JP6952272B2 - 電解コンデンサおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電解コンデンサおよびその製造方法に関し、特にリード部材と陽極体との接続方法に関する。
電解コンデンサにおいて、表面に誘電体層が形成された金属箔を陽極体として用いる場合、陽極体とリード部材との接続は、陽極体とリード部材を積層して、この積層体を穿孔して貫通孔を形成し、この穿孔によって貫通孔の周囲に形成されたかしめ片をかしめることによって行われる(特許文献1)。
特開2009−130338号公報
陽極体のリード部材との接続部分は、穿孔によってかしめられているため、陽極体の他の部分に比べて機械的なストレスを受けやすく、潜在的に脆い。このように脆弱な部分では、亀裂が生じ易く、リーク電流を増加させる原因となる。
本発明の一局面は、金属箔の表面に誘電体層が形成された陽極体と、陽極体に接続されたリード部材と、を備え、陽極体とリード部材とは、陽極体とリード部材の一部とが重なる重なり部において、複数のかしめ部により接続され、複数のかしめ部は、陽極体およびリード部材を貫通する貫通孔をそれぞれ有し、陽極体の重なり部側の端面に最も近い第1貫通孔の端から端面までの最短距離Tが、隣り合う貫通孔の端同士の最短距離Sの2倍以上である、電解コンデンサに関する。
本発明の別の一局面は、金属箔の表面に誘電体層が形成された陽極体と、リード部材と、を準備する第1工程と、陽極体とリード部材とが重なる重なり部におけるリード部材の所定の位置を穿孔し、陽極体とリード部材とをかしめることにより、陽極体とリード部材とを接続する第2工程と、を含み、第2工程において、所定の位置に、陽極体およびリード部材を貫通する貫通孔を有する複数のかしめ部が形成され、複数のかしめ部は、陽極体およびリード部材を貫通する貫通孔をそれぞれ有し、陽極体の重なり部側の端面に最も近い第1貫通孔の端から端面までの最短距離Tを、隣り合う貫通孔の端同士の最短距離Sの2倍以上とする、電解コンデンサの製造方法に関する。
本発明にかかる電解コンデンサによれば、リーク電流が低減される。
本発明にかかる陽極体およびリード部材の一部を示す上面図である。 図1で示す陽極体およびリード部材の拡大上面図である。 第2工程における陽極体とリード部材とを模式的に示す斜視図である。 第2工程における陽極体とリード部材とを模式的に示す断面図である。 (a)穿孔前、(b)穿孔後、(c)プレス後のかしめ部を陽極体側から模式的に示す上面図である。 (a)穿孔前、(b)穿孔後、(c)プレス後のかしめ部を示す拡大断面図である。 予備貫通孔を有する陽極体の一部を示す上面図である。 先端の断面形状がひし形である針状部材を示す正面図(a)および側面図(b)である。 実施例1〜10および比較例1〜3の重なり部を示す上面図である((a)〜(g))。
本発明に係る電解コンデンサは、金属箔の表面に誘電体層が形成された陽極体と、陽極体に接続されたリード部材とを備える。陽極体とリード部材とは、陽極体とリード部材の一部とが重なる重なり部において、複数のかしめ部により接続される。複数のかしめ部は、陽極体およびリード部材を貫通する貫通孔をそれぞれ有する。陽極体の重なり部側の端面に最も近い第1貫通孔の端から端面までの最短距離T(以下、「距離T」と称する)が、隣り合う貫通孔の端同士の最短距離S(以下、「距離S」と称する)の2倍以上である。
複数のかしめ部が、距離Tが距離Sの2倍以上となる関係を満たすように配置されることによって、陽極体とリード部材とをかしめる際に陽極体が機械的なストレスを受けた場合であっても、第1貫通孔の端と陽極体の上記端面との間における、陽極体の微小な変形や亀裂の発生が抑制される。その結果、電解コンデンサのリーク電流が低減される。また、陽極体の変形等に由来する陽極体とリード部材との接触抵抗の増大を防止することができる。
