JP6950608B2 - 制御装置、受電装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置、受電装置及び電子機器等に関する。
センサーに加えられた動きを検出するモーションセンサーとして、加速度センサーやジャイロセンサー等が知られている。例えばモーションセンサーを電子機器に内蔵し、モーションセンサーからの検出信号に基づいて電子機器の制御を行う。例えば特許文献1には、補聴器または補聴器の付属物の動作を検知するモーションセンサーと、モーションセンサーにより所定の動作が検知されたとき、リピート再生を実行する制御部と、を含む補聴器が開示されている。
また近年、電磁誘導を利用し、金属部分の接点がなくても電力伝送を可能にする無接点電力伝送が脚光を浴びている。この無接点電力伝送の適用例として、例えば家庭用機器や携帯端末等の、二次電池が内蔵された電子機器への充電がある。
特開2014−42213号公報
上記のような二次電池が内蔵された電子機器において、電子機器を使用しないときには電子機器をパワーオフにして電池残量を節約することが望ましい。例えば、電子機器に設けられたスイッチを操作することによりユーザーがオンとオフの切り替えを行うことが想定される。一方、利便性を高めるために、モーションセンサーを利用して電子機器をオンさせる手法が考えられる。例えば、ユーザーが電子機器を持ち上げた場合等に、その動きをモーションセンサーで検出して電子機器をオフからオンに切り替えることが考えられる。
しかしながら、複数の手段によって電子機器のオンとオフを切り替えた場合、それらの手段による制御が干渉して、ユーザーが意図しない動作となる可能性がある。例えば、ユーザーがスイッチ操作により電子機器をオンさせようとしたときに、そのスイッチ操作によってオンになる前にモーションセンサーの検出信号によって電子機器がオンとなり、スイッチ操作が結果的にオンからオフにする操作となってしまうおそれがある。この場合、ユーザーは電子機器をオンさせようとしているにも関わらず、結果としてオフとなってしまい、ユーザーが意図しない動作となる。
本発明の一態様は、送電装置から無接点電力伝送で供給された電力を受電する受電装置を制御する制御装置であって、前記送電装置から供給された電力を受電し、受電した電力に基づいて充電対象の充電を行う充電系回路と、前記充電対象からの電力に基づいて動作する放電系制御回路と、前記充電対象からの電力に基づいて処理装置への給電を行う給電回路とを有する放電系回路と、を含み、前記放電系制御回路は、前記給電がオフ状態であるときに、前記受電装置の動きを検出するモーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとき、前記モーションセンサーからの検出信号に基づいて前記給電をオン状態に切り替える第1制御と、前記給電を前記オン状態と前記オフ状態の間で切り替え制御する第1制御信号に基づいて、前記給電を前記オン状態と前記オフ状態の間で切り替える第2制御と、を行い、前記第1制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとき前記第2制御を無効にする制御装置に関係する。
また本発明の一態様では、前記放電系回路は、スイッチ部の操作状態を監視し、監視結果を前記第1制御信号として出力する監視回路を有し、前記放電系制御回路は、前記第2制御において、前記給電が前記オフ状態であるときに、前記監視回路が前記スイッチ部の操作を検出したとき、前記第1制御信号に基づいて前記給電を前記オン状態に切り替え、前記給電が前記オン状態であるときに、前記監視回路が前記スイッチ部の操作を検出したとき、前記第1制御信号に基づいて前記給電を前記オフ状態に切り替えてもよい。
また本発明の一態様では、前記放電系制御回路は、前記給電を前記オフ状態に維持する第2制御信号に基づいて前記給電を前記オフ状態に維持する第3制御を行い、前記第3制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとしても前記第2制御を無効にしてもよい。
また本発明の一態様では、電圧検出回路を含み、前記給電回路は、前記充電対象の電圧をVBATとし、kを0<k<1の実数としたとき、k×VBATの電圧を出力ノードから前記処理装置へ出力し、前記電圧検出回路は、前記出力ノードの電圧をVOUTとし、pをp>1の実数としたとき、VOUT>p×k×VBATであるか否かを検出し、検出結果を前記第2制御信号として出力し、前記放電系制御回路は、前記第3制御において、前記電圧検出回路がVOUT>p×k×VBATを検出したとき、前記第2制御信号に基づいて前記給電を前記オン状態から前記オフ状態へ切り替えると共に前記オフ状態を維持してもよい。
また本発明の一態様では、前記放電系制御回路は、前記充電系回路が前記充電対象の充電を行っているとき、前記給電を前記オフ状態に設定する第4制御を行い、前記第4制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとしても前記第1制御を無効にしてもよい。
また本発明の一態様では、前記放電系制御回路は、前記充電系回路が、前記送電装置から前記受電装置が取り去られたことを検出する取り去り検出を行っているとき、前記給電を前記オフ状態に設定する第5制御を行い、前記第5制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとしても前記第1制御を無効にしてもよい。
また本発明の一態様では、前記放電系制御回路は、前記充電系回路が、前記送電装置から前記受電装置が取り去られた後、所定期間が経過した後に取り去られたことを検出し、前記給電を前記オン状態に切り替える第6制御を行い、前記第6制御において、前記所定期間において前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたときには、前記所定期間が経過していなくても前記第1制御により前記給電を前記オン状態に切り替えてもよい。
