JP5631458B1 - 汚泥掻寄機 - Google Patents

汚泥掻寄機 Download PDF

Info

Publication number
JP5631458B1
JP5631458B1 JP2013163543A JP2013163543A JP5631458B1 JP 5631458 B1 JP5631458 B1 JP 5631458B1 JP 2013163543 A JP2013163543 A JP 2013163543A JP 2013163543 A JP2013163543 A JP 2013163543A JP 5631458 B1 JP5631458 B1 JP 5631458B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flight
water surface
sludge
guide rail
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013163543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015029979A (ja
Inventor
一弘 野瀬
一弘 野瀬
加奈子 大塚
加奈子 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Tsukishima Technology Maintenance Service Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
Tsukishima Technology Maintenance Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd, Tsukishima Technology Maintenance Service Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP2013163543A priority Critical patent/JP5631458B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5631458B1 publication Critical patent/JP5631458B1/ja
Publication of JP2015029979A publication Critical patent/JP2015029979A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Removal Of Floating Material (AREA)

Abstract

【課題】ガイドレールの腐食を抑制する。【解決手段】横長に延びるフライト3が、その長手方向に垂直な走行方向に汚泥沈殿池Pの池底部から水面部にかけて周回走行することにより、池底部に堆積する汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機であって、汚泥沈殿池Pの水面部には、フライトの走行方向に沿って上部レール1が敷設され、水面部においてフライト3は、フライト3の上端縁を水面部における汚泥沈殿池Pの水面よりも上方に位置させて、水面部に浮遊するスカムを掻き寄せつつ上部レール1上を走行するとともに、この水面部におけるフライト3の長手方向の両側には、フライト3の浮き上がりによる上部レール1からの脱落を防止するガイドレール10が、水面部における汚泥沈殿池Pの水面よりも下方に位置して走行方向に敷設されている。【選択図】図1

Description

本発明は、横長のフライトが汚泥沈殿池の池底部から水面部にかけて周回走行することにより、池底部に堆積する汚泥と水面部に浮遊するスカムとを掻き寄せて回収する汚泥掻寄機に関するものである。
このような汚泥掻寄機としては、上述のような横長のフライトが、その長手方向に垂直な方向を走行方向として、この走行方向に無端状のチェーンによって複数並列に連結されて汚泥沈殿池の池底部から水面部にかけて周回走行されるとともに、池底部には下部レールが、また水面部には上部レールがフライトの走行方向に沿って敷設された、チェーンフライト式の汚泥掻寄機が知られている。このチェーンフライト式の汚泥掻寄機では、これらのレール上をフライトが摺接しながら走行することにより、池底部では堆積した汚泥を掻き寄せて排泥ピットに回収し、また水面部では浮遊するスカムを掻き寄せてスカムトラフに回収する。
ここで、このようなチェーンフライト式の汚泥掻寄機においては、近年発生した大地震の際に、特に水面部で発生する大きな水面の振れ、いわゆるスロッシングによってフライトが上部レールから脱落してしまって安定した運転が損なわれたことを課題として、このようなフライトの脱落を防止するようにしたものが、例えば特許文献1〜3に提案されている。
