JP6941027B2 - 蓋付き箱体及びその組立て方法 - Google Patents

蓋付き箱体及びその組立て方法 Download PDF

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本発明は、上部に開口を有する箱本体と、箱本体の少なくとも上部を覆い且つ下部に開口を有する蓋部とを備える蓋付き箱体及びその組立て方法に関する。
従来、上部に開口を有する箱本体と、箱本体の少なくとも上部を覆い且つ下部に開口を有する蓋部と、箱本体と蓋部とを連結し且つ上下方向に延びる帯状の連結部とを備える蓋付き箱体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のものでは、箱本体は、底部と、当該底板の周縁から起立する本体周板とを備え、蓋部は、天板と、当該天板の周縁から垂下して本体周板の外側に重なる蓋周板とを備える。連結部は、一端が本体周板の上縁に連結されていると共に、他端が蓋周板の下縁に連結されている。そして、連結部を箱本体から切り離すことにより蓋部が箱本体から分離して箱本体の上部が開口する。
この蓋付き箱体は、箱本体から蓋部を取り外すときに、箱本体から連結部を切り離すための切離可能部が、蓋部の蓋周板に設けられている。そして、蓋周板の切離可能部を外側に引き倒すことにより蓋部を箱本体から容易に取り外すことができるようになっている。
特開2015−137134号公報
従来の蓋付き箱体では、切離可能部に接着剤を塗布して連結部と折り重ねるように接着させると共に、蓋周板にも接着剤を塗布して連結部と折り重ねるように接着させる必要があり、製造工程が多いという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、従来よりも簡単に製造することができる蓋付き箱体及びその組立て方法を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本発明は、
上部に開口を有する箱本体(例えば、実施形態の箱本体2。以下同一)と、
下部に開口を有し、前記箱本体の開口する前記上部を覆う蓋部(例えば、実施形態の蓋部1。以下同一。)と、
前記箱本体と前記蓋部とを連結する連結部(例えば、実施形態の第1連結部5a又は第2連結部5b)と、
を備える蓋付き箱体(例えば、実施形態の蓋付き箱体。以下同一。)であって、
前記箱本体は、底板(例えば、実施形態の底板24。以下同一。)と、前記底板の周縁から起立する本体周板(例えば、実施形態の本体周板19。以下同一。)とを備え、
前記蓋部は、天板(例えば、実施形態の天板25。以下同一。)と、前記天板の周縁から垂下して前記本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板(例えば、実施形態の蓋周板8。以下同一。)とを備え、
前記連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、且つ、前記蓋部が前記箱本体を覆う状態のときに前記蓋周板と前記本体周板との間に収容されており、
前記本体周板は、前記連結部が連結された上縁を含む所定範囲を切り離し可能とする切離可能部(例えば、実施形態の切離可能部23。以下同一。)を備え、
前記切離可能部は、前記連結部が折り重なる連結重合部(例えば、実施形態の連結重合部29。以下同一。)と、前記連結部を介することなく前記蓋周板と直接接触可能な直接対向部(例えば、実施形態の直接対向部28。以下同一。)とを備え、
前記直接対向部は、前記蓋周板に接着剤で直接接着されていることを特徴とする。
本発明によれば、直接対向部又は蓋周板に接着剤を塗布するだけで連結部を介することなく直接的に直接対向部と蓋周板とを接着させることができる。これにより、従来のように切離可能部と連結部とを接着してから連結部と蓋周板とを接着するというように2工程の接着作業を行う必要が無く、1回の接着工程によって、切離可能部と蓋周板とを接着させることができ、製造工程を簡略化させることができる蓋付き箱体を提供することができる。
[2]また、本発明においては、前記連結部に厚み方向へ貫通する貫通孔(例えば、実施形態の貫通孔27。以下同一。)を設け、前記直接対向部は、前記連結部が前記本体周板に折り重ねられたときに前記貫通孔から露出する部分であり、前記直接対向部は、前記貫通孔を介して前記蓋周板に接着剤(例えば、実施形態の接着剤30。以下同一。)で直接接着することにより構成することができる。
