JP6950964B2 - 抱き枕 - Google Patents

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本発明は、トルソーとしても使用可能な抱き枕に関する。
就寝時に使用者が抱きかかえるようにして使用する抱き枕が従来知られている。例えば特許文献1には、弾力性を有する枕本体と、その枕本体内に配設され、折曲した際に形状を保持することができる形状保持体とを備える抱き枕が開示されている。この抱き枕の場合、枕本体を任意の形状に調節することができるため、使用者の横臥時の姿勢に応じて変形させることができ、優れた使用感を得ることができる。
特開2016−30156号公報
ところで、抱き枕の場合、上記のとおり使用者が抱きかかえて使用することを前提としているため、頭用の枕よりもサイズが大きいのが通常であり、保管場所を確保することが困難な場合がある。そのため、使用者が抱きかかえて使用する以外の用途が抱き枕にあると便宜である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、トルソーとしても使用可能な抱き枕を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一の態様の抱き枕は、人間の胴体部、頸部、及び一対の上腕部を模した形状を有し、伸縮性を有する布地で形成された袋体と、前記袋体に充填された粒状の充填物と、を備え、前記胴体部に対応する前記袋体の本体部が底面を有し、前記底面を接地することにより自立することが可能である。
上記態様において、前記袋体に前記充填物を封入するための封入口が、前記底面に設けられてもよい。
上記態様において、伸縮性を有する布地で形成され、前記抱き枕に着衣させたときに前記抱き枕に締め付け力を付与する上衣をさらに備えてもよい。
この態様において、前記上衣の前記袋体の本体部が挿入される部分の周囲の長さは、前記袋体の本体部の前記上衣に挿入される部分の周囲の長さよりも小さくてもよい。
この態様において、前記上衣の伸縮性は、前記袋体の伸縮性よりも低くてもよい。
本発明によれば、トルソーとしても使用可能な抱き枕を実現することができる。
実施形態に係る抱き枕の正面図である。 上記抱き枕の背面図である。 上記抱き枕の左側面図である。 上記抱き枕の右側面図である。 上記抱き枕の平面図である。 上記抱き枕の底面図である。 上記抱き枕の使用状態例を示す斜視図である。 上記抱き枕の使用状態例を示す斜視図である。 上記抱き枕の使用状態例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1ないし図6は、実施形態に係る抱き枕1の正面図、背面図、左側面図、右側面図、平面図、及び底面図である。抱き枕1は、人間の胴体部、頸部、及び一対の上腕部を模した形状を有しており、トルソーとしても使用可能である。
図中の矢印は、各方向を示している。抱き枕1をトルソーとして見たときの、胴体部に対する頸部の方向を「上方向」、その逆方向を「下方向」、胴体部に対する各上腕部の方向を「左方向」及び「右方向」、これらの方向と直交する方向を「前方向」及び「後方向」とする。
抱き枕1は、人間の胴体部、頸部、及び一対の上腕部を模した形状を有する袋体2と、袋体2に充填された粒状の充填物6とを備えている。
袋体2は、上下方向に延びる筒状の本体部3と、本体部3の上部から左右各方向に突出した一対の突出部4a,4bと、本体部3の上部から上方向に突出した突出部5とを備えている。左突出部4aは本体部3の上部から左下方向に突出しており、右突出部4bは本体部3の上部から右下方向に突出している。突出部5は、上方向に向かうほど徐々に細くなっている。袋体2は、左右対称かつ前後対称に形成されている。
袋体2の本体部3は胴体部に対応し、左突出部4aは左上腕部に対応し、右突出部4bは右上腕部に対応し、突出部5は頸部に対応している。なお、袋体2は、脚部に対応する部分を含まない。また、袋体2は、上腕部に対応する突出部4a,4bを含むが、上腕部よりも先の前腕部及び手に対応する部分は含まない。また、袋体2は、頸部に対応する突出部5を含むが、頸部よりも先の頭部に対応する部分は含まない。
本明細書においては、人間の胴体部、頸部、及び一対の上腕部を模した形状を有するものを「トルソー」と呼ぶが、一般にトルソーとは人間の頭部、両腕、及び両脚を除いた胴体部を指す場合があり、その場合においては、抱き枕1は「上腕付きトルソー」であるとも言える。
袋体2は、例えばポリウレタン弾性繊維等の伸縮性を有する布地で形成されている。袋体2は、複数の布地を縫合することによって形成される。例えば、袋体2の前半部に対応する布地と、袋体2の後半部に対応する布地とを縫合することによって、袋体2が形成される。また、本体部3の底面33の平面性を向上させるために、底面33の布地を別に設けてもよい。
充填物6は、袋体2に張力が生じつつ、袋体2が変形可能な程度に充填されている。充填物6は、同一の形状、大きさ、及び材料で形成された、例えば直径0.1〜1mm程度の球形の粒状物である。充填物6は、例えばポリエチレン又はポリスチレン等のプラスチックで形成される。これに限らず、充填物6は、そば殻であってもよいし、プラスチック製のパイプ状小片であってもよいし、粒状に加工されたポリエステル綿であってもよい。また、充填物6は、形状、大きさ、及び材料の少なくとも1つが互いに異なってもよい。
