JP6953196B2 - 止水壁の構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼管杭を用いた止水壁の構築方法に関する。
従来、例えば河川に設置された橋を撤去するような場合には橋脚周りの締切りを行うために、特許文献1のような止水壁を構築することがあった。特許文献1の止水壁は、鋼管杭を間隔をおいて圧入した後、小径の鋼管である杭間パイプを隣り合う鋼管杭にそれぞれ接するように圧入し、さらに鋼管杭と杭間パイプで囲まれた領域(以下、“杭間領域”)にモルタルを充填することで止水処理を施している。
特開平5−112928号公報
特許文献1の施工方法では、杭間領域にモルタルを充填する前にウォータージェットにより杭間領域内を洗浄し、杭間領域内の泥土を排出している。しかしながら、止水壁の構築箇所が硬質地盤であった場合、杭間領域に硬質地盤が残っていると、ウォータージェットでは杭間領域内を洗浄することができなかった。これにより杭間領域内のモルタルの充填が不十分となり、止水壁からの漏水が発生することがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う鋼管杭同士の間を閉塞する閉塞部材(例えば杭間パイプ)を用いた止水壁の止水性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う前記鋼管杭同士の間を閉塞する、パイプ状の鋼材又は形鋼からなる閉塞部材とを用いた止水壁の構築方法であって、隣り合う第1の鋼管杭と第2の鋼管杭とを設置する際に、前記第1の鋼管杭を設置した後、該第1の鋼管杭の周囲の地盤のうち、該第1の鋼管杭と、その後設置される前記第2の鋼管杭と、その後設置される2本の前記閉塞部材とで囲まれる地盤の先行掘削を行い、前記先行掘削後、前記第2の鋼管杭を設置し、2本の前記閉塞部材を、前記第1の鋼管杭および前記第2の鋼管杭にそれぞれ接し、かつ、前記第1の鋼管杭と前記第2の鋼管杭との隙間を囲むように設置し、前記第1の鋼管杭、前記第2の鋼管杭、および2本の前記閉塞部材で囲まれた杭間領域の洗浄を行い、前記杭間領域に固化材を充填することで止水壁を構築することを特徴としている。
なお、本発明において“閉塞部材が鋼管杭に接する”とは、鋼管杭と閉塞部材とが接する場合の他、鋼管杭と閉塞部材と固化材により止水壁としての機能を発揮できる程度に鋼管杭と閉塞部材との間に少しだけ隙間が空いている場合も含む概念である。例えば鋼管杭と閉塞部材との間に少しだけ隙間が生じていても、杭間領域に充填される固化材がこの隙間に入り込んで固化することで止水壁として十分に機能する。
本発明によれば、間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う鋼管杭同士の間を閉塞する閉塞部材を用いた止水壁の止水性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る杭圧入機の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントユニットの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るアタッチメントユニットが杭圧入機に取り付けられた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る杭間パイプの上端部内面を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る杭間パイプの下端部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る打下げパイプの概略構成を示す図である。 図6中のA−A断面図である。 