重なり部は、他の部分に比べて、穿孔やプレス加工等による機械的なストレスが加わるため、潜在的に脆い。穿孔によって陽極体に微小な変形や亀裂が発生し、プレス加工等によってそれが拡大するためである。重なり部の中でも、第1貫通孔から陽極体の端部にかけての帯状の領域に脆弱な箇所が集中する一方、貫通孔同士の間は、上記帯状の領域ほど脆弱ではないことが判明した。そこで、第1貫通孔から陽極体の端部までの間隔を拡げ、距離Tを距離Sの2倍以上とする。これにより、上記帯状の領域に加わった機械的ストレスは分散し、陽極体の変形や亀裂が拡大することが抑制される。その結果、リーク電流が低減される。
リーク電流が低減されるためには、距離Tが距離Sの2倍以上であることが必要であり、2.4倍以上であることが好ましい。この上限は特に限定されず、距離Tは大きいほど上記効果は得られ易くなる。ただし、集電効率の観点から、距離Tは距離Sの5倍以下であることが好ましく、3倍以下であることがより好ましい。
図1に、陽極体1およびリード部材2の一例の上面図を示す。リード部材2は、リード線27と、平坦なタブ部25と、リード線27が接続されるリード線接続部26とを備える。陽極体1とタブ部25とを重ねることにより、重なり部4が形成される。重なり部4は、陽極体1の一方の主面の法線方向からみたとき、陽極体1とタブ部25の積層体のうち、タブ部25の端面25a、25b、25cおよび陽極体1の端面1aによって囲まれた領域内である。図1では、便宜的に、重なり部4にハッチングを付している。なお、図1では、重なり部4をリード部材2側から見ている。
陽極体1とリード部材2のタブ部25とは、重なり部4において、4箇所のかしめ部70(第1かしめ部71、第2かしめ部72、第3かしめ部73、第4かしめ部74)によって、接続されている。複数のかしめ部70はそれぞれ、陽極体1とリード部材2とを貫通する1つの貫通孔701(711、721、731、741)を有する。各貫通孔701の内壁は、主に陽極体1側に折り曲げられたリード部材2によって形成されているが、その一部は陽極体1が露出することによって形成されていてもよい。かしめ部70を、陽極体1の一方の主面の法線方向から見たとき、リード部材2および陽極体1のいずれも存在しない領域が、貫通孔701である。貫通孔701の外周は、貫通孔701を陽極体の一方の主面に投影してできる環状のラインである。
陽極体1の重なり部4側の端面である端面1aに最も近いかしめ部70が、第1かしめ部71である。第1かしめ部71に形成される貫通孔701が、第1貫通孔711である。第1かしめ部71と隣り合うかしめ部70が、第2かしめ部72である。第2かしめ部72に形成される貫通孔701が、第2貫通孔721である。以下同様に、第2かしめ部72と隣り合うかしめ部70が第3かしめ部73であり、第3かしめ部73に形成される貫通孔701が、第3貫通孔731である。図2に、第1かしめ部71および第2かしめ部72の付近の拡大図を示す。
距離Tは、第1貫通孔711の端から端面1aまでの最短距離である。具体的には、距離Tは、陽極体1の一方の主面の法線方向からみたときの、第1貫通孔711の外周711cと端面1aとの間の最短距離である。図2では、距離Tは、陽極体1の一方の主面の法線方向からみたときの外周711c上の点711ctと端面1aとの距離である。
距離Sは、隣り合う貫通孔701の端同士の最短距離である。貫通孔701が3以上ある場合、端面1aからn(n≧1)番目の第n貫通孔と第(n+1)貫通孔の端同士の最短距離s1、s2、・・・snの平均値が距離Sである。例えば、第1貫通孔711の端から第2貫通孔721の端までの距離s1は、陽極体1の一方の主面の法線方向からみたときの、第1貫通孔711の外周711cと第2貫通孔721の外周721cとの間の最短距離である。図2では、距離s1は、外周711c上の点711csと外周721c上の点721csとの距離である。
図1では、4個の貫通孔(711、721、731、741)を陽極体1の重なり部4側の端部1aに対して垂直な方向に一列に配置する例を示しているが、貫通孔701の配置はこれに限定されない。陽極体1の重なり部4側の端部1aに最も近い第1貫通孔711、および、それ以外の貫通孔701が少なくとも1つあればよい。重なり部4内において、端部1aに平行な方向に一列に配列する複数の第1貫通孔711があってもよい。
