JP6941534B2 - 汚泥掻寄機 - Google Patents

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Description

本発明は、汚泥掻寄機に関する。
従来のチェーンフライト式汚泥掻寄機は、地震によって沈殿池内の滞留水が揺動するスロッシング現象により、チェーン及びフライトが脱落してしまう恐れがあった。
そこで、本技術分野の背景技術として、特許第5727075号公報(特許文献1)が提案されている。この公報には、「チェーンフライト式汚泥掻寄機に配設されるフライトを復路側ガイドレールに沿って案内する復路側ガイドシューに、復路側ガイドシューの復路側ガイドレールに対する摺動面の幅方向の両端部に、復路側ガイドレールの頭部を中間に挟んで対峙して位置する状態となる突起を有し、かつ、突起間が摺動面より上方に位置する状態となるガイド板を取り付ける」と記載されている(要約参照)。
特開第5727075号公報
前記特許文献1は、フライトの復路側ガイドシューにガイド板を設け、このガイド板に突起を設けて、フライトの揺れが生じてもガイド板及び突起で復路側ガイドレールに支持させてフライトの揺れを防止するようにしている。
しかしながら、特許文献1の技術では、ガイド板の下部の両側から下側に延びている突起の先端部は復路側レール側に折れ曲がっていて、汚泥掻寄機の組み立ての際には復路側レールの頭部が邪魔になって突起の先端部を復路側レールに嵌め込むのは困難を伴い、その分、製造コストが高くなってしまう。
そこで、本発明は、地震によるスロッシング現象が生じても、チェーン及びフライトの脱落を抑制することができる汚泥掻寄機を低製造コストで提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態は、沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを、スプロケットホイールを有する複数の回転軸又は回転体で懸架して循環駆動する前記沈殿池の底の汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機であって、前記複数の回転軸又は回転体のうち前記沈殿池における水面部近傍で2つの前記回転軸又は回転体の間における前記フライトの復路区間に当該回転軸又は回転体間を長手方向として設けられ、前記フライトを下支えする復路側レールと、前記フライトに設けられ前記復路側レールに当該フライトを下支えさせる復路側ガイドシューと、前記復路側ガイドシューとともに前記フライトに設けられ当該フライトが前記2つの回転軸又は回転体の間に位置しているときは前記復路側レールと対峙する対峙部及び前記復路側レールの側部に当該復路側レールから抜け出し可能に延出するように配置される第1突起を有する第1突起付ガイドシューと、前記沈殿池の側壁に支持部材を介して設けられた第1ガイド部材と、前記フライトに設けられ前記第1ガイド部材と当接することにより前記フライトの上方向の動きを規制する抑制部材とを備え、前記復路側レールの前記沈殿池の前記側壁側に配置された前記第1突起の先端部のみ、または前記復路側レールの前記沈殿池の内側に配置された前記第1突起の先端部のみが、前記復路側レール側にL字状に屈曲されていることを特徴とする。
本発明によれば、地震によるスロッシング現象が生じても、チェーン及びフライトの脱落を抑制することができる汚泥掻寄機を低製造コストで提供することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施例1にかかる汚泥掻寄機を備えた沈殿池の断面図である。 本発明の実施例1にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 図2AのB−B切断断面図である。 本発明の実施例1の変形例1にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例1の変形例2にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例1の変形例3にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例1の変形例4にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例1の変形例5にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例1の変形例6にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。 本発明の実施例1の変形例7にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例2にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 図4AのC−C切断断面図である。 本発明の実施例2の変形例1にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例2の変形例2にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例2の変形例3にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例2の変形例4にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例2の変形例5にかかる復路側レールの設けられた位置における汚泥掻寄機の上部の横断面図である。 