抱き枕1は、袋体2の本体部3の下端に平坦な底面33を有している。底面33は、前後方向よりも左右方向に広いオーバル形状(例えば楕円形状など)を有している。抱き枕1は、底面33を接地することにより自立することが可能である。底面33を接地したとき、抱き枕1の重心を下方に投影した重心投影点は、底面33の内側(例えば中心)に含まれることが好ましい。
袋体2の本体部3の底面33には、袋体2に充填物6を封入するための封入口34が設けられている。封入口34は、左右方向に延びている。具体的には、封入口34は、縫合された2つの布地の縁の一部を利用して形成されている。封入口34の周囲には、封入口34を保護するためのファスナー等を設けてもよい。
以上に説明した抱き枕1は、人間の胴体部、頸部、及び一対の上腕部を模した形状を有し、底面33を接地することにより自立することが可能であるので、トルソーとしても使用することが可能である。例えば、抱き枕1は、図7に示すように頸部に対応する突出部5に帽子Cを被せて使用してもよいし、図8及び図9に示すように上衣9(上半身に着る服、所謂トップス)を着衣させて使用してもよい。
また、底面33に封入口34を設けることで、抱き枕1をトルソーとして使用する際に封入口34を目立たないようすることが可能である。また、抱き枕1に上衣9を着衣させる際に封入口34が引っ掛からないようにすることも可能であるし、抱き枕1に上衣9を着衣させたまま封入口34を通じて充填物6を出し入れすることも可能である。また、抱き枕1の形状が歪にならないようにすることも可能である。
図8及び図9に示すように、抱き枕1に上衣9を着衣させたとき、抱き枕1の本体部3は上衣9の本体部93に挿入され、抱き枕1の左突出部4aは上衣9の左袖部94aに挿入され、抱き枕1の右突出部4bは上衣9の右袖部94bに挿入され、抱き枕1の突出部5は上衣9の襟部95に挿入される。
上衣9は、例えば半袖又は袖無しの衣服である。図示の例では、上衣9はTシャツであるが、これに限らず、例えばタンクトップ、キャミソール、ポロシャツ、ワイシャツ、又はブラウス等であってもよい。
上衣9は、伸縮性を有する布地で形成されており、抱き枕1に着衣させたときに抱き枕1に締め付け力を付与する。すなわち、上衣9は、引き延ばされた状態で抱き枕1に着衣させられ、収縮する力によって抱き枕1に引き締め力を付与する。上衣9は、抱き枕1の少なくとも一部に引き締め力を付与すればよい。
これにより、袋体2に充填された充填物6の移動が抑制されるので、抱き枕1の形状安定性を向上させることが可能となるとともに、自立させたときの抱き枕1の姿勢安定性を向上させることも可能となる。
さらには、抱き枕1の形状を自由に変化させて、その形状を維持させることが可能となる。例えば図9に示すように、腹部に対応する抱き枕1の本体部3の下半部を細くし、その形状を維持させることができる。これにより上衣9を着衣させたときのトルソーとしての抱き枕1の美観を向上させることが可能となる。
抱き枕1に上衣9を着衣させたときに、袋体2の布地と上衣9の布地とが二重に配置されることで、袋体2の布地のみの場合と比べて変形し難くなり、充填物6の移動を抑制することが可能となる。抱き枕1としての使用感を確保しつつ、上衣9を着衣させたときのトルソーとしての抱き枕1の形状安定性を確保するには、上衣9の伸縮性が袋体2の伸縮性よりも低いことが好ましい。
抱き枕1の本体部3に引き締め力を十分に付与するには、上衣9の本体部93の周囲の長さ(胸囲又は腹囲に相当、引き延ばし前の長さ)は、抱き枕1の本体部3の周囲の長さ(膨張前の長さ)よりも小さいことが好ましい。また、上衣9の本体部93の容積を、抱き枕1の本体部3の容積よりも小さくしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が当業者にとって可能であることはもちろんである。
本発明の抱き枕は、トルソーとしても使用可能な抱き枕として有用である。
1 抱き枕
2 袋体
3 本体部
33 底面
34 封入口
4a 突出部
4b 突出部
5 突出部
6 充填物
9 上衣
93 本体部
94a 袖部
94b 袖部
95 襟部

Claims (5)

  1. 人間の胴体部、頸部、及び一対の上腕部を模した形状を有し、伸縮性を有する布地で形成された袋体と、
    前記袋体に充填された粒状の充填物と、
    を備え、
    前記胴体部に対応する前記袋体の本体部が底面を有し、
    前記底面を接地することにより自立することが可能な、
    抱き枕。
  2. 前記袋体に前記充填物を封入するための封入口が、前記底面に設けられる、
    請求項1に記載の抱き枕。
  3. 伸縮性を有する布地で形成され、前記抱き枕に着衣させたときに前記抱き枕に締め付け力を付与する上衣をさらに備える、
    請求項1または2に記載の抱き枕。
  4. 前記上衣の前記袋体の本体部が挿入される部分の周囲の長さは、前記袋体の本体部の前記上衣に挿入される部分の周囲の長さよりも小さい、
    請求項3に記載の抱き枕。
  5. 前記上衣の伸縮性は、前記袋体の伸縮性よりも低い、
    請求項3または4に記載の抱き枕。

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