このような電解コンデンサは、金属箔の表面に誘電体層が形成された陽極体1と、リード部材2とを準備する第1工程と、陽極体1とリード部材2とが重なる重なり部4におけるリード部材2の所定の位置を穿孔し、陽極体1とリード部材2とをかしめることにより、陽極体1とリード部材2とを接続する第2工程と、を含む製造方法によって得ることができる。
以下、図3〜図6を用いて、電解コンデンサの製造方法について説明する。図3は、第2工程における陽極体1とリード部材2とを模式的に示す斜視図である。図4は、図3のA−A線における断面図である。図5は、陽極体1側から見た、(a)穿孔前、(b)穿孔後、(c)プレス後における重なり部4を模式的に表した上面図である。図6は、第1かしめ部71の形成過程を模式的に示す拡大断面図であり、針状部材51が穿孔する位置の周辺における(a)穿孔前、(b)穿孔後、(c)プレス後の状態を表している。
<第1工程>
陽極体1は、金属箔を、エッチング処理および化成処理することにより形成される。金属箔にエッチング処理を行うと、金属箔の両面が粗面化されて多孔構造が形成される。多孔構造が形成された金属箔に化成処理を行うと、多孔構造の最表面が酸化され、誘電体層が形成される。その結果、陽極体1は、中心に原料の金属の組織が残った地金層11(図6参照)を有し、その両面に多孔構造層12(12a、12b)が形成され、その最表面に、多孔構造層12の多孔構造に沿った形状のごく薄い誘電体層(図示せず)が形成される。
陽極体1、多孔構造層12あるいは誘電体層が厚いと、陽極体1が受ける機械的ストレスにより、リーク電流が増大し易くなる。
従来、厚い多孔構造層を備える陽極体にリード部材を接続すると、接続後の陽極体に亀裂が生じる場合がある。亀裂が発生する原因としては、多孔構造層は地金層より機械的ストレスに弱いため、穿孔やプレスにより多孔構造層自身の強度が低下することが挙げられる。距離Tを距離Sの2倍以上とすることで、多孔構造層12が受ける機械的ストレスが分散する。そのため、多孔構造層12の一層あたりの厚みが大きい場合であっても、このような亀裂を防止することができる。穿孔やプレスによる多孔構造層12自身の強度の低下は、多孔構造層12が厚いほど顕著になることが判明した。本実施形態によれば、多孔構造層12の一層あたりの厚みが30μm以上であっても、リーク電流の低減効果が得られる。多孔構造層12の一層あたりの厚みは35μm以上であってもよい。一方、強度の観点から、多孔構造層12の一層あたりの厚みは50μm以下であることが好ましい。
また、従来、厚い陽極体にリード部材を接続すると、接続後の陽極体に亀裂が生じる場合がある。亀裂が発生する原因としては、陽極体の厚みが大きい場合、後述する穿孔工程で陽極体を穿孔するのに大きな力が必要となり、それに応じて、穿孔箇所の周辺に機械的なストレスがかかることが挙げられる。距離Tを距離Sの2倍以上とすることで、陽極体1が受ける機械的ストレスが分散するため、陽極体1の厚みが大きい場合であっても、このような亀裂を防止することができる。本実施形態によれば、陽極体1の厚みが100μm以上であっても、リーク電流の低減効果が得られる。陽極体1の厚みは105μm以上であってもよい。一方、小型化の観点から、陽極体1の厚みは、150μm以下であることが好ましい。
さらに、従来、厚い誘電体層を備える陽極体にリード部材を接続すると、接続後の陽極体に亀裂が生じる場合がある。誘電体層は、地金層よりも脆いためである。距離Tを距離Sの2倍以上とすることで、多孔構造層12が受ける機械的ストレスが分散するため、誘電体層の厚みが大きい場合であっても、このような亀裂を防止することができる。本実施形態によれば、誘電体層の厚みが40nm以上であっても、リーク電流の低減効果が得られる。さらに、30μm以上の厚みを備える多孔構造層12の表面に、厚み40nm以上の誘電体層が形成されている場合であっても、本実施形態によれば、リーク電流の低減効果が得られる。誘電体層の厚みは55nm以上であってもよく、100nm以上であってもよい。一方、強度の観点から、誘電体層の厚みは225nm以下であることが好ましい。