本発明の実施例3にかかる汚泥掻寄機を備えた沈殿池の断面図である。 本発明の一実施例3にかかる復路側レールの存在する区間を復路側レールの径方向に切断した断面図である。 本発明の実施例3にかかる駆動軸周辺を沈殿池の上流、下流方向から視た正面図である。 図8AのA−A切断断面図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1にかかる汚泥掻寄機1を備えた沈殿池Pの断面図である。図1に示すように、本実施例の汚泥掻寄機1は、4軸配置のチェーンフライト式であり、所定の間隔でチェーン2に取り付けられた複数のフライト3を備えている。フライト3は、図1の紙面に垂直な方向を長手方向とする板状の部材であり(後記図2Bに示すように、断面コ字形の部材)、チェーン2は、平行して2本設けられ(図1では1本のように図示している)、フライト3の長手方向の両側にそれぞれチェーン2が取り付けられている。
なお、下記の説明から明らかなように、フライト3は、チェーン2がどの位置にいるかによって上下の位置が反転するので、フライト3に関して上下方向を指示するときはどの位置にいるときの上下方向かを示す。そのときの上下の方向は、図面中に矢印で示すので、当該矢印に従う。また、図1において、フライト3は、チェーン2の全体に設けられているが、便宜上、一部のフライト3のみを図示している。
沈殿池Pは図示のとおり左側が水流の上流側、右側が下流側である。沈殿池Pの水上部には駆動装置5が設置されている。一対の駆動スプロケットホイール4aは、回転軸となる駆動軸4a1の両端側にそれぞれ設けられ、駆動装置5により回転力が伝達される。一対の従動スプロケットホイール4bは、駆動スプロケットホイール4aの下流側に配置された中間軸4b1の両端側又は片持軸の端部に従動スプロケットホイール4bが設けられている。従動スプロケットホイール4bの下流側には、一対の従動スプロケットホイール4cが、沈殿池Pの底面P2付近に配置されたテール軸4c1の両端側又は片持軸の端部に設けられている。一対の従動スプロケットホイール4dは、沈殿池Pの底面付近であって従動スプロケットホイール4cよりも上流側に配置されたヘッド軸4d1の両端側又は片持軸の端部に設けられている。また、汚泥掻寄機1は、テール軸4c1を沈殿池Pの下流側へ水平移動(スライド移動)可能とするネジ式緊張装置(図示せず)を備えている。そのため、従動スプロケットホイール4cは実線と破線で異なる位置に図示ししている。なお、駆動軸4a1、中間軸4b1、テール軸4c1及びヘッド軸4d1は、沈殿池Pの側壁P3(図2A)に両端側又は片持ち軸の端部を支持されている。
複数のフライト3が所定間隔で取り付けられた(架け渡された)2本のチェーン2は、これら、駆動スプロケットホイール4a並びに従動スプロケットホイール4b〜4dに2条平行に張架され、駆動装置5により循環駆動される。なお、各回転軸は所定形状の回転体で構成されていてもよい。
そして、矢印F1の方向(下流側から上流側へ向かう方向)に沿ってチェーン2が移動する際、チェーン2に取り付けられたフライト3により、沈殿池Pの底面に沈殿する汚泥Oは汚泥ピットP1側に掻き寄せられる。また、沈殿池Pの水面位置付近で矢印F2方向(上流側から下流側へ向かう方向)にチェーン2が移動する際、チェーン2に取り付けられたフライト3により水面wに浮上するスカムはスカムスキマ7側に掻き寄せられて排出される。ここでチェーン2は、例えば、ステンレス製又は合成樹脂製のチェーン、あるいは合成樹脂製のノッチチェーンを用いるのが望ましい。ここで、ノッチチェーンは、チェーンの側部の下方に凹部が形成されていて、この凹部と駆動スプロケットホイール4aのピン(図示せず)とが噛み合い、従動スプロケットホイール4b〜4d上を摺動し、ノッチチェーンが循環駆動される。
このように、チェーン2は、矢印の方向に循環駆動される。そして、従動スプロケットホイール4cから従動スプロケットホイール4dまでフライト3が移動する区間では、フライト3で汚泥Oを掻くので「往路」と呼ぶこととし、従動スプロケットホイール4dから駆動スプロケットホイール4a及び従動スプロケットホイール4bを通って従動スプロケットホイール4cに達するまでにフライト3が移動する区間を「復路」と呼ぶことにする。符号wは、沈殿池Pの水面である。
沈殿池Pの下流側で上壁201の下には、コンクリートスラブである越流トラフ211が設けられている。越流トラフ211は、越流して清浄となった水を排出するための水路である。
本実施例の駆動スプロケットホイール4a及び駆動軸4a1と、従動スプロケットホイール4b及び中間軸4b1とは、水面w近くの水中で同じ深さに位置していて、この復路における駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3の下部には、駆動軸4a1と中間軸4b1との間を長手方向とするレールである、フライト3を下支えする平行に並んだ2本の復路側レール11が設けられている。復路側レール11は、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において水面wでフライト3をガイドして移動させ、水面wに浮いている前記のスカムをスカムスキマ7側に掻き寄せるために設けられている。
また、沈殿池Pの底面P2の近傍には、テール軸4c1側からヘッド軸4d1側にかけて、当該方向を長手方向として平行に並んだ2本の往路側レール12が設けられている。往路側レール12は、往路を移動するフライト3を底面P2に沿って的確にガイドして移動させ、効果的に汚泥Oを掻き出すための部材である。