このうち、特許文献1には、フライト板の両端の側面外側に、ガイドレール(上部レール)に沿ってフライト板から離隔した位置にガード板を配置し、このガード板は内側に折り曲げられた部分を有して、その一部が、水面部を走行するフライト板の上面上側に配置されたもの、またはフライト板の両端側方に延びてチェーンが固定されたアタッチメントピースを備えて、ガード板の内側に折り曲げられた一部が、このアタッチメントピースの上面上側に配置されたものが記載されている。
また、特許文献2には、水面ガイドレール(上部レール)を走行するフライト可動体の上方向の動きおよび横方向の動きを規制するガード部材を備えて、沈殿池の水面は、水面ガードレール上を走行するフライト可動体の上端よりもやや下側に位置しており、ガード部材は沈殿池の水面よりも上方に位置して、フライト可動体の側面と沈殿池側壁との間に水面を横切る構造体が存在しない構成としたものが記載されている。
さらに、特許文献3には、水面部におけるチェーンの周回軌道の外側に、チェーンの張設方向に沿って延在してフライトと対向するように離間配置されたガイドレールが設けられ、このガイドレールが池底レール(下部レール)と接触するフライトのシューに対向するように設けられたものが記載されている。
特許第4536595号公報 特許第5065513号公報 特開2013−010085号公報
しかしながら、これら特許文献1〜3に記載された汚泥掻寄機では、特許文献1におけるガード板の内側に折り曲げられた部分や、特許文献2におけるガード部材、特許文献3におけるガイドレールが、いずれも汚泥沈殿池の水面部における水面よりも上方に配置されることになる。
このため、たとえガード板やガード部材、ガイドレールがステンレス鋼のような鋼材によって形成されていても、汚泥沈殿池に保持された処理水の水面から発生する硫化水素ガスに空気中で晒されることよって早期に腐食するおそれがある。従って、腐食によって損傷したこれらの部材を頻繁に交換せざるを得なくなったり、場合によっては腐食による強度低下によって震災の際に破損を生じ、フライトの脱落を防止することができなくなってしまう可能性もある。
本発明は、このような背景の下になされたもので、スロッシングによるフライトの上部レールからの脱落を防止するガイドレールの腐食を抑制し、その交換頻度を少なくするのは勿論、万一の震災の際にも確実にフライトの脱落を防止することが可能な汚泥掻寄機を提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、横長に延びるフライトが、その長手方向に垂直な走行方向に汚泥沈殿池の池底部から水面部にかけて周回走行することにより、上記池底部に堆積する汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機であって、上記汚泥沈殿池の水面部には、上記フライトの走行方向に沿って上部レールが敷設されており、上記フライトには、該フライトを周回走行させるチェーンに連結されるチェーン連結部材が取り付けられていて、上記水面部において上記フライトは、該フライトの上端縁を上記水面部における上記汚泥沈殿池の水面よりも上方に位置させて、上記水面部に浮遊するスカムを掻き寄せつつ上記上部レール上を走行するとともに、この水面部における上記フライトの長手方向の両側には、上記フライトの浮き上がりによる上記上部レールからの脱落を防止するガイドレールが、上記水面部における上記汚泥沈殿池の水面よりも下方に位置して上記走行方向に敷設され、上記フライトの長手方向における両端部には、該長手方向に突出する凸部が設けられていて、上記水面部においては、この凸部の上面部が上記ガイドレールの下面に対向させられていることを特徴とする。
従って、このように構成された汚泥掻寄機では、汚泥沈殿池の水面部においてフライトの浮き上がりによる上部レールからの脱落を防止するガイドレールが、この水面部における汚泥沈殿池の水面よりも下方に位置していて、すなわち沈殿池に保持された処理水中に水没しているので、この処理水の水面から発生する硫化水素ガスに空気中で晒されることがない。このため、ガイドレールの腐食を長期に亙って抑制することができて、その交換頻度を少なくするとともに、万一の震災の際にも強度を保持してフライトの脱落を防止することができる。また、水面にガイドレールが表れることがないので、フライトによるスカムの掻き寄せが阻害されることもない。
ここで、このガイドレールを支持するのに、上記上部レールを支持する上部レールブラケットに設けられたガイドレールブラケットによって支持することにより、このようなガイドレールブラケットを例えば汚泥沈殿池の側壁に新たに打設して取り付ける必要がなくなるため、既設の汚泥沈殿池に備えられた汚泥掻寄機にも本発明を容易に適用することができる。