また本発明の一態様では、前記給電を前記オフ状態にするパワーオフコマンドを前記処理装置から受信するインターフェース回路を含み、前記放電系回路は、スイッチ部の操作状態を監視し、監視結果を前記第1制御信号として出力する監視回路を有し、前記放電系制御回路は、前記インターフェース回路が前記パワーオフコマンドを受信したときに前記給電を前記オン状態から前記オフ状態に切り替える第7制御を行い、前記第2制御の処理中の場合は当該処理を中止し、前記第7制御を有効にしてもよい。
また本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の制御装置を含む受電装置に関係する。
また本発明の更に他の態様は、上記のいずれかに記載の制御装置を含む電子機器に関係する。
無接点電力伝送システムにおける受電側の電子機器、受電装置、及び受電側の制御装置の第1の構成例。 モーションセンサーの動作例。 制御装置の第1動作例を説明するタイミングチャート。 制御装置の第2動作例を説明するタイミングチャート。 無接点電力伝送システムにおける受電側の電子機器、受電装置、及び受電側の制御装置の第2の構成例。 制御装置の第3動作例を説明するタイミングチャート。 無接点電力伝送システムの構成例。 無接点電力伝送システムの第1動作例を説明するタイミングチャート。 無接点電力伝送システムの第2動作例を説明するタイミングチャート。 無接点電力伝送システムの第3動作例を説明するタイミングチャート。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.電子機器、受電装置、受電側の制御装置
図1は、無接点電力伝送システムにおける受電側の電子機器510、受電装置40、及び受電側の制御装置50の第1の構成例である。なお、無接点電力伝送における各部の動作については、ここでは要点のみを説明し、詳細は後述する。以下では受電装置40が行う給電制御を中心に説明する。
電子機器510は、充電対象であるバッテリー90と、受電装置40と、処理装置100と、モーションセンサー110と、スイッチ部120とを含む。受電装置40は制御装置50と2次コイルL2とを含む。
制御装置50は、無接点電力伝送システムの送電装置から送電される電力を受電し、その電力によりバッテリー90を充電する。また、制御装置50は、バッテリー90から受電装置40及び処理装置100への電力供給を制御する。制御装置50は例えば集積回路装置である。制御装置50は、充電系回路60と、放電系回路70を含む。
充電系回路60は、受電回路61が受電した電力によって動作する回路である。充電系回路60は、受電回路61、充電系制御回路63、通信回路64、充電回路65を含む。
受電回路61は、送電装置10からの電力を受電し、整流電圧VCCを出力する。充電系制御回路63は、充電系回路60の各部を制御し、バッテリー90の充電中に行われる各種の制御処理を実行する。通信回路64は、通信データを送電装置に送信するための負荷変調を行う。充電回路65は、整流電圧VCCに基づいてバッテリー90を充電する。バッテリー電圧VBATは、バッテリー90の正電極の電圧である。
放電系回路70は、バッテリー90から供給される電力によって動作する回路である。放電系回路70は、給電回路71、放電系制御回路73、インターフェース回路74、レジスター76、監視回路81を含む。
給電回路71は、バッテリー電圧VBATを出力電圧VOUTに変換し、その出力電圧VOUTを処理装置100に供給する。放電系制御回路73は、放電系回路70の各部を制御し、バッテリー90の放電中に行われる各種の制御処理を実行する。インターフェース回路74は、処理装置100と制御装置50との間の通信を行う。レジスター76は制御装置50のステータス情報や設定情報等を記憶する。例えば充電系制御回路63及び放電系制御回路73がレジスター76に対してアクセスする。また処理装置100はインターフェース回路74を介してレジスター76にアクセスする。
監視回路81は、スイッチ部120の操作状態を監視し、監視結果を制御信号SCT1として出力する。具体的には、処理装置100への給電をオン状態とオフ状態との間で切り替える操作を検出する。スイッチ部120が操作されると接地レベルの信号SSWが監視回路81に入力され、監視回路81は、信号SSWが所定期間、接地レベルである場合に制御信号SCT1をアクティブにする。例えば監視回路81は、信号SSWが接地レベルである期間をカウントするカウンターである。スイッチ部120は、例えば押しボタン式のスイッチである。なお、監視回路81は放電系制御回路73に含まれてもよい。
モーションセンサー110は、受電装置40を含む電子機器510の動きを検出するセンサーである。具体的には、モーションセンサー110は、動きによって生じる物理量を電気信号に変換するセンサーである。例えば、モーションセンサー110は、加速度を検出する加速度センサーや、角速度を検出するジャイロセンサー等である。なお、本実施形態ではモーションセンサー110が加速度センサーである場合を例に説明するが、これに限定されない。モーションセンサー110は、検出した加速度が変化したときに検出信号SINをアクティブにする。
放電系制御回路73は、監視回路81からの制御信号SCT1とモーションセンサー110からの検出信号SINとに基づいて給電回路71を制御する。即ち、放電系制御回路73は、給電がオン状態であるときに制御信号SCT1がアクティブになった場合、給電をオフ状態に切り替え、給電がオフ状態であるときに制御信号SCT1がアクティブになった場合、給電をオン状態に切り替える。また、放電系制御回路73は、給電がオフ状態であるときに検出信号SINがアクティブになった場合、給電をオン状態に切り替える。給電がオン状態であるときには検出信号SINによる制御を行わない。
ここで、オン状態とは、給電回路71が処理装置100に対して出力電圧VOUTを出力することで処理装置100に対して電力を供給している状態である。即ち、給電回路71が動作している状態である。オフ状態とは、給電回路71が処理装置100に対して出力電圧VOUTを出力しておらず、処理装置100に対する電力供給を停止している状態である。即ち、給電回路71が動作していない状態である。例えば給電回路71はバッテリー電圧VBATを出力電圧VOUTに変換するチャージポンプ回路を含む。この場合、オン状態は、チャージポンプ回路のスイッチング動作を行っている状態であり、オフ状態は、チャージポンプ回路のスイッチング動作を停止している状態である。
