JP3211269U - 蓋付き箱体 - Google Patents

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【課題】箱本体と蓋部とを連結する連結部を目立たせることなく、且つ運搬中などに連結部が意図せずに破られてしまうことを抑制又は防止することができる蓋付き箱体を提供する。【解決手段】蓋付き箱体は、上部が開放された箱本体2と、下部が開放されて箱本体の開放された上部を覆う蓋部1と、箱本体と蓋部とを連結する第1連結部5aと、を備える。箱本体2は、底板と、底板の周縁から起立する本体周板19とを備え、蓋部1は、天板と、天板の周縁から垂下して本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板8とを備え、第1連結部5aは、一端が本体周板19の上縁の一部に連結されていると共に、他端が蓋周板8の下縁の一部に連結され、且つ、蓋部が箱本体を覆う状態のときに蓋周板8の内側に収容されており、蓋部は、第1連結部5aを支点として、揺動することにより、箱本体の上部を開口させる。【選択図】図4

Description

本考案は、上部が開放された箱本体と、箱本体の少なくとも上部を覆う下部が開放された蓋部とからなる蓋付き箱体に関する。
従来、上部が開放された箱本体と、箱本体の少なくとも上部を覆う下部が開放された蓋部と、箱本体と蓋部とを連結し且つ上下方向に延びる帯状の連結部とを備える蓋付き箱体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のものでは、箱本体は、底部と、当該底板の周縁から起立する本体周板とを備え、蓋部は、天板と、当該天板の周縁から垂下して本体周板の外側に重なる蓋周板とを備える。連結部は、一端が本体周板の上縁に連結されていると共に、他端が蓋周板の下縁に連結されている。そして、連結部を箱本体から切り離すことにより蓋部が箱本体から分離して箱本体の上部が開口する。
この蓋付き箱体は、箱本体から蓋部を取り外すときに、箱本体から連結部を切り離すための切離可能部が、蓋部の蓋周板に設けられている。そして、蓋周板の切離可能部を外側に引き倒すことにより蓋部を箱本体から容易に取り外すことができるようになっている。
特開2015−137134号公報
従来のように、箱本体から連結部を切り離すための切離可能部が蓋部の蓋周板に設けられていると、切離可能部が大きく露出して見栄えが悪いだけでなく、外部から他の物が接触したときに不用意に破れやすい不都合がある。
また、蓋部が箱本体から切り離されてしまうと、蓋部を紛失してしまう虞もある。
上記の点に鑑み、本考案は、箱本体と蓋部とを連結する連結部を目立たせることなく、且つ運搬中などに連結部が意図せずに破られてしまうことを抑制又は防止することができる蓋付き箱体を提供することを目的とする。
[1]上記目的を達成するため、本考案は、
上部が開放された箱本体(例えば、実施形態の箱本体2。以下同一。)と、
下部が開放されて前記箱本体の開放された前記上部を覆う蓋部(例えば、実施形態の蓋部1。以下同一。)と、
前記箱本体と前記蓋部とを連結する連結部(例えば、実施形態の第1連結部5a。以下同一。)と、
を備える蓋付き箱体(例えば、実施形態の蓋付き箱体。以下同一。)であって、
前記箱本体は、底板(例えば、実施形態の底板24。以下同一。)と、当該底板の周縁から起立する本体周板(例えば、実施形態の本体周板19。以下同一。)とを備え、
前記蓋部は、天板(例えば、実施形態の天板25。以下同一。)と、当該天板の周縁から垂下して前記本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板(例えば、実施形態の蓋周板8。以下同一。)とを備え、
前記連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、且つ、前記蓋部が前記箱本体を覆う状態のときに前記蓋周板の内側に収容されており、
前記蓋部は、前記連結部を支点として、揺動することにより、前記箱本体の上部を開口させることを特徴とする。