多孔構造層12の厚み、陽極体1の厚み、誘電体層の厚みは、相互に関連し合う。例えば、耐圧性能を担保し、かつ、大容量の電解コンデンサを得るためには、多孔構造層12を厚くするとともに、誘電体層を厚くしなければならない。多孔構造層12が厚くなると、それに比例して陽極体1全体が厚くなる。電解コンデンサに対する最近の要求は、多孔構造層12、陽極体1および誘電体層のいずれも厚みを増す方向に変化しており、かしめ部70周辺にかかる接続方法に起因して生じるリーク電流を低減する必要性が増している。
金属箔の素材としては特に限定されないが、誘電体皮膜の形成が容易である点で、アルミニウム、タンタル、ニオブ等の弁作用金属を用いることができる。
エッチング処理としては、例えば直流電解法や交流電解法等により行うことができる。
化成処理としては、金属箔を化成液に浸漬して熱処理する方法、金属箔を化成液に浸漬して電圧を印加する方法が挙げられる。化成液としては、アジピン酸アンモニウム溶液等を使用することができる。
エッチング処理および化成処理が施された金属箔を、所定の大きさに裁断することによって、陽極体1が準備される。
リード部材2としては、タブ部25とリード線接続部26とリード線27とを有する導電性の部材であれば特に限定されないが、例えば、次のようにして準備することができる。金属の棒状部材を用意し、その一方の端をプレス等によって平坦に延ばし、タブ部25を形成する。他方の端は、棒状のまま残して、リード線接続部26とする。リード線接続部26とリード線27とを、溶接等によって接続する。
<第2工程>
陽極体1とリード部材2とを接続する第2工程は、穿孔工程およびプレス工程を含む。図5(a)および図6(a)は、穿孔前の重なり部4を示す。陽極体1と、リード部材2の一部であるタブ部材25とが積層された重なり部4には、針穿部材51〜54(図3参照)による穿孔の対象となる所定の位置51x〜54xが定められる。
(1)穿孔工程
穿孔工程では、4本の針状部材50(51、52、53、54)を用いて、重なり部4の所定の位置51x〜54xを穿孔する。穿孔は、陽極体1およびリード部材2のいずれの側から行ってもよい。図示例では、リード部材2側から穿孔を行っている。針状部材50としては、先端の断面が四角形である四方錐を用いている。
図5(b)は、穿孔後の重なり部4を示す。針状部材51〜54によって穿孔された箇所に、陽極体1およびリード部材2をともに貫く開口61〜64が形成される。開口61〜64の周囲には、リード部材2が陽極体1の側に突出した突出部211〜241が形成される。図6(b)は、図5(b)の開口61の周辺を拡大したB−B線における断面を示す。
ここでは、針状部材51〜54として、先端の断面が四角形である四方錐を用いている。そのため、リード部材2および陽極体1が針状部材51〜54の先端の断面の角に沿って破られることによって、開口61〜64が形成される。また、突出部211〜241は、四方に花弁状に押し広げられた形状となっている。なお、異なる断面形状を備える針状部材を用いてもよい。この場合、開口や突出部の形状は図5および図6の例とは異なり得る。
(2)プレス工程
穿孔工程の後に、重なり部4に対してプレス工程を行う。プレス工程において、重なり部4は、例えば、8〜12MPa圧力でプレスされる。プレスされる時間は特に限定されないが、例えば、0.3〜1秒程度である。
図5(c)および図6(c)は、プレス後の重なり部4を示す。重なり部4を、陽極体1の厚み方向に押圧することによって、突起部211〜241とともに、開口61〜64周辺の陽極体1およびリード部材2が変形して、貫通孔711〜741が形成される。貫通孔711〜741の外周は、かしめ片212〜242によって形成される。かしめ片212〜242は、突起部周辺のリード部材2が、陽極体1の多孔構造層12a側の面から、陽極体1の多孔構造層12b側の面まで回り込むように折れ曲がることによって形成されている。
かしめ片212の断面形状は、かしめ部71のどの断面を見るかによって異なる。他のかしめ片の断面形状も同様である。図6(c)は、図5(c)におけるC−C線における断面に相当し、かしめ片212の多孔構造層12b側への回り込みの長さが最大となる断面を示している。
陽極体1は、かしめ片212〜242に強く押さえ込まれ、リード部材2に圧着される。この圧着により、陽極体1とリード部材2とが、電気的に接続される。