なお、チェーン2は、例えば、ステンレス製又は合成樹脂製のチェーン、あるいは合成樹脂製のノッチチェーンを用いるのが望ましい。ここで、ノッチチェーンは、チェーンの側部の下方に凹部が形成されており、この凹部と駆動スプロケットホイール4aのピン(図示せず)とが噛み合い、従動スプロケットホイール4b〜4d上を摺動して前記の循環駆動がされる。
図2Aは、復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。図2Bは、図2AのB−B切断側面図である。同図の紙面に垂直な方向が沈殿池Pの上流、下流方向である(下記で引用する同様な図面において同じ)。フライト3は、長手方向の中間部分を便宜上切欠いて図示している。
駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、各フライト3は、例えば断面コ字形であり(図2B)、その下端部で、中央部よりも両端部側寄りの所定位置で夫々チェーン2に固定されている。すなわち、フライト3の両端側にはそれぞれ矩形状の一対のチェーン取付部材21が設けられ、フライト3の下部には当該チェーン取付部材21を介して2本のチェーンに取り付けられている。
駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3の長手方向のチェーン取付部材21より例えば外側(沈殿池Pの側壁P3側)の位置の上部には、それぞれ抑制部材となる往路側ガイドシュー22が設けられている。往路側ガイドシュー22は、フライト3がテール軸4c1ヘッド軸4d1との間の区間を移動するときに往路側レール12上を移動し、フライト3を往路側レール12にガイドさせるときのフライト3の摩擦に対する強化部材である。各往路側ガイドシュー22は、例えば鋳鉄、鋳鋼、ステンレス、合成樹脂等の耐食性及び耐摩耗性を有する材料で形成することができる。なお、下記に記載する他のガイドシューも同様の材料で形成することができる。往路側ガイドシュー22は、図2Bに示すように、L字形に屈曲し、基端部はフライト3に固定され、先端部は沈殿池Pの上流、下流方向に延出している。
駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、両側壁P3には、それぞれフライト3側に向かって延び、先端部がフライト3の端部下に達する支持部材31が沈殿池Pの上流、下流方向に並べて複数本設けられている(図2A、図2Bでは1本だけ図示)。この複数本の支持部材31は固定部材35により各側壁P3に基端部が固定されている。各側壁P3側では、複数本の支持部材31に支持されて復路側レール11が設けられている。
駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、復路側レール11の上部には、フライト3の下部に設けられフライト3を下支えするための復路側ガイドシュー32と、復路側ガイドシュー32と共にフライト3にボルトで取付けられた第1突起付ガイドシュー33とが設けられている。復路側ガイドシュー32は基端側がフライト3に固定され、先端側はL字形に屈曲して沈殿池Pの上流、下流方向に延出している。各第1突起付ガイドシュー33は、矩形板状で復路側レール11と対峙する対峙部33aと、各対峙部33aの両側端部から復路側レール11の両側部に復路側レール11から抜け出し可能に延出している第1突起33bとを備えている。「復路側レール11から抜け出し可能」とは、前記した特許文献1の復路側レールと突起との関係のように、復路側レール11と第1突起33bとが嵌め合わされたようになって、両者を引き離すことが出来なくなることがない状態をいう。かかる状態にあれば、第1突起33bは、図2Aに示すように直線的に延出していてもよいし、復路側レール11側又はその反対側に多少屈曲していてもよい。第1突起付ガイドシュー33は、ステンレス、合成樹脂等の耐食性を有する材料で形成することができる。
駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、両側壁P3には、それぞれフライト3側に向かって延び、先端部がフライト3の端部側上に達する支持部材41が沈殿池Pの上流、下流方向に並べて複数本設けられている(図2A、図2Bでは1本だけ図示)。この複数本の支持部材41は固定部材42により各側壁P3に基端部が固定されている。各側壁P3では、複数本の支持部材41の先端部からはフライト3の往路側ガイドシューに向かって第1ガイド部材43が延出している。この第1ガイド部材43は、支持部材41の先端部から延びた複数本の延長部材44の先端に支持された長さ方向が沈殿池Pの上流、下流方向の断面L字形の長尺部材である。
次に、汚泥掻寄機1の作用効果について説明する。
汚泥掻寄機1は、駆動装置5の駆動によりチェーン2を各スプロケットホイール4a〜4d間で循環駆動させることで、沈殿池Pの底面P2に堆積している汚泥Oをフライト3の往路での移動により(矢印F1方向)、汚泥ピットP1側に掻き寄せることができる。
そして、地震によって沈殿池P内の汚水が揺動するスロッシング現象が発生したときは、次のようにしてフライト3の揺れを駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において抑制する。すなわち、図2A、図2Bを参照し、復路側レール11と第1突起33bとが当接することにより、フライト3の横揺れは係止することができる。