本考案によれば、蓋部が箱本体を覆った状態において、連結部が蓋周板の内側に収容されているため、連結部が蓋周板に隠れて目立たず、運搬中などに連結部が意図せずに破られてしまうことを抑制又は防止することができる。また、従来品のように連結部を切断するための開口部などを蓋周板に設ける必要がないため、従来品よりも蓋付き箱体の外観の向上を図ることができる。さらに、蓋部が連結部によって箱本体に連結されているため、連結部を支点として蓋部を揺動させて箱本体の上部を開口させても、蓋部の紛失を防止することができる。
[2]また、本考案においては、互いに重なり合った前記本体周板と前記蓋周板との間に、前記連結部が収容されて前記箱本体の上部を前記蓋部で閉塞した状態となるように構成されていることが好ましい。
かかる構成によれば、連結部が本体周板と蓋周板との間に収容されるため、箱本体内に連結部が飛び出すことを防止できる。従って、箱本体内へ収容物を収容するときに連結部が邪魔となることを防止できる。また、箱本体内の収容スペースを連結部に邪魔されることなく、広く確保できる。
[3]また、本考案においては、前記蓋周板に、下縁から上方に向かって延びる切込み部(例えば、実施形態の切込み部12〜14。以下同一。)を設けることが好ましい。
かかる構成によれば、切込み部の間を広げるようにして、蓋周板の下部を押し広げることができるため、連結部を支点に蓋部を揺動させながら箱本体の上部に被せるときに、蓋部を箱本体に被せ易くすることができる。
[4]また、本考案においては、前記底板と前記天板とが、同一または相似の多角形状である場合、前記切込み部を、前記底板及び前記天板の角に合わせて複数設けることが好ましい。
かかる構成によれば、箱本体に蓋部を被せるときに蓋部が箱本体の角に引っ掛かり難くなる。従って、蓋部を箱本体に被せて、蓋部を閉めることが容易になる。
[5]また、本考案においては、
前記連結部は第1連結部(例えば、実施形態の第1連結部5a。以下同一。)であり、
前記蓋付き箱体は、前記箱本体と前記蓋部とを連結する前記第1連結部とは別の第2連結部(例えば、実施形態の第2連結部5b。以下同一。)を備え、
前記第2連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、
前記箱本体に前記本体周板の一部を切り取ることにより前記第2連結部を切り離す切離可能部(例えば、実施形態の切離可能部23。以下同一。)を設け、
前記箱本体と前記蓋部とが前記第2連結部により連結された状態で前記蓋部が前記箱本体の上部を覆っているときに前記蓋周板の下方から露出する露出部(例えば、実施形態の露出部26。以下同一。)を前記本体周板に設け、
前記露出部に、前記切離可能部の切離を開始する切離開始部(例えば、実施形態の切離開始部23a。以下同一。)を設け、前記切離可能部のうち前記切離開始部のみを露出させることが好ましい。
切離可能部が本体周板に設けられ、切離開始部が本体周板の露出部に設けられていることにより、切離可能部は殆ど目立たない。また、切離開始部以外の切離可能部は、本体周板によって覆い隠される本体周板に設けられているので、切離可能部の不用意な破れを防止することができる。そして、箱本体から第2連結部を分離するときは、切離開始部に手指等を挿し込んで初期破断を行い、次いで、本体周板から連結部を切離しながら蓋部を上方に持ち上げるようにして、第1連結部を支点に揺動させて、箱本体の上部を開口させればよい。
以上のように、本考案によれば、箱本体から蓋部を容易に開くことができるだけでなく、箱本体から蓋部を第1連結部を支点に揺動させて開くときに第2連結部を切り離すための切離可能部の不用意な破れが防止でき、更に、切離可能部を目立たずに設けることができる蓋付き箱体を提供することができる。
本考案の実施形態の蓋付き箱体を示す説明的斜視図。 本実施形態の蓋付き箱体の展開図。 本実施形態において、箱本体から第2連結部を切り離すときの説明的断面図。 本実施形態において、第1連結部を支点に蓋部を揺動させるときの説明的断面図。 本実施形態の蓋部を第1連結部を支点に揺動させて箱本体の上部を解放させた状態を示す説明的斜視図。
本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の蓋付き箱体は、外観が直方体形状であり、蓋部1と箱本体2とからなる。
先ず、蓋付き箱体の構成を展開状態で説明する。図2に示すように、蓋付き箱体は一枚の板紙から形成される。板紙は、蓋部1を形成するための上部形成部3と箱本体2を形成するための下部形成部4とを備えている。上部形成部3と下部形成部4との間には間隙が形成されており、この間隙には第1連結部5aおよび第2連結部5bが設けられて上部形成部3と下部形成部4とを連結している。
上部形成部3は、一対の第1蓋側板6,6と一対の第2蓋側板7,7とを備えている。第1蓋側板6,6及び第2蓋側板7,7は、組立状態の蓋付き箱体においては蓋周板8(図1参照)を構成する。
各第1蓋側板6,6と各第2蓋側板7,7とは、折目線a,b,cを介して交互に一列に連設されている。一方の第1蓋側板6の一側端には、折目線dを介して上部接着片9が連設されている。
第1蓋側板6,6の上縁には、夫々折目線e,eを介して上部外フラップ10,10が連設され、第2蓋側板7,7の上縁には、夫々折目線f,fを介して上部内フラップ11,11が連設されている。
各第1蓋側板6,6と各第2蓋側板7,7との境界の下端部分には切込み部12,13,14が形成されており、一方の第1蓋側板6の一側端の下端部分(上部接着片9の下方の端縁)と、他方の第2蓋側板7の他側端の下端部分との夫々には、組み立てた際に単一の切欠き状態となる一対の切欠き部15が形成されている。
後述するが、一対の切欠き部15により1つの切込み部が構成され、一対の切欠き部15により構成される切込み部と、他の各切込み部12,13,14により、各第1蓋側板6,6の下端部に外曲げ許容部16,16が形成される。
下部形成部4は、一対の第1本体側板17,17と一対の第2本体側板18,18とを備えている。第1本体側板17,17及び第2本体側板18,18は、組立状態の蓋付き箱体においては本体周板19(図1参照)を構成する。
各第1本体側板17,17と各第2本体側板18,18とは、折目線g,h,iを介して交互に一列に連設されている。一方の第1本体側板17の一側端には、折目線jを介して下部接着片20が連設されている。
第1本体側板17,17の下縁には、夫々折目線k,kを介して下部外フラップ21,21が連設され、第2本体側板18,18の下縁には、夫々折目線m,mを介して下部内フラップ22,22が連設されている。
第1連結部5a及び第2連結部5bは夫々、上端が折目線n,nを介して第1蓋側板6,6の下縁に連設され、下端が折目線p,pを介して第1本体側板17,17の上縁に連設されている。
一方の第1本体側板17には、第2連結部5bを第1本体側板17から切離するための切離可能部23が、破断可能線qにより形成されている。切離可能部23には、折目線rを境界として下半部に半月形状の切離開始部23aが形成されている。
以上の構成による図2示の板紙は、図示しないが、次のように組み立てることで蓋付き箱体を形成する。先ず、第1連結部5a及び第2連結部5bを折目線n,n,p,pに沿って折り曲げて反転させつつ、第1、第2蓋側板6,6,7,7(蓋周板8)の夫々の一部に第1、第2本体側板17,17,18,18(本体周板19)の夫々の一部を重ね合わせる。次いで、第1、第2蓋側板6,6,7,7及び第1、第2本体側板17,17,18,18を角筒状に形成し、一側端の接着片9,20を他側端に接着する。これにより四角筒状の胴部が形成される。そして、下部内フラップ22,22を互いに向き合う方向に折り曲げ、下部外フラップ21,21を重合させて底板24を形成する。そして、被包装物を胴部に投入し、上部内フラップ11,11を互いに向き合う方向に折り曲げ、上部外フラップ10,10を重合させて天板25を形成する。
これにより、図1に示すように、蓋部1と箱本体2とからなる蓋付き箱体が形成される。この蓋付き箱体は、箱本体2の本体周板19の略下半部が、蓋部1の蓋周板8の下方から全周にわたって帯状に露出する露出部26が形成される。
露出部26は、一方の第1本体側板17に形成されている切離可能部23のうち、切離開始部23aのみを露出させている。
このように形成された蓋付き箱体は、次のようにして蓋部1を揺動させて箱本体2の上部を開口させることができる。
