JP2014129131A - 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 - Google Patents

合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】開栓過程において、ネジ部のホールド力が不足してキャップが外れやすくなることがない合成樹脂製キャップの提供。
【解決手段】天板部2とその周縁から垂下した筒部3とを備えたキャップ1。天板部2の内面2aに、容器口元部に嵌入して容器口元部の内面に当接する内側シール突起12が形成されている。筒部3の内面8aに、容器側ネジ部に螺合するキャップ側ネジ部10と、容器側ネジ部の突出端部に当接する1または複数の当接部16とが形成されている。当接部16は、筒部3の周方向の一部に、筒部3の内面8aから膨出して形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器口元部を閉止する合成樹脂製キャップ、これを用いた閉止装置、および飲料入り閉止装置に関する。
合成樹脂製キャップ(以下、単にキャップという)としては、天板部とその周縁から垂下した筒部とを備え、筒部の内面に、ネジ部が形成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
図8は、キャップの一例であり、このキャップ31は、天板部32とその周縁から垂下した筒部33とを備え、筒部33の内面に、容器20の口元部21の雄ネジ22に嵌合するネジ部40が形成されている。容器20はポリエチレンテレフタレート(PET)などからなる。
天板部32の内面には、容器20の口元部21に嵌入して口元部21の内面21aに当接する内側シール突起42と、口元部21の開口端面21bから外面21cにかけた部分に当接する外側シール突起44とが形成されている。内側および外側のシール突起42、44は、容器20の口元部21に当接して容器20を密封する。
特開2002−211605号公報
容器20の雄ネジ22に対するキャップ31のネジ部40のホールド力は、雄ネジ22に対するネジ部40の嵌合角度(ネジ部同士の当接部分の角度範囲)や、ネジ部40の強度などにより決まる。
近年、軽量化を目的とした容器口元部の改良に伴い、容器のネジ部の長さも見直されている。このため、ネジ部同士の嵌合角度が小さくなり、ホールド力が低くなる傾向がある。
特に、図8に示すキャップ31のように、内側シール突起を有するシール構造を採用したキャップは、閉栓位置から密封解除までのキャップの回転角度が大きくなるため、開栓過程においてネジ部同士の嵌合角度が小さくなるまで密封が保たれることから、ネジ部のホールド力が不足する事態が起こりやすいといえる。
そのため、特に炭酸飲料を充てんした容器に用いられると、開栓のしかたによっては、容器内の圧力によりキャップが外れやすくなる問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、開栓過程において、ネジ部のホールド力が不足してキャップが外れやすくなるのを防ぐことができる合成樹脂製キャップ、このキャップを用いた閉止装置および飲料入り閉止装置を提供することを目的とする。
本発明は、容器側ネジ部が突出形成された容器口元部に装着される合成樹脂製キャップであって、天板部とその周縁から垂下した筒部とを備え、前記天板部の内面に、前記容器口元部に嵌入して前記容器口元部の内面に当接する内側シール突起が形成され、前記筒部の内面に、前記容器側ネジ部に螺合するキャップ側ネジ部と、前記容器側ネジ部の突出端部に当接する1または複数の当接部とが形成され、前記当接部は、前記筒部の周方向の一部に、前記筒部の内面から膨出して形成されている合成樹脂製キャップを提供する。
前記容器側ネジ部は、少なくとも周方向の一部が複数段に形成され、前記当接部は、前記複数段の容器側ネジ部のうち、前記筒部の中心軸方向に隣り合う容器側ネジ部間に形成されていることが好ましい。
前記複数の当接部は、周方向に一定間隔ごとに形成されていることが好ましい。
前記当接部のうち前記容器側ネジ部が当接する領域は、前記筒部の中心軸に垂直な断面において、平坦に形成することができる。
前記当接部のうち前記容器側ネジ部が当接する領域は、前記筒部の中心軸に垂直な断面において、径方向内方に略円弧形に膨出する形状とすることができる。
前記当接部のうち前記容器側ネジ部が当接する領域は、前記筒部の中心軸に垂直な断面において、前記筒部の周方向に沿って形成することができる。
本発明は、容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた閉止装置であって、前記合成樹脂製キャップは、前述のものである閉止装置を提供する。
本発明は、飲料が充填された容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた飲料入り閉止装置であって、前記合成樹脂製キャップは、前述のものである飲料入り閉止装置を提供する。
本発明によれば、筒部の内面に、容器側ネジ部に当接する当接部が形成されているので、当接部がない場合に比べて、キャップを開栓方向に回転させる際に、当接部と容器側ネジ部との摩擦によって回転抵抗が大きくなる。
従って、キャップが開栓方向に容易に回転することがなく、例えば、炭酸飲料を充てんした容器に適用する場合において、キャップ開栓時に容器内圧によりキャップが外れる、いわゆるキャップ飛びを防ぐことができる。
本発明の合成樹脂製キャップの一実施形態の一部を示す斜視図である。 図1に示す合成樹脂製キャップの一部を示す断面図である。 図1に示す合成樹脂製キャップの一部を示す断面図である。 図1に示す合成樹脂製キャップの一部を示す図であって、前図におけるA1−A1断面図である。 本発明の合成樹脂製キャップの他の実施形態を示す断面図である。 本発明の合成樹脂製キャップの他の実施形態を示す断面図である。 本発明の合成樹脂製キャップの他の実施形態を示す断面図である。 合成樹脂製キャップの一例の一部を示す断面図である。
図1および図2は、本発明の合成樹脂製キャップの一実施形態およびこれを用いた閉止装置を示すもので、図2に示す閉止装置は、容器20と、その口元部21(容器口元部)に装着される合成樹脂製キャップ1(以下、単にキャップ1という)とを備えている。
図2における符号C1はキャップ1の中心軸を示す。以下の説明において、上下方向とは図2における上下方向であり、中心軸C1に沿う方向である。
図2に示すように、容器20は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などの合成樹脂からなり、飲料が充てんされる容器本体24と、その上部に形成された円筒状の口元部21とを有する。
口元部21の外面21cには雄ネジ22(容器側ネジ部)が形成されている。雄ネジ22は、外面21cから径方向外方に突出して形成されている。
雄ネジ22の下方に形成された係止段部23は、径方向外方に突出する環状突起である。
図1および図2に示すように、キャップ1は、円形の天板部2と、その周縁から垂下した円筒状の筒部3とを備えている。
筒部3は、スコア6(弱化部)によって、主部8と、ブリッジ7によって主部8に連結されたタンパーエビデンスリング部(TEリング部)9とに区画されている。
天板部2には、容器20の口元部21に嵌入して口元部21の内面21aに当接する環状の内側シール突起12と、口元部21の開口端面21bに当接する環状の開口端シール突起13と、口元部21の外面21cに当接する環状の外側シール突起14とが形成されている。
内側シール突起12は、天板部2の内面2a(下面)から下方に延出して形成された断面円筒状の突起である。
内側シール突起12の外面には、基端部から下方に(すなわち内側シール突起12の延出方向に)離れた位置に、容器内面21aに当接する環状の当接凸部12aが形成されている。当接凸部12aの断面形状は、略円弧形、略楕円弧形などとすることができる。
内側シール突起12は、口元部21内に嵌入した際に、開口端面21bから容器本体24側に離れた位置で、当接凸部12aが全周にわたって内面21aに隙間なく当接し、容器20を密封(シール)できる。
開口端シール突起13は、天板部2の内面2aから下方に突出して形成された環状突起である。
外側シール突起14は、天板部2の内面2aから先端方向に徐々に内径が小さくなりつつ下方に延出して形成された断面円形の筒状の突起である。外側シール突起14は、先端に向けて徐々に厚みを減じるように形成することができる。
外側シール突起14は、開口端面21bから容器本体24側に離れた位置で、先端部分が全周にわたって外面21cに隙間なく当接し、容器20を密封できる。
主部8の内面8aには、容器20の雄ネジ22に螺合するネジ部10(キャップ側ネジ部)が形成されている。
ネジ部10は、主部8の内面8aから径方向内方に突出して形成され、1条または複数条の螺旋状をなす。
ネジ部10は、上端部10aから下端部10bまでの周方向形成角度を、例えば600〜720°とすることができる。図示例では、ネジ部10の周方向形成角度は約700°であり、その長さは2周回分よりやや短い程度とされている。このため、ネジ部10は、周方向の大部分において複数段(2段)に形成されている。
なお、ネジ部10は、筒部3の周方向の一部のみが複数段に形成されていてもよい。複数段の部分の段数は2に限らず、3以上でもよい。
ネジ部10は、分割部17において長手方向に複数の分割ネジ部15に分割して形成することができる。図示例の分割部17は、周方向にほぼ等間隔に設けられ、大部分の分割ネジ部15は互いにほぼ同じ長さとされている。図1の例では、分割部17は、概ね周方向に約60度ごとに形成されている。
最も天板部2に近い位置(最も高い位置)にある分割ネジ部15aの下方に隣接する分割ネジ部15bと、最も天板部2から遠い位置(最も低い位置)にある分割ネジ部15cの上方に隣接する分割ネジ部15dとは、分割されておらず、周方向に連続して一体形成された1つの分割ネジ部15eとなっている。
図1および図3に示すように、主部8の内面8aには、雄ネジ22の突出端部22aに当接する、1または複数の当接部16が形成されている。
当接部16は、筒部3(主部8)の周方向の一部に、主部8の内面8aから膨出して形成されている。
図4は、筒部3の中心軸C1に垂直な断面を示す図であって、図2におけるA1−A1断面を示す。
当接部16は、この断面(水平方向断面)において、筒部3の周方向の全長にわたって表面16aが平坦となるように形成されていることが好ましい。当接部16の表面16aは、中央16bにおける径方向に対して垂直(または略垂直)である。
当接部16が形成されている主部8の内面8aは湾曲凹面であるため、当接部16は、内面8aから膨出した形状となっている。
当接部16が平坦であるため、主部8の内面8aからの高さ寸法は、端部16cから中央16bに向けて徐々に大きくなる。このため、キャップ1を開栓方向または閉栓方向に回転させる過程で、雄ネジ22は当接部16にスムーズに乗り上げる。よって、開栓性および閉栓性に大きな悪影響は生じない。
また、閉栓過程において雄ネジ22が当接部16に当接した時に大きな抵抗が生じないため、これが閉栓完了と誤認されるのを回避できる。よって、不十分な密封による液漏れ事故を防ぐことができる。
また、雄ネジ22によって当接部16に加えられる力が局所的に大きくならないため、当接部16が削れて破片が生じることはなく、内容液への異物混入を未然に防ぐことができる。
図4に示すように、当接部16は、中央16bに近づくほど内面8aからの高さを増す形状であるため、表面16aのうち中央16bを含む領域A1では、内径寸法が、雄ネジ22の外径寸法と同じまたはこれより小さくなっている。このため、領域A1には、雄ネジ22の突出端部22a(図3参照)が当接する。
当接部16の内径寸法が雄ネジ22の外径寸法より十分に小さい場合には、雄ネジ22により筒部3が拡径方向に弾性変形するため、当接部16は押圧状態で雄ネジ22に当接する。
主部8の内面8aを基準とする当接部16の最大高さ寸法H1は、当接部16がない場合に比べて、キャップ1が開栓方向または閉栓方向に回転する際に、当接部16と雄ネジ22との摩擦によって回転抵抗が大きくなるように設定される。
最大高さ寸法H1は、例えば0.1〜1mmである。最大高さ寸法H1は、ネジ部10(分割ネジ部15)の高さの約半分またはこれより低くしてよい。
当接部16の長さ寸法L1は、例えば1〜10mmである。長さ寸法L1は、分割ネジ部15の長さの約半分またはこれより短くしてよい。
最大高さ寸法H1および長さ寸法L1は、雄ネジ22の高さ寸法等に応じて適宜設定できる。例えば、雄ネジ22の突出高さが比較的低い場合には、図5に示すように、最大高さ寸法をネジ部10(分割ネジ部15)の高さの約半分より大きくしてもよい。長さ寸法は分割ネジ部15の長さの約半分より長くてもよい。
当接部16は、ネジ部10の複数段となった部分において、上下方向に隣り合うネジ部10(分割ネジ部15)間に形成することができる。
図1では、例えば、分割ネジ部15aと分割ネジ部15eとの間、分割ネジ部15eと分割ネジ部15cとの間などに形成されている。
図3は、筒部3の中心軸C1に沿う断面を示す図である。当接部16は、上下の側縁部がそれぞれネジ部10に達し、これらと一体となっていることが好ましい。
当接部16は、この断面(軸方向断面)において、表面16aが上下方向にわたって略一定高さとなるように形成されていることが好ましい。これによって、表面16aは中心軸C1に沿う面となるため、当接部16と雄ネジ22との当接状態は、口元部21に対するキャップ1の上下方向の相対位置によらず一定となる。
当接部16を上下方向に隣り合う分割ネジ部15間に形成すると、当接部16を分割部17に形成する場合に比べ、容器20内圧が高まったときに分割部17を通して排出されるガスの流れが阻害されにくくなる。よって、開栓時に容器20内のガスをスムーズに排出できる。
このため、例えば、炭酸飲料を充てんした容器20に適用する場合において、キャップ開栓時に容器内圧によりキャップが外れる、いわゆるキャップ飛びを防ぐことができる。
当接部16が、上下に隣り合うネジ部10(分割ネジ部15)間に形成されているため、雄ネジ22はネジ部10(分割ネジ部15)によって上下方向の移動規制を受けつつ当接部16に当接することとなる。
このため、口元部21に対するキャップ1の姿勢を適正に維持しやすくなる。
当接部16を複数形成する場合には、これらを周方向に間隔をおいて形成するのが好ましい。当接部16は、周方向に一定の間隔ごと(等間隔ごと)に形成することが好ましい。
当接部16の数は、例えば2〜10である。図1では、当接部16は、周方向に等間隔に6か所に設けられている。
当接部16を一定間隔ごとに形成することによって、複数の当接部16からの押圧力が、周方向に大きく偏ることなく、概ね均等に雄ネジ22に作用するため、キャップ1に傾きが生じにくくなる。よって、口元部21に対するキャップ1の姿勢を適正に維持しやすくなる。
複数の当接部16は、中心軸C1を中心とする軸回りの回転対称形になるように配置することが好ましい。図1の例では、当接部16は、周方向に約60度ごとに形成されている。当接部16の数が3である場合には、当接部16は、周方向に約120度ごとに形成することができる。
TEリング部9の内周面には、開栓時に容器20の係止段部23に係止してTEリング部9の移動を阻止する係止突起である係止突起11が形成されている。
係止突起11は、TEリング部9の内周面から内方に突出して板状に形成されている。
キャップ1は、高密度ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料で構成することができる。
口元部21に装着されたキャップ1を開栓方向に回すと、回転に従ってキャップ1は上昇する。
係止突起11が係止段部23の下端に達した状態でキャップ1をさらに開栓方向に回すと、主部8は回転に従って上昇する一方、係止突起11が係止段部23に係止するためTEリング部9の上方移動は阻止される。
その結果、主部8とTEリング部9とを連結しているブリッジ7に引張力が作用し、ブリッジ7が破断し、TEリング部9が主部8から切り離される。
これによって、キャップ1が開栓されたことが明示される。
キャップ1では、筒部3の内面(内面8a)に、雄ネジ22の突出端部22aに当接する当接部16が形成されているので、当接部16がない場合に比べて、キャップ1を開栓方向または閉栓方向に回転させる際に、当接部16と雄ネジ22との摩擦によって回転抵抗が大きくなる。
従って、キャップ1が開栓方向に容易に回転することがなく、例えば、炭酸飲料を充てんした容器20に適用する場合において、キャップ1の開栓時に容器内圧によりキャップが外れる、いわゆるキャップ飛びを防ぐことができる。
図6は、本発明のキャップの他の実施形態を示す断面図であって、ここに示すキャップは、当接部26以外は、図1等に示すキャップ1と同じ構成である。
中心軸C1に垂直な断面(水平方向断面)において、当接部26は、径方向内方に略円弧形に膨出する形状である。
当接部26は、中央26bを含む領域の高さ寸法が大きくなるため、雄ネジ22に当接する際の押圧力を高めることができる。
図7は、本発明のキャップの他の実施形態を示す断面図であって、ここに示すキャップは、当接部36以外は、図1等に示すキャップ1と同じ構成である。
中心軸C1に垂直な断面(水平方向断面)において、当接部36の表面36aは、筒部3(主部8)の周方向に沿って形成されている。
当接部36は、雄ネジ22に周方向の広い範囲で当接することができるため、キャップ1の開栓および閉栓時の回転抵抗をさらに高めることができる。
図2等に示す閉止装置は、飲料を容器20に充填し、口元部21にキャップ1を装着することによって、飲料入り閉止装置とすることができる。
飲料とは、例えば炭酸飲料、果汁飲料、茶飲料、コーヒー飲料等である。
本発明において、炭酸飲料とは、日本農林規格(JAS)に規定されているように、飲用に適した水に二酸化炭素(炭酸ガス)を圧入したもの、及びこれに甘味料、酸味料、香料などを加えたもののことである。具体例としては、レモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツ、グレープ、アップル等の香味を付与した飲料、ジンジャーエール、コーラ、果汁入り炭酸飲料、乳類入り炭酸飲料、炭酸入りリキュール類(缶チューハイ等)、スパークリングワイン、ビール、発泡酒などが挙げられる。二酸化炭素(炭酸ガス)の分圧は、例えば0.02MPa以上(20℃)である。
1・・・合成樹脂製キャップ、2・・・天板部、2a・・・天板部の内面、3・・・筒部、10・・・ネジ部(キャップ側ネジ部)、12・・・内側シール突起、20・・・容器、21・・・口元部(容器口元部)、21a・・・内面、22・・・雄ネジ(容器側ネジ部)、22a・・・突出端部、A1・・・雄ネジ(容器側ネジ部)が当接する領域、C1・・・筒部の中心軸。

Claims (8)

  1. 容器側ネジ部が突出形成された容器口元部に装着される合成樹脂製キャップであって、
    天板部とその周縁から垂下した筒部とを備え、
    前記天板部の内面に、前記容器口元部に嵌入して前記容器口元部の内面に当接する内側シール突起が形成され、
    前記筒部の内面に、前記容器側ネジ部に螺合するキャップ側ネジ部と、前記容器側ネジ部の突出端部に当接する1または複数の当接部とが形成され、
    前記当接部は、前記筒部の周方向の一部に、前記筒部の内面から膨出して形成されている合成樹脂製キャップ。
  2. 前記容器側ネジ部は、少なくとも周方向の一部が複数段に形成され、
    前記当接部は、前記複数段の容器側ネジ部のうち、前記筒部の中心軸方向に隣り合う容器側ネジ部間に形成されている請求項1に記載の合成樹脂製キャップ。
  3. 前記複数の当接部は、周方向に一定間隔ごとに形成されている請求項1または2に記載の合成樹脂製キャップ。
  4. 前記当接部のうち前記容器側ネジ部が当接する領域は、前記筒部の中心軸に垂直な断面において、平坦に形成されている請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の合成樹脂製キャップ。
  5. 前記当接部のうち前記容器側ネジ部が当接する領域は、前記筒部の中心軸に垂直な断面において、径方向内方に略円弧形に膨出する請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の合成樹脂製キャップ。
  6. 前記当接部のうち前記容器側ネジ部が当接する領域は、前記筒部の中心軸に垂直な断面において、前記筒部の周方向に沿って形成されている請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の合成樹脂製キャップ。
  7. 容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた閉止装置であって、
    前記合成樹脂製キャップは、請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のものである閉止装置。
  8. 飲料が充填された容器と、その口元部に装着される合成樹脂製キャップとを備えた飲料入り閉止装置であって、
    前記合成樹脂製キャップは、請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のものである飲料入り閉止装置。
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