バッテリー90は例えば充電可能な二次電池であり、例えばリチウム電池やニッケル電池等である。リチウム電池は、リチウムイオン二次電池、又はリチウムイオンポリマー二次電池等である。ニッケル電池は、ニッケル−水素蓄電池、又はニッケル−カドミウム蓄電池等である。
処理装置100は、受電装置40を内蔵する電子機器に設けられ、バッテリー90から電力が供給される電力供給対象である。処理装置100は、例えば集積回路装置等であり、例えばDSPやマイクロプロセッサー、マイクロコントローラー、CPU等のプロセッサーである。
上記の構成において、スイッチ部120による給電制御と、モーションセンサー110による給電制御とが存在している。これらの複数の給電制御は同時に行われる可能性があり、一方の給電制御によって切り替わった状態が、もう一方の給電制御によってキャンセルされる可能性がある。例えば、電子機器510をケースから取り出したり、机から持ち上げたりしたときに、スイッチ操作によって電子機器510の電源をオンにしようとしたとする。このとき、電子機器510を動かしたことによってモーションセンサー110が動きを検出するので給電がオン状態となる。スイッチ操作はオン状態とオフ状態の間を相互に切り替えるので、モーションセンサー110によりオン状態となった給電が、スイッチ操作によって再びオフ状態に戻されてしまう。ユーザーの意図は電子機器510の電源をオンさせることなので、ユーザーが意図しない動作となってしまう。
この点、本実施形態では以下のような制御を行うことで、給電制御の干渉を防ぐことができる。
即ち、放電系制御回路73は、給電がオフ状態であるときに、受電装置40の動きを検出するモーションセンサー110により受電装置40の動きが検出されたとき、モーションセンサー110からの検出信号SINに基づいて給電をオン状態に切り替える。この制御を第1制御と呼ぶ。また、放電系制御回路73は、給電をオン状態とオフ状態の間で切り替え制御する制御信号SCT1(第1制御信号)に基づいて、給電をオン状態とオフ状態の間で切り替える。この制御を第2制御と呼ぶ。このとき、放電系制御回路73は、第1制御において、モーションセンサー110により受電装置40の動きが検出されたとき第2制御を無効にする。即ち、放電系制御回路73は、モーションセンサー110により受電装置40の動きが検出されたときには、制御信号SCT1によるオフ状態への切り替えを無効にする。
本実施形態によれば、受電装置40を内蔵する電子機器510が動いたときにモーションセンサー110が動きを検出して処理装置100への給電が開始され、電子機器510の電源がオンになる。このとき、スイッチ部120の操作が行われていたとしても、モーションセンサー110が動きを検出しているので制御信号SCT1によるオン状態への切り替えが無効となる。これにより、動きの検出によって一旦オンとなった電子機器510の電源がオンのまま維持され、スイッチ部120の操作によってオフに戻されることがない。ユーザーはスイッチ部120を操作することで電子機器510の電源をオンさせようとしており、本実施形態によれば、ユーザーが意図した動作が実現される。
また本実施形態では、放電系制御回路73は、第2制御において、給電がオフ状態であるときに、監視回路81がスイッチ部120の操作を検出したとき、制御信号SCT1に基づいて給電をオン状態に切り替える。また、放電系制御回路73は、第2制御において、給電がオン状態であるときに、監視回路81がスイッチ部120の操作を検出したとき、制御信号SCT1に基づいて給電をオフ状態に切り替える。
本実施形態によれば、スイッチ部120の操作によって、給電のオン状態からオフ状態への切り替えと、給電のオフ状態からオン状態への切り替えの両方を制御することができる。このように同一の手段によって相互にオンとオフを切り替えることができる場合には、ユーザーがスイッチ部120を操作して電子機器510をオンさせようとしているにも関わらず、モーションセンサー110のような他の制御手段との干渉によって、実際には電子機器510がオフになるという状況が起き得る。本実施形態によれば、このような制御手段間の干渉を防ぐことが可能である。
以下、図2、図3を用いて、図1のモーションセンサー110及び制御装置50の詳細な動作を説明する。
図2は、モーションセンサー110の動作例である。モーションセンサー110は、モーションセンサー110に加わった加速度を検出し、その加速度の変化量を求める。加速度の変化量は、検出された加速度の微分値に相当する。モーションセンサー110を内蔵する電子機器510が止まっているときには加速度が変化しないので、変化量はゼロであり、電子機器510を動かすと加速度が変化して変化量も変動する。モーションセンサー110は、変化量の絶対値としきい値Thとを比較し、変化量の絶対値がしきい値Thを超えてから時間T1が経過したときに信号INTをローレベルからハイレベルにする。また、モーションセンサー110は、変化量の絶対値がしきい値Thを下回ってから時間T2が経過したときに信号INTをハイレベルからローレベルにする。信号INTはモーションセンサー110の内部信号である。
なお、図2ではT1>0、T2>0であるが、時間T1、T2のいずれか一方がゼロであってもよし、時間T1、T2の両方がゼロであってもよい。また、なお、ローレベルは広義には第1論理レベルであり、ハイレベルは広義には第2論理レベルである。
図3は、制御装置50の第1動作例を説明するタイミングチャートである。スイッチ部120が操作されると信号SSWがローレベルとなる。監視回路81は、信号SSWの立ち下がりエッジから所定時間が経過した後に制御信号SCT1をアクティブにする。図3では、ハイレベルがアクティブである。放電系制御回路73は、制御信号SCT1がアクティブになると給電制御信号の論理レベルを反転させる。給電制御信号がローレベルのとき給電がオフ状態であり、給電制御信号がハイレベルのとき給電がオン状態である。このようにして、スイッチ部120の操作により給電のオン状態とオフ状態とが切り替わる。