即ち、先ず、図3Aに示すように、切離開始部23aを破断して手指等を胴部に挿し込む。次いで、図3Bに示すように、一方の第1本体側板17の内側から外側に向かって切離可能部23,23を押し出すようにして第2連結部5bを第1本体側板17から切り離す。このとき、外曲げ許容部16によって、第1蓋側板6を容易に撓ませることができるので、切離可能部23,23の押し出しが容易に行われる。
そして、図3Cに示すように、第1蓋側板6を持ち上げることにより、蓋部1を揺動させて箱本体2の上部を開口させることができる。このようにして蓋部1を開くことにより箱本体2内に収容された被包装物を容易に露出させることができ、被包装物の展示及び取出し等が好適に行える。
図4Aから図4Cは、蓋部1を開くときの第1連結部5aの状態の移り変わりを示している。蓋部1で箱本体2が覆われている状態においては、図4Aに示すように、第1連結部5aは、第1蓋側板6の内側であって、且つ第1蓋側板6と他方の第1本体側板17との間に収容されている。
図3Cで示したように、第2連結部5bを一方の第1本体側板17から切離して、蓋部1を上方に持ち上げたときには、図4Bに示すように、第1連結部5aは、他方の第1本体側板17の接続縁を支点として、第1連結部5aの第1蓋側板6との接続縁を上方に向かって回動させるようにして、蓋部1が上方へ持ち上げられる。このとき、外曲げ許容部16によって、第1蓋側板6の下方部分を外側へ容易に撓ませることができるので、第1連結部5aも容易に回動することができる。
そして、図4Cに示すように、第1連結部5aを支点として蓋部1を揺動させることにより、箱本体2の上部が開口する。図5は、蓋部1を揺動させて開いた状態を示す斜視図である。第1連結部5aが視認し易いように、図5では、図1の反対側から蓋付き箱体を示している。
以上のように、本実施形態の蓋付き箱体は、図1に示すように、切離開始部23a以外の切離可能部23が露出しないので、切離可能部23が目立たず蓋付き箱体の外観低下が生じない。また、切離可能部23は、一方の第1本体側板17に設けて、切離開始部23a以外の部分が第1蓋側板6に覆われるので、切離可能部23の不用意な破断を防止することができる。
また、本実施形態の蓋付き箱体によれば、蓋部1が箱本体2を覆った状態において、第1連結部5aが蓋周板8の内側に収容されているため、第1連結部5aが蓋周板8に隠れて目立たず、運搬中などに第1連結部5aが意図せずに破られてしまうことを抑制又は防止することができる。また、従来品のように連結部を切断するための開口部などを蓋周板8に設ける必要がないため、従来品よりも蓋付き箱体の外観の向上を図ることができる。さらに、蓋部1が第1連結部5aによって箱本体2に連結されているため、第1連結部5aを支点として蓋部1を揺動させて箱本体2の上部を開口させても、蓋部1の紛失を防止することができる。
また、本実施形態においては、互いに重なり合った本体周板19と蓋周板8との間に、第1連結部5aが収容されて箱本体2の上部を蓋部1で閉塞した状態となるように構成されている。
これにより、第1連結部5aが本体周板19と蓋周板8との間に収容されるため、箱本体2内に第1連結部5aが飛び出すことを防止できる。従って、箱本体2内へ被包装物を収容するときに第1連結部5aが邪魔となることを防止できる。また、箱本体2内の収容スペースを第1連結部5aに邪魔されることなく、広く確保できる。
また、本実施形態においては、蓋周板8に、蓋周板8の下縁から上方に向かって延びる4つの切込み部12〜14(1つは、一対の切欠き部15,15によって構成されている)が設けられている。これにより、切込み部12〜14の間を広げるようにして、蓋周板8の下部を押し広げることができるため、第1連結部5aを支点に蓋部1を揺動させながら箱本体2の上部に被せるときに、蓋部1を箱本体2に被せ易くすることができる。
また、本実施形態においては、天板25が底板24よりも一回り大きく底板24と相似の四角形状であり、4つの切込み部12〜14を、底板24及び天板25の4つの角に合わせて設けている。
これにより、箱本体2に蓋部1を被せるときに蓋部1が箱本体2の角に引っ掛かり難くなる。従って、蓋部1を箱本体2に被せて、蓋部1を閉めることが容易になる。また、4つの切込み部12〜14により蓋部1を開けることも容易となる。