本発明の実施形態に係る洗浄管の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る止水壁の施工手順を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る先行掘削の施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る先行掘削の施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る先行掘削の施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る先行掘削の施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る杭間パイプの施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る杭間パイプの施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る杭間パイプの施工手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る杭間パイプの施工手順を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態では図1に示すような杭圧入機10を用いて、河床が硬質地盤である河川に鋼管杭2と閉塞部材の一例である杭間パイプ3からなる止水壁1を構築する。杭圧入機10は、サドル11と、サドル11の下部に設けられたクランプ装置12と、サドル11上を前後動可能に設けられたスライドベース13と、スライドベース13上に旋回可能に設けられた旋回ベース14と、旋回ベース14の前端部に昇降シリンダ装置15を介して支持されたチャック装置16と、旋回ベース14上に支持されたクレーン20を備えている。
杭圧入機10は、地盤に圧入された既設の鋼管杭2の上端側を掴んで既設の鋼管杭2から反力を取りながら、昇降可能なチャック装置16で新たな鋼管杭2を把持して下降させることにより鋼管杭2を地盤に圧入する。クランプ装置12は、鋼管杭2の上端開口から内部に挿入した把持爪を既設の鋼管杭2の半径方向に移動させる機能を有している。その把持爪を既設の鋼管杭2の半径方向外側に移動させて鋼管杭2の内側で突っ張った状態とすることで鋼管杭2を内側から把持する。これにより杭圧入機10が既設の鋼管杭2に対して固定される。
チャック装置16は、鋼管杭2を把持するチャック部17を有し、チャック部17は鋼管杭2が挿入されるための開口部17aと、開口部17aに挿入された鋼管杭2の半径方向に移動可能な複数の杭把持爪17bを有している。チャック部17は、開口部17aに鋼管杭2が挿入された後、杭把持爪17bが鋼管杭2の半径方向内側に移動することで鋼管杭2を把持する。また、チャック装置16はチャック部17を回転させるよう構成されている。すなわち、本実施形態の杭圧入機10は、回転式杭圧入機であり、チャック装置16のチャック部17の回転と、杭把持爪17bによる把持状態と解放状態の切り替えと、昇降シリンダ装置15による昇降移動の組み合わせにより鋼管杭2を回転させながら地盤に圧入する。以上の構成は、いわゆるジャイロプレス工法(登録商標)に用いられるジャイロパイラー(登録商標)と同様の構成である。
本実施形態の杭圧入機10は、さらに鋼管杭2より径が小さい杭間パイプ3やオーガスクリュー等の円柱体を把持するためのアタッチメントユニット30が取り付けられるよう構成されている。図1、図2に示すようにアタッチメントユニット30は、杭間パイプ3やオーガスクリュー等を把持する複数のアタッチメント31と、各アタッチメント31を連結する連結部材32と、アタッチメント31の上端部に設けられた、チャック部17の杭把持爪17bの上端部に引っ掛けられる嵌合爪33と、アタッチメント31の下端部に設けられた、チャック部17の杭把持爪17bの下端部に回動して引っ掛けられるラッチ34とを有している。