モーションセンサー110は、信号INTがローレベルからハイレベルになると、そのエッジからカウンターによるカウントを開始し、所定カウント値となるまでの間、検出信号SINをハイレベルにする。放電系制御回路73は、検出信号SINをクロック信号でサンプリングし、所定のクロック数だけ連続してハイレベルをサンプリングしたときに判定信号をローレベルからハイレベルにする。また、所定のクロック数だけ連続してローレベルをサンプリングしたときに判定信号をハイレベルからローレベルにする。これにより、検出信号SINのノイズの影響を受けにくくできる。放電系制御回路73は、判定信号がハイレベルになったときに給電制御信号をローレベルからハイレベルにする。判定信号は、放電系制御回路73の内部信号である。なお、給電制御信号がハイレベルのとき、検出信号SINがハイレベルになったとしても判定信号をハイレベルにしない。
放電系制御回路73は、検出信号SINがハイレベルになっている期間において、制御信号SCT1がアクティブになった場合、給電制御信号をローレベルに変化させない。このようにして、モーションセンサー110により動きが検出されたときに制御信号SCT1による給電制御が無効となり、スイッチ部120の操作に関わらず給電がオン状態となる。
図4は、制御装置50の第2動作例を説明するタイミングチャートである。この動作例では、処理装置100から制御装置50に対してパワーオフコマンドPFCMを送信し、給電回路71から処理装置100への給電をオフ状態にする。
図4に示すように、給電回路71からの給電がオン状態であるときに、インターフェース回路74が処理装置100からパワーオフコマンドPFCMを受信すると、放電系制御回路73は、給電制御信号をハイレベルからローレベルに変化させて給電をオフ状態にする。この制御を第7制御と呼ぶ。
給電がオフ状態であるときにスイッチ部120の操作が行われると監視回路81が制御信号SCT1をアクティブにし、放電系制御回路73が給電制御信号をローレベルからハイレベルに変化させて給電をオン状態にする。この制御は、上述した第2制御である。
給電がオン状態であるときに、スイッチ部120が操作されると共に、インターフェース回路74が処理装置100からパワーオフコマンドPFCMを受信したとする。放電系制御回路73は、第2制御の処理中の場合は、その処理を中止し、第7制御を有効にする。具体的には、第2制御の処理とは、監視部81がスイッチ部120の操作を判定する処理である。即ち、第2制御の処理中とは、スイッチ部120が操作されて信号SSWがローレベルとなった後、監視部81が制御信号SCT1をアクティブにするまでの所定期間のことである。この所定期間においてパワーオフコマンドPFCMが受信された場合には、放電系制御回路73が給電制御信号をハイレベルからローレベルにすると共に、監視部81は、スイッチ部120の操作を判定する処理を中止する。即ち、この場合には、スイッチ部120が操作されて信号SSWがローレベルとなった後、所定期間が経過しても制御信号SCT1がアクティブにならない。
スイッチ部120による給電制御と、パワーオフコマンドPFCMによる給電制御が同時に行われると、それらの制御が干渉してユーザーが意図しない動作となるおそれがある。即ち、ユーザーがスイッチ操作により電子機器の電源をオンしようとしたとき、パワーオフコマンドPFCMによって電子機器の電源がオフになったとする。スイッチ操作はオン状態とオフ状態の間を相互に切り替えるので、パワーオフコマンドPFCMによりオフ状態となった給電が、スイッチ操作によって再びオン状態に戻されてしまう。ユーザーの意図は電子機器の電源をオフさせることなので、ユーザーが意図しない動作となってしまう。本実施形態によれば、スイッチ部120が操作されて信号SSWがローレベルとなった後、監視部81が制御信号SCT1をアクティブにするまでの所定期間においてパワーオフコマンドPFCMが受信された場合、スイッチ部120による第2制御が無効になる。これにより、パワーオフコマンドPFCMによる第7制御のみが有効となり、給電がオン状態からオフ状態に切り替わる。このように、本実施形態によれば、制御手段間の干渉を防ぐことが可能である。
2.第2の構成例
図5は、無接点電力伝送システムにおける受電側の電子機器510、受電装置40、及び受電側の制御装置50の第2の構成例である。なお、図1で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、その構成要素についての説明を適宜に省略する。
図5では、放電系回路70が電圧検出回路82を含む。電圧検出回路82は、調整装置300が制御装置50に接続されたことを検出する回路である。
調整装置300は、電子機器510の特性を調整するための装置である。例えば電子機器510が補聴器である場合、調整装置300を電子機器510に接続し、音声増幅の周波数特性等を調整し、その調整値を処理装置100に設定する。このとき、給電回路71の動作はオフ状態となっており、調整装置300が処理装置100の電源ノードに対して電源を供給する。即ち、給電回路71の出力ノードNQには調整装置300から処理装置100の電源電圧が供給される。
電圧検出回路82は、調整装置300からの電源電圧が給電回路71の出力ノードNQに供給されたことを検出した場合、その検出結果を制御信号SCT2(第2制御信号)として出力する。放電系制御回路73は、制御信号SCT2に基づいて給電をオフ状態にし、調整装置300からの電源電圧が給電回路71の出力ノードNQに供給されている間は給電をオフ状態に維持する。この制御を第3制御と呼ぶ。このとき、放電系制御回路73は、第3制御において、モーションセンサー110により受電装置40の動きが検出されたとしても、第1制御を無効にする。第1制御は、モーションセンサー110からの検出信号SINによるオン状態への切り替え制御である。
給電回路71の出力ノードNQに対して外部から電圧が入力されている場合に、給電回路71を動作させるとバッテリー90に悪影響を及ぼす可能性がある。例えば給電回路71は、チャージポンプ回路によりバッテリー電圧VBATを出力電圧VOUTに変換する。チャージポンプ回路が動作しているときに、出力電圧VOUTよりも高い電圧が外部から供給されると、チャージポンプ回路の入力側にはバッテリー電圧VBATよりも高い電圧が出力される。この電圧によってバッテリー90が充電されるが、この充電電流はコントロールされたものではないので、充電電流が過電流となったり、バッテリー90が過充電されたりする恐れがある。本実施形態によれば、給電回路71の出力ノードNQに対して外部から電圧が入力されている場合に、給電回路71の動作がオフ状態に維持されるので、バッテリー90を保護できる。