また、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3の下側への揺れは、復路側レール11と対峙部33aとが当接することにより抑制する。すなわち、フライト3の下側への揺れは復路側レール11と対峙部33aとが当接することにより係止することができる。
さらに、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3の上側への揺れは、第1ガイド部材43と往路側ガイドシュー22との当接により抑制することができる。すなわち、フライト3の上側への揺れは第1ガイド部材43と往路側ガイドシュー22とが当接することにより係止する。
このようにして、沈殿池P内でスロッシング現象が発生しても、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間においてフライト3の縦揺れ、横揺れを抑制し、フライト3やチェーン2がスプロケットホイール4a〜4dから脱落してしまうことを防止することができる。
なお、スロッシング現象によるチェーン2及びフライト3の脱落防止手段を駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間に設けるのは、チェーン及びフライトの脱落は、各軸4a1〜4d1から発生することになり、特に水面w付近の影響が大きいため、フライト3が水面wを移動する駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間としたものである。
ここで、前記した特許文献1の技術では、本実施例の一対の第1突起33bに相当する部材が復路側レール11に相当する部材を左右両側から挟み込んで抱持するような形状をしている。そのため、本実施形態の一対の第1突起33bに相当する部材と復路側レール11に相当する部材とを嵌め合わせることが困難である。よって、本実施形態の一対の第1突起33bに相当する部材と復路側レール11に相当する部材とを嵌め合わせる作業に多大な製造コストを要していた。
しかし、本実施例では、一対の第1突起33bは復路側レール11の両側に向かって復路側レール11から抜け出し可能に延出しているだけである。そのため、第1突起33bが復路側レール11から抜け出し可能ということは、逆に、第1突起33bの先端部を復路側レール11の側部に近接して位置させる作業も極めて容易であり、従来に比べて製造コスト、設置コストを低減することができる。この場合に、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3の上側の移動は第1ガイド部材43を設置するだけで抑制することができ、第1ガイド部材43の設置は簡易に行えるので、製造コスト、設置コストを抑制することができる。
また、第1ガイド部材43が当接する抑制部材は、フライト3に設けられている既存の往路側ガイドシュー22を兼用できるので、この点でも製造コストを低減することができる。
もちろん、第1ガイド部材43と当接する抑制部材は、往路側ガイドシュー22とは別個にフライト3に設けてもよい。
さらに、第1ガイド部材43及び第1突起付ガイドシュー33等は、既設の汚泥掻寄機にも後付けで設置することができ、既設のチェーンフライト式汚泥掻寄機を、震災対応型のチェーンフライト式汚泥掻寄機に容易に改造することができる。
[実施例1の変形例1]
以下に説明する各変形例は、前記した実施例1と相違する点を中心に説明して、共通する点については実施例1の説明と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。かかる関係は、以下に説明する実施例2とその各変形例においても同様である。
図2Cは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。
本変形例が実施例1と異なるのは、各往路側ガイドシュー22とともに第2突起付ガイドシュー51をフライト3にボルトで取付けている点である。第2突起付ガイドシュー51は、フライト3が駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間に位置しているときは、第1ガイド部材43と対峙する対峙部52及び第1ガイド部材43の先端部の両側に第1ガイド部材43から抜け出し可能に延出するように配置される第2突起53とを備えている。第2突起付ガイドシュー51は、ステンレス、合成樹脂等の耐食性を有する材料で構成することができる。
本変形例によれば、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、第2突起付ガイドシュー51の対峙部52と第1ガイド部材43との当接によりフライト3の上側への揺れを抑制できる。また、第2突起53と第1ガイド部材43との当接によりフライト3の横揺れも抑制することができる。すなわち、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間で、復路側レール11と第1突起33bとの組み合わせでフライト3の下側で横揺れも抑制することができる他に、フライト3の上側で横揺れも抑制することができる。したがって、フライト3の横揺れを強固に抑制することができる。
なお、図2Cに示す例では、各第2突起付ガイドシュー51に2本の第2突起53を設けているが、各第2突起付ガイドシュー51の側壁P3側の第2突起53のみを設けるようにしても、フライト3の横揺れ抑制効果を発揮することができる。
しかし、図2Cに示すように、各第2突起付ガイドシュー51に2本の第2突起53を設けることで、1本の場合より強固にフライト3の横揺れを抑制することができる。
[実施例1の変形例2]