[3]また、本発明の蓋付き箱体の組立て方法は、
上部に開口を有する箱本体と、
下部に開口を有し、前記箱本体の開口する前記上部を覆う蓋部と、
前記箱本体と前記蓋部とを連結する連結部と、
を備え、1枚の板を折り曲げて組み立てられる蓋付き箱体の組立て方法であって、
前記箱本体は、底板と、前記底板の周縁から起立する本体周板とを備え、
前記蓋部は、天板と、前記天板の周縁から垂下して前記本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板とを備え、
前記連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、且つ、前記蓋部が前記箱本体を覆う状態のときに前記蓋周板と前記本体周板との間に収容されており、
前記本体周板は、前記連結部が連結された上縁を含む所定範囲を切り離し可能とする切離可能部を備え、
前記切離可能部は、前記連結部が折り重なる連結重合部と、前記連結部を介することなく前記蓋周板と直接接触可能な直接対向部とを備え、
前記直接対向部又は前記直接対向部に対向する前記蓋周板の部分に接着剤を塗布する接着剤塗布工程(例えば、実施形態の接着剤塗布工程。以下同一。)と、
前記連結部を前記切離可能部の外面に重ねるように折り曲げる連結部折曲工程(例えば、実施形態の連結部折曲工程。以下同一。)と、
前記連結部が前記蓋周板の内面に重ねられるように前記蓋周板が折り曲げられる蓋周板折曲工程(例えば、実施形態の蓋周板折曲工程。以下同一。)と、
前記直接対向部と前記蓋周板とを重ね合わせた状態で押し付けて互いを接着させる接着工程(例えば、実施形態の接着工程。以下同一。)と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、直接対向部又は蓋周板に接着剤を塗布するだけで連結部を介することなく直接的に直接対向部と蓋周板とを接着させることができる。これにより、従来のように切離可能部と連結部とを接着してから連結部と蓋周板とを接着するというように2工程の接着作業を行う必要が無く、1回の接着工程によって、切離可能部と蓋周板とを接着させることができ、製造工程を簡略化させることができる。
本発明の実施形態の蓋付き箱体を示す斜視図。 本実施形態の蓋付き箱体の組み立て前の展開した状態を示す説明図。 図3Aは、切離可能部に接着剤を塗布した状態を模式的に示す説明図。図3Bは、接着剤を塗布した後に、連結部を折目線n,pで折り曲げた状態を模式的に示す説明図。図3Cは、貫通孔を介して直接対向部と蓋周板とが接着剤で接着された状態を模式的に示す説明図。 図4Aは、切離開始部を折り曲げた状態を模式的に示す断面図。図4Bは、切離可能部を切り離した状態を模式的に示す断面図。図4Cは、蓋部を持ち上げて、箱本体から離した状態を模式的に示す説明図。 蓋部を持ち上げて、箱本体から離した状態を示す斜視図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の蓋付き箱体は、外観が直方体形状であり、蓋部1と箱本体2とからなる。
先ず、蓋付き箱体の構成を展開状態で説明する。図2に示すように、蓋付き箱体は一枚の板紙から形成される。板紙は、蓋部1を形成するための上部形成部3と箱本体2を形成するための下部形成部4とを備えている。上部形成部3と下部形成部4との間には間隙が形成されており、この間隙には第1連結部5aおよび第2連結部5bが設けられて上部形成部3と下部形成部4とを連結している。
上部形成部3は、一対の第1蓋側板6,6と一対の第2蓋側板7,7とを備えている。第1蓋側板6,6及び第2蓋側板7,7は、組立状態の蓋付き箱体においては蓋周板8(図1参照)を構成する。
各第1蓋側板6,6と各第2蓋側板7,7とは、折目線a,b,cを介して交互に一列に連設されている。一方の第1蓋側板6の一側端には、折目線dを介して上部接着片9が連設されている。
第1蓋側板6,6の上縁には、夫々折目線e,eを介して上部外フラップ10,10が連設され、第2蓋側板7,7の上縁には、夫々折目線f,fを介して上部内フラップ11,11が連設されている。
各第1蓋側板6,6と各第2蓋側板7,7との境界の下端部分には切込み部12,13,14が形成されており、一方の第1蓋側板6の一側端の下端部分(上部接着片9の下方の端縁)と、他方の第2蓋側板7の他側端の下端部分との夫々には、組み立てた際に単一の切欠き状態となる一対の切欠き部15が形成されている。
