JP6948153B2 - 端子台 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板上の配線に電線を接続するための端子台に関する。
一般的に、回路基板上に形成された配線に電線を電気的に接続するための端子台として、ねじを用いずに(いわゆるスクリューレスで)結線作業を行うことが可能な端子台が知られている(例えば特許文献1参照)。
図10を参照して、従来の端子台101について説明する。図10は、端子台101の平面図である。
端子台101は、所定の第1直線方向Xに沿って並べられた複数のハウジング110と、隣接するハウジング110のうち末端に位置するハウジング110に設けられたエンドプレート120と、ハウジング110内に設けられる端子部材(図示略)とを備えている。ハウジング110には、第1直線方向Xに直交する方向(図面の手前方向)から電線(不図示)を差し込むことが可能な差込口111が設けられている。差込口111の径Rは、直径2mmの電線を差し込むことができるように2.5mmに設計されており、第1直線方向Xにおける各差込口111の中心間の距離Pは、7.5mmに設計されている。各差込口111の中心間の距離Pは、第1直線方向Xにおけるハウジング110の寸法と同じである。
特開平6−283219号公報
ところで、ハウジング110を並べる第1直線方向Xにおいて、エンドプレート120を除く端子台101の寸法Lxが大きいため、回路基板上に端子台101を搭載するスペースが大きくなるという問題がある。そこで、第1直線方向Xにおけるハウジング110の寸法を小さくすることで、端子台101の寸法Lxの小型化を図ることが考えられる。しかしながら、ハウジング110の寸法の小型化に伴って差込口111の径Rを小さくする設計変更が必要となる場合があり、差込口111への電線の差し込みが困難になるおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題は、電線の差込口の径を設計変更することなく、ハウジングを並べる方向において寸法の小型化を図ることが可能な端子台を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る端子台は、所定の第1直線方向に沿って並べられる複数のハウジングと、前記ハウジング内に設けられる端子部材と、を備え、前記ハウジング内に挿入される電線を前記端子部材に接続する端子台であって、前記ハウジング内に設けられ、前記第1直線方向に垂直な第2直線方向において前記電線を付勢し、当該電線を前記端子部材に押さえ付ける付勢部材を備え、前記ハウジングの各々は、前記第1直線方向に直交する方向から前記電線を差し込むことが可能な差込口を形成する幅広部と、前記第1直線方向において前記幅広部よりも小さい寸法を有した狭窄部とを備え、前記ハウジングを構成する前記狭窄部が当該ハウジングに隣り合った他の前記ハウジングに当接することで、互いに隣接する前記ハウジングに設けられた前記差込口が、前記第1直線方向および前記第2直線方向において間隔を空けて設けられることを特徴とする。
また、請求項2に係る端子台は、請求項1に記載の端子台において、前記付勢部材は、前記狭窄部の内部に設けられる基端部と、前記幅広部の内部に設けられて前記電線を前記端子部材に押さえ付ける先端部とを有する板ばねであって、前記第1直線方向における前記付勢部材の先端部の寸法が、前記第1直線方向における前記付勢部材の基端部の寸法よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項3に係る端子台は、請求項1または2に記載の端子台において、前記第1直線方向における前記狭窄部の寸法が、前記第1直線方向における前記幅広部の寸法の半分であることを特徴とする。
また、請求項4に係る端子台は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の端子台において、前記ハウジングを構成する前記狭窄部が、当該ハウジングに隣り合った他の前記ハウジングを構成する前記幅広部に当接するとともに、前記ハウジングを構成する前記幅広部が、当該ハウジングに隣り合った他の前記ハウジングを構成する前記狭窄部に当接することを特徴とする。
また、請求項5に係る端子台は、請求項4に記載の端子台において、前記第2直線方向における前記狭窄部の寸法が、前記第2直線方向における前記幅広部の寸法に等しいことを特徴とする。
また、請求項6に係る端子台は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の端子台において、前記第1直線方向に沿って連続して並べられる3つの前記ハウジングを、第1ハウジング、第2ハウジング、および、第3ハウジングとしたとき、前記第1ハウジングを構成する前記幅広部と、前記第3ハウジングを構成する前記幅広部とが当接するとともに、前記第2ハウジングを構成する前記狭窄部が、前記第1ハウジングおよび前記第3ハウジングを構成する前記狭窄部に挟まれて当接することを特徴とする。
