JP6920190B2 - 汚泥掻寄機、脱輪ガード部材および汚泥掻寄機の改造方法 - Google Patents
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Description
両無端チェーン間に掻き寄せ板が設けられ、
無端チェーンが循環動することにより、沈殿池内の汚泥を掻き寄せ板で掻き寄せる汚泥掻寄機であって、
無端チェーンは、複数のリンクと、隣接するリンク同士を連結する連結部とを有し、
リンクは一対のリンクプレートを有し、
掻き寄せ板は無端チェーンの特定のリンクに取り付けられ、
掻き寄せ板が取り付けられた特定のリンク又はその近傍のリンクのリンクプレートに、脱輪ガード部材が差し込まれて着脱自在に取り付けられ、
脱輪ガード部材は特定のリンク又はその近傍のリンクから沈殿池の側壁に向かって突出しており、
脱輪ガード部材が当接することによって無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるガードレールが、沈殿池の側壁側に固定されているものである。
両取付板間に隙間が形成され、
特定のリンク又はその近傍のリンクの外側のリンクプレートが両取付板間の隙間に挿入されるものである。
両無端チェーン間に掻き寄せ板が設けられ、
無端チェーンが循環動することにより、沈殿池内の汚泥を掻き寄せ板で掻き寄せる汚泥掻寄機であって、
無端チェーンは、複数のリンクと、隣接するリンク同士を連結する連結部とを有し、
リンクは、一対のリンクプレートと、リンクプレートに設けられた一対の取付用片とを有し、
一対の取付用片のうちの一方の取付用片が、一方のリンクプレートの内側から、相対向する他方のリンクプレートに向けて突出するとともに、他方の取付用片が、他方のリンクプレートの内側から、相対向する一方のリンクプレートに向けて突出し、
掻き寄せ板は無端チェーンの特定のリンクの取付用片に取り付けられ、
掻き寄せ板が取り付けられた特定のリンクの近傍のリンクの取付用片に、脱輪ガード部材が着脱自在に取り付けられ、
脱輪ガード部材は特定のリンクの近傍のリンクから沈殿池の側壁に向かって突出しており、
脱輪ガード部材が当接することによって無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるガードレールが、沈殿池の側壁側に固定されているものである。
ガード部の断面がL形状に形成され、
ガード部がガードレールに当接することによって、無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるものである。
掻き寄せ板に案内シューが設けられ、
水面移動領域において、案内レールがガードレールよりも沈殿池の側壁側に固定され、
案内シューは、無端チェーンの移動に伴って、案内レール上に支持されながら案内レール上を摺動するものである。
両無端チェーン間に掻き寄せ板が設けられ、
無端チェーンは、複数のリンクと、隣接するリンク同士を連結する連結部とを有し、
リンクは一対のリンクプレートを有し、
無端チェーンが循環動することにより、沈殿池内の汚泥を掻き寄せ板で掻き寄せる汚泥掻寄機の無端チェーンに取り付けられる脱輪ガード部材であって、
掻き寄せ板が取り付けられた特定のリンク又はその近傍のリンクのリンクプレートに、着脱自在に差し込まれて取り付け可能な取付部と、
沈殿池の側壁側に固定されているガードレールに当接することによって、無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるガード部とを有するものである。
既設の汚泥掻寄機の無端チェーンの特定のリンク又はその近傍のリンクのリンクプレートを、脱輪ガード部材の取付部に差し込んで取り付ける後付工程と、
沈殿池の側壁側にガードレールを固定する固定工程とを有するものである。
第1の実施の形態では、図1,図2に示すように、1は沈殿池2に設置された汚泥掻寄機であり、この汚泥掻寄機1はスロッシング発生時のチェーン離脱防止対策が施されたものである。沈殿池2は、前方の上流壁5と後方の下流壁6と左右一対の側壁7とによって囲まれた長方形状の池である。沈殿池2は、汚水や雨水等の下水を上流側から受け入れ、下水に含まれる汚泥を沈殿池2の底部8に沈殿させ、下流側から排出する。
図5に示すように、ボルト56,ナット57を用いて、ガードレール58に取付用金具55を取り付けるとともに、取付用金具55を支持フレーム38に取り付けることにより、ガードレール58が沈殿池2の側壁7側に固定される。
第2の実施の形態では、図10〜図12に示すように、脱輪ガード部材42は、無端チェーン19の特定(A)のリンク30の外側のリンクプレート32に、複数のボルト71(締結部材の一例)およびナット72(締結部材の一例)によって着脱自在に締結されている。
第3の実施の形態では、図15〜図18に示すように、無端チェーン19にノッチ式のチェーンが用いられている。両方の無端チェーン19の各々のリンク30は左右一対の取付用片79を有している。各取付用片79には、フライト板20の両端部20aを取り付けるための複数の取付用孔80が形成されている。
また、ガードレール90は、その断面がL形状に形成されており、下端部が左右外向きに屈曲されている。
図16に示すように、ガード部84の横板部84aとガードレール90の下端部との間には所定の上下間隔62が形成され、ガード部84の縦板部84bとガードレール90の下端部との間には所定の左右間隔63が形成されている。
2 沈殿池
7 側壁
15 駆動ホイール
16,17,18 従動ホイール
19 無端チェーン
20 フライト板(掻き寄せ板)
24 水面移動領域
30 リンク
31 連結部
39 案内シュー
40 案内レール
42 脱輪ガード部材
43 取付部
44 ガード部
58 ガードレール
71 ボルト(締結部材)
72 ナット(締結部材)
82 脱輪ガード部材
84 ガード部
85 ボルト(締結部材)
92 ナット(締結部材)
Claims (9)
- 一対の無端チェーンが駆動ホイールと従動ホイールとの間に巻回され、
両無端チェーン間に掻き寄せ板が設けられ、