一対の切欠き部15は、図1に示すように組み立てられることにより1つの切込み部として構成され、一対の切欠き部15により構成される切込み部と、他の各切込み部12,13,14により、各第1蓋側板6,6の下端部に外曲げ許容部16,16が形成される。
図2を参照して、下部形成部4は、一対の第1本体側板17,17と一対の第2本体側板18,18とを備えている。第1本体側板17,17及び第2本体側板18,18は、組立状態の蓋付き箱体においては本体周板19(図1参照)を構成する。
各第1本体側板17,17と各第2本体側板18,18とは、折目線g,h,iを介して交互に一列に連設されている。一方の第1本体側板17の一側端には、折目線jを介して下部接着片20が連設されている。
第1本体側板17,17の下縁には、夫々折目線k,kを介して下部外フラップ21,21が連設され、第2本体側板18,18の下縁には、夫々折目線m,mを介して下部内フラップ22,22が連設されている。
第1連結部5a及び第2連結部5bの上端は夫々折目線n,nを介して第1蓋側板6,6の下縁に連設され、第1連結部5a及び第2連結部5bの下端は折目線p,pを介して第1本体側板17,17の上縁に連設されている。
一対の第1本体側板17には、第1連結部5a又は第2連結部5bを第1本体側板17から切離するために第1連結部5a又は第2連結部5bが連結された上縁を含む所定範囲を切り離し可能な切離可能部23が、破断可能線qにより形成されている。切離可能部23には、折目線rを境界として下半部に半月形状の切離開始部23aが形成されている。
第1連結部5a及び第2連結部5bには、円状の2つの貫通孔27,27が夫々設けられている。切離可能部23の点線で示された2つの円は、第1連結部5a及び第2連結部5bが切離可能部23に折り重ねられたときに貫通孔27,27が位置する領域を示しており、この点線内の領域が本実施形態における切離可能部23(本体周板19)に連結部5a,5bが折り重ねられたときに貫通孔27から露出する(換言すれば、貫通孔27に対応する)直接対向部28となり、切離可能部23の直接対向部28以外の部分が本実施携帯における連結重合部29となる。
次いで、図3を参照して、図2示の板紙の組立て方法について説明する。
先ず、図3Aに模式的に示すように、第1連結部5a及び第2連結部5bを折目線pに沿って折り曲げる(連結部折曲工程)。そして、図3Bに模式的に示すように、貫通孔27から露出する切離可能部23の直接対向部28の表面(外側の面)に接着剤30を塗布する(接着剤塗布工程)。
なお、接着剤30は、折目線Pに沿って折り曲げる連結部折曲工程の前に、少なくとも直接対向部28を含む切離可能部23の表面に塗布してもよい。又は、接着剤30を、切離可能部23に対応する第1側板6(蓋周板8)に塗布してもよい。
そして、図3Cに模式的に示すように、折り返すようにして、第1、第2蓋側板6,6,7,7を折目線nに反って折り曲げる(蓋周板折曲工程)。なお、接着剤30を初めに直接対向部28に塗布する場合には、連結部折曲工程と蓋周板折曲工程とは同時に行うこともできる。そして、直接対向部28を、貫通孔27を介して第1、第2蓋側板6,6,7,7(蓋周板8)に接着剤30で接着させる(接着工程)。
次いで、第1、第2蓋側板6,6,7,7及び第1、第2本体側板17,17,18,18を角筒状に形成し、一側端の接着片9,20を他側端に接着する。これにより四角筒状の胴部が形成される。そして、下部内フラップ22,22を互いに向き合う方向に折り曲げ、下部外フラップ21,21を重合させて底板24を形成する。そして、被包装物を胴部に投入し、上部内フラップ11,11を互いに向き合う方向に折り曲げ、上部外フラップ10,10を重合させて天板25を形成する。
これにより、図1に示すように、蓋部1と箱本体2とからなる蓋付き箱体が形成される。この蓋付き箱体は、箱本体2の本体周板19の略下半部が、蓋部1の蓋周板8の下方から全周にわたって帯状に露出する露出部26が形成される。
露出部26は、一方の第1本体側板17に形成されている切離可能部23のうち、切離開始部23aのみを露出させている。
このように形成された蓋付き箱体は、次のようにして蓋部1を揺動させて箱本体2の上部を開口させることができる。
