓する際に前記タンパーエビデンスリング部が係止する膨出段部が外方に突出して形成され、前記容器側嵌合部は、前記膨出段部に形成されている閉止装置を提供する。
前記キャップ側嵌合部は凸部であり、前記容器側嵌合部は凹部であることが好ましい。
従って、金属製容器の表面摩擦が低い場合でも、キャップの緩みによる密封性低下を防ぐことができる。
以下、キャップ1および金属製容器20の径方向内方を単に内方といい、径方向外方を単に外方ということがある。
筒部3は、水平スコア6(弱化線)によって、主部8と、タンパーエビデンスリング部9(TEリング部9)とに区画されている。
主部8の内面には、金属製容器20の容器側ネジ部22に沿う形状のキャップ側ネジ部10が形成されている。
TEリング部9は、複数のブリッジ7によって主部8の下端に連結されている。
TEリング部9の内面には、キャップ1を開栓する際に口元部21の膨出段部23に係止してTEリング部9の移動を阻止する係止突起であるタブ11が設けられている。タブ11は、起伏可能な板状に形成されている。
内側シール突起12は、環状に形成され、口元部21内に挿入されて開口端26の内板部33に当接するようになっている。
開口端シール突起13は、環状に形成され、開口端26の上板部34に当接するようになっている。
外側シール突起14は、環状に形成され、開口端26の外板部35に当接するようになっている。
キャップ側嵌合部28は、主部8の内面から内方に突出するように形成された凸部であり、その形状は、半球状、円柱状、円錐状、多角柱状、多角錐状などとすることができる。図示例では、半球状とされている。
キャップ側嵌合部28は、周方向の一部に形成されており、その数は1または2以上とすることができる。
キャップ側嵌合部28の突出高さは、例えば1〜3mmとすることができる。
なお、キャップ側嵌合部28は、筒部3に形成されていればよく、主部8に限らず、例えばTEリング部9またはタブ11に形成することもできる。
キャップ側嵌合部28の形状は、凸部に限らず、凹部とすることもできる。
口元部21には、キャップ1が螺着される容器側ネジ部22が形成され、その下方には、キャップ1を開栓する際にTEリング部9が係止する膨出段部23が形成されている。
膨出段部23は、外方に向かって徐々に上昇しつつ延出する下板部29と、下板部29の上端から上方に延出する中板部30と、中板部30の上端から内方に向かって徐々に上昇しつつ延出する上板部31とを備えている。
容器側嵌合部27は、キャップ側嵌合部28が嵌合し係止可能な形状とされている。図示例では、容器側嵌合部27は、上板部31から中板部30の上部にかけて形成された凹部である。容器側嵌合部27は、容器側ネジ部22より低い位置に形成するのが好ましい。
容器側嵌合部27の深さは、例えば1〜3mmとすることができる。
容器側嵌合部27は、周方向の一部に形成されており、その数は1または2以上とすることができる。
なお、容器側嵌合部27の形成位置は、膨出段部23に限らず、任意とすることができる。容器側嵌合部27の形状は、凹部に限らず、凸部としてもよい。すなわち、凹部であるキャップ側嵌合部28に嵌合する凸部とすることができる。
図5は、合成樹脂製キャップ1を金属製容器20の口元部21に装着する過程を示すもので、この状態では、キャップ1は完全には口元部21に螺着されておらず、シール突起13、14はまだ開口端26に達していないため、開口21aは未閉止状態となっている。
この図に示す状態では、キャップ1のキャップ側嵌合部28は、容器側嵌合部27に達していない。
キャップ1のキャップ側嵌合部28は、容器側嵌合部27に嵌合し係止する。これによって、キャップ1は開栓方向に回転しにくくなる。
このTEリング部9の切り離しによって、キャップ1が開栓されたことが明示される。
従って、金属製容器20の表面摩擦が低い場合でも、キャップ1の緩みによる密封性低下を防ぐことができる。
また、容器側嵌合部27の形状を凹部とする場合には、金属製容器20の成形が容易となる。
Claims (4)
- 口元部(21)に容器側ネジ部(22)が形成された金属製容器(20)と、前記口元部の開口(21a)を閉止する合成樹脂製キャップ(1)とを備えた閉止装置であって、
前記金属製容器に、凹部または凸部からなる容器側嵌合部(27)が形成され、
前記合成樹脂製キャップが、天板部(2)と、その周縁から垂下した筒部(3)を備え、この筒部に、前記容器側ネジ部に沿う形状のキャップ側ネジ部(10)と、前記容器側嵌合部に嵌合可能な凹部または凸部からなるキャップ側嵌合部(28)とが形成され、
このキャップ側嵌合部は、前記口元部の開口が未閉止であるときに前記容器側嵌合部に非嵌合となり、かつ前記口元 部の開口が前記合成樹脂製キャップによって閉止されたときに前記容器側嵌合部に嵌合し係止するように形成され、
前記合成樹脂製キャップの筒部が、主部(8)と、これに連結されたタンパーエビデンスリング部(9)とに区画され、
前記金属製容器の口元部には、前記合成樹脂製キャップを開栓する際に前記タンパーエビデンスリング部が係止する膨出段部(23)が外方に突出して形成され、
前記容器側嵌合部は、前記膨出段部に形成されていることを特徴とする閉止装置。 - 前記キャップ側嵌合部は凸部であり、前記容器側嵌合部は凹部であることを特徴とする請求項1に記載の閉止装置。
- 口元部(21)に容器側ネジ部(22)が形成された金属製容器(20)に装着されて前記口元部の開口(21a)を閉止する合成樹脂製キャップであって、
天板部(2)と、その周縁から垂下した筒部(3)を備え、
この筒部に、前記容器側ネジ部に沿う形状のキャップ側ネジ部(10)と、前記金属製容器に形成された凹部または凸部からなる容器側嵌合部(27)に嵌合可能な凹部または凸部からなるキャップ側嵌合部(28)とが形成され、
このキャップ側嵌合部は、前記口元部の開口が未閉止であるときに前記容器側嵌合部に非嵌合となり、かつ前記口元部の開口が前記合成樹脂製キャップによって閉止されたときに前記容器側嵌合部に嵌合し係止するように形成され、
前記合成樹脂製キャップの筒部が、主部(8)と、これに連結されたタンパーエビデンスリング部(9)とに区画され、
前記金属製容器の口元部には、前記合成樹脂製キャップを開栓する際に前記タンパーエビデンスリング部が係止する膨出段部(23)が外方に突出して形成され、