本発明によれば、電線の差込口の径を設計変更することなく、ハウジングを並べる方向において寸法の小型化を図ることが可能な端子台を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る端子台の図であって、(A)は平面図、(B)は正面図である。 同実施形態に係る端子台を構成する第1のハウジングを示す図であって、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)および(D)は側面図である。 同実施形態に係る端子台を構成する第2のハウジングを示す図であって、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)および(D)は側面図である。 同実施形態に係る端子台の断面図である。 本発明の第2実施形態に係る端子台の図であって、(A)は平面図、(B)は正面図である。 同実施形態に係る端子台の断面図である。 本発明の第3実施形態に係る端子台の図であって、(A)は平面図、(B)は正面図である。 同実施形態に係る端子台を構成するハウジングを示す図であって、(A)は平面図、(B)は断面図、(C)および(D)は側面図である。 同実施形態に係る端子台の断面図である。 従来の端子台の平面図である。
図面を参照して、本発明の複数の実施形態について説明する。なお、図中において、矢印Xは、所定の第1直線方向X(以下「X方向」という)を示しており、矢印Yは、X方向に垂直な第2直線方向Y(以下「Y方向」という)を示している。また、矢印Zは、X方向およびY方向に直交する第3直線方向Z(以下「Z方向」という)を示している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る端子台1を示しており、図1(A)は、Z方向から見た端子台1の外観図であって、図1(B)は、Y方向から見た端子台1の外観図である。
図1に示すように、端子台1は、電気的絶縁性を有する複数のハウジング10A,10Bおよびエンドプレート20Aを備えている。本実施形態においては、端子台1は、2種のハウジング10A,10Bを3つずつ備えるとともに、1つのエンドプレート20Aを備えている。
第1のハウジング10Aと第2のハウジング10Bは、X方向に沿って並べられている。本実施形態においては、第1のハウジング10Aと第2のハウジング10Bとは、交互に並べられてX方向において隣接している。ハウジング10A,10Bの各々には、Z方向から当該ハウジング10A,10Bの内部に電線(図示略)を差し込むことが可能な差込口11が形成されている。差込口11の径R(最も狭くなる部分の直径)は2.5mmであって、ハウジング10A,10B内に差し込まれる電線(以下、「電線A」という)の直径は2mm以下とする。
エンドプレート20Aは、複数のハウジング10A,10Bのうち末端に位置する第2のハウジング10Bに設けられている。エンドプレート20Aは、第2のハウジング10Bの凸部14a,14b(図3参照)が嵌められる凹部(図示略)を有している。エンドプレート20Aは、第2のハウジング10Bに隣接することで、Y方向から当該ハウジング10Bの内部空間を塞ぐ。
図2および図3を参照して、ハウジング10A,10Bに係る構成および当該ハウジング10A,10Bに設けられる部品について説明する。なお、2種のハウジング10A,10Bは、鏡像対称性を有することで同様の構成を有しており、共通する構成および同様の構成については同じ符号を付している。
図2は、1つの第1のハウジング10Aおよび当該ハウジング10Aに設けられる部品を示している。また、図3は、1つの第2のハウジング10Bおよび当該ハウジング10Bに設けられる部品を示している。図2(B)は、図2(D)のB−B線断面図であって、図3(B)は、図3(C)のC−C線断面図である。なお、図2(B)および図3(B)において、後述する操作部材50の図示は省力されている。
図2および図3に示すように、ハウジング10A,10Bの各々は、差込口11を形成する幅広部10aと、X方向において差込口11よりも小さい寸法を有した狭窄部10bとを備えている。X方向における狭窄部10bの寸法は、X方向における幅広部10aの寸法の半分であって、Y方向における狭窄部10bの寸法は、Y方向における幅広部10aの寸法に等しい。具体的には、X方向における幅広部10aの寸法は7.5mmであり、X方向における狭窄部10bの寸法は3.75mmである。また、Y方向における幅広部10aの寸法および狭窄部10bの寸法は、それぞれ6.5mmである。幅広部10aは、X方向において差込口11の径Rよりも大きな寸法S1の内部空間を有している。狭窄部10bは、X方向において幅広部10aの内部空間よりも小さい寸法S2の内部空間を有している。