図2Dは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。
本変形例が実施例1と異なるのは、各往路側ガイドシュー22とは別個に、フライト3の長手方向の異なる位置であって、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間では上側となる部位に、一対の破損防止部材61を設けたことである。そして、この各破損防止部材61はそれぞれ第1ガイド部材43と対峙している。破損防止部材61は、ステンレス、合成樹脂等の耐食性を有する材料で形成することができる。
ここで、第1ガイド部材43にはフライト3を直接当接させることも考えられる。しかし、この場合は、フライト3を破損させる可能性がある。そこで、破損防止部材61をフライト3に設け、破損防止部材61の設置位置を第1ガイド部材43との当接位置とすることで、フライト3の破損を防止することができる。
[実施例1の変形例3]
以下の実施例1の変形例3〜変形例7においては、抑制部材を実施例1の往路側ガイドシュー22とした例のみを図示するが、これらの変形例はこれらに限定されるものではなく、抑制部材を変形例2又は変形例3のようにしてもよい。
図3Aは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例が実施例1と異なるのは、第1突起付ガイドシュー33の第1突起33bの構成にある。すなわち、図3Aの例では、第1突起33bは、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、各対峙部33aの下端両側からそれぞれ下方に延出してから先端部が復路側レール11の側部側にL字状に折れ曲がった構成をしており、一対の第1突起33bは、復路側レール11の頭部が邪魔となり復路側レール11から抜けない構成である。そのため、第1突起33bと復路側レール11とが当接し、また、対峙部33aと復路側レール11とが当接して、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3の上下方向の揺れを抑制することができる。
本変形例によれば、第1突起33bは復路側レール11とを嵌め合わせる作業が煩雑とはなるが、第1突起33bによってもフライト3の上下方向の揺れを抑制できるので、フライト3の揺れの抑制をより強力に行うことができる。すなわち、第1突起33bが復路側レール11の頭部から完全に離脱しないので、フライト3に強い力が加わってもチェーン2やフライト3の本来の位置に容易に復帰することができる。汚泥掻寄機1の製造コストの低減よりも、フライト3の揺れの抑制を優先したい場合に有益な変形例である。
なお、このような不具合もあるため、第1突起33bは復路側レール11に容易に嵌め合わせられる程度の曲げとすることが望ましい。
[実施例1の変形例4]
図3Bは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例が実施例1と異なるのは、第1突起付ガイドシュー33の第1突起33bの構成にある。すなわち、図3Bの例では、第1突起33bは、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、各対峙部33aの下端両側からそれぞれ下方に復路側レール11の両側部に復路側レール11から抜け出し可能に延出している。しかし、各第1突起付ガイドシュー33において一対の第1突起33bのうち、沈殿池Pの側壁P3側のもののみが復路側レール側にL字状に屈曲している。
本変形例によれば、沈殿池Pの側壁P3側の第1突起33bのみが復路側レール側にL字状に屈曲している。そのため、第1突起付ガイドシュー33は、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、側壁P3側の第1突起33bと対峙部33aのみでフライト3の上下方向の揺れを抑制することができる。
前記変形例4同様に第1突起付ガイドシュー33でもフライト3の上下の揺れを抑制できる。しかし、前記変形例3と異なり、一対の第1突起33bが復路側レール11の両側に位置するように、この両者を近接配置させる作業が容易であるため、汚泥掻寄機1の製造コストを低減することができる。
[実施例1の変形例5]
図3Cは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例が実施例1と異なるのは、第1突起付ガイドシュー33の第1突起33bの構成にある。すなわち、図3Cの例では、第1突起33bは、各対峙部33aの側壁P3側からのみ1本だけ復路側レール11側部に延出し、復路側レール11側にL字状に屈曲している。このように各第1突起付ガイドシュー33で各一本の第1突起33bを設けるだけで、第1突起付ガイドシュー33で上下方向、左右方向のフライト3の揺れを抑制することができる。
本実施例によれば、各第1突起付ガイドシュー33で第1突起33bが1本だけでよいので、第1突起付ガイドシュー33の製造コストを低減し、第1突起33bと復路側レール11とを近接配置させる作業を更に容易にして製造コストを低減することができる。
[実施例1の変形例6]
図3Dは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例が実施例1と異なるのは、第1突起付ガイドシュー33の第1突起33bの構成にある。すなわち、図3Dの例では、第1突起33bは、各第1突起付ガイドシュー33から2本延出しているもののうち沈殿池Pの内側のもののみが復路側レール11の側部で復路側レール11側にL字状に屈曲している。他の1本の第1突起33bは、一対の第1突起33bが復路側レール11から抜け出し可能である方向に延出している。このように、各第1突起付ガイドシュー33の沈殿池Pの内側の第1突起33bだけで、第1突起付ガイドシュー33における上下方向におけるフライト3の揺れの抑制を図ることができる。
しかし、前記変形例3と異なり、一対の第1突起33bが復路側レール11の両側に位置するように、この両者を近接配置させる作業が容易であるため、汚泥掻寄機1の製造コストを低減することができる。
[実施例1の変形例7]
図3Eは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例が実施例1と異なるのは、第1突起付ガイドシュー33の第1突起33bの構成にある。すなわち、図3Dの例では、第1突起33bは、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、復路側レール11の沈殿池Pの内側のみで1本だけ延出していて、その先端部が復路側レール11の側部側にL字状に屈曲している。このように、各第1突起付ガイドシュー33の沈殿池Pの内側の第1突起33bだけで、第1突起付ガイドシュー33における上下方向のフライト3の揺れの抑制を図ることができる。
本実施例によれば、各第1突起付ガイドシュー33で第1突起33bが1本だけでよいので、第1突起付ガイドシュー33の製造コストを低減し、第1突起33bと復路側レール11とを近接配置させる作業を更に容易にして製造コストを低減することができる。
図4Aは、本実施例2にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。図4Bは、図4AのC−C切断断面図である。以下の説明においては実施例1と相違する点を中心に説明して、実施例1と共通の部材等は実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
本実施例が実施例1と相違するのは、まず、各第2ガイド部材81が支持部材31(便宜上、左側の支持部材31は一部を切欠いて図示している。これは下記の変形例でも同様。)上でフライト3の側端部の近傍で側壁P3側に寄った位置に設けられている点である。すなわち、復路側レール11より取付部材82が設けられ、第2ガイド部材81は取付部材82に支持されている(なお、便宜上、右側の取付部材82は一部を切欠いて図示している。これは下記の変形例でも同様。)。取付部材82は、例えば2本のL字鋼を接合して長手方向をL字形状にした部材である。また、第2ガイド部材81の形状も実施例1と異なり、基端側が上側に延出して先端側がフライト3の側端部側(沈殿池Pの内側)に向けてL字形に屈曲しており、その先端部の高さは復路側ガイドシュー32の上端縁より幾分高い程度である。このように、第2ガイド部材81を取付部材82にて復路側レール11より支持させたので、実施例1における支持部材41、固定部材42及び延長部材44は設けられていない。なお、第2ガイド部材81は取付部材82を介して復路側レール11によって支持され、復路側レール11は支持部材31に支持されているので、第2ガイド部材81は支持部材31に間接的に支持されている。
また、フライト3の両側端からは側壁P3側に向けて抑制部材となる矩板形状の張出し部材62が張り出している。この張出し部材62は第1突起付ガイドシュー33と一体成形し、第1突起付ガイドシュー33から張り出すようにしてもよい。張出し部材62の高さは、第2ガイド部材81のL字状に屈曲した先端部より幾分低い位置となっている。これにより、張出し部材62は、第2ガイド部材81と水平方向及び上下方向に近接対峙している。
次に、実施例2の作用効果について説明する。
張出し部材62の上部は、第2ガイド部材81のL字状に屈曲した先端部と上下に対峙しているので、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、フライト3が上方向に揺れると、第2ガイド部材81と当接して、フライト3の上方向の揺れを抑制することができる。すなわち、実施例1の第1ガイド部材43と同様の作用を奏する。
また、張出し部材62の側部は、第2ガイド部材81の基端部分と対峙しているので、フライト3が横方向に揺れると、第2ガイド部材81と当接して、フライト3の横方向の揺れを抑制することができる。実施例1の第1ガイド部材43が、駆動軸4a1と中間軸4b1との間の区間において、上方向のフライト3の揺れのみを抑制するのに対して、本実施例の第2ガイド部材81と張出し部材62は、横方向のフライト3の揺れも抑制することができる。
また、第2ガイド部材81の取り付けのために、実施例1における支持部材41、固定部材42及び延長部材44を不要とできるので、部品点数の削減により汚泥掻寄機1の製造コストを低減することができる。
さらに、張出し部材62は第1突起付ガイドシュー33と一体成形することも可能である。この場合は、実施形態1の変形例2、実施形態1の変形例3の抑制部材、すなわち、第2突起付ガイドシュー51や破損防止部材61を別途制作して、第1突起付ガイドシュー33と別個にフライト3に取り付ける作業を省くことができるので、汚泥掻寄機1の製造コストを低減することができる。
[実施例2の変形例]
図5A乃至図5Eに示す実施例2の各変形例は、その特徴が実施例1の各変形例と対応しているものが多いので、そうした変形例については両者の対応関係を指摘するだけとして、詳細な説明は省略する。
[実施例2の変形例1]
図5Aは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例の特徴的は、第1突起付ガイドシュー33の第1突起33bは、各第1突起付ガイドシュー33の側壁P3とは反対側のみに1本だけ設けられている点にある。本変形によれば、各第1突起付ガイドシュー33で第1突起33bが1本だけなので、汚泥掻寄機1の製造コストを低減することができる。
[実施例2の変形例2]
図5Bは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例は、実施例1の変形例3に対応している。よって、実施例1の変形例3の特徴的な作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
[実施例2の変形例3]
図5Cは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例は、実施例1の変形例5に対応している。よって、実施例1の変形例5の特徴的な作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
[実施例2の変形例4]
図5Dは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例は、実施例1の変形例6に対応している。よって、実施例1の変形例6の特徴的な作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
[実施例2の変形例5]
図5Eは、本変形例にかかる復路側レール11の設けられた位置における、汚泥掻寄機1の上部の横断面図である。本変形例は、実施例1の変形例7に対応している。よって、実施例1の変形例7の特徴的な作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
その他、図示はしないが、実施例2の変形例として実施例1の変形例4の特徴を備えた変形例を実施してもよい。
図6は、本発明の実施例3にかかる汚泥掻寄機1aを備えた沈殿池Pの断面図である。以下の説明では実施例1と相違する点を中心に説明して、実施例1と共通する部材等は実施例1と同一の符号を用い、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施例の汚泥掻寄機1aは、3軸配置のチェーンフライト式である。そのため、本実施例では、中間軸4b1及び従動スプロケットホイール4bが設けられておらず、駆動軸4a1及び駆動スプロケットホイール4aを通過したチェーン2及びフライト3は、底面P2近傍に位置するテール軸4c1で回転する従動スプロケットホイール4cに向かって移動する。そのため、テール軸4c1とヘッド軸4d1との間の区間が往路となり、ヘッド軸4d1から駆動軸4a1を通ってテール軸4c1に至る区間が復路となる。中間軸4b1及び従動スプロケットホイール4bが設けられていないため、復路側レール11は設けられていない。そのため、フライト3により水面wに浮上するスカムを掻き寄せることはできない。しかし、図6においては図示していないが、往路側レール12は設けている。なお、各回転軸は所定形状の回転体で構成されていてもよい。
本実施例の汚泥掻寄機1aは、駆動軸4a1とテール軸4c1との間の区間でテール軸4c1寄りの位置に一対の平行な復路側レール71をフライト3の直下に設けている。
図7は、復路側レール71の存在する区間(図6参照)を復路側レール71の径方向に切断した断面図である。復路側レール71は、フライト3を下支えする。フライト3の復路側レール71と摺動する位置には復路側ガイドシュー72が設けられている。フライト3には、復路側ガイドシュー72とボルトで取付けられた第1突起付ガイドシュー73が設けられている。第1突起付ガイドシュー73は、復路側レール71が設けられている区間では復路側レール71と対峙する対峙部73a及び復路側レール71の両側部に復路側レール71から抜け出し可能に延出する一対の第1突起73bを有する。
図8Aは、駆動軸4a1周辺を沈殿池Pの上流、下流方向から視た正面図である。図8Bは、図8AのA−A切断断面図である。一対の第1ガイド部材74は、駆動軸4a1の駆動スプロケットホイール4aの上側から下方に向かって延出している。第1ガイド部材74は、駆動スプロケットホイール4aの上部で、駆動スプロケットホイール4aの円弧形状に沿うように円弧形状をなしている。その先端部は、例えば駆動スプロケットホイール4aの位置より側壁P3側に寄った位置にある。各第1ガイド部材74は、各側壁P3にそれぞれ固定された固定部76から水平方向に沈殿池Pの内側に向かって延出した各支持部材77の先端部から垂下した垂下部78の先端部にそれぞれ支持されている。
一対の第2突起付ガイドシュー75は、フライト3に設けられている。第2突起付ガイドシュー75は、フライト3が駆動軸4a1の駆動スプロケットホイール4a上に位置しているときは、第1ガイド部材74と対峙する対峙部75aと、第1ガイド部材74の両側部に延出する一対の第2突起75bとを有する。
なお、図8Aにおいて、従動ホイール81は、駆動軸4a1に設けられ、駆動装置5の駆動力を駆動軸4a1に伝達する。
次に、汚泥掻寄機1aの作用効果について説明する。
第1突起付ガイドシュー73の一対の第1突起73bは、復路側レール71の両側部に位置しているので、フライト3を係止し、フライト3の横揺れを防止することができる。また、対峙部73aが復路側レール71に当接するので、復路側レール71が存在する区間において、フライト3の下方向の揺れを抑制することができる。