なお、図3および図4では、4本の針状部材51〜54を同時に用いて、4箇所の所定の位置51x〜54xを同時に穿孔する状態を表しているが、この例に限定されない。穿孔対象となる所定の位置は、2箇所以上であればよい。また、1本の針状部材50を用いて、複数の所定の位置に対し、順次、穿孔を行ってもよい。
重なり部4における貫通孔701の数は、2個以上であれば特に限定されない。なかでも、貫通孔701の数は2〜4個であることが好ましい。貫通孔701の数が4個を超えても電気的接続の確実性向上に寄与せず、またリード部材2や陽極体1の機械的強度が低下しやすい。より好ましくは、貫通孔701の数は3〜4個である。
貫通孔701の大きさは、特に限定されないが、最大径で0.5〜1.2mmであることが好ましく、0.7〜1mmであることがより好ましく、0.75〜0.9mmであることが特に好ましい。貫通孔の最大径が0.5mm以上であると、電気的接続が確実になり易い。貫通孔の最大径が1.2mm以下であると、リード部材2や陽極体1の機械的強度が保たれ易い。複数の貫通孔701の大きさは、それぞれ異なっていてもよい。
重なり部4の形状や大きさは、特に限定されない。例えば、重なり部4の第1貫通孔711の中心と第2貫通孔721の中心とをつなぐ直線に沿う方向における長さは、配置しようとする貫通孔701の最大径の10〜25倍であってもよい。また、重なり部4の上記直線に垂直な方向における長さは、配置しようとする貫通孔701の最大径の2〜5倍であってもよい。
距離Tは、特に限定されないが、リーク電流の低減効果が得られ易くなる点で、2mm以上であることが好ましく、3mm以上であることがより好ましい。距離Tの上限は特に限定されず、大きいほど上記効果は得られ易くなる。ただし、集電効率の観点から、距離Tは4mm以下であることが好ましい。
距離Sは、特に限定されないが、貫通孔間の陽極体1およびリード部材2の強度を確保するため、0.8mm以上であることが好ましく、1mm以上であることがより好ましい。距離Sの上限は特に限定されないが、電気的接続の観点から、距離Sは、3mm以下であることが好ましく、2mm以下であることがより好ましい。
第1工程において、穿孔対象となる所定の位置に対応する位置に予備貫通孔を有する陽極体1を準備してもよい。予備貫通孔を有する陽極体1を用いることによって、接続の際、陽極体1に局所的にかかる機械的ストレスを緩和することができる。
図7に、予備貫通孔8を有する陽極体1の重なり部4に対応する領域の上面図を示す。予備貫通孔8の最大径は、特に限定されないが、その予備貫通孔8に対応する位置に形成される貫通孔701の面積の1〜2倍であることが好ましく、1〜1.7倍であることがより好ましい。
また、第2工程において、針状部材51として、先端の断面形状がひし形である針状部材を用いてもよい。このとき、陽極体1の重なり部4側の端面1aに沿う方向とひし形の短い方の対角線とが交わるよう針状部材51を重なり部4上に配置して、第1貫通孔711を有する第1かしめ部71を形成する。これにより、先端が正方形である四方錐を用いる場合と比較して、陽極体1の端面1aに垂直な方向の長さに対する、第1貫通孔711の占める割合を減少させることができる。そのため、重なり部4の限られたスペース内で、貫通孔701の数を一定数以上配置するとともに、距離Tを確保することができる。第1貫通孔以外の貫通孔を形成する際に、上記針状部材50を用いてもよい。
図8に、先端の断面形状がひし形である針状部材50を示す正面図(a)および側面図(b)を示す。上記ひし形は、例えば、対角線の短い方の長さが0.4〜1.0mm、長い方の長さが0.8〜1.6mmとなる。図8に示す針状部材50を用いて形成される貫通孔701は、例えば、対角線の短い方の長さが0.3〜0.8mm、長い方の長さが0.6〜1.4mmとなる。この場合、先端の断面形状が正方形の針状部材を用い、略正方形の貫通孔を形成する場合と比較して、貫通孔が、重なり部4内の陽極体1の端面1aに垂直な方向の長さに占める割合を7〜15%減少させることができる。
上記のようにしてリード部材2と接続された陽極体1を、セパレータおよび陰極体とともに巻回し、コンデンサ素子を形成する。コンデンサ素子の最外周は巻き止めテープによって固定される。コンデンサ素子を電解液に含浸させ、容器に収納し、封止することで、電解コンデンサを製造することができる。