また、ハウジング10A,10Bの各々は、X方向の一方に向けて開口した開口側端部10cと、開口側端部10cに対向する非開口側端部10dとを有している。したがって、幅広部10aおよび狭窄部10bの内部空間は、開口側端部10cにおいて開口している。
図2に示すように、第1のハウジング10AのX方向における端面には、複数の凸部12a,12bと凹部13a,13bとが設けられている。図2(D)に示すように、凸部12aは、幅広部10aの開口側端部10cに設けられ、凸部12bは、狭窄部10bの開口側端部10cに設けられている。また、図2(C)に示すように、凹部13aは、幅広部10aの非開口側端部10dに設けられ、凹部13bは、狭窄部10bの非開口側端部10dに設けられている。
図3に示すように、第2のハウジング10BのX方向における端面には、複数の凸部14a,14bと凹部15a,15bとが設けられている。図3(C)に示すように、凸部14aは、幅広部10aの開口側端部10cに設けられ、凸部14bは、狭窄部10bの開口側端部10cに設けられている。また、図3(D)に示すように、凹部15aは、幅広部10aの非開口側端部10dに設けられ、凹部15bは、狭窄部10bの非開口側端部10dに設けられている。
また、図2および図3に示すように、端子台1は、ハウジング10A,10Bの各々に設けられる部品として、導電性を有する端子部材30と、弾性を有する付勢部材40と、電気的絶縁性を有する操作部材50とを備えている。
端子部材30は、金属製の導電金具により構成されている。端子部材30は、ハウジング10A,10Bの内壁に沿って設けられており、幅広部10aの内部に設けられる端子部31と、狭窄部10bの内部に設けられる副端子部32と、ハウジング10A,10Bに突出したピン33とを有している。端子部31には、電線Aが直接接続され、副端子部32には、付勢部材40を介して電線Aが電気的に接続される。ピン33は、端子台1が搭載される回路基板上の配線(不図示)に接続される。
付勢部材40は、金属製の板ばねにより構成されている。付勢部材40は、Y方向において電線Aを付勢し、電線Aを端子部材30の端子部31に押さえ付ける。付勢部材40は、狭窄部10bの内部に設けられる基端部41と、幅広部10aの内部に設けられる先端部42とを有している。基端部41は、端子部材30の副端子部32に接触している。X方向における先端部42の寸法L2は、X方向における基端部41の寸法L1よりも大きく。先端部42は、電線Aを端子部材30の端子部31に押さえ付ける。こうして、電線Aは、端子部材30の端子部31と付勢部材40の先端部42とに挟まれる。
操作部材50は、合成樹脂製の操作ボタンにより構成されている。操作部材50は、ハウジング10A,10Bに対してZ方向に摺動可能に設けられている。操作部材50をハウジング10A,10B内に押し込むと、操作部材50が付勢部材40を変形させ、端子部材30の端子部31と付勢部材40の先端部42との間隔が広がる。こうして、端子部31と先端部42との間に電線Aを挟むこと、および挟まれた電線Aを引き抜くことを容易に行うことが可能となる。
ここで、本実施形態においては、図1および図4に示すように、ハウジング10A,10Bを構成する狭窄部10bが、そのハウジング10A,10Bに隣り合った他のハウジング10A,10Bに当接することで、互いに隣接するハウジング10A,10Bに設けられた差込口11が、X方向およびY方向において間隔を空けて設けられることに特徴がある。なお、図4は、図1(B)のA−A線断面図であって、操作部材50の図示を省略するとともに、ハウジング10A,10B、エンドプレート20A、および端子部材30のみを断面で示している。
具体的には、本実施形態においては、第1のハウジング10Aを構成する狭窄部10bが、第1のハウジング10Aに隣り合った第2のハウジング10Bを構成する幅広部10aに当接するとともに、第1のハウジング10Aを構成する幅広部10aが、第1のハウジング10Aに隣り合った第2のハウジング10Bを構成する狭窄部10bに当接する。
以上のようにハウジング10A,10Bを隣接させるために、本実施形態においては、第1のハウジング10Aの凸部12a,12bと、第2のハウジング10Bの凹部15b,15aとが、互いに嵌まり合うように構成され、さらに、第2のハウジング10Bの凸部14a,14bと、第1のハウジング10Aの凹部13b,13aとが、互いに嵌まり合うように構成されている。
以上のような構成により、X方向におけるハウジング10A,10Bの幅広部10aの寸法(7.5mm)を、従来のハウジング110(図10参照)の寸法と同じとしながら、X方向における差込口11の中心間の距離Pが小さくなる。具体的には、従来の差込口111の中心間の距離P(図10参照)が7.5mmであるのに対して、本実施形態の差込口11の中心間の距離Pは約5.6mm(7.5mmの75%)である。また、X方向において、エンドプレート120を除いた端子台101の寸法Lx(図10参照)が45mmであるのに対して、エンドプレート20Aを除いた端子台1の寸法Lxは約35.6mmである。