連結部材32は円環状のプレートであり、中央の孔部(不図示)には杭間パイプ3やオーガスクリュー等が挿入される。各アタッチメント31は、連結部材32の周縁部に取り付けられており、各アタッチメント31間には連結部材32の孔部に合わせた隙間が形成されている。また、各アタッチメント31は半径方向に移動可能に構成されている。
このように構成されたアタッチメントユニット30をチャック装置16に取り付ける際には、クレーン20でアタッチメントユニット30を吊り上げ、チャック装置16のチャック部17に降ろしていく。そして、図3に示すようにアタッチメント31の嵌合爪33をチャック部17の杭把持爪17bの上端部に引っ掛ける。また、アタッチメント31のラッチ34をチャック部17の下端部に引っ掛ける。これによりアタッチメント31と杭把持爪17bが固定され、チャック部17の杭把持爪17bの移動に伴い、アタッチメント31も一体となって移動することになる。連結部材32の孔部(不図示)を介してチャック部17の開口部17aに挿入された杭間パイプ3やオーガスクリューは、杭把持爪17bを半径方向内側に移動させることによりアタッチメント31で把持される。
杭圧入機10のチャック装置16は、前述の鋼管杭2や杭間パイプ3の他に、杭間パイプ3を目標位置(計画天端)まで圧入するための打下げパイプも把持する。ここで、本実施形態の杭間パイプ3、打下げパイプについて説明する。なお、鋼管杭2は従前のものと同様である。
図4は杭間パイプ3の上端部を示す斜視図であるが、本実施形態の杭間パイプ3の上端部内面には周方向に所定の間隔をおいて突起部4が形成されている。この突起部4は例えば直方体形状の部材が杭間パイプ3の内面に溶接されることで設けられる。また、図5は杭間パイプ3の下端部を示す斜視図であるが、本実施形態の杭間パイプ3の下端部には圧入の際に地盤を掘削できるよう掘削爪5が溶接されている。なお、この掘削爪5に代えて、従前から鋼管杭で用いられているようなリングビットを取り付けても良い。
次に、打下げパイプについて説明する。本実施形態の打下げパイプは図6のような構成を有しており、打下げパイプ40の下端には杭間パイプ3の上端部と嵌合する嵌合部41が設けられている。嵌合部41の外径は杭間パイプ3の内径よりも小さくなっている。図7に示すように嵌合部41は、中央に貫通孔42を有する円筒状の嵌合部本体43と、杭間パイプ3の上端部内面に設けられた突起部4に接触する接触部材44とを有している。嵌合部本体43は、杭間パイプ3の突起部4の周方向の間隔と同様の間隔で形成された半径方向外側に突出する突出部43aを有し、接触部材44はその突出部43aに対して着脱自在に取り付けられている。杭間パイプ3を回転圧入する際には、杭間パイプ3の突起部4と打下げパイプ40の接触部材44とが接触することで回転力が伝達される。なお、嵌合部本体43と接触部材44は一体物として形成されていても良いが、接触部材44は複数の杭間パイプ3と繰り返し接触することにより、接触部材44の摩耗や破損が起こりやすい。この場合、嵌合部41ごと交換すると、費用が嵩んでしまうことから、整備費用低減の観点からは本実施形態のように接触部材44は嵌合部本体43に対して着脱自在に取り付けられていることが好ましい。
図6に示すように嵌合部41の突出部43aは打下げパイプ40の側面視においてL字状に形成されている。また、打下げパイプ40の上端部にはクレーン20で吊るための吊りピース45が設けられ、打下げパイプ40の下端部にはクレーン20で吊った状態で打下げパイプ40を回転させられるようバールの差込口46が設けられている。このような打下げパイプ40を杭間パイプ3に接続する際には、打下げパイプ40の下端のL字状の突出部43aに杭間パイプ3の上端の突起部4が干渉しないよう打下げパイプ40を下ろし、その後、打下げパイプ40を回転させて嵌合部41の接触部材44と杭間パイプ3の突起部4を接触させる。これにより打下げパイプ40と杭間パイプ3とが接続される。