JP6952386B1 - 車両のスピーカ装置及び部屋のスピーカ装置 - Google Patents
車両のスピーカ装置及び部屋のスピーカ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6952386B1 JP6952386B1 JP2021064543A JP2021064543A JP6952386B1 JP 6952386 B1 JP6952386 B1 JP 6952386B1 JP 2021064543 A JP2021064543 A JP 2021064543A JP 2021064543 A JP2021064543 A JP 2021064543A JP 6952386 B1 JP6952386 B1 JP 6952386B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substantially cylindrical
- port
- cylindrical box
- enclosure
- port housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
Abstract
Description
図1は本実施の形態に係るスピーカ装置100を模式的に示す斜視図であり、図2は、図1のスピーカ装置100の上面図であり、図3は、図2のA−A線断面図であり、図4は、図1のスピーカ装置100の背面図である。本実施形態のスピーカ装置100は、図1乃至図4に示すように、スピーカユニット10と、エンクロージャ50とを有している。
スピーカユニット10は、エンクロージャ50の上面側にある嵌込孔51に嵌め込まれており、振動板12、ボイルコイルロビン13、ボイスコイル14、環状のダンパ15、環状のエッジ16及び磁石17を有している。振動板12は、大径の開口部から軸線B(図3参照)に沿って内部に進むにつれて縮径している略コーン状の立体的形状を有する。
エンクロージャ50は、スピーカユニット10を車両のインナパネル(内装部材)に取り付けるためのものであり、略円柱箱体53と、扁平な円柱状のポートハウジング54とが組み合わせて構成されている。図2に示すように、エンクロージャ50は、図2の上面視において、略円柱箱体53の外形で形成される円と、ポートハウジング54の外形で形成される円との2つの円形が組み合わさった形状であり、この円形の重なり部分にくびれが形成されている。このようにくびれが形成されていることで、エンクロージャ50が持ちやすく、スピーカ装置100を取り扱いやすくなるという利点がある。
略円柱箱体53は、扁平な円柱形状であり、その上面にスピーカユニット10を嵌め込む嵌込孔51とポート52とがそれぞれ横並びで設けられている。嵌込孔51にスピーカユニット10を嵌め込むことで、スピーカユニット10から発せられる音が車外に漏洩することを防止することができる。ポート52は、上面が楕円形状で内側に延びる筒形であり、このポート52を通じてスピーカユニット10から発せられる音声のうちの特に低音を増強する役割を果たすものである。
ポートハウジング54は、図2及び図3に示す通り、略円柱箱体53と比べて一回り小さい扁平な円柱形状であり、略円柱箱体53とポートハウジング54は互いに内部が連通している。図3及び図4中の矢印は、スピーカユニット10で発生した音がポート52に至るまでの経路を示している。図3及び図4の矢印に示すように、スピーカユニット10で発生した音は、略円柱箱体53の内部を通じてポートハウジング54の内部に侵入し、ポートハウジング54からポート52を通じて車室に放出される。
本実施形態において、略円柱箱体53の上面の外周には、エレメントサポート60が設けられていてもよい。略円柱箱体53の上面の外周にエレメントサポート60が設けられることにより、本発明のスピーカ装置100と車両用のインナパネルとの密着性を向上することができ、スピーカユニット10からの音声を周囲に拡散することを防止し、スピーカユニット10からの音声を効果的にスピーカグリルに伝達することができる。
図6は、本発明のスピーカ装置を車両のインナパネルに取り付けた場合の設置例であり、図7A及び図8Aはそれぞれ、本発明のスピーカ装置を車内の前座席の下側のインナパネルに取り付ける前後のインナパネルを示す写真であり、図7B及び図8Bはそれぞれ、図7A及び図8AのB−B線断面図である。なお、図7及び図8において、インナパネル2より車室5側に設けられるドアトリムは省略している。
2 インナパネル
2a 開口
3 アウタパネル
5 車室
6 インナパネルとアウタパネルの間の空間
7 車外
10 スピーカユニット
12 振動板
13 ボイスコイルボビン
14 ボイスコイル
15 環状のダンパ
16 環状のエッジ
17 円筒状の磁石
50 エンクロージャ
51 嵌込孔
52 ポート
53 略円柱箱体
53a 三角柱形
54 ポートハウジング
60 エレメントサポート
Claims (5)
- スピーカユニットと、
前記スピーカユニットが嵌め込まれる嵌込孔と、低音を発するポートと、が横並びに設けられたエンクロージャと、を備えた車両のスピーカ装置であって、
前記エンクロージャは、前記スピーカユニット及び前記ポートが上面側に形成された略円柱箱体と、前記エンクロージャの上面視において前記略円柱箱体から前記ポート側に突き出した略円柱形状のポートハウジングとで構成され、
前記スピーカユニットで発せられた音声が前記略円柱箱体及び前記ポートハウジングの内部を経由して前記ポートに伝わるように前記略円柱箱体及び前記ポートハウジングが一体接続され、
前記エンクロージャの上面視において、前記ポートハウジングは前記略円柱箱体よりも小さい略円柱形であり、
前記ポートハウジングは、前記車両のアウタパネルとインナパネルとの間に配置され、前記スピーカユニット及び前記ポートを車両の車室側に露出させて前記インナパネルに埋設されたことを特徴とする車両のスピーカ装置。 - 前記ポートハウジングは、その内部に蛇行状の経路が形成されている請求項1に記載の車両のスピーカ装置。