本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(1)差込口11がX方向およびY方向に間隔を空けて設けられるため、差込口11がX方向のみにおいて間隔を空けて設けられる構成(図10参照)に比べて、差込口11の径Rを小さくすることなく、X方向における差込口11の中心間の距離Pを縮めて、端子台1の寸法Lxを小さくすることができる。すなわち、電線Aの差込口11の径Rを設計変更することなく、ハウジング10A,10Bを並べる方向(X方向)において端子台1の寸法Lxの小型化を図ることが可能となる。
(2)X方向における付勢部材40の先端部42の寸法L2が、X方向における付勢部材40の基端部41の寸法L1よりも大きい。この構成によれば、先端部42が電線Aを端子部材30に確実に押さえ付けることができ、端子部材30および付勢部材40により電線Aを強固に挟むことができる。
(3)X方向における狭窄部10bの寸法が、X方向における幅広部10aの寸法の半分である。この構成によれば、X方向において隙間なくハウジング10A,10Bを並べることが可能である。
(4)ハウジング10A,10Bを構成する狭窄部10bが、当該ハウジング10A,10Bに隣り合った他のハウジング10A,10Bを構成する幅広部10aに当接するとともに、ハウジング10A,10Bを構成する幅広部10aが、当該ハウジング10A,10Bに隣り合った他のハウジング10A,10Bを構成する狭窄部10bに当接する。この構成によれば、Y方向における端子台1の寸法の増加を抑えながら、X方向における差込口11の中心間の距離Pを小さくすることができる。
(5)Y方向における狭窄部10bの寸法が、Y方向における幅広部10aの寸法に等しい。この構成によれば、上記(4)に記載したようにハウジング10A,10Bが並べられたとき、Y方向における端子台1の寸法の増加を防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、上記実施形態と共通する構成および同様の構成については、同じ符号を付すとともに、その説明を省略する。
図5は、第2実施形態に係る端子台2を示しており、図5(A)は、Z方向に平行な方向から見た端子台2の外観図であって、図5(B)は、Y方向に平行な方向から見た端子台2の外観図である。また、図6は、図5(B)のD−D線断面図であって、操作部材50の図示を省略するとともに、ハウジング10A,10B、エンドプレート20B、および端子部材30のみを断面で示している。
図5および図6に示すように、端子台2は、2種のハウジング10A,10Bと、1つのエンドプレート20Bとを備えている。本実施形態においては、凸部12a,12bと凹部13a,15bとが、互いに嵌まり合うように構成され、凸部14a,14bと、凹部15a,13bとが、互いに嵌まり合うように構成されている。そして、第1のハウジング10Aと第2のハウジング10Bは、第1のハウジング10Aの幅広部10aが互いに隣接し、かつ、第2のハウジング10Bの幅広部10aが互いに隣接し、かつ、ハウジング10A,10Bの狭窄部10bが互いに隣接するように並べられている。
具体的には、X方向に沿って連続して並べられる3つのハウジング10A,10Bを、第1ハウジング、第2ハウジング、第3ハウジングとしたとき、第1ハウジングを構成する幅広部10aと、第3ハウジングを構成する幅広部10aとが当接するとともに、第2ハウジングを構成する狭窄部10bが、第1ハウジングおよび第2ハウジングを構成する狭窄部10bに挟まれて当接する。
以上のような構成により、X方向における差込口11の中心間の距離Pが小さくなる。具体的には、X方向において、従来の差込口111の中心間の距離P(図10参照)が7.5mmであるのに対して、本実施形態の差込口11の中心間の距離Pは3.75mm(7.5mmの50%)である。また、X方向において、エンドプレート120を除いた端子台101の寸法Lx(図10参照)が45mmであるのに対して、エンドプレート20Bを除いた端子台2の寸法Lxは26.25mmである。
本実施形態によれば、上記(1)〜(5)の効果の他に以下の効果を奏する。
(6)X方向に沿って連続して並べられる3つのハウジング10A,10Bを、第1ハウジング、第2ハウジング、および、第3ハウジングとしたとき、第1ハウジングを構成する幅広部10aと、第3ハウジングを構成する幅広部10aとが当接するとともに、第2ハウジングを構成する狭窄部10bが、第1ハウジングおよび第3ハウジングを構成する狭窄部10bに挟まれて当接する。この構成によれば、X方向における差込口11の中心間の距離Pをより小さくすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、上記実施形態と共通する構成および同様の構成については、同じ符号を付すとともに、その説明を省略する。