また、この際、打下げパイプ40の嵌合部41に形成された回り止めタップ穴47の位置と、杭間パイプ3の上端部に形成された回り止めタップ穴(不図示)の位置とが互いに一致した状態となり、双方の穴に通るようにボルトを挿入する。これにより打下げパイプ40と杭間パイプ3の嵌合状態が緩まないようにすることができる。また、打下げパイプ40の上端部には、水や空気を送るためのホースが取り付けられた着脱自在のスイベル機構48が設けられている。これにより圧入時において水や空気等を打下げパイプ40の下端に送ることで圧入抵抗を小さくすることができる。
次に、鋼管杭2と杭間パイプ3で囲まれた杭間領域内の洗浄を行うための洗浄管について説明する。図8に示すように本実施形態の洗浄管50は二重管構造を有しており、内管に水が流れ、外管に空気が流れるよう構成されている。なお、図8の実線矢印は水の流れを示しており、図8の破線矢印は空気の流れを示している。洗浄管50の下端部には高圧水を噴射する噴射ノズル51が着脱自在に取り付けられている。この噴射ノズル51は先端から水を噴射すると共に、側面からも水を噴射する構造となっている。また、噴射ノズル51の側面においては水の噴射口の周囲から空気を噴射するよう構成されている。これにより噴射ノズル51側面から噴射される水の噴射範囲を限定することができる。噴射ノズル51は従前のように先端のみから水を噴射させる構造であっても良いが、洗浄能力向上の観点からは本実施形態のように噴射ノズル51の側面から水と空気を噴射する構造であることが好ましい。
次に、以上の杭圧入機10を用いた止水壁1の構築方法について説明する。
図9は本実施形態の止水壁1の施工手順を説明するための図であるが、説明の便宜上、図9の隣り合う鋼管杭のうち左側の鋼管杭を第1の鋼管杭2a、右側の鋼管杭を第2の鋼管杭2bと称す。また同様に、図9の下側の杭間パイプを第1の杭間パイプ3a、図9の上側の杭間パイプを第2の杭間パイプ3bと称す。本実施形態の止水壁1は(1)第1の鋼管杭2aの設置、(2)先行掘削、(3)第2の鋼管杭2bの設置、(4)第1の杭間パイプ3aの設置、(5)第2の杭間パイプ3bの設置、(6)杭間領域Rの洗浄、(7)杭間領域Rへのモルタル充填、といった工程を経て構築される。以下、順を追って説明する。
(1)第1の鋼管杭2aの設置
まず、既設の鋼管杭2を掴んだ状態の杭圧入機10のチャック装置16に、クレーン20で吊られた新たな鋼管杭2を下ろし、チャック装置16で鋼管杭2の上端部を一度把持する。そして、把持された鋼管杭2の上端部にクレーン20で吊り上げた他の新たな鋼管杭2の下端部を溶接し、両鋼管杭を連結する。その後、鋼管杭2の把持状態を一度解放し、連結された鋼管杭2の上端部を把持し、他の新たな鋼管杭2をさらに連結していく。このような作業を、連結した鋼管杭2の下端部が河床に到達するまで繰り返す。その後、連結した鋼管杭2を把持し、回転させながら地盤に圧入していく。そして、鋼管杭2を目標位置(計画天端)まで圧入するための打下げ装置(不図示)を用い、打下げ装置の下端部と鋼管杭2の上端部を接続し、打下げ装置をチャック装置16で把持した状態で回転させながら下方に移動させる。これにより鋼管杭2が目標位置まで圧入される。図9に示す第1の鋼管杭2aは以上のようにして設置される。なお、鋼管杭2の圧入方法はいわゆるジャイロプレス工法における圧入方法と同様である。
(2)先行掘削
次に、図10〜図13に示すような先行掘削を行う。この先行掘削では、図9に示す第1の鋼管杭2aの周囲の地盤のうち、止水壁1の延伸方向Eの前方の地盤、すなわち第1の鋼管杭2aと、その後設置される第2の鋼管杭2bおよび2本の杭間パイプ3a、3bとで囲まれる地盤を掘削する。なお、このとき掘削する地盤と第2の鋼管杭2bの設置箇所の地盤とは一部が重なっていても良い。本実施形態では掘削具として、鋼管杭2よりも径が小さい、杭間パイプ3a、3bの径と略同径のオーガスクリュー60を使用するため、鋼管杭2を把持するようなチャック装置16ではオーガスクリュー60を把持することができない。そこで、本実施形態の先行掘削においては、図10に示すようにまずチャック装置16にアタッチメントユニット30を取り付ける。このように先行掘削の際にアタッチメントユニット30を用いることにより、オーガスクリュー60に適したサイズのチャック装置16に換装する必要がなくなり、施工時間を短縮することが可能となる。
その後、図11に示すように1本目のオーガスクリュー60をクレーン20で吊り上げ、アタッチメントユニット30が取り付けられたチャック装置16に下ろしていく。なお、後に連結して使用するオーガスクリュー60は、オーガ軸が略鉛直方向に向くような状態で既設の鋼管杭2の上部において固定具(不図示)を用いて吊るされている。このように後に使用するオーガスクリュー60を杭圧入機10の近傍に配置(仮置き)しておくことで、連結時にこのオーガスクリュー60をクレーン20で吊り上げる際の作業時間を短縮することができる。
続いて、図12に示すように1本目のオーガスクリュー60をアタッチメントユニット30が取り付けられたチャック装置16で把持すると共に、2本目のオーガスクリュー60をクレーン20で吊り上げる。そして、1本目のオーガスクリュー60の上端部と2本目のオーガスクリュー60の下端部をボルトで締結することで連結する。このように連結したオーガスクリュー60の下端が河床に到達するまで複数のオーガスクリュー60を連結していく。そして、図13に示すように最も上部に位置するオーガスクリュー60をアタッチメントユニット30が取り付けられたチャック装置16で把持し、チャック装置16のチャック部17の回転と、杭把持爪17b(アタッチメント31)による把持状態と解放状態の切り替えと、昇降シリンダ装置15による昇降移動の組み合わせにより、そのオーガスクリュー60を回転させながら下方に移動させる。これにより河床の硬質地盤を掘削することができる。なお、先行掘削工程においては、例えば地盤の硬さ等に応じて杭間パイプ3の設置位置の地盤についても先行掘削を実施しても良い。そのようにして杭間パイプ3の設置位置の地盤を軟らかくしておくことで、後工程で設置される杭間パイプ3を圧入しやすくすることができる。
(3)第2の鋼管杭2bの設置
先行掘削の終了後、チャック装置16からアタッチメントユニット30を取り外す。その後、上記(1)の第1の鋼管杭2aの設置方法と同様にして第2の鋼管杭2bを設置する。
(4)第1の杭間パイプ3aの設置
図9に示す第1の杭間パイプ3aは、隣り合う第1の鋼管杭2aと第2の鋼管杭2bの隙間を囲うようにして各鋼管杭2a、2bにそれぞれ接するように設置される。杭間パイプ3の設置にあたり、まず図14に示すように鋼管杭2の設置のために取り外したアタッチメントユニット30を再度チャック装置16に取り付ける。本実施形態のように杭間パイプ3の設置の際にアタッチメントユニット30を用いることにより、杭間パイプ3に適したサイズのチャック装置16に換装する必要がなくなり、施工時間を短縮することが可能となる。また、杭間パイプ3a、3bの径とオーガスクリュー60の径が略同径であるため、先行掘削工程と杭間パイプ工程とで同一のアタッチメントユニット30を用いることができる。
続いて、図15のようにクレーン20で吊り上げた新たな杭間パイプ3をアタッチメントユニット30が取り付けられたチャック装置16に下ろし、杭間パイプ3の上端部を一度把持する。そして、把持された杭間パイプ3の上端部にクレーン20で吊り上げた他の新たな杭間パイプ3の下端部を溶接し、両杭間パイプを連結する。その後、杭間パイプ3の把持状態を一度解放し、連結した杭間パイプ3の上端部を把持し、他の新たな杭間パイプ3をさらに連結していく。このような作業を、連結した杭間パイプ3の下端部が河床に到達するまで繰り返す。その後、連結した杭間パイプ3を把持し、チャック装置16のチャック部17の回転と、杭把持爪17b(アタッチメント31)による把持状態と解放状態の切り替えと、昇降シリンダ装置15による昇降移動の組み合わせにより、その杭間パイプ3を回転させながら地盤に圧入していく。そして、杭間パイプ3を目標位置(計画天端)まで圧入するための打下げパイプ40を用い、図16に示すように打下げパイプ40の下端部と杭間パイプ3の上端部を接続し、図17に示すように打下げパイプ40をチャック装置16で把持した状態で回転させながら下方に移動させる。これにより杭間パイプ3が目標位置まで圧入される。図9に示す第1の杭間パイプ3aは以上のように設置される。
(5)第2の杭間パイプ3bの設置
図9に示す第2の杭間パイプ3bは、第1の杭間パイプ3aに対向する位置において、隣り合う第1の鋼管杭2aと第2の鋼管杭2bの隙間を囲うようにして各鋼管杭2a、2bにそれぞれ接するように設置される。なお、第2の杭間パイプ3bの設置方法は上記(4)の第1の杭間パイプ3aの設置方法と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上の(1)〜(5)の工程を、延伸方向Eの長さが所定の長さとなるまで繰り返し行い、鋼管杭列を構築する。
(6)杭間領域Rの洗浄
次に、以上の工程を経て形成された、各鋼管杭2および各杭間パイプ3で囲まれた杭間領域Rを洗浄する。具体的には、例えば図示しないクレーンやボーリングマシーンなどで図8に示す洗浄管50を保持し、洗浄管50に水と空気を供給した状態で洗浄管50を下降させる。このとき噴射される水により杭間領域Rが洗浄される。河床が硬質地盤の場合、従前の施工方法では杭間領域Rの洗浄を十分に行うことができないが、本実施形態においては河床を予め掘削していることにより、地盤が軟らかくなっており、ウォータージェット方式のような洗浄管50を用いても十分に杭間領域Rを洗浄することができる。
また、本実施形態の場合、洗浄管50の噴射ノズル51の先端から水が噴射されるだけでなく、噴射ノズル51の側面からも水が噴射される。これにより洗浄管50の下方が洗浄されることに加え、洗浄管50の側方も洗浄されることになる。例えば図9に示す杭間領域Rの四隅には土が残留しやすいが、本実施形態のように洗浄管50の先端部において側方に水を噴射することで隙間に溜まった土を除去することが可能となる。特に、本実施形態の場合、洗浄管50の側面において水の噴射口の周囲から空気が噴射される。このため、噴射された空気が円筒状の層を成し、その内部に水が噴射されることになるため、水の噴射範囲が限定される。これにより鋼管杭2の表面や杭間パイプ3の表面に当たる水の勢いが強くなり、洗浄能力を向上させることができる。なお、本実施形態では洗浄管50の側方の水の噴射口の周囲からのみ空気を噴射させることとしたが、洗浄管50の下方の水の噴射口の周囲からも空気を噴射させるようにしても良い。
(7)モルタル充填
杭間領域Rの洗浄後、杭間領域Rにモルタルジャケットを挿入し、モルタルジャケット内にモルタルを充填する。
以上の(1)〜(7)の工程を経て止水壁1が構築される。本実施形態の止水壁1の構築方法においては、隣り合う第1の鋼管杭2aと第2の鋼管杭2bを設置する際、第1の鋼管杭2aを設置した後、かつ、第2の鋼管杭2bを設置する前に、杭間領域Rの地盤の先行掘削を実施していることで、その後の杭間領域Rの洗浄を十分に行うことが可能となる。これに伴い、モルタルを鋼管杭2の下端まで十分に充填することができ、従前の止水壁1に対して止水性を向上させることができる。
また、本実施形態の止水壁1の構築方法では先行掘削を実施した後に杭間パイプ3を圧入することになるが、その圧入時においては杭間パイプ3の下端面の一部が先行掘削された軟質地盤に面し、下端面の残部は先行掘削されていない硬質地盤に面することになる。圧入抵抗は軟質地盤の方が小さいため、杭間パイプ3は圧入時において硬質地盤側から軟質地盤側、すなわち鋼管杭2側に寄っていくようにして圧入される。これにより杭間パイプ3が鋼管杭2に接触しやすくなり、止水性がさらに向上することになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到しうることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、各鋼管杭2の連結方法や各杭間パイプ3の連結方法、杭間パイプ3と打下げパイプ40の連結方法等は特に限定されない。また、上記実施形態では、鋼管杭2やオーガスクリュー60や杭間パイプ3の下端部が河床に到達するまで複数本連結した後に圧入や掘削を行う例を説明したが、複数本連結することなく河床(地面)に下端部が到達する場合は、河床(地面)に下端部が到達するまでの複数本連結する工程を省略することができる。また、上記実施形態では、回転式圧入機10のチャック部17の回転トルクによりオーガスクリュー60を回転させて先行掘削を実施したが、回転駆動装置付のオーガスクリューを用いて先行掘削を実施してもよい。また、上記実施形態では、オーガスクリュー60と杭間パイプ3の径を同等のものとし、アタッチメントユニット30を共用のものとしたが、オーガスクリュー60の径は特に限定されず、オーガスクリュー60と杭間パイプ3で別のアタッチメントユニット30を準備しても良い。さらにアタッチメントユニット30の構成に関しても特に限定されない。また、オーガスクリュー60や杭間パイプをチャック装置16で把持する際にアタッチメントユニット30を用いたが、このアタッチメントユニット30を用いずに、オーガスクリュー60や杭間パイプ3に適したサイズのチャック装置16に換装するようにしても良い。また、上記実施形態ではオーガスクリュー60や杭間パイプ3を把持するためのアタッチメント31を連結部材32等と共にユニット化し、チャック装置16への着脱が容易となるように構成したが、ユニット化せずにオーガスクリュー60や杭間パイプ3を圧入する際にアタッチメント31だけを取り付けるように構成しても良い。この場合であってもオーガスクリュー60や杭間パイプ3のサイズに応じたチャック装置16に換装するよりは施工時間を短縮することが可能である。ただし、上記実施形態のようにアタッチメント31をユニット化した方が更に施工時間を短縮することができる。
また、杭間パイプ3の圧入時においては、杭間パイプ3の内方にオーガスクリューを挿入し、杭間パイプ3の圧入と共に地盤の掘削を行うようにしても良い。これにより杭間パイプ3を圧入しやすくすることができる。この場合、例えば回転駆動装置付のオーガスクリューが用いられる。
また、上記実施形態では、鋼管杭2や杭間パイプ3等を杭圧入機10のクレーン20で吊り上げることとしたが、地上のクレーン(不図示)で吊り上げるようにしても良い。また、上記実施形態では杭圧入機として回転式杭圧入機を用いたが、地盤の硬さによっては、チャック部17が回転せずにチャック装置16の昇降移動で鋼管杭2を圧入する杭圧入機で用いても良い。例えば止水壁1の構築箇所の地盤として、回転式でない杭圧入機で鋼管杭2の圧入はできるが、ウォータージェットによる洗浄のみでは杭間領域Rを十分に洗浄できないような地盤もある。その場合でも先行掘削を行うことで、杭間領域Rの洗浄を十分に行うことが可能となる。なお、このときの先行掘削では、例えば地上のクレーンで吊り上げることが可能な回転駆動装置付のオーガスクリューが用いられる。このように、杭圧入機10の構成は上記実施形態で説明したものに限定されない。
また、杭圧入機自体を用いずに他の方法で鋼管杭2や杭間パイプ3を設置しても良い。この場合でも、新たな鋼管杭2を設置する前に先行掘削を行うことで杭間領域Rの十分な洗浄を行うことができる。また、止水壁1の構築箇所は上記実施形態で説明した河川に限定されない。また、上記実施形態では杭間領域Rにモルタルを充填することで止水壁1を構築することとしたが、モルタル以外の他の固化材を用いても良い。例えば水ガラス系固化材、シリコン系固化材、セメント系固化材など、固化する性質を持つ流動性のある材料が固化材として適宜用いられる。なお、固化材の種類によってはモルタルジャケットのような固化材が注入される袋体が不要な場合もある。
また、上記実施形態では、隣り合う鋼管杭2同士の隙間を囲むように設置する閉塞部材としてパイプ状の鋼材である杭間パイプ3を用いたが、閉塞部材は例えば、L字鋼(等辺山形鋼)、H型鋼、C型鋼等であっても良い。杭間パイプ3以外の閉塞部材を用いる場合でも杭間領域Rの先行掘削を実施しておくことにより、杭間領域Rの十分な洗浄が可能となり、従前よりも止水壁1の止水性を向上させることができる。
本発明は、硬質地盤の河川に止水壁を構築する際に利用することができる。
1 止水壁
2 鋼管杭
2a 第1の鋼管杭
2b 第2の鋼管杭
3 杭間パイプ
3a 第1の杭間パイプ
3b 第2の杭間パイプ
4 杭間パイプの突起部
5 杭間パイプの掘削爪
10 杭圧入機
11 サドル
12 クランプ装置
13 スライドベース
14 旋回ベース
15 昇降シリンダ装置
16 チャック装置
17 チャック部
17a 開口部
17b 杭把持爪
20 クレーン
30 アタッチメントユニット
31 アタッチメント
32 連結部材
33 嵌合爪
34 ラッチ
40 打下げパイプ
41 打下げパイプの嵌合部
42 嵌合部の貫通孔
43 嵌合部本体
43a 嵌合部本体の突出部
44 嵌合部の接触部材
45 吊りピース
46 バール差込口
47 回り止めタップ穴
48 スイベル機構
50 洗浄管
51 噴射ノズル
60 オーガスクリュー
E 止水壁の延伸方向
R 杭間領域

Claims (6)

  1. 間隔をおいて設置される複数の鋼管杭と隣り合う前記鋼管杭同士の間を閉塞する、パイプ状の鋼材又は形鋼からなる閉塞部材とを用いた止水壁の構築方法であって、
    隣り合う第1の鋼管杭と第2の鋼管杭とを設置する際に、前記第1の鋼管杭を設置した後、該第1の鋼管杭の周囲の地盤のうち、該第1の鋼管杭と、その後設置される前記第2の鋼管杭と、その後設置される2本の前記閉塞部材とで囲まれる地盤の先行掘削を行い、
    前記先行掘削後、前記第2の鋼管杭を設置し、
    2本の前記閉塞部材を、前記第1の鋼管杭および前記第2の鋼管杭にそれぞれ接し、かつ、前記第1の鋼管杭と前記第2の鋼管杭との隙間を囲むように設置し、
    前記第1の鋼管杭、前記第2の鋼管杭、および2本の前記閉塞部材で囲まれた杭間領域の洗浄を行い、
    前記杭間領域に固化材を充填することで止水壁を構築する、止水壁の構築方法。
  2. 前記第1の鋼管杭を設置した後、該第1の鋼管杭の周囲の地盤のうち、その後設置される2本の前記閉塞部材の設置位置の地盤の先行掘削を行う、請求項1に記載の止水壁の構築方法。
  3. 既設の鋼管杭を把持し、前記既設の鋼管杭から反力を取った状態で新たな鋼管杭を把持して地盤に圧入する杭圧入機を用いて、前記鋼管杭および前記閉塞部材を地盤に圧入する、請求項1又は2に記載の止水壁の構築方法。
  4. 前記杭圧入機は前記鋼管杭を回転させながら地盤に圧入する回転式杭圧入機である、請求項3に記載の止水壁の構築方法。
  5. 前記第1の鋼管杭を設置した後、前記杭圧入機が備えるチャック装置にオーガスクリューを把持するためのアタッチメントを取り付け、
    前記アタッチメントを取り付けた前記チャック装置で前記オーガスクリューを把持して、該オーガスクリューを回転させながら下降させることで前記先行掘削を行う、請求項4に記載の止水壁の構築方法。
  6. 前記第2の鋼管杭を設置した後、前記杭圧入機が備えるチャック装置に前記閉塞部材を把持するためのアタッチメントを取り付け、
    前記アタッチメントを取り付けた前記チャック装置で前記閉塞部材を把持して圧入する、請求項4又は5に記載の止水壁の構築方法。
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