以下、実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
(i)陽極体とリード部材との接続
厚み115μmのアルミニウム箔にエッチング処理を行い、両面にそれぞれ厚み40μmの多孔構造層を形成した。ついで化成処理を行い、多孔構造層の表面に200nmの誘電体層を有する陽極体を得た。得られた陽極体を、縦×横が12mm×480mmとなるように裁断した。裁断した陽極体にリード部材を積層して、2.5mm×11mmの重なり部を形成した。断面が正方形の針状部材4本を重なり部の長辺方向に沿って一列に並べて、重なり部に対して同時に穿孔を行った。ついで、プレスを行って、陽極体とリード部材とを4箇所のかしめ部によって接続してサンプルを得た。貫通孔の配置は、図9(a)に示す通りである。図9(a)〜(g)は、サンプルの重なり部をリード部材側から見た上面図である。貫通孔はいずれも略四角形で、最大径(対角線の長さ)はいずれも0.8mmである。距離Tは2.5mmである。距離s1、s2、s3はいずれも1mmであり、距離Sは1mmである。
<評価1:亀裂評価>
陽極体とリード部材の接続部分における亀裂の有無を評価した。
具体的には、10個のサンプルを同じ条件で作成し、プレス後の誘電体層に亀裂が生じたか否かを、顕微鏡によって確認した。亀裂が生じなかった合格サンプル数を評価したところ、10個全てが合格であった。
(ii)電解コンデンサの作製
定格電圧100V、定格静電容量220μFの巻回型の電解コンデンサ(Φ16mm×長さ20mm)を作製した。厚み110μmのアルミニウム箔に、エッチング処理を行い、縦×横が12mm×450mmとなるように裁断し、陰極リード部材を接続して陰極体を準備した。
(i)で得られた陽極体と陰極体とを、リード部材を巻き込みながら、セパレータ(セルロース製)を介して巻回した。巻回体から突出する各リード部材の端部には、陽極リード線および陰極リード線をそれぞれ接続した。作製された巻回体に対して、再度、化成処理を行い、陽極体の切断された端部に誘電体層を形成した。次に、巻回体の外側表面の端部を巻止めテープで固定して、コンデンサ素子を作製した。
(電解液の含浸)
減圧雰囲気(40kPa)中で、γ−ブチロラクトンとスルホランとの混合溶媒(電解液)に上記コンデンサ素子を含浸させた。
(コンデンサ素子の封止)
電解液を含浸させたコンデンサ素子を容器に収め、封止して、電解コンデンサを作製した。その後、定格電圧を印加しながら、100℃で2時間エージング処理を行った。
<評価2:リーク電流>
得られた各サンプルをそれぞれ用いた電解コンデンサ10個について、20℃の環境下で定格電圧を印加し、2分間経過した後の電流値をリーク電流として測定した。その結果を表1に示す。
<実施例2>
図7に示す円形の予備貫通孔を有する陽極体を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材との接続を行い、電解コンデンサを作製した。接続後の貫通孔の配置は、図9(a)の通りである。予備貫通孔の最大径(直径)は0.8mmである。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中10個全てが合格であった。また、得られた10個の電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<実施例3>
先端の断面が正方形の針状部材4本に代えて、図8に示す先端の断面がひし形である針状部材4本を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。接続後の貫通孔の配置は、図9(b)の通りである。針状部材の先端のひし形の断面形状は、対角線の短い方が0.6mm、長い方が1.2mmである。形成した貫通孔は、略ひし形であり、その対角線は、短い方が0.4mm、長い方が0.8mmである。距離Tは3.0mmである。距離s1、s2、s3はいずれも1.2mmであり、距離Sは1.2mmである。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中10個全てが合格であった。また、得られた10個電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<実施例4>
距離Tを2mm、距離s1、s2、s3をいずれも1mmとして、距離Sを1mmとしたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中9個が合格であった。また、得られた10個電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<実施例5>
アルミニウム箔の両面に、それぞれ厚み35μmの多孔構造層を形成したこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中10個全てが合格であった。また、得られた10個電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<実施例6>
陽極体の厚みが110μm、多孔構造層の片面あたりの厚みが30μm、誘電体層の厚みが80nmである陽極体を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中10個全てが合格であった。また、得られた10個の電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<比較例1>
貫通孔の配置を変更して、図9(g)に示すように、重なり部内に4つの貫通孔を等間隔に設置し、かつ、距離Tと距離Sとが等しくしたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。距離Tと距離Sはともに1.5mmである。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個全てが不合格となった。また、得られた10個の電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<比較例2>
陽極体の厚みが110μm、多孔構造層の片面あたりの厚みが30μm、誘電体層の厚みが200nmである陽極体を用い、図9(g)に示す貫通孔の配置に変更したこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中3個が合格であった。また、得られた10個の電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
<比較例3>
距離Tを1.5mmとしたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行い、電解コンデンサを作製した。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個全てが不合格となった。また、得られた10個電解コンデンサについて、リーク電流を測定した結果を表1に示す。
Figure 0006952272
表1から明らかなように、距離Tが距離Sの2倍未満である比較例1〜3では、接続後に亀裂が生じており、リーク電流値が高い。一方、距離Tが距離Sの2倍以上である実施例1〜6では、いずれも亀裂が抑制されて、リーク電流が低減している。特に、多孔構造層の厚みが40μmである実施例1〜4についても、誘電体層の亀裂は抑制されている。
また、実施例1、実施例5および実施例6について、別途、サンプルおよび電解コンデンサを各100個作製し、亀裂およびリーク電流を評価した。その結果、実施例1および実施例5のように多孔構造層が厚い場合であっても、実施例6と同程度に亀裂が抑制されており、リーク電流も低減されていた。
<実施例7〜10>
針状部材の数と穿孔時の配置を変更して、図9(c)〜(f)に示す貫通孔の配置にしたこと以外は、実施例1と同様にして、陽極体とリード部材の接続を行った。図9(c)は、4個の貫通孔の配置において、第2貫通孔と第3貫通孔の間の距離を、第1貫通孔と第2貫通孔の間の距離よりも広くした(実施例7)。図9(d)は、3個の貫通孔を等間隔に配置した(実施例8)。図9(e)は、3個の貫通孔の配置において、第1貫通孔と第2貫通孔の間の距離を、第2貫通孔と第3貫通孔の間の距離よりも広くした(実施例9)。図9(f)は、4個の貫通孔を等間隔に配置し、第1貫通孔と第3貫通孔を穿孔する針状部材の角度を45度回転させて用いた(実施例10)。なお、図9(c)〜(f)において、距離Tは距離Sの2倍以上である。得られた10個のサンプルについて同様に亀裂評価を行ったところ、評価数10個中10個全てが合格であった。
本発明は、リーク電流が低減された電解コンデンサおよびその製造に利用することができ、特に、大容量で耐圧性能の高い電解コンデンサに好適に利用できる。
1:陽極体
1a:陽極体の重なり部側の端面
1b:陽極体の他方の端面
11:地金層
12、12a、12b:多孔構造層
2:リード部材
211、221、231、241:突出部
212、222、232、242:かしめ片
25:タブ部
25a、25b、25c:端面
26:リード線接続部
27:リード線
4:重なり部
50、51、52、53、54:針状部材
51x、52x、53x、54x:穿孔の対象となる所定の位置
61、62、63、64:開口
70:かしめ部
701:貫通孔
71:第1かしめ部
711:第1貫通孔
711c:第1貫通孔の外周
711ct、711cs:第1貫通孔の外周上の点
72:第2かしめ部
721:第2貫通孔
721c:第2貫通孔の外周
721cs:第2貫通孔の外周上の点
73:第3かしめ部
731:第3貫通孔
731c:第3貫通孔の外周
74:第4かしめ部
741:第4貫通孔
741c:第4貫通孔の外周
8:予備貫通孔

Claims (4)

  1. 金属箔の表面に誘電体層が形成された陽極体と、
    前記陽極体に接続されたリード部材と、を備え、
    前記陽極体と前記リード部材とは、前記陽極体と前記リード部材の一部とが重なる重なり部において、複数のかしめ部により接続され、
    前記複数のかしめ部は、前記陽極体および前記リード部材を貫通する貫通孔をそれぞれ有し、
    前記陽極体の前記重なり部側の端面に最も近い第1貫通孔の端から前記端面までの最短距離Tが、隣り合う前記貫通孔の端同士の最短距離Sの2倍以上3倍以下であり、
    前記陽極体は、前記金属箔の少なくとも片面がエッチングされた多孔構造層を有し、前記多孔構造層の厚みが30μm以上であり、
    前記陽極体の厚みが100μm以上であり、
    前記誘電体層の厚みが100nm以上である、電解コンデンサ。
  2. 金属箔の表面に誘電体層が形成された陽極体と、リード部材と、を準備する第1工程と、
    前記陽極体と前記リード部材とが重なる重なり部における前記リード部材の所定の位置を穿孔し、前記陽極体と前記リード部材とをかしめることにより、前記陽極体と前記リード部材とを接続する第2工程と、を含み、
    前記陽極体は、前記金属箔の少なくとも片面がエッチングされた多孔構造層を有し、前記多孔構造層の厚みが30μm以上であり、前記陽極体の厚みが100μm以上であり、前記誘電体層の厚みが100nm以上であり、
    前記第2工程において、前記所定の位置に、前記陽極体および前記リード部材を貫通する貫通孔を有する複数のかしめ部が形成され、
    前記複数のかしめ部は、前記陽極体および前記リード部材を貫通する貫通孔をそれぞれ有し、
    前記陽極体の前記重なり部側の端面に最も近い第1貫通孔の端から前記端面までの最短距離Tを、隣り合う前記貫通孔の端同士の最短距離Sの2倍以上3倍以下とする、電解コンデンサの製造方法。
  3. 前記第1工程において、前記所定の位置に対応する位置に予備貫通孔を有する前記陽極体を準備する、請求項に記載の電解コンデンサの製造方法。
  4. 前記第2工程において、先端の断面形状がひし形である針状部材を用いるとともに、前記端面に沿う方向と前記ひし形の短い方の対角線とが交わるように前記針状部材で前記所定の位置を穿孔して、第1かしめ部を形成する、請求項またはに記載の電解コンデンサの製造方法。
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