図6は、制御装置50の第3動作例を説明するタイミングチャートである。処理装置100への給電がオン状態であるとき、給電回路71はVOUT=k×VBATを出力ノードNQに出力する。kは0<k<1の実数であり、チャージポンプ回路がバッテリー電圧VBATを降圧するときの降圧比である。n、mを1以上且つn<mの整数としたとき、k=n/mである。
調整装置300が電子機器510に接続されると、調整装置300が出力ノードNQに対して電源電圧VEXTを供給する。VEXT>k×VBATである。電圧検出回路82はコンパレーターを含み、コンパレーターは、出力ノードNQの電圧VOUTとしきい値電圧Vth=p×k×VBATとを比較し、比較結果を制御信号SCT2として出力する。pはp>1の実数である。コンパレーターは、VOUT>p×k×VBATのとき制御信号SCT2をハイレベルにする。
放電系制御回路73は、制御信号SCT2がローレベルからハイレベルになったとき、即ち電圧検出回路がVOUT>p×k×VBATを検出したとき、給電をオン状態からオフ状態へ切り替える。放電系制御回路73は、制御信号SCT2がハイレベルである間は、モーションセンサー110からの検出信号SINを無効にする。即ち、動きが検出されて検出信号SINがハイレベルになったとしても判定信号をハイレベルにしない。
本実施形態によれば、給電回路71の出力ノードNQに調整装置300から電源電圧VEXTが供給されたことを検出している間は、放電系制御回路73が給電をオフ状態に維持し、モーションセンサー110が動きを検出した場合であっても給電をオン状態にしない。これにより、k×VBATを出力するチャージポンプ回路が動作した状態で、その出力ノードNQにVEXT>k×VBATが印加されることがなくなり、バッテリー90を保護できる。
3.無接点電力伝送システム
図7は、無接点電力伝送システム200の構成例である。また図7には、受電装置40及び受電側の制御装置50の第3の構成例と、送電装置10及び送電側の制御装置20の構成例を示す。
無接点電力伝送システムにおける送電側の電子機器は、例えば充電器である。送電側の電子機器は送電装置10を含む。また無接点電力伝送システムにおける受電側の電子機器は、受電装置40とバッテリー90と処理装置100とモーションセンサー110とを含む。送電装置10と受電装置40により本実施形態の無接点電力伝送システム200が構成される。
受電側の電子機器としては、補聴器、腕時計、生体情報測定装置、携帯情報端末、コードレス電話器、シェーバー、電動歯ブラシ、リストコンピューター、ハンディターミナル、電気自動車、或いは電動自転車などの種々の電子機器を想定できる。生体情報測定装置は、人体に着用して使用するウェアラブル機器を想定できる。また、携帯情報端末は、例えばスマートフォン、携帯電話機、ヘッドマウントディスプレイ等である。
送電装置10は、1次コイルL1と、送電回路12と、制御装置20とを含む。送電装置10を1次側装置又は1次側モジュールとも呼ぶ。制御装置20は例えば集積回路装置である。
送電回路12は、電力伝送時において所定周波数の交流電圧を生成して、1次コイルL1に供給する。この送電回路12は、1次コイルL1の一端を駆動する送電ドライバーDR1と、1次コイルL1の他端を駆動する送電ドライバーDR2と、を含む。送電ドライバーDR1、DR2の各々は、例えばパワーMOSトランジスターにより構成されるバッファー回路である。送電ドライバーDR1、DR2が1次コイルL1に交流電圧を印加することで、1次コイルL1から2次コイルL2に電力が送電される。
1次コイルL1は、2次コイルL2と電磁結合して電力伝送用トランスを形成する。例えば電力伝送が必要なときには、充電器の上に受電側の電子機器を置き、1次コイルL1の磁束が2次コイルL2を通るような状態にする。これを着地状態と呼び、取り去り状態から着地状態にすることを着地と呼ぶ。一方、電力伝送が不要なときには、充電器と受電側の電子機器を物理的に離して、1次コイルL1の磁束が2次コイルL2を通らないような状態にする。これを取り去り状態と呼び、着地状態から取り去り状態にすることを取り去りと呼ぶ。
制御装置20は、送電側の各種制御を行う。この制御装置20は、通信回路22と送電側制御回路24とを含む。
通信回路22は、送電装置10と受電装置40の間における通信処理を行う。即ち、受電装置40から送電装置10への通信データを受信したり、送電装置10から受電装置40へ通信データを送信したりする。通信データのやり取りは送電経路を介して行われる。具体的には、受電装置40が負荷変調を行うと1次コイルL1に流れる電流量が変化し、それにより送電ドライバーDR1、DR2の電源に流れる電流が変化する。通信回路22は、その電流を電圧に変換する電流電圧変換回路と、その電圧と基準電圧とを比較するコンパレーターとを含む。送電側制御回路24は、コンパレーターの出力信号に基づいて通信データを取得する。また、通信回路22は、送電回路12が1次コイルL1を駆動する駆動周波数を通信データに基づいて変化させる。この周波数の変化を受電側で検出することで、送電装置10から受電装置40に通信データが送信される。
送電側制御回路24は、制御装置20が行う種々の処理を制御する。即ち、送電側制御回路24は、送電回路12による電力送電を制御したり、通信回路22による通信処理を制御したりする。送電側制御回路24はロジック回路で構成される。
受電装置40は、2次コイルL2と制御装置50とを含む。受電装置40を2次側装置又は2次側モジュールとも呼ぶ。制御装置50は例えば集積回路装置である。
制御装置50は、受電側の各種制御を行う。制御装置50は、充電系回路60と、放電系回路70を含む。
充電系回路60は、受電回路61が受電した電力によって動作する回路であり、受電回路61が受電しているとき及びバッテリー90の充電中に動作する。即ち、充電系回路60の各部は、整流電圧VCC又は整流電圧VCCをレギュレートした電圧に基づいて動作する。充電系回路60は、送電装置10から供給された電力を受電し、その受電した電力に基づいてバッテリー90の充電を行う。充電系回路60は、受電回路61、充電系制御回路63、通信回路64、充電回路65を含む。