前記容器側嵌合部は、前記膨出段部に形成されていることを特徴とする合成樹脂製キャップ。 - 請求項1または2に記載の閉止装置内に、飲料が充填されていることを特徴とする飲料入り閉止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007059128A JP5000335B2 (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007059128A JP5000335B2 (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008222240A JP2008222240A (ja) | 2008-09-25 |
JP5000335B2 true JP5000335B2 (ja) | 2012-08-15 |
Family
ID=39841312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007059128A Expired - Fee Related JP5000335B2 (ja) | 2007-03-08 | 2007-03-08 | 合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5000335B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7138815B1 (ja) * | 2022-03-18 | 2022-09-16 | 日本山村硝子株式会社 | キャップ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2071265A (en) * | 1935-06-22 | 1937-02-16 | Continental Can Co | Metal container |
US3682345A (en) * | 1970-06-15 | 1972-08-08 | Ethyl Dev Corp | Threaded container closure |
US5271512A (en) * | 1992-11-06 | 1993-12-21 | Phoenix Closures, Inc. | Tamper-evident closure with reinforced band |
US5450972A (en) * | 1994-03-03 | 1995-09-19 | Phoenix Closures, Inc. | Tamper-evident band for closures |
-
2007
- 2007-03-08 JP JP2007059128A patent/JP5000335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008222240A (ja) | 2008-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2387590C2 (ru) | Контейнер для напитков | |
US9776779B2 (en) | Closure with spring loaded tether docking | |
JP6608373B2 (ja) | 開栓明示機能を有するクロージャ | |
US7413097B1 (en) | Tamper-evident closure and method of making same | |
EP2925626B1 (en) | Tamper evident closure | |
JP5182811B2 (ja) | 蓋付き容器 | |
EP2380820B1 (en) | A closure assembly | |
JP2011136728A (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
JP4615304B2 (ja) | キャップおよび容器ならびに閉止装置 | |
JP5000335B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置および飲料入り閉止装置 | |
JP5173560B2 (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
JP2006036255A (ja) | 金属製容器、閉止装置、および容器詰め飲料 | |
JP2006273374A (ja) | ネジ付き缶用キャップの密封ライナー構造 | |
US20210284404A1 (en) | A cap for a food package | |
JP2015081103A (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
GB2436560A (en) | Closure for a non-refilling device for a container | |
JP2005170473A (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および容器詰め飲料 | |
JP4294411B2 (ja) | 液体容器用キャップ | |
IE842152L (en) | Closures for containers | |
EP3296223A1 (en) | A spout for a food package | |
JP2006052000A (ja) | 金属製容器、閉止装置、および容器詰め飲料 | |
JP7418921B2 (ja) | 移行中栓キャップ | |
JP2014129131A (ja) | 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 | |
JP4919344B2 (ja) | 金属キャップと合成樹脂製中栓とからなる密封機構及び合成樹脂製中栓付き金属キャップ | |
JP4628111B2 (ja) | 液体容器用キャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111129 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120508 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120516 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |