JP6953331B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動取引装置に関する。
近年、自動取引装置による不正行為が問題になっている。例えば、自動取引装置のカード挿入口に不正に取り付けたスキミング装置から、キャッシュカードの磁気ストライプに記憶されている情報を盗み取る不正行為などがあげられる。
上記のような不正行為に対応するため、従来の手法では、顧客の接近を検知する検知部と撮影部を使用した装置により、不正行為を実施した者の画像を取得する方法がある。例えば、検知部が自動取引装置に人物が接近したことを検知してから、取引が何も実行されずに一定時間が経過した場合に不審者と判定して、当該人物の画像を取得、ジャーナル情報としてこれを保持する。これにより、自動取引装置にスキミング装置を取りつける等の不正行為を行った人物を特定することができる(特許文献1参照)。
特開2016−170496号公報
特許文献1では、不審者を検知した場合でも、不審者の画像の取得とジャーナル情報の保存のみに留まり、不審者が自動取引装置へ不正行為を実施することを抑止できず、どのような不正行為が実施されたか確認することも出来ない。また、不正行為を実施しない人物であっても、自動取引装置の前に一定時間滞在すれば、自動取引装置は画像の取得とジャーナル情報の保存を実施するため、記憶部に不要なデータが蓄積されることになる。
さらに、自動取引装置が不正行為を検知した後でも、顧客が不正行為に気付かず取引を実行できてしまうため、必ずしも防犯効果が高いものではなかった。また、自動取引装置が不正行為を検知した際に取引を停止することもできるが、その場合、自動取引装置の稼働率が低下する。
そのために、自動取引装置の前にいる人物が不正行為を実施する可能性があるかという判断の方法、また、不審者と判断した場合に不正行為を防止する方法、さらに、不正行為が実施された可能性がある場合に実際に確認する方法が必要となる。このように、自動取引装置の稼働率を低下させることなく不正行為を抑止するとともに、不正行為が行われた場合でも当該不正行為を容易に確認することが可能な技術が求められていた。
本発明は、自動取引装置の稼働率を低下させることなく不正行為を抑止するとともに、不正行為が行われた場合でも当該不正行為を容易に確認することが可能な自動取引装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる自動取引装置は、利用者との間で取引を行う自動取引装置であって、前記利用者を撮影する撮影部と、前記利用者から前記取引に関する操作を受け付けるタッチパネルと、前記撮影部が撮影した画像の人物の行為が、あらかじめ定められた不正行為の条件を満たすか否かを判定し、前記人物の行為が前記不正行為の条件を満たすと判定した場合に、前記人物を不審者と判断する制御部と、を備えることを特徴とする自動取引装置として構成される。
本発明によれば、自動取引装置の稼働率を低下させることなく不正行為を抑止するとともに、不正行為が行われた場合でも当該不正行為を容易に確認することができる。
自動取引装置の外観図 自動取引装置の概要図 撮影部が撮影した動作の例 撮影部が撮影した動作を解析して不正行為か判断する例 表示部に表示する警告メッセージの表示例 表示部に表示する自動取引装置の各概観の不正行為の確認を促す表示例 不審者を検知し警告メッセージを表示するフロー 顧客に自動取引装置の概観のチェック画面を表示するフロー
以下、図1から図7を参照して、本発明の一実施形態を説明する。本実施形態は、銀行システムなどの金融機関システムに採用される例えばATM(Automated Tellers Machine)のような自動取引装置に関する。
図1は、本実施形態に係る自動取引装置1の外観図、図2は、本実施形態に係る自動取引装置1の内部構成図である。図3は、撮影部2が検知し、記録する人物の動作の例を示す図であり、図4は、撮影部2が撮影した画像を解析し、記憶部に記憶している不正行為の条件を満たすか否かを判定し、不審者を判断する例(後述する不正行為基準データ)を示す図である。図5は、自動取引装置1が不審者を検知した場合に表示するメッセージ例を示す図であり、図6は、不審者が自動取引装置1から立ち去った後、利用者である顧客に不正行為が実施されたか確認を促す画面の表示例を示す図である。
自動取引装置1は、金融機関等に設置され、顧客の操作によって現金の入金や出金等の取引を行う装置である。図1、2に示すように、自動取引装置1は、撮影部2、表示部3、鳴動部4、記憶部6、それらを制御する制御部5を備える。
撮影部2は、自動取引装置1の前にいる人物の動作を撮影するものであって、例えば、カメラである。
表示部3は、取引画面等を表示するディスプレイと、当該ディスプレイに設けられたタッチパネルとを有する。
鳴動部4は、自動取引装置1の前にいる人物に警告音声を鳴動するものであって、例えば、スピーカーである。
制御部5は、撮影部2、表示部3、鳴動部4、記憶部6と接続し、それら部位を制御するものであって、例えば、マザーボードである。
記憶部6は、撮影部2が撮影した画像や動画、プログラムが出力するジャーナル情報を記憶するものであって、例えばハードディスクドライブである。
なお、以下では特に説明を省略しているが、例えば、通帳に記録された情報の取得、排出、取引記録を印字やページめくり等、通帳に関する処理を行う通帳ユニット、キャッシュカードに記憶された情報の取得、排出、取引記録を印字した明細票を顧客に排出する等、カードや明細票に関する処理を行うカードユニット、硬貨の金種や真偽を判別し、顧客が投入した硬貨を計数して収納したり、タッチパネルから入力された金額等に応じて、図示しない硬貨収納庫に収納されている硬貨を繰出して取扱口に排出する等、硬貨に関する処理を行う硬貨ユニット、紙幣の金種や真偽を判別し、顧客が投入した紙幣を計数して収納したり、タッチパネルから入力された金額等に応じて、図示しない紙幣収納庫に収納されている紙幣を繰出して取扱口に排出する等、紙幣に関する処理を行う紙幣ユニット等をはじめとする各種ユニットを有している。
自動取引装置1が不審者を検知し、警告を実施するまでのフローを、図7を用いて説明する。図7に示すように、制御部5は、撮影部2が撮影している画像が変化した場合に、撮影部2に対して撮影を開始する指示を行い、撮影部2は、自動取引装置1の前にいる人物の動作の撮影を開始する(S701)。制御部5は、図3に示すような撮影部2が記録した人物の動作を解析し、記憶部5に記憶してある不正行為の条件を図4のように比較して、自動取引装置1の前にいる人物が不正行為を実施しているか否かを判定する(S702)。
図3は、撮影部2が撮影し、記憶部6に記録した画像の例を示す図である。図3では、撮影部2が撮影した画像として、顧客Uが含まれ、当該顧客Uが、テンキー301の装置側(図3では下側)に設けられたカード挿入口302に対して両手で何らかの操作をしている様子が記録されていることがわかる。また、紙幣入出金口303は、顧客Uによって操作されていないことがわかる。
なお、本実施例では、撮影部2が画像を撮影し、制御部5が、撮影された画像を解析する等して不正行為の有無を判定しているが、撮影部2が一定時間(例えば、1分間)の動画であるキャプチャ動画を撮影し、制御部5が、各時刻における画像の人物の行動の推移が、あらかじめ定められた推移となっているか否かを判定し、上記推移があらかじめ定められた推移となっていると判定した場合、当該人物の行動は不正行為に該当し、その間に不正行為が行われたと判断してもよい。具体的には、制御部5は、撮影部2が撮影した動画の中から、撮影開始直後の画像と、その30秒後の画像と、1分後の画像とを読み出し、これらの画像に含まれる人物の各画像中における動作の変化が不正行為の条件に該当する場合には、当該人物がその時間に不正行為を行ったと判定してもよい。このような動画を用いた判定により、不正行為の判定精度を高めることができる。
また、図4は、記憶部6に記録されている、不正行為に該当する基準を示す不正行為基準データの例を示す図である。図4に示すように、不正行為基準データには、撮影部2が撮影した画像データ401と、当該画像を解析したときの人物および装置を示す状態データ402と、状態データ402における人物および自動取引装置1の状態が所定の条件に該当するか否かを示す判定結果403とが対応付けて記憶されている。また、図4の上段は、自動取引装置1が不正行為として検知しない場合の例であり(a)、図4の下段は、自動取引装置1が不正行為として検知する場合の例である(b)。
図4の(a)では、不正行為として検知されない例を2つ挙げている。まず1つめは、撮影部2が撮影した画像の中で、人物が動作しておらず、かつ取引中ではない場合である(a1)。取引中であるか否かは、例えば、制御部5が顧客Uから取引操作を受け付けて、各種ユニットを動作させているか否かにより判定することができる。2つめは、撮影部2が撮影した画像の中で、人物がテンキー301付近で動作しており、かつ取引中である場合である(a2)。取引中であるか否かは、上記同様、制御部5が顧客Uから取引操作を受け付けて、各種ユニットを動作させているか否かにより判定すればよい。これらの場合、制御部5は、顧客Uは不正行為を実施していないと判断する。
また、図4の(b)では、不正行為として検知される例を3つ挙げている。まず1つめは、撮影部2が撮影した画像の中で、人物がカード挿入口302付近で手を動作している状態が5秒以上継続し、かつ取引中ではない場合である(b1)。この場合、制御部5は、顧客Uがカード挿入口302に不正行為を実施していると判断する。取引中であるか否かは、上記同様、制御部5が顧客Uから取引操作を受け付けて、各種ユニットを動作させているか否かにより判定すればよい。2つめは、撮影部2が撮影した画像の中で、人物がテンキー301付近で手を動作している状態が5秒以上継続し、かつ取引中ではない場合である(b2)。この場合、制御部5は、顧客Uがテンキー301に不正行為を実施していると判断する。取引中であるか否かは、上記同様、制御部5が顧客Uから取引操作を受け付けて、各種ユニットを動作させているか否かにより判定すればよい。3つめは、撮影部2が撮影した画像の中で、人物が紙幣入出金口303付近で手を動作している状態が5秒以上継続し、かつ取引中ではない場合である(b3)。この場合、制御部5は、顧客Uが紙幣入出金口303に不正行為を実施していると判断する。取引中であるか否かは、上記同様、制御部5が顧客Uから取引操作を受け付けて、各種ユニットを動作させているか否かにより判定すればよい。
このように、制御部5は、図3および図4に示したデータを用いた上記判定において、自動取引装置1の前にいる人物が不正行為を実施していると判定した場合(S702;Yes)、制御部5の図示しないメモリ内に記憶されている不審者検知フラグをONにする(S703)。制御部5は、撮影部2が撮影した画像・動画を記憶部6に記録する(S704)。このように、不審者と判断した人物の画像データやジャーナル情報のみが蓄積されるため、記憶部6に蓄積するデータ量を必要最小限に抑えることができる。
制御部5は、表示部3に警告画面を表示し(S705)、鳴動部4に警告音声を鳴動させる(S706)。その後、制御部5は、撮影部2が撮影した画像を解析する等して、自動取引装置1の前から人物が立ち去ったか否かを判定し(S707)、自動取引装置1の前から人物が立ち去ったと判定した場合(S707;Yes)、制御部5は、撮影部2に対して、自動取引装置1は自動取引装置の前にいる人物の動作の撮影を終了させ、表示部3および鳴動部4に対して、それぞれ警告画面の表示や音声鳴動を終了させる(S708)。なお、制御部5は、自動取引装置1の前から人物が立ち去っていないと判定した場合(S707;No)、S702に戻って、以降の処理を継続する。
なお、撮影の開始タイミングは、撮影部2が画像の変化を検知した場合ではなく、自動取引装置1に対人センサなどの検知部を備えておき、検知部が人物の接近を検知した場合でも良い。また、自動取引装置1は、不審者の動作に応じて、警告時に表示する画面(S705)を図5のように変更することができる。同時に、鳴動する音声を変更することも出来る。
図5は、表示部3に表示される警告画面の例を示す図である。図5の左画面501は、テンキー301に対して不正行為が行われたと判定した場合に表示部3に表示される警告画面の例を示している(図4(b)の(b1)に対応)。図5の中央画面502は、カード挿入口302に対して不正行為が行われたと判定した場合に表示部3に表示される警告画面の例を示している(図4(b)の(b2)に対応)。図5の中央画面503は、紙幣入出金口303に対して不正行為が行われたと判定した場合に表示部3に表示される警告画面の例を示している(図4(b)の(b3)に対応)。
なお、本実施例では、不正行為が行われる対象となる自動取引装置1の部位を、テンキー301、カード挿入口302、紙幣入出金口303として例示しているが、例えば、硬貨入出金口、明細票取扱口、通帳取扱口等、上述した部位以外の部位であって、顧客が取引時に操作する部位についても同様に考えることができる。
また、不審者として判断する処理(S702)は、自動取引装置1の制御部5が判断して実施するのではなく、ネットワークで接続しているホストサーバに人物画像取得したデータを送信し、ホストサーバが上記同様の判断を行って自動取引装置1に通知しても良い。さらに、警告時に表示する画面(S705)や音声(S706)も、自動取引装置1が予め記憶部6に記憶しているものではなく、上記ホストサーバから都度受信したものを出力しても良い。
次に、不審者が立ち去った後、自動取引装置1が顧客に不正行為が実施されたか確認を促すフローを、図8を用いて説明する。不審者が立ち去った後、図8に示すように、次の新たに顧客が自動取引装置1の前に現れて、制御部5がS701と同様に撮影部2に対して撮影を開始する指示を行った場合、制御部5は、図示しない上記メモリに記憶されている不審者検知フラグがONであるか否かを判定する(S801)。
制御部5は、不審者検知フラグがONであると判定した場合(S801;Yes)、取引開始時に、表示部3に自動取引装置1の各外観の不正行為の確認を促すチェック画面を表示する(S802)。
図6は、表示部3に表示されるチェック画面の例を示す図である。図6に示すように、チェック画面601には、不正行為が行われる対象となる自動取引装置1の部位として、テンキー301、カード挿入口302、紙幣入出金口303のそれぞれの外観イメージおよび名称6011が表示されるとともに、それぞれの実際の部位が、これらの外観イメージと合致しているか否かを確認するように促す確認メッセージ6012が表示されている。また、上記確認メッセージ6012に対する確認結果がOKであることを入力するためのOKボタン6013と、上記確認メッセージ6012に対する確認結果がNGであることを入力するためのNGボタン6014とが表示されている。表示部3は顧客から取引に関する操作を受け付けるタッチパネルの機能を有しているため、顧客からの入力を受け付けられるようになっている。
制御部5は、顧客から、図6に示したチェック画面においてOKボタン6013またはNGボタン6014の押下を受け付け(S803)、NGボタン6014が押下されて不正行為が実施されたか否かを判定する(S804)。
制御部5は、NGボタンが押下され、不正行為が実施されたと判定した場合(S804;Yes)、直ちに取引を停止し、当該自動取引装置1の取扱を中止する(S808)。一方、制御部5は、NGボタンが押下されずにOKボタンが押下され、不正行為が実施されていないと判定した場合(S804;No)、さらに、過去に複数の顧客がOKボタンを選択しているか否かを判定する(S805)。上記チェック画面からOKボタン6013またはNGボタン6014のいずれのボタンが押下された回数については、図示しない制御部5のメモリに、過去の取引回数(例えば、直近の5取引)分の結果を蓄積しておけばよい。
制御部5は、複数の顧客がOKボタンを選択していると判定した場合(S805;Yes)、不審者検知フラグをOFFにする(S806)。すなわち、制御部5は、上記蓄積した過去の取引回数のそれぞれに対応する判定結果(OKあるいはNG)のうち、NGの回数が所定の閾値以上であるか否かを判定し、NGの回数が所定の閾値以上であると判定した場合、複数の顧客によって不正行為が行われていないことが確認されたと判断する。そして、制御部5は、図7に示した処理で不正行為として判定された行為が不正行為ではなく、当該不正行為に類似した行為であると判断し、不審者検知フラグをリセットする。その後、自動取引装置1は取引を継続する(S807)。
一方、制御部5は、複数の顧客がOKボタンを選択していないと判定した場合(S805;No)、ステップS807に進んで取引処理を実行する(S807)。すなわち、制御部5は、複数の顧客のうちNGボタンを押下した顧客の人数が上記所定の閾値に満たない場合には、当該顧客によってOKボタンが押下されているため(S804;No)、当該顧客による取引を継続させる。
なお、制御部5は、不正行為の確認を促すチェック画面を表示する場合(S802)、不正行為が実施される可能性のある自動取引装置の部位の全ての概観を表示させるのではなく、不審者の実施した動作に応じて表示する概観を変更して顧客に確認する箇所を指定しても良い。例えば、制御部5は、撮影部2が撮影した画像の解析結果から、不審者がカード挿入口302への不正行為に該当する動作を実施していたと判断した場合、表示部3に、カード挿入口302の外観のみを表示して顧客に確認を促す方法が考えられる。
また、制御部5は、表示部3に表示された外観と、自動取引装置1の外観と一致しているか選択する処理(S805)では、表示部3に表示されたOKボタン、NGボタンのタッチを受け付けるのではなく、自動取引装置1にキーを備えて、それを操作することで選択しても良い。
さらに、制御部5は、不審者検知フラグをOFFにする処理(S806)では、自動取引装置1の制御部5が判断して実施するのではなく、ネットワークで接続しているホストサーバに通知し、ホストサーバが上記同様の判断を行って自動取引装置1に通知しても良い。
このように、本実施例によれば、自動取引装置の前にいる人物のとる行動から、不審者かどうか判断し、不審者の行動に応じた警告を実施することで、不正行為を未然に防ぎ、同装置の稼働率を向上させることができる。また、不審者と判断した人物の画像データやジャーナル情報のみを記録部に記憶することにより、記憶部に蓄積するデータを削減することができる。さらに、複数人の顧客に不正行為が実施されたか確認を促すことで防犯効果を高めることができる。
1 自動取引装置
2 撮影部
3 表示部
4 鳴動部
5 制御部
6 記憶部

Claims (3)

  1. 利用者との間で取引を行う自動取引装置であって、
    前記利用者を撮影する撮影部と、
    前記利用者から前記取引に関する操作を受け付けるタッチパネルと、
    前記撮影部が撮影した画像の人物の行為が、あらかじめ定められた不正行為の条件を満たすか否かを判定し、前記人物の行為が前記不正行為の条件を満たすと判定した場合に、前記人物を不審者と判断する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記人物が不審者と判断した場合において、次の利用者による取引開始時に、前記自動取引装置の所定の部位の外観を前記タッチパネルに表示し、前記次の利用者に前記所定の部位を確認して前記不正行為の有無の確認を促し、
    複数の利用者によって前記不正行為が無かったことが確認された場合には、前記所定の部位の外観を表示することなく、前記次の利用者による取引を開始させる、
    ことを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記撮影部は、所定時間の動画を撮影し、
    前記制御部は、前記動画における利用者の行動の推移が、所定の推移となっているか否かを判定し、前記推移が所定の推移となっていると判定した場合、前記利用者の行動は不正行為に該当し、前記所定の時間に不正行為が行われたと判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置。
  3. 鳴動部を備え、
    前記制御部は、前記人物を不審者と判断した場合、前記タッチパネルに警告メッセージを表示し、前記鳴動部に警告音声を鳴動させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
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