即ち、先ず、図4Aに示すように、切離開始部23aを破断して手指等を胴部に挿し込む。次いで、図4Bに示すように、一方の第1本体側板17の内側から外側に向かって切離可能部23,23を押し出すようにして第2連結部5bを第1本体側板17から切り離す。このとき、外曲げ許容部16によって、第1蓋側板6を容易に撓ませることができるので、切離可能部23,23の押し出しが容易に行われる。
そして、図4Cに示すように、第1蓋側板6を持ち上げることにより、蓋部1を上方へ移動させて、図5に示すように、箱本体2の上部を開口させることができる。このようにして蓋部1を開くことにより箱本体2内に収容された被包装物を容易に露出させることができ、被包装物の展示及び取出し等が好適に行える。
なお、図4A〜図4Cでは、貫通孔27を介して直接対向部28が蓋周板8に接着されていないかのように示されているが、実際には、直接対向部28は貫通孔27を介して蓋周板8に接着されている。
蓋部1で箱本体2が覆われている状態においては、図4Cに示すように、第1連結部5a及び第2連結部5bは、第1蓋側板6の内側であって、且つ第1蓋側板6と他方の第1本体側板17との間に収容されている。
本実施形態の蓋付き箱体によれば、直接対向部28又は蓋周板8に接着剤を塗布するだけで連結部5a,5bを介することなく直接的に直接対向部28と第1蓋側板6(蓋周板8)とを接着させることができる。これにより、従来のように切離可能部と連結部とを接着してから連結部と蓋周板とを接着するというように2工程の接着作業を行う必要が無く、1回の接着工程によって、切離可能部23と蓋周板8とを接着させることができ、蓋付き箱体の製造工程を簡略化させることができる。
また、本実施形態においては、連結部5a,5bに厚み方向へ貫通する貫通孔27,27を設け、直接対向部28は、連結部5a,5bが切離可能部23(本体周板19)に折り重ねられたときに貫通孔27,27に対応する部分であり、直接対向部28は、貫通孔27,27を介して第1蓋側板6(蓋周板8)に接着剤30で直接接着することにより構成することができる。
また、本実施形態の蓋付き箱体は、図1に示すように、切離開始部23a以外の切離可能部23が露出しないので、切離可能部23が目立たず蓋付き箱体の外観低下が生じない。また、切離可能部23は、一方の第1本体側板17に設けて、切離開始部23a以外の部分が第1蓋側板6に覆われるので、切離可能部23の不用意な破断を防止することができる。
また、本実施形態の蓋付き箱体によれば、蓋部1が箱本体2を覆った状態において、第1連結部5aが蓋周板8の内側に収容されているため、第1連結部5aが蓋周板8に隠れて目立たず、運搬中などに第1連結部5aが意図せずに破られてしまうことを抑制又は防止することができる。また、従来品のように連結部を切断するための開口部などを蓋周板8に設ける必要がないため、従来品よりも蓋付き箱体の外観の向上を図ることができる。
また、本実施形態においては、蓋周板8に、蓋周板8の下縁から上方に向かって延びる4つの切込み部12〜14(1つは、一対の切欠き部15,15によって構成されている)が設けられている。これにより、切込み部12〜14の間を広げるようにして、蓋周板8の下部を押し広げることができるため、蓋部1を箱本体2の上部に再度被せるときに、蓋部1を箱本体2に被せ易くすることができる。
また、本実施形態においては、天板25が底板24よりも一回り大きく底板24と相似の四角形状であり、4つの切込み部12〜14を、底板24及び天板25の4つの角に合わせて設けている。
これにより、箱本体2に蓋部1を被せるときに蓋部1が箱本体2の角に引っ掛かり難くなる。従って、蓋部1を箱本体2に被せて、蓋部1を閉めることが容易になる。また、4つの切込み部12〜14により蓋部1を開けることも容易となる。
なお、本実施形態においては、底板24及び天板25が矩形状の蓋付き箱体を用いて説明したが、本発明の底板及び天板は、これに限らない。本発明の底板及び天板は、例えば、円形状であってもよく、または三角形状や五角形以上の多角形であってもよい。また、底板及び天板を複数のフラップで構成していなくてもよく、1枚板で構成してもよい。また、底板24と天板25とは相似形状でなくてもよく、例えば、底板と天板とを同一形状としてもよい。
また、本実施形態の蓋付き箱体は、紙でなくてもよく、段ボールや合成樹脂など他の材料で形成されていてもよい。
また、本実施形態の蓋付き箱体は、1枚の板紙を打ち抜いて形成されていなくてもよく、複数枚の板を繋ぎ合せて構成されていてもよい。
また、本実施形態においては、貫通孔27を介して直接対向部28を蓋周板8に直接接着剤30で接着させるものを説明したが、本発明の直接対向部28と蓋周板8とを直接的に接着させる構造はこれに限らない。例えば、切離可能部23の幅に対して、連結部の幅を小さくし、連結部の幅方向両側部分で、切離可能部23と蓋周板8とが直接接触可能となるように切離可能部23に直接対向部を設けてもよい。または、切離可能部23の上縁の中央部分を除いた両端部分を蓋周板8と接続する一対の連結部を間隔を存して配置し、一対の連結部の間に対応する部分を直接対向部として、一対の連結部の間を介して、切離可能部23と蓋周板8とを直接的に接着させてもよい。
1 蓋部
2 箱本体
5a 第1連結部
5b 第2連結部
8 蓋周板
12〜14 切込み部
19 本体周板
23 切離可能部
23a 切離開始部
24 底板
25 天板
26 露出部
27 貫通孔
28 直接対向部
29 連結重合部
30 接着剤
n、p 折目線

Claims (3)

  1. 上部に開口を有する箱本体と、
    下部に開口を有し、前記箱本体の開口する前記上部を覆う蓋部と、
    前記箱本体と前記蓋部とを連結する連結部と、
    を備える蓋付き箱体であって、
    前記箱本体は、底板と、前記底板の周縁から起立する本体周板とを備え、
    前記蓋部は、天板と、前記天板の周縁から垂下して前記本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板とを備え、
    前記連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、且つ、前記蓋部が前記箱本体を覆う状態のときに前記蓋周板と前記本体周板との間に収容されており、
    前記本体周板は、前記連結部が連結された上縁を含む所定範囲を切り離し可能とする切離可能部を備え、
    前記切離可能部は、前記連結部が折り重なる連結重合部と、前記連結部を介することなく前記蓋周板と直接接触可能な直接対向部とを備え、
    前記直接対向部は、前記蓋周板に接着剤で直接接着されていることを特徴とする蓋付き箱体。
  2. 請求項1に記載の蓋付き箱体であって、
    前記連結部は厚み方向に貫通する貫通孔を備え、
    前記直接対向部は、前記連結部が前記本体周板に折り重ねられたときに前記貫通孔から露出する部分であり、前記直接対向部は、前記貫通孔を介して前記蓋周板に接着剤で直接接着されていることを特徴とする蓋付き箱体。
  3. 上部に開口を有する箱本体と、
    下部に開口を有し、前記箱本体の開口する前記上部を覆う蓋部と、
    前記箱本体と前記蓋部とを連結する連結部と、
    を備え、1枚の板を折り曲げて組み立てられる蓋付き箱体の組立て方法であって、
    前記箱本体は、底板と、前記底板の周縁から起立する本体周板とを備え、
    前記蓋部は、天板と、前記天板の周縁から垂下して前記本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板とを備え、
    前記連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、且つ、前記蓋部が前記箱本体を覆う状態のときに前記蓋周板と前記本体周板との間に収容されており、
    前記本体周板は、前記連結部が連結された上縁を含む所定範囲を切り離し可能とする切離可能部を備え、
    前記切離可能部は、前記連結部が折り重なる連結重合部と、前記連結部を介することなく前記蓋周板と直接接触可能な直接対向部とを備え、
    前記直接対向部又は前記直接対向部に対向する前記蓋周板の部分に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記連結部を前記切離可能部の外面に重ねるように折り曲げる連結部折曲工程と、
    前記連結部が前記蓋周板の内面に重ねられるように前記蓋周板が折り曲げられる蓋周板折曲工程と、
    前記直接対向部と前記蓋周板とを重ね合わせた状態で押し付けて互いを接着させる接着工程と、
    を含むことを特徴とする蓋付き箱体の組立て方法。
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