また、駆動スプロケットホイール4a上では、一対の第2突起75bが第1ガイド部材74の先端部の側部に近接配置されているので、フライト3の横揺れを防止することができる。また、駆動スプロケットホイール4a上では、対峙部75aがその上の第1ガイド部材74の先端部と近接対峙しているので、フライト3の上方向の揺れを抑制することができる。
ここで、チェーン2及びフライト3の脱落は、各軸4a1〜4d1から発生することになり、特に水面w付近の影響が大きい。そこで、フライト3が水面wを移動する駆動スプロケットホイール4a上に、第1ガイド部材74及び第2突起付ガイドシュー75を配置している。
さらに、一対の第1突起73bは、復路側レール71の両側部に復路側レール71から抜け出し可能に延出している。よって、復路側レール71に第1突起73bを近接配置する作業も、復路側レール71の頭部が邪魔とならないので容易であり、汚泥掻寄機1aの製造コストを低減することができる。
なお、各第1突起付ガイドシュー73及び各第1ガイド部材74において、第1突起73b及び第2突起75bはそれぞれ2本設けているが、その少なくとも一方を1本としても、フライト3の横揺れを抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
1 汚泥掻寄機
1a 汚泥掻寄機
2 チェーン
3 フライト
4a 駆動スプロケットホイール(スプロケットホイール)
4a1 駆動軸(回転軸又は回転体)
4b〜4d 従動スプロケットホイール(スプロケットホイール)
4b1 中間軸(回転軸又は回転体)
4C1 テール軸(回転軸又は回転体)
4d1 ヘッド軸(回転軸又は回転体)
5 駆動装置
11 復路側レール
22 往路側ガイドシュー(抑制部材)
32 復路側ガイドシュー
31 支持部材
33 第1突起付ガイドシュー
33a 対峙部
33b 第1突起
43 第1ガイド部材
51 第2突起付ガイドシュー
52 対峙部
53 第2突起
61 破損防止部材(抑制部材)
62 張出し部材(抑制部材)
71 復路側レール
72 復路側ガイドシュー
73 第1突起付ガイドシュー
73a 対峙部
73b 第1突起
74 第1ガイド部材
75 第2突起付ガイドシュー
75a 対峙部
75b 第2突起
81 第2ガイド部材
82 取付部材
P 沈殿池
P2 底面
P3 側壁
w 水面

Claims (6)

  1. 沈殿池の水上部に設置された駆動装置により、複数のフライトが取り付けられたチェーンを、スプロケットホイールを有する複数の回転軸又は回転体で懸架して循環駆動する前記沈殿池の底の汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機であって、
    前記複数の回転軸又は回転体のうち前記沈殿池における水面部近傍で2つの前記回転軸又は回転体の間における前記フライトの復路区間に当該回転軸又は回転体間を長手方向として設けられ、前記フライトを下支えする復路側レールと、
    前記フライトに設けられ前記復路側レールに当該フライトを下支えさせる復路側ガイドシューと、
    前記復路側ガイドシューとともに前記フライトに設けられ当該フライトが前記2つの回転軸又は回転体の間に位置しているときは前記復路側レールと対峙する対峙部及び前記復路側レールの側部に当該復路側レールから抜け出し可能に延出するように配置される第1突起を有する第1突起付ガイドシューと、
    前記沈殿池の側壁に支持部材を介して設けられた第1ガイド部材と、
    前記フライトに設けられ前記第1ガイド部材と当接することにより前記フライトの上方向の動きを規制する抑制部材とを備え
    前記復路側レールの前記沈殿池の前記側壁側に配置された前記第1突起の先端部のみ、または前記復路側レールの前記沈殿池の内側に配置された前記第1突起の先端部のみが、前記復路側レール側にL字状に屈曲されていることを特徴とする汚泥掻寄機。
  2. 前記抑制部材は、前記フライトが往路区間を移動するときに前記沈殿池の底面に設けられた往路側レール上を移動する往路側ガイドシューであることを特徴とする請求項1に記載の汚泥掻寄機。
  3. 前記支持部材は、前記復路側レールを支持するとともに、前記沈殿池の側壁に固定され
    前記第1ガイド部材は、前記支持部材に設けられ、上側に延出して先端側が前記フライト側端部側に向けてL字形に屈曲しており、
    前記抑制部材は、前記第1突起付ガイドシューから前記沈殿池の側壁側に張り出した張出し部材であり、前記第1ガイド部材と水平方向及び上下方向に対峙していることを特徴とする請求項1又は2に記載の汚泥掻寄機。
  4. 前記第1突起は、前記復路側レールの両側部に延出するように配置され、これらの前記第1突起のうちの、前記復路側レールの前記沈殿池の前記側壁側に配置された前記第1突起の先端部のみ、または前記復路側レールの前記沈殿池の内側に配置された前記第1突起の先端部のみが、前記復路側レール側にL字状に屈曲されていることを特徴とする請求項1乃至の何れかの一項に記載の汚泥掻寄機。
  5. 先端部が前記復路側レール側にL字状に屈曲された前記第1突起のみが、前記復路側レールの前記沈殿池の前記側壁側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至の何れかの一項に記載の汚泥掻寄機。
  6. 先端部が前記復路側レール側にL字状に屈曲された前記第1突起のみが、前記復路側レールの前記沈殿池の内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至の何れかの一項に記載の汚泥掻寄機。
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