なお、本実施形態においては、底板24及び天板25が矩形状の蓋付き箱体を用いて説明したが、本考案の底板及び天板は、これに限らない。本考案の底板及び天板は、例えば、円形状であってもよく、または三角形状や五角形以上の多角形であってもよい。また、底板及び天板を複数のフラップで構成していなくてもよく、1枚板で構成してもよい。また、底板24と天板25とは相似形状でなくてもよく、例えば、底板と天板とを同一形状としてもよい。
また、本実施形態の蓋付き箱体は、紙でなくてもよく、段ボールや合成樹脂など他の材料で形成されていてもよい。
また、本実施形態の蓋付き箱体は、1枚の板紙を打ち抜いて形成されていなくてもよく、複数枚の板を繋ぎ合せて構成されていてもよい。
また、本実施形態の連結部(第1連結部)としては、折目線のない第1連結部5aを用いて説明したが、本考案の連結部(第1連結部)は、1つ又は複数の折目線を備えて蛇腹状に折り曲げられていてもよい。
また、本実施形態の第1連結部5aとしては、蓋周板8と本体周板19との間に収容された第1連結部5aを用いて説明したが、本考案の連結部(第1連結部)は、蓋周板8の内側に収容されていればよく、例えば、蛇腹状に折り曲げられた第1連結部が本体周板19の内側に収容されていてもよい。
また、蓋部1の揺動支点となる第1連結部5aは、第1連結部5aの蓋周壁8又は本体周板19に連結される端縁が支点となってもよいし、第1連結部が蛇腹状に構成されている場合においては、第1連結部の中間部が揺動支点となってもよい。
1…蓋部、2…箱本体、5a…第1連結部、5b…第2連結部、8…蓋周板、12〜14…切込み部、19…本体周板、23…切離可能部、23a…切離開始部、24…底板、25…天板、26…露出部。

Claims (5)

  1. 上部が開放された箱本体と、
    下部が開放されて前記箱本体の開放された前記上部を覆う蓋部と、
    前記箱本体と前記蓋部とを連結する連結部と、
    を備える蓋付き箱体であって、
    前記箱本体は、底板と、該底板の周縁から起立する本体周板とを備え、
    前記蓋部は、天板と、該天板の周縁から垂下して前記本体周板の外側に少なくとも一部が重なる蓋周板とを備え、
    前記連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、且つ、前記蓋部が前記箱本体を覆う状態のときに前記蓋周板の内側に収容されており、
    前記蓋部は、前記連結部を支点として、揺動することにより、前記箱本体の上部を開口させることを特徴とする蓋付き箱体。
  2. 請求項1に記載の蓋付き箱体であって、
    互いに重なり合った前記本体周板と前記蓋周板との間に、前記連結部が収容されて前記箱本体の上部を前記蓋部で閉塞した状態となるように構成されていることを特徴とする蓋付き箱体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の蓋付き箱体であって、
    前記蓋周板には、下縁から上方に向かって延びる切込み部が設けられていることを特徴とする蓋付き箱体。
  4. 請求項3に記載の蓋付き箱体であって、
    前記底板と前記天板とは同一または相似の多角形状であり、
    前記切込み部は、前記底板及び前記天板の角に合わせて複数設けられていることを特徴とする蓋付き箱体。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の蓋付き箱体であって、
    前記連結部は第1連結部であり、
    前記蓋付き箱体は、前記箱本体と前記蓋部とを連結する前記第1連結部とは別の第2連結部を備え、
    前記第2連結部は、一端が前記本体周板の上縁の一部に連結されていると共に、他端が前記蓋周板の下縁の一部に連結され、
    前記箱本体に前記本体周板の一部を切り取ることにより前記第2連結部を切り離す切離可能部を設け、
    前記箱本体と前記蓋部とが前記第2連結部により連結された状態で前記蓋部が前記箱本体の上部を覆っているときに前記蓋周板の下方から露出する露出部を前記本体周板に設け、
    前記露出部に、前記切離可能部の切離を開始する切離開始部を設け、前記切離可能部のうち前記切離開始部のみを露出させたことを特徴とする蓋付き箱体。
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