- 前記ポートは、前記エンクロージャの上面視における前記略円柱箱体と前記ポートハウジングとの重なり部分に位置している請求項1又は2に記載の車両のスピーカ装置。
- 前記ポートハウジングの厚みは、前記略円柱箱体の厚みよりも薄い請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両のスピーカ装置。
- スピーカユニットと、
前記スピーカユニットが嵌め込まれる嵌込孔と、低音を発するポートと、が横並びに設けられたエンクロージャと、を備えた部屋のスピーカ装置であって、
前記エンクロージャは、前記スピーカユニット及び前記ポートが上面側に形成された略円柱箱体と、前記エンクロージャの上面視において前記略円柱箱体から前記ポート側に突き出した略円柱形状のポートハウジングとで構成され、
前記スピーカユニットで発せられた音声が前記略円柱箱体及び前記ポートハウジングの内部を経由して前記ポートに伝わるように前記略円柱箱体及び前記ポートハウジングが一体接続され、
前記エンクロージャの上面視において、前記ポートハウジングは前記略円柱箱体よりも小さい略円柱形であり、
前記ポートハウジングは、前記部屋のアウタパネルとインナパネルとの間に配置され、前記スピーカユニット及び前記ポートを部屋の室内側に露出させて前記インナパネルに埋設されたことを特徴とする部屋のスピーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021064543A JP6952386B1 (ja) | 2021-04-06 | 2021-04-06 | 車両のスピーカ装置及び部屋のスピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021064543A JP6952386B1 (ja) | 2021-04-06 | 2021-04-06 | 車両のスピーカ装置及び部屋のスピーカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6952386B1 true JP6952386B1 (ja) | 2021-10-20 |
JP2022160044A JP2022160044A (ja) | 2022-10-19 |
Family
ID=78114206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021064543A Active JP6952386B1 (ja) | 2021-04-06 | 2021-04-06 | 車両のスピーカ装置及び部屋のスピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6952386B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3135934A1 (fr) * | 2022-05-30 | 2023-12-01 | Renault S.A.S. | Agencement d’un ouvrant d’un véhicule comportant un dispositif acoustique. |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06292290A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ装置 |
JP2002271880A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Sanyo Electric Co Ltd | スピーカ装置 |
JP2003264887A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-09-19 | Bose Corp | 螺旋音響導波路電気音響変換システム |
JP2004032121A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Sawaki:Kk | カースピーカーシステム |
JP2004343548A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Sharp Corp | バスレフ型スピーカ装置及び該バスレフ型スピーカ装置を内蔵した映像表示装置 |
JP2006287674A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Victor Co Of Japan Ltd | バスレフ型ヘッドホン |
JP3137073U (ja) * | 2007-04-19 | 2007-11-15 | 郭宗城 | 反射式サウンドボックス構造 |
JP2015026888A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | パナソニック株式会社 | スピーカシステムと、これを用いた電子機器、ならびに移動体装置 |
JP2017184149A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社Subaru | スピーカー装置 |
-
2021
- 2021-04-06 JP JP2021064543A patent/JP6952386B1/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06292290A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スピーカ装置 |
JP2002271880A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Sanyo Electric Co Ltd | スピーカ装置 |