放電系回路70は、バッテリー90から供給される電力によって動作する回路であり、バッテリー90からの電力に基づいて処理装置100への給電を行う。放電系回路70の各部は、バッテリー電圧VBATに基づいて動作する。放電系回路70は、給電回路71、放電系制御回路73、インターフェース回路74、レジスター76を含む。
受電回路61は、送電装置10からの電力を受電する。具体的には受電回路61は、2次コイルL2の交流の誘起電圧を直流の整流電圧VCCに変換する。この変換は受電回路61が有する整流回路により行われる。整流回路は、例えば複数のトランジスターやダイオードなどにより実現できる。
充電系制御回路63は、受電回路61、通信回路64及び充電回路65を制御し、バッテリー90の充電中に行われる各種の制御処理を実行する。また充電系制御回路63は、送電装置10から送信される通信データの受信処理を行う。受電回路61は、2次コイルL2の交流の誘起電圧を矩形波信号に変換するコンパレーターを有する。上述したように、送電装置10は1次コイルL1を駆動する交流電圧の周波数を通信データに基づいて変化させる。充電系回路60は、例えばカウンター等により矩形波信号の周波数を測定し、その測定結果に基づいて通信データを受信する。充電系制御回路63は、例えばゲートアレイ等の自動配置配線手法で生成されたロジック回路や、或いはDSP(Digital Signal Processor)などの各種のプロセッサーにより実現できる。
通信回路64は、通信データを送電装置10に送信するための負荷変調を行う。なお通信回路64を負荷変調回路とも呼ぶ。通信回路64は、電流源ISとスイッチSWとを有する。電流源ISは、整流電圧VCCのノードNVCから接地ノードへ定電流を流す。スイッチSWはトランジスターで構成される。電流源ISとスイッチSWは、整流電圧VCCのノードNVCと接地ノードとの間に直列に設けられる。そして、充電系制御回路63からの制御信号に基づいてスイッチSWがオン又はオフにされ、ノードNVCから接地ノードに流れる定電流をオン又はオフにする。制御信号は通信データに対応した信号である。定電流がオンのときとオフのときとで、送電回路12から見た負荷が異なる。この負荷の違いを、上述した手法で送電側の通信回路22が検出することで、受電装置40から送電装置10への通信が実現される。
充電回路65は、バッテリー90の充電、及びその制御を行う。充電回路65は、受電回路61が受電した電力に基づいてバッテリー90を充電する。即ち、充電回路65は、整流電圧VCCに基づく定電流を生成し、その定電流をバッテリー90の端子に供給することで、バッテリー90を充電する。
給電回路71は、バッテリー90の放電動作を行って、バッテリー90からの電力を処理装置100に対して供給する。給電回路71は、例えばチャージポンプ回路又はリニアレギュレーターで構成できる。
放電系制御回路73は、バッテリー90の放電中に行われる各種の制御処理を実行する。放電系制御回路73は、給電回路71及びインターフェース回路74の制御を行う。放電系制御回路73にはモーションセンサー110からの検出信号SINが入力され、放電系制御回路73は、モーションセンサー110が動きを検出したときに給電をオフ状態からオン状態にする。また、後述するように、着地検出や取り去り検出等のステータスに応じて給電制御を行う。放電系制御回路73は、例えばゲートアレイ等の自動配置配線手法で生成されたロジック回路や、或いはDSPなどの各種のプロセッサーにより実現できる。
インターフェース回路74は、処理装置100と制御装置50との間の情報の送受信に用いられるインターフェースである。送受信される情報は、例えばデータやコマンド等である。インターフェース回路74として、種々のインターフェース方式の回路を採用できるが、例えばSPI(Serial Peripheral Interface)方式や、或いはI2C(Inter Integrated Circuit)方式のインターフェース回路を採用できる。
図8は、無接点電力伝送システム200の第1動作例を説明するタイミングチャートである。
駆動電圧は、送電回路12が1次コイルL1を駆動する交流電圧の振幅である。受電装置40が送電装置10に着地していないとき、送電装置10及び受電装置40は着地検出を行っている。このとき、送電回路12は間欠的に1次コイルL1を駆動している。受電装置40を送電装置10に着地させようとして、1次コイルL1と2次コイルL2が接近していくと、受電回路61が出力する整流電圧VCCが上がっていく。整流電圧VCCは、送電回路12が間欠的に送電するのに合わせて、間欠的に発生している。
充電系回路60は、整流電圧VCCをA/D変換するA/D変換回路を有しており、充電系制御回路63は、整流電圧VCCが判定電圧を超えた場合に通信回路64に負荷変調を開始させる。判定電圧VSTは、受電装置40が送電装置10に着地した状態であるか否かを判定するための電圧である。送電装置10の通信回路22が負荷変調を検出すると、送電側制御回路24は送電回路12に連続送電を開始させる。充電系制御回路63は、認証情報IDを負荷変調により送電装置10へ送信させる。認証情報IDは、受電側の制御装置50を送電側の制御装置20に認証させるための情報であり、例えば識別データである。送電側制御回路24は、認証情報IDの認証処理を行い、受電側の制御装置50を認証した場合には通信回路22から受電装置40へ充電開始通知JFを送信させる。なお、充電系制御回路63は認証情報IDを繰り返し送信してもよく、送電側制御回路24は、認証情報IDの受信を複数回確認できたときに、充電開始通知JFを送信してもよい。
充電系制御回路63は、充電開始通知JFを受信した場合、充電制御信号をローレベルからハイレベルにする。充電回路65は、充電制御信号がハイレベルである場合にバッテリー90への充電を行う。また、充電系制御回路63は、充電開始通知JFを受信した場合、その情報をレジスター76に書き込む。放電系制御回路73は、充電開始通知JFを受信したという情報がレジスター76に書き込まれた場合、給電制御信号をハイレベルからローレベルにする。給電回路71は、給電制御信号がローレベルのとき処理装置100への給電を停止する。
このように、放電系制御回路73は、充電系回路60がバッテリー90の充電を行っているとき、給電をオフ状態に設定する。この制御を第4制御と呼ぶ。放電系制御回路73は、第4制御において、モーションセンサー110により受電装置40の動きが検出されたとしても、第1制御を無効にする。第1制御は、モーションセンサー110からの検出信号SINに基づくオン状態への切り替え制御である。具体的には、放電系制御回路73は、充電制御信号がハイレベルのときには、検出信号SINがハイレベルになったとしても判定信号をハイレベルにせず、給電制御信号をローレベルのまま維持する。
本実施形態によれば、電子機器を動作させる必要がない状態において、モーションセンサー110が動きを検出したとしても電子機器をオフに維持できる。電子機器が充電器にセットされ、電子機器のバッテリー90が充電されている間は、電子機器が使用されていない状態である。また、充電中にバッテリー90からの給電をオンにすると充電時間が長くなってしまう。このため、バッテリー90を充電している間は、モーションセンサー110が動きを検出しても給電をオフ状態に維持する。
図9は、無接点電力伝送システム200の第2動作例を説明するタイミングチャートである。
受電側の電子機器が充電器にセットされた状態でバッテリー90への充電が終了した後、無接点電力伝送システム200は取り去り検出状態に移行し、受電装置40は、送電装置10から受電装置40が取り去られたか否かを検出する。
受電装置40は不図示のスタートキャパシターを含み、スタートキャパシターの一端はスイッチの一端及び抵抗の一端に接続され、スタートキャパシターの他端は接地ノードに接続される。スタートキャパシターは例えば制御装置50の外付け部品である。スイッチはトランジスターであり、スイッチの他端は整流電圧VCCのノードに接続される。抵抗の他端は接地ノードに接続される。
取り去り検出において、送電装置10は間欠的に送電を行っており、送電期間と非送電期間が交互に繰り返される。送電期間では、受電回路61が出力する整流電圧VCCが上昇する。整流電圧VCCが判定電圧VSTより高いときはスイッチがオンになり、スタートキャパシターの一端に整流電圧VCCが印加される。非送電期間では、整流電圧VCCが判定電圧VSTより低くなるとスイッチがオフになり、抵抗を介してスタートキャパシターから電荷が放電され、スタートキャパシターの一端の電圧が低下していく。再び送電期間になると整流電圧VCCが判定電圧VSTより高くなり、スイッチがオンになり、スタートキャパシターの一端に整流電圧VCCが印加される。
受電装置40が送電装置10から取り去られると整流電圧VCCが判定電圧VSTより高くならないので、スタートキャパシターの一端の電圧が低下していく。スタートキャパシターの一端の電圧が取り去り判定電圧VT以下となったとき、その情報を充電系制御回路63がレジスター76に書き込む。放電系制御回路73は、その情報がレジスター76に書き込まれたとき、給電制御信号をローレベルからハイレベルにして、給電回路71に処理装置100への給電を開始させる。スタートキャパシターの一端の電圧が判定電圧VSTより低くなってから、取り去り判定電圧VT以下となるまでの期間を所定期間TSTとする。所定期間TSTは、間欠送電において送電が停止されている期間よりも長く設定されており、受電装置40が送電装置10から取り去られる前に給電が開始されないようになっている。
図10は、無接点電力伝送システム200の第3動作例を説明するタイミングチャートである。
図10では、所定期間TSTにおいてモーションセンサー110が動きを検出し、検出信号SINがローレベルからハイレベルに変化している。この場合、放電系制御回路73は、判定信号をローレベルからハイレベルに変化させ、所定期間TST内であっても給電制御信号をローレベルからハイレベルに変化させる。
以上の実施形態では、図9で説明したように、放電系制御回路73は、充電系回路60が、送電装置10から受電装置40が取り去られた後、所定期間TSTが経過した後に取り去られたことを検出し、給電をオン状態に切り替える。この制御を第6制御と呼ぶ。放電系制御回路73は、所定期間TST中にモーションセンサー110により受電装置40の動きが検出されたときには、所定期間TSTが経過していなくても第1制御により給電をオン状態に切り替える。第1制御は、モーションセンサー110からの検出信号SINに基づいて給電をオン状態に切り替える制御である。
取り去り検出時には、ユーザーが受電側の電子機器を充電器から取り去ったときに電子機器がオンになる。即ち、取り去り検出時において電子機器が動いた場合には、ユーザーが電子機器を充電器から取り去ろうとしている可能性が高い。本実施形態では、所定期間TSTが経過するのを待ってから給電をオン状態に切り替えており、所定期間TSTは取り去りから電子機器がオンになるまでの待ち時間となっている。この所定期間TSTにおいてモーションセンサー110が動きを検出した場合に所定期間TSTの経過を待たずに給電をオンにすることで、取り去り後に素早く電子機器をオンにできる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また本実施形態及び変形例の全ての組み合わせも、本発明の範囲に含まれる。また受電側の制御装置、受電装置、送電側の制御装置、送電装置、無接点電力伝送システム、電子機器の構成及び動作等も、本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
10…送電装置、12…送電回路、20…制御装置、22…通信回路、24…送電側制御回路、40…受電装置、50…制御装置、60…充電系回路、61…受電回路、63…充電系制御回路、64…通信回路、65…充電回路、70…放電系回路、71…給電回路、73…放電系制御回路、74…インターフェース回路、76…レジスター、81…監視回路、82…電圧検出回路、90…バッテリー、100…処理装置、110…モーションセンサー、120…スイッチ部、200…無接点電力伝送システム、300…調整装置、510…電子機器、L1…1次コイル、L2…2次コイル、PFCM…パワーオフコマンド、SCT1,SCT2…制御信号、SIN…検出信号、TST…所定期間、VBAT…バッテリー電圧、Vth…しきい値電圧

Claims (11)

  1. 送電装置から無接点電力伝送で供給された電力を受電する受電装置を制御する制御装置であって、
    前記送電装置から供給された電力を受電し、受電した電力に基づいて充電対象の充電を行う充電系回路と、
    前記充電対象からの電力に基づいて動作する放電系制御回路と、前記充電対象からの電力に基づいて処理装置への給電を行う給電回路とを有する放電系回路と、
    を含み、
    前記放電系制御回路は、
    記受電装置の動きを検出するモーションセンサーからの検出信号と、前記給電をン状態とフ状態の間で切り替え制御する第1制御信号とが入力され、給電制御信号を前記給電回路に出力することで前記給電回路に対する第1制御と第2制御を行い、
    前記第2制御において、前記第1制御信号により前記オン状態と前記オフ状態の切り替え指示が行われたとき、前記給電が前記オフ状態である場合には、前記給電を前記オン状態に切り替える前記給電制御信号を出力し、前記給電が前記オン状態である場合には、前記給電を前記オフ状態に切り替える前記給電制御信号を出力し、
    前記第2制御において前記給電が前記オフ状態であり且つ前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとき前記第1制御に切り替え、前記第1制御において、前記第2制御を無効にすると共に、前記検出信号に基づいて、前記給電を前記オン状態に切り替える前記給電制御信号を出力することを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記放電系制御回路は、
    前記第1制御において前記給電を前記オン状態に切り替えた後、前記第2制御に切り替えることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記放電系回路は、
    スイッチ部の操作状態を監視し、監視結果を前記第1制御信号として出力する監視回路を有し、
    前記放電系制御回路は、
    前記第2制御において、前記給電が前記オフ状態であるときに、前記監視回路が前記スイッチ部の操作を検出したとき、前記第1制御信号に基づいて前記給電を前記オン状態に切り替え、前記給電が前記オン状態であるときに、前記監視回路が前記スイッチ部の操作を検出したとき、前記第1制御信号に基づいて前記給電を前記オフ状態に切り替えることを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項において、
    前記放電系制御回路は、
    前記給電を前記オフ状態に維持する第2制御信号に基づいて前記給電を前記オフ状態に維持する第3制御を行い、
    前記第3制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとしても前記第1制御を無効にすることを特徴とする制御装置。
  5. 請求項において、
    電圧検出回路を含み、
    前記給電回路は、
    前記充電対象の電圧をVBATとし、kを0<k<1の実数としたとき、k×VBATの電圧を出力ノードから前記処理装置へ出力し、
    前記電圧検出回路は、
    前記出力ノードの電圧をVOUTとし、pをp>1の実数としたとき、VOUT>p×k×VBATであるか否かを検出し、検出結果を前記第2制御信号として出力し、
    前記放電系制御回路は、
    前記第3制御において、前記電圧検出回路がVOUT>p×k×VBATを検出したとき、前記第2制御信号に基づいて前記給電を前記オン状態から前記オフ状態へ切り替えると共に前記オフ状態を維持することを特徴とする制御装置。
  6. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記放電系制御回路は、
    前記充電系回路が前記充電対象の充電を行っているとき、前記給電を前記オフ状態に設定する第4制御を行い、
    前記第4制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとしても前記第1制御を無効にすることを特徴とする制御装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかにおいて、
    前記放電系制御回路は、
    前記充電系回路が、前記送電装置から前記受電装置が取り去られたことを検出する取り去り検出を行っているとき、前記給電を前記オフ状態に設定する第5制御を行い、
    前記第5制御において、前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたとしても前記第1制御を無効にすることを特徴とする制御装置。
  8. 請求項において、
    前記放電系制御回路は、
    前記充電系回路が、前記送電装置から前記受電装置が取り去られた後、所定期間が経過した後に取り去られたことを検出し、前記給電を前記オン状態に切り替える第6制御を行い、
    前記第6制御において、前記所定期間において前記モーションセンサーにより前記受電装置の動きが検出されたときには、前記所定期間が経過していなくても前記第1制御により前記給電を前記オン状態に切り替えることを特徴とする制御装置。
  9. 請求項1又は2において、
    前記給電を前記オフ状態にするパワーオフコマンドを前記処理装置から受信するインターフェース回路を含み、
    前記放電系回路は、
    スイッチ部の操作状態を監視し、監視結果を前記第1制御信号として出力する監視回路を有し、
    前記放電系制御回路は、
    前記インターフェース回路が前記パワーオフコマンドを受信したときに前記給電を前記オン状態から前記オフ状態に切り替える第7制御を行い、
    前記第2制御の処理中の場合は当該処理を中止し、前記第7制御を有効にすることを特徴とする制御装置。
  10. 請求項1乃至のいずれかに記載の制御装置を含むことを特徴とする受電装置。
  11. 請求項1乃至のいずれかに記載の制御装置を含むことを特徴とする電子機器。
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