図7は、本発明の第3実施形態に係る端子台3を示しており、図7(A)は、Z方向に平行な方向から見た端子台3の外観図であって、図7(B)は、Y方向に平行な方向から見た端子台3の外観図である。
図7に示すように、端子台3は、電気的絶縁性を有する複数のハウジング60、エンドプレート20C,20D、および、連結プレート70とを備えている。本実施形態においては、端子台3は、1種のハウジング60を3つ備えるとともに、2つのエンドプレート20C,20Dと、2つの連結プレート70とを備えている。
ハウジング60は、X方向に沿って並べられている。本実施形態においては、複数のハウジング60は連結プレート70を介してX方向に並んでいる。ハウジング60の各々には、Z方向から当該ハウジング60の内部に電線(図示略)を差し込むことが可能な差込口61A,61Bが形成されている。各差込口61A,61Bの径Rは、差込口11と同様に2.5mmである。
図8を参照して、ハウジング60に係る構成および当該ハウジング60に設けられる部品について説明する。図8(B)の断面図は、第1収納部60Aについては図8(C)のF−F線の断面を示し、第2収納部60Bについては図8(D)のG−G線の断面を示している。なお、図8(B)において、操作部材50A,50Bの図示は省略されている。
図8(B)に示すように、ハウジング60は、X方向において隣り合うとともに隔壁60Cにより区切られた第1収納部60Aおよび第2収納部60Bを有している。収納部60A,60Bの各々は、差込口61A,61Bを形成する幅広部60aと、X方向において幅広部60aの内部空間よりも小さい寸法の内部空間を有した狭窄部60bとを備えている。すなわち、第1収納部60Aの幅広部60aは、X方向において差込口61Aの径Rよりも大きな寸法T1の内部空間を有し、第1収納部60Aの狭窄部60bは、X方向において第1収納部60Aの幅広部60aの内部空間よりも小さい寸法T2の内部空間を有している。また、第2収納部60Bの幅広部60aは、X方向において差込口61Bの径Rよりも大きな寸法T3の内部空間を有し、第2収納部60Bの狭窄部60bは、X方向において第2収納部60Bの幅広部60aの内部空間よりも小さい寸法T4の内部空間を有している。本実施形態においては、各収納部60A,60Bの幅広部60aの内部空間の寸法T1,T3は等しく、各収納部60A,60Bの狭窄部60bの内部空間の寸法T2,T4も等しい。
また、ハウジング60は、X方向の一方に向けて開口した第1開口側端部60cと、X方向における他方に向けて開口した第2開口側端部60dとを有している。第1収納部60Aの幅広部10aおよび狭窄部10bの内部空間は、第1開口側端部60cにおいて開口し、第2収納部60Bの幅広部10aおよび狭窄部10bの内部空間は、第2開口側端部60dにおいて開口している。
また、図8に示すように、第1のハウジング10AのX方向における端面には、複数の凸部62,63が設けられている。凸部62は、第1開口側端部60cに設けられ、凸部63は、第2開口側端部60dに設けられている。凸部62,63は、各プレート20C,20D,70に設けられた凹部(図示略)に嵌まるように構成されている。
また、端子台3は、ハウジング60の各々に設けられる部品として、複数の端子部材30A,30Bと、複数の付勢部材40A,40Bと、複数の操作部材50A,50Bとを備えている。
端子部材30A,30Bの各々は、端子部材30と同様の構成を有している。端子部材30A,30Bには、ハウジング60内に挿入される複数の電線が1本ずつ接続される。端子部材30Aは、第1収納部60A内に設けられ、端子部材30Bは、第2収納部60B内に設けられている。
付勢部材40A,40Bは、付勢部材40と同様の構成を有している。付勢部材40A,40Bは、Y方向において複数の電線を1本ずつ付勢し、複数の電線を異なる端子部材30A,30Bに押さえ付ける。第1収納部60A内に設けられた付勢部材40Aは、電線を端子部材30Aに押さえ付け、第2収納部60B内に設けられた付勢部材40Bは、他の電線を端子部材30Bに押さえ付ける。
操作部材50A,50Bは、操作部材50と同様の構成を有している。操作部材50Aをハウジング60内に押し込むと、端子部材30Aの端子部31と付勢部材40Aの先端部42との間隔が広がり、操作部材50Bをハウジング60内に押し込むと、端子部材30Bの端子部31と付勢部材40Bの先端部42との間隔が広がる。
ここで、本実施形態においては、図7および図9に示すように、第1収納部60Aを構成する幅広部60aが、第2収納部60Bを構成する狭窄部60bと隣り合うとともに、第1収納部60Aを構成する狭窄部60bが、第2収納部60Bを構成する幅広部60aと隣り合うことで、複数の差込口61A,61Bが、X方向およびY方向において間隔を空けて設けられることに特徴がある。なお、図9は、図7(B)のE−E線断面図であって、操作部材50A,50Bの図示を省略するとともに、ハウジング60、エンドプレート20C,20D、連結プレート70、および端子部材30A,30Bのみを断面で示している。
すなわち、本実施形態においては、端子台3は、第1実施形態に係る第1のハウジング10Aと第2のハウジング10Bとを一体化したような形状のハウジング60を備えており、ハウジング60内に挿入される複数の電線を端子部材30A,30Bに接続する。
本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(7)差込口61A,61BがX方向およびY方向に間隔を空けて設けられるため、差込口111がX方向のみにおいて間隔を空けて設けられる構成(図10参照)に比べて、差込口61A,61Bの径Rを小さくすることなく、エンドプレート20C,20Dを除いた端子台3の寸法Lxを小さくすることができ、上記(1)と同じ効果を奏する。
(8)付勢部材40A,40Bの先端部42の寸法L2が、付勢部材40A,40Bの基端部41の寸法L1よりも大きい。この構成によれば、先端部42が電線を端子部材30A,30Bに確実に押さえ付けることができ、上記(2)と同じ効果を奏する。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を変更してもよい。
1,2,3 端子台
10A,10B ハウジング
10a 幅広部
10b 狭窄部
11 差込口
30,30A,30B 端子部材
40,40A,40B 付勢部材
41 基端部
42 先端部
60 ハウジング
60A 第1収納部
60B 第2収納部
60a 幅広部
60b 狭窄部
61A,61B 差込口
X 第1直線方向
Y 第2直線方向
Z 第3直線方向

Claims (6)

  1. 所定の第1直線方向に沿って並べられる複数のハウジングと、前記ハウジング内に設けられる端子部材と、を備え、前記ハウジング内に挿入される電線を前記端子部材に接続する端子台であって、
    前記ハウジング内に設けられ、前記第1直線方向に垂直な第2直線方向において前記電線を付勢し、当該電線を前記端子部材に押さえ付ける付勢部材を備え、
    前記ハウジングの各々は、前記第1直線方向に直交する方向から前記電線を差し込むことが可能な差込口を形成する幅広部と、前記第1直線方向において前記幅広部よりも小さい寸法を有した狭窄部とを備え、
    前記ハウジングを構成する前記狭窄部が当該ハウジングに隣り合った他の前記ハウジングに当接することで、互いに隣接する前記ハウジングに設けられた前記差込口が、前記第1直線方向および前記第2直線方向において間隔を空けて設けられる
    ことを特徴とする端子台。
  2. 前記付勢部材は、前記狭窄部の内部に設けられる基端部と、前記幅広部の内部に設けられて前記電線を前記端子部材に押さえ付ける先端部とを有する板ばねであって、
    前記第1直線方向における前記付勢部材の先端部の寸法が、前記第1直線方向における前記付勢部材の基端部の寸法よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の端子台。
  3. 前記第1直線方向における前記狭窄部の寸法が、前記第1直線方向における前記幅広部の寸法の半分である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の端子台。
  4. 前記ハウジングを構成する前記狭窄部が、当該ハウジングに隣り合った他の前記ハウジングを構成する前記幅広部に当接するとともに、前記ハウジングを構成する前記幅広部が、当該ハウジングに隣り合った他の前記ハウジングを構成する前記狭窄部に当接する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の端子台。
  5. 前記第2直線方向における前記狭窄部の寸法が、前記第2直線方向における前記幅広部の寸法に等しい
    ことを特徴とする請求項4に記載の端子台。
  6. 前記第1直線方向に沿って連続して並べられる3つの前記ハウジングを、第1ハウジング、第2ハウジング、および、第3ハウジングとしたとき、
    前記第1ハウジングを構成する前記幅広部と、前記第3ハウジングを構成する前記幅広部とが当接するとともに、前記第2ハウジングを構成する前記狭窄部が、前記第1ハウジングおよび前記第3ハウジングを構成する前記狭窄部に挟まれて当接する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の端子台。
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