JP2003264887A (ja) * | 2002-02-08 | 2003-09-19 | Bose Corp | 螺旋音響導波路電気音響変換システム |
JP2004032121A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Sawaki:Kk | カースピーカーシステム |
JP2004343548A (ja) * | 2003-05-16 | 2004-12-02 | Sharp Corp | バスレフ型スピーカ装置及び該バスレフ型スピーカ装置を内蔵した映像表示装置 |
JP2006287674A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Victor Co Of Japan Ltd | バスレフ型ヘッドホン |
JP3137073U (ja) * | 2007-04-19 | 2007-11-15 | 郭宗城 | 反射式サウンドボックス構造 |
JP2015026888A (ja) * | 2013-07-24 | 2015-02-05 | パナソニック株式会社 | スピーカシステムと、これを用いた電子機器、ならびに移動体装置 |
JP2017184149A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 株式会社Subaru | スピーカー装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3135934A1 (fr) * | 2022-05-30 | 2023-12-01 | Renault S.A.S. | Agencement d’un ouvrant d’un véhicule comportant un dispositif acoustique. |
WO2023232540A1 (fr) * | 2022-05-30 | 2023-12-07 | Renault S.A.S. | Agencement d'un ouvrant d'un véhicule comportant un dispositif acoustique |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022160044A (ja) | 2022-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9591388B2 (en) | In-car audio system | |
JP6833284B2 (ja) | 車両用ラウドスピーカシステム、および、このラウドスピーカシステムを備えた車両構造物 | |
US9025790B2 (en) | Structure for installing loudspeaker system in vehicle | |
JP3485486B2 (ja) | 蝶ダンパおよびそれを使用した電磁変換装置 | |
JP5955079B2 (ja) | スピーカ装置 | |
WO2019137192A1 (zh) | 发声装置 | |
JP2006513664A (ja) | スピーカ | |
JP7371320B2 (ja) | スピーカ装置 | |
JP6952386B1 (ja) | 車両のスピーカ装置及び部屋のスピーカ装置 | |
WO2017104118A1 (ja) | スピーカ装置 | |
US20050041829A1 (en) | Speaker and method of installing the same | |
JP6111889B2 (ja) | 車載用スピーカ装置 | |
JP2007096722A (ja) | 発音体モジュール及びそれを利用した電子機器 | |
WO2011052080A1 (ja) | スピーカ装置 | |
JP2006310961A (ja) | スピーカー装置 | |
WO2021153742A1 (ja) | 車両用スピーカ | |
US11381920B1 (en) | Loudspeaker with acoustically transparent spider | |
CN212125003U (zh) | 汽车 | |
JP2023183772A (ja) | 通報装置 | |
JP2022186385A (ja) | 車載用サブウーファーユニット | |
JPH11341586A (ja) | スピーカ装置 | |
JP2022029501A (ja) | 発音装置組込型インストルメントパネル | |
JP5068679B2 (ja) | スピーカ | |
JP2005117297A (ja) | スピーカ取付構造 | |
JP2000041297A (ja) | スピーカ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210406 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20210406 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20210423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210506 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210616 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210914 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6952386 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |