JP6946229B2 - ゴム組成物の製造方法 - Google Patents

ゴム組成物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6946229B2
JP6946229B2 JP2018066804A JP2018066804A JP6946229B2 JP 6946229 B2 JP6946229 B2 JP 6946229B2 JP 2018066804 A JP2018066804 A JP 2018066804A JP 2018066804 A JP2018066804 A JP 2018066804A JP 6946229 B2 JP6946229 B2 JP 6946229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
fluorene
rubber
ring
rubber composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018066804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019178195A (ja
Inventor
裕太 荒川
裕太 荒川
恵弘 山口
恵弘 山口
栗本 英一
英一 栗本
山田 昌宏
昌宏 山田
阪本 浩規
浩規 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2018066804A priority Critical patent/JP6946229B2/ja
Priority to US16/361,952 priority patent/US10894880B2/en
Priority to CN201910231504.7A priority patent/CN110317412A/zh
Publication of JP2019178195A publication Critical patent/JP2019178195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6946229B2 publication Critical patent/JP6946229B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、フルオレン変性セルロースナノ繊維を含有するゴム組成物の製造方法に関する。
特許文献1には、ゴム組成物にセルロースナノ繊維を含有させることにより、ゴム組成物の耐摩耗性や機械的強度を向上させる技術が開示されている。
特許文献2には、セルロースナノ繊維に関して、重合性フルオレン化合物をグラフト結合させたフルオレン変性セルロースナノ繊維とすることにより、樹脂等の有機媒体に対する親和性及び分散性を向上させる技術が開示されている。
特許第5940192号 特開2017−222777号公報
本発明者らは、フルオレン変性セルロースナノ繊維を含有するゴム組成物を製造する際に、フルオレン変性セルロースナノ繊維をプロセスオイルに分散させた分散物と、ゴム成分とを混合する過程を経ることにより、得られるゴム組成物の剛性が更に向上することを見出した。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ゴム組成物の剛性を向上させることにある。
上記課題を解決するためのゴム組成物の製造方法は、プロセスオイル中にフルオレン変性セルロースナノ繊維が分散した分散体とゴム成分とを混練して混練体を作製する混練工程と、前記混練体に加硫剤を混合する混合工程とを有することを要旨とする。
上記ゴム組成物の製造方法について、前記ゴム成分が、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴムの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
上記ゴム組成物の製造方法について、前記混練工程において、前記分散体と前記ゴム成分に加えて、炭素系フィラーを混練することが好ましい。
上記ゴム組成物の製造方法について、前記分散体中の前記フルオレン変性セルロースナノ繊維の含有率が、1.0〜10質量%であることが好ましい。
上記ゴム組成物の製造方法について、前記分散体と前記炭素系フィラーを混合した後、前記ゴム成分と混練することが好ましい。
ゴム組成物の剛性を向上させることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を詳細に説明する。
フルオレン変性セルロースナノ繊維を含有するゴム組成物は、以下に記載する分散工程、混練工程、混合工程を順に経ることにより製造される。
(分散工程)
分散工程は、プロセスオイル中にフルオレン変性セルロースナノ繊維を分散させた分散体を作製する工程である。
プロセスオイルとフルオレン変性セルロースナノ繊維とを加え乳化分散機等の公知の混合機を用いて混合することにより分散体を作製する。分散体中のフルオレン変性セルロースナノ繊維の含有率は、例えば、1.0〜10質量%である。
原料となるプロセスオイル、及びフルオレン変性セルロースナノ繊維の詳細については後述する。
(混練工程)
混練工程は、分散工程で得られた分散体と、炭素系フィラーと、ゴム成分とを混練して、混練体を作製する工程である。
まず、分散体と炭素系フィラーとを加え、所定時間放置することにより、分散体と炭素系フィラーとを馴染ませる。これにより、炭素系フィラーの粒子間に分散体が浸透した状態となる。分散体中の炭素系フィラーの含有率は、例えば、1〜90質量%である。
次に、炭素系フィラーを混ぜた分散体とゴム成分とを、バンバリーミキサー等の公知の混練機を用いて混練することによって、混練体を作製する。
炭素系フィラーを混ぜた分散体とゴム成分との配合割合は、例えば、フルオレン変性セルロースナノ繊維の配合量がゴム成分100質量部あたり1.5〜30質量部となるように分散体を配合することが好ましい。また、炭素系フィラーの配合量がゴム成分100質量部あたり3〜120質量部となるように分散体を配合することが好ましい。
原料となるゴム成分、及び炭素系フィラーの詳細については後述する。
また、必要に応じて、老化防止剤、加工助剤、充填材、軟化剤、受酸剤、着色剤、スコーチ防止剤等のその他成分を配合し、その他成分を含有する混錬体としてもよい。
(混合工程)
混合工程は、混練工程で得られた混練体に加硫剤、及び必要に応じて加硫促進剤を混合する工程である。混合工程は、乳化分散機等の公知の混合機を用いて行うことができる。さらに、混合工程後に、適宜のタイミングで、押出成形、射出成形、及びプレス成形等による成形工程、及び、加硫工程を行うことにより、所定の形状を有するゴム組成物が得られる。加硫工程は、公知の加硫機を用いて行うことができる。
加硫剤は、例えば、ゴム成分100質量部あたり1〜15質量部となるように配合する。
加硫促進剤は、例えば、ゴム成分100質量部あたり1〜20質量部となるように配合する。
原料となる加硫剤、及び加硫促進剤の詳細については後述する。
以上の工程を行うことにより、フルオレン変性セルロースナノ繊維を含有するゴム組成物が得られる。
ゴム組成物は、例えば、車両部品等のゴム成形品に適用される。車両部品としては、例えば、エアクリーナホース、ブレーキホース、リザーバーホース、ウォーターホース等のホース、ウェザーストリップが挙げられる。
次に、各原料について説明する。
<プロセスオイル>
プロセスオイルは特に限定されるものではなく、公知のプロセスオイルを用いることができる。公知のプロセスオイルとしては、例えば、パラフィン系オイル、ナフテン系オイル、芳香族炭化水素系オイルが挙げられる。
プロセスオイルは、一種を単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
ゴム組成物におけるプロセスオイルの配合量は、ゴム成分100質量部あたり12〜60質量部であることが好ましい。
<フルオレン変性セルロースナノ繊維>
フルオレン変性セルロースナノ繊維は、例えば、セルロース繊維に対して、9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物が重合性単量体としてグラフト結合した変性セルロース繊維である。
フルオレン変性セルロースナノ繊維を構成するセルロース繊維は、例えば、パルプを微細化(ミクロフィブリル化)したセルロースナノ繊維である。セルロース繊維の原料となるパルプは、特に限定されるものではないが、リグニン、ヘミセルロース等の非セルロース成分の含有量が少ないパルプが好ましい。また、パルプは、パルプ材を機械的に処理した機械パルプであってもよいし、パルプ材を化学的に処理した化学パルプであってもよい。
セルロース繊維にグラフト結合される重合性単量体は、下記一般式(1)で示される9,9−ビスアリールフルオレン骨格を有する化合物である。
Figure 0006946229
一般式(1)において、環Zはアレーン環である。
環Zで表されるアレーン環として、ベンゼン環などの単環式アレーン環、多環式アレーン環などが挙げられ、多環式アレーン環には、縮合多環式アレーン環(縮合多環式炭化水素環)、環集合アレーン環(環集合芳香族炭化水素環)などが含まれる。
縮合多環式アレーン環としては、例えば、縮合二環式アレーン(例えば、ナフタレンなどの縮合二環式C10−16アレーン)環、縮合三環式アレーン(例えば、アントラセン、フェナントレンなど)環などの縮合二乃至四環式アレーン環などが挙げられる。好ましい縮合多環式アレーン環としては、ナフタレン環、アントラセン環などが挙げられ、特に、ナフタレン環が好ましい。なお、2つの環Zは同一の又は異なる環であってもよい。
環集合アレーン環としては、ビアレーン環、例えば、ビフェニル環、ビナフチル環、フェニルナフタレン環(1−フェニルナフタレン環、2−フェニルナフタレン環など)などのビC6−12アレーン環、テルアレーン環、例えば、テルフェニレン環などのテルC6−12アレーン環などが例示できる。好ましい環集合アレーン環としては、ビC6−10アレーン環、特にビフェニル環などが挙げられる。
一般式(1)において、Rは、アルキレン基である。
アルキレン基Rには、直鎖状又は分岐鎖状アルキレン基が含まれ、直鎖状アルキレン基としては、例えば、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基などのC2−6アルキレン基(好ましくは直鎖状C2−4アルキレン基、さらに好ましくは直鎖状C2−3アルキレン基、特にエチレン基)が例示でき、分岐鎖状アルキレン基としては、例えば、プロピレン基、1,2−ブタンジイル基、1,3−ブタンジイル基などの分岐鎖状C3−6アルキレン基(好ましくは分岐鎖状C3−4アルキレン基、特にプロピレン基)などが挙げられる。なお、mが2以上の整数である場合、アルキレン基Rの種類は、同一又は異なっていてもよい。また、アルキレン基Rの種類は、同一の又は異なる環Zにおいて、同一又は異なっていてもよい。
一般式(1)において、オキシアルキレン基(OR)の数を示すmは、0又は1以上の整数である。
オキシアルキレン基(OR)の数mは、0〜20の整数(例えば、0〜15の整数)程度の範囲から選択でき、例えば、0〜10(例えば、1〜8)の整数、好ましくは0〜5(例えば、1〜5)の整数、さらに好ましくは0〜4(例えば、1〜4)の整数、特に0〜3(例えば、1〜3)程度の整数であってもよく、通常、0〜2の整数(例えば、0又は1)であってもよい。
一般式(1)において、X及びXはそれぞれ独立してラジカル重合性基又は水素原子である。ただし、X及びXのうちの少なくとも一方はラジカル重合性基である。
ラジカル重合性基X及びXは、同一又は異なって、下記一般式(2a)で表されるアリル基、下記一般式(2b)で表される(メタ)アクリロイル基、又は下記一般式(2c)で表される基であってもよい。
Figure 0006946229
一般式(2b)において、Rは水素原子又はメチル基である。一般式(2c)において、R3a及びR3bはそれぞれ独立して水素原子又はアルキル基であり、Rは水素原子又はアルキル基である。
3a、R3b、Rで表されるアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基などの直鎖状又は分岐鎖状C1−6アルキル基(好ましくはC1−4アルキル基)などが挙げられる。好ましいR3a及びR3bとしては、例えば、R3a及びR3bの双方が水素原子である場合、R3a及びR3bの一方が水素原子であり、他方がアルキル基(特にメチル基)である場合が挙げられる。
このような重合性基X及びXを有するフルオレン化合物は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。好ましい重合性基X及びXは、重合性不飽和二重結合を有する多価カルボン酸又はその反応性誘導体に由来する重合性基、例えば、一般式(2c)で表される重合性基が含まれる。この場合には、セルロース繊維とのグラフト反応により、修飾セルロース繊維に活性なカルボキシル基又はアルコキシカルボニル基を導入できる。なお、一部のカルボキシル基又はアルコキシカルボニル基は、セルロース繊維のヒドロキシル基と反応していてもよい。
一般式(1)において、基[X−(OR)m−](XはX又はXを示す。以下、同じ)の置換数を示すn1及びn2は、それぞれ独立して0又は1以上の整数(例えば、0〜3の整数)である。ただし、同時に「0」であることはなく、n1及びn2のうち少なくとも一方が、環Zの種類に応じて、1以上の整数である。置換数n1及びn2は、例えば、1〜4の整数であり、好ましくは1〜3の整数、さらに好ましくは1又は2の整数、特に1であってもよい。なお、置換数n1及びn2は、それぞれの環Zにおいて、同一又は異なっていてもよく、n1及びn2のうちラジカル重合性基を含む置換基の置換数に対応する少なくとも一方は1以上の整数(例えば、1〜3の整数、特に1又は2)であってもよい。
好ましい態様としては、例えば、Xがラジカル重合性基、Xがラジカル重合性基又は水素原子であり、n1及びn2が1である場合が挙げられる。重合性基X及びXは、アリル基、(メタ)アクリロイル基、特に一般式(2c)で表される重合性基が好ましい。
なお、基[X−(OR)m−]は、環Zの適当な位置に置換できる。例えば、環Zがベンゼン環である場合には、フェニル基の2−,3−,4−位(特に、3−位及び/又は4−位)に置換している場合が挙げられる。環Zがナフタレン環である場合には、ナフチル基の5〜8−位である場合が挙げられ、さらに詳しくは、フルオレンの9−位に対してナフタレン環の1−位又は2−位が置換し(1−ナフチル又は2−ナフチルの関係で置換し)、この置換位置に対して、1,5−位、2,6−位などの関係(特にnが1である場合、2,6−位の関係)で基[X−(OR)m−]が置換している場合が挙げられる。
また、nが2以上である場合、置換位置は、特に限定されない。また、環集合アレーン環Zにおいて、基[X−(OR)m−]の置換位置は、特に限定されず、例えば、フルオレンの9−位に結合したアレーン環及び/又はこのアレーン環に隣接するアレーン環に置換していてもよい。例えば、ビフェニル環Zの3−位又は4−位がフルオレンの9−位に結合していてもよく、ビフェニル環Zの4−位がフルオレンの9−位に結合しているとき、基[X−(OR)m−]の置換位置は、2−,3−,2’−,3’−,4’−位のいずれであってもよく、2−,3’−,4’−位、好ましくは2−,4’−位(特に、2−位)に置換していてもよい。
一般式(1)において、Rは置換基である。
置換基Rとしては、ハロゲン原子(例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子)、アルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基などの直鎖状又は分岐鎖状C1−10アルキル基、好ましくは直鎖状又は分岐鎖状C1−6アルキル基、さらに好ましくは直鎖状又は分岐鎖状C1−4アルキル基など)、シクロアルキル基(シクロペンチル基、シクロへキシル基などのC5−10シクロアルキル基など)、アリール基[フェニル基、アルキルフェニル基(メチルフェニル(トリル)基、ジメチルフェニル(キシリル)基など)、ビフェニル基、ナフチル基などのC6−12アリール基]、アラルキル基(ベンジル基、フェネチル基などのC6−10アリール−C1−4アルキル基など)、アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、t−ブトキシ基などの直鎖状又は分岐鎖状C1−10アルコキシ基など)、シクロアルコキシ基(例えば、シクロへキシルオキシ基などのC5−10シクロアルキルオキシ基など)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基などのC6−10アリールオキシ基など)、アラルキルオキシ基(例えば、ベンジルオキシ基などのC6−10アリール−C1−4アルキルオキシ基など)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基などのC1−10アルキルチオ基など)、シクロアルキルチオ基(例えば、シクロへキシルチオ基などのC5−10シクロアルキルチオ基など)、アリールチオ基(例えば、チオフェノキシ基などのC6−10アリールチオ基など)、アラルキルチオ基(例えば、ベンジルチオ基などのC6−10アリール−C1−4アルキルチオ基など)、アシル基(例えば、アセチル基などのC1−6アシル基など)、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基などのC1−4アルコキシ−カルボニル基など)、ニトロ基、シアノ基、ジアルキルアミノ基(例えば、ジメチルアミノ基などのジC1−4アルキルアミノ基など)、ジアルキルカルボニルアミノ基(例えば、ジアセチルアミノ基などのジC1−4アルキル−カルボニルアミノ基など)などが例示できる。
これらの置換基Rのうち、代表的には、ハロゲン原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アシル基、カルボキシ基、ニトロ基、シアノ基、置換アミノ基などが挙げられる。好ましい置換基Rとしては、アルコキシ基、アルキル基など、特にメチル基などの直鎖状又は分岐鎖状C1−4アルキル基が挙げられる。なお、置換基Rがアリール基であるとき、置換基Rは、環Zとともに、環集合アレーン環を形成してもよい。置換基Rの種類は、同一の又は異なる環Zにおいて、同一又は異なっていてもよい。
一般式(1)において、置換数を示すpは、0又は1以上の整数である。
置換数pの数は、環Zの種類などに応じて適宜選択でき、例えば、0〜8の整数であり、好ましくは0〜4の整数、より好ましくは0〜3(例えば、0〜2)の整数である。また、pは、0又は1であってもよい。pが1である場合としては、例えば、環Zがベンゼン環、ナフタレン環又はビフェニル環であり、置換基R4がメチル基である場合が挙げられる。
一般式(1)において、Rは、置換基である。
置換基Rとして、シアノ基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子など)、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基などのC1−4アルコキシ−カルボニル基など)、アルキル基(メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、t−ブチル基などのC1−6アルキル基)、アリール基(フェニル基などのC6−10アリール基)などが挙げられる。好ましい置換基Rとしては、アルキル基、カルボキシ基又はC1−2アルコキシ−カルボニル基、シアノ基、ハロゲン原子など、特にメチル基などの直鎖状又は分岐鎖状C1−4アルキル基が挙げられる。
一般式(1)において、置換数を示すkは0〜4の整数である。
置換数kは0〜4(例えば、0〜3)の整数、好ましくは0〜2の整数(例えば、0又は1)、特に0である。なお、置換数kは、互いに同一又は異なっていてもよく、kが2以上である場合、置換基Rの種類は互いに同一又は異なっていてもよく、フルオレン環の2つのベンゼン環に置換する置換基R5の種類は同一又は異なっていてもよい。また、置換基Rの置換位置は、特に限定されず、例えば、フルオレン環の2−位乃至7−位(2−位、3−位及び/又は7−位など)であってもよい。
一般式(1)で示される重合性フルオレン化合物のうち、代表的な化合物を以下に例示する。
k=0、p=0、n1及びn2=1、X及びXが重合性基(3−カルボキシアクリロイル基)である化合物として、例えば、9,9−ビス(4−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−メチル−4−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(3,4−ジ(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(6−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)−2−ナフチル)フルオレン、9,9−ビス(4−フェニル−3−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス[4−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]フルオレン、9,9−ビス[3−メチル−4−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]フルオレン、9,9−ビス[6−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)−2−ナフチル]フルオレン、9,9−ビス[4−フェニル−3−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]フルオレンが挙げられる。
k=0、p=0、n1及びn2=1、X及びXが重合性基(3−カルボキシアクリロイル基)である化合物として、例えば、9,9−ビス(4−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(3−メチル−4−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(3,4−ジ(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス(6−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)−2−ナフチル)フルオレン、9,9−ビス(4−フェニル−3−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)フルオレン、9,9−ビス[4−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]フルオレン、9,9−ビス[3−メチル−4−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]フルオレン、9,9−ビス[6−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)−2−ナフチル]フルオレン、9,9−ビス[4−フェニル−3−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]フルオレンが挙げられる。
k=0、p=0、n1及びn2=1、Xが重合性基(3−カルボキシアクリロイル基)、Xが水素原子である化合物として、例えば、9−(4−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)−9−(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9−(3−メチル−4−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)−9−(3−メチル−4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9−(3,4−ジ(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)−9−(3,4−ジヒドロキシフェニル)フルオレン、9−(6−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)−2−ナフチル)−9−(6−ヒドロキシ−2−ナフチル)フルオレン、9−(4−フェニル−3−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)フェニル)−9−(4−フェニル−3−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9−[4−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]−9−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン、9−[3−メチル−4−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]−9−[3−メチル−4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン、9−[6−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)−2−ナフチル]−9−[6−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ナフチル]フルオレン、9−[4−フェニル−3−(2−(3−カルボキシアクリロイルオキシ)エトキシ)フェニル]−9−[4−フェニル−3−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレンが挙げられる。
フルオレン変性セルロースナノ繊維において、セルロース繊維に結合した重合性フルオレン化合物の割合は、フルオレン変性セルロースナノ繊維の総量に対して、0.01〜20質量%程度の範囲から選択でき、例えば、0.05〜15質量%であり、好ましくは0.1〜10質量%(例えば、0.3〜7質量%)、さらに好ましくは0.5〜5質量%(例えば、0.7〜3質量%)である。
フルオレン変性セルロースナノ繊維の平均繊維径は、例えば、1〜1000nm、好ましくは4〜500nm、さらに好ましくは10〜200nmであってもよい。
フルオレン変性セルロースナノ繊維の平均繊維長は、例えば、0.01〜500μm程度の範囲から選択でき、通常1μm以上、好ましくは10μm以上、さらに好ましくは30μm以上であってもよい。
フルオレン変性セルロースナノ繊維の平均繊維径に対する平均繊維長の割合(アスペクト比)は、例えば、5〜10000である。
フルオレン変性セルロースナノ繊維の飽和吸水率は、例えば、8質量%以下(例えば、5質量%以下)である。また、水分含有量は、例えば、温度25℃、湿度60%の条件下、1昼夜放置したとき、0〜7質量%(例えば、0〜5質量%)、好ましくは5質量%以下(例えば、0.1〜5質量%)、さらに好ましく3質量%程度以下である。
フルオレン変性セルロースナノ繊維の結晶化度は、例えば、40〜95%(例えば、50〜90%)、好ましくは60〜95%(例えば、65〜90%)、さらに好ましくは70〜90%(例えば、75〜85%)程度であってもよく、通常、結晶化度が60%以上(例えば、75〜90%程度)であってもよい。
フルオレン変性セルロースナノ繊維は、一種を単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
<炭素系フィラー>
炭素系フィラーとしては、例えば、カーボンブラック、炭素繊維、石油コークス、グラファイト、カーボンナノチューブが挙げられる。
炭素系フィラーは、一種を単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
炭素系フィラーの平均粒子径(メジアン径)は、例えば、0.4nm〜100μmである。
<ゴム成分>
ゴム成分は、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴムから選ばれる少なくとも一種である。
エチレンプロピレンジエンゴムは、特に限定されるものではなく、公知のエチレンプロピレンジエンゴムを用いることができる。エチレンプロピレンジエンゴムのジエン成分としては、例えば、5−エチリデン−2−ノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエンが挙げられる。エチレンプロピレンジエンゴムにおけるエチレンの含量は、例えば、50〜70質量%であり、ジエン成分の含量は、例えば、4.0質量%以上である。
クロロプレンゴムは、特に限定されるものではなく、公知のクロロプレンゴムを用いることができる。
ニトリルゴムは、特に限定されるものではなく、公知のニトリルゴムを用いることができる。
アクリルゴムは、特に限定されるものではなく、公知のアクリルゴムを用いることができる。公知のアクリルゴムとしては、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−ペンチルアクリレート、イソアミルアクリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチルアクリレート等のアクリル酸アルキルエステル、及び2−メトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、3−メトキシプロピルアクリレート、2−メトキシプロピルアクリレート等のアクリル酸アルコキシアルキルエステルから選ばれる一種又は二種以上のアクリルエステルモノマーと、2−クロロエチルビニルエーテル、ビニルクロロアセテート等の塩素系モノマー、アリルグリシジルエーテル等のエポキシ系モノマー又は5−エチリデン−2−ノルボルネン(ENB)等のジエン系モノマーとからなるものが挙げられる。
ゴム成分は、一種を単独で用いてもよいし、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
<加硫剤>
加硫剤としては、例えば、硫黄、硫黄化合物、ステアリン酸カルシウム等の金属石鹸、チアゾール類、スルフェンアミド類、ジチオカルバミン酸塩類、硫黄系有機化合物、過酸化物、アミン化合物が挙げられる。
<加硫促進剤>
加硫促進剤としては、例えば、酸化亜鉛、チラウム系加硫促進剤、ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤、チアゾール系加硫促進剤、スルフェンアミド系加硫促進剤が挙げられる。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)ゴム組成物の製造方法は、プロセスオイル中にフルオレン変性セルロースナノ繊維が分散した分散体とゴム成分とを混練して混練体を作製する混練工程と、混練体に加硫剤を混合する混合工程とを有する。
上記構成によれば、ゴム成分に対して、プロセスオイルとフルオレン変性セルロースナノ繊維とを別々に加えて混練した場合と比較して、剛性の高いゴム組成物が得られる。そのメカニズムは、以下のように考えられる。
プロセスオイル中にフルオレン変性セルロースナノ繊維が分散した分散体の状態でゴム成分と混錬することにより、混練時におけるフルオレン変性セルロースナノ繊維の凝集が抑制される。これにより、ゴム組成物中のフルオレン変性セルロースナノ繊維の分散性が向上し、フルオレン変性セルロースナノ繊維による剛性の向上効果が顕著に得られる。
(2)混練工程において、分散体とゴム成分に加えて、炭素フィラーを混練する。上記構成によれば、ゴム組成物の剛性をより向上させることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・プロセスオイル中にフルオレン変性セルロースナノ繊維を分散させた分散体が購入等により入手できる場合は、分散工程を省略してもよい。
・ゴム組成物は、炭素系フィラーを用いることなく製造されたものであってもよい。
以下、上記実施形態をさらに具体化した実施例について説明する。
(実施例1)
プロセスオイル60質量部と、フルオレン変性セルロースナノ繊維3質量部とを混合することにより分散体を得た。分散体63質量部と炭素系フィラー60質量部とを混合し、分散体と炭素系フィラーとを馴染ませた。
炭素系フィラーを混合した分散体123質量部と、ゴム成分100質量部とをバンバリーミキサーを用いて混練して混練体を得た。
次に、得られた混練体に加硫剤1.5質量部、及び3種の加硫促進剤3質量部(合計)を混合し、更にシート状に成形することにより、成形体を作製した。成形体を加硫することによって、実施例1のゴム組成物を作製した。
ゴム組成物の原料として、以下の材料を用いた。
ゴム成分:エチレンプロピレンジエンゴム(三井化学株式会社製「三井EPT3045」)
フルオレン変性セルロースナノ繊維:特許文献2(特開2017−222777号公報)の実施例1のフルオレン変性セルロースナノ繊維
炭素系フィラー:カーボンブラック(東海カーボン株式会社製「シーストG116」)
プロセスオイル:パラフィンオイル(出光興産株式会社製「ダイアナプロセスオイルPW−380」)
加硫剤:325メッシュの微粉硫黄
加硫促進剤:ジチオカルバミン酸塩系加硫促進剤(大内新興化学工業株式会社製「ノクセラーBZ」)、スルフェンアミド系加硫促進剤(大内新興化学工業株式会社製「ノクセラーCZ」)、チウラム系加硫促進剤(大内新興化学工業株式会社製「ノクセラーTT」)
実施例1のゴム組成物の組成を表1に示す。表1では、エチレンプロピレンジエンゴムを「EPDM」、フルオレン変性セルロースナノ繊維を「FCNF」とそれぞれ省略して記載している。
(比較例1)
プロセスオイル60質量部と、炭素系フィラー60質量部とを混合し、プロセスオイルと炭素系フィラーとを馴染ませた。炭素系フィラーを混合したプロセスオイル120質量部と、ゴム成分100質量部とをバンバリーミキサーを用いて混練して混練体を得た。次に、得られた混練体に加硫剤1.5質量部、及び3種の加硫促進剤3質量部(合計)を混合し、更にシート状に成形することにより、成形体を作製した。成形体を加硫することによって、比較例1のゴム組成物を作製した。比較例1のゴム組成物の組成を表1に示す。また、用いたゴム組成物の原料は、実施例1と同じである。
(比較例2)
プロセスオイル60質量部と、炭素系フィラー60質量部とを混合し、プロセスオイルと炭素系フィラーとを馴染ませた。炭素系フィラーを混合したプロセスオイル120質量部と、ゴム成分100質量部と、フルオレン変性セルロースナノ繊維3質量部とをバンバリーミキサーを用いて混練して混練体を得た。次に、得られた混練体に加硫剤1.5質量部、及び3種の加硫促進剤3質量部(合計)を混合し、更にシート状に成形することにより、成形体を作製した。成形体を加硫することによって、比較例2のゴム組成物を作製した。比較例2のゴム組成物の組成を表1に示す。また、用いたゴム組成物の原料は、実施例1と同じである。
(評価試験)
実施例1、比較例1、及び、比較例2のゴム組成物について、ゴム組成物から切り出した試験片(ダンベル状5号形:厚さ2mm)をJIS−K6251に準拠した引張試験を行った。その結果を表1に示す。試験片のM10は、試験片の伸びが10%になった際の引張力であり、試験片を構成するゴム組成物の剛性に相当するパラメータである。
Figure 0006946229
表1に示すように、フルオレン変性セルロースナノ繊維を配合した実施例1及び比較例2はいずれも、フルオレン変性セルロースナノ繊維を配合していない比較例1と比較して、得られるゴム組成物のM10の数値が増加したものの、その数値には約1.5倍もの差があった。この結果から、フルオレン変性セルロースナノ繊維による剛性の向上効果は、フルオレン変性セルロースナノ繊維とゴム成分とを単純に混合した場合よりも、フルオレン変性セルロースナノ繊維をプロセスオイルに分散させた状態としてゴム成分と混合した場合に顕著に得られることが分かる。

Claims (5)

  1. フルオレン変性セルロースナノ繊維を含有するゴム組成物の製造方法であって、
    プロセスオイル中に前記フルオレン変性セルロースナノ繊維が分散した分散体とゴム成分とを混練して混練体を作製する混練工程と、
    前記混練体に加硫剤を混合する混合工程とを有することを特徴とするゴム組成物の製造方法。
  2. 前記ゴム成分が、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴムの少なくともいずれかを含む請求項1に記載のゴム組成物の製造方法。
  3. 前記混練工程において、前記分散体と前記ゴム成分に加えて、炭素系フィラーを混練する請求項1又は2に記載のゴム組成物の製造方法。
  4. 前記分散体中の前記フルオレン変性セルロースナノ繊維の含有率が、1.0〜10質量%である請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴム組成物の製造方法。
  5. 前記分散体と前記炭素系フィラーを混合した後、前記ゴム成分と混練する請求項3に記載のゴム組成物の製造方法。
JP2018066804A 2018-03-30 2018-03-30 ゴム組成物の製造方法 Active JP6946229B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018066804A JP6946229B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 ゴム組成物の製造方法
US16/361,952 US10894880B2 (en) 2018-03-30 2019-03-22 Rubber compositions and methods of producing rubber compositions
CN201910231504.7A CN110317412A (zh) 2018-03-30 2019-03-26 橡胶组合物及橡胶组合物的制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018066804A JP6946229B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 ゴム組成物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019178195A JP2019178195A (ja) 2019-10-17
JP6946229B2 true JP6946229B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=68277830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018066804A Active JP6946229B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 ゴム組成物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6946229B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7561484B2 (ja) * 2018-11-27 2024-10-04 大阪瓦斯株式会社 ゴム組成物およびその製造方法
JP7386807B2 (ja) * 2018-11-27 2023-11-27 大阪瓦斯株式会社 ゴム状組成物およびその製造方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4659754A (en) * 1985-11-18 1987-04-21 Polysar Limited Dispersions of fibres in rubber
JP6454189B2 (ja) * 2015-03-17 2019-01-16 大阪瓦斯株式会社 炭素材料含有複合体、分散液及びそれらの製造方法並びにその複合体を含む樹脂組成物
JP6123037B2 (ja) * 2015-04-28 2017-04-26 バンドー化学株式会社 ゴム組成物の製造方法
JP6691437B2 (ja) * 2016-06-15 2020-04-28 大阪瓦斯株式会社 修飾セルロース繊維及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019178195A (ja) 2019-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6946229B2 (ja) ゴム組成物の製造方法
JPH08225660A (ja) 接着性向上のためのマレエート化・スチレン−エチレン−ブチレン−スチレントリブロックポリマーの使用
CN103221474A (zh) 氯丁二烯橡胶组合物及其硫化物和成型体
TWI672217B (zh) 胎面膠以及用於生產胎面膠的配方
JP7319061B2 (ja) ゴム組成物、ウェザーストリップ、及びホース
KR20170074918A (ko) 클로로프렌 고무 조성물, 가황 성형체 및 방진 고무
JP2009073989A (ja) フライアッシュを含有する樹脂組成物
WO2019188104A1 (ja) 繊維強化加硫ゴム組成物およびその製造方法
TWI614311B (zh) 用於製造彈性複合材料的配方、以及彈性複合材料之製造方法
US10894880B2 (en) Rubber compositions and methods of producing rubber compositions
JP7386807B2 (ja) ゴム状組成物およびその製造方法
CN1680475A (zh) 橡胶制品的制法及由其得到的橡胶制品
JP2021011559A (ja) ゴム状組成物およびその製造方法
CN106188967A (zh) 一种环保型耐磨抗曲挠pvc线缆护套料
JPS62277443A (ja) 改良ゴム組成物
JP2020019886A (ja) 制振性繊維強化ゴム組成物およびその製造方法
RU2232172C1 (ru) Резиновая смесь
JP7136180B2 (ja) ニトリル共重合体ゴム組成物、架橋性ゴム組成物、ゴム架橋物、及びホース
RU2232171C1 (ru) Резиновая смесь
JP2003041059A (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
DE60025046T2 (de) Härtungspromoter und verfahren zum vulkanisieren von elastomeren
JPH0222332A (ja) 繊維強化ゴム組成物の製造法
JP2016128549A (ja) 被覆ゴム組成物
JP7561484B2 (ja) ゴム組成物およびその製造方法
JP2016023717A (ja) 水性媒体輸送用ゴムホース及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210915

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6946229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250