無端チェーンが循環動することにより、沈殿池内の汚泥を掻き寄せ板で掻き寄せる汚泥掻寄機であって、
無端チェーンは、複数のリンクと、隣接するリンク同士を連結する連結部とを有し、
リンクは一対のリンクプレートを有し、
掻き寄せ板は無端チェーンの特定のリンクに取り付けられ、
掻き寄せ板が取り付けられた特定のリンク又はその近傍のリンクのリンクプレートに、脱輪ガード部材が差し込まれて着脱自在に取り付けられ、
脱輪ガード部材は特定のリンク又はその近傍のリンクから沈殿池の側壁に向かって突出しており、
脱輪ガード部材が当接することによって無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるガードレールが、沈殿池の側壁側に固定されていることを特徴とする汚泥掻寄機。 - 脱輪ガード部材は、上端部同士が接合された内外一対の取付板を有し、
両取付板間に隙間が形成され、
特定のリンク又はその近傍のリンクの外側のリンクプレートが両取付板間の隙間に挿入されることを特徴とする請求項1記載の汚泥掻寄機。 - 一対の無端チェーンが駆動ホイールと従動ホイールとの間に巻回され、
両無端チェーン間に掻き寄せ板が設けられ、
無端チェーンが循環動することにより、沈殿池内の汚泥を掻き寄せ板で掻き寄せる汚泥掻寄機であって、
無端チェーンは、複数のリンクと、隣接するリンク同士を連結する連結部とを有し、
リンクは、一対のリンクプレートと、リンクプレートに設けられた一対の取付用片とを有し、
一対の取付用片のうちの一方の取付用片が、一方のリンクプレートの内側から、相対向する他方のリンクプレートに向けて突出するとともに、他方の取付用片が、他方のリンクプレートの内側から、相対向する一方のリンクプレートに向けて突出し、
掻き寄せ板は無端チェーンの特定のリンクの取付用片に取り付けられ、
掻き寄せ板が取り付けられた特定のリンクの近傍のリンクの取付用片に、脱輪ガード部材が着脱自在に取り付けられ、
脱輪ガード部材は特定のリンクの近傍のリンクから沈殿池の側壁に向かって突出しており、
脱輪ガード部材が当接することによって無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるガードレールが、沈殿池の側壁側に固定されていることを特徴とする汚泥掻寄機。 - 脱輪ガード部材は、無端チェーンの特定のリンクの近傍のリンクの取付用片に、締結部材によって締結されていることを特徴とする請求項3記載の汚泥掻寄機。
- 脱輪ガード部材は特定のリンク又はその近傍のリンクから沈殿池の側壁に向かって突出するガード部を有し、
ガード部の断面がL形状に形成され、
ガード部がガードレールに当接することによって、無端チェーンの上方および側方への変動が規制されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の汚泥掻寄機。 - ガードレールは、無端チェーンが水面に沿って移動する水面移動領域において、無端チェーンよりも沈殿池の側壁側に固定されており、
掻き寄せ板に案内シューが設けられ、
水面移動領域において、案内レールがガードレールよりも沈殿池の側壁側に固定され、
案内シューは、無端チェーンの移動に伴って、案内レール上に支持されながら案内レール上を摺動することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の汚泥掻寄機。 - 一対の無端チェーンが駆動ホイールと従動ホイールとの間に巻回され、
両無端チェーン間に掻き寄せ板が設けられ、
無端チェーンは、複数のリンクと、隣接するリンク同士を連結する連結部とを有し、
リンクは一対のリンクプレートを有し、
無端チェーンが循環動することにより、沈殿池内の汚泥を掻き寄せ板で掻き寄せる汚泥掻寄機の無端チェーンに取り付けられる脱輪ガード部材であって、
掻き寄せ板が取り付けられた特定のリンク又はその近傍のリンクのリンクプレートに、着脱自在に差し込まれて取り付け可能な取付部と、
沈殿池の側壁側に固定されているガードレールに当接することによって、無端チェーンの上方および側方への変動が規制されるガード部とを有することを特徴とする脱輪ガード部材。 - ガード部の断面がL形状に形成されていることを特徴とする請求項7記載の脱輪ガード部材。
- 上記請求項7又は請求項8に記載の脱輪ガード部材を用いた汚泥掻寄機の改造方法であって、
既設の汚泥掻寄機の無端チェーンの特定のリンク又はその近傍のリンクのリンクプレートを、脱輪ガード部材の取付部に差し込んで取り付ける後付工程と、
沈殿池の側壁側にガードレールを固定する固定工程とを有することを特徴とする汚泥掻寄機の改造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017252742A JP6920190B2 (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 汚泥掻寄機、脱輪ガード部材および汚泥掻寄機の改造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017252742A JP6920190B2 (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 汚泥掻寄機、脱輪ガード部材および汚泥掻寄機の改造方法 |
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JP2019118842A JP2019118842A (ja) | 2019-07-22 |
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ID=67305810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017252742A Active JP6920190B2 (ja) | 2017-12-28 | 2017-12-28 | 汚泥掻寄機、脱輪ガード部材および汚泥掻寄機の改造方法 |
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