JP2020170657A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に端子のインピーダンスを上昇させることができるコネクタを得る。【解決手段】コネクタ10の端子14は、ハウジング12に収容されていると共に、ソケットと電気的に接触する接触面42を有している。ハウジング12の嵌合部16は、ソケットと嵌合方向に沿って嵌合する。ハウジング12の収容部22は、端子14の接触面42とは異なる部位と少なくとも一部で対向する左右一対の側部規制面24と、底部規制面26により端子14を内部に収容する。底部規制面26には、端子14との間に空間を形成する凹部58が設けられていることから、端子14側ではなくハウジング12側の凹部58にてその他の部位よりも誘電率が低い空気層を有することができる。このため、収容部22に収容される端子14のインピーダンスを上昇させることができる。これにより、容易に端子14のインピーダンスを上昇させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
下記特許文献には、コネクタに関する発明が開示されている。このコネクタは、接続対象物と電気的に接触する端子と、端子を収容するハウジングとを有している。端子には、接続対象物と接触しかつインピーダンスが低くなりやすい端子接触部と、この端子接触面の反対側の面に設けられた凹部とが設けられており、これによって端子とハウジングとの間に誘電率の低い空気層が形成される。したがって、端子の接続対象物と接触する端子接触部におけるインピーダンスを高めることができる。
特開2010−33714号公報
しかしながら、上記特許文献に開示された構成では、端子自体に凹部を形成するため、接続対象物との接触に悪影響が出るのを抑制するために高い加工精度が必要となる可能性がある。また、コネクタを限られた空間に設置するために小型化する場合は、端子の幅を狭くする可能性があり、この場合では凹部を形成することができない可能性もある。したがって、上記先行技術はこの点で改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、容易に端子のインピーダンスを上昇させることができるコネクタを得ることを目的とする。
第1の態様に係るコネクタは、接続対象物と電気的に接触する接触面を有している端子と、基板に載置されると共に、前記接続対象物と嵌合方向に沿って嵌合する嵌合部と、前記端子の接触面とは異なる部位と少なくとも一部で対向した規制面により前記端子の変位を規制可能とした状態で前記端子を収容する収容部とを有しているハウジングと、前記収容部の規制面に設けられていると共に、前記端子との間に空間を形成している凹部と、を有している。
上記第1の態様では、コネクタは、端子とハウジングとを有している。端子は、ハウジングに収容されていると共に、接続対象物と電気的に接触する接触面を有している。ハウジングは、基板に載置されると共に、嵌合部と収容部とを有しており、このうち嵌合部は、接続対象物と嵌合方向に沿って嵌合する。収容部は、端子の接触面とは異なる部位と少なくとも一部で対向する規制面により端子の変位を規制可能とした状態で端子を収容する。この規制面には、端子との間に空間を形成する凹部が設けられていることから、端子側ではなくハウジング側の凹部にてその他の部位よりも誘電率が低い空気層を有することができる。つまり、端子よりも広い面を確保し易いハウジング側にて凹部が設けられるため、容易に空気層を設けることができ、この空気層により収容部に収容される端子のインピーダンスを上昇させることができる。
ここで、「対向」には、端子と規制面の少なくとも一部が接触した状態と、端子と規制面とが接触しない状態とが含まれるものとする。
第2の態様に係るコネクタは、第1の態様において、前記凹部は、前記端子における前記接触面と板厚方向の反対側の面に接触する前記規制面の一部に形成されている。
上記第2の態様では、端子における接触面と板厚方向の反対側の面に接触する規制面の一部に凹部が設けられていることで、凹部が外部から視認し難くなる。また、端子における接触面と反対側の面に対応する規制面は、いわばデッドスペースとなるので、スペースを有効活用することができる。
第3の態様に係るコネクタは、第2の態様において、前記端子における前記接触面と板厚方向の反対側の面に接触する前記規制面は、前記接続対象物が前記接触面と当接する当接方向及び前記嵌合方向と直交する方向にて前記凹部を挟んで一対設けられている。
上記第3の態様では、規制面は、端子における嵌合方向及び接続対象物が接触面と当接する当接方向に直交する方向(以下、単に「幅方向」と称する。)にて凹部を挟んで一対設けられていることから、端子における幅方向の両端部が規制面により支持される。したがって、接続対象物が端子の接触面と当接した際に端子へ接触方向に沿って力が作用しても、端子の傾きや変形を抑制することができる。これにより、接続信頼性を確保することができる。
第4の態様に係るコネクタは、第2の態様において、前記端子における前記接触面と板厚方向の反対側の面に接触する前記規制面は、前記接続対象物が前記接触面と当接する当接方向及び前記嵌合方向と直交する方向にて一対形成された前記凹部同士の間に設けられている。
上記第4の態様では、規制面は、端子における幅方向にて一対形成された凹部同士の間に設けられていることから、端子との間に空間を形成する凹部が端子における接触面と板厚方向の反対側の面の異なる箇所に一対設けられる。したがって、誘電率が低い空気層を端子の表面の複数の位置に設けることができるので、表皮効果により端子の表面を電気が流れる場合に、より適切にインピーダンスを上昇させることができる。
第5の態様に係るコネクタは、第1〜第4のいずれか一つの態様において、前記凹部における前記嵌合方向での端部は、前記端子により外部から覆われている。
上記第5の態様では、凹部の嵌合方向での端部が端子により外部から覆われていることから、接続対象物とコネクタとが嵌合する際に、接続対象物が端子に接触する前に凹部に嵌まり込んで損傷するのを抑制することができる。つまり、接続対象物との嵌合時に電気的な接触の不具合の発生を抑制することができる。
以上説明したように、本発明は、容易に端子のインピーダンスを上昇させることができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 第1実施形態に係るコネクタの嵌合部を拡大して示す斜視図である。 図2におけるW方向にて嵌合部を見た場合の斜視図である。 図3におけるA−A線に沿って切断した状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るコネクタの嵌合部を示す図4に対応した断面図である。
(第1実施形態)
図1〜図4を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
なお、以下の説明では、各図に示す矢印Xをコネクタ前方向、矢印Yをコネクタ幅方向一方側(右側)、矢印Zをコネクタ上方向として説明する。また、特記なく前後、上下、幅(左右)という語を用いる場合は、コネクタ前後方向の前後、コネクタ上下方向の上下、コネクタ幅方向(左右方向)の幅(左右)を示すものとする。これらの方向は、コネクタの使用状態での方向とは無関係である。また、各図においては、図面を見易くする意図で、一部の符号を省略している場合がある。
(全体構成)
図1に示されるように、本実施形態に係るコネクタ10は、所謂プラグとされており、ハウジング12と複数の端子14を含んで構成されかつ下側が図示しない回路基板に固定されている。そして、コネクタ10は、接続対象物としての図示しないソケットにX方向にて嵌合可能とされている。本実施形態において、嵌合方向Xは、コネクタ10の前後方向と一致しており、以下の説明では、嵌合方向Xを「前後方向」と称する場合がある。
(ハウジング)
ハウジング12は、略矩形筒状(略直方体状)に形成されている。このハウジング12は、例えば合成樹脂等の絶縁性材料によって製造されたものである。なお、ハウジング12における左右方向の寸法は、端子14の数によって適宜変更される構成とされている。
ハウジング12の内部には、嵌合部16が設けられている。嵌合部16は、ハウジング12における底面18の左右方向及び上下方向それぞれの略中央に設けられていると共に、底面18から前方へ向けて突出されている。嵌合部16は、左右方向を長手方向とする略直方体状に形成されており、上下方向における一対の側壁部20には、それぞれ複数の収容部22(図2参照)が左右方向に等間隔に並んで形成されている。この収容部22は、前後方向に延びていると共に、長手方向に直交する断面形状が規制面としての左右一対の側部規制面24と、左右一対の側部規制面24の上下方向内側端部を左右方向に繋げる規制面としての底部規制面26とで上下方向外側へ向けて開口された形状とされており(図4参照)、後端部が底面18の前後方向に連通された端子挿入孔28(図2参照)に連結されている。
嵌合部16の左右方向及び上下方向それぞれの外側には、延設壁部30が一体的に設けられている。延設壁部30は、ハウジング12における底面18の左右方向及び上下方向のそれぞれの外側端部から前方へ向けて突出されている。延設壁部30の底面18に対する突出量は、嵌合部16の底面18に対する突出量よりも大きくされている。これによって、ハウジング12は、内部に嵌合部16が収めた略角筒状に形成されている。
(端子)
複数の端子14は、導電性を有する金属板が所定の形状に打ち抜ぬかれて製造されたものであり、上下一対の端子列32、34を構成している。上下の端子列32、34は、それぞれ端子14の厚さ方向が上下方向に沿う向きにて複数の端子14が左右方向に等間隔に並べられた構成とされている。上側の端子列32が有する複数の端子14と、下側の端子列34が有する複数の端子14とは、互いに上下方向にて対向する向きの姿勢で配置されている。上側の端子列32が有する複数の端子14は、嵌合部16の上の側壁部20に設けられており、下側の端子列34が有する複数の端子14は、嵌合部16の下側の側壁部20に設けられている。
各端子14は、嵌合部16の収容部22内に収容(配置)され、図2に示されるように、嵌合部16と延設壁部30との間に位置する露出部38と、露出部38から後方へ延出され端子挿入孔28内に一部が挿入された第2収容部22と、第2収容部22における露出部38とは反対側の端部から下側へ延出されて回路基板に固定される接続部40(図1参照)と、を有している。なお、図2及び図3では、収容部22の内部をわかり易くするため、複数の端子14のうち一つの端子14を省略して図示している。
露出部38は、端子14の前方側の一部が外部に露出されており、ソケットに設けられた図示しない相手側端子と電気的に接触される接触面42が配置されている。なお、相手側端子からは、上下方向を当接方向として当接される。
図4に示されるように、端子14における接触面42と板厚方向の反対側の面としての裏面44は、一部が収容部22の底部規制面26に当接(接触)されている。また、端子14における左右一対の側面48は、それぞれ収容部22の側部規制面24に接触可能に対向して配置されている。これにより、端子14は、上下方向内側及び幅方向での変位が制限されて所定の位置に収容される。なお、収容部22の上下方向の深さは、端子14の上下方向の寸法よりも若干小さく設定されており、これによって端子14が収容部22に収容される際は、端子14の接触面42が嵌合部16の側壁部20より上下方向外側に突出されている。
図3に示されるように、端子14の前端部52は、ガイド形状部54を有している。このガイド形状部54は、接触面42の前縁から前側へ向かうに連れて収容部22の底部規制面26側へ傾けられた傾斜壁面56を有しており、これによってソケットがコネクタ10に嵌合される際に相手側端子を円滑に接触面42へと移動させることができる。
(凹部)
図2に示されるように、複数の収容部22の底部規制面26には、凹部58がそれぞれ形成されている。この凹部58は、図4に示されるように、左右一対の凹部側面60と、一対の凹部側面60の上下方向内側端部同士を左右方向に繋ぐ凹部底面64とで上下方向外側へ開口された凹形状とされており、底部規制面26における左右方向の略中央部に形成されている。換言すると、底部規制面26は、凹部58を挟んで左右一対に形成されており、端子14の左右方向(幅方向)の端部をそれぞれ支持している。
凹部58は、嵌合方向での前後方向の後端部が底部規制面26における端子挿入孔28に対応した任意の位置に配置されている(不図示)。一方、図3に示されるように、凹部58の嵌合方向(前後方向)での端部である前端部62は、端子14の前端部52より後方側に配置されている。つまり、凹部58は、端子14が収容部22に収容されている状態では、外部から目視できない構成とされている。
(第1実施形態の作用効果)
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態では、コネクタ10は、端子14とハウジング12とを有している。端子14は、ハウジング12に収容されていると共に、接続対象物と電気的に接触する接触面42を有している。ハウジング12は、基板に載置されると共に、嵌合部16と収容部22とを有しており、このうち嵌合部16は、接続対象物と嵌合方向に沿って嵌合する。収容部22は、端子14の接触面42とは異なる部位と少なくとも一部で対向する左右一対の側部規制面24と、底部規制面26とにより端子14の変位を規制可能とした状態で端子14を収容する。この底部規制面26には、端子14との間に空間を形成する凹部58が設けられていることから、端子14側ではなくハウジング12側の凹部にてその他の部位よりも誘電率が低い空気層を有することができる。つまり、端子14よりも広い面を確保し易いハウジング12側にて凹部58が設けられるため、容易に空気層を設けることができ、この空気層により収容部22に収容される端子14のインピーダンスを上昇させることができる。これにより、容易に端子14のインピーダンスを上昇させることができる。
また、端子14における接触面42と板厚方向の反対側の裏面44に接触する底部規制面26の一部に凹部58が設けられていることで、凹部58が外部から視認し難くなる。また、端子14における接触面42と反対側の裏面44に対応する底部規制面26は、いわばデッドスペースとなるので、スペースを有効活用することができる。
さらにまた、底部規制面26は、端子14における幅方向にて凹部58を挟んで一対設けられていることから、端子14における幅方向の両端部68が底部規制面26により支持される。したがって、接続対象物が端子14の接触面42と当接した際に端子14へ接触方向に沿って力が作用しても、端子14の傾きや変形を抑制することができる。これにより、接続信頼性を確保することができる。
また、凹部58の嵌合方向での前端部62が端子14により外部から覆われていることから、接続対象物とコネクタ10とが嵌合する際に、接続対象物が端子14に接触する前に凹部58に嵌まり込んで損傷するのを抑制することができる。つまり、接続対象物との嵌合時に電気的な接触の不具合の発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、図5を用いて、本発明の第2実施形態に係るコネクタについて説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態に係るコネクタ80は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、凹部84が左右一対にて設けられている点に特徴がある。
すなわち、図5に示されるように、複数の収容部22の規制面としての底部規制面82には、左右一対に凹部84がそれぞれ形成されている。この凹部84は、左右一対の凹部側面86と、一対の凹部側面86の上下方向内側端部同士を左右方向に繋ぐ凹部底面88とで上下方向外側へ開口された凹形状とされており、底部規制面82における左右方向の両端部にそれぞれ形成されている。換言すると、底部規制面82は、左右一対に設けられている凹部84を挟んで形成されており、端子14の左右方向(幅方向)の中央部を支持している。なお、凹部84の左右一対の凹部側面86における一方側は、収容部22の側部規制面24と連続的に上下方向に延設されている。
左右一対の凹部84は、前後方向の後端部が底部規制面26における端子挿入孔28に対応した任意の位置に配置されている(不図示)。一方、凹部84の前後方向の図示しない前端部は、第1実施形態と同様に端子14の前端部52(図3参照)より後方側に配置されている。つまり、凹部84は、端子14が収容部22に収容されている状態では、外部から目視できない構成とされている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、凹部84が左右一対にて設けられている点以外は第1実施形態のコネクタ10と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。また、底部規制面26は、端子14における幅方向にて一対形成された凹部58同士の間に設けられていることから、端子14との間に空間を形成する凹部58が端子14における接触面42と板厚方向の反対側の裏面44の異なる箇所に一対設けられる。したがって、誘電率が低い空気層を端子14の表面の複数の位置に設けることができるので、表皮効果により端子14の表面を電気が流れる場合に、より適切にインピーダンスを上昇させることができる。
なお、上述した第2実施形態では、凹部84が左右一対に設けられた構成とされているが、これに限らず、左右方向に3つ以上設けられた構成としてもよい。
また、上述した第1、第2実施形態では、端子14が板状に形成された構成とされているが、これに限らず、円柱状等その他の形状により構成されてもよく、また収容部22の断面形状を端子の断面形状に合わせて半円形状等その他の形状としてもよい。
さらに、凹部58、84は、収容部22の底部規制面26、82に設けられた構成とされているが、これに限らず、収容部22の左右一対の側部規制面24にそれぞれ左右方向に開口されるように設けられた構成としてもよい。
さらにまた、端子14の長手方向において部位ごとに変化するインピーダンスに応じて、底部規制面26の左右方向中央に凹部58を設ける部位と、底部規制面26の左右方向の両端部に凹部84を設ける部位とを組み合わせた構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 コネクタ
12 ハウジング
14 端子
16 嵌合部
22 収容部
24 側部規制面(規制面)
26 底部規制面(規制面)
44 裏面(接触面と反対側の面)
50 接触面
52 前端部(端子の嵌合方向での端部)
58 凹部
80 コネクタ
82 底部規制面(規制面)
84 凹部

Claims (5)

  1. 接続対象物と電気的に接触する接触面を有している端子と、
    基板に載置されると共に、前記接続対象物と嵌合方向に沿って嵌合する嵌合部と、前記端子の接触面とは異なる部位と少なくとも一部で対向した規制面により前記端子の変位を規制可能とした状態で前記端子を収容する収容部とを有しているハウジングと、
    前記収容部の規制面に設けられていると共に、前記端子との間に空間を形成している凹部と、
    を有するコネクタ。
  2. 前記凹部は、前記端子における前記接触面と板厚方向の反対側の面に接触する前記規制面の一部に形成されている、
    請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記端子における前記接触面と板厚方向の反対側の面に接触する前記規制面は、前記接続対象物が前記接触面と当接する当接方向及び前記嵌合方向と直交する方向にて前記凹部を挟んで一対設けられている、
    請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記端子における前記接触面と板厚方向の反対側の面に接触する前記規制面は、前記接続対象物が前記接触面と当接する当接方向及び前記嵌合方向と直交する方向にて一対形成された前記凹部同士の間に設けられている、
    請求項2記載のコネクタ。
  5. 前記凹部における前記嵌合方向での端部は、前記端子により外部から覆われている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
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