一方、上記フライトの上記長手方向における両端部に、該長手方向に突出する凸部を設け、上記水面部においては、この凸部の上面部を上記ガイドレールの下面に対向させることにより、フライトが浮き上がると凸部がガイドレールの下面に接触するため、スロッシングによってフライトが浮き上がることによる上部レールからの脱落を確実に防止することができる。そして、ガイドレールが汚泥沈殿池の水面下にあるために凸部も水面下に位置することになり、従って凸部ごとフライトが浮き上がる際には凸部に処理水による抵抗が作用するので、凸部がガイドレールに接触する際の衝撃を緩和することができ、激しいスロッシングが生じてもガイドレールや凸部が損傷するのを防止することができる。
また、フライトは一般的に断面が矩形状または「コ」字状をなしているが、そのようなフライトを特許文献1〜3に記載された汚泥掻寄機のようにガード板やガード部材、ガイドレールと上部レールとによって上下から挟み込むようにした場合に、スロッシングが生じたりフライトを連結するチェーンに伸びが生じたりしてフライトが傾いたときには、これらガード板やガード部材、ガイドレールと上部レールとにフライトが引っ掛かるおそれがある。
そこで、上述のようにフライトの長手方向両端部に凸部を設けて、その上面部をガイドレール下面に対向させた場合には、上記水面部におけるこの凸部の上端縁を、上記長手方向に延びる直線状とすることにより、凸部の上面部とガイドレール下面との接触がこの長手方向に沿った線接触となってフライトが回動自在となるため、フライトが傾いても引っ掛かりを生じるのを防ぐことができる。
特に、上記凸部を上記長手方向に延びる外形円柱状の部材とすれば、凸部は全周に亙ってガイドレール下面と略線接触することになるため、一層確実にフライトの引っ掛かりを防止することができるとともに、より安定した運転を図ることが可能となる。また、汚泥沈殿池の処理水に紐状や繊維状の夾雑物が混入していて凸部に絡まっても、凸部が外形円柱状であれば絡まった夾雑物が除去され易い。
以上説明したように、本発明によれば、汚泥沈殿池から発生する硫化水素ガスによってガイドレールが腐食するのを抑制することができ、腐食によるガイドレールの交換の頻度を少なくすることができるとともに、震災の際にもスロッシングによるフライトの脱落を確実に防いで、安定した運転を行うことが可能となる。
本発明の第1の実施形態を示す、フライトの走行方向から見た正面図である。 図1に示す実施形態のフライト、凸部、ガイドレール、およびガイドレールブラケットをフライトの長手方向に見た側面図である。 図2の平面図である。 本発明の第2の実施形態を示す、フライトの走行方向から見た正面図である。 図4に示す実施形態のフライト、凸部、ガイドレール、およびガイドレールブラケットをフライトの長手方向に見た側面図である。 図5の平面図である。 本発明の第3の実施形態を示す、フライトの走行方向から見た正面図である。 図7に示す実施形態のフライト、ブロック材、ガイドレール、およびガイドレールブラケットの平面図である。
図1ないし図3は本発明の第1の実施形態を、図4ないし図6は本発明の第2の実施形態を、図7および図8は本発明の第3の実施形態をそれぞれ示すものであり、互いに共通する要素には同一の符号を配してある。これらの図において符号Pで示すのは汚泥沈殿池であり、符号Qで示すのはこの汚泥沈殿池Pの側壁であり、符号Wで示すのは汚泥沈殿池Pに保持された処理水である。汚泥沈殿池Pに保持された処理水Wからは、汚泥等の比重の大きな固形分が沈降して汚泥沈殿池Pの図示されない池底部に堆積する一方、比重の小さな固形分等は各図に示された汚泥沈殿池Pの水面部にスカムとして浮遊する。
汚泥沈殿池Pは横長の直方体状に凹んだ空間として形成され、この汚泥沈殿池Pの長手方向(図2、図5における左右方向、図3、図6、図8における上下方向。以下、沈殿池長手方向と称する。)における池底部の一端部には、各実施形態の汚泥掻寄機により掻き寄せられて回収された汚泥が排出させられる排泥ピットが設けられている。また、池底部の底面には、この排泥ピットに向けて、下部レールが沈殿池長手方向に沿って敷設されている。
さらに、汚泥沈殿池Pの水面部には、上部レール1がやはり沈殿池長手方向に沿って敷設されている。上記側壁Qは、沈殿池長手方向に延びる側壁であり、この側壁Qには上部レールブラケット2が汚泥沈殿池Pの水面部内側に突出するようにボルト止めにより打設されており、上部レール1はこの上部レールブラケット2に支持されている。なお、上部レールブラケット2は鋼材または樹脂により形成されていて、複数の上部レールブラケット2が水面部において沈殿池長手方向に間隔をあけ、互いに等しい高さで、かつ両側壁Qから等しい突出長さで汚泥沈殿池Pの内側に突出するように設けられている。
また、上部レール1は鋼材または樹脂により長尺平板状に形成され、その平板面を上下方向に向けて上部レールブラケット2の側壁Qから突出した突端部の上面に取り付けられている。これらの上部レール1と上部レールブラケット2とは、図1、図4、図7に示すように、汚泥沈殿池Pの水面部における処理水Wの水面よりも下方に位置するように配設されている。
これらの上部レール1上を走行するフライト3は、FRP(繊維強化樹脂)等の樹脂により横長に延びる断面「コ」字状に形成されており、その長さは、汚泥沈殿池Pの両側壁Q間の間隔よりも小さく、これら両側壁Qに設けられた上部レール1間の間隔よりは大きくされている。このようなフライト3は、フライト3の長手方向(図1、図3、図4、図6、図7、図8における左右方向。以下、フライト長手方向と称する。)を沈殿池長手方向に垂直な方向に向けるとともに、断面がなす「コ」字の開口した部分をフライト3の走行方向Fの後方側に向けて、汚泥沈殿池Pの水面部においては両側壁Qに設けられた上記上部レール1間に掛け渡されている。
また、フライト3の両端部には、上述のように上部レール1間に掛け渡された状態で各上部レール1に対応した位置に、鋼材または樹脂よりなる断面L字板状の第1のシュー4が、水面部におけるフライト3の下面から走行方向Fを向く面にかけて取り付けられており、水面部においてフライト3はこれらの第1のシュー4の下面を上部レール1の上面に摺接させながら、フライト長手方向に垂直な上記走行方向Fに走行させられる。なお、各第1のシュー4の上部レール1と摺接する下面よりもフライト長手方向内側には、この下面から突出する鍔部4Aが第1のシュー4と一体に形成されている。
さらに、この第1のシュー4よりもフライト長手方向の内側の両端部には、フライト3の上記走行方向Fを向く面にチェーン連結部材5が取り付けられている。このチェーン連結部材5には、その走行方向Fを向く面に、走行方向F側に向かうに従い水面部におけるフライト3の下面よりも下方に延びる取付部5Aが形成されており、この取付部5Aの下端に、汚泥沈殿池Pの池底部から水面部にかけて無端状に渡されたチェーン6が、フライト長手方向に平行な回転軸線回りに回動自在に連結されている。
こうして無端状に渡されたチェーン6には、複数のフライト3が走行方向Fに間隔をあけて取り付けられており、チェーン6を駆動プーリ等に巻回して駆動することにより、フライト3は汚泥沈殿池Pの池底部から水面部にかけて上記走行方向Fに周回走行させられる。さらに、チェーン連結部材5の走行方向Fを向く面の水面部における上部からフライト3の上面にかけては、やはり鋼材または樹脂よりなる断面L字板状の第2のシュー7が取り付けられており、フライト3が汚泥沈殿池Pの池底部を走行するときにはフライト3の上下が水面部を走行するときと反転させられて、この第2のシュー7が上記下部レールに摺接させられる。
なお、上述のように第1のシュー4が上部レール1の上面に摺接してフライト3が汚泥沈殿池Pの水面部を走行する場合において、図1、図4、図7に示すように、フライト3の上端縁は水面部における処理水Wの水面よりも上方に位置するようにされており、このフライト3の走行に伴いその走行方向Fを向く面によって水面部に浮遊するスカムが掻き寄せられて回収され、この水面部の走行方向F側に設けられた図示されないスカム排出口に排出されるようになされている。また、このスカム排出口よりも走行方向F側では、上部レール1が途切れてフライト3がチェーン6とともに沈降しつつフライト長手方向に垂直な方向に走行し、池底部側に周回させられる。
さらにまた、フライト3の両端部には、該フライト3の両端からフライト長手方向に突出する凸部8が設けられている。第1、第2の実施形態における凸部8Aは、フライト3と同じく樹脂(ポリエチレン、ナイロン等)により形成されてフライト長手方向に延びる中心線を有する円柱状の部材であり、フライト3の両端から突出する突端部は円柱状のままとされる一方、この突端部よりもフライト長手方向内側の部分の外周面には上記中心線に平行な面取り面が形成されており、この面取り面をフライト3の走行方向F後方側を向く面に突き合わせた上で、ボルト止め等によりフライト3に取り付けられている。
また、第3の実施形態においては、フライト3の両端部に、やはり樹脂(ポリエチレン、ナイロン等)により形成された厚肉板状のブロック材9が、その板厚方向を走行方向Fに向け、断面「コ」字状をなすフライト3の水面部における上下の内側面間に嵌め入れられてボルト止め等により取り付けられており、このブロック材9のフライト3両端から突出する突部には上記走行方向Fに沿って上記内側面に平行にスリット9Aが形成されていて、水面部におけるこのスリット9Aの下側部分が凸部8Bとされている。なお、ブロック材9の上記突部のスリット9Aよりも水面部における上側部分は、フライト長手方向外側に向かうに従い下方に向かうように斜めに切り欠かれている。
このように凸部8が設けられたフライト3に対して、汚泥沈殿池Pの水面部には、フライト長手方向の両側に、フライト3の浮き上がりによる上部レール1からの脱落を防止するガイドレール10が敷設されている。すなわち、このガイドレール10は、周回走行するフライト3に対して汚泥沈殿池P側に固定されて設けられたものであり、その下面に水面部における凸部8の上面部が対向するようにされて、この水面部において上記走行方向Fに沿って敷設されている。
ここで、第1、第2の実施形態におけるガイドレール10Aは、ステンレス鋼等の鋼材により断面L字状に形成され、この断面L字の1辺を上下方向に向けて、該1辺に凸部8Aのフライト長手方向外側を向く突端面が対向させられるとともに、この1辺の上端から他の1辺がフライト長手方向内側に延びて、その下面が水面部におけるフライト3の両端部に突出した凸部8Aの上面部に対向するように配置されている。なお、第1のシュー4が上部レール1と摺接してフライト3が通常走行している状態では、ガイドレール10の断面がなすこれら2辺と、凸部8Aの上面部および上記突端面との間に若干の間隔があけられている。
また、このうち第1の実施形態では、上部レール1を支持する上部レールブラケット2の上部レール1よりもフライト長手方向外側に、それぞれガイドレールブラケット11が上方に延びるように取り付けられており、ガイドレール10Aはこのガイドレールブラケット11の上端部に取り付けられて支持されている。これに対して第2の実施形態では、水面部の上記沈殿池長手方向において上部レールブラケット2の間に、ガイドレールブラケット12がフライト長手方向内側に向けて突出するように汚泥沈殿池Pの側壁Qにボルト止めにより打設されており、ガイドレール10Aはこのガイドレールブラケット12の先端部に取り付けられている。
さらに、第3の実施形態では、第2の実施形態と同様に、水面部の沈殿池長手方向における上部レールブラケット2の間に、ガイドレールブラケット12がフライト長手方向内側に向けて突出するように側壁Qに打設されており、第3の実施形態のガイドレール10Bはこのガイドレールブラケット12の先端部の上面に取り付けられている。この第3の実施形態におけるガイドレール10Bは水面部における走行方向F(沈殿池長手方向)に延びる長尺平板状のものであって、その平板面を上下方向に向けるとともに、フライト長手方向内側の端縁を、ガイドレールブラケット12の先端から突出させて、第3の実施形態のフライト3両端部に設けられたブロック材9の上記スリット9A内に間隔をあけて入り込ませ、このガイドレール10Bの下面が上記凸部8Bの上面部に対向するようにされている。
そして、これら第1ないし第3の実施形態では、図1、図4、図7に示すように上記ガイドレール10は汚泥沈殿池Pの処理水Wの水面よりも下方に位置しており、従って凸部8も水面部において同じく処理水Wの水面より下方に位置することになる。さらに、これら第1ないし第3の実施形態では、ガイドレールブラケット11、12も汚泥沈殿池Pに保持された処理水Wの水面より下方に位置させられている。
このような構成の汚泥掻寄機においては、汚泥沈殿池Pの水面部にフライト3の浮き上がりによる上部レール1からの脱落を防止するガイドレール10が備えられていて、震災の際に処理水Wの水面部において激しいスロッシングが生じても、フライト3の両端部に設けられた凸部8がガイドレール10に接触することにより、フライト3を上部レール1上に確実に保持することができる。このため、震災直後であっても汚泥沈殿池Pにおける汚泥やスカムの掻寄運転を安定して維持することができる。
そして、さらに上記構成の汚泥掻寄機においては、このフライト3の脱落を防止するガイドレール10が、汚泥沈殿池Pにおける処理水Wの水面よりも下方に位置していて処理水W中に没しているため、処理水Wの表面から発生する硫化水素ガスにガイドレール10が晒されることがない。従って、ステンレス鋼等の鋼材よりなるガイドレール10に腐食が生じるのを長期に亙って抑制することができ、このような腐食によってガイドレール10を頻繁に交換する必要がなくなるとともに、腐食による強度劣化で万一の震災の際にガイドレール10が損傷してフライト3の脱落を招くような事態も未然に防止することができる。
さらに、このようにガイドレール10が処理水Wの水面よりも下方に位置して処理水W中に水没しているため、この水面のフライト3の走行経路と汚泥沈殿池Pの側壁Qとの間が、ガイドレール10によって遮られることがないようにすることができる。このため、フライトの3の走行経路と側壁Qとの間がガイドレール10で遮られることにより、側壁Qとガイドレール10の間に浮遊したスカムをフライト3によって掻き寄せることができなくなるのを防ぐことができ、スカムを確実に回収することが可能となる。
また、第1ないし第3の実施形態では、ガイドレールブラケット11、12も処理水Wの水面下に位置していてその腐食を抑えることができるので、ガイドレール10を一層確実に支持することができる。さらに、第1の実施形態では、このガイドレールブラケット11が、上部レール1を支持する上部レールブラケット2に取り付けられているので、第2、第3の実施形態のようにガイドレールブラケット12を汚泥沈殿池Pの側壁Qに新たに打設して取り付けるような必要がなく、既設の汚泥掻寄機にも比較的容易に本発明を適用することが可能となる。
一方、第1ないし第3の実施形態では、フライト3の両端部にフライト長手方向に突出する凸部8が設けられていて、水面部においてはこの凸部8の上面部がガイドレール10の下面に対向させられており、スロッシングによってフライト3が浮き上がった際には、この凸部8がガイドレール10の下面に接触することによってフライト3の脱落を防止することが可能となる。
そして、ガイドレール10が処理水Wの水面下に位置しているのに伴い、凸部8も水面下に位置することになって、フライト3が浮き上がるときには凸部8に処理水Wによる抵抗が作用することになるので、上述のように凸部8がガイドレール10下面に接触する際の衝撃を緩和することができ、震災の際に激しいスロッシングが生じても、凸部8がガイドレール10に強く打ち付けられたりしてこれら凸部8やガイドレール10が損傷するのを避けることができる。また、第1ないし第3の実施形態のように、円柱状部材である凸部8Aや凸部8Bが形成されたブロック材9をボルト止めによりフライト3に取り付ける場合でも、このボルトを水面下に位置させることができ、ボルトが金属製であっても腐食が生じるのを防ぐことが可能となる。
ところで、上記フライト3においては、汚泥沈殿池Pの池底部における下部レールの間や下部レールと側壁Qとの間に堆積した汚泥を掻き寄せるため、複数のフライト3のうちの幾つかに、フライト長手方向における第2のシュー7同士の間および第2のシュー7とフライト3の両端との間から、池底部におけるフライト3の下側(水面部においてはフライト3の上側)に突出するように、ゴム等からなる板状のスクレーパを取り付けることがある。
そして、このようにスクレーパを取り付けた場合に、例えば特許文献1に記載されているように、フライト板の側面外側にガード板を配置して、このガード板の内側に折り曲げられた部分の一部を、水面部を走行するフライト板の上面上側に配置しようとすると、スクレーパとガイド板との干渉を避けるために、ガイド板の折り曲げられた一部をスクレーパの突出量よりも大きくフライト板の上側に配置しなければならない。このため、スクレーパが取り付けられていないフライト板とガイド板との間隔は大きくなり、このようなフライト板が水面部を走行しているときにスロッシングが発生すると、フライト板の脱落を防止することができなくなるおそれがある。
これに対して、第1ないし第3の実施形態では、上述のようにフライト3の両端部に突出した凸部8によってフライト3の浮き上がりを防止するので、スクレーパの有無に関わらず凸部8の水面部における上面部とガイドレール10の下面との間隔を比較的小さく設定することができる。従って、スクレーパが取り付けられていないフライト3が水面部を走行しているときにスロッシングが発生しても、その脱落を確実に防止することが可能となる。
しかも、第1、第2の実施形態ではガイドレール10Aが断面L字状をなしていて、その上下方向に延びる1辺が凸部8Aの突端面と対向させられており、また第3の実施形態ではフライト3の両端部に取り付けられたブロック材9にスリット9Aが形成されて、水面部におけるスリット9Aの下側部分が凸部8Bとされるとともに、ガイドレール10Bは上下方向に平板面を向けた長尺平板状とされて、このスリット9A内に間隔をあけて入り込んでおり、従っていずれの実施形態においても、ガイドレール10によってフライト3のフライト長手方向の移動を拘束することができる。
このため、スロッシングによってフライト3がフライト長手方向にずれ動いても、第1のシュー4の鍔部4Aが上部レール1を乗り越えてフライト3が脱落したりするのを防ぐことができ、さらに安定した運転を行うことができる。ただし、第1、第2の実施形態においてガイドレール10が上下方向に平板面を向けた長尺平板状とされて、その下面が凸部8Aの上面部に対向配置されていてもよく、また第3の実施形態においてガイドレール10が断面L字状とされて、その水平方向に延びる1辺がスリット9A内に挿入されていてもよい。
一方、第1、第2の実施形態では凸部8Aがフライト長手方向に中心線を有する円柱状とされており、従って水面部における凸部8Aの上面部がガイドレール10の下面に接触するときには、凸部8Aの円柱状をなす突端部の外周面の上縁部が上記中心線に平行な直線で接触する線接触となる。このため、スロッシングが生じたり、あるいはフライト3を連結するチェーン6に伸びが生じたりしたときに、フライト長手方向から見てフライト3が傾いた状態で凸部8Aがガイドレール10の下面に接触しても、フライト3および凸部8Aは、この凸部8Aの外周面がガイドレール10の下面を転動するようにして回動自在となる。
この点、例えば特許文献1に記載された汚泥掻寄機のように、水面部を走行するフライト板の上面上側にガード板の内側に折り曲げられた部分の一部を配置したとき、このフライト板が上記実施形態のような断面が「コ」字状あるいは矩形状であると、フライト板がフライト長手方向から見て傾いた場合には、この断面の対角線上に位置する2つの角部あるいは角部とエッジ部が上部レールとガード板とに引っ掛かってしまい、場合によってはフライト板が走行不能となるおそれがある。
これに対して、上記第1、第2の実施形態では、上述のようにフライト3および凸部8Aが回動自在にガイドレール10の下面に接触するので、水面部においてフライト3が傾いても、凸部8Aの上縁部とフライト3の下面がガイドレール10と上部レール1との間に引っ掛かってフライト3が走行不能になるのを防ぐことができ、さらに安定した汚泥掻寄機を運転を行うことが可能となる。
なお、このように水面部における凸部8の上縁部をガイドレール10下面に線接触としてフライト3および凸部8を回動自在とするには、凸部8は第1、第2の実施形態のような外形円柱状の部材ではなくとも、例えば水面部において1つの角部が上向きとなる断面三角形や四角形等の多角形の柱状の部材であってもよい。このような場合には、上向きとなった角部に連なる凸部8の稜線がガイドレール10の下面に線接触となり、この稜線を中心にフライト3および凸部8が回動自在となる。
ただし、これら第1、第2の実施形態のように凸部8Aをフライト長手方向に延びる外形円柱状の部材とすれば、凸部8Aは全周に亙ってガイドレール10の下面と線接触となるため、フライト3が傾いても一層確実に引っ掛かりを防止することができるとともに、こうして凸部8Aがガイドレール10下面と接触したままフライト3が走行しても接触による抵抗を低減して、さらに安定した運転を行うことができる。
また、汚泥沈殿池Pの処理水W中に紐状や繊維状の夾雑物が混入していてフライト3とともに走行する凸部8Aに絡まっても、凸部8Aが外形円柱状であれば走行中に除去され易く、絡まった夾雑物がガイドレール10やガイドレールブラケット11、12等に引っ掛かって走行に支障を来すようなおそれも少ない。なお、凸部8Aは外形が円柱状であれば、例えば円筒状等の中空の部材であってもよい。
1 上部レール
2 上部レールブラケット
3 フライト
6 チェーン
8(8A、8B) 凸部
9 ブロック材
9A スリット
10(10A、10B) ガイドレール
11、12 ガイドレールブラケット
F フライト3の走行方向
P 汚泥沈殿池
Q 汚泥沈殿池Pの側壁
W 処理水

Claims (5)

  1. 横長に延びるフライトが、その長手方向に垂直な走行方向に汚泥沈殿池の池底部から水面部にかけて周回走行することにより、上記池底部に堆積する汚泥を掻き寄せる汚泥掻寄機であって、
    上記汚泥沈殿池の水面部には、上記フライトの走行方向に沿って上部レールが敷設されており、
    上記フライトには、該フライトを周回走行させるチェーンに連結されるチェーン連結部材が取り付けられていて、
    上記水面部において上記フライトは、該フライトの上端縁を上記水面部における上記汚泥沈殿池の水面よりも上方に位置させて、上記水面部に浮遊するスカムを掻き寄せつつ上記上部レール上を走行するとともに、
    この水面部における上記フライトの長手方向の両側には、上記フライトの浮き上がりによる上記上部レールからの脱落を防止するガイドレールが、上記水面部における上記汚泥沈殿池の水面よりも下方に位置して上記走行方向に敷設され
    上記フライトの長手方向における両端部には、該長手方向に突出する凸部が設けられていて、上記水面部においては、この凸部の上面部が上記ガイドレールの下面に対向させられていることを特徴とする汚泥掻寄機。
  2. 上記ガイドレールは、上記上部レールを支持する上部レールブラケットに設けられたガイドレールブラケットによって支持されていることを特徴とする請求項1に記載の汚泥掻寄機。
  3. 上記水面部における上記凸部の上端縁は、上記長手方向に延びる直線状とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の汚泥掻寄機。
  4. 上記凸部は、上記長手方向に延びる外形円柱状の部材であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の汚泥掻寄機。
  5. 上記フライトの両端部には、上記上部レールの上面に摺接する第1のシューが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の汚泥掻寄機。
JP2013163543A 2013-08-06 2013-08-06 汚泥掻寄機 Active JP5631458B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013163543A JP5631458B1 (ja) 2013-08-06 2013-08-06 汚泥掻寄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013163543A JP5631458B1 (ja) 2013-08-06 2013-08-06 汚泥掻寄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5631458B1 true JP5631458B1 (ja) 2014-11-26
JP2015029979A JP2015029979A (ja) 2015-02-16

Family

ID=52144988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013163543A Active JP5631458B1 (ja) 2013-08-06 2013-08-06 汚泥掻寄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5631458B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5947433B2 (ja) * 2015-08-19 2016-07-06 水ing株式会社 汚泥掻き寄せ機
JP6282777B1 (ja) * 2016-12-20 2018-02-21 月島機械株式会社 汚泥掻寄機、フライトおよびシュー
JP7213931B2 (ja) * 2021-06-10 2023-01-27 株式会社日立プラントサービス 汚泥掻寄機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326483A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Ebara Corp 汚泥掻寄せ機
JP2013000651A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Aquaintec Corp 汚泥かき寄せ装置
JP2013010085A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd 汚泥掻寄機
JP2013013841A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Swing Corp 汚泥掻寄せ機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006326483A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Ebara Corp 汚泥掻寄せ機
JP2013000651A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Aquaintec Corp 汚泥かき寄せ装置
JP2013010085A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd 汚泥掻寄機
JP2013013841A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Swing Corp 汚泥掻寄せ機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015029979A (ja) 2015-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4536595B2 (ja) 汚泥掻寄せ機
JP5615768B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP5065513B1 (ja) 汚泥掻寄せ機
JP5631458B1 (ja) 汚泥掻寄機
KR101778733B1 (ko) 체인 플라이트식 슬러지 수집기
JP5743527B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP7023705B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP2013000651A (ja) 汚泥かき寄せ装置
JP7440117B2 (ja) 汚泥かき寄せ装置
JP6574619B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP5727075B1 (ja) 復路側ガイドシュー及びその復路側ガイドシューを備えたチェーンフライト式汚泥掻寄機
JP6282777B1 (ja) 汚泥掻寄機、フライトおよびシュー
KR100828093B1 (ko) 침전지 원형 슬러지 수집기
JP6984811B2 (ja) 沈殿池設備
JP2018108869A (ja) チェーン及び汚泥掻寄機
JP6465225B1 (ja) 汚泥掻寄機
JP6941534B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP2018130667A (ja) 汚泥掻寄機
JP5837544B2 (ja) 汚泥掻き寄せ機
JP7213931B2 (ja) 汚泥掻寄機
JP7302983B2 (ja) スカム掻寄機及び沈殿池設備
JP2013052331A (ja) ノッチチェーン式汚泥掻寄機
JPH08257308A (ja) 汚泥掻寄機
JP6653846B2 (ja) 汚泥かき寄せ装置
JP5108821B2 (ja) 汚泥掻き寄せ機